喧嘩は結構、誰でもやるから。だけど、仲直りしなきゃ。
”友達は、宝物と同じ”ってことよ。
劇場へは行かなかったんですが、新作が出たという事で慌てて復習しました。今日辺り、水曜でなので観に行けるかなぁ~。というわけでパンフも無し。
今作は、特に友情推し推しの展開になっております!!
喧嘩は結構、誰でもやるから。だけど、仲直りしなきゃ。
”友達は、宝物と同じ”ってことよ。
劇場へは行かなかったんですが、新作が出たという事で慌てて復習しました。今日辺り、水曜でなので観に行けるかなぁ~。というわけでパンフも無し。
今作は、特に友情推し推しの展開になっております!!
この宝の秘密は、私にしか解けない。
ついに、パイレーツシリーズも5作目です!!
バルボッサが登場するということ、それから3作目でいなくなった、オーランドブルーム扮するヘンリー・ターナーとキーラ・ナイトレイ扮するエリザベス・スワンが再登場するという事で、そこだけでも楽しみだな!と思い劇場へ足を運びました(笑)
最初からこの言い草なのは、1から続いた2,3の流れがあまりにも酷く、4で持ち直したもののまた5から続く三部作でがっかりさせられてしまうのではないか・・・という不安があったからですね。
さてパンフはこんな感じです!
サラザールさんの存在感!!そして安定の厚み!!
46Pで税抜き667円!今回もかなり気合入っていますディズニーさん!
前回の生命の泉では同じ値段で10P近く減らしてましたし、意気込みが伝わってきますね・・・。まぁデッドマンズチェストの50Pには及びませんが。(2作目になんであんなに期待をかけたのかがシリーズ最大の謎)
中身も、今作に登場するアイテムの紹介だけでなく、過去作のパイレーツシリーズの紹介ページも用意されていて、相変わらず親切仕様。人物相関図や楽しみ方のコツなども載っています!
誰よりも速い。僕はライトニング。
そう、”稲妻”。
スピード。スピードが、全てだ。
『カーズ』シリーズの新作、3が 2017年7月15日に公開されたので、慌てて1から見直しています!確か2は観ていなかったはず・・・。
最初この作品を知った時は、車が喋る世界なんてもすごい斬新!と感動しましたね~。劇場で観たような気もしていたんですが、どうにもパンフがないので初見はDVDでの鑑賞だったのかもしれません。
監督・脚本に、トイ・ストーリーなどで有名なジョン・ラセターさんが関わっています!自然と期待も高まりますね~♪
私はオプティマス・プライム
このメッセージを――我々の過去を永遠に記録するために送る
その記憶の中で 我々は生き続ける
新作のトランスフォーマーのために過去作を観直しているんですが、残念ながら劇場公開までには間に合わなそうな雰囲気がビンビンしています(笑)
だってまだあと2本あるもんな・・・家族と観てるし、なかなかタイミングが。
初見は劇場で観に行ったような気がしたんですけど、パンフがなかったので違ったみたいです。それか、パンフを買うようになる前に、行ったのかな。
今回はバンブルビーが大活躍します!楽しみですね!!
物語の最後がどうなるかはみんな気になるところ。
マリアとトラップ大佐。白雪姫と七人の小人。
ブリジット・ジョーンズとマーク・ダーシー。
私はついにハッピーエンドを見つけた。この幸せに、水を差すものは何もない・・・
どうもこんにちはこんばんは、ちびぞうです!( ´∀` )
ブリジット・ジョーンズの新作のために旧作を見返そうのコーナーです!このシリーズはかなり昔に1を観て以降観たいとは思いつつも観れずにいたので、新作はいいきっかけになるなぁと思いつつ、自宅でDVDで鑑賞しました。
【原題】Bridget Jones: The Edge of Reason
【制作国】イギリス、アメリカ
【監督】ビーバン・キドロン
【脚本】ヘレン・フィールディング、アンドリュー・デイヴィス、リチャード・カーティス、アダム・ブルックス
【原作】ヘレン・フィールディング
【製作】ティム・ビーヴァン、ジョナサン・カヴェンディッシュ エリック・フェルナー
【撮影】エイドリアン・ビドル
【出演([]内は役名)】
【公開日(日本)】2005年3月19日
【上映時間】108分
【配給】ユニバーサル・ピクチャーズ
【映倫区分】
【前作】ラブコメディの金字塔!映画『ブリジット・ジョーンズの日記』ネタバレ&感想
【次作】『ブリジット・ジョーンズの日記/ダメな私の最後のモテ期』
【IMDB】5.9/10.0 (およそ85,000人の評価)
弁護士のマークとの交際を始めて幸せいっぱいのブリジットだったが、マークと彼の美人アシスタント、レベッカの仲が怪しいとの噂を聞いて不安になり、さらに誤解が重なってマークと大ゲンカしてしまう。【引用元:映画.com】
☆3.0/5.0
ブリジット役のレニー・ゼルウィガーは、『コールドマウンテン』で心奪われてから私の大好きな女優さんです。
今回の撮影のため、前回の時よりもかなり増量したとか・・・(笑)それにしても太りすぎでしょ(笑)
タプタプの腹出して歩いてくる場面なんかお腹にしか目が行かなかったよ!!
