愛が終わるとき、狂気は始まる――
サイコサスペンス?サイコスリラー?な気配のする今作。劇場公開はないようですね。
レンタル屋で「ロザリオ・ドーソン」の名前一点にのみ惹かれて借りてしまいました!!!!!!
ロザリオ・ドーソンは『シン・シティ』で一目惚れしてからほんとにほんとに大好きなんですちびぞうは(*´q`*)
公式サイトは海外のものならありますこちら。
【映画情報】
【原題】Unforgettable
【制作国】アメリカ
【監督】デニース・ディ・ノビ
【脚本】デビッド・レスリー・ジョンソン、ラビ・D・メータ
【製作】デニース・ディ・ノビ、アリソン・グリーンスパン、ラビ・D・メータ
【製作総指揮】リン・ハリス
【撮影】ケイレブ・デシャネル
【美術】ネルソン・コーツ
【衣装】マリアン・トイ
【編集】フレデリック・トラバル
【音楽】トビー・チュウ
【出演([]内は役名)】
- ロザリオ・ドーソン[ジュリア・バンクス]
- キャサリン・ハイグル[テッサ・コノーバー]
- ジェフ・スタルツ[デイヴィッド・コノーバー]
- シェリル・ラッド[ヘレン/ラヴィ]
- サラ・バーンズ[サラ]
- ウィット二―・カミングス[アリ]
- サイモン・カシアニデス[マイケル・バルガス]
- イザベラ・カイ・ライス[リリー・コノーバー]
- ロバート・レイ・ウィスダム[ポープ刑事]
【公開日(日本)】劇場未公開
【上映時間】100分
【配給】ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
【IMDB】5.0/10.0 (およそ7,800人の評価)
【あらすじ】
やり手編集者のジュリアは、過去にDV被害にあった男との接近禁止命令がまもなく解かれてしまうのを気にしていた。新しい恋人、デイヴィッドと”元妻テッサとの娘リリー”を引き取って幸せな結婚生活を始めようとしていた矢先、元妻であるテッサが不穏な動きを見せ始める…。
【感想(ネタバレしているよ!)】
☆2.5/5.0
うぅーん、可もなく不可もなくなスリラー!
ロザリオ・ドーソン(ジュリア)が警察で事情聴取を受けているシーンから始まるのですが、どうやら自宅で男の死体が見つかったようで…刺したのはジュリア?という疑いの場面ですね。
しかし、蓋を開けてみれば、全部恋人の元奥さんが仕組んでいたよ!という話。
元妻(テッサ)が元旦那(デイヴィッド)の新しい恋人(ジュディ)に自分の娘ごと取られて(親権はパパにあるので当然なのですが)激おこになって、勝手に家に侵入して指輪や時計やパンティを盗むわ、パーティで見つけたスマホを勝手に持っていって中身を物色するわ、しかもジュディのフェイスブックページまで勝手に作って、接近禁止令の解けたDV男に勝手に連絡して「Fu*kしましょう」とか言って会う約束まで作るし…
そして調子に乗ったDV男がジュディに会ったら当然拒絶されて逆切れ、襲われそうになったところを太腿にナイフ突き付けて脱出!しかしそれを見守っていたテッサがやってきてDV男にとどめを刺すという…
女の恐ろしさここに極まれり!!!!
というやつです、ハイ。
ロザリオ・ドーソン好きなら堪らないエロチックさもありましてねぇ、ええ。
彼女の強気でカッコいい顔が好きなんですが、今作では珍しくビクビクしたり弱気に泣いちゃったりする珍しい(おそらく!)彼女が見れます!
この映画、地味に後味が悪い終わり方をしていて、そこはちょっぴり好き。
元妻テッサと娘リリーが過ごしている場面でちょくちょく、祖母が登場するんですが、このおばあちゃんがもう絵に描いたような神経質教育ママ!!テッサもそれ系なんですけど、おばあちゃんの方が更に毒親!って感じが強かったんですよね。
きっと、テッサの人格が色々とアレになってしまったのも、おばあちゃんの教育のせいもあったのかな…というなんともスッキリしない家庭事情が透けて見えます。(リリーが生まれる事や、デイヴィッドの仕事に関しても彼がテッサの元を離れないように裏で画策していたっぽいですしね)
そして物語は最後、デヴィッドがテッサの仕業だったと気付いてくれて、女同士の殴り合いバトル!をしたあとハッピーエンドを迎える…と見せかけて。
新しい家、新しい土地で再スタートを切った家族の元へ現れたのは、そう、リリーのおばあちゃん(テッサのママ)であった…というオチ(笑)
悪夢はまだまだ終わらないよ!!!!という、まぁありがちっちゃありがちなんですけども(笑)
ちゃんとデイヴィッドがテッサへの変わらない愛を証明してくれたのでちびぞうも溜飲が下がりましたとも。しかし、ただのハッピーエンドではつまらないよね?というところでちゃんとオチが待っていたので、まぁそれは良かったかなと。
可もなく不可もなくなんですけどね!主演二人の美しくて演技バトルは見応えあると思うので、興味ある方はぜひぜひ!
画像引用元:IMDB