どうも!ちびぞうです(*’ω’*)
前回(ニコ生『愛殺すより、愛殺されたい。エンディング攻略』レポ Part9-5)でエンディングを見終えまして、今回はスタッフロールがどんなものだったかの紹介と、メニュー画面に増える「コレクションルーム」の紹介、それから物語の考察と感想・まとめなんかを書いていきたいと思います!
スタッフロール
「The End」の文字と共に画面が暗転すると、軽快な音楽が流れ始めてスタッフロールが始まります!
とっても明るい!
画像だけ並んでると伝わりにくいかもしれませんが、ドラムロールが「ワンツースリーフォー!ダダダダダダダンッ♪」なノリです(笑)
速くなるドラムに合わせて数字のカウントが加速!
カウントが終わるとメインキャラの紹介へ
- ルーシーちゃん。この物語の主人公。
10代前半。高熱にうなされていたある夜、ふと目を覚まし両親の姿が見えないことから、屋敷の探索を始める。不思議な力を持っている。
- デーモンくん。クレメンタインちゃんが屋敷に住んでいた頃の御者さん。
10代前半、事故で両目の視力を失い、自殺する。その後怨霊になっていたが、ルーシーちゃんに人形の目をはめられ、良き亡霊へと変わり一緒に冒険することに。
- クレメンタインちゃん。ルーシーの家族の前に、屋敷に住んでいた女の子。
デーモンくんが仕えていた家族のお嬢様。ネズミのパースニップにそそのかされ、惨劇の扉を開いてしまう・・・。
- アーサー&ケイト(ルーシーのパパママ)
オープニングに登場してから姿を消し、ラストの宇宙船まで登場しない。捕らわれキャラ。ママも不思議な力があるようで、ママの描いた絵の世界に入ったりできる。
- ジェフ&エミリー(クレメンタインのパパママ)
エミリーが娘や召使を殺害した後、失踪。残されたジェフもそのあといなくなっている。
- ベッキー&エリオット(クレメンタインの召使と飼い犬)
エミリーが最初に殺害する召使と、作中何度も登場するエリオットくん。重要キャラ。
- アマーリエ&ヴァシリー
ゲームのあらすじにも登場するこの二人。しかし、オープニング登場後はエンディングにしか登場しない。
制作:ましゅまろHoliday
の文字が出て、スタッフロールと音声やスクリプトの素材のサイト名などが流れていきます。かなり音楽が軽快で、明るいエンドロールです(笑)
制作者さんはジミヘンのファンらしい。
物語の感想・考察
かーなりボリューミーなゲームでした!!!
謎解きもパズルもたっぷりで、物語の厚みも凄いです。
そして途中でジャンルがオカルトホラーからSFホラーへと変わっていくという独特の世界観がとても印象的。
物語のおおまかな流れとしては、こういうことでしょう。
1、ある日ジョージは湖に落ちた隕石を見に行き、そこで宇宙人に体を乗っ取られてしまう。ジョージの体を人質に、宇宙人は恋人のラビニアを妻にした後、自分の宇宙船を隠すためその上に館を建設する。
2、二人が失踪後、ジェフとエミリー夫婦が館に引っ越してくる。クレメンタインが生まれる。御者のデーモン、召使のベッキーがやってくる。しかし御者のデーモンが事故で両目を失った辺りから、エミリーの様子がおかしくなる。
宇宙人はネズミ(パースニップ)に扮してクレメンタインと友達になり、「館の不穏な空気を消すためにやってほしいことがある」とそそのかす。クレメンタインによって悲劇の引き金が引かれ、エミリーは発狂。ベッキーやケン、クレメンタインなどを殺害して失踪。事件当時留守にしていたジェフも後に失踪。
3、更に50年後、ケイトとアーサー、主人公であるルーシーが館に越してくる。ルーシーは高熱にうなされるようになる。ある夜、目を覚ますと両親の姿が見当たらないことに気付き、ルーシーはいつもとはどこか様子の違う屋敷内を探索する。
宇宙人のパースニップは、地球のサンプルを回収するのが目的だと話していました。館に越してくる家族に悲劇を起こし、彼らを館の地下にあった宇宙船へと運んでいたようです。
それが失踪の謎の答え。
途中、物語の中でパラレルワールドが存在する、といった内容の話が出てきましたが、どうもクレメンタインちゃんとルーシーちゃんは不思議な力で時間軸を超え繋がっていたみたいです。エンディングでルーシーちゃんが不思議な力を使うと、クレメンタインちゃんの世界線にも影響が出て、彼女がパースニップにそそのかされたという部分の過去が改変され、クレメンタインちゃんがパースニップを退治、エミリーを癒すことによって、ルーシーちゃんの家族まで全員ハッピーエンドになった、ということなんでしょうね。
おそらくですが、過去と現在のタイムスリップという話とはちょっと違う気がします。もしタイムスリップものだとしたら、クレメンタインちゃんが違う行動を取ったことで未来の全てが変わり、ルーシーちゃんの家族も館に越して来ないはず・・・?といた矛盾が起きてしまうので、おそらく並行世界で影響しあう物語、ということなのかと思いました。
それにしても残念だったのが
デーモンくんだけがいなくなってしまったこと!
