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原作小説

ラスト2行で驚愕する系小説『イニシエーション・ラブ』映画版との違いと感想

何年も何年も積んでいたこの作品をようやく読みまして、更に映画版の方も鑑賞したので、どんな違いがあったか?をメインにレポートしていきたいと思いますー!

映画版の主演は前田のあっちゃんと松田翔太でしたね!

そっちの感想もあるよ!

切ない恋に隠された秘密。映画『イニシエーション・ラブ』ネタバレ&感想

ネタバレも多大にしていきますので、未見の方は本当に注意してください!(笑)

こちらの表紙、地味にカバーのサイズが本の大きさと合ってないんですよね・・・(笑)なぜ!と思ってめくってみると

なるほど!映画化するから慌てて包んだのね!という事がよく分かります(笑)
元々のこの表紙の方が好きだなぁ私は。

簡単なあらすじ

僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて・・・。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆到で描いた青春小説―――と思いきや、最後から二行目(絶対先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。(裏表紙より)

叙述トリックのネタ

ここから先、この物語の核心に迫るネタバレがあります。
映画版共に未見の方は決して先を読まないでください!


結局のところどういう部分で「二度読みたくなるか」という部分の解説をします。

side Aの物語は、鈴木とマユの出会いから恋人になるまでの流れ、そしてside Bの物語は、就職した会社で異動が決まり、静岡と東京で遠距離恋愛になってしまった鈴木とマユの恋物語が鈴木の浮気によって壊れていくまでを描いている。

・・・と、見せかけて。

実は、side A の鈴木とside Bの鈴木は名字が同じなだけの別人であり、時系列もA→Bという風に流れているように見せて実は同時進行(Bの鈴木と付き合ったのが先であり、Aの方が後の恋愛)だったりという二重のトリックになっている!!!

それを最後から二行目に、鈴木の下の名前を第三者に呼ばせる事によって「え?Aの鈴木とは違う人!?」という驚きを読者に与えている。

よーーーく読んでいると、マユが大好きだという「男女七人物語」のシリーズがAとBで前後していたり、「JR」という名称が馴染んでいるかどうかという部分で、時間軸にもトリックが隠されている・・・というのが読み解けたりする。きっとこれ以外にもヒントは沢山散りばめられていたんでしょうな!!

私はそれらのヒントをサラッと掴んでいて、違和感は持っていたものの、最後の最後までネタに気付けなかったのですごく悔しかったんですよね・・・。
しかし、それは事前に「叙述トリックの作品だよ」とオススメされていて読んでいたからこそ!何も知らずに読んでたらきっとヒントにも気付くことなく、ネタバレされても理解できなかったかもしれません(笑)

原作と映画の相違点

サイドAの鈴木は「鈴木A」、サイドBの鈴木は「鈴木B」と記載しています。
特に改変のない部分については触れていません。

原作 映画
鈴木Aの見た目 メガネをかけている。地味で生真面目そうで「NHKのアナウンサー」っぽい印象、素顔はイケメン。服にも頓着しないタイプ。 メガネはかけていない。地味で冴えないデブ男。→俳優:森田甘路
マユの見た目 決して美人ではないが愛嬌のある顔立ち、ファ二―フェイスと鈴木に評されている。男のようなショートカット。 ポニーテール。女性らしく、人目を引く可愛らしさ。→俳優:前田敦子
マユが鈴木の下の名前を聞いたタイミング 最初の合コン。 最初のデート。
2人のベッドシーン 鈴木Aとマユ。 鈴木B(松田翔太)とマユ。
酒が入ると鈴木は Aは記憶がなくなるほどはっちゃけてしまう時がある。
Bは暴力的になる。
特にどちらも酒を飲むとどうというシーンはない。
マユから鈴木へのクリスマスプレゼント 革製の財布とパスケースのセット。 ナイキの赤いスニーカー。「男の人にプレゼントしたことなくて」と言いつつ、鈴木ABどちらにも同じ物を贈っている。
ラスト、鈴木Bは マユの電話での反応に不穏な気持ちになり彼女との思い出を思い出す。 マユの電話での反応に不穏な気持ちになり、彼女がクリスマスに予約したホテルをキャンセルしたことを知らず一人で待っているかもしれないと思い、静岡まで会いに行く。そしてそこでマユと、鈴木Aとばったり鉢合わせる。

感想

ぶっちゃけた話、叙述トリックと知っていて読んでいたせいか驚きは少なかったですね。

最後の二行で全てを理解する、ということも私には難しく、再び読むにも至らずネットでどういう事だったのか解説サイトを見て回ってしまいました・・・。
実写化映画ではなかなかないことですが、これに限っては映画版の方がトリックとしてよく出来ていたし、ネタばらしも非常に分かりやすかったので、そちらの方が面白かったなー。と思いました。

