カテゴリー
さ行

その死体は、悪臭漂う湿地で見つかった。映画『湿地』ネタバレ&感想 

「このミステリーがすごい!」選出。世界的傑作ベストセラーを完全映画化

というアオリ文なんですけどね。どうなんですかね。

こちらレンタル店にてちびぞう母チョイスのミステリー?です。

もう一つのアオリ文は

「”ドラゴン・タトゥーの女””特捜部Q”に続く北欧ミステリーの衝撃作!!」

なんですけども・・・北欧ミステリーってちびぞう的には少し微妙だったりするんですよね・・・。『ドラゴン・タトゥーの女』のハリウッド版の映画は大好き!!だったんですけど、そこから原作となった北欧ミステリーのテレビドラマ版?を観たら

寝てしまいましてね・・・

最後までちゃんと観れなかったんだよなぁ。なのでちょっと不安になりつつも鑑賞です。

【映画情報】

【原題】Myrin
【制作国】アイスランド、デンマーク、ドイツ
【監督/脚本】バルタザール・コルマウクル
【原作】アーナルデュル・インドリダソン
【撮影】ベルクステイン・ビョルグルフソン
【美術】アトリ・ゲール・グレタルソン
【編集】エリザベト・ロナルドドッティル
【音楽】ムギソン
【出演([]内は役名)】

  • イングバール・E・シーグルズソン[エーレンデュル警部]
  • オーグスタ・エバ・アーレンドスドーティル[エヴァ]
  • ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン[オルン]
  • オーラフィア・フロン・ヨンスドッティル[エレンボルク]
  • アトゥリ・ラフン・シーグルスソン[オルン]
  • テオドール・ユーリウソン[ルーナル]
  • ソルステイン・グンナルソン[ホルベルク]

【公開日(日本)】2015年1月31日(トーキョーノーザンライツフェスティバル2015にて)
【上映時間】94分
【IMDB】7.0/10.0  (およそ4,600人の評価)

【あらすじ】

アイルランドの湿地帯に建つ家屋で男性の死体が発見された。エーレンデュル刑事は捜査を開始。部屋の中を捜索すると、引き出しの裏側に一枚の写真を見つける。それは数十年前に起きたレイプ事件の被害者が生んだ娘ウイドルの墓の写真であった。少女の墓を調べ遺体を掘り返すと脳がなく、悪性の脳腫瘍で亡くなっていたことが発覚。刑事は、かつてホルンベルクという男が行ったと思われるレイプ事件の被害者を探すことに・・・。

【感想(ネタバレするよ!!)】

☆1.0/5.0

わーこれあらすじがどこにも載ってないやつだ!困った!自分で書くしかない!書きました!!

ううううううううううううんんんんんごめんなさい!!!!!!

「これだから北欧ミステリーは!」

と一括りにはしたくないんですけどね!?

やっぱりつまんなかったです・・・。

ちなみに原題の「MYRIN」はまんま「湿地」という意味です。端から端まであまりひねりがない・・・。(すいません・・・)

ちびぞう的には悲惨なんだけど、IMDBだと結構評価があったりするので・・・好きな人は好きなのかもしれない・・・。

おおまかなストーリー

難病の娘が治療の甲斐なく亡くなってしまい、葬式が営まれるシーンがオープニングです。

そして場面は飛んでエーレンデュル刑事が湿地帯の家屋で発見された死体の捜査を始める場面から物語は始まります。

その湿地は夏場は悪臭が漂う家だった・・・(そして後に床下からも死体が見つかるんだけどね!その臭さもあって悪臭漂ってたのかな!)

家の引き出しの裏側から見つかった封筒に入っていた写真から、とある墓地を特定する。そこを暴くと、ウイドルという娘の死体が発見された。

刑事は、彼女の母が何十年か前にレイプされて生まれた子どもだという事を明らかにし、そこから同じレイプ事件の別の被害者を探そうとする。
同時にその死体には脳がなく、悪性の腫瘍で亡くなっていたことが分かるのであった。

なんやかんやあって、犯人はオープニングに登場した「娘を病気で亡くした男」だと言うことが判明。

彼(犯人)は自分の娘の病気が極めて稀な遺伝性の病気にかかっていたと知り、そのルーツを独自に探していた。すると、自分の本当の母親は別におり、彼女がレイプされて自分が生まれたのだということを知る。

そして、レイプ犯でもあり実の父親であるホルンベルクを殺害するのであった・・・。

なんやかんや推理した刑事に事件を暴かれた父親は拳銃自殺してしまう。

というお話!

感想は・・・

うーん退屈ですね。全体的に画面が暗くて、物語の盛り上がりも特になく、淡々と話が続いていく・・・

更に時系列がややこしくなっていたり、登場人物が誰が誰やら分からなかったり、名前も聞き慣れないものばかりで覚えにくしで・・・観てるこっちが臭い沼にズブズブとはまって抜け出せなくなりそうです(笑)

こういうのが北欧ミステリー!!って印象を付けられてしまうとあんまり良くないとは思うんですけど、「ドラゴン・タトゥーの女」もちびぞう的には似たような感じであんまり好きにはなれなかったので・・・きっと北欧ミステリーとちびぞうの相性が良くないんだな!!!(笑)

設定的には、亡くなった娘が持っていた遺伝性の病気が発症した原因が何か突き止めようとする、そしたら自分がレイプで生まれた子どもだという事を知る。その原因となった男を(娘を亡くした復讐心から)殺してやろう!という動機で結構真新しいというかぶっとんでるというか。もしかしたら原作は面白いのかもしれませんね・・・。

(でも元を辿れば遺伝元はその先にもいるわけで、しかも確かに娘は病気で亡くなってしまったんだけども、父親がいなかったら娘も生まれてこないわけで・・・というタイムトラベルのジレンマのようなことを悶々と抱えてしまうな・・・)

つまりまぁ、亡くなってしまったけど、そこまでのかけがえのない時間や娘と過ごした幸せな思い出だって、言ってみればそのレイプ犯のおかげだったりするわけで(しかも蓋を開けてみればレイプというかただの浮気で後々母親は脅されたらしいけど行為自体は合意だったらしいし)殺すほどのことなの?と思ってしまうというか。

うーーーーーーーん動機が弱い!!!

まとめ

全くオススメしません!!(笑)

マイナーな俳優さんばかりだから、俳優目的で観てねとかもなかなか言えないし・・・。

観てみようかな?って思った人がいたら、多分原作を読んだ方が面白いかもしれませんよ。

 

 


にほんブログ村 映画ブログへ
画像引用元:映画.com

カテゴリー
さ行

いいね!依存のあなたへ。映画『ザ・サークル』ネタバレ&感想

「秘密とは嘘。秘密があると犯罪が起きる可能性がある。説明責任がないと、人は悪い行動をする」

予告編では面白そうな雰囲気も出てたんですけどね~~~~~~。

「ちょっと微妙」そうな世間の空気を感じて劇場で鑑賞するのはやめました、どうもちびぞう(@cbz_ewe)です。

主演はトム・ハンクスとエマ・ワトソン。エマ・ワトソンと言えば最近では『美女と野獣』の本家実写版などに出演していましたねーーーー。ハリポタのハーマイオニー役のイメージがようやく抜けてきた感あります。今後の活躍にも期待したいです!!

エマ・ワトソン主演!映画『美女と野獣』実写版のネタバレ&感想

対してトム・ハンクスは最近ちょっとちびぞうの中で不作続きというか・・・あまり良い印象がなくて怖いんですよねぇ・・・。その怖さを乗り越えて来てくれると良いんですが・・・

ギャガさんの公式サイトはこちら

【映画情報】

【原題】The Circle
【制作国】アメリカ
【監督】ジェームズ・ポンソルト
【脚本】ジェームズ・ポンソルト、デイブ・エガース
【原作】デイブ・エガース「ザ・サークル(早川書房)」
【製作】ゲイリー・ゴーツマン、アンソニー・ブレグマン、ジェームズ・ポンソルト
【製作総指揮】ステファニー・アズピアズー、ロン・シュミット、サリー・ウィルコックス、スティーブ・シェアシアン、エバン・ヘイズ、ピーター・クロン、マーク・シュミューガー、フェデリカ・セント=ローズ、ラッセル・レビン
【撮影】マシュー・リバティーク
【美術】ジェラルド・サリバン
【衣装】エマ・ポッター
【編集】リサ・ラセック
【音楽】ダニー・エルフマン
【音楽監修】ティファニー・アンダーズ
【出演([]内は役名)】

  • エマ・ワトソン[メイ・ホランド]
  • トム・ハンクス[イーモン・ベイリー]
  • ジョン・ボイエガ[タイ・ラフィート]
  • カレン・ギラン[アニー・アラートン]
  • エラー・コルトレーン[マーサー]
  • パットン・オズワルト
  • グレン・ヘドリー
  • ビル・パクストン[ビニー]
  • ベック[本人役]

【公開日(日本)】2017年11月10日
【上映時間】110分
【配給】ギャガ
【映倫区分】G
【IMDB】5.3/10.0  (およそ61,200人の評価)

【あらすじ】

憧れの「サークル」に採用された新入社員のメイは、あることがきっかけでカリスマ経営者のベイリーの目に留まり、新サービス「シーチェンジ」のモデルケースに大抜擢される。「サークル」が開発した超小型カメラによって、自身の24時間を公開することとなったメイは、あっという間に1000万人を超えるフォロワーを集め、アイドル的な人気を博していくが……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!!)】

☆2.0/5.0

この映画ってスリラーだったんですか!!!!!?

