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生存確率1/24を生き残れ!映画『ハンガー・ゲーム』ネタバレ&感想

「本気で優勝したいなら、スポンサーを獲得しろ」

過去に一度観たことがあったんですが、1で観るのを止めてしまったので最後まで一気に観てみようかなと思い立ちました。

主演のカットニスはちびぞうも大好きなジェニファー・ローレンス!彼女が有名になったきっかけにもなったのがこの映画です。
この頃から負けん気の強い女性を演じるのがすごく上手!!!

それから宿敵となる大統領にはドナルド・サザーランド!24のジャックバウアーで有名なキーファー・サザーランドのお父君です!!!

【映画情報】

【原題】 The Hunger Games
【制作国】アメリカ
【監督】ゲイリー・ロス
【脚本】ゲイリー・ロス、スーザン・コリンズ、ビリー・レイ
【原作】スーザン・コリンズ
【製作】ニーナ・ジェイコブソン、ジョン・キリク
【製作総指揮】ロビン・ビセル、スーザン・コリンズ、ルイーズ・ロズナー=マイヤー
【撮影】トム・スターン
【美術】フィリップ・メッシーナ
【編集】スティーブン・ミリオン、ジュリエット・ウェルフラン
【衣装】ジュディアナ・マコフスキー
【音楽】ジェームズ・ニュートン・ハワード、T=ボーン・バーネット
【出演([]内は役名)】

  • ジェニファー・ローレンス[カットニス・エバディーン]
  • ジョシュ・ハッチャーソン[ピータ・メラーク]
  • リアム・ヘムズワース[ゲイル・ホーソーン]
  • ウッディ・ハレルソン[ヘイミッチ・アバナシー]
  • エリザベス・バンクス[エフィー・トリンケット]
  • レニー・クラビッツ[シナ]
  • スタンリー・トゥッチ[シーザー・フリッカーマン]
  • ドナルド・サザーランド[スノー大統領]
  • ウェス・ベントリー[セネカ]
  • トビー・ジョーンズ[クラウディウス]
  • アレクサンダー・ルドウィグ[ケイトー]
  • イザベル・ファーマン[クローヴ]
  • アマンドラ・ステンバーグ[ルー]
  • ウィロウ・シールズ[プリムローズ・エバディーン]

【公開日(日本)】2012年9月28日
【上映時間】143分
【配給】角川映画
【映倫区分】PG12
【IMDB】7.2/10.0  (およそ767,500人の評価)

【あらすじ】

わずかな富裕層だけが住むことができる都市キャピトルでは、冷酷な支配者たちが、かつて自分たちに反旗を翻した12の地区から代表者を選び、殺し合いのゲームを強制させていた。ゲームの模様はTV中継され、最後まで生き延びた1人には巨額の賞金が与えられる。ゲームに参加することになった第12地区居住者の少女カットニスは、同じ地区から選ばれた少年ピータとともに戦いに挑む。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!)】

☆2.5/5.0

過去に首都(キャピトル)に歯向かい反乱した1~12地区の12歳から18歳までの子ども達がくじで選ばれて、年に一度闘技場で殺し合いをさせるというハンガー・ゲーム制度。

優勝者は生涯命の保証をされ、何不自由ない豪勢な生活をさせてもらえる。

そしてゲームの様子は国民に放送され、誰が優勝するかキャピトルの金持ちが賭けをしていたりする・・・というエグい設定。

ちなみに13地区まであったけど昔、見せしめとして?滅ぼされたらしい。

今作の主人公は、くじで選ばれた妹のために自主的に参加を名乗り出た少女。

ハリウッド版バトルロワイヤル!って言ったらすごくわかりやすいですかね。
架空の国が舞台なので、少し特殊な美術(ファッション?)なんかが観られます。

ちびぞうが一回目に観た時の感想が残ってたのでペタりします。

ルールがガバガバな、ハリウッド版バトルロワイアル!!!

前半ワクワク。
後半ガバガバ。

弓の名手な割にあまり弓を使わない主人公!
どうせ最後は殺しあうのに徒党なんか組めるの!?と疑問に思う敵陣!
どっちが真の恋人候補かハッキリしてくれよ!なラブ要素。

うーん期待しすぎた!

2回目を観たあとも、あんまり感想は変わりませんでした・・・(笑)

ファンタジーとして観る方がいいかも

世界観がちょっと特殊なので、ファンタジーとして観る方がしっくりくるかもしれません。

  • 子ども達が招集されると分かっていたら子どもなんか怖くて産めなくない??
  • 火傷や裂傷が一晩で治る薬が超万能すぎ!!!

とかとか、若干のツッコミどころもファンタジーだと思って観ればいいですしね!!!

でも、ラストのルール変更のくだり(同じ地区の二人が生き残った場合は二人ともを勝者にするって言っておきながらカットニスとピータが生き残ったらやっぱり勝者は一人にしまーすって言ってきたり)は本当に許せないというかガッカリ・・・。

それでカットニスがピータと一緒に毒の実で死のうとしたら助かるし。

なんとなく、ルール変更が簡単に、主催の都合でされてしまうと興覚めしてしまいますよね・・・。

 

村にいたゲイルという男に恋しつつ、一緒に出場した同地区出身のピータと恋愛ごっこをする、というのは援助物資をくれるスポンサーを勝ち取るために必要な演技だったんだなーということは2回目観てよくわかりました。別に優柔不断にフラフラしていたわけではないのね。

初回は、『トワイライト』のヒロインばりにフラフラして!!!とイライラしてしまいましたが(笑)ちゃんと観たら分かりますね!イラついてごめんね!!

でも悲劇の恋人として故郷に戻ったら「二人の関係は忘れた方がいい」と言われてしまうピータ可哀そう・・・。

まとめ

アメリカで大ブーム!!というほどの面白さがあるのかは謎ですけど、気軽に観て普通に楽しめる映画だと思います!

バリバリのアクションを期待するとアレなので、サバイバル系だと思った方がよいですね!

せっかくハンガー・ゲームで優勝したのに再びまたゲームに挑むことになる、という続編も気になるし、引き続き観ていきたいと思います!!

 


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画像引用元:映画.com

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世界一有名なうさぎの初・映画化!『ピーターラビット』ネタバレ&感想

ケンカするほど、好きになる。

観て来ましたー!!!ちびぞう(@cbz_ewe)です!

世界一有名なうさぎ、「ピーターラビット」初の実写映画です!

主演には『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』『スター・ウォーズ』新章のドーナル・グリーソン!ちびぞうはハリポタのロンのお兄さんビル役で知った好きな俳優さんです。最近だと『バリー・シール/アメリカをはめた男』にも出演していましたね~!

トム・クルーズが麻薬の運び屋に!映画『バリー・シール/アメリカをはめた男』ネタバレ&感想

監督は『ANNIE/アニー』のウィル・グラック。

有名すぎるあのミュージカルが映画化『ANNIE/アニー』ネタバレ&感想

実はこの映画、最初に公開された予告編が日本版と海外版ではだいぶ内容が違うって話題になってたんですよね~。海外版だとけっこうブラックジョークが効いてるというか、エグそうな内容が見え隠れするというか。原作のピーターラビットの絵本は読んだことがないんですが、なんとなくのイメージは持っていました。でもそれとは全く印象が違う!!

そこにちびぞうは興味を惹かれたんですが、それが評判にはどう影響しているんでしょうかね。

日本版予告↓(正直これだけだと内容サッパリですね・・・)

海外版↓

パンフレットはこんな感じ。

21cm×15cmの小さめサイズ。ターコイズブルーにボタニカルな植物柄があしらわれてタイトルが金の箔押しされているオシャレ!!なデザイン。34Pで税抜き667円。
ちょっとボリューム少なめですかね~~~
ピータラビットの豆知識のページが楽しい!

【映画情報】

【原題】Peter Rabbit
【制作国】アメリカ、オーストラリア、イギリス
【監督】ウィル・グラック
【原案&脚本】ロブ・ライバー、ウィル・グラック
【原作】ビアトリクス・ポター「ピーターラビット」
【製作】ウィル・グラック、ザレー・ナルバンディアン
【製作総指揮】ダグ・ベルグラッド、ジョディ・ヒルデブランド、キャサリン・ビショップ、スーザン・ボルゾーバー、エマ・トッピング、ロブ・ライバー、ジェイソン・ラスト、ジョナサン・フルゾンスキ
【撮影】ピーター・メンジース・Jr.
【プロダクション・デザイン】ロジャー・フォード
【編集】クリスチャン・ガザル、ジョナサン・タピン
【出演([]内は役名)】

  • ジェームズ・コーデン(千葉雄大)[ピーターラビット]
  • ドーナル・グリーソン(浅沼晋太郎)[トーマス・マクレガー/ジェレミー・フィッシャー]
  • ローズ・バーン(渋谷はるか)[ビア]
  • マーゴット・ロビー(清水理沙)[フロプシー/語り手]
  • エリザベス・デビッキ(木下紗華)[モプシー]
  • デイジー・リドリー(下田レイ)[カトンテール]
  • シーア(堀越真己)[ティギーおばさん]
  • コリン・ムーディ(吉田ウーロン太)[ベンジャミン・バニー]
  • ローズ・バーン(雨蘭咲木子)[ジマイマ・パドルダック]
  • サム・ニール(糸博)[マクレガーおじさん/トミー・ブロック]
  • フェイサル・バッジ(青山穣)[ミスター・トッド]

【公開日(日本)】2018年5月18日
【上映時間】95分
【配給】ソニー・ピクチャーズエンタテイメント
【映倫区分】G
【IMDB】6.6/10.0  (およそ13,900人の評価)

【あらすじ】

たくさんの仲間に囲まれ、画家のビアという優しい親友もいるウサギのピーター。ある日、ビアのお隣さんとして大都会のロンドンから潔癖症のマグレガーが引っ越してくる。マグレガーの登場により、ピーターの幸せな生活は一変。動物たちを追い払いたいマグレガーとピーターの争いは日に日にエスカレートしていき、ビアをめぐる恋心も絡んで事態は大騒動に発展していく。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!)】

☆3.0/5.0

まぁまぁ、面白い!