個人的に、クリスマスのプレゼント、映画版では全く同じ靴を鈴木ABにプレゼントしていたマユですが、原作ではどうだったかな?と思ったら革製の財布とキーケースのセットを贈っているんですね。
多分、これは鈴木Bと別れなかったら二人とデートしていたであろうマユのプレゼントを両方鈴木Aが貰ったという事なんだろうなと解釈しました(笑)

そういえば、この記事を書くためにパラパラと見返していたら、二人が貸し借りしていた本の中に「十角館の殺人」があったのを見つけてニヤリとしました(笑)
やっぱり、叙述トリックのお話として非常に有名な綾辻さんの作品ですから、リスペクトしているんでしょうかね!!それとも、「こういう意味の驚きが来るよ」という、ささやかなヒントだったのかもしれないですね(笑)

 

 

 


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ミニシアター巡り 石川県

金沢シネモンド:石川【素晴らしきミニシアターの世界】1館目

どうもこんにちは、こんばんは、ちびぞうです!

映画レビューやらゲームレポやらモノづくりのメイキングだとかが溢れている当ブログですが、今回新たなジャンルを開拓!

その名も

「素晴らしきミニシアターの世界」

え?どっかで聞いたタイトルですって?いえ気のせいです(笑)
内容はとっても単純。全国にあるミニシアターに足を運んで、実際に映画を観て、外観や上映作品・料金体系・観てみた感想などをつらつらまとめよう!というものです。

あまりお客さんの来ないミニシアターに、少しでも足を運ぶ人が増えたらいいな。
そんな気持ちで始めようと思いました。

ミニシアターとは?

まずはミニシアターというものの定義をちびぞうなりに語らねばなりません。

いわゆる単館系映画、というものがメイン立って上映されている映画館。単館、というのはその名の通り、全国展開している映画館の系列に属さない、独立した映画館を指しているものです。

主な全国展開している映画館

  • TOHOシネマズ
  • 松竹系(ピカデリー、MOVIX、大阪ステーションシティシネマ、札幌シネマフロンティア、ミッドランドスクエアシネマ等)
  • イオンシネマ

これらから外れ、独立した会社が運営している映画館(スクリーン数や動員人数は関係なし、2,3の複数館所有を含む)を「映画食べるゾウ」では”ミニシアター”と定義したいと思います。

記念すべき一館目!

今年、2017年の11月3日金曜日、文化の日ですね。

石川県・金沢の香林坊東急スクエア 4Fにあります

『金沢シネモンドさん』に行ってまいりました!

入り口のお写真はこんな感じ。

[photo from Facebook]

なんと!!石川県唯一のミニシアターだそうです!!

◇映画館情報

[写真は公式サイトより]

  • 名前の由来:”シネモンド”とはフランス語で「世界の映画」
  • 立地:金沢駅から車で10分・・・近くに金沢21世紀美術館や兼六園など
  • スクリーン数:1
  • 座席数:90
  • 料金:一般[1,700円]60歳以上[1,200円]会員[1,100円]学生[1,000円]高校生以下[500円]夫婦50割引(どちらか片方が50以上)[一人1,100円]障がい者手帳持参[付き添い一人まで1,000円]
  • 座席指定:無し
  • 駐車券割引:有り
  • 会員制度:有り[入ったその日から1,100円!][ポイント貯めて一本無料!][シネマガイドも郵送してもらえる!]
  • 所在:〒920-0961 金沢市香林坊2-1-1 香林坊東急スクエア 4F
  • 電話:076-220-5007
  • FAX:076-220-5008
  • メール:mail★cine-monde.com(★→@)
  • WEBサイトhttp://www.cine-monde.com/
  • チケットデザイン:★★★★☆

  • パンフレット:★★★★☆

◇ひとくちメモ

真っ赤な椅子に座ったら、ふっかふかでビックリ。
「これは寝る・・・」と思わず言ってしまった(笑)寝ませんでしたけどね!1スクリーンの小さな映画館なのに、上映前にはお客さんが沢山!話しかけてくれるおじいちゃんもいたりして、”地元に愛されてる映画館だ”という印象を受けました(*’ω’*)
何かとお洒落!!!

ちなみにこちらを鑑賞しました~!

時速160キロのおバカたち。映画『ボン・ボヤージュ ~家族旅行は大暴走~』ネタバレ&感想

入場時には20数名の方がいたと思います。コメディだったので、結構クスクス笑っているお客さんも多く、雰囲気も良かったです。

まとめ

金沢は観光地なので、車で行くと駐車場を確保するのが大変かも。
駐車場割引があるので、どこの駐車場なら割引になるのかしっかり下調べをして行くとよいですね。
ちなみに我々はakippaという「全国の空いている月極や個人の駐車場を一時利用できるサービス」を使って駐車しました!割引は出来ませんでしたが、三連休の初日でかなり良い場所に●一日、しかも無料で停められたのでかなりお得♪でした(*’ω’*)

金沢シネモンドさんは、外観(入り口)だけでなく映画の情報を載せたボードや、チケットもオシャレで映画好きさんが通いたくなる気持ちが分かる!!まさにザ・ミニシアター!といった感じでした!
それから、会員になったら情報誌を自宅まで配送してくれるというのもありがたいサービスですよね~。

後々、調べてみて分かったんですが、一つ驚いたのがWEBサイトの掲示板!!
訪問者が「こんな作品を上映して欲しい」とリクエストの書き込みをしているんです!!