 

な、なーるほど。そう知って観ればなるほど。なるほどなるほど(笑)となりますね。
流行りのSNS依存に対する警告を含めた社会派ドラマかと思って観ていたら最後ああなったのは・・・なるほどスリラーだからか・・・

いやでも、どんなジャンルか聞いて感想が変わるのって微妙でしょう!!!

何も知らずに観ても面白い!!!って思わせないと!!

というわけでちびぞう的にはこれ、微妙でした。

主人公がどっち寄りなのか曖昧問題

エマ・ワトソン扮するメイ・ホランドが、『サークル』の社員となり、そこの人たちの異常なまでのコミュニティへのこだわり、プライベートを共有しよう!という気持ち悪さに触れて

最終的にはこの会社のやりすぎな部分を明らかにしたりなんだりして、人々の目を覚まさせる展開になるんだな。

と思いきや、メイ自体が24時間体制で自分の生活を晒すという新しい試みにハマっていく・・・そして家族に見放されたり「サークル」の”世界中にあるカメラを使って30分で見つけたい相手を見つける”というシステムを披露する友達を事故で死なせてしまったりして

うん、ここからきっと目を覚まして「サークル」の闇を暴く展開!!!
さぁ現状のおかしさを訴えよう!!!!

と期待するとなぜか「私がサークルを更なる高みへ導くわ!!!」となる・・・。

今までのトップであったトム・ハンクスたちの闇を暴いたまでは良かったんですけど、そこから「SNSで何もかもを共有しよう!」という流れを打ち砕くのかと思いきや、思いきや。ですよ。彼女が新たな「サークル」の重役として、活躍していく・・・という恐ろしい展開に。(だからスリラーなのかもしれませんが)

 

序盤で出て来たカヤックの趣味の時間、それはメイにとって貴重な一人を楽しむ時間。
しかし、ラストではそのカヤックをしながらも「サークル」のカメラに向かって「ハイ、みんな!」と笑顔で声をかける姿が映って終了・・・。

つまり、彼女にとってのプライベートそのものを会社(というか社会?)に捧げてしまったよという恐ろしいオチだったんですよね。

いや、別にオチが恐ろしいのは良いんですけど、その主人公のスタンスが最後の最後まで分かりづらいのが問題。だと思うんです。
メイの立ち位置がわかりづらいため、最後まで共感や感情移入が出来ない。この物語は自分とSNSとの関係を見直すための物語だと思うので、「自分の物語」としても見れないと意味がないと思うんですよね。

そしてその”自分”を投影するためのキャラクターが主人公のメイのはず。だから彼女に共感することが出来なければ、自分の物語として見ることができない。

せっかくの良いテーマなのに、ただただ「最後こっわ」となるだけのスリラーにしてしまったらもったいないと思うんですよ!!!

そもそも一般人のプライベート公開に需要があるのか問題

そりゃエマ・ワトソンほどの美人だったら意味があるかもしれませんが、普通の社員である(という設定だし)メイの私生活を全て公開します!!と言ってもそこまで民衆が熱狂するのか・・・?!という素朴な疑問がありますよね。

見てて面白いなーという事をメイがしていたわけでもないし、あれなら別に彼女の私生活に張り付かなくても、普通にYoutube観てた方が楽しいことしてる人いっぱいいるじゃないすか。

なんかそこらへんも妙にリアリティがないんですよね。
リアリティがない社会のままで進んでいっても、あれはあくまでも「フィクション」の域を出ないんだよなぁ・・・。(当然フィクションなんですけど、リアリティがあればあるほどオチも映えると思うので)

ジョン・ボイエガは一体なんだったのか問題

途中で登場する、「サークル」のシステム開発に携わったという有名人タイ・ラフィート役として登場する、ジョン・ボイエガくん。

スター・ウォーズ新章から始まり、活躍しっぱなしの彼。

こんなところにも出てるのか!!とビックリしましたが、せっかくの彼の名演技も披露されることもなく

「結局彼はなんだったんだ?」

と疑問が浮かぶくらいしか出番もなければそのキャラクターに意味もなかったように感じた(メイに大した影響を与えたようにも見えなかったし)のが非常に残念でしたね・・・。

まとめ

ディスるだけでなく褒めることもしたいなって思っているんですけど、うーーーーーーん。あんまりだったなぁ。褒めたいところもあんまり・・・。

メイがSNSに夢中になって自分の生活を晒すところまでも1時間もかけてるし・・・その割に彼女に共感できないっていうのは結構痛いですよねぇ(まだ言う)

トム・ハンクスもいまいちどの程度悪い奴だったのか分からないまま成敗されてしまったし。

全体的に微妙・・・という、鑑賞前に聞いた世間の評判が間違いなかったパターンのやつかな、とちびぞうは思いました。

とりあえず劇場で観なくて良かった!!!!

あっ、そういえば

ベック出てましたよ!!!!!!!

 

 


にほんブログ村 映画ブログへ
画像引用元:映画.com

カテゴリー
さ行

今度の敵は世界?映画『ジョン・ウィック2』ネタバレ&感想

追う者は、追われる者へ―――

はい!ちびぞう(@cbz_ewe)です!
引き続きジョン・ウィックの2を観ていきまーーーーーす。

前作から引き続き、チャド・スタエルスキ監督、そしてキアヌ・リーブス主演です。
アクションがとにかくカッコいいぃいいいので見どころはアクション!!!

果たして彼は穏やかな日常を取り戻すことができるのか・・・

公式サイトはこちら

【映画情報】

【原題】John Wick: Chapter 2
【制作国】アメリカ
【監督】チャド・スタエルスキ
【脚本/キャラクターメイキング】デレク・コルスタッド
【製作】ベイジル・イバニク、エリカ・リー
【製作総指揮】ジェフ・ワックスマン、ロバート・ベルナッキ、デビッド・リーチ、ケビン・フレイクス、ビシャル・ルングタ
【撮影】ダン・ローストセン
【美術】ケビン・カバナー
【衣装】ルカ・モスカ
【編集】エヴァン・シフ
【音楽】タイラー・ベンツ、ジョエル・J・リチャード
【音楽監修】ジョン・フーリアン
【出演([]内は役名)】

  • キアヌ・リーブス[ジョン・ウィック]
  • リッカルド・スカマルチョ[サンティーノ・ダントニオ]
  • ルビー・ローズ[アレス]
  • ジョン・レグイザモ[オーレリオ]
  • コモン[カシアン]
  • ピーター・ストーメア[アブラム]
  • イアン・マクシェーン[ウィンストン]
  • ローレンス・フィッシュバーン[キング]
  • フランコ・ネロ[ジュリアス]

【公開日(日本)】2017年7月7日
【上映時間】122分
【配給】ポニーキャニオン
【映倫区分】R15+
【前作】この男を怒らせてはならない。映画『ジョン・ウィック』ネタバレ&感想
【IMDB】7.5/10.0  (およそ226,500人の評価)

【あらすじ】

前作でニューヨークを舞台にロシアン・マフィアを相手に繰り広げた壮絶な復讐劇から5日後。平穏な生活を送りたいジョンは、イタリアン・マフィアのサンティーノからの殺しの依頼を断るが、それにより自宅を爆破されてしまう。ジョンはサンティーノへの復讐を開始するが、命の危険を感じたサンティーノに7億円もの懸賞金をかけられ、世界中の殺し屋から命を狙われる事態に巻き込まれてしまう。【引用元:映画.com

【感想(ちょいちょいネタバレする)】

☆2.8/5.0

アクションに注目!!と言いましたが・・・

 

本当にアクションの割合が高いですよ!!!

息つく暇ないです!!目が釘付け!忙しい!次から次へと戦闘・戦闘・時々休んでまた戦闘!

目を奪われるアクション。アクション好きにはきっと堪らないでしょう・・・

ちびぞうは美術館の展示でミラーハウスみたいなやつがあって、そこでジョンと敵が戦うんですけど、至る所に鏡があるのに撮影クルーが一切映り込んでないのがすごいなって思ったり・・・でも今考えたらいくらでもCG処理できるか・・・今の技術なら・・・

今回は敵がジョン・ウィックに懸賞金をかけたせいで全米の殺し屋に狙われまくるんですけど、ジョンが強すぎるから数でなんとかしちゃおうって感じがすごくする。まぁずっと同じ人と戦うよりいろんな場所で色んな相手と戦う方が飽きが来なくていいですけどね。

でも今回のラスボス的な位置にいた手話使う女キャラが強そうな気配を出してたけどそこまで強くもなくて、もしかしてあれは続編への伏線なのかもしれないけどあれだけ殺しまくってたジョンがあの女だけ最後に殺してないってことはないと思うのでやっぱりちょっと弱すぎた。

引退が目的?