あとうさぎ(というか動物たち)が凄く可愛い!!!

あとネタバレするよ!!!って書いたけどもネタバレというほどのストーリーは特になし(笑)

ピーターラビットと新しくやってきた隣人のマクレガーとのいざこざ大戦争、そしてピーターラビットの友人であり母親のような存在でもあったビアとマクレガーの恋模様、ビアとマクレガーに嫉妬したピーターの大暴走!という感じですね。主に。

キャラがはっちゃけてて楽しい!

ストーリーはふつーーーーーーーーなんですけど、とにかくキャラクター達の個性的でコミカルな掛け合いが楽しい。

それから、ブラックジョークもモリモリで、やりたい放題な戦争っぷりが容赦なくて楽しい。

ネズミ捕獲用の仕掛けで手を挟まれたり、電気が仕掛けられたドアノブ触って吹っ飛んだり、アレルギーであるブラックベリーを食べさせられたりと散々な扱いをされているマクレガー(ドーナル・グリーソン)が本当に悲惨!!なんですけどすごくコミカルな演技で笑えます
(ブラックベリーを使ったアナフィラキシーショックの描写はアレルギー患者から猛抗議を受けて製作側が謝罪したというアレなシーンです・・・という説明だけでライン越えちゃってる感は伝わると思う)

このマクレガーの演技はCGの動物相手に大暴れしているので、ほぼ一人芝居なんですよね(笑)
ハエが主人公のインド映画『マッキー』でも敵役がCGのハエ相手に大暴れの一人芝居をしているので、なんとなく思い出しました(笑)
そう考えると本当に役者ってすごい。

大戦争の最後にはダイナマイトを使った爆破シーンがあったりして、本当にやりたい放題です。

なんだろう、『ホームアローン』シリーズに似てます。
人間に対する痛めつけ方がハンパないけど、実際に骨が折れたり血が出たり死人が出たりするようなことはないっていう。

メタ的な描写のギャグも

メタ的な、というのはつまり、劇中のキャラクターが「これは映画だよ」と分かってて発言したりすることなんですが(『デッドプール』も観客に話しかけてきたりしますよね)、冒頭から鳥たちがミュージカル映画かのように歌い出し、彼らにピーターがぶつかって歌をやめさせ

「これはそういう映画じゃないんで」

ってナレーションが入ったりするんですよ(笑)

それから、ウサギたちを殺そうとしていたと知ったビアと破局したマクレガーを反省したピーターが説得しにロンドンに行き、彼と一緒に故郷へ帰るシーンも、

「大体こういう映画ではここらへんは上手くいくって決まってるんで、ハイライトだけご覧ください」

とかいってロンドンから戻るシーンをダイジェストで映されるのも笑えました。

鹿はヘッドライトに固まる

思い切り脱線して雑学的な豆知識が増えた話なんですが。

劇中で鹿のキャラクターが車のライトに照らされて道の真ん中で「まぶしぃ・・・」と言いながら固まってしまうという場面が2回くらいありました。すごい笑ったんですけど、これって実際の鹿の習性なのかなーと思い調べてみました。

こちらのDEER INFOさんで興味深い記事がありました。
鹿と車の衝突事故を防ぐ運転方法4つのコツ
(世の中には色んなサイトさんがあるなぁ・・・)

本当に固まってしまう鹿が多いようで。
ファンタジーで吹っ飛んだ世界観のようで、ちゃんと実際の動物の特性はしっかり押さえてる・・・!という感じっぽいですね(笑)

脱線終わり。

まとめ

今までピーターラビットに持っていたほのぼのとしたイメージが崩壊させられるやりたい放題さが、熱心な原作ファンの方々には憤慨の元になるかもしれませんし、おふざけのやりすぎ感に拒絶反応が出る人も中にはいるでしょう。

ちびぞうはなんとなくブラックでエグい内容を予想して「決してかわいいだけではないトリッキーな映画だ」と思って観に行ったのでそんなに気になりませんでしたが、冒頭で紹介した日本版のほのぼの予告だけを観て劇場に向かった人はドびっくりしてしまうかもしれませんねー。(ラブストーリーの部分もそんなにないし)

全体を通して考えると、無理して劇場で観なくてもいいかな~という感じにまとまりましたが、あのうさぎたちの踊ったり歌ったりキャッキャッウフフする可愛いシーンは本当に楽しいので、「可愛い!!」と思ったひとは損しないと思います。

 

 


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愛に満ちた静かな日々。映画『パターソン』ネタバレ&感想

―――毎日が、新しい。

このポスターが最高にセンスよくてオシャレな今作!!!!

ジム・ジャームッシュ監督の作品は『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』『ナイト・オン・ザ・プラネット』『デッドマン』の三本しか観たことがないんですが、どれも相性が良くなかったんですよね。どうも、ちびぞう(@cbz_ewe)です。

高校の頃にロベルト・ベニー二にハマっていたちびぞうは、彼が出演している『ナイト・オン~』で初めてこの監督の作品に触れあいましたが、残念ながらこの時は途中で爆睡してしまった・・・!!
その後いくつか観てみたものの、監督に対する苦手意識を払拭できないままここまで来てしまい・・・。

今回は、『スター・ウォーズ新章』でファンになったアダム・ドライバーが主演をしていること、ポスターがめっちゃめちゃオシャレなこと、それに加え家族が観たい!!と言ってくれたのでレンタルで鑑賞・・・。果たして今回の感想は・・・!?

公式サイトはこちら

【映画情報】

【原題】 Paterson
【制作国】アメリカ
【監督/脚本】ジム・ジャームッシュ
【製作】ジョシュア・アストラカン、カーター・ローガン
【製作総指揮】オリバー・ジーモン、ダニエル・バウアー、ロン・ボズマン、ジャン・ラバディ
【撮影】フレデリック・エルムス
【美術】マーク・フリードバーグ
【衣装】キャサリン・ジョージ
【編集】アフォンソ・ゴンサウベス
【出演([]内は役名)】

  • アダム・ドライバー[パターソン]
  • ゴルシフテ・ファラハニ[ローラ]
  • バリー・シャバカ・ヘンリー[ドク]
  • クリフ・スミス[メソッド・マン]
  • チャステン・ハーモン[マリー]
  • ウィリアム・ジャクソン・ハーパー[エヴェレット]
  • 永瀬正敏[日本人の詩人]
  • ネリー[マーヴィン(イングリッシュ・ブルドッグ)]

【公開日(日本)】2017年8月26日
【上映時間】118分
【配給】ロングライド
【映倫区分】G
【IMDB】7.4/10.0  (およそ46,500人の評価)

【あらすじ】

ニュージャージー州パターソン市で暮らすバス運転手のパターソン。朝起きると妻ローラにキスをしてからバスを走らせ、帰宅後には愛犬マービンと散歩へ行ってバーで1杯だけビールを飲む。単調な毎日に見えるが、詩人でもある彼の目にはありふれた日常のすべてが美しく見え、周囲の人々との交流はかけがえのない時間だ。【引用元:映画.com

【感想(さりげなくネタバレ!)】

☆3.5/5.0

食わず嫌い、ダメ、ゼッタイ。

「この監督苦手なんだよな~~~」と思ってても、観てみないことには分かりませんね!!!

ちびぞうはすごく学んだ!!