こ、これは嬉しいなぁ~~~。うらやましいなぁ~~~。

やはり県に一つだけというのもあって、地元の映画ファンの方々を非常に大事にし、そして愛されている映画館なんですね!

ぜひ、皆さんも石川県へ遊びに行く際は立ち寄ってみてください(*’ω’*)

 

 


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や行 原作小説

沼田まほかる著・小説『ユリゴコロ』映画版の違いと感想(ネタバレ)

こんばんは!ちびぞうです(*´∀`*)

2017年10月現在、劇場にて上映中の吉高由里子、松坂桃李、松山ケンイチ主演、熊澤尚人監督の映画『ユリゴコロ』を観て来まして、原作にも非常に興味が湧いたので買って読んでみました!

感想も交えつつ、映画版との違いなど書いていきたいと思います。

※原作と映画両方のネタバレにも触れて紹介しますので、どちらも未見の方はご注意を!

原作と映画の相違点

まず小説の裏表紙より引用しましたあらすじを載せておきます。

ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題された四冊のノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。この一家の過去にいった何があったのか――。

映画版は少し曖昧な点もありますが、記憶を頼りに表にしてみました。

原作版 映画版
主人公・亮介の仕事 会員制の、犬の運動場付きの喫茶店「シャギーヘッド」を経営 ハイカーの集まる喫茶店(店名は同じ)を経営
亮介の父 末期のすい臓がん 病名は明かされないが恐らくがん
亮介の母方の祖母 ケアハウスで暮らし、もう身内の顔もハッキリ見分けることができない 登場しない
亮介の母① 亮介が四歳になる前の入院時期までにいたと思われる母親 登場しない
亮介の母② 亮介の入院後に入れ替わった?と思われる母親。最近、不審な交通事故で亡くなった。死の間際怯えていたようにも見えた 登場しない
亮介の弟、洋平 一浪、留年もしている大学生 登場しない
亮介の恋人、千絵 亮介に200万を借りて突然失踪した。実は結婚しており、旦那であるDV男に両親の弱みを握られており、そこに戻って薬漬けにされる。体を売るような仕事もさせられていた様子 亮介と婚約した途端、失踪。実は結婚しており、ヤクザ者だった旦那に両親の弱みを握られ、彼の元へ戻って監禁される。体を~は左に同じ。
細谷さん 亮介の喫茶店で働く中年女性。離婚歴有り。千絵のことを娘のように可愛がり、失踪した千絵の居場所を突き止めてくれ、彼女をそこから連れ戻してくれる 千絵の昔の同僚と名乗る中年女性。偶然ホテルで再会した彼女に亮介への伝言を頼まれ「シャギーヘッド」へと訪れる。原作と同じく、千絵が監禁されている場所を突き止めてくれる
塩見 千絵の旦那。ギャンブルで財産を失いヤクザに追われ、千絵の”人には見せられない写真とネガ”をネタに金を要求してくる。亮介が殺そうとする直前で受け渡し先であったドライブウェイの先の展望台で何者かに殺害される。死体はなく、血の飛び散った車を亮介が処分する 千絵の旦那。ヤクザ者で、亮介が殺そうとする直前でヤクザの事務所のような場所で仲間と共に何者かに殺害される。その現場には、オモナミ(草むらなどに入ると服にくっつくトゲトゲの小さな実のような植物)が落ちていた
告白文「ユリゴコロ」 父の書斎の段ボール箱の中に、古ぼけた女物の鞄を見つける。”美紗子”と書かれた和紙の包みが入っており、中には一束の女の髪。その箱の一番奥に、全部で四冊のノートを見つける 父の書斎の段ボール箱の一番上に、袋に入ったノート一冊を見つける
告白文「ユリゴコロ」に登場する私(美紗子) 本名、美紗子。幼少期から殺人(人の死)を「ユリゴコロ(拠り所)」としてきた殺人者。一人の男性との出会いを通じて、徐々に変化していく 左に同じ
告白文「ユリゴコロ」の内容 前半はみつ子の思い出を綴るために書かれたもので、後半は「アナタ」への告白文となっている 全編通して「アナタ」への告白文となっている
ユリゴコロに登場する植物 ヌスビトハギの小さな種 オモナミの実
ミチルちゃん  美紗子の捕まえたカエルを見せて貰う時、光に驚いて飛び出したカエルにびっくりして池に落ちた。靴下に足が引っかかって起き上がれず、溺死 美紗子が彼女の帽子を「あげる」と差し出し、その中に入っていたカエルが飛び出して池に落ちた。死因は同じ
美紗子の両親 告白文の序盤に母親と、父親もチラッと登場。

