ヨーホー♪ヨーホー♪ 海賊の暮らし♪
先日、2017年7月1日土曜日に、映画仲間たちと東京国際フォーラムで行われた、
『Film ∞ Orchestra ~Japan Tour2017~』にて、『パイレーツ・オブ・カリビアン ~呪われた海賊たち』を鑑賞して参りました!!
なんと、日本初上陸だそうで!非常に貴重な体験をすることが出来ましたー!
フィルム・オーケストラとは!
映画の音声、SE(効果音ですね)だけを残し、BGM(いわゆるサントラ部分)を抜いたバージョンをスクリーンで上映。そのスクリーンの目の前にオーケストラの方々が並び、指揮者の合図一つで映像に合わせた演奏をする・・・!
こんな感じです!
ちなみに、クリック音?と呼ばれる曲のタイミングを示す音だけが指揮者の耳に届いているらしく、その音を頼りに指揮者はタイミングを合わせるらしいです。
映像と音楽がピッタリと合わなければ映画の臨場感は完成しません。よほどの技術がないと、出来ない事ですよね・・・!
オーケストラの壮大な音楽を聴きながら映画が観れるなんて極上の体験でした。
ちなみにパンフも購入しました!
中綴じの6Pで1,000円ですが、オリジナルのピンバッジもついてきます!(画像左下)
オーケストラ・ジャパンの皆さん
演奏は、オーケストラ・ジャパンの皆さん。
2015年春、「ディズニー・オン・クラシック ~春の音楽祭」にてデビュー。新進気鋭の若手から重鎮まで国内外から演奏家が集まり、伝統的な枠組みにとらわれないパフォーマンスと音楽への情熱をひたむきに表現する姿勢と演奏で大反響を呼ぶ。今後ディズニーオン・クラシックをはじめ、クラシックコンサート、教育プログラム、他分野との様々なコラボレーションなどが予定されている。いま最も熱い注目のオーケストラ。(パンフより)
指揮者の齋藤一郎さん
コンサートマスターの青木高志さん
ゲスト・コンサートマスターの福崎雄也さん
公式サイトは【こちら】へどうぞ!!
パイレーツ一作目について
この映画は、上映当時の2003年ごろにちょうど私の中でジョニー・デップフィーバーでして。
愛しのジョニーを初めてスクリーンで観れる!!
という大興奮し、七回も劇場に足を運んだ思い出深い作品です(笑)
初回はジャック・スパロウの登場シーンで号泣していました(笑)
ちなみにいつも通りパンフレットも。当時購入したものです。
さすがディズニーさんのパンフ・・・38Pもある背表紙のあるパンフなのに(パイレーツシリーズは全部そうですが)
税込700円!お安い!!!
内容も、当時の海賊は実際どうであっただとか、キーラ・ナイトレイが海に飛び込むシーンは本人がスタント無しでやっていたことや、実際にジョニーが船の舵取りをしていた等の裏話も満載で、とても読み応えのあるものになっています(*´ω`*)
【映画情報】
【原題】Pirates of the Caribbean -THE CURSE OF THE BLACK PEARL-
【制作国】アメリカ
【監督】ゴア・ヴァ―ビンスキー
【脚本】テッド・エリオット&テリー・ロッシオ
【製作総指揮】マイク・ステンソン、チャド・オーメン、ブルース・ヘンドリックス、ポール・ディーソン
【製作】ジェリー・ブラッカイマー
【音楽】クラウス・デバルト
【出演([]内は役名)】
- ジョニー・デップ[ジャック・スパロウ]
- ジェフリー・ラッシュ[キャプテン・バルボッサ]
- オーランド・ブルーム[ウィル・ターナー]
- キーラ・ナイトレイ[エリザベス・スワン]
- ジャック・ダウェンポート[ノリントン提督]
- ジョナサン・プライス[スワン総督]
- リー・アレンバーグ[ピンテル]
- マッケンジー・クルック[ラゲッティ]
- ケビン・R・マクナリー[ジョシャミー・ギブス]
- ゾーイ・サルダナ[アナマリア]
- トレヴァ・エチエンヌ[コーラー]
- デヴィッド・ベイリー[コットン]
- アイザック・C・シングルトン、JR.[ボウサン]
- ギルス・ニュー[マートッグ]
- アンガス・バーネット[マルロイ]
- マイケル・ベリー、JR.[トゥイグ]
【公開日(日本)】2003年8月2日
【上映時間】143分
【配給】ブエナビスタ
【次作】3への序章!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ~デッドマンズチェスト~』感想&ネタバレ
【IMDB】8.0/10.0 (およそ871,000人の評価)
【あらすじ】
月光の下では生きた白骨と化す呪われた海賊たち。その呪いを解く鍵となるペンダントを持つのは、総督の娘エリザベス。彼女が海賊達に連れ去られ、彼女に恋する青年ウィルは、海賊スパロウ船長に協力を仰いで、彼女の救出に向かう。【映画.com】
【感想】
☆3.3/5.0
とりあえずジョニー語り
ジャックス・パロウという伝説的キャラクターをジョニー・デップが創りだした事によって爆発的な人気が出た本作。
ジョニーがローリング・ストーンズのキース・リチャーズをモデルに役作りした話は有名でしたね!!