あと顎の下の肉もすごかったです。もうあと少しで二重アゴぎりぎりって感じで・・・いつ二重アゴになってしまうんだろうと観ててハラハラしました(笑)
そしてタイでの拘置所暮らしね・・・あれが一体何日間に及んだのかについては明らかにされていませんが、釈放されたあともあんまり痩せてない(笑)
少し体重増やしすぎで、余計なところが気になってしまった今作でした(笑)
最初はあまりよく思っていなかった幼馴染のマークとくっ付いて、付き合い始めて幸せいっぱいのブリジット。だけど二人の間には仕事の格差や育ちの格差などがあって、二人とも互いの価値観を否定しがち、そして案の定すれ違っていきます。そこに、いかにも当て馬っぽい脚長美女がマークの近くに現れ、「もしや浮気?」なんて疑心暗鬼なところに元カレで遊び人のダニエルが近づいてくる・・・。
ものすごくあるあるな展開すぎますね(笑)
浮気と疑っていた女はやっぱり当て馬だし、もう愛されてないと思ったら自分の為にマークが裏で奮闘していたと知り告白にしに行くくだりとかも、だいぶありふれたストーリーな感じがしています。
しかも、セックス依存を治したと語るダニエルが相変わらずクズだった!という流れも、もう二度目となるとマンネリ化してしまいますね・・・。いや、うん。クズでももうあんまり驚かないよ(笑)
タイで逮捕されそうになっているブリジットをダニエルが見捨てた事でマークが怒り、今作でも二人のしょっぼい喧嘩シーンが楽しめます。二人ともそんな喧嘩強い!って感じじゃないからじゃれてるようにしか見えなくて可愛い(笑)
これはもう、このシリーズの風物詩というか、何度観ても笑えます(笑)
彼女の心の強さは尊敬に値しますよね。異国の地で逮捕されてしまうとか、たくさんの犯罪者たちと同じ檻に入れられるとか、普通なら泣いたり落ち込んだり怯えたりしそう・・・なのに。ブリジットは(きっとすごく怖くても)あまりそれを外には出さない女性なんですよね。そして独特のテンションとノリとぶっ飛んだ発想で会う人会う人を惹きつけ、ピンチも自分で切り抜けていく!彼女のキャラがなければこのシリーズは成り立たないですよねー!
ブリジットの間の悪さ(彼氏に甘々な電話をかけたら重役たちとの会議中でスピーカーで聞かれちゃってるとか)や、アホっぽいノリ、凹んでも負けじと立ち上がるところに、笑わさせられるし、ほっこりさせられるし、応援したくなります。
どうやら遊び人のダニエル(ヒュー・グラント)は3作目では出てこないようで、上で散々マンネリがどうとか言った割には、それはそれで寂しいというか・・・(笑)
ほぼ十年ぶりの新作、そして公開時(2016)の時点で47歳になったレニーのブリジットは、どんなキャラクター、そして物語になるのでしょうか・・・!多少の不安もありつつ、とても楽しみです。早く観たい!!
また、観たら感想を上げたいと思います。
ではでは、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました♪
どうも!ちびぞうです!
前回の、まさかの4作目!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ~生命の泉~』感想&ネタバレを書いた時の、DVDで観直している間に取ったあらすじメモ(コメント付き)が残っていたので、それを読める程度に直して記事として残しておきたいと思います。
前回の記事よりもかなり詳細なあらすじを書いていますのでネタバレ必至です、ご注意を!!