亮介の父と結婚後、父と本当の家族のように交流を持っていた。美紗子が追い詰められ、自ら命を絶とうとした晩も両親の家からの失踪で、川から彼女を救い出した時も彼らは一緒に捜索した

告白文の序盤に母親のみ登場
ノートの発見者 妹の英美子が、美紗子が死のうと失踪した晩に発見 亮介の父が美紗子が死のうと失踪した晩に発見
美紗子の妹・英美子 失踪したとされる妹で、戸籍から外されている。しかし実際は、美紗子を家族で亡き者にした後、姉として生きることを決意。亮介の母②になった 登場しない
美紗子の職場 建材会社の事務員。そこの上司と退社後に再会、体を買われようとしたところを殺害。後々、亮介の父と幸せに暮らしていたが当時の出入り業者に見つかり(恐らくこの人も殺害)、警察に疑わる事に 料理の専門学校に通っていたため、料理屋のキッチンで働いていた。退社後に上司と再会、体を買われようとした時に殺害。直前に上司が「あの女を買う」と出入り業者の男に電話していたため、その人にも疑われ、警察が家に来ることに
 美紗子の行く末 「アナタ」に嘘をついた苦しみから死のうとするが、亮介の父と自分の家族に助けられる。ノートが家族全員に読まれ、「罪を償わせる」という目的で、実の両親に紐で縛られ目隠しをされてダムの底に沈められる。しかし実際はそうする前に父親がこっそり美紗子を助けており、別人として生きろと逃がしてやっていた。

十年以上経ってから美紗子は亮介の父に会いに行き、年に一度だけ会う関係を続けていた。そして亮介が開店させた喫茶店で「細谷」として働くように。

最後は死の淵に立つ亮介の父を連れて二人で旅行に出る

原作と同じように死のうとするが、良助の父に助けられる。ノートを読んだ父は「生かしておくわけにはいかない」と美紗子の手を紐で縛り重りを付けてダムに沈めようとする。しかしギリギリで止め、別人として生きろそして二度と自分たちの前に現れるなと言って逃がしてやる。

千絵の働くレストラン?で彼女と交流を持つようになった美紗子は、そこを退職した後偶然再会した千絵に伝言を頼まれ、偶然にも亮介の経営する「シャギーヘッド」へと現れる。

母子として対峙し、訣別した二人だが、美紗子は亮介の父へと会いに行く

ミステリーとしての面白さ

表を見て貰えばわかる通り、原作には映画版に登場しない亮介の母親や弟、美紗子の両親などが沢山出てきます!

そして、亮介の「小さかった頃に母親が別人になった気がする」という記憶。これと合わせて父の持つノートを読むことで、

「このノートは父が書いた小説か?それとも母の自伝なのか?だとしたら自分の母親は殺人鬼なのか?もし、入れ替わりが行われたとしたらどちらの母親が本当の母親なのだろうか」

という謎が次から次へと湧いてきて、続きが気になって目が離せない!となります。

それから、泣き虫で情に厚く、兄・亮介の言い出した突拍子もないノートの話にふざけながらも耳を傾けてくれる弟・洋平との兄弟関係も素敵ですし、兄の推理の手伝いをサクサクッとしてくれ、真実が明かされたあとも飄々としていてとても魅力的なキャラクターです。

この前半の謎解き要素もとても面白かった。

単純に「ユリゴコロ」が面白い!

これは映画版でも思ったことですが、ノートの内容がとにかく面白い!読み始めたら止まらない!

父親の家にあまり出入りできず、隠れて読んでいるという設定上、亮介の都合によって読者もノートの続きが読めない「おあずけ状態」にされてしまいます。それがもう、もどかしい。話の中での現実に戻ってくると、ハッとして、そこまで息も止まる勢いで読んでいた自分に気付いて深く息を吐く・・・という事が何度もありました。

それくらい、美紗子の綴る「ユリゴコロ」という告白文が面白い。

前半の、みつ子という友人を殺すまでの話を綴った時の彼女と、後半の、「アナタ」に真実を打ち明けようと書いている、とある男との出会いによって変化していく彼女の違い。本当の心のユリゴコロ(拠り所)は愛であり、それを手に入れた女が束の間の幸福を手に入れていく姿がとても切ないんです。

実は純粋なラブストーリーである

・・・ということに、読み終わると気付くんですが、ここは少し個人的に惜しかったですねー。

前半にあったミステリーっぽさは最後には実を結ばない感じがしてしまうんですよね。美紗子が結局「アナタ」の元へと戻ってしまうところもどうかなと思ってしまいますし。

謎解きの最後にある「そうだったのか!」という驚きはあまり用意されておらず、周囲にいる人たちのドラマも結局は美紗子と父の二人の愛に巻き込まれただけという感じがしなくも、ない。

特に亮介の、「殺人者の血が流れている」という苦悩も安直で、千絵の身の上話や起きる事件も「用意されたエピソード」という感じがとても強かったですね。あまりにも「運命」というものを強調しすぎた結果かなぁ。

あのノートを読み解くのが息子であるという事はそこまで重要でなかったかもしれない。ノートの内容自体がとても面白かったので、それが活かせるシチュエーションなら何でもよかったのかなと思ってしまいますねー。

まとめ

元々、少し映画の方に不満を感じていて、「きっと原作は面白いに違いない!確かめてみよう!」と読み始めたんですが

やっぱり原作は面白いです!