それまでアンチハリウッドであり、「反逆の貴公子」などと呼ばれていたジョニーが(ノミネートされてもレッドカーペットに現れなかったり「自分は今までつまらない作品ばかりを選んでいた」なんて発言もしていました)、ディズニーの大作映画に出ると知った当時は大きなショックがありました!!スクリーンでジョニーを観れる喜びと、あまりにも人気が出て遠い存在になってしまったらどうしよう・・・そんな危惧がありました(笑)
(いるよねー人気が出ると嫌になっちゃうヤツ。まさに私)
危惧する前から遠い存在なんだけどね(笑)
当時のパートナーであった女優で歌手のヴァネッサ・パラディとの間にお子さんが生まれた事も彼の出演作選びに影響したようです。子どもの力って凄いなって当時思ったなぁ・・・。
良く出来たエンターテイメント大作!
何回観ても、変わらぬ面白さがあります!!主人公のジャックの他にはないカリスマ的な個性。決して正統派ヒーローではないのにカッコ良くて仕方がない。そのファッション性も独特でセンスがありますよね!!
そして、かつてジャックを裏切ったバルボッサという敵役の魅力(敵役に魅力がない作品は人気が出ないという持論がある)もとても大きい!
キーラ・ナイトレイとオーランドブルームも旬真っ盛りといった感じでキラっキラしていて、彼らの恋愛模様もクドくなくて好感持てます。小さい頃からひっそり恋し合っていた感じ・・・身分の違い。キュンポイントも押さえていますよね!!
そして、アステカの呪われたコインを盗んでしまった事によって不死の呪いにかかった元船員たちとの戦いも、コインを戻せば呪いが解ける→殺せる。だけど、もしまたコインを盗めば・・・?という、次作に引っ張るラスト(エンドロール後の猿のジャックがしていましたね)の伏線もお見事ですし、もしかしたらウィルの父親「ビル・ターナー」は生きているのでは??と思わせる演出・・・。
色々と物語の裏側や、ジャックの過去なんかも想像させる深みのある話、楽しい戦闘シーン!
海の中を歩いて進軍するドクロ兵たちの迫力!!!
全てにおいて良く出来たエンターテイメント作品ですね。人気が出て連作になるのもうなずけます。
(まーさか全部で7作にもなるとは思わなかったけども・・・)
ジョニー自身が「子どもたちの為に出演を決めた」というだけあって、家族で楽しめる良作エンターテイメントになっています!
オーケストラの生演奏で聴くパイレーツ
ものすごい迫力です!ウッドベースをビィンビィンと弾いて弾くところなんか初めて観た!!オーケストラの演奏を観に行くこと自体が初めてだったんですが、これが初めてで本当に良かったです(*´ω`*)
映画で良く観るオペラみたいに演奏する人たちが舞台の下に潜んでる感じではなく、スクリーンの真下に並んでいてくれるので、演奏しているところが見れるのも楽しいんですが、たまにどっちを見ればいいのやら!!となってしまう時はありました(笑)
ぴょこぴょこ跳ねる指揮者さん!
船と船のバトルシーン(なんでも良いから砲台に詰めろ!!ってスプーンとか吹き飛ばすシーン)の音楽がめちゃめちゃ盛り上がっていて、指揮者の方がぴょんぴょん跳ねてるのが可愛くて可愛かったです(笑)すごく楽しくて音楽、映画大好きって感じが伝わって来て堪らないです。しかもちゃんと海賊の衣装に身を包んでいるので、ジャックが指揮をしているようで(笑)
彼のタイミングが少しでもズレれば大変な事になってしまうのに・・・映像ともバッチリ。
彼の一振りで全員の演奏が止まる場面など鳥肌モノ。
本当に凄かったです。
エンドロールが一番感動する!
きっと一番、映像もなく演奏に集中できるのがエンドロールの時間だと言うのもあると思いますが、ものすごく感動しました。
当時サントラを聴いて何度も何度も聴いた名曲を大迫力でじっくりと聴く事が出来て、大満足でした。
まとめ
フィルム・オーケストラで聴くと、音楽が響くついでに効果音や台詞も少し響く感じで聞こえますので映画観で観るのとはだいぶ感覚が違いますね。慣れないとそこが違和感かもしれません。
パイレーツの他にも、ハリーポッターや、10月には『ラ・ラ・ランド』のフィルム・オーケストラもあるそうで!!
それもぜひぜひ行きたいなぁと思っている次第です。
ミュージカル映画をオーケストラで!ですよ!?最高じゃないですかね!興味ある方はぜひぜひ、そちらの方もチェックして頂きたいと思います。
最後にもう一度フィルム・オーケストラさんの【公式サイト】を貼っておきますね(^o^)