前作は復讐がメインの目的でしたが、今回は「引退」が目的なんでしょうか。

その割には引退する気がなさそうな行動ばっかり取ってる気がしないでもない。特にコンチネンタルでの殺人は禁忌とされてるのに、それを破ったらどうなるかとか考えてないっぽいのがなぁ・・・。今回は特に犬の復讐というテーマがだいぶ薄れているので、彼の行動原理に説明がうまくつけられず・・・(前作の終わりで飼い始めた犬が立派に成長してるし結構時間経過してるよね。思い出の家を燃やされたからその復讐?それとも車?にしてもちょっと動機が薄いなぁ)

とにかく自分を追い詰めたくて無茶してるって感じがしましたね。生きる意志の強さは変わっていないのにまるで死にに行ってるような感じがするのはなぜ。あなたが死んだら犬を誰が愛すのよ。全く。
相変わらず孤独で陰のあるぼっち男前で最強のジョン・ウィックは健在でしたが。ここらへん、前回のシンプルな話が好きだった人はどう思ってるんでしょうか。

正直ラストシーンを見ると今度は世界の殺し屋が襲ってくるぞ!って感じがして無駄にスケールでかくすればいいって話でもなくない???と思ってしまいます。

ジョン・ウィックという独特なキャラクター、独特な世界観に魅了された人にとっては、ちょっとずつその世界が壊されて行っている気がして、なんとなく

キアヌに新しいアクションやらせたい映画

になっちゃってないですかねって感じがしました。

穏やかな日常は全く取り戻せる気配ないですね!

まとめ

このシリーズはもう大丈夫です!!!!!!続編はリスキーすぎるからやめて!!!!

でもかっこいいキアヌは観たいよというジレンマに苦しむ第二弾!!でした!!

 

 


にほんブログ村 映画ブログへ

画像引用元:映画.com

カテゴリー
さ行

この男を怒らせてはならない。映画『ジョン・ウィック』ネタバレ&感想

“Don’t set him off.”

どうもこんにちは!ちびぞう(@cbz_ewe)ですー!

今作はだーーーーいぶ前に1を観まして、2が出たので観ないとーーーーーと思っていたんですがなかなか観れず。

よーやく2をレンタルしてみたので、1ももう一度見返すことにしました。

キアヌ・リーブスは長いこと見かけなかったので、当時は「やっと来たか!」感が凄かったです。
監督は今作が初監督らしく『マトリックス』シリーズなどでもアクションコーディネーターを務めた方ということで、アクションに期待できますね!!!

【映画情報】

【原題】John Wick
【制作国】アメリカ
【監督】チャド・スタエルスキ
【脚本】デレク・コルスタッド
【製作】ベイジル・イバニク、デビッド・リーチ、エバ・ロンゴリア、マイク・ウィザリル
【製作総指揮】ピーター・ローソン、マイク・アプトン、ジョセフ・ビンセント、エリカ・リー、ケビン・フレイクス、ラー・シン、タラ・モロス、ダレン・ブルメンタル、ジャレッド・D・アンダーウッド、アンドリュー・C・ロビンソン、サム・X・アイデ、キアヌ・リーブス
【撮影】ジョナサン・セラ
【美術】ダン・リー
【衣装】ルカ・モスカ
【編集】エリザベート・ロナルズ
【アクション監督/スタント・コーディネーター】ダリン・プレスコット
【音楽】タイラー・ベンツ、ジョエル・J・リチャード
【出演([]内は役名)】

  • キアヌ・リーブス[ジョン・ウィック]
  • ミカエル・ニクビスト[ヴィゴ・タラソフ]
  • アルフィー・アレン[ヨセフ・タラソフ]
  • ウィレム・デフォー[マーカス]
  • ディーン・ウィンタース[アヴィ]
  • エイドリアン・パリッキ[ミス・パーキンス]
  • オメル・バルネア[グレゴリー]
  • トビー・レナード・ムーア[ヴィクター]
  • ダニエル・バーンハード[キリル]
  • ブリジット・モイナハン[ヘレン]
  • ジョン・レグイザモ[オーレリオ]
  • イアン・マクシェーン[ウィンストン]
  • ブリジット・リーガン[アディー]
  • ランス・レディック[シャロン]
  • ランダル・ダク・キム[ドクター]
  • デビッド・パトリック・ケリー[チャーリー]
  • クラーク・ピータース[ハリー]
  • ケビン・ナッシュ[フランシス]

【公開日(日本)】2015年10月16日
【上映時間】103分
【配給】ポニーキャニオン
【映倫区分】R15+
【IMDB】7.3/10.0  (およそ383,000人の評価)

【あらすじ】

愛する女性ヘレンとの出会いをきっかけに、裏社会から足を洗った殺し屋ジョン・ウィック。しかし、ヘレンは病に倒れて帰らぬ人となってしまい、ジョンは悲しみに暮れる。そんなジョンのもとに、ヘレンが生前に用意していたデイジーという名の一匹の子犬が届けられる。亡き妻の思いが託されたデイジーとの生活で再び心に平穏を取り戻していくジョンだったが、ある日、ジョンの所有する車を狙って家に押し入ったロシアンマフィアが、デイジーを殺してしまう。生きる希望だったデイジーを奪われたジョンは、かつてその名をとどろかせた裏社会に舞い戻り、ロシアンマフィアの組織を相手に単身戦いを挑む。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!)】

☆3.1/5.0

ネタバレするよって書いたはいいけど、ネタバレするような内容も特になかったりして・・・

愛する人のために殺し屋業を引退し結婚して幸せな日々を送っていたジョン・ウィック。しかし愛する妻は病魔に侵され早々にこの世を去ってしまう・・・。そんな彼女が

「あなたには愛する存在が必要よ」

と自らの死を予見して贈ってくれた一匹の犬。名前はデイジー。

その犬との暮らしがジョンの暮らしを癒すはずだった・・・けど、愛車マスタングに目を付けたロシアンマフィアの息子がジョンの家を襲い、車を奪うだけでなく犬も殺してしまう!!!!
妻の遺した愛犬を殺されてジョン大激怒。ロシアンマフィアを相手取りひたすら復讐するぜ!!!!

というお話。

アクションがとにかくかっこいい

マカロニ・ウェスタンのアクションを元にしているとか、カンフー×ガンアクションでガンフーだとか言うらしいんですが(ちびぞうはよくわかってないですが)とにかく新しくてカッコいい!!

キアヌは『コンスタンティン』でもジッポの高速開閉をとにかくひたすら練習したと言っていましたが、些細な動きでも自然に見えるように厳しく練習するストイックな俳優さん。

今作でも、戦う最中のアクションだけでなく、新しい銃の具合を確かめる細かな動作なんかも魅せる動きをしています!!

R15+なだけはある、「確実に人を殺してる」感のあるアクション、見応えあると思います。

それから主演のキアヌ以外にも、彼を助ける殺し屋にウィレム・デフォーがいます!!彼もちびぞうが好きな俳優さんの一人♡
すごく渋カッコいいので、彼の動向にも注目していただきたい!

音楽もカッコいい!

マンソン様の”killing strangers”とか流れるんですけど最高にかっこいい。

サントラも気になりますねー!!!

車もカッコいい!!!

ジョン・ウィックの愛車、マスタングも最高にかっこいいです。
1969年式のフォード・マスタング「BOSS429」という車種らしい・・・。

あまり車とか詳しくないですが、ワイスピに登場した「ダッジ・チャージャー デイトナ」と同じくらい好きかも・・・。というか偶然にもデイトナも69年式らしい。69年式の車はこんなかっこいいのばかりなんだろうかー!!!

さすがに盗もうとかは思わないけど近所の影あるイケメンがこんなカッコいい車乗ってたら憧れてしまいますね!

若干のツッコミどころもなくはない

例えば、「決して怒らせてはいけない最強の男」なのであれば、マフィア側もそういう男の知識は(たとえ引退していたとしても)最下部まで徹底して認識させるべき。

それさえしておけばロシアンマフィアの息子も、「あの車かっけぇ!欲しい~~~」なんて理由でジョンを襲うことはなかっただろうに・・・

まぁ、そこがなければ話が始まらないんですけどね!!!

それと、雑魚はほぼ百発百中で仕留めているジョンだけど、いちばん殺したいマフィアの息子はわりと近くまで接近しても弾が当てられない・・・とか

まぁそれもお約束の展開なのかもしれませんが、普段が最強すぎるせいで違和感あるシーンでしたねー。

まとめ

たかが犬のために、というツッコミもあるみたいですが!!ちびぞうはそうは思わない!!

孤独な暗殺者が愛に目覚め、足を洗い、普通の人と同じように夫婦として妻と寄り添い暮らしていた時間は本当に特別なものだったと思うんですよね。
それなのに妻を亡くし神にも見放されたような絶望。そこに届いた一筋の光・・・。それすらも奪われてしまうとは・・・。それが犬だろうと車だろうと観葉植物だろうと関係ないんですよぉ!!!

唯一の光を奪われた瞬間に「復讐」そのものが生きる目的になってしまった。哀しい男ですよね。この哀しい男がまた、キアヌに似合いすぎていて、はまり役ですね。
幸せになって欲しいけど・・・世界一幸せが似合わない、そんなジョン・ウィック。

2ではもっとたくさんの殺し屋に命を狙われるって感じの話ですが果たしてジョンの心は癒えるのだろうか・・・そこらへんも注目して続編も観ていきたいです(*;ω;*)

 

 


にほんブログ村 映画ブログへ

 

カテゴリー
さ行

平均年齢82歳が大騒動!映画『ジーサンズ はじめての強盗』ネタバレ&感想

“未来はいらない、年金を返せ!”

どうもちびぞう(@cbz_ewe)です!

皆さん!!

マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、アラン・アーキンの三名が主演しているクライムコメディですよ!!!!

彼らの平均年齢はなんと82歳!!!