ただ、両方とも、ノートを読み終えた辺りから失速していったイメージがどうしてもありますね。残念。

美紗子と「アナタ」の恋の切なさは断然、原作の方が上ですし、息子とその恋人の色々も、母子の愛についても原作の方が自然な感じになっています。なので、映画が面白かった!と思う人はぜひとも原作の方も読んでもらいたいなと。(散々ネタバレしてしまいましたが!)

ラストがかなり違うので、エンディングに関してはどちらにも良さがあるかとは思いますが(もうこれは個人の好みの問題かな・・・)私としてはもっと切なく美紗子にとっての救いがないまま終わってしまっても良かったかなと。

映画の方の感想も書く予定なので、そちらも合わせて読んで頂ければ幸いです!

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イベント 長野県

長野県の『星空の映画祭』行ってきたよレポ!

どうもこんにちは、ちびぞうです!今日は、いつもと少し違い”こんなイベント行ってきたよ!”系の映画関連のレポートをお届けしたいと思いますー。

【画像引用元:星空の映画祭公式サイト

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漫画

三つの映画系漫画『怒りの~』『私と彼女の~』『木根さん~』を比較してみた!

どうも!ちびぞうです!( ´ސު`)

他にも映画系の漫画はあるかもしれませんが、パパっと目に付いた3作品を比較してみました!

この三種類ですねー!

『怒りのロードショー』

『私と彼女のお泊まり映画』

『木根さんの1人でキネマ』

まずは、

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漫画

【後編】漫画『怒りのロードショー』あらすじ&感想

こちらの記事は前回の、【前編】漫画『怒りのロードショー』あらすじ&感想から続いています!ぜひともそちらから先に読んできてくだされ。

まずは人物紹介から!

主人公的立ち位置。映画愛に一番溢れ、マニアックな知識も一番多い印象。ただし、『タイタニック』のディカプリオにお熱な女子を嫌う傾向も。

シェリフの妹。小学生とは思えぬほどの映画の知識を持っている。お兄ちゃん(シェリフ)と仲良しで、よく映画のセリフを言い合って遊んでいる。名前の由来は『オズの魔法使い』から。

シェリフの友達。ゾンビ映画をこよなく愛す。ある程度、シェリフと同じ程度には映画に詳しい。

怖い映画が苦手。いつも大体中立の立場で、諍いが起きると「まぁまぁ、人それぞれじゃない」となだめる役目(笑)

映画好き、俳優好きと言いつつも好きな俳優の映画は1本か2本くらいしか観ていないいわゆるにわか勢。プリキュアと、幼女が好きでシェリフの妹、トトちゃんと会うのが楽しみ。でも、ついていけなくてもみんなと映画の話をするのが好き。地味に家の中では姉に罵倒されたり可哀想な一面も。

映画通ぶってるヤツ(評論家気取りで文化人気取りでカンヌ・ヌーベルヴァーグ・コーエン兄弟・タランティーノ・ミニシアターって言葉が大好きな人)が大嫌いで、自分こそが本物の映画好きだと疑わない嫌なヤツ。黒澤明監督を崇拝していて、現れるたびに嫌味を言ってくる。

いわゆるDQN(笑)特に映画が好きなわけでもないけれどなぜかシェリフたちの仲間に入ろうとしてくる。オススメした映画に何かとケチをつける。実はゾンビ映画が苦手で泣いて逃げ出すほど。

近所の小規模DVDレンタルショップの店長。過去に画家を目指していたとかなんとか・・・。過去の思い出に浸って切ない気持ちになることが多々ある。

非常に情熱的なDVDレンタルショップの店員。店長の暗い過去を洗い流してあげたりする優しさと明るさを持ち合わせている。もしかしたら今後、店長とのラブも予想されるかも・・・?


第五話「E.T.」

スピルバーグの『E.T.』が大好きなごんぞう。オススメするも、シェリフは「ごめん。今は観る気がしないんだ・・・」と断る。そこらへんの会話を聞いていた村山がスピルバーグ批判を始めてシェリフと喧嘩になる。

なんだかんだ、トトの説得も観てみると・・・数時間後、そこには号泣するシェリフの姿が。「早くごんぞうにこの気持ちを伝えたい!!」と学校へ急ぐ。具体的な会話の内容は描かれなかったが、『E.T.』について楽し気に語っている様子の二人の姿が遠めに描かれています。ほっこり。