私はマリア 町の娘 光る金貨はむなしいだけよ 私の心を奪い去るのは
荒波超える船乗りだけよ
私の心を奪い去るのは 荒波超える船乗りだけよ
『パイレーツ・オブ・カリビアン ~最後の海賊~』へ向けてのおさらいもこれで最後です!過去2作と同じようにDVDで再び鑑賞。
2,3と下降気味で、公開当時私は「よくあれで続きいけたなぁ!」という驚きと共に、劇場に足を運びました(笑)製作のブラッカイマーさんはかつて3部作だと公言していたようですが、3の滑り出しがわりと好調だったので、4の製作の話も出たんだとか。
監督も、ゴア・ヴァービンスキーさんからロブ・マーシャルさんにバトンタッチ(『シカゴ』を監督した人らしい!)またメイン出演陣からキーラ・ナイトレイとオーランド・ブルームも降りて、新たにペネロペ・クルスが参戦と、大きく流れを変えてきましたねー。
しかし本国の方では4作目の評価も3に続いて下降気味・・・まさかこの流れで7部作になるなんてこの時は誰も予測してなかったはず(笑)
パンフはこんな感じです!
安定の厚さ。しかし34Pで税込み700円。・・・デッドマンズ・チェストの時の勢いはどうしたんでしょう(笑)これでも十分、ボリューミーなんですけどね!
どうも!ちびぞうです。
前回の【前編】引き続きおさらい!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』感想&ネタバレからの続きの記事になりますのでご注意ください!
ではでは早速、あらすじの続きをコメントを挟みつつ追っていきたいと思います!!
世界の果てへ向かう途中、デイヴィの持っているペンダントと同じものをティア・ダルマが持っているというシーンに気付き、あれ?もしやデイヴィの愛した女とはティアさんなのか?と思い始める
↓
ジャックを救出して、みんなで世界の果てからなんとか脱出!帰り道、ティアさんがデイヴィが昔人間だったと語る・・・やっぱり恋仲だったんだ!途中、あの世へ向かう一行の中に父親の姿を見つけてスワン総督の死を知る(いつの間に死んでいたんだー!!!!!)
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なんとかあの世から今世へ戻ってくる!見つけた島で、サオ・フェンの追っ手に捕まってしまう一行。ここで、ウィルがブラックパール号欲しさにサオ・フェンにジャックを受け渡すと取引していたことが発覚。
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サオ・フェンから東インド会社に引き渡されるジャック。
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更にサオ・フェンは東インド会社と手を組んでいたので、ウィルもエリザベスも結局東インド会社に捕まってしまう。しかし結局約束を守らない東インド会社。彼らに裏切られたと知ったサオ・フェンを評議会に参加しろと説得するバルボッサ。サオ・フェンは、評議会に参加する代わりにエリザベスを手に入れたいと主張。受け入れるエリザベス。
同時にジャックもベケット卿と「評議会はどこで行われているのか、9つの銀貨で何をするつもりなのかを教えろ」と言われ取引する・・・。
もうこの辺りは、誰が誰と取引しているのか、みんながみんなこっそり取引して裏切られまくるのが続くので頭の整理が追いつきません。
↓
サオ・フェンの船の中で、エリザベスが人間に閉じ込められた『カリプソ』だと勘違されたり、そして突然襲われて死の間際に海賊長としての権限(と共に銀貨)をエリザベスへ渡したりする謎の展開もあります。結構無理やり感が強い(笑)
↓
サオ・フェンを襲ったのはダッチマン号で、そこの船長はノリントンさんだった!!エリザベスと再会し、総督が殺されたことも知りショックを受けるノリントンさん。
エリザベスはフライングダッチマン号の中でビルと会話する。息子は助けてくれると約束した、だけどデイヴィを殺せばフライングダッチマン号の船長にならねばならず、心臓を抉り出して、海で死んだ死者の霊をあの世へ運ぶという仕事をしなければデイヴィと同じような見た目になってしまう。そうすれば10年に一度しか陸に上がることは叶わず、エリザベスと離れ離れになってしまう。だから決して自分を選ぶはずはない・・と
↓
父を救おうとするとエリザベスを失う気がすると言うウィルにジャックが、「ほかのやつにデイヴィを殺させれば?」と提案。つまりはジャックがデイヴィを殺すつもりらしい。
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ノリントンさんがダッチマン号からエリザベスを脱出させる。
ノリントンさんせっかく復権したのにだいぶブレブレですやん!!