しかも全員オスカー俳優、大御所中の大御所です。マイケル・ケインは最近『キングスマン』にも出ていましたね!なんとなく悪役で目にすることが多い俳優さんです。
モーガン・フリーマンはもう知らぬ人はおらん!くらい有名なのではないでしょうか。ちびぞうはアラン・アーキンのファンなので(『リトル・ミス・サンシャイン』のおじいさん役で認識)借りて観ました!

これぞ紳士!映画『キングスマン』感想。新感覚スパイムービー

【映画情報】

【原題】Going in Style
【制作国】アメリカ
【監督】ザック・ブラフ
【脚本】セオドア・メルフィ
【オリジナル脚本】マーティン・ブレスト
【製作】ドナルド・デ・ライン
【製作総指揮】トビー・エメリッヒ、サミュエル・J・ブラウン、マイケル・ディスコ、アンドリュー・ハース、ジョナサン・マッコイ、トニー・ビル、ブルース・バーマン
【撮影】ロドニー・チャーターズ
【美術】アン・ロス
【衣装】ゲイリー・ジョーンズ
【編集】マイロン・カースティン
【音楽】ロブ・シモンセン
【出演([]内は役名)】

  • モーガン・フリーマン[ウィリー・デイビス]
  • マイケル・ケイン[ジョー・ハーディング]
  • アラン・アーキン[アルバート・ガードナー]
  • アン=マーグレット[アニー・サントーリ]
  • ピーター・セラフィノウィッツ[マーフィー]
  • ジョン・オーティス[ヘスース]
  • ジョーイ・キング[ブルックリン・ハーディング]
  • クリストファー・ロイド[ミルトン・カップチャク]
  • キーナン・トンプソン[キース・ショーンフェルド]
  • マット・ディロン[アーロン・ヘイマー捜査官]

【公開日(日本)】2017年6月24日
【上映時間】96分
【配給】ワーナー・ブラザース
【映倫区分】PG12
【IMDB】6.6/10.0  (およそ55,540人の評価)

【あらすじ】

ウィリー、ジョー、アルの3人は平和な老後生活を送っていたが、40年以上勤めていた会社の合併によって大きく変わってしまう。突然の年金打ち切りで会社から見放され、銀行からも冷たくあしらわれてしまった彼らは、今までの生活を取り戻し、家族と幸せに暮らすため、まさかの銀行強盗という命がけの大勝負を決意する。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレもするよ!)】

☆3.0/5.0

年金もない、銀行も助けてくれない、家も差し押さえられてしまう。そんな最悪な時、運悪く銀行強盗の場面に遭遇してしまうジョー(マイケル・ケイン)。

その時、彼の脳裏にある作戦が閃いた!!!!!

「そうだ!年金分の金を銀行から強奪してやろう!!!」

普段から仲良くしている友人二人を誘って銀行強盗の計画を立てるジョー・・・!

まずは練習だ!近所のスーパーで万引きするぞ!!!

こんな感じの、けっこう軽いノリで老人3人が銀行強盗を計画するクライムコメディ。

原題の意味とは?

原題は”Going in Style”。「このスタイルでいこう」「かっこよくいこう」みたいな感じの雰囲気だと思うんですが、ちびぞう的には「これが俺たちのやり方(生き方)!」って感じの意味合いに取りました。
年を重ねて、「関節痛や痛風、帯状疱疹しか持つものがない・・・」としょぼくれた老後を送っていた3人がこの作品の中できらめきだすというか、おそらく最後になるであろう冒険を通して友情や愛、生き方を再発見するというか。それがよく表されてる原題ですよね!

はじめてのお使いをもじったこの邦題は・・・うーん。元々の意味合いを表現できてるかは別として、可愛らしくてドタバタする内容に対して嘘はついてなくて、日本人に馴染みあるし分かりやすくてこれはこれで良いと思います。

おじいちゃんたち本当に頑張ってる

スーパーで服の中に商品を次々と詰め込んでる場面とか、パッと見で服が膨らんでるのが分かるし、しかも逃亡用の車に置いてきた仲間がいなくなってるから仕方なく近場にいたおばあさんが乗ってた電動カートを奪ってそれで逃げようとするし(笑)そのカートのカゴの部分に乗せられて運ばれるアラン・アーキンとか(笑)

じーさんだからって万引きも注意だけで許されちゃうし(笑)

孫の写真が背景に入れられた腕時計をつけながら銀行強盗して、それが原因で見つかりそうになるヒヤヒヤな展開とか(笑)

大御所俳優さんたちが、本当にアホな事をしてる絵面が信じられないし面白いし可愛い!

この年になっても馬鹿が出来るというか役者という仕事に対して真摯というか、本当に尊敬できますよね。

まとめ

クスクス笑える場面もあれば、ウルッと感動できるところもある。
しかも、ジーサンズだけでなく周囲の人たちも巻き込んで幸せにしていく感じがいい。

クライムコメディだけどコメディだから誰も傷付けないし、とても気軽に観れるところもよき。

何気に伏線が張られていて「えっ!あの時の強盗ってこいつなの(笑)」みたいな忘れていた部分があとでちゃんと回収されたり、お約束をしっかりと守りつつしっかりと作られている、という感じ。

地味にしっかりアリバイ作りをしていたり、アリバイを証明するじいさんが既にボケてたりとブラックジョークも満載です!

ちびぞう的にはこれだけの役者さんがドタバタしているだけで十分楽しい!

 

本当に長生きして欲しいよ!!!!!(何の話)

 

 


にほんブログ村 映画ブログへ

画像引用元:映画.com

カテゴリー
さ行

自殺を独占生放送!まさかの映画『スーサイド・ライブ』ネタバレ&感想

―――あなたは、死の瞬間を観たいですか?

ジャケットのあらすじを読んで、なんてぶっとんだ設定の映画なんだよって思いつつ借りてみました♡

再生してみたらあーらまアルバトロス(ニューセレクト)の配給じゃないですか!!

久々にアルバトロス(B級ホラー映画の配給として有名)の作品だぁ・・・と思いながら視聴。なんと、カメオ出演レベルですがジェイムズ・フランコが出ているのでドびっくりしてしまいました・・・

主演は『トランス・フォーマー』シリーズのジョシュア・デュアメル、『X-MEN』シリーズのファムケ・ヤンセンなど。

監督は『メイズ・ランナー』シリーズにも出ていた俳優のジャンカルロ・エスポジート!

面白さが迷子。映画『メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮』ネタバレ&感想

今作は、”世界で最も危険な映画”決定戦「モースト・デンジャラス・シネマグランプリ2017」のエントリー作品のようですね。
グランプリのサイトはこちら

【映画情報】

【原題】This Is Your Death
【制作国】アメリカ
【監督】ジャンカルロ・エスポジート
【脚本】ケニー・ヤッケル
【原案】ケニー・ヤッケル、ノア・ピンク
【製作】クリストファー・デリア、マイケル・クライン、ジャンカルロ・エスポジート、ローリーン・ヤックル
【製作総指揮】ショーン・ウィリアムソン、ジェイミー・ゴーリング、ケビン・リーソン、ロバート・ハルミ・Jr.、ジム・リーブ
【撮影】ポール・ミッチニック
【美術】ジェームズ・ロビンス
【衣装】シンシア・アン・サマーズ
【編集】ジェイミー・アラン
【音楽】リッチ・ウォルターズ
【出演([]内は役名)】

  • ジョシュ・デュアメル[アダム・ロジャース]
  • ジャンカルロ・エスポジート[メイソン・ワシントン]
  • ファムケ・ヤンセン[イレーナ・カッツ]
  • サラ・ウェイン・キャリーズ[カリーナ]
  • ケイトリン・フィッツジェラルド[シルヴィア]
  • クリス・エリス[ケラー]
  • ルシア・ウォルターズ[レベッカ・ワシントン]
  • ブルーク・ワリントン[イブ・ワシントン]
  • ジェイデン・ノエル[デリック・ワシントン]
  • ギャリー・チャック[バーニー]
  • ガイルズ・パントン[ダレン・ブラッドショウ]
  • スコット・リスター[ザック]
  • ショーン・タイソン[ボブ]
  • ジェームズ・フランコ[男性キャスター]

【公開日(日本)】2017年12月9日
【上映時間】105分
【配給】[MDGP]上映委員会
【IMDB】5.6/10.0  (およそ2,900人の評価)

【あらすじ】

低視聴率に悩む放送局WBCの番組で、出演者が生放送中に自殺するというショッキングな事件が発生。司会者のアダムは罪の意識にさいなまれるが、高視聴率を叩き出したことに味をしめたプロデューサーは、リアルタイムで自殺の瞬間を放送する番組を企画する。最初は反対していたアダムも自分が構成を担当するという条件で承諾し、ついに番組が放送されることに。衝撃映像の連続に賛否両論の嵐が巻き起こる中、視聴者を逃さないために番組内容はどんどんエスカレートしていく。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!)】

☆2.5/5.0

こーれは意外に・・・意外に・・・面白い・・・?かもしれない・・・?(笑)

あくまでもこの異常な設定を受け入れられればですけども!!!

