私は固く決心した。
しっかり生きるために、日記をつけ――ブリジット・ジョーンズの全真実を語ろう。
きっと恋愛映画が好きな人でこの映画を知らない人はいない!!それくらい有名な作品ですよね。
個人的に、思い入れのある作品の1つです。
新作の第三弾が去年(2016年)公開されたということで、おさらいも兼ねて1から見返してみるか!とDVDで鑑賞しました。
見所は『英国王のスピーチ』や『キングスマン』で有名なコリン・ファースと、ラブコメの帝王(当社比)ヒュー・グラントの乱闘シーン!(笑)貴重ですね(笑)
【映画情報】
【原題】Bridget Jones’s Diary
【制作国】アメリカ
【監督】シャロン・マグアイア
【脚本】ヘレン・フィールディング/アンドリュー・デイヴィス/リチャード・カーティス
【原作】ヘレン・フィールディング
【製作】ティム・ビーヴァン/ジョナサン・カヴェンディッシュ/エリック・フェルナー
【音楽】パトリック・ドイル
【出演([]内は役名)】レネー・ゼルウィガー[ブリジット・ジョーンズ]、コリン・ファース[マーク・ダーシー]、ヒュー・グラント[ダニエル・クリーヴァー]、コリン・ジョーンズ[ジム・ブロードベント]、パメラ・ジョーンズ[ジェマ・ジョーンズ]、エンベス・デイヴィッツ[ナターシャ]、サリー・フィリップス[シャザー]、ジェームズ・キャリス[トム]
【公開日(日本)】2001年9月22日
【上映時間】97分
【配給】UIP
【映倫区分】R15+
【次作】ラブラブ絶好調!のはずが?映画『ブリジット・ジョーンズの日記/きれそうなわたしの12か月』感想&ネタバレ
【IMDB】6.7/10.0 (およそ185,000人の評価)
【あらすじ】
ブリジット・ジョーンズは出版社勤務のOLで32歳、独身。彼女は新年にあたってひとつの決意をする。「日記をつけ、タバコとお酒を控えめにし、体重を減らして、恋人を見つける!」そして、「ハンサムな上司ダニエルには気をつける」――はたして彼女の誓いは無事達成されるのか?【引用元:映画.com】
【感想(ネタバレあり)】
☆3.4/5.0
コミカルで笑える、レニー・ゼルウィガーの魅力
前半、赤地にペンギン柄のパジャマを着て酒を飲み、Jamie O’NealのAll By Myselfを熱唱する姿がもう最高に愛おしいです(笑)
どんな苦境に立たされても、運命の人と疑わなかった恋人に浮気をされて傷付いても、そこから這い上がるブリジットの生命力というか、バイタリティには本当に力をもらえますよね。実はハイレベルな仕事もしっかりこなせるのに、少し抜けたところがあって、揺れやすい乙女心を持っていて、男を見る目がない(人の本質になかなか気付けない)ところも人間らしくてなかなかチャーミング。
この主人公のキャラクターが世の女性の共感を呼び、愛された事がヒットの原因なんでしょうね。
コリン・ファースがとにかくスマート!
この人以上にスーツが似合う俳優はいるのか!?否!!!(笑)
本当に超絶格好良くて、彼のスーツ姿に打ちのめされた淑女は多いことでしょう。
母親が選んだというトナカイのセーターを着ていたり、サンタの柄のネクタイを着ていたり。ブリジットの視点で見るとただの服の趣味がやっばい人かと思ってしまいますが…実はそうじゃない。母親思いの優しい人なんですよね。口数が少なくたまに何か言えば毒舌だったりするけども…それも正直者の証かな。
ラストでブリジットの日記を見てしまい、自分の事をズタボロに書いているのを見てもなお、新しい日記を買いに行く…しかもパンツ姿で追いかけて来る彼女の姿を見てもドン引きしない!なんて懐が深い男なんだ!!!
幼馴染でしかも昔から主人公の事を好きだったなんて、どこの少女漫画だよ的な展開ですが(笑)まぁ、この人を選ばずして誰を選ぶ!?!?って感じですね。
けっこう可愛いセーターじゃないですか(笑)
憎めないプレイボーイが良い味出してる
この作品は、途中まで「一体どっちとくっつくんだろう!?」と分からなくなるところが面白くて(多分主人公のブリジットも最後の最後まで分かってない、そこが良い(笑))
そして、本命コリン・ファースと敵対する世紀の女たらしがラブコメの帝王、ヒュー・グラント!!!
このショット、最高にかっこよくないですか。水も滴るなんとやら・・・。
数々の映画を観て来たけれども、こんなにオシャレでこんなにかっこよくヒュー・グラントを撮ってる映画を私は他に知らない!!(笑)
(他にもあるよって知ってる方いたらぜひご一報を(笑))
彼の演じるダニエルは、本当にクズ男でしょうもない女たらしなんですけど、それがね、本当に突き抜けてて何故か憎めない…という(笑)
特にエンディングロールまでしっかり見ると彼が痛い目見てるシーンが見れてなぜか「フフッ」と笑ってしまうので、ぜひそこもお見逃しなく(笑)
個人的な見所
やっぱり、コリン・ファースとヒュー・グラントの大乱闘ブラザーズですかね。
周りの大人たちも全く止める気配がないし、大の大人が二人して子供のように喧嘩して・・・(笑)
あまりの滑稽さに大爆笑してしまいました。
そして、クライマックスのこのシーン。
ブリジットの捨て身の大疾走。なんと、うっすい上着を一枚羽織っただけで、この下は下着姿(笑)
いやいや捕まっちゃうでしょ!!!
愛する彼の誤解を解きたい一心で、犯罪スレスレを駆け抜ける・・・不器用で素直になれなかったブリジットの、最後のドストレートな愛情表現です。
まとめ
きっと最後まで観たら、登場人物全員を好きになってしまうこと間違いナシ。
ブリジットを想う友人たちも本当に気の良いイイやつらで、ブリジットの為に粋な計らいをしてくれます。そこも良かった。
大ヒットした名作ラブコメということもあり、最初から最後まで安心して観る事が出来ます。
雨が降ってお外でデートが出来ないよう!なんて日にぜひ、大好きで大切な人と一緒に観てみてください。
オススメです。