NO！と言う人は、YESと答えるのが怖いから。
特にミュージカル映画には興味がない私なので、これも観る予定はなかったんですが、たまたま録画されていて・・・(笑)
なんとなく、流し見することに。結局なぜかまた観たくなって２回観ましたが。
ちなみに吹き替え版でした。
【映画情報】
【原題】Annie
【制作国】アメリカ
【監督】ウィル・グラック
【脚本】ウィル・グラック、アライン・ブロッシュ・マッケンナ
【製作総指揮】セリア・コスタス、アリシア・エムリッヒ
【製作】ジェームズ・ラシター、ウィル・グラック、ジェイダ・ピンケット・スミス、ウィル・スミス、ケイレブ・ピンケット、ショーン・“ジェイ・Z”・カーター、ローレンス・“ジェイ”・ブラウン、タイラン・“ティティ”・スミス
【音楽】チャールズ・ストラウス
【出演(［］内は役名)】
- ジェイミー・フォックス[スタックス]
- クワベンジャネ・ウォレス[アニー]
- ローズ・バーン[グレース]
- キャメロン・ディアス[ハニガン]
- ボビー・カナベイル[ガイ]
- アドウェール・アキノエ＝アグバエ[ナッシュ]
- デイヴィッド・[ザヤス]
【公開日(日本)】2015年1月24日
【上映時間】118分
【配給】ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
【映倫区分】G
【IMDB】5.3/10.0 （およそ27,300人の評価）
【あらすじ】
ニューヨーク、マンハッタン。1歳になる前に両親に捨てられ、横暴なハニガンが営む施設に引き取られた少女アニー。10歳になった現在も両親が迎えに来てくれると信じている彼女は、かつて自分が置き去りにされたレストランに通い続けていた。そんなある日、アニーは事故にあいそうになったところを市長候補の男スタックスに助けられる。アニーの存在が選挙戦に有利になると考えたスタックスは、彼女を引き取って一緒に暮らしはじめるが……。【映画.com】
【感想（もちろんネタバレも）】
☆3.2/5.0
わりと楽しめたよ！！！
アニーの魅力
アニーのミュージカルと言えば「トゥモロー♪トゥモロー♪」と赤毛のそばかすの天パの少女が歌っているCMがものすごく有名で、小さい頃から知ってはいたんですが・・・あまりミュージカルそのものに興味がなく、舞台も観ることがなかったんですよね。
今回、たまたまとはいえ観てみて、結果的に良かったなと思いました。
アニーの前向きさ、根気強さ、愛するものを信じる気持ち、そして打ちのめされてもへこたれない芯の強さ。そういったものにとても元気づけられるんです。
アニー役の女の子の歌はそこまで上手と言うわけではなかったんですが、それでも演技力がものすごかった。元々の舞台のアニーは赤毛で、そばかすのある白人の女の子だったと思うんですが、これも時代ですかね。元々を知らない私としては、黒人のアニーでも十分可愛らしく、違和感なく楽しめました。
（実は同じ”アニー”という名前の赤毛の女の子も冒頭部分でチラッと出て来る(笑)本家リスペクトなんでしょうかね？）
楽曲が良い！！
何回も見返したくなる、もしくはサントラが欲しくなるような楽曲の数々です。もしかしたら気付くと口ずさんでしまっているかも？(笑)
個人的には、アニーがスタックスの家に初めて行った時に「この家が好き！」と歌う”I Think I’m Gonna Like It Here ”と、代表曲の”Tomorrow”がお気に入りです。劇中よりもラストにみんなで歌う方が好きかな。
脚本が少し・・・
気になる点を少しだけ言うなら、脚本が少し雑というかまぁありがちかな？という感じはしました。選挙のために孤児を一時的に引き取る事になったジェイミー・フォックスと、血は繋がらないにせよ本物の家族のような絆が芽生えていくんだろうな・・・という事は容易に予想できますしね。
それと、キャメロン・ディアスが・・・。なぜ突然アニーの事を想うようになったのか？？そこの流れがすごく不自然に感じてしまって、予定調和感がすごかったですね。もう少し、キャメロン・ディアスのキャラクターも掘り下げてもらえれば・・・良かったかもしれない！
ラストのカーチェイス的な展開も、なぜそうなった！と疑問符が。まぁ、原作からそういう物語なんだよと言われてしまえばそれまでなんですが(笑)
まとめ
流し見しても十分話は理解できますし、すごくキャッチ―で入りやすい物語です。
しかも、見てるうちに曲を好きになってしまうという・・・元々の舞台を知らないのでどれほどの改変が行われていたのかはわかりませんが、十分に楽しめる作品だったと思います。
少し元気がない時に見ると、アニーの無垢な明るさに元気づけられるかも！
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