あとここのノリントンさんとのキスいりますか?(笑)捕虜を逃がしたー!と騒ぐビルに刺されて死んでしまうノリントンさん・・・さっきのキスは死亡フラグだったんですね・・・。
↓
評議会が行われる島へ到着。ここでティア・ダルマが『カリプソ』で、バルボッサを生き返らせたのもバルボッサにジャックを救いに行かせたのも『カリプソ』だった事が判明!!!彼女は自分を人の体から解放されるために、評議会を集めさせたかったー!!!
けっこう無茶な脚本だーーーー!!!
でも、1の終わりで金貨を盗んだ猿のせいでバルボッサは不死身になって復活したと思い込んでいて、「一体いつ不死身じゃなくなったの?」とずっと持っていた疑問が解決しました。不死身になったのは猿のジャックだけだったんですね。それ以外のメンバーは全員、『カリプソ』に普通の人間として蘇らせてもらったんですね。
↓
評議会が開催。意見がまとまらず喧嘩する場に対し「カリプソを封印したのは最初の評議会。我々が彼女を解放するものとなろう。さすればなにがしかの利益が与えられるだろう」と言う。ジャックはそれに反して戦おう!と言う。それをまとめる役として、なんとキース・リチャーズ(ローリングストーンズ)が登場!!!ジャックの父親の海賊で”海賊の掟の番人”というちょい役でゲスト扱いです。どビックリですよね(笑)
なんとかしてキース・リチャーズを出したかったんだろうなぁ・・・
多数決により海賊の王が決まれば、今後の事を決める権限が与えられる(今までは皆自分に投票していたので王は決まらなかった)という新たな海賊の掟がキース・リチャーズにより教えられる。サオ・フェンから海賊長の権限を与えられていたエリザベスにジャックが投票したことにより、エリザベスが海賊王に決定(笑)
どういう展開なんですかこれは(笑)
↓
エリザベスの権限により、海賊たちは団結し戦うことに決定。しかし敵の船団が多すぎる。どう考えても勝てない。
↓
ウィル、バケット卿、デイヴィ・ジョーンズの三人と、ジャック、エリザベス、バルボッサの三人の話し合いが始まる。(というかデイヴィさんは水の入った桶に入ってれば陸に上がれるのかよ!!設定が緩いよ!)ここでようやくジャックが裏切っていたことが判明。更にデイヴィにもジャックが生き返っていたことがバレる。
海賊王(エリザベス)の提案で、ジャックとウィルを交換。ジャックの銀貨はバルボッサが奪う。結局、東インド会社(フライングダッチマン)と9海賊軍で戦うことが決定。
↓
フライングダッチマンに捕まるジャック。ここまでも全部ジャックの狙い通りだったらしい・・・。なんとか自分がジョーンズを殺してダッチマンの船長になりたいみたい。
↓
ついに『カリプソ』復活の儀式!!!しかし封印したのが愛した男”デイヴィ・ジョーンズ”だと知って巨大化!!何かの呪文?らしきものを叫びながら大量の蟹となり消えてしまうカリプソ。
えっ、助けてくれないんですか!!!