名もなき詩人の、愛すべき日々

地味って言ってしまえばすごく地味。

パターソンという街に住む、パターソンという詩を書くのが趣味な男(バスドライバー)の平凡な一週間が描かれます。

妻のことを愛し、自然と街を愛し、愛犬を愛し、バスの乗客の会話を愛し、散歩のあとのビールを愛す。

映画的な派手な山場というものはなく、ラスト付近で愛犬に自分の大切な詩のノートをズタボロにされてしまいショックを受ける・・・という出来事があります。これが一番の山場といえば山場。
ショックを受けた彼は町を散歩し、日本人の詩人と交流して、新しいノートを貰う。

そしてまた、新たなページに詩を書いていくんだろうなぁ。という穏やかな終わり。

この毎日が少しだけクスッと出来る笑いの要素もあり、心温かくなるんですよね~~~~

人生とは小さな悲劇と喜劇の連続で出来ているんだなぁ。

パターソンと妻の少し鈍感で優しい関係

この映画で一番いいなと思ったのは、パターソンと奥さんの優しい関係性。

奥さんは才能あふれるアーティストで、好奇心旺盛で、カップケーキで稼ごうとか、ギターを教材ごと買って音楽アーティストになろうとか、色々言う。
自分のことだけではなく、パターソンの詩は素晴らしい、ぜひ出版しましょうと、常に前向きでポジティブで少し夢見がち。

だけど、パターソンはそんな彼女に「それはやめといた方がいいんじゃない」とか「もうちょっと考えてから決めたら」とか、そういう言葉を一切言わないんです。基本的にいつも「良いと思うよ」と彼女の言葉を応援する。

アーティストな彼女がその独特のセンスで家の中を不思議な模様に塗りたくっても、一言も文句を言わない。
彼女の作るパイがちょっと不思議な味であんまり好きじゃないな、と思ったとしても(顔には出てるけど)言わない。
そしてそんな彼に「美味しくない?」と聞きつつも、「そんなことないよ」と言われたらそれ以上は追及せずに納得する妻。

なんというかお互いのする些細なことは気にしない鈍感さというものもありつつ、でもそれ以上に
お互いを愛しているから、寛容になれる。すべてを許せる。そんな関係なんだなと思うと、すごく温かくて、この二人の夫婦としての愛の形はすごく理想的だなって思いました。

二人とも平凡で穏やかで嫌味がなくて。

特にえらいなって思ったのは、ラスト付近で詩のノートをボロボロにされた時、妻がパターソンを「だからあんなに詩のコピーを取ってってお願いしたのに」と責めなかったところ。
ちびぞうなら言ってしまいそう。だって再三、長年言い続けてきたことだし・・・脳裏によぎっちゃう。ただただ悲しむパターソンの気持ちに寄り添う。優しいです・・・。

まとめ

何も起きない日常系映画、というジャンルの中でかなり好きな方の作品でした・・・!

(この映画のおかげで、昔爆睡してしまった『ナイト・オン・ザ・プラネット』ももう一度観てみようかな・・・!という気持ちがムクムクと!)

この作品は、詩人ウィリアム・カーロス・ウィリアムズや詩人ロン・パジェットへのオマージュになっている(とウィキさんに書いてあった)らしいんですが、残念ながらそんな方向への造詣が深くないもので・・・・・・詩人に詳しい人が観たら、もっと違う感想が出てくるかもしれませんね。

でも、全く知らなくても普通に楽しめるし、劇中に主人公が書いてる詩も素敵だし、良い映画でした。

雨の日の休日の、午前中とかに、愛する人とまったり観るのが良いかも。

 

あっ!アダム・ドライバーの演技も最高だったし、愛犬マーヴィン役のネリーも最高でしたよ!!!

 

 


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画像引用元:映画.com

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子どもを奪った夫婦と、奪われた夫婦の映画『光をくれたひと』ネタバレ&感想

「一度 赦すだけでいいから」

こちらはちびぞう(@cbz_ewe)未チェックの作品。母が観たいと選んだのでレンタルしてみましたー!

監督と脚本は『ブルーバレンタイン』『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命 』デレク・シアンフランス!ブルーバレンタインはカップルで観ると微妙な気持ちになってしまう映画のまとめの中に出て来ていましたね!

絶対に【恋人と観てはいけない映画8選!】気まずい。

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズはちびぞうのお気に入りの映画でして、この監督は夫婦間の微妙な気持ちの変化とか、親子の絆とか描くのが上手だなと思っています。

主演はマイケル・ファスベンダー!『X-MEN ファースト・ジェネレーション』などでマグニートーを演じている役者さんですね~。奥さん役のアリシア・ヴィキャンデルは最新のトゥーム・レイダーでララ・クロフトを射止めた実力者!

監督そして演者ともに安心して観られる感じですね^^

【映画情報】

【原題】The Light Between Oceans
【制作国】アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド
【監督/脚本】デレク・シアンフランス
【原作】M・L・ステッドマン『海を照らす光(ランダムハウス発行)』
【製作】デヴィッド・ハイマン、ジェフリー・クリフォード
【製作総指揮】トム・カーノウスキー、ロージー・アリソン、ジェフ・スコール、ジョナサン・キング
【撮影】アダム・アーカポー
【美術】カレン・マーフィ
【衣装】エリン・ベナッチ
【編集】ロン・パテイン、ジム・ヘルトン
【音楽】アレクサンドラ・デプラ
【出演([]内は役名)】

  • マイケル・ファスベンダー[トム・シェアボーン]
  • アリシア・ヴィキャンダル[イザベル・シェアボーン]
  • レイチェル・ワイズ[ハナ]
  • ブライアン・ブラウン[セプティマス・ポッツ]
  • ジャック・トンプソン[ラルフ・アディコット]

【公開日(日本)】2017年5月26日
【上映時間】133分
【配給】ファントム・フィルム
【映倫区分】G
【IMDB】7.2/10.0  (およそ39,230人の評価)

【あらすじ】

第1次世界大戦後のオーストラリア。孤島ヤヌス・ロックに灯台守として赴任した帰還兵トムは、明るく美しい妻イザベルと幸せな日々を送りはじめる。やがてイザベルはトムの子を身ごもるが、立て続けに流産と死産に見舞われてしまう。そんな矢先、男性の死体と生後間もない赤ん坊を乗せたボートが島に流れ着く。赤ん坊に心を奪われたイザベルは本土に報告しようとするトムを説得し、赤ん坊にルーシーと名付けて我が子として育てはじめるが……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレします!)】

☆3.0/5.0

とっっても繊細な映画でした・・・。

この、タイトルも良いですよね。「光をくれた人」。灯台守をしている主人公トム(マイケル・ファスベンダー)が、光を与える側かと思いきや、この光をくれる人というのはトムに生きる希望を与えてくれた妻そのものだったという。
ちびぞうはそう解釈しました。

おおまかなストーリー

最初、戦争を終えて灯台守の仕事を請け負ってやってきたトムは、港町に住む娘イザベルと交流をする。「感覚を失った」というトムにイザベルは戦争で兄を亡くしたという話をする。

イザベルの話は切ないけど、こういう話を聞いて元軍人はどう思うんだろうなぁ。自分たちが殺してきた兵士にも同じように家族がいてこうして悲しみにくれているのかもしれないと思うと、可哀そうにというだけではなくて罪悪感みたいなものも感じるのかもしれないし。もしくは劇中で語られていたように完全に感覚というものを失って、思う事が特にないのかもしれない。それも悲しいですよね。

二人は港と灯台のある島で文通を始めて、映画の開始から20分ほどで結婚します。この辺りの流れはサクサクです。

そしてここからが映画のメインの展開!!!!!

子どもを望むけど立て続けに流産、死産が続き精神的にイザベルが参っている時、海を漂う一艘のボートに赤ちゃんが乗ってやってくる!!!
一緒に父親らしき男性も乗っていますが、すでに亡くなっている様子。赤ちゃんをあやすためのカラカラ?も見つかります。

全てを報告せねば、というトムに対し「報告しないで」と懇願するイザベル。
そう、船に乗ってやってきた赤ちゃんを自分たちの子どもとして育てよう!!と言い出すのです!!

トムは「今報告すれば養子の申請が出来る」と言うけど、「何もない灯台の夫婦では認めてもらえない。どこかの養護施設に送られてしまうわ」とイザベル。

トムは仕方なく妻のために男の死体を島に埋めて、報告書には「早めに赤ん坊が生まれた」と嘘を書いてしまうー!!

そしてここからが物語の第二段階・・・

 

港町の墓所で旦那と赤ん坊を亡くした未亡人を見つけるトム。彼女が赤ちゃんの本当の母親だと気付いてしまう。夫はドイツ人で、差別により暴行を受けそうになったところをボートで逃げ出してそのまま遭難、帰らぬ人になってしまったらしい。トムは本当の母親へ

「あなたの娘は幸せに暮らしています。旦那さんは神の御許で安らかに」

とメモを残す。母親は子どもが生きているかもしれないと探し始める。

その後赤ちゃんはルーシーと名付けられ4歳に育つ。灯台の40周年のお祝いで、ルーシーの本当の母親ハナと会話するイザベル。そこで彼女が本当の母親だと気付いてしまう。しかし、ルーシーにとっての母親は私よ、と返すつもりのなさそうなイザベル。

トムはルーシーを見つけた時にボートで見つけたカラカラをハナにこっそり返す。

おそらく、トムはイザベルの説得が無理だと思い、わざとハナにルーシーを見つけて貰うように動いてるんだろうな・・・。

カラカラの写真が貼りだされて、情報に賞金がかけられる。すぐにルーシーがハナの娘だとバレ、警察がトムを捕まえる。トムは全ての罪をかぶって投獄される覚悟で「自分が妻を従わせた」と嘘をつく。

ルーシーはハナの元に戻されるが、ママの元へ返して!と聞かない。本名はグレースだけど、それも受け入れられない。イザベルを探して迷子になってしまうルーシー。
ハナはその様子に、イザベルの元へ返してやろうと決める。イザベルに「旦那(トム)の罪を証言して監獄に入れられたら娘を連れてきます」と言いに行く。

イザベルはトムのせいで娘を手放すことになったとトムを恨んでいたけど、ハナがルーシーを返そうとしたことで読まずに置いていたトムからの手紙を読んで、全ての罪を告白することを決める。

夫婦一緒に投獄されることになるが、ハナが二人を赦すと言ったことで(おそらく)刑が軽くなる。

ルーシーはハナの元で暮らし続け(名前もルーシー・グレースに改名)、大人になり子どもを産み、トムの元へ会いに行く。イザベルはすでに亡くなっていたが、彼女からの手紙を読んで、映画は終わる。