ホラーでありファンタジー寄りの社会派ドラマって感じですかね。

おおまかなストーリー

よくある「大富豪の花嫁を決めよう」系のドキュメンタリーの最終段階、「最後に残った二人のうち、選ばれるのはどっち!?」というところで、選ばれなかった出演者の女が大富豪の男へ発砲、そして拳銃を口に咥えて自殺してしまう。

その司会を務めていた男(アダム)が、別のニュース番組に「彼らを救おうとした勇敢な司会者」として出演。「自殺した女性は病んでいた、それに気付けていれば防げたかも」という内容の話をする予定が、途中で独断で「私たち製作側は二人の女性を競い合わせていた、あの結果はテレビのせいだ。しかしあれこそがリアリティであり、視聴者が望むものだ」と発言してしまう。

事件の起きた番組は視聴率が大幅にアップ。調子に乗ったプロデューサー(イレーナ)が自殺を生放送で中継する番組「あなたの死に様」を提案。

(一応、”末期がんの患者などに自死を選択する権利が与えられていたが、その権利は一般人にも今は与えられていて、医者や精神科医などがその場にいてケアできる状態であれば自殺を放送するのは違法ではない”みたいな説明が劇中でされます)

その番組に誘われたアダムも最初は拒否する姿勢だったが自分に構成を任せてもらえるならと受け入れる。

自殺者のどうしようもできない暮らしの実情をVTRにして流す。そして、彼らに寄付を募る。寄付と同額をテレビ局も自殺者の家族に渡すと約束。
つまり、自殺者が死ぬのは自分の家族のためであり、テレビで死ねば高額な寄付金が家族に与えられる・・・という仕組み。
「自殺によって家族や友人を救う」という大義名分を掲げて、「貧しさなどで窮地に陥っている人たちに逃げ場がないということを真実として視聴者に見せ、世の中の目を覚まさせる」とアダムは主張する。番組は大成功、視聴率ナンバーワンとなる。

しかしとある自殺者が死ぬのに時間がかかってしまい視聴者に飽きられるのを恐れたアダムは「番組の裏で死なせればいいから今は死んだことにしろ」と生きているのに死んだことにしてしまう。それを目撃した視聴者から「あの番組はデマだ」とネットで拡散される。出演者が生きていると都合が悪いため、番組の裏で殺してしまうアダム。
番組の視聴率が落ちるのを恐れてどんどん内容をエスカレートさせるアダム。そんなアダムの変化を嘆いたうつ病の妹が秘密裏に番組に出演。唯一の家族が自殺してしまうと知り、必死に止めるアダム。しかし妹は自殺を実行してしまう。

この流れと同時進行で、仕事を失い家族のために金を稼がねばならない黒人男性(メイソン)の物語が同時進行で描かれる。高齢で雇ってくれる場所もなく、金貸しにも頼れない。そんな彼が最後に「あなたの死に様」で100万ドルが手に入ると知り、番組で自殺をしようと応募。
番組の最終回の最後の出演者として死のうとするメイソンだったが、死ぬに死にきれず
「私にはできない、私は家族を愛している。金なんかいらない。家に帰りたい。みんなも何を見ているんだ。家に帰ろう」
と語り始める。番組を観覧していた客に喝采を受け、妹を乗せた救急車を見送って呆然とするアダムを横目に去っていく。

設定はもうめちゃめちゃ、だけども?

どう考えたってこんな企画が生放送で通るなんてあり得ないと思うんですよ。現実的に考えて。

でも、そこを無理やりにでも通さないと描けない物語というのがあったのは確かだと思います。

例えば、自死の権利についての物語。
これはもうちびぞう一個人の意見でしかないですけども、生まれてきてその人生をどうするかはその人次第。生きる権利もあれば死ぬ権利もある、という発想自体は別にいいと思うんですよね。どうにもならない状況で苦しんでいる自分を救えるというだけでなく、誰かを現実的に救える、という状況が追随しているなら尚更。
(まぁそこで誰かに迷惑をかけたり、悲しむ人がいる場合、”周りの人のことも考えるかどうか”で色々と変わっていくと思いますが)

そういった自死を扱うには確かに若干雑な設定ではあると思いますが、それはそれで色々と考えさせられて面白かったかなと。

 

主人公のアダムがどんどん悪い方向へと変化していったように、人間はいずれ変わっていくものだというのを表している。その逆も考えられる。人は生きていれば良い方向にも変わっていける(その時はどん底だと思っていてもなんとかなるのではないか)というメッセージも込められていたりすると思うんですよね。

必ずしも自死を選ぶことが良い結果を与えるわけではない、と考える余地を残しているし、だけど、確かにそれで救われる人もいる。という事実(現実)も確かにある。
アダムが、自分の家族にだけ「死ぬな!」と声をかけるところも面白かったですね。

人間は悲しいけど、自分に関係ない人間に対しては鬼のように冷徹になれたりするもんです。

そういう人間の根本的な「生きる」というテーマだったり、身近な人とそうでない人の「死の重さ」だったりが見え隠れする、なかなか興味深い作品でした。

気軽に観れるエンタメ系ではないけど、突拍子もない世界観をとりあえず許せる人は観てみても良いかなー。という感じの作品。

最後に二つだけ

「伝統のハラキリ」で自殺した日本人が出てきてましたけど

切腹って確かそれだけじゃなかなか死ねないから、首切り人(介添え人?)が横についていて、その人が首を落とすんですよね。本当に腹切りだけで死ぬわけではないですよね。

番組中に切腹で死ぬってあまりにも非現実的!!!!

そういうのやりたいならもうちょっと調べてからやって!!

 

それと、メイソンが死ねなくて胸中を話したら急に手のひら返す観客!!

一番胸糞悪いよ・・・

 

 

 

 


にほんブログ村 映画ブログへ

画像引用元:映画.com

カテゴリー
さ行

80年代風クリーチャー映画『ザ・ヴォイド 変異世界』ネタバレ&感想

奈落が開かれる―――

どうもこんにちは、ちびぞうでっす!!!!

こちらも、GEOさん先行レンタルの作品。
何やら未知のクリーチャーに襲われる系の、古き良きSFホラーを踏襲した作品になっているようです。

R18と書かれていたり、R15 +と書かれていたりして映倫区分がどうなってるのかよく分かりませんが、ちびぞうの個人的な見解で言えば「なぜこれがR15+以上になるのか・・・」という感じ。

【映画情報】

【原題】The Void
【制作国】カナダ
【監督/脚本】ジェレミー・ギレスピー、スティーブン・コスタンスキ
【製作】ケイシー・ウォーカー、ジョナサン・ブロンフマン
【製作総指揮】トッド・ブラウン、デビッド・ワトソン、ジェームズ・ノーリー、スティーブン・ヘイズ、ピーター・グレアム、ロス・M・ディナースタイン、ジェレミー・プラット、ミック・フォーシイ、ロン・モルナー
【撮影】サミー・イネイヤ
【美術】ヘンリー・フォン
【音楽】ブリッツ//ベルリン
【出演([]内は役名)】

  • アーロン・プール[ダニエル・カーター]
  • ダニエル・ファザーズ[父親]
  • キャスリーン・マンロー[アリソン・フレイサー]
  • エレン・ウォン[キム]
  • アート・ヒンドル[ミッシェル]
  • ケネス・ウェルシュ[リチャード・パウエル医師]

【公開日(日本)】2018年1月13日
【上映時間】90分
【配給】彩プロ
【IMDB】5.8/10.0  (およそ20,000人の評価)

【あらすじ】

保安官のダニエルは、深夜のパトロール中に発見した血まみれの男を病院に連れて行く。しかしその病院にいる人々は「人間ではない何か」に変身しようとしていた。そんな中、銃を持った中年男と斧を持った若者が病院に乱入。さらに大型ナイフを手にした白装束のカルト集団もやって来て、病院が包囲されてしまう。誰が敵で誰が味方なのかもわからないまま、ダニエルは生き残った人々を連れて脱出を図るが……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!!)】

☆1.9/5.0

閉じられた病院、外には額に△の穴が開いてる白装束の集団、突然患者を襲い出す看護師、そして未知のクリーチャーに変貌する人々・・・そんな時に臨月の妊婦が苦しみだす!もう帝王切開するしか母子は助けられない!主人公の妻である女医は単身薬品室へ向かう・・・

武器を取りに外の車へ向かう主人公一行・・・しかし戻った時には、妻の姿はなかった。

この全ての怪異を巻き起こしたのは病院の院長で、カルト教団の教祖であり、闇の力を使いかつて亡くした娘を蘇らせようとしていた・・・!

(でもなんかその儀式で開いた異次元?に院長をタックルしたら解決したし蘇った娘クリーチャーも普通に倒されて平和になって終わる)

 

と、いう何の変哲もない(といっても話の核心に触れる部分は特に種明かしされない仕様なんですけど)よくある感じのホラー。

封鎖的な空間に追い込まれて人間同士で揉めたりなんだりって展開はゾンビ映画でもよく見る光景ですけどキャラクター同士のアツい物語があったりするわけではありません。

監督は70年代~80年代のホラーをリスペクトしていて、そのオマージュなどがふんだんに散りばめられた鋭意的な作品のようなんですが・・・。

いかんせん80年代っぽさが活かされきれてない・・・

「あーあるあるこんな感じのSFホラー」という感想を上回るものが特に何もないんですよね。

白装束のカルト教団はなんとなくKKK(実在する団体で白装束のカルト集団で有名だった)を思い起こさせるし、その額部分の布が△に切り抜かれていたり、儀式をする教祖の世界には大きな三角の山(ピラミッド?)があって、なんとなくイルミナティ(秘密結社)を連想させる感じ。。

で、別にそういうものと一切関係のない話なのかもしれませんが「意味深に演出しよう」という意図からそういったモチーフを安易に選んでる感じがどうしてもしてしまうんですよね。「どう?なんか恐ろしい秘密や謎が隠されているように見えるだろう?」って感じで。
本当に何も語る気がなく、意味深な部分を不可解な謎として残すなら、もう少しオリジナリティのあるカルト集団だったりマークだったりを考案してそれを採用すべきだったのかなと。

ぐちゃぐちゃになってるクリーチャーも、なんとなく画面が暗かったり点滅していたりで見辛い・・・。せっかくデザインしたんだから全部見せようよ!本当にそのデザインがクリーチャーとして成功してたなら真昼間に明るいところで観てもかっこよく見えたりするものだから!たぶん!
(H・R・ギーガー氏のエイリアンなんかフィギュアの状態でもかっこいいもんね)

と、いうわけで今作はちびぞうの中で佳作にもう一歩!といった感じの作品になりました。

ここまで読んで頂きありがとうございました!

