ある日、天気が支配された。
こちらも、映画館で観ようかなーと思ってて逃した系のやつですね。
友達がDVDで観て「ひどすぎて途中で寝てしまった」と言ってたのでちびぞうの中でのハードルは下がりまくり(笑)DVDスルーでも良いかぁ・・・とすら思っていたんですがここで「酷いと言われると逆に観たくなる病」を発症。レンタルにて鑑賞しました☆
ちなみに主演はジェラルド・バトラー。彼の映画は『300 スリーハンドレッド』や『オペラ座の怪人』が大好きです!!
それと助演でアンディ・ガルシアが出ています・・・『オーシャンズ』シリーズで有名ですね。最近彼をちょくちょく映画で見かけるようになったので本当に嬉しい!
公式サイトはこちら。
【映画情報】
【原題】 Geostorm
【制作国】アメリカ
【監督】ディーン・デブリン
【脚本】ディーン・デブリン、ポール・ギヨー
【製作】デビッド・エリソン、ディーン・デブリン、ダナ・ゴールドバーグ
【製作総指揮】ハーバート・W・ゲインズ、マーク・ロスキン、ドン・グレンジャー
【撮影】ロバート・シェイファー
【美術】カーク・M・ペトルッセリ
【衣装】スーザン・マシスン
【編集】ロン・ローゼン、クリス・レベンゾン、ジョン・ルフーア
【音楽】ローン・バルフェ
【出演([]内は役名)】
- ジェラルド・バトラー[ジェイク・ローソン]
- ジム・スタージェス[マックス・ローソン]
- アビー・コーニッシュ[サラ・ウィルソン]
- アレクサンドラ・マリア・ララ
- ダニエル・ウー
- エウヘニオ・デルベス
- エド・ハリス[レナード・デッコム]
- アンディ・ガルシア[アンドリュー・パルマ大統領]
【公開日(日本)】2018年1月19日
【上映時間】109分
【配給】
【映倫区分】G
【IMDB】5.3/10.0 (およそ67,700人の評価)
【あらすじ】
世界各国の最新テクノロジーを集結し、天候を完璧に制御することを可能にした気候コントロール衛星の運営開始から3年。突如として衛星が暴走を始め、世界中で異常気象を発生させる。衛星の生みの親でもある科学者のジェイクは、衛星の暴走原因を突き止めるため宇宙へ向かうが……。【引用元:映画.com】
【感想(ネタバレあり)】
☆1.5/5.0
これ吹き替えで観たんですけど失敗だった・・・!それも面白く無さを際立ててしまった・・・!主演の上川隆也もヒロイン役のブルゾンちえみも合わなさ過ぎて・・・(観てる時にはブルゾンちえみだって気付かなかった、好きなのに)つらい・・・
せめて字幕で観ることをオススメします・・・。
この映画を一言で言えば「出来の悪いアルマゲドン」!!!!て感じでしたね・・・
残念だったところ
一番活かして欲しかった気候コントロール惑星に関するエピソードがうっすいうっすい!
悪用したら「砂漠の村が一瞬で凍ってしまう」とか「東京に特大のヒョウが降りまくる」とか「中国で気温が一気に57度になったり28度になったりする」とか、そういう場面はあるんですけども「なぜそんなことが出来るのか?」の説明がふわっとしているのであまりにもリアリティがない・・・
せっかくの面白い素材(ネタ)があるのに上手く料理しきれてない感じがすごかったです。
こんなパニックムービーにリアリティもくそもないじゃんと言わずにですね、この気候を操れるようになった人類が行きついたところの弊害だったりだとかもっと描いて欲しかったし、「単に悪者がシステムを暴走させて地球を壊滅させようとする」みたいなありがちな事にはしてほしくなかったんですよ・・・。
ラストも、システムを自爆させるしかなくて主人公が宇宙で犠牲になる、みたいなどっかで見たような(というかアルマゲドン)最後だし!!
悪役が大統領近辺なのも安易・・・。
他にも色々とツッコミたいところ(SPの彼女は簡単に手伝いすぎじゃない?とか)はありますが、まぁ一言で言えば退屈だった・・・。ということが最大の難点でしたね。
唯一好きだったところ
システム開発者である主人公が、気候コントロール惑星「ダッチ・ボーイ」の内部も敵に見張られているという事を知りその事実をシステム責任者である弟に伝えようとするシーン。
他の人からは、確執のある兄弟が過去の家族の話(父親と釣りに行ったエピソード)をすることで距離を縮めようとする・・・みたいな会話に見えるんですけど、実際は二人は釣りになんて行った事がない。
なぜ兄はそんな話をしたのか?というところから弟が「この会話に暗号が隠されている!」と気付いて兄の発言を分析すると・・・「政府のスパイの妨害工作だ、誰も信じるな」みたいな言葉が浮き上がってくるという謎解き!
ここは唯一楽しかったですね!
まとめ
面白かったとはあまり言えない本作・・・。もしかしたらこういうのは劇場で観た方が楽しめるのかな。どうなんだろう。迫力ある映像に若干騙されるところはあるかもしれませんね(笑)
砂漠が凍ってたりとか、海岸の海水客が次々凍ったりとか、パニック映画の見た目的に面白いと思えるところはあるかもしれないです・・・。
でもこれをDVDで観るくらいならちびぞうは『デイ・アフター・トゥモロー』を観て!!!って言いますけどね!!!