罪を犯した大人たちに振り回される子ども

4歳になったルーシーに本当の母親が見つかるけど、もう今更ですよね。今更。
「ママの所に帰りたい」と言うのが本当に可哀そう。振り回されてる子どもが一番かわいそう。

流産して辛いから他の親から赤ちゃんを奪うなんてもってのほか、妻を説得させられない旦那もダメダメだし、しかも嘘をつくと決めるなら一生かけてでも守らないといけないのでは?
結局、自分の罪悪感をなんとかしたくて本来の母親に返そうとしているし、トムもルーシーのことなんて考えていないように見えました。
先々の事まで考えるべきだよなぁ、大人は。人間は弱いなぁ。と常々感じながら鑑賞していました。
子どもを作ろう、と思うのがすでに親の身勝手だから仕方ないのかもしれない。

トムは妻の為に罪をかぶって投獄された。一度は(戦争で)死んでいたかもしれない身。感覚も失ってしまっていた自分に人生をくれたのは妻だから、とかばう。

この夫婦はお互いのことはとても愛していたと思うんですけどね。子どものことは愛せない夫婦でしたね。

対照的に赦す夫婦

灯台守の夫婦とは対照的に、赤ちゃんを奪われてしまった母親ハナは、ルーシーが自分を拒絶するのを見てイザベルに返そうとする。
本当に自分の子なのに、奪われて、母親として見てもらえなくなってしまって、それでも譲ろうとする。彼女は本当にルーシーの幸せを考えられる人だった。

しかも彼女は、全てを打ち明けて投獄される夫婦を赦そうとする。

そこがまた良いんですよね。

ハナの旦那さんはドイツ人で、現地では差別されていた。しかし彼は、いつでもにこやかに笑っていた。なぜ、あなたは辛い目にあってきたのに幸せそうなの?と聞かれて答える台詞が印象的。

「一度赦すだけでいい。人を恨むとずっとその事を考えていなければいけない」

この旦那さんの言葉を思い出し、ハナも夫婦を赦すことを決めた。
立派ですね。こっちの夫婦が物語の主人公であってもおかしくないって感じですけど、でもあえて罪を犯す夫婦が主人公になっているところがこの映画の面白いところだな、と。

まとめ

実際にお子さんのいる母親の立場で観ると、思う事も色々と変わってくるかもしれません。

ルーシーは劇中で「ママのところへ帰りたい」とは言うんですけど、「パパのところへ帰りたい」とはあんまり言わないんですよね。多分、母と子の結びつきの物語だったからなのかもしれないし、ずっと罪悪感を抱えていたトムはルーシーから見て「父親」には見えていなかったのかもしれませんね。

決して気軽な感じで観れる作品ではないんですけど、罪を犯しても反省をして償おうとすれば希望はあるよって言ってくれているような気もするし、本当の娘ではなくても一度作った絆は途切れず続いていくよっていう(まさにそこが希望)お話で、最後はホッと終われます。

ルーシーは母親と思えない人のところに移されて、大人になるまでずっと複雑な気持ちだったかもしれないけど、子どもを産んで初めて、トムのところを訪ねることが出来るようになるんですよね。
それってやっぱり、母親になると今まで理解できなかった親たちの選択に、少し理解を示せるような内側の変化が起きるってことなのかなぁ・・・。

「光をくれた人」というタイトルにたがわず、いろんな角度から人間の関係性に希望をもたらすお話だなと思いました。

興味のある方は、ぜひ観てみてください。

 

 


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画像引用元:映画.com

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日本が舞台の怪獣バトル!映画『パシフィック・リム:アップライジング』ネタバレなし感想

戦いは、ついに〔新世代〕へ―――

2013年に公開された『パシフィック・リム』の続編。芦田愛菜ちゃんが出演しているという理由で観た記憶があります(笑)

芦田愛菜ちゃん以外の記憶がほとんどない状態だったので、今作は劇場スルーの予定でしたが知り合いが「結構面白かった!1を覚えてなくても大丈夫そう!」と言っていたので観に行ってみました・・・!

前作はギレルモ・デル・トロ監督だったのが、今作で別の監督に変わってしまったようですね。(でも一応製作にギレルモさんはいる)

主役のジョン・ボイエガはガンガン来てますね、最近。個人的に彼の『デトロイト』がすごく良かったので期待している俳優さんではあります!

実際に起きた”地獄”。映画『デトロイト』ネタバレ&感想

パンフはこんな感じ。

お値段は34Pで税抜き667円。登場人物だけでなく、イェーガーの説明ページなどもあります!まぁそんなに高くないのでアレですけども、想像していたよりは内容が薄いような・・・

【映画情報】

【原題】Pacific Rim: Uprising
【制作国】アメリカ
【監督/脚本】スティーヴン・S・デナイト
【製作】ギレルモ・デル・トロ、メアリー・ペアレント、ケイル・ボイター
【撮影監督】ダン・ミンデル
【編集】ザック・ステーンバーグ
【衣装デザイン】リズ・ウォルフ
【プロダクションデザイナー】シュテファン・デシャント
【音楽】ローン・バルフェ
【出演([]内は役名)】

  • ジョン・ボイエガ[ジェイク・ペントコスト]

  • スコット・イーストウッド[ネイサン(ネイト)・ランバート]

  • ケイリー・スピーニー[アマーラ・ナマーニ]

  • バーン・ゴーマン[ハーマン・ゴットリーブ]

  • チャーリー・デイ[ニュートン・ガイズラー博士]

  • ジン・ティエン[リーエン・シャオ]

  • アドリア・アルホア[ジュールス・レイズ]

  • 菊地凛子[森マコ]

  • マックス・チャン[マーシャル・クァン]
  • カラン・ブラル[スレシュ]
  • ウェスリー・ウォン[ジナイ]
  • イヴァンナ・サフノ[ヴィクトリア]
  • 新田真剣佑[リョーイチ]

【公開日(日本)】2018年4月13日
【上映時間】111分
【配給】 東宝東和
【映倫区分】G
【前作】パシフィック・リム
【IMDB】6.0/10.0  (およそ27,000人の評価)

【あらすじ】

前作から10年後、平穏を取り戻しはずの地球に進化を遂げたKAIJUが現れたことをきっかけに、新世代のイェーガーに乗り込む若きパイロットたちの戦いを描く。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.4/5.0

前作は覚えていなくても(おそらく観てなくても)十分観れます!!

地球を襲う怪獣からイェーガー(という名前の巨大ロボ。二人乗り)で守ろう!

という感じが主体の、ストーリーはあってないようなものなので、大画面で怪獣とロボのバトルを観る・・・そんな感じの作品ですね。ちびぞうはロボットものにも怪獣ものにもそこまで愛着やこだわりがあるわけではないので、まっさらライトユーザーな気持ちで観ました。前作の記憶もないしね!

個人的に気になったツッコミどころは、さすがに戦争が終わって10年経っているとはいえ、地球の絶体絶命の危機に出動できる兵士がアメリカの大人二人と訓練兵(子ども)6人?のみというのはさすがにちょっと少なすぎませんか・・・。(他の国にはイェーガーがない設定?)
それから、事態を大変なことにした奴がたった一人でちゃっかり日本入りしていて(普通国際指名手配されて他の国に入れないようにしたりしないの?)、そいつが3体の怪獣をさらに進化させようと放った虫みたいなロボたち???は唐突に出てき過ぎてアレなんなの状態だし。
後半にそろったイェーガーたちもそれぞれ個性があったようなのに、パンフを読むまでその特性がよくわからなかったのも残念だったし、せっかくなら神経が繋がっているパイロットたちの「なぜこの子らがこの機体なのか」みたいなところの掘り下げもあったら嬉しかったけどそういうのもなく、非常に淡々と描かれていた・・・。

それに比べ、中国の女社長の不自然なまでの出張り(活躍)はなんだったのか・・・

まぁ色々言いましたけども。

 

終盤の日本を舞台にした戦いなどは結構テンション上がりましたね。ガンダムもチラっと出てきたので日本リスペクトがよくわかりました。(主演の一人の女の子が”ガラクタからでもロボが作れる”という設定だったので、もしやガンダムをイェーガーにするのでは・・・とか妄想しましたがそんなことはあり得るはずがなかった)
みんなで力を合わせても怪獣に太刀打ち出来ない絶望感とかけっこう好きでしたしね。

ちなみに新田真剣佑は喋ったかな?????くらいの感じでした。

 

最後、次回作を匂わせるような終わり方だったんですけど

もうこのシリーズは良いんじゃないかなぁ・・・

 

 

 


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ゾンビ・吸血鬼・人間が同居する、映画『フリークス・シティ』ネタバレ&感想

「なぜビリージョエルの歌詞で説教を?」

またこれはしょーーーーーもなさそうな雰囲気の、ホラーコメディです(笑)

なんと同じ町にゾンビと吸血鬼と人間が同居しているらしい!!パロディもいっぱいです!

