誰でもいいんじゃない。君のじゃなきゃだめなんだ――
ツッコミどころ満載の変態おバカ映画の第2弾!
映倫区分もPG12指定(12歳未満・小学生は保護者の助言・指導が必要)からG(誰でも観れる)に変更されていますので、明らかに前作よりは内容のえげつなさは減ってることが予想されますね。配給も東映さんだし。
今作からパンフレットも作られたらしいですね。劇場で観たかったなぁ・・・。
鈴木亮平さんは『俺物語‼』の後に撮ってると思うんですけど、本当に肉体改造に対する情熱がすごいというか役者魂というか・・・日本版クリスチャン・ベールって感じですね!
前作と同じですが公式サイトはこちら。音量注意!
【映画情報】
【制作国】日本
【監督/脚本】福田雄一
【原作】あんど慶周『究極!!変態仮面』
【製作】間宮登良松、村田嘉邦、小松賢志、鈴木仁行、遠藤茂行、木下直哉
【エグゼクティブプロデューサー】加藤和夫、村上比呂夫、鈴木仁行、紀伊宗之
【プロデューサー】川崎岳、田坂公章
【ラインプロデューサー】鈴木大造
【キャスティングプロデューサー】田端利江
【撮影】工藤哲也
【美術統括】尾関龍生
【照明】藤田貴路
【録音】高島良太
【スタイリスト】神波憲人
【ヘアメイクディレクション】池田真希
【アクションコーディネート】田渕景也
【怪人デザイン】赤井孝美
【特殊メイク/造形進行】飯田文江
【VFXプロデューサー】石澤智郁
【VFXディレクター】中口岳樹
【編集】栗谷川純
【助監督】井出上拓哉
【製作担当】櫻井恵夢
【音楽】瀬川英史
【主題歌】CTS – “WAVINESS feat. 南波志帆”
【出演([]内は役名)】
- 鈴木亮平[色丞 狂介/変態仮面]
- 清水富美加[姫野 愛子]
- 柳楽優弥[真琴 正]
- ムロツヨシ[大金 玉男]
- 水崎綾女[彩田椎名]
- 皆川猿時[ミスターバキューム]
- 新井浩文[マッハPIZZA店長]
- やべきょうすけ[彩田の元カレ]
- 勝矢[犯人A]
- 足立理[犯人B]
- 上地春奈[パンツ少年の母親]
- HIKAKIN[玉男の手下]
- 瀬戸弘司[玉男の手下]
- 木根尚登[情報ライブキネ屋キャスター]
- 佐藤仁美[情報ライブキネ屋コメンテーター]
- 池田成志[色丞 張男]
- 片瀬那奈[色丞 魔喜]
- 安田顕[変態仙人]
【公開日(日本)】2016年5月14日
【上映時間】118分
【配給】東映
【映倫区分】G
【前作】鈴木亮平の肉体美舞う究極のおバカ映画『HK 変態仮面』ネタバレ&感想
【IMDB】5.7/10.0 (およそ520人の評価)
【あらすじ】
愛子のパンティを被って変態仮面となり、悪と戦う狂介。しかし、狂介と愛子の思いは徐々にすれ違い、愛子は狂介にパンティを返してもらうことに。同級生の真琴正は、気付かぬうちに愛子を傷つける狂介を、憎しみの目で見つめていた。愛子のパンティを失った上、世界中からパンティが消えるという事件が発生し、絶体絶命に陥る変態仮面の前に、最強の敵が出現する。【引用元:映画.com】
【感想】
☆3.0/5.0
前作よりも、色んな方向へのパロディがすごいことになってます(笑)
特に『スパイダーマン2』のパロディがすごい(笑)
さすが勇者ヨシヒコの監督さん・・・。
自分が気付いた分だけでも羅列しておきますね。
パロディ一覧
- 原作の絵をパラパラする映画冒頭部分(マーベルコミックの映画)
- ピザ屋でバイトしているが配達が遅くてクビに(スパイダーマン2)