 

 


にほんブログ村 映画ブログへ

カテゴリー
さ行

家から出られない女VS強盗。映画『侵入者 逃げ場のない家』ネタバレ&感想

「あなたを許すわ」

こちらもゲオさん先行レンタルの作品。とりあえずタイトルとジャケットだけ見て手に取ってみましたが・・・なんと!!どっかで見た顔の俳優が出てる!!!と思ったら!!

『ホーム・アローン』で最もヒットした映画の子役としてギネスにも載っている「マコーレー・カルキン」の弟、「ロリー・カルキン」くんだった・・・!!

キーラン・カルキンくんといい、カルキン家の顔はめっちゃすぐ分かりますね(笑)

【映画情報】

【原題】iNTRUDERS[Shut In]
【制作国】アメリカ
【監督】アダム・シンドラー
【脚本】T.J.シムフェル、デヴィッド・ホワイト
【編集】ブライアン・ネット、アダム・シンドラー
【音楽】フレデリック・ウィドマン
【出演([]内は役名)】

  • ロリー・カルキン[ダン・クーパー]
  • ベス・リースグラフ[アンナ・ルック]
  • ジャック・ケイシー[J.P.ヘンソン]
  • ジョシュア・ミケル[ヴァンス・ヘンソン]
  • レティシア・ヒメネス[シャーロット]
  • ティモシー・T・マッキニー[コンラッド]
  • マーティン・スター[ペリー・カットナー]

【レンタル開始日(日本)】2018年1月10日
【上映時間】89分
【発売元】プルーク
【IMDB】5.7/10.0  (およそ9,200人の評価)

【あらすじ】

広場恐怖症に侵されたアンナは、外界から隔離された生活を送っていた。末期症状で余命幾ばくもない兄と、彼女に定期的に食糧を運んでくれる男以外、彼女は外部の人間と接することができなかった。
そんな彼女の静寂に包まれた生活は3人の凶悪犯の侵入で突如として、一変するのだった。【引用元:GEOnet

【感想(ネタバレするよ!!)】

☆2.3/5.0

広場恐怖症で家から出られない女!!!! VS 強盗三名!!!!!

映画は、主人公アンナが末期がんの兄を亡くすところから始まる。

兄の葬式にも出られない・・・と思ったら、家の外へ出られないという病気のせいだった。

そこに三名の強盗がやってきて、さぁどうなる!?

と思ったらここから展開が一気に変わるよ!!!

なんとアンナの家には、地下に人を閉じ込められる&尋問出来る&脅せる部屋?がいくつもあり、そこに強盗さんたちが閉じ込められてしまう・・・という・・・展開に。
実はアンナとその兄は、家庭内暴力をふるう父親を殺してからというもの「犯罪者」や「変質者」を拉致監禁し「治療」と称して殺していた!!!

まぁつまりは「強盗に入った家の人の方がヤバい」という、最近『ドント・ブリーズ』でやってたのとまったく同じようなネタなんですけどもね・・・

いかんせん二番煎じだとどうしても、厳しい目で見てしまうんですよね・・・。

主人公アンナの負った心の病気が、ラストで治る?のかな?分からないけども、強盗がいなくなった家から一歩、踏み出せた彼女は忌まわしき過去の詰まった家を自らの手で燃やす・・・という。

宅配に来ていたダン(ロリー・カルキン)のことは罪がないと判断したのかなんなのか、最後には逃がしてあげていて、そこだけは良かった。

ラブもないし意味もよく分からないけど、この強盗達どうなってしまうん?というハラハラはすこーーーーしだけありましたね。

 

でも、あんな階段がせり出てくる仕組みの地下室を作ったり、末期がんの兄と家から出られない妹の二人でどうやったらそんな改造が出来る金があったのかなと・・・(劇中でお金は持て余してるのって発言があったし、家が資産家だったってことなのかな)まぁあんまりリアリティはないですよね(笑)

うーん大した感想も書けないですが、ロリー・カルキンは可愛かったので、カルキン兄弟が気になるファンの人はどうぞ、観てみてください♡

 

 


にほんブログ村 映画ブログへ

画像引用元:IMDB

カテゴリー
さ行

死体がもたらす悲劇。映画『ジェーン・ドゥの解剖』ネタバレ&感想

この身元不明の遺体<ジェーン・ドゥ>にメスを入れてはならない―――

どうもこんにちはちびぞう(@cbz_ewe)です!

突然ですが、この『ジェーン・ドゥの解剖』ってタイトルが最高にカッコイイと思うのは私だけですか???

”ジェーン・ドゥ”というのは日本語にすると「名無しの権兵衛」的な意味合いで、このタイトルは身元不明の死体の解剖っていう意味なんですよね。変に邦題を変えず、原題をそのまま直訳して大正解!って感じがしますね~。

主演にはエミール・ハーシュくんわぁあ久々に見た!久しぶり!!エミール・ハーシュくんと言えば『ガール・ネクスト・ドア』の時すっごく可愛くて目をつけてた若手俳優さんだったんですよね!!2015年あたりに暴行事件を起こして捕まっていた?ようですが、無事に俳優業に復帰できたようで良かった良かった・・・。

身元不明の遺体役オルウェン・ケリーの美しすぎる死体にも大注目したい。彼女はこれからブレイクしますよ!たぶん!

公式サイトはこちら

【映画情報】

【原題】The Autopsy of Jane Doe
【制作国】イギリス
【監督】アンドレ・ウーブレダル
【脚本】イアン・ゴールドバーグ、リチャード・ナイン
【製作】フレッド・バーガー、エリック・ガルシア、ベン・ピュー、ロリー・エイトキン
【製作総指揮】スチュアート・フォード、マット・ジャクソン、スティーブン・スクイランテ
【撮影】ロマン・オーシン
【美術】マシュー・ガント
【衣装】ナタリー・ウォード
【編集】パトリック・ラースガード、ピーター・グボズタス
【音楽】ダニー・ベンジー、ソーンダー・ジュリアーンズ
【出演([]内は役名)】

  • エミール・ハーシュ[オースティン・ティルデン]
  • ブライアン・コックス[トミー・ティルデン]
  • オフィリア・ラビボンド[エマ]
  • マイケル・マケルハットン[バーク保安官]
  • オルウェン・ケリー[ジェーン・ドウ]

【公開日(日本)】2017年5月20日
【上映時間】86分
【配給】松竹メディア事業部
【映倫区分】R15+
【IMDB】6.8/10.0  (およそ60,000人の評価)

【あらすじ】

バージニア州の田舎町で息子のオースティンとともに遺体安置所と火葬場を経営するベテラン検死官トミー。ある夜、保安官から入った緊急の検死依頼は、一家3人が惨殺された家屋の地下から裸で発見された身元不明女性、通称「ジェーン・ドウ」の検死だった。解剖を進めていく中で、遺体に隠されたある事実が判明し、閉ざされた遺体安置所にさまざまな怪奇現象が発生する。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!)】

☆3.0/5.0

ちびぞうはこれ結構好きです!

ジャンルで言えばオカルトホラーなんですけどね!

いきなりこの話のオチをネタバレしますと、

この身元不明の死体は実は、17世紀のアメリカ北東部、ニューイングランドのセーラムで行われていた魔女裁判で殺された女性だった・・・というんです。

  • セーラム魔女裁判とは?(by wiki)

セイラム魔女裁判とは、現在のアメリカ合衆国ニューイングランド地方のマサチューセッツ州セイラム村(現在のダンバース)で1692年3月1日に始まった一連の裁判をいう。

200名近い村人が魔女として告発され、19名が処刑、1名が拷問中に圧死、(2人の乳児を含む)5名が獄死した。

そして今作では、この時に殺されたこの女性は本物の魔女だった、という設定らしい。

魔女は拷問され殺されたが実は生きていて、解剖の痛みを与えるものに復讐するため怪奇現象を起こし、解剖しようとする親子を襲った。

というのがオチだったようです。

ちびぞうの考察

考察というか妄想なんですが。

この死体の不可解な点を箇条書きにします。

  1. 外傷が一切ない綺麗な死体
  2. しかし手首と足首の骨が折れている
  3. 舌が引きちぎられたように切られている
  4. 左側、下部の歯が一本ない
  5. 口の中に糸のようなものが入っている
  6. 内臓は切り刻まれたような傷だらけ
  7. 肺が焼けている
  8. 消化器官の中に麻酔に使われる花
  9. 魔法陣の書かれた布にくるまれた歯も出てくる