主演のニコラス・ブラウンくんは絶対にどこかで観たんだけどなーーーー全然思い出せない。

最近観た映画だと『ワタシが私を見つけるまで』に出演してるっぽいので、それで見たのかもしれません。

”独り”で幸せになる方法?映画『ワタシが私を見つけるまで』ネタバレ&感想

何気に、製作の中に私の応援している俳優さんジョナ・ヒルの名前がありました。最近、『ソーセージパーティ』の製作にも彼の名前がありました。最近はこういうしょーもない系のコメディ作るのに凝ってるのかな・・・(笑)

超絶怒濤のお下品アニメ映画『ソーセージパーティ』ネタバレ&感想

【映画情報】

【原題】 Freaks of Nature
【制作国】アメリカ
【監督】ロビー・ピカリング
【脚本】オーレン・ウジエル
【製作】マシュー・トルマック
【製作総指揮】ロン・シュミット、ジョナ・ヒル、ベン・ワイスブレン
【撮影】ユタ・ブリースウィッツ
【美術】クリス・スペルマン
【衣装】デブラ・マクガイア
【編集】クレイグ・アルパート
【音楽】フィル・アイズラー
【音楽監修】キアー・レーマン
【出演([]内は役名)】

  • ニコラス・ブラウン[ダグ]
  • バネッサ・ハジェンズ[ローレライ]
  • マッケンジー・デイビス[ペトラ]
  • ジョーン・キューザック[ペグ・パーカー]
  • ボブ・オデンカーク[シューター・パーカー]
  • キーガン=マイケル・キー[ケラー先生]
  • パットン・オズワルト[スチュアート・ミラー]
  • クリス・ジルカ[チャズ・ジュニア]
  • デニス・リアリー[リック・ウィルソン]
  • パット・ヒーリー[ゾンビ司祭]
  • エド・ウェストウィック[ミラン・ピナチー]
  • レイチェル・ハリス[ミセス・モセリー]
  • イアン・ロバーツ[チャズ・シニア]

【公開日(日本)】2017年1月24日
【上映時間】92分
【配給】カルチュア・パブリッシャーズ
【映倫区分】PG12
【IMDB】5.9/10.0  (およそ8,710人の評価)

【あらすじ】

アメリカの田舎町ディルフォードでは、バンパイアが上位カースト、人間が中位、ゾンビが下位という制度のもと、住民たちの秩序が保たれていた。ところがある日、上空に無数のUFOが襲来したことによって3種族の共存関係が破綻し、街は壊滅状態に陥ってしまう。人間のダグ、バンパイアのペトラ、ゾンビのネッドら3人の高校生は、手を組んで凶暴なエイリアンたちに立ち向かうが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.0/5.0

こういう、汚い言葉が飛び交うブラックジョークとパロディまみれの映画、ちびぞうはあんまり好きになれるものが少ないんですよね・・・(でも観ちゃうけど)

話の筋としては、ヴァンパイアやゾンビと人間が共存(でも本当はいがみ合ってる)している世界にエイリアンが襲来して、世界がピンチ!種族も関係なしに立ち上がってみんなで敵を倒そう!みたいな内容ですね。

そこにティーン向けラブ要素が入ったり、『バタリアン』『トワイライト』『ウォーム・ボディーズ』、『インデペンデンスデイ』のパロディが詰められていたりします。

クスクス出来るシーンもちょいちょいあって、一番笑ったのはゾンビたちがゾンビ語(ウァ~~とかィエア~みたいな)で会話していて、そこに英語と日本語字幕が出てる場面。めっちゃ『ウォーム・ボディーズ』のパクりですけどね(笑)
それから、なぜかエイリアンたちは”動く無機物”を標的にしているから「全裸なら狙われない!」とかいうめちゃくちゃな話になり、途中主人公たちは全裸で町を歩き回るんですけど、そのあと普通に服を着ているんですよね。で、なぜそれで無事なのかって聞かれて「(この服は)オーガニックコットンなので皮膚と同じなんです」って答えたシーンもアホすぎて笑いました(笑)

脱線

あ、あと「絶対に『トワイライト』のエドワードを意識してるだろ」って感じの吸血鬼キャラが出てくるんですけど(↓この人、エド・ウェストウィックくん)

本物はこちら(ロバート・パティンソン)↓

めっちゃくちゃ似てる(というか寄せてる)んですよ!!!!!

で、こんだけ似てるのに今作のミランというイケメン吸血鬼はほんとうにどうしようもないクズメンとして描かれているので、そこらへんの皮肉もすごい(笑)

脱線終わり。

まとめ

笑えるシーンも確かにあったんだけどなぁ。
でもやっぱり話の筋がめちゃくちゃなので、トータルで見るとくだらないし退屈に感じる場面も多かったしで、最終的には2.0。吸血鬼が体を貫かれると風船のように破裂して死ぬ設定も謎だし、最後に主人公が巨大化?(狼男だったということなんでしょうか)する伏線も伏線になってないしなーーーーー。

友達とくだらないねって笑い合いながら観るパーティムービーとしてはそこそこ楽しめるかもしれません。

あっ!ハロウィンの時に観たりするといいかも!!!!!

 

 


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宇宙で彼女を落とす方法。映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』ネタバレ&感想

”無限の愛を注いであげて。計れる愛は、貧しい愛よ―――”

来ましたー!!!!!リュック・ベッソン×デイン・デハーン!!!

デハーン様がこんな大衆映画??っぽい大作??に主役として登場するなんてー!!!これは観ねばなるまい観ねばなるまいとある種の強迫観念にかられて劇場へ!!!

ちなみにCMなどでは「地雷臭」がすごくってもう不安しかなかったんですけども・・・ツイッターなんかで「これはヤクをキメたスターウォーズ」という呟きを見かけて妙に期待してしまいましたね・・・。

何気にクライヴ・オーウェンだとかイーサン・ホークが出ていて(イーサンは本当にちょい役)地味に豪華・・・。

ちなみにちびぞうは原作であるバンド・デシネ(フランス版コミックのこと)に関しては全くの無知!でした!

パンフはこんな感じ!

横長でキラキラ加工がされています!けど、若干の手抜き感がぬぐえない表紙・・・(笑)
というか配給がキノフィルムズさんなんですね!!キノフィルムズさんと言えばハイセンスなミニシアター系映画を配給している会社だという印象が強かったので、意外でした・・・。いつもシンプルかつオシャレなパンフ作ってるから、こういうSFアクションものはどういう雰囲気のパンフにすればいいのか分からなかったのかな・・・(笑)

裏面はこう!

34Pで税抜き667円。普通なお値段。個人的に映画評論家の村山章さんのコラムが最高でした!

【映画情報】

【原題】Valerian and the City of a Thousand Planets
【制作国】フランス
【監督/脚本】リュック・ベッソン
【原作】ピエール・クリスタン(作)、ジャン=クロード・メジエール(画)
【製作】ヴィルジニ―・ベッソン=シラ
【コンセプト・デザイン】パトリス・ガルシア、ベン・マウロ、マーク・̪シモネッティ、ジュー・フェン、シルベイン・デプレ、アラン・ブリオン
【VFXスーパーバイザー】スコット・ストクダイク
【VFXプロデューサー】ソフィー・ルクレール
【撮影】ティエリー・アルボガスト
【衣装】オリヴィエ・ベリオ
【美術】ユーグ・ティサンディエ
【編集】ジュリアン・レイ
【音楽】アレクサンドル・デスプラ
【出演([]内は役名)】

  • デイン・デハーン[ヴァレリアン]

  • カーラ・デルヴィーニュ[ローレリーヌ]

  • クライヴ・オーウェン[フィリット司令官]

  • リアーナ[バブル]

  • イーサン・ホーク[客引きジョリー]

  • ハービー・ハンコック[国防長官]

  • クリス・ウー[ネザ軍曹]

  • ジョン・グッドマン[アイゴン・サイラス]

  • ルトガー・ハウアー[世界連邦大統領]

 

【公開日(日本)】2018年3月30日
【上映時間】137分
【配給】キノフィルムズ
【映倫区分】G
【IMDB】6.5/10.0  (およそ110,000人の評価)

【あらすじ】

西暦2740年。銀河をパトロールする連邦捜査官のバレリアンとローレリーヌは、あらゆる種族が共存する「千の惑星の都市」として銀河にその名を知られるアルファ宇宙ステーションを訪れる。しかしその深部には宇宙を揺るがす邪悪な陰謀や、歴史から抹殺されようとしていたある秘密が隠されていた。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレしているよ!)】

☆2.5/5.0

残念。この映画は映像と、主演二人の美しさが全てを持って行っている映画です・・・。

映画的な良さで言えばオープニングの、デヴィッド・ボウイの”Space Oddity”をバックに宇宙ステーションの発展を描く数分が一番クールで面白かった。それ以降は、うん。まぁ、うん。

~ここから若干の脱線~

まず観終わって最初に頭によぎったのは「アレハンドロ・ホドロフスキー監督」の名前。そして次に「これ、リュック・ベッソンの脳内を可視化した映画だ」と思いました。

つまり一言でいえば「監督が好き放題やっただけ」ってことなんですけど(笑)

なぜホドロフスキー監督の名前がよぎったのかは自分でもよくわかってないんですが、彼の映画『ホーリー・マウンテン』『リアリティのダンス』など、「ああ監督の脳内を見せられている」と思った部分に共通点があったのかな。
しかしよくよく調べてみると、この『ヴァレリアン』の原作は『スター・ウォーズ』シリーズにも影響を与えたコミックだったそうじゃないですか!!ホドロフスキー監督の『ホドロフスキーのDUNE』『スター・ウォーズ』シリーズに影響を与えた作品だったんですよね。(ヴァレリアンの原作の方が古い)そういう意味でも共通点があったのかー!と一人感動するちびぞう。