- 頭だけが蜘蛛の足のような機械の上に載せられている玉男(トイストーリーの改造おもちゃ)
- モテモテになってしまうかも!という狂介の妄想シーン(モテキの妄想お祭りシーン)
- 掃除機とカニと真琴正の合体シーン(ザ・フライの蠅と合成するシーンのマシン)
- 空をフライングする大量のパンティを見ての片瀬那奈「なんじゃこりゃあああ!!!」(太陽にほえろ!の松田優作)
- 報道ライブキネ屋(ミヤネ屋)
- 永遠に吸引力の変わらないただ一匹の恐竜ダイナソン(ダイソンの掃除機)
- 今作のメインヴィラン”ダイナソン”(スパイダーマン2のドクター・オクトパス)
- 大学で瓦礫から生徒たちを守るシーン(スパイダーマン2の電車を止めるシーン)
- 消えた変態仮面を嘆くストリートミュージシャンのシーン(スパイダーマン2)
- パンツかぶった子どもが元気付けてくれるシーン(アイアンマン2の後半子どもを救うシーン)
- ニューヨークの街中をダイナソンと失踪!(スパイダーマン2、ドクターオクトパスとの戦闘シーン)
- 飛騨の山奥での修行のシーン(ベスト・キッド)
今回も意味のわからない苦悩をしている
「自分はただの変態じゃない・・・正義の変態なんだ」
「甘い変態から・・・ストイックな変態へ」
「パンティは決して食べるものではない!(ドヤ顔)」
などなど今作も意味のわからない苦悩&迷言が飛び出しまくります(笑)
相変わらず深く考えずに観れるバカらしさが魅力です!!!
特撮感がマシマシ
前作より変態度が下がっている代わりに、敵のロボ感だったり、戦闘の特撮感がマシマシになっています。CGのやすっぽさもB級映画っぽさが出てて良いですね(笑)
あと絶対にNYには行ってないよね(笑)
さりげなくアクションシーンがかっこよくて、しかも動きが変態仮面ならではなので目新しいし、見入ってしまう(笑)
安田顕との組み合いはダンスしてるみたいでした(笑)
「ジャンピングおいなりプレスホールド!!」
とか
「地獄のタイトロープ コースター!!!」
とか
アホな必殺技もパワーアップしています。
個人的にアクションシーンのあと、立ちポーズをしようとしてフラつく鈴木亮平が可愛かった(笑)よーく見て見つけてください(笑)
役者陣がすごいイキイキしてる
ムロツヨシの台詞とか、柳楽優弥との掛け合いとか、片瀬那奈や安田顕も、絶対これアドリブだろ!!(笑)というシーンが盛りだくさんで、皆さんやりたい放題やってるんだろうな・・・って感じがすごく楽しいです(笑)
あとチョイ役で出てる新井浩文さんとかやべきょうすけさん(ウシジマくんの柄崎にしか見えない/笑)もすごくいい味出してましたし、日本一有名なユーチューバーHIKAKINが出てたりして出演陣の幅もすごく広くなっています(笑)
ヒカキン結構セリフもらってて笑ってしまった・・・。
まとめ
愛子ちゃん役の人が出家したので次回作は難しいかな?と思いつつも、次作を匂わせるような感じの終わり方でした。
原作だと狂介と愛子ちゃんは結ばれないっぽいので、新ヒロインを迎えて3を作っても全然いいと思います!!(鈴木亮平が大河ドラマの主役とかやるので、もう難しいのかな・・・寂しい)
相変わらず疲れた時に馬鹿笑いできる良作でした、前作ほどのインパクトはないし変態仮面も見慣れてきてしまったけど、それでも笑えるシーンは沢山あって楽しい作品です!
最後にこれだけ言わせて
飛騨の山奥に変態はいないから!!!!
【画像引用元:映画.com】