彼はおそらく、パースニップの悲劇の一部ではなく、事件前に自らの意思で自殺してしまっていたんでしょうね。だから、クレメンタインちゃんが過去を変えても、デーモンくんは復活しない・・・。切ないです。
逆に、ハッピーエンドになったとしてもどうにもならない悲しい部分が残っている、というのがストーリーとして面白いな、と。
彼が最後に言っていた「君と一緒にいたから自分の弱さを乗り越えられた」という台詞が泣けますよね!!!
もう少し、彼の最期を味わう時間が欲しかったなぁ・・・と。少しラストが走り気味で、あっという間に過ぎて行ってしまったので、そこだけが残念でした。
追加要素:Bedroom
スタッフロールを見終えてメニュー画面に戻ると、一番下に新たな選択肢が増えています。
Bed room!
ここはいわゆるコレクションルームというやつですね。
中はこんな風になっています。
上のジュークボックスを調べると、クラシックな曲が流れ始めます。
右上に進むと
エンディングのコレクションが並んでいます。そのまま左へ進みます。
ここには、難易度ハードクリアの像がありました。ケンが二人並んでいて話しかけると
ケン
「コングラチュレーション・・・なくしものコンプリートおめでとう。バーで聴ける曲が増えているから、行ってみるといいよ」ケン(若いとき)
「コングラチュレーション・・・エンディングコンプリートおめでとう。バーで聴ける曲が増えているから、行ってみるといいよ」
と出ます。左へ進みます。
エンディングの像が並んでいて、下へ進むとさっきのベッドのある部屋に戻ります。
今度は左下へ進みます。
こちらもエンディングの像と、右上にはなくしものが飾られています。
一旦ベッドの場所へ戻って今度は右下へ。
ここはなくしものが並んでいます。上の道はどちらも同じ部屋に繋がっていました。
真ん中の人を調べると、バーのような場所に出ます。
ここはいわゆる開発者ルームというやつですね!
オミ―とベッキーがいて、トシオとましゅまろ姫という開発陣のコメントも聞けます。ジュークボックスを調べると、ゲーム中に使われていた楽曲を聴くことができます。
エンディング まとめ
- グッドエンディング(一つだけ)
A
- バッドエンディング
CFHIJKLMQ
BDEGNOPRSTUVWXYZ(未回収)
だれかのなくしもの まとめ
愛の焼きマシュマロ
特産家キノコ
ヘヴィなサングラス
魅惑のベルリーナー
呪いのレコード
狂ったヴァイオリン
不格好なビードロ
禁断のロボット
宇宙の救世主
失われたポスター
思い出の記念硬貨
立体的なパズル
小型の電子ゲーム機
南国の盾
UNP
まとめ
かなり長くなってしまいましたが、愛ころの難易度ハードの記事もこれでおしまいです。
開発者ルームを見てみると分かるんですが、ほとんどの楽曲や物語を”ましゅまろ姫”という方が一人で作っていると知って驚きました。
かなり作りこまれていてクオリティの高い作品だったなーと。
ジャンルスイッチの部分だけ受け入れられれば、かなり楽しめる作品だと思います。
ラストステージの鬼畜さから、周回はしないぞ!と思っていたんですが・・・。「エンディングとなくしもの全コンプリート!」と言われたわりには像が抜けているのが気になってしまい・・・
もしかしたら、難易度ノーマルとイージーでも一通り遊んでしまうかもしれませんね!(笑)
またその時が来たら、ハードとの違いを記事にしたいと思いますので、お付き合い頂けたら幸いです!
新シリーズ、『霧雨が降る森』の攻略レポもありますのでよろしければそちらもどうぞ!
ニコ生『霧雨が降る森』を実況プレイ/攻略・レポPart1-1
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!