~脱線終わり~

脚本のことは考えてはいけない

話の流れはもうめちゃめちゃというか、主人公のヴァレリアンがひたすら相棒のローレリーヌを口説いているっていうだけの話の背景に政府が滅亡させたのをなかったことにしたパール人の復讐劇があったりなかったりするんですけども、その部分はものっすごい薄いですしね、悪役になってる司令官も影が薄かったりして「ドラマ」としての部分の弱さが半端ないです。

ドラマが妙に薄いのに、なぜかバブルという宇宙人(リアーナ)のショーシーンがフルで見せられて「いや、こんなに長くなくてよくないか」と思ったりして。彼女が亡くなる時のセリフはなかなか良かったんですけどね。それが最終的にヴァレリアンに活かされているのかどうかも謎ですし。あってもなくてもよかったよなぁ。(ついでに言えばイーサン・ホークもなんだったのか・・・)

最後、政府にとって多大な利益をもたらすであろう変換器をパール人に返すかどうかの重大な場面で兵士としての規律を守ろうとしているヴァレリアンに
「私のこと愛してるなら信じて好きにさせてよ」
って感じで説得しちゃうローレリーヌと説得させられちゃうヴァレリアンの「大切な事決めるのにそんな痴話げんかの延長みたいな話でいいのかよ」って感じもどうもなぁ・・・。

まぁこんな感じで内容はひっじょうに軽いんです。遊び人ヴァレリアンの口説きほどに軽い。彼が遊び人かどうかの描写もないに等しいですけども。
元々ローレリーヌも彼のこと好きって感じがしてるし、ヴァレリアンの彼女に対する口説きもいまいちどうほかの女性に対するそれと違って特別感が出ているのかも、ローレリーヌを口説く場面しかないから観客は測れないんですよね。だから恋愛ドラマとしても弱い・・・いいとこなしか、監督・・・)

邦題センスも微妙・・・

そもそも、アルファ宇宙ステーションは「千の惑星の種族が集まる街」であって「千の惑星」ではないんですよね。しかも話の流れ的に、最後の爆発でアルファが滅びる危機に陥っていたわけでもないので「アルファを救った」というわけでもないんです。なので

「千の惑星の救世主」とかいう嘘八百なサブタイトルは本当にひどいと思う・・・。

「千の惑星の集まる街で彼女を落とす方法」とかでいいですよもう・・・(脱力)

映像を観よう!そして主演を観よう!

この、監督の素晴らしい才能溢れる脳内を映像化させて、それを観れるという幸福ですね!それを味わいましょう!

何十、何百という種類のいる宇宙人たちのデザインを楽しめますし、アクションシーンもすごく新鮮!!

特に別次元が同じ場所に存在しているという「ビッグマーケット」での敵との追いかけっこシーンは「ゴーグルをつけている間だけ別の世界が見えている」という特殊な(今でいうVRゴーグルみたいな。VRの世界で攻撃されたら実際に怪我をする、みたいな感じに近い)場面で、とても楽しい!!!

それから、アルファという幾千もの種族が住んでいる宇宙ステーションの中を、壁を突っ切りながら進む無茶苦茶なシーンの、色んな世界がまるで本のページをめくっているみたいに素早く切り替わっていく様がとっても面白いです。

ちびぞうは大好きなデハーン様が病んでない役をするのが非常に珍しかったので、それだけでも眼福でしたね~~~~~~~

見てください、この笑顔。こんな顔、彼の他の映画ではなかなか見れませんよ!!!!!

特にバブルのショーを眺めるデハーン様のニヤついたり驚いたりする表情のバリエーションが本当にアホっぽくて最高に可愛いです(笑)

ダブル主演の女の子の方(カーラ・デルヴィーニュ)もかなりの美人ですよ。モデル出身らしい!
彼女の魅力もぜひ劇場で楽しみましょう!

 

 

以上!!!!ちびぞうでした!!

 

 


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愛国者の日に起きた爆弾テロ。映画『パトリオット・デイ』ネタバレ&感想

犯人を見つける。他の人間にこんな事をする前に―――必ず見つけてやる

2013年4月15日(愛国者の日)にボストンマラソンで実際に起きた爆弾無差別テロを元に映画化した作品。

最近、こういう実話ベースでドキュメンタリーの枠を飛び越えてきたって感じの映画が増えてきましたねー。

主演は、『トランス・フォーマー』シリーズのマーク・ウォールバーグ。脇を固める俳優に『フットルース』『インビジブル』ケヴィン・ベーコン『トランスフォーマー』シリーズや『キングコング:髑髏島の巨神』ジョン・グッドマン『セッション』のJ.K.シモンズなどなど、本当に名優ばかり!!!!

これだけでも観る価値有り!ですよー。

【映画情報】

【原題】Patriots Day
【制作国】アメリカ
【監督】ピーター・バーグ
【脚本】ピーター・バーグ、マット・クック、ジョッシュ・ゼッツマー
【原案】ピーター・バーグ、マット・クック、ポール・タマシー、エリック・ジョンソン
【製作】スコット・ステューバー、ディラン・クラーク、マーク・ウォールバーグ、スティーブン・レビンソン、ハッチ・パーカー、ドロシー・オーフィエロ、マイケル・ラデュツキー
【製作総指揮】エリック・ジョンソン、ポール・タマシー、ニコラス・ネスビット
ダン・ウィルソン、ジョン・ローガン・ピアソン、ルイス・G・フリードマン
【撮影】トビアス・シュリッスラー
【美術】トム・ダフィールド
【衣装】バージニア・B・ジョンソン
【編集】コルビー・パーカー・Jr.、ガブリエル・フレミング
【音楽】トレント・レズナー、アティカス・ロス
【出演([]内は役名)】

  • マーク・ウォールバーグ[トミー・サンダース]
  • ケヴィン・ベーコン[リック・デローリエ]
  • ジョン・グッドマン[エド・デイヴィス]
  • J.K.シモンズ[ジェフ・ピュリジーズ]
  • ミシェル・モナハン[キャロル・サンダース]
  • アレックス・ウルフ[ジョハル・ツァルナエフ]
  • セモ・メリキッゼ[タメルラン・ツァルナエフ]
  • ジェイク・ピッキング[ショーン・コリア―]
  • ジミー・O・ヤン[ダン・マン]
  • レイチェル・ブロズナハン[ジェシカ・ケンスキー]
  • クリストファー・オシェイ[パトリック・ダウンズ]
  • メリッサ・ブノワ[キャサリン・ラッセル]
  • ジェームズ・コルビー[ビリー・エヴァンス]
  • マイケル・ビーチ[デヴァル・パトリック]
  • ヴィンセント・カラトーラ[トーマス・メニーニ]

【公開日(日本)】2017年6月9日
【上映時間】133分
【配給】キノフィルムズ
【映倫区分】PG12
【IMDB】7.4/10.0  (およそ63,010人の評価)

【あらすじ】

13年4月15日。ボストン警察の殺人課に所属する刑事トミーは、 「愛国者の日(パトリオット・デイ)」に毎年開催されるボストンマラソンの警備にあたっていた。50万人の観衆で会場が埋め尽くされる中、トミーの背後で突如として大規模な爆発が発生。トミーらボストン警察の面々は事態を把握できないまま、必死の救護活動を行なう。そんな中、現場に到着したFBI捜査官リックは、事件をテロと断定。捜査はFBIの管轄になるが、犯人に対し激しい怒りを抱えるトミーは、病院に収容された負傷者たちから丁寧に話を聞いてまわる。やがて、監視カメラに映っていた「黒い帽子の男」と「白い帽子の男」が容疑者として浮かび上がる。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレあるかも?)】

☆2.5/5.0

観てから感想を書くまでにしばらく置いておいたら、だいぶ記憶が薄れてきてしまいました・・・。記憶が薄れてしまう、と言うのはまぁつまりそんなに心に残らなかったってことなんですけどね・・・。別に面白くなかったわけではないんだけどなぁ。

臨場感はわりとある!

クリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』やキャスリン・ビグロー監督の『デトロイト』ほどではないですが、オープニングから

ーーーー午後10時16分 ○○家ーーーー
老人ホームで看護する妻と旦那の夜。老人からネックレスをもらったと嬉しそうに話す妻。
論文を書いている旦那。明日は二人で休みだからマラソンに出なきゃという妻。サッカーを観たい夫。

ーーーーー午後11:28ーーーーーー
マサチューセッツ大学。ロボット工学の研究室?犬のロボット。警備員も学生と仲良さそう。特にアジア系の女の子と良い感じっぽい。

ーーーーー午後0:55ーーーーー
トニー・サンダース(マーク・ウォールバーグ)の家。
家に帰ってくる主人公。部屋から出てってと言われてソファで寝るトニー。家庭内別居中?野球カードを観ながら酒を飲むトニー

◆2013(土曜)愛国者の日

ーーーーー午前7時ーーーーーー

マラソン開始三時間前。アジア系の男の子がテレビ電話で車を自慢している。それからマラソンの準備?