↓
カリプソが手助けしてくれるかは分からないけど最後の大戦に挑むことをエリザベスは決意。ブラックパールの船員を煽ってついに大戦がはじまる・・・(ここまでの長さよ・・・)てこの原理を利用して地下牢から逃げ出すジャック。
↓
嵐が巻き起こり、大渦が現れる(カリプソの怒り?)戦いのさなか、結婚の儀を行うウィルとエリザベス。戦いながら立会人になるバルボッサ。
↓
ダッチマン号の中でウィルが刺されてしまい、このままでは死んでしまうーーそんな時、デイヴィの心臓を持ったジャックがそれを突き刺そうと現れる。
まぁおおまかな流れはこんな感じでしょうかね!非常に長いです、ややこしいです。あとみんな裏取引しすぎ(笑)AさんがBさんと裏取引、BさんはCさんと、CさんはDさんと、そしてDさんはAさんと・・・という感じで裏取引の繋がりばっかりどんどこ出てきて、キリがないです(笑)
前回の2作目であまり感動しなかった親子関係のお話ですが、今回は結構切ないシーンが満載でした。自分の息子が助けてくれると信じている、だけどきっと息子は愛する彼女を選ぶだろうと言ったり・・・だんだん記憶が薄れて息子と分からず戦ってしまうところとか。切ないです。
全く思い入れのないキャラなんですけども、いい負け様だったなぁと。変にあがいてなくて。「お、覚えてろよ!!」みたいな小物感もないし。というか、VFXがすごい。
実は、2~3が連作かと思っていたんですけども、実際は4まで全部繋がっていたんですよね。最後にまたジャックからブラックパール号を盗んだバルボッサが「不死身になる方法はまだある」と言い、バルボッサから海図を盗んでいたジャックが見つけたのは「生命の泉」・・・。初回の時はほとんど最後のほう(おそらく寝ていて)記憶がなかったので、4まで全部繋がっていたことを今回見返してみて初めて知りました(笑)
じっくり見返すって大事(笑)
しかしやっぱり話がごっちゃごちゃしすぎてました。この一言に尽きる。
それから、後出しでどんどこフライングダッチマン号についての設定やら海賊の掟やらを出してくるのはあんまり好きじゃないなぁ・・・。だって「アレがあるじゃないか!!」と後から付け足せばどうにでもなってしまうんだもの。
大好きなビルナイさんが扮するデイヴィ・ジョーンズさんが真の姿を取り戻す貴重な場面があったので貼って、
特に一番納得できなかったことを最後に叫んで終わりにしますね。
心臓をくりぬいたのは愛する女との愛の苦しみのせいじゃないんかーーい!!!!
長々と読んで頂きありがとうございました!!
ヨーホー 掲げよ 髑髏の旗
それ引け ならず者 俺たちゃ 死なない
引き続き、パイレーツ5作目の為のおさらいのため、二度目にはなりますがDVDにて3作目『ワールド・エンド』を鑑賞しました。
『デッドマンズ・チェスト』が私の中で少し期待が外れ、そしてジョニデ人気に火がつくと共に私の中のジョニデ旋風も収まっていってしまったので、「劇場ではもういいかな・・・」と初回もDVDで観ました。
そしてその当時は途中でわけがわからなくなり後半寝てしまっていたような気も・・・します。今回はしっかりばっちり鑑賞!!!いかに感想は変わるのか!?
【原題】Pirates of the Caribbean: At World’s End
【制作国】アメリカ
【監督】ゴア・ヴァービンスキー
【脚本】テッド・エリオット&テリー・ロッシオ
【製作】ジェリー・ブラッカイマー
【製作総指揮】マイク・ステンソン、チャド・オーマン、ブルース・ヘンドリクス、エリック・マクレオド
【音楽】ハンス・ジマー
【撮影】ダリウス・ウォルスキー
【出演([]内は役名)】
【公開日(日本)】2007年5月25日
【上映時間】169分
【配給】ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
【前作】3への序章!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ~デッドマンズチェスト~』感想&ネタバレ
【次作】『パイレーツ・オブ・カリビアン ~生命の泉~』
【IMDB】7.1/10.0 (およそ507,000人の評価)
世界の海から海賊を駆逐しようと企む東インド会社のベケット卿が、ジャックの宿敵デイヴィ・ジョーンズと結託。彼らに対抗するには9人の“伝説の海賊”の結集が不可欠だが、その最後の1人はデイヴィ・ジョーンズが放った怪物クラーケンの餌食になったジャックだった……。【引用元:映画.com】
☆2.5/5.0
169分て!前編デッドマンズチェストの151分でもかなり長いように感じたのに!!(笑)
そして今回も複雑に絡み合った脚本が不親切で、かなりのキャラたちが何のために動いているのかを的確に把握しないと、すーぐにわけが分からなくなっちゃいますので、注意深く鑑賞する必要があります。
娯楽大作!ザ・エンターテイメント!!というディズニーの大ヒットアドベンチャーなのにも関わらず「あんまり気楽には観られない」という部分が一番の欠点なのかなぁと。
物語は、2作目のデッドマンズ・チェストの直後からはじまります。
東インド貿易会社がとにかく海賊を駆逐しようと、海賊や彼らに加担した人たちを処刑しまくっている。そうすると、ある歌が歌われ始めるんですね――。
この歌というのがとても重要で”海賊たちよ結束して立ち上がれ!”みたいな自分たちの存在のピンチに歌われる歌らしい・・・?