第六話「素晴らしき哉、人生」

ナカトミさんと店長の働くDVDレンタルショップにまさみが現れます。ナカトミさんより年上の癖に「お兄ちゃんと呼んで!」と無茶ぶりするまさみ。まさに変態。まさみと入れ違いでごんぞうも現れます。観たかったマイナー映画がなくなってしまったと絶望するごんぞう。おすすめコーナーも作って張り切っていたのにと凹んでしまう店長。さらに村山も現れて、散々店長のオススメコーナーをこきおろしていく。店長がすっかり自信を無くしてしまったところにシェリフとトトが現れ、ここのオススメラインナップは素晴らしいね!とベタ褒め。

「うぉおおおこの店は絶対に潰さないぞぉおお」と意気込む店長(笑)

第七話「ホーム・アローン」

「ホーム・アローンは何度観ても面白いなぁ」と自宅で映画観賞を楽しむトト。シェリフは用事で出かけてしまいます。その時、「世の中には悪い奴もいるんだし、ごんぞうやヒデキなら上げてもいいけど」と言い残していきます。そこへ、ロリコン変態のまさみが登場。家に上げてくれないかと頼むまさみに、シェリフの言いつけを思い出し、自分一人の家にはどうしてもまさみをあげたくないトト。

「ホーム・アローンのように知恵を絞って行動するんだ!」

と「今から玄関前の草むしりをしてきて!」とお願いするトト(笑)

しかし、玄関前には思った以上に草がなく、すぐに「じゃああがってもいいかな?」とあがろうとするまさみ。そこで、困り果てたトトは最終手段として

「帰って・・・」とド直球で言う(笑)

かなしげに帰るまさみ。しかし、途中でシェリフに会って再び戻ってくる。気まずそうにするまさみに、笑顔でトトは「どうぞあがってください」と言う。ほっこり(笑)

第八話「つよく、やさしく、美しく」

プリキュア大好きなまさみのオタクの一面を、まさみの姉に罵倒されるシーンから始まる。彼はなかなか姉に厳しく扱われている様子。

一方、学校でもオタク仲間に「なんでシェリフ達なんかとつるんでいるの?」と聞かれたり、村山に「プリキュアは偽善クソアニメだ」とアニメ全般を否定されてしまう。そこに、シェリフが現れ「お前の尊敬している黒澤明監督もジブリアニメが大好きなんだぞ」と言われうろたえる村上。

結局、どんな映画が好きだってことよりも、こいつらと一緒にいることが好きなんだなぁと気付いてほっこりするまさみ。いい話だった。

プリキュア談義も面白くて、私はあまり観ないけど少し興味が湧いた(笑)

第九話「ニュー・シネマ・パラダイス」

レンタルDVDショップの店長と、店員のナカトミさんをクローズアップしたお話。高台で酔拳からの鶴の構えをするナカトミさんを発見する店長。そこから二人の雑談が始まる、過去は良かったなぁどうのこうのと語る店長に対し

「その話、面白くないです」

と言い切るナカトミさん。懐古に浸り、昔の方が楽しかったみたいで不愉快になった様子のナカトミさん。

「私といてもつまらないですか?私といる時が一番楽しいって言ってくれないと不愉快です!

と宣言するナカトミさん。うろたえてそのまま復唱する店長(笑)じゃあとりあえず、DVDでも観に行きますか!とレンタルショップ店へ。そこでは、いつものように村上とシェリフの言い合いが勃発する・・・。きっかけは、まさみの「店長、何かオススメはありますか?」という一言。ここで店長は『ニュー・シネマ・パラダイス』をオススメする。しかし、そこで村上が辛口で反論。ここからは引用します。

村山「うっわ~~~・・・ニュー・シネマ・パラダイスかよ・・・。それを自慢気に紹介する人間にはなりたくないな」

トト「え・・なに・・あの人・・・」

村山「『ニュー・シネマ・パラダイス』って・・・にわか映画通どもの大好きな「にわか映画だろぉ~~~」。『ニュー・シネマ・パラダイス』を好きって言うのは「自分は全然映画を知らないにわかのファッションバカです」って自己紹介してるようなもんだ。恥を知れ」

村山「『ニュー・シネマ・パラダイス』とかヒッチコックの『めまい』とか『タクシードライバー』とか、そういう「にわか映画」を好きって言ってるにわか映画通ほど恥ずかしいものはないよなぁ」

シェリフ「ひどい偏見だな・・・」

ヒデキ「そんなこと言ってたらどの映画も好きって言えなくなるよ」

ごんぞう「やれやれあいかわらず偉そうな奴だぜ」

村山「は?なに善人ぶってる偽善者ども。オマエらも『タイタニック』が好きなデブの女をバカにしてただろーが

四人「うっ!!!!」

トト「え・・・そうなの?シェリフお兄ちゃん・・・」

シェリフ「いやちがうんだよ!『タイタニック』は実際に起きた事故でたくさんの人が亡くなった悲しいパニック映画なのにさ。ディカプリオかっこいいとかあんな恋愛したいとかしか言わないからさ・・・!!」