ーーーーーー午前7:8ーーーーーーーー
ツェルナフの家。イスラム系の家庭?息子が危ない動画(テロリスト?)を見てる。

このような感じで日にちと時間が表示され、事件当日の朝の様子から犯人が捕まるまでの102時間までをリアルタイムではないんですがそれに近い感覚で追うことが出来る仕組みになっています。

信じるものが違うだけという難しさ

いわゆる宗教観の違いというやつですね。

宗教的な事で争うことがほとんどない日本では、自分の信じるものと違うものを信じている人と揉めるってどんな感じなんだろうってちびぞうは思います。全く、身近でないテーマです。

どんな家庭環境の中で育ってきたのか、という事だけでも結構人格には大きな影響を及ぼすと思うんですが、それが宗教も絡んでくると余計に根深い問題へと広がっていくんだなぁ。という当たり前のことしか言えない。

今回、犯人だったイスラム系の男性の奥さんは、何か知っていることを話せと警察に言われても、決してその瞳を濁らせず真っすぐな瞳で「ムスリムの妻は戦い、服従する。美しい無償の愛を2つの主人に喜んで捧げる」と答えるんですよね・・・。彼らが何を信じ何と戦っているのか、という歴史的なそして宗教的な背景を理解していないと、今作の伝えたいものというのは伝わらないかもしれません。

まとめ

今作の背景を何も知らない、というのも楽しめなかった要因の一つなのかな。
ちびぞうは、最近のこういうドキュメンタリーの枠を超えてきた「壮大なザ・世界仰天ニュース」の再現VTRみたいな映画がちょっと苦手なところがあるんですよね。

特に、ラストで実在の人の写真を載せたりインタビューを載せたりするのがなぁ・・・ドキュメンタリーと映画の境目があいまいになってきそうというか。
映画なら、脚色するその監督の色みたいなものが出て、その事件をよく知らない人でも楽しめる「エンターテイメント」にはなっていないといけないかなって思うんです。

今作は群像劇もあって、ドラマチックな展開もあって、面白くないわけではない。だけどガス監督の『エレファントを崇拝しているちびぞう的には、もーーーー少しなんというか監督の色味のようなものが欲しかったかな、と思いました。

 

 


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画像引用元:映画.com

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ジョニデの娘×ナタリー・ポートマン!映画『プラネタリウム』ネタバレ&感想

「やげて窓を開け放っていても、鳥は逃げなくなった――」

このおっしゃれなポスター!そして美女が二人!!目を惹かれますよね!

この二人が姉妹役で右側の姉をナタリー・ポートマン、左側の妹をリリー=ローズ・メロディ・デップが演じています!!!そう!!デップといえば!ジョニー・デップの実娘ですよ~~~!!!大きくなってぇ!!!(誰)お母様のヴァネッサ・パラディにそっくりでうっつくしぃいいいですよね!!

ジョニーが娘が生まれる時に、「リリーかローズかメロディのどれかを名前にしようって迷った結果、全部付けちゃえって3つそのままつけることにしたんだ」って言ってたのが思い出されます・・・(笑)

リリーは1999年生まれの18歳。かたやナタリーは1981年生まれの36歳。
親子でもおかしくないくらい年が離れている二人ですが、姉妹役が演じられるってすごい。主にナタリーが若い!

公式サイトはこちら

【映画情報】

【原題】Planetarium
【制作国】フランス/ベルギー
【監督】レベッカ・ズロトブスキ
【脚本】レベッカ・ズロトブスキ、ロバン・カンピヨ
【撮影】ジョルジュ・ルシャプトワ
【美術】カティア・ビシュコフ
【衣装】アナイス・ロマン
【編集】ジュリアン・ラシュレー
【音楽】ロブ
【出演([]内は役名)】

  • ナタリー・ポートマン[ローラ・バーロウ]
  • リリー=ローズ・メロディ・デップ[ケイト・バーロウ]
  • エマニュエル・サランジュ[アンドレ・コルベン]
  • ルイ・ガレル[フェルナンド]
  • アミラ・カサール[エヴァ]
  • ピエール・サルバドーリ[アンドレ・サルビエ]
  • ダービット・ベネント[ユンケル]
  • ダミアン・シャペル[ルイス]

【公開日(日本)】2017年9月23日
【上映時間】108分
【配給】ファントム・フィルム
【映倫区分】PG12
【IMDB】4.7/10.0  (およそ1870人の評価)

【あらすじ】

1930年代後半。アメリカ人のローラは、死者を呼び戻せるほど霊感の強い妹ケイトと共に、降霊術のツアーでパリを訪れる。姉妹の才能を目の当たりにして衝撃を受けた大手映画会社プロデューサーのアンドレは、姉妹を主人公にしたリアルなゴースト映画を製作しようと思いつく。アンドレは姉妹と映画の出演契約を結び、2人を自宅に住まわせて撮影を開始するが……。【引用元:映画.com

【感想(サラッとネタバレ)】

☆1.3/5.0

こぉおおおれは厳しい!!!ごめんなさい全く面白さがわかりませんでした・・・陳謝

特に感想として書くことも思い当たらないような・・・そんな雰囲気です。ひぃ

IMDBでも4点台だよ・・・ナタリー・ポートマン主演なのにこれって逆にすごい。

降霊術がテーマ?のように見せかけて

実はそんなもの特にメインの話じゃないんですよっていうオマケ感すらする。

本当に姉妹が特殊な能力を持っていたのか、持っていたとしたら妹だけなのか、姉はそれに対してどう思っていたかなど・・・心情表現があまりにも少ない。何を考えているかもすごくわかりにくい。

結局姉は、妹を普通の子どものように学校へ通わせて同年代の友達を作って楽しく過ごしてくれればそれで良かったんですよね。その手段としての降霊ショーがあったり、女優として稼ぐことがあったりと。そういうことなんですよね。妹の能力に関して「ただの物語なのに人々は話を聞くうちにそれを真実だと信じ込んでしまう」という感じのセリフがあったし、姉はそもそも妹の特殊な能力を信じていなかったように見えましたね。

この「降霊術ショーで世間を騙した姉妹」のようなコピーや予告に騙されて観てしまうと、かなりしっぺ返しをくらう。そんな感じです。

だとすればメインのストーリーはなんなのか

それがわっっかんないんですよ!!!!!!!

フランス映画はこれだから説明不足だとか雰囲気しかないんだとか言ってしまいたくはないんですけども、それでもこれはちょっとわかりにくすぎる。

劇中、姉妹の能力に惚れこんでしまった映画プロデューサーが、「この霊現象をフィルムに収め、いまだかつてない映画作品を作るぞ!!」と頑張るんですけども、結局怪しげな装置と放射線を使ってやっとのことで映った一瞬のボヤは投資家や周りに一切認めてもらえず何の成果も上げられなかったし、かと思えば放射能の影響で妹ちゃんは体調を崩すし(結局若くして死んでしまう)、と思ってるとそのプロデューサーは身元を偽ってて実はユダヤ人だな!ってことで世界大戦前ってこともあって拘束されて移送されてしまうし

え?結局これって何の映画だったの???

そう思う事間違いなしなんですよ!

意味の分からないミスリード

降霊術にハマってしまったコルベン(映画プロデューサー)と何度か降霊の儀式をする妹ちゃんのシーンがあるんですけど、なんとなく性交渉を暗喩していそうな雰囲気が出てるんですよね(自分でも何言ってるかわかってない)

降霊中のコルベンの股間をローラが眺めて「!?」って顔をしたりとか、ハァハァアンアン言ってる部屋の扉を開けてみればセッ〇スではなくマッサージ中だった!とかいう古典的な勘違いの場面かよって感じで降霊してるし・・・しかも勝手に降霊してたの!?と怒り「嫉妬してるの?」と妹に言われて張り手!するシーンなんかもあるんですよ。

コルベンを挟んで三角関係なのかな?みたいな雰囲気もありつつ、しかし別に恋愛関係に発展するわけでもない・・・

途中で差し込まれるコルベンさんの「怪しい噂」とかいうのも謎が多い。姉と恋仲になった男が突然エロいフィルムを流し始めて、「当時でもこんなポルノフィルムがあるんだぁ!」って新しい発見をしたらそれに主演してるのがコルベンさんだよって言ってて「えぇ・・・」となるちびぞう。コルベンさんって変態さんなの?となるけど、結局のところ彼はフランス人を装っていたポーランド人だった、というのが噂の中身なんですよね。

うーん無駄な伏線多すぎる。

まとめ

おそらくこれは戦前の世相だったりに振り回されてしまった可哀そうな姉妹と、その姉妹に魅入られた男の話・・・あと放射能こわいよって話なのかな。けっこう適当だけどそういう話で、特に降霊術は話のメインではないねってそれだけは分かりました。

オススメ度はかなり低いです。

ナタリー・ポートマンファンならばかなり彼女の美しい姿が見れるし、
リロデ(リリーローズデップの事をそう呼ぼうと今決めました)の成長を見守りたい父デップファンの人ならば他の楽しみ方があるかもしれませんね!!!

そんな感じです!以上!!!