この状態から、ちびぞうは「何かの魔術に使われた死体」なのではないか、と思いました。「まるで生贄のような」と劇中でも言われてましたね。

そして、解剖を進めると始まる怪奇現象。

ラジオは勝手にノイズが入り、”Open Up Your Heart(And Let The Sunshine In)”が流れ始めます。骨でトミーが怪我をしたり、飼い猫の死体が見つかったりもします。

多分この曲だと思うけど違うかな。歌ってる人は別かもしれませんが。

結論から言えば、ちびぞうはこの死体は

「強い悪魔を封じ込めるための儀式に使われた死体」

だと思ったんです。 それが魔女だった、のかどうかは分かりませんが。

彼女の死体に封印されていた悪魔が、解剖して術をといてしまったために解放され、周囲を襲い始める・・・という話に見えたんですよね。

解剖をまるで「止めて」と言わんばかりに怪奇現象が起きたり、ラジオから流れてくる曲も「悪魔とは仲良くしちゃだめよ」と母親に言われる少女の歌だったりするので、

「このまま解剖を続けたら悪魔が蘇って大変なことになるから、この死体は解剖を止めたいのではないか?」

と思いました。そして、怪奇現象を止める方法は、取り出した花や布や歯を元通りにすること。
だと思ったんです。

そうやって見てみると、ジェーン・ドゥを掘り起こしてしまった家の人が凄惨な事件に巻き込まれた理由も説明がつきます。
もし”この死体に痛みを与えた事への魔女の復讐”、だという話ならオープニングで殺されていた家の人たちが謎なんですよね。何もしてないのに見つけただけで殺されたってことになる・・・。

しかし、埋めておく所までが儀式の一環だったなら、掘り起こしてしまった時点で悪魔の力が一部漏れ、その影響によって殺されてしまった!!!という感じだったら説明がつくじゃないですか(どうですかこの妄想)

それに、ジェーン・ドゥを解剖していた部屋には悪霊?が入って来なかったりしたので、やっぱり彼女の周りの空間はある程度守られているように見えたんです。

ちびぞうは終盤までずっとこの説を推していたので、「どうせならこの状況を打破する方法を思いついて解決するところまでやってくれたら面白いのに」と思って観ていました(笑)

つまり、悪魔を封じ込める儀式だったと気付いた検視官が死体を元通りにする・・・という解決策ですね(笑)

この説でいくと最後の方で検視官の親子が、最後に「どうか息子を助けてやってくれ」とお願いするシーンもなんとなく説明がつきます。
ジェーン・ドゥは自分に施された悪魔を封印する儀式を父親の体で再現させて、そちらに悪魔を閉じ込めようとした。しかし、それが完成する前に息子が父を(苦しみから解放しようと)刺して殺してしまったことにより儀式が完成せずに終わってしまった。なので、息子は助からなかった・・・。

彼女が父親に施そうとした儀式が最後まで終わっていれば、父を生贄にして悪魔を封印することができ、息子は助かったのかもしれません。

まとめ

本物の魔女が魔女裁判の時に拷問され殺されて、その時の痛みや恨みを晴らしたくてやっている・・・という話が正解なんだと思うんですけども、ちびぞうのこの妄想もなかなか理屈が通っていて個人的に好きです。

この映画は、解剖シーンがまず面白いし、不可解な死体について親子が困惑していく過程も面白いし、途中で急に魔法陣とか出てきて「あー悪魔系ね」と思ってしまうところはありますが、怖がらせ方がいわゆる和モノ「ジャパニーズホラー的」で結構怖くて面白いんですよ。

(途中で何度も流れる歌もイイ!)

なので観終わったあと、誰かと話したくなるような、隠れた良作かなとちびぞうは思っています!

 

 


にほんブログ村 映画ブログへ

画像引用元:IMDB

カテゴリー
さ行

ヒーローたちが仲間割れ!映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ネタバレ&感想

復讐心がお前を蝕む、彼らを蝕んでいる・・・俺は、終わらせる。

MCUシリーズ、13作目はキャプテン・アメリカ3!

ついにアベンジャーズの内戦ぼっ発ーーーーー!!!

新ヒーローとして、スパイダーマンブラック・パンサーが参戦!

MCUの流れ、どんな順番で観ればいいの?という方はこちらをご参照ください(*’ω’*)

トリセツ!【映画”アベンジャーズ”世界の歩き方】4/29追記

パンフはこんな感じ。

キャップの盾にアイアンマンが映っています!

裏面はこう!二人の対立が強くアピールされているパンフですね!

54Pで税抜き760円!キャップのシリーズの解説、アイアンマンやウィンターソルジャーとの関りの解説のページもあります。さらに劇場パンフレット・日本公開記念付録(非売品)として漫画家の真島ヒロ先生のポスターも入っていました!

あと上で堂々と「スパイダーマン参戦!」とか書いてるけど、このパンフ内のキャスト紹介やインタビューページ、人物相関図にはスパイダーマンの「す」の字もなければトム・ホランドの「と」の字もありません!!完全にシークレットゲスト扱いだったんですね!

【映画情報】

【原題】Captain America: Civil War
【制作国】アメリカ
【監督】アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
【脚本】クリストファー・マルクス、スティーブン・マクフィーリー
【製作】ケビン・ファイギ
【製作総指揮】ネイト・ムーア、パトリシア・ウィッチャー、スタン・リー、ヴィクトリア・アロンソ
【共同製作】ミッチ・ベル
【プロダクション・デザイン】オーウェン・パターソン
【VFXスーパーバイザー】ダン・デレウ
【アクション振付】ジェームズ・ヤング
【スタント・コーディネーター】サム・ハーグレーヴ
【特殊効果スーパーバイザー】ダン・サディック
【編集】ジェフリー・フォード,ACE、マシュー・シュミット
【衣装デザイン】ジュディアナ・マコフスキー
【撮影監督】トレント・オパロック
【音楽】ヘンリー・ジャックマン
【出演([]内は役名)】

  • クリス・エヴァンス[キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース]

  • ロバート・ダウニー・Jr.[アイアンマン/トニー・スターク]

  • スカーレット・ヨハンソン[ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ]

  • セバスチャン・スタン[ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ]

  • アンソニー・マッキー[ファルコン/サム・ウィルソン]

  • ドン・チードル[ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズ]

  • ジェレミー・レナー[ホークアイ/クリント・バートン]

  • チャドウィック・ボーズマン[ブラックパンサー/ティ・チャラ]

  • ポール・ベタニー[ヴィジョン]

  • エリザベス・オルセン[スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ]

  • ポール・ラッド[アントマン/スコット・ラング]

  • エミリー・バンキャンプ[エージェント13/シャロン・カーター]

  • フランク・グリロ[クロスボーンズ/ブラック・ラムロウ]

  • ウィリアム・ハート[ロス長官]

  • トム・ホランド[スパイダーマン/ピーター・パーカー]
  • ダニエル・ブリュール[ヘルムート・ジモ大佐]
  • マーティン・フリーマン[ロス副司令官]
  • ジョン・カニ[ティ・チャカ]
  • ジョン・スラッテリー[ハワード・スターク]
  • ホープ・デイビス[マリア・スターク]
  • マリサ・トメイ[メイ・パーカー]
  • ケリー・コンドン[フライデー(声)]

【公開日(日本)】2016年4月29日
【上映時間】148分
【配給】ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
【映倫区分】G
【キャプテンアメリカ前作】これぞリーダー!映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』ネタバレ&感想
【MCU前作】体長1.5センチのヒーロー!映画『アントマン』ネタバレ&感想
【MCU次作】ドクター・ストレンジ
【IMDB】7.8/10.0  (およそ483,250人の評価)

【あらすじ】

人類の平和を守るアベンジャーズは戦いは全世界へと広がるが、その人的・物的被害大きさから、アベンジャーズは国際的な政府組織の管理下に置かれ、無許可での活動を禁じられる。一般市民を危機にさらしてしまったことへの自責の念から、アイアンマンはその指示に従うが、「自らの行動は自らの責任で持つべき」という持論のキャプテン・アメリカは反発。2人の意見はすれ違い、一触即発の緊張感が高まっていく。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレあるよ!)】

☆3.2/5.0

今回は、今までの流れのすべてがここに!!!って感じですね。

『アベンジャーズ』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で地球や市民を守ろうとして戦って来たはずの「代償」を払わさせられることになる・・・キャプテン・アメリカのシリーズを通して鍵となるキャラクター「ウィンターソルジャー」が今作でも重要な役割をしています。

今作はメタ的な意味でも歴史的な一本となりました!それはスパイダーマンの参戦
スパイダーマンの映画化権をマーベルではなくソニーが持っていたためMCUにスパイダーマンは参加させられないだろうと誰しも思っていたので(大人の事情ってやつですね~)今作でのスパイダーマン参戦はファンも血反吐を垂らして喜んだことでしょう!!

おおまかなストーリー

1991年、どこぞの雪国の地下施設で洗脳を受けるバッキ―の様子から始ます!
特定の言葉で暗示?をかけられるようだ。任務で何かを取ってくるバッキー。

この時の任務が実は非常に重要だった・・・

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で仲間に入った超能力少女ワンダ(スカーレット・ウィッチ)と空飛ぶ鳥男サム(ファルコン)がアベンジャーズとして活躍しています!ワンダは毒ガスも空中へ拡散させられたりする。すごい!!