トト「だって『タイタニック』はただのパニック映画じゃなくてイケメン恋愛映画でしょ?そういう感想をもつ人も普通にいるでしょ

シェリフ「うっ・・・」

トト「シェリフお兄ちゃんが『タイタニック』の恋愛部分がキライなだけじゃない

シェリフ「(ガクッ)うう・・・ごめんなさい・・・」

村山「いやシェリフ、お前は正しい。『タイタニック』を見てあんな恋愛したいとか言ってる女はバカに見えるよなぁ!!それにシェリフ・・・お前は『コマンド―』ではしゃいでるにわかシュワファンが許せないとも言っていたな。わかるよ。にわかシュワファンが「コマンド―コマンド―」ってウザいよなぁ。お前はオレと同じだよ。善人ぶるのはやめてオレ達は正直になろうぜ」

シェリフ「いや・・・オレはもう『タイタニック』好きの女子をバカにしない!!『コマンド―』が好きなだけのシュワファンもシュワ仲間だ!!」

村山「偽善者が!!!・・・ではこれで失礼する

まさみ「正直なのはいいけど村山は映画の悪口ばかりなのがなぁ・・・」

トト「シェリフお兄ちゃん・・・」

シェリフ「トト・・・よく考えたらオレもセガール好きだけどセガールの映画を半分も見てないにわかセガールファンだしな・・・反省したよ」

まさみ「じゃあオレもにわかシュワファンだから『コマンド―』と『ターミネーター2』以外のシュワ映画は見なくていいんだな」

シェリフ「え・・・シュワが好きなら他のシュワ映画もたくさん見てシュワを応援しなきゃダメだろ――っ!!シュワリズム宣言!!!

というオチ(笑)

場面は変わってラスト。スマホを片手に、頑張ってナカトミさんを映画に誘おうと奮闘する店長の場面で終わり。

 


それぞれ、出て来た映画の名前も多く、話もわりとごちゃごちゃしてるので私個人のコメントは挟むことが出来ませんでしたが、大体はこんな感じでした。

最後の話はものすごく考えさせられるものがあったなぁ。

映画好き仲間で話していると出てくる、あるあるというか。みんながみんな、どの映画をどの視点で楽しむかは人それぞれなのに、それが許せなかったり、知識度でまるで自分の方が上!と優越感を得たりする人もいたりして、「映画好き」というただそれだけをシンプルにクローズアップしても、実はものすごく奥深いな・・・と。

長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方いましたら、ありがとうございました!!

 

 


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漫画

【前編】漫画『怒りのロードショー』あらすじ&感想

どうも!ちびぞうです!!( ´ސު`)

くだらない、タメにならない、映画愛に溢れたムダ話の数々。

これが映画バカの青春だ!!

映画に関連する漫画のご紹介、その3!!!その名も

怒りのロードショー

著者はマクレーンさん、新都社「月刊コミックニート」KADOKAWA「ComicWalker」にて連載中だそうです。

この作品もWEB漫画から人気が出て発行された作品だそうですね!

ご本人による公式サイトは【こちら】

 

ストーリー

※こちらのお話は2014年春~2016年夏のお話だそうです。

男子高校生4人+αの面々が映画について色々とアツく語っていく・・・それだけです(笑)

全体的にマニア向けな内容っぽい雰囲気が漂っています。

登場人物

主人公的立ち位置。映画愛に一番溢れ、マニアックな知識も一番多い印象。ただし、『タイタニック』のディカプリオにお熱な女子を嫌う傾向も。

シェリフの妹。小学生とは思えぬほどの映画の知識を持っている。お兄ちゃん(シェリフ)と仲良しで、よく映画のセリフを言い合って遊んでいる。名前の由来は『オズの魔法使い』から。

シェリフの友達。ゾンビ映画をこよなく愛す。ある程度、シェリフと同じ程度には映画に詳しい。

怖い映画が苦手。いつも大体中立の立場で、諍いが起きると「まぁまぁ、人それぞれじゃない」となだめる役目(笑)

映画好き、俳優好きと言いつつも好きな俳優の映画は1本か2本くらいしか観ていないいわゆるにわか勢。プリキュアと、幼女が好きでシェリフの妹、トトちゃんと会うのが楽しみ。でも、ついていけなくてもみんなと映画の話をするのが好き。地味に家の中では姉に罵倒されたり可哀想な一面も。

映画通ぶってるヤツ(評論家気取りで文化人気取りでカンヌ・ヌーベルヴァーグ・コーエン兄弟・タランティーノ・ミニシアターって言葉が大好きな人)が大嫌いで、自分こそが本物の映画好きだと疑わない嫌なヤツ。黒澤明監督を崇拝していて、現れるたびに嫌味を言ってくる。

いわゆるDQN(笑)特に映画が好きなわけでもないけれどなぜかシェリフたちの仲間に入ろうとしてくる。オススメした映画に何かとケチをつける。実はゾンビ映画が苦手で泣いて逃げ出すほど。

近所の小規模DVDレンタルショップの店長。過去に画家を目指していたとかなんとか・・・。過去の思い出に浸って切ない気持ちになることが多々ある。

非常に情熱的なDVDレンタルショップの店員。店長の暗い過去を洗い流してあげたりする優しさと明るさを持ち合わせている。もしかしたら今後、店長とのラブも予想されるかも・・・?