 

 

 


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今度のヒーローはアフリカの王!映画『ブラック・パンサー』ネタバレ&感想

故郷は、どこよりも夕日が美しい場所だと、聞いていた―――

マーベルコミック原作のヒーローたち大集合!なお祭り映画企画『アベンジャーズ』に新たに参戦するのは、アフリカの小国ワカンダの若き王、ブラックパンサー!!(略してブラパン)

今作でマーベル・シネマティック・ユニバースの作品は通算18作目になるようです、が・・・本当かな?数えてみよう。

  1. インクレディブル・ハルク(2008/8/1)
  2. アイアンマン(2008/9/27)
  3. アイアンマン2(2010/6/11)
  4. マイティ・ソー(2011/7/2)
  5. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011/10/14)
  6. アベンジャーズ(2012/8/14)
  7. アイアンマン3(2013/4/26)
  8. マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014/2/1)
  9. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014/4/19)
  10. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014/9/13)
  11. アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015/7/4)
  12. アントマン(2015/9/19)
  13. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016/4/29)
  14. ドクター・ストレンジ(2017/1/27)
  15. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス(2017/5/12)
  16. スパイダーマン:ホームカミング(2017/8/11)
  17. マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017/11/3)
  18. ブラック・パンサー(2018/3/1)

本当だ!18本目ですね!!わぁあ追いかけるのが大変!!しかし大丈夫!ブラパンのお話はわりと独立して観れる作品になっていますので、これだけ観ても全然楽しめますよ!!!
(一応、下線の引いてあるアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンでワカンダの前王が亡くなるシーンが描かれているので、直接繋がっているといえばそこです)

パンフはこんな感じ。

珍しく全面キラッキラではないです。ブラックパンサーのタイトルの部分だけキラキラしてます。裏面はこう。

50Pで税抜き815円。アメコミ系のパンフは写真だけでなくアートワークも楽しめるのでいいですね。ネタバレ抜きで詳しいキャラクター相関図が載っているので、こちらは鑑賞前に読んでも良いかも(*’ω’*)

【映画情報】

【原題】 Black Panther
【制作国】アメリカ
【監督】ライアン・クーグラー
【脚本】ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール
【製作】ケヴィン・ファイギ
【製作総指揮】ネイト・ムーア、スタン・リー
【協同製作】デヴィッド・J・グラント
【撮影監督】レイチェル・モリソン
【プロダクション・デザイナー】ハンナ・ビークラ―
【編集】マイケル・P・ショーヴァー、デビー・バーマン
【衣装デザイナー】ルース・カーター
【視覚効果&アニメーション】インダストリアル・ライト&マジック
【視覚効果監修】ジェフリー・バウマン
【ヘアー部主任】カミール・フレンド
【ファイト・チーム・コーディネーター】クレイトン・バーバー
【スタント・コーディネーター】ジョナサン・エウセビオ
【特殊効果コーディネーター】ジェシー・ノエル
【ビジュアル開発主任】ライアン・メイナーディング
【キャスティング】サラ・ハリー・フィン
【音楽監修】デイヴ・ジョーダン
【音楽】ルドウィグ・ゴランソン
【出演([]内は役名)】

  • チャドウィック・ボーズマン[ティ・チャラ/ブラックパンサー]

  • マイケル・B・ジョーダン[エリック・キルモンガー]

  • ルピタ・ニョンゴ[ナキア]

  • ダナイ・グリラ[オコエ]

  • マーティン・フリーマン[エヴェレット・ロス]

  • ダニエル・カルーヤ[ウカビ]

  • レティーシャ・ライト[シュリ]

  • ウィンストン・デューク[エムバク]

  • アンジェラ・バセット[ラモンダ]

  • フォレスト・ウィテカー[ズリ]

  • アンディ・サーキス[ユリシーズ・クロウ/クロウ]

【公開日(日本)】2018年3月1日
【上映時間】134分
【配給】ディズニー
【前作】ハルクとソーが大暴れ!映画『マイティ・ソー/バトルロイヤル』感想
【次作】アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
【IMDB】7.8/10.0  (およそ173,600人の評価)

【あらすじ】

絶大なパワーを秘めた鉱石「ヴィブラニウム」が産出するアフリカの国ワカンダは、その恩恵にあずかり目覚しい発展を遂げてきたが、ヴィブラニウムが悪用されることを防ぐため、代々の国王の下で、世界各国にスパイを放ち、秘密を守り通してきた。父のティ・チャカの死去に伴い、新たな王として即位したティ・チャラは、ワカンダの秘密を狙う元秘密工作員の男エリック・キルモンガーが、武器商人のユリシーズ・クロウと組んで暗躍していることを知り、国を守るために動き始めるが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.5/5.0

映画仲間の一人が感想として「可もなく不可もなく」と言っていましたが・・・まさしくそんな感じ!!!

アフリカの小国であるワカンダという架空の国が舞台で、発展途上に見えるその国は、実は緻密に隠蔽されてきた超ハイテク国家だった!!という世界観はとっても新しいし、今までにない黒人初のヒーロー!というのも今の時代に合ってる感じですね。

社長は超えられない!!

ちびぞうはアベンジャーズの中でアイアンマンことトニー・スターク社長を一番に推している輩ですので、どうしても新しいマーベルヒーローが出てくると頭の中で「社長を超えられるかな?ふふん」と誰目線だよ的に品定めする癖があるんですね~(心底どうでもいいポイント)

自分の知能だけを頼りに鉄くず集めて初代パワードスーツを作った社長は、他の「薬で身体強化したドーピング族」「なんちゃら線を浴びたらモンスター化しちゃった核物質族」「神の遺伝子を引いてるチート族」などど違って自力でヒーローをやってる尊敬すべきヒトなのですよ!!!!(ホークアイは普通の人だけど成り立ちを描かれてない)

それで言うと今作のブラパンさんは、「鉱物ヴィヴラニウムが凄い」「ヴィヴラニウムで作ったスーツが凄い」「超人的なパワーを与えてくれる謎のハーブが凄い」という、産まれ出でた故郷の凄さ(チート族)×ドーピング族のハイブリッドなわけですね。

王の子として育ってくる途中で体を鍛えたりしてるのかもしれませんが、元々の彼の強さが育っていく場面も合わせて見ることが出来たら、もう少し「王すごい!」となったかもしれませんね。

一応、王座に挑戦する儀式の前にブラックパンサーとしての超人的な能力を一時的に奪っていたので、「王の強さはハーブの力に頼ったものではない」ということは言いたげでしたね。

でもやっぱり、人間的な苦悩を見せてくれたり、自分の欲に忠実でちょっと汚いところもある社長と比べると、ヒーローとしても人間としても深みに欠けたかなーと。

やっぱ社長は超えられない!!!ってことなんですけどね!!

おおまかなストーリー

超ハイテク国家ワカンダの資源ヴィヴラニウムを盗んだ「クロウ」という男を捕まえるというサイドストーリーと、

かつての王が犯していた過ち(「他国のためにヴィヴラニウムを資源として使おう」としていた革新派の弟を造反者として殺してしまった、そしてその子どももアメリカに置き去りにしてしまった)のために、生き残った子どもが成長し、祖国ワカンダの王座を狙いに来るというメインストーリーがあります。

生き残った子どもというのが、マイケル・B・ジョーダン演じるキルモンガー。ブラパンの従兄弟ですね。彼は、自分の父親を殺した犯人がワカンダの王だということから祖国を恨んで育ってしまった可哀そうなヴィランでした。

夕日を見せてあげるシーンはグッときましたが、出来ることなら生き残らせてあげて欲しかったなぁ。

そういえば前王の死後、ティ・チャラが王になる儀式の時に「王座をかけた挑戦」をジャバリ族のエムバクから受け入れていましたが、あれって即位式の時しか出来ない挑戦なのではないのかな?キルモンガーが王座に挑戦する!と何でもないときに言っていたのでいつでも挑戦可能ってことなのかもしれないけど、そう考えると「ワカンダの王様は結構ころころ変わる」イメージありますね・・・。

余計な事を色々考えてしまった

まず役者陣がね!豪華なんですよね!

『フルートベール駅で』のマイケル・B・ジョーダン、『ホビット』で若き日のビルボを演じていたマーティン・フリーマン、そして指輪物語でゴラムを演じていた『アンディ・サーキス』・・・!忠臣のズリは『大統領の執事の涙』のフォレスト・ウィテカー!

まぁ、その役者陣についてはマーティン・フリーマンのあの緊張感のないひょっとこ顔と言いますかね、どこかで見た事あるなーーーーーーって思ったんですけど、あ!!!ビルボだ!!!と気付いてからは雪山のシーンなんかは「ロードオブザリング」にしか見えなくなったり・・・(笑)しかもゴラム役のアンディ・サーキスも出てるじゃないですか。もう指輪色がつっよいつっよい!

 

それから、余計な事考えちゃうパート2としては、

本当にブラパン本編とは全く関係ないんですけども民が「ワカンダ・フォーエバー!」と叫ぶシーンで「マヒシュマティに栄光あれ!」と叫びたくなってしまったのはもうバーフバリ病なんです。すいません。ついでにズリが殺すなら王でなく私を殺せ!と言ってキルモンガーに切り捨てられていたのを見て「カッタッパ!!」と叫びたくなったのも病気です。

それと、あのブラパンさんのスーツ。力を溜め込んだらそれを放出するじゃないですか。

ドバァーーーンッッ!!!!って敵を吹き飛ばすじゃないですか。

いやーこのアクション、バーフバリならスーツ無しでやるよ?

とか思ってしまったんですよね、結局なぜか「バーフバリ最高だなぁ」って思いながら劇場を後にしてしまったんですよね。意味不明ですね。

そんなバーフバリの2作について書いてる記事はこちら↓

王を讃えよ!インド映画『バーフバリ 伝説誕生』ネタバレ&感想

熱量に圧倒されるインド映画!『バーフバリ 王の凱旋』感想

 

全く関係ない話になってしまってすいません、反省はしていません。

ブラパンすげぇ!かっけぇ!って思った人もそうでない人もとりあえず『バーフバリ』観ましょう。本物の王がそこにはいます。

 

 

(次はアベンジャーズ3ですね!楽しみです!)

 

 


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