2からの流れを真剣に追っていると、矛盾に感じる点がいくつも出て来てしまいます。それも残念だったなぁ。
まず、2の終わりでデイヴィ・ジョーンズの使役しているクラ―ケンに海の墓場(死の世界)へと連れ去られたからジャックを救おうよ!という目的で、バルボッサ率いる一団は世界の果て(ワールド・エンド)へと向かうことにする。という話になっているんですよね。
しかし、今作は、2のラストでデイヴィ・ジョーンズの心臓を最後に手に入れたノリントン卿がバケット卿(東インド貿易会社)に渡したことにより彼は復権。そして、東インド会社がデイヴィ・ジョーンズと(心臓を人質に強制的に)結託し、ディヴィにクラ―ケンを殺させ、フライング・ダッチマン号を操って海賊たちを駆逐し始める。そして、歌が歌われる。ここから物語が始まっているのがすでにややこしい。
ちなみに今赤字で書いた部分は本編で描かれません、そういうことになっていたよ!と後から観客に説明される感じです。
いやそこ結構重要じゃないの!?クラ―ケン・・・!
というかクラ―ケンは使役出来た方が明らかに戦力になるのになんで殺しちゃったのかそこも謎い。(まぁクラ―ケンが東インド会社側についていたらどう考えてもジャック側が勝てなくなってしまうからなんでしょうけど!!!)
ここでまた新たな事実が発覚。海賊たちの中には選ばれし9人の海賊長という人達がいて、彼らが集まる”評議会”というものがあります。海賊の世界が危うくなると、どうもその9人が評議会を開く。そのきっかけとなるのがあの歌だった――。ということだったようです。
今回、フライングダッチマン号を手に入れた東インド会社と戦うためには、9人の招集と海賊たちの結束が不可欠。しかし、そのうちの一人、ジャックも海賊長であり、彼の参加も必要不可欠。
海賊側が勝利する為には、前回(ジャックが生まれるよりも前)に評議会が結束したときに人間の体の中に封印した海の女神『カリプソ』という強大な力を持った存在を蘇らせ、彼女に力を借りる必要がある。そして、封印を解くためには9人の持っている銀貨(封印した時に使ったもの)を集めて儀式をする必要がある。そのためにジャックの持っている銀貨もどうしても必要=ジャックを生き返らせなければ!!という流れ。
とまぁこういう理由で、世界の果てへとジャックを救いに行くという流れになっていくんです。2の終わりでは、単に彼への友好・仲間意識・絆から「救いに行こう!」となっているので
いやいや救いに行く理由がだいぶ壮大になっているなぁ!!
というツッコミ①がまず、最初に見始めた時に出て来ますね。
ジャックを救いに行くにはシンガポール海賊のサオ・フェンの持つ不思議な海図(これがあれば世界の果てへ行ける)が必要で、これをパクりに行くところで、ジャックを救うのではなく評議会に参加して欲しいという話をバルボッサがし始めるので、少しややこしいんですよね。(おそらくサオ・フェンはジャックを憎んでいるのでジャックを生き返らせたいと言うだけでは納得しないと分かっていて評議会の話を先に出したんだと思いますが)結局はジャックを救うためバルボッサがサオ・フェンを騙そうとしていたことが判明
↓
シンガポール海賊との闘いが始まる
↓
戦いの途中で途中で東インド会社が乱入、ウィルは相変わらず父を救うにはブラックパール号が必要だ(それが何故なのかは語られない)とサオ・フェンに手を貸してくれと言っているし、やはり「単純に友好的な理由からジャックを救いたい」だけでなく、それぞれの目的が絡まり合っているまま話が進んでいるんですよね。
もう、誰が誰を裏切っていて誰が誰と手を組んでるのかが非常に!!わかりにくい!!
そして海図を手に入れ、ジャックを救いに行く一行。
物語の流れの途中ではありますが、【後編】引き続きおさらい!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ~ワールド・エンド~』感想&ネタバレへ続く!!