 

場面変わって、社長(アイアンマン)が学生たちへ向けた奨学金制度の発表をしている。
無条件かつ非課税で学生の研究プロジェクトに金を出す!ということらしい。
ちなみにこの会で、社長はバーグという装置を使った過去のトラウマを克服するためのセラピーについての説明をしている。その中で、社長自身のトラウマ(両親との最後の夜をこんな風に過ごしたかった・・・という場面)も見せられる。切ない。

参加する予定だったペッパーは来ていない。社長とは別居中のようだ。

その会に国務省の人が参加していて、社長に「ソコヴィアで息子が死んだ」という話をする。
自責の念に駆られる社長。(ソコヴィアとは、アベンジャーズ2でウルトロンの策略により空に浮いた街)

オープニングのキャップの任務でもワカンダの国民が15人も死んだらしく、世間の非難の目がアベンジャーズに集まっている。

国務長官がやってきて、「ソコヴィア協定」にサインしろと言ってくる。この協定には117ヵ国が同意していて、国境もおかまいなしにまるで自警団のように好き放題しているアベンジャーズを国連の監視下に置きたい、という内容だった。サインしないなら引退しろ、と言ってくるので実質選択肢はない!!

ソコヴィア協定賛成派→ヴィジョン、社長、ローディ、ナターシャ
ソコヴィア協定反対派→キャップ、サム
検討中→ワンダ
引退→ホークアイ

ここでまず意見が分かれる。
社長は自責の念にも駆られてるし、ペッパーともアベンジャーズの活動の事でうまく行ってないから歩み寄る意味でもサインしたいらしい。
キャップの方は、活動が国連に制限されて戦うべき場面で戦いに行けなかったりするかもしれない、出動は自分たちで判断すべきだ、と主張。

同時期、ジモという男がヒドラの大佐を拷問して「1991年12月16日の任務報告をしろ」と脅している。このジモという男が今回のヴィラン。

場面は変わりロンドン。キャップの愛した女性、ペギーが亡くなったので葬儀に参加するキャップ。そこで以前住んでいたアパートの隣人でシールドのエージェントだったシャロンがペギーの姪っ子だったことを知るキャップ(ちなみにあとでシャロンとキャップがくっつくよ!)

場面変わってウィーン。ソコヴィア協定についての会議中、ワカンダ国王のスピーチ中に爆弾が爆発。ワカンダ国王は亡くなってしまう。その犯人がウィンターソルジャー(バッキー)だった。

バッキーを捕まえるため個人で動いてしまったキャップ。バッキー、サム、ブラックパンサーと共に政府に捕まってしまう。ブラパンの正体はワカンダの次期国王ティ・チャラだった!

バッキーの精神鑑定をする予定の精神科医にジモが扮して、バッキーを洗脳する言葉で彼を暴走させる。ここでもまた「1991年12月16日の任務報告」を求めるジモ。

脱走したバッキーを追うキャップとサム。
実はジモがバッキーに扮して犯罪を行い、バッキーははめられただけだった、という事実が明らかに。

ウィンターソルジャーはバッキー以外にまだほかにもいる、ジモを止めねばと動き出す三人。そこに助っ人として、アントマンとブラックパンサーが参加。

国連に36時間以内に捕まえろと命じられ、キャップたちを止めようとする社長側にも助っ人のスパイダーマン(学生基金に参加させるという体で近付き勧誘!)と、引退したはずのホークアイが戻ってきて合流。

6:6のアベンジャーズ同士の戦いが始まる!

協定賛成派→社長、ローディ、ヴィジョン、ナターシャ、スパイディ、ブラパン
VS
協定反対派→キャップ、サム、バッキー、ホークアイ、ワンダ、アントマン

結局、ナターシャが最後にキャップ側の手助けをしたことで、キャップとバッキーは旅立ってしまう。

この戦いで、サムのエンジンを狙ったはずのヴィジョンのビームが間違ってローディに当たり後遺症が残るほどの怪我を脊髄に追わせてしまう。「気が散っていたせいだ」と落ち込むヴィジョン。

ラフト刑務所という海の中の刑務所に囚われる協定反対派。

ジモの存在に気付いた社長がサムに謝罪、二人の行き先を政府に知られないようにこっそり聞き出し、一人で出発。しかしその後をこっそりブラパンがつけていた!

 

キャップとバッキーが向かった場所で、社長はとある録画記録を目にする。
それは、1991年12月16日にバッキーがヒドラの任務でハワード夫妻を殺害する・・・という内容だった。
自分の両親をバッキーが殺したと知り激昂する社長。知っていて黙っていたキャップにも怒る。

社長VSバッキー&キャップ

一方、こっそり追いかけて来ていたブラパンは一人でジモを追い詰める。彼はソコヴィアで家族を亡くした、アベンジャーズの戦いの犠牲者だった。ジモは家族の復讐のため、社長に両親の真実を教えることで「アベンジャーズ」を内部からぶち壊そうと計画していた・・・。
全てを打ち明けて自殺しようとした彼をブラパンが「復讐は俺が終わらせる」と止める。

一人ではキャップとバッキーを止められず逃げられてしまう社長。

ラストシーンはキャップからの手紙を読む社長、と、そこに、ラフト刑務所がキャップによって破られた・・・という報告が入って、映画は終わる。

 

エンドロール中に、ワカンダ?と思わしき場所で「洗脳を解く方法が見つかるまで眠りにつくよ」と冷凍されるバッキー。

エンドロール後の映像は、家に帰ったスパイディに新しいアイテムが与えられたよーという場面。

アベンジャーズとの関わり

  • 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でのソコヴィアの戦いが物語の軸になっている
  • 『キャプテン・アメリカ』シリーズに登場するヒドラ、そしてヒドラの暗殺者ウィンターソルジャーが重要キーとなっている
  • キャップたちを捕まえるCIAエージェントは『ブラック・パンサー』に登場するロス捜査官
  • 『アントマン』で知り合ったスコットをサムが勧誘
  • 社長が勧誘したスパイダーマンの流れを汲んで『スパイダーマン:ホーム・カミング』へ繋がっていく
  • エンドロール中にバッキーが眠りにつくのは『ブラック・パンサー』のワカンダ王国
  • ソーとハルクは登場しません!

その他もう色々と多すぎて書ききれない!

良かったところとツッコミポイント

多いので一言で箇条書きにしていく!

  • ヴィジョンが壁ぬけしてくるのが可愛い
  • ヴィジョンがワンダにちょっと好意的なのが可愛い
  • ワンダのためにパプリカ酒を創るヴィジョンが可愛い
  • サムが初めて見たブラック・パンサーに対して「猫が好きなのか?猫みたいな恰好してただろ」っていうのが面白い
  • 飛び立とうとするヘリを素手で押さえるキャップの上腕二頭筋がすんごいことになってる(映画館で観ると特に強調されてるのがわかる)
  • アベンジャーズが6:6で戦うシーン最高に楽しい
  • 引退したと思ってたホークアイが登場して「ゴルフに飽きたのか?」と言われて「18ホール18安打で回った。狙いを外せなくて」って返すシーン最高
  • 戦闘中でもお喋りな、緊張感のない素人まるだしのスパイディ最高
  • アントマン、でかくなったらアントマンじゃないやん!!!(ジャイアントマンってのは駄洒落ですかね?)ずっこい!!!
  • キャップとシャロンがくっついたのを見てニヤニヤするサムとバッキーにほっこり
  • キャップに最後の戦いで「盾を置いて行け、それはお前にふさわしくない。その盾は父が作った盾だ」と言う社長がせつない(;;)

個人的に見つけた力関係(メモ)

  • ワンダ>>>>ヴィジョン>>>|超えられない壁|>>その他のメンバー
  • バッキー=キャップ>>ナターシャ=ホークアイ>>社長(生身)

みんな本気で殺し合ってるわけじゃないと思うしスーツ着てるかどうかも絡んでくるんで曖昧ですけど、この辺ははっきりしてそう。ヴィジョンはマインド・ストーン着けてるので潜在能力は断トツですよね。

ハルクとソーは多分ヴィジョン辺りの強さだと思うんですよねー。

というかやっぱり『X-MEN』世界でもそうだしサイコキネシスは最強の能力なのかな。

全員生身だった場合の強さリストとかも考えるの楽しそうです(笑)

まとめ

今回、ついにアベンジャーズが完全に分裂してしまいます。

途中の戦闘シーンはだいぶ雰囲気が軽かったですけども、

社長の両親をバッキーが(任務とはいえ)殺していたこと、犯罪者になる形でキャップが独断で行動したこと、戦いの結果ローディが後遺症を負ってしまったこと・・・

などなど、結構重いエピソードが満載です。
これはなかなかすぐには修正出来ないのでは?と不安になってしまう。

ちょっとバッキーに重いもの背負わせすぎなので彼は近いうち死んでしまう気がしてならない

この続きはそのまま『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』へと続いていくようなので、サノスという宇宙最恐の敵を前に、再びメンバーが団結していくしかない・・・という流れになるんでしょうかね。気になるところです。

さて、MCUおさらいも残り5本!となりました。ここから先はスパイダーマンやドクターストレンジ、ブラックパンサーなど単品作品が続くので、ぶっちゃけここから一気に『インフィニティ・ウォー』まで飛んでしまっても問題ないかもしれません!!!

出来れば全ての作品を観て欲しいですけどね!!!

以上、ちびぞうでした!!

 


にほんブログ村 映画ブログへ