第一話「キャラクター」

タイタニックのディカプリオがカッコいいと話すおデブ女子高生たちを冷めて見つつ、パイレーツオブキャラクターのジャック・スパロウから話が始まり、あの映画にはこの主演がぴったりだったと話が展開していく。

シュワちゃんのファンだと言うまさみが実はシュワちゃんの映画を少ししか観ていない事が発覚。『コマンド―』を観てないくせにシュワ好きと名乗れるのか!!と激怒するシェリフ。

そこから、途中で村山が乱入し、コマンド―批判が始まりシェリフと喧嘩になる。ヒデキがまぁまぁとその場を収め、何故かまさみが「人は結局・・・分かり合うことなんて出来ないんだな・・・」とまとめて終了(笑)

第二話「ゾンビ」

まさみが登校中のごんぞうをゾンビのように襲い掛かる場面から始まる。そこからごんぞうのゾンビ語りが始まるが(走るゾンビが好きじゃない等)、ここでまたまさみが大してゾンビ映画を観ていない事が発覚。まさみは走るゾンビが好き、ごんぞうは走らないゾンビが好き、そこに七時間しか寝ていなくて眠そうなシェリフが登場(笑)

そろそろ走らないと遅刻だよ!!と焦るヒデキ。まさみにシェリフがしがみついてまさにゾンビ化(笑)二人一緒に遅刻というオチ。

第三話「クラトゥ バラダ ニクトゥー」

シェリフの妹、小学生のトトちゃん初登場!!「クラトゥ バラダ ニクトゥー」という『地球が制止する日』に登場する呪文をなんとか覚えようと必死なシェリフ。その流れで、一度観た映画も内容を忘れてしまえば観てない事になるのでは・・・という葛藤にかられる。そして、一度観たものも観に行こうとおててつないでレンタル屋に向かうシェリフとトト。本当に仲が良くてこの二人にはほのぼのしますねー!

結局色々話すうちに、トトに「クラトゥ?」と聞かれ続きが思い出せなく苦悩するシェリフ(笑)

Episode Ⅳ「ジャー・ジャー・ビンクス」

スター・ウォーズの新たに仲間になるジャー・ジャー・ビンクスがウザいよねって話しているところでDQNのザコ助が登場。なぜか仲間に入れてくれよぉ、とシェリフの家に行くことに。オススメする映画全てにケチをつけるザコ助にバカでも観れる映画・・・と『ドーン・オブ・ザ・デッド』を観せてみるシェリフ。しかし意外にもざこ助はホラー映画が苦手で、泣きながら裸足で家を飛び出してしまう。裸足にガラスが刺さっていてぇ~、いてぇ~、というオチ(笑)

 


さて、長くなって来てしまったのでここで前編・後編として分けさせて頂きたいと思います!!あまりの情報量に私がコメントを挟むと大変な長さになってしまうのであえてストーリーの紹介のみさせていただきましたー!

明日に後編をアップ予定ですのでお楽しみに!!( ´ސު`)

 


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フィルム・オーケストラで観る!『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』感想

ヨーホー♪ヨーホー♪ 海賊の暮らし♪

先日、2017年7月1日土曜日に、映画仲間たちと東京国際フォーラムで行われた、

『Film ∞ Orchestra ~Japan Tour2017~』にて、『パイレーツ・オブ・カリビアン ~呪われた海賊たち』を鑑賞して参りました!!

なんと、日本初上陸だそうで!非常に貴重な体験をすることが出来ましたー!

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【後編】漫画『木根さんの一人でキネマ/1巻』あらすじ&感想

どうも!ちびぞうです!やっと後編ですねー!

こちらの記事は前回の、【中編】漫画『木根さんの一人でキネマ/1巻』あらすじ&感想から続いています!

第5話と、第6話で一巻が終了となります!

ではでは、木根さんと佐藤さんのドタバタ同居キネマコメディ開幕開幕~~(*´ω`*)

あらすじのあとに紫文字で書いているのが私のコメントです^^

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【中編】漫画『木根さんの一人でキネマ/1巻』あらすじ&感想

こちらの記事は、【前編】漫画『木根さんの一人でキネマ/1巻』あらすじ&感想の続き、中編になります~( ´ސު`)

さてでは、次は3話と4話ですね!!

今回から、

熱い映画好きということを隠して外では完璧なキャリアウーマンに擬態している木根さんと

普段あまり映画を観ない、穏和で物静かな、ドンパチするだけのアクション映画を超生真面目に分析しまくる真面目タイプな佐藤さん(旧姓水城さん)との

ドダバタ同居キネマコメディ

開幕です!!

あらすじの後に紫文字で書いてある文が私の感想になります!