どうもちびぞうです!( ´ސު`)
※こちらの記事は、【前編】3への序章!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ~デッドマンズチェスト~』感想&ネタバレからの続きの記事になっています!
ここのページから来てしまったか方はぜひとも上記の前編の方からお読みくださいまし~!
全く完結じゃないじゃない感じになってしまったんですけども、これだけの登場人物がそれぞれの目的のためにバラバラに動いていて、さらに一作目で登場したバルボッサの部下とかのコメディ要素もあったり、派手なアクションシーンも織り込まれているし、作中では詳しく誰が何の目的で動いているのかあまり語られない(特にジャックが何をしたいのかが不明瞭)。
しっかり説明されれば納得は出来る。でも、もうちょっとなんとか綺麗にまとめられなかったのか・・・この一言につきます。
特に最後の戦いのくだりが一番いらんかなって劇場でも思った記憶がよみがえってきました(笑)長すぎるよねぇ少し・・・内容と尺のバランスがものっそ悪い。
いーっぱいありましたね。え?なんでそうなる?みたいなツッコミどころは。ジャックとエリザベスの間の恋模様的な噂もコンパスの指し示す向きがどうのこうのとあるみたいですが、個人的にジャックには「真実の愛や、一人の女との恋路、家族愛や友情よりも命を賭けた大冒険や宝の発見が生き甲斐で何よりも海と船を愛している男」でいて欲しいと思っているので、あまり認めたくないですね・・・。話がぶっ飛ぶけどもワンピースのルフィに求めてる感覚に近いのかな。ルフィがガチで恋愛し始めたらなんだかイヤ・・・というよく分からないキャラ像(笑)
上でも書きましたが、テレコス族からジャックが逃げるシーンのピタゴラスイッチ感とか、ボーンケージに捕まって谷間に落とされたウィルたちがうまくケージを揺らして崖の木を掴もうと頑張るシーンは楽しくて笑えました(笑)
それから、デイヴィさんがパイプオルガンを弾くシーンはかっこいい!!!なんだか悲しげな旋律で、今も愛したひとを想っているのかな・・・と思わせる切なさがあります。
エリザベスにコンパスを持たせることで、箱の場所をコンパスに指させる作戦もなるほどなと思いましたねー。
3人の男がしつこく殺陣をした後での水車の上での殺陣シーンも、相当すごいな!!と思いました(スタントマンが)。降りればよくない?というツッコミはさておき、見所なアクションシーンだと思います。
ちなみに小ネタとして、エリザベスがジャックにキスするシーンはウィル役のオーランド・ブルームの台本からはカットされていて、二人のキスシーンを目撃した時のウィルの驚いた表情は本物らしいですね(笑)面白い演出するなあ。
えっ!?えっ!?本当にジャック死んだの!?と信じられない気持ちの中、みんなで生き返らせに行こうか・・・という話に。なるほどそれで3に繋がるのね~・・・と思っていたらここで「そのためには海を知り尽くしているこの男が必要だろう・・・?」と
満を持してキャプテン・バルボッサさんの登場ですよ!!!!
超絶カッコよかった!!!階段降りて来てリンゴしゃくるだけなのに!!!(笑)しかもまた不死になってるから味してないのに!!(笑)
1→2までの間にバルボッサの事も大好きになっていた私は、最後が一番テンションが上がってしまいました。パンフレットを確認するとキャストのところにも名前が載ってないんですよね~~~~シークレットゲスト的な感じで3はバルボッサが活躍するよ!って最後にドーンとメインディッシュ出されてもう「はやくつぎ、はやくつぎぃくださいぃ」な状態です。本当にずるいです。(ぶっちゃけティアさんのところでバルボッサが出て来るのも不自然っちゃ不自然だけどもう関係ない)
何度も書いていますが前後編にしたことで無駄が増えてしまった印象。もっと、子どもにもわかりやすいエンタメ作品のままでいて欲しかったですね。
ただ、3でジャックを助けに行かねば!!という繋ぎ方が上手だし、次も観に行こうという気にはさせるいやらしい終わり方でしたね。
キャラクターの個々の魅力がとても強い作品なので、それらを活躍させるところに重点を置いているからこそ脚本がごっちゃごちゃになってる感はあります。それでも、大好きな海賊たちが真面目にドタバタしてるところが観れればそれでいいんだ!!というファンの方には安心して楽しめる作品かと思います(笑)