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雷神ソー、爆誕!映画『マイティ・ソー』ネタバレ&感想

「ふさわしい器を持つものに―――力は与えられる」

MCUシリーズを見返そうのコーナー!四本目はこちら、

北欧神話を元ネタにした雷神ソーの物語!!!

流れとしてはアイアンマン1,2のあとインクレディブルハルクを観て今作に来ると完璧ですね!

監督のケネス・ブラナ―さんは役者も務める監督さんでして、最近だと『オリエント急行殺人事件』に出演・監督しているようです。シェイクスピア演劇にルーツのある監督さんならではの神話スペクタクル、そしてファンタジーと現実が混ざり合うという不思議な世界観を見せてもらえるかな、と思います。

役者陣、ソーにはクリス・ヘムズワース、ヒロインのジェーンにはナタリー・ポートマン!!個人的に、ソーの「大物ヒロイン掴んだ感」すごいなっておもってます!!!そして今作のヴィランにはロキたん!(トム・ヒドルストン)

ちびぞうのMCUシリーズでアイアンマンを超えそうなくらい大好きメンになっているのがロキたん!!!彼は最近の作品ではすっかりやられ役が板についてきてしまっていますが、今回はしっかりと悪役をしています!!!悪そうなしたり顔が見れます!そこも注目です!!

あっ、そういえば日本人俳優の浅野忠信さんもソーのお友達四人組の一人として出演していますが、今作ではあまり活躍しません!しかし続編でも出てくるのでそちらに期待していきましょう(*’ω’*)

【映画情報】

【原題】Thor
【制作国】アメリカ
【監督】ケネス・ブラナー
【脚本】アシュリー・エドワード・ミラー、ザック・ステンツ、ドン・ペイン
【原作】ジャック・カービー、スタン・リー
【原案】J・マイケル・ストラジンスキー、マーク・プロトセビッチ
【撮影】ハリス・ザンバーラウコス
【美術】ボー・ウェルチ
【編集】ポール・ルベル
【音楽】パトリック・ドイル
【出演([]内は役名)】

  • クリス・ヘムズワース[ソー]
  • ナタリー・ポートマン[ジェーン・フォスター]
  • アンソニー・ホプキンス[オーディン]
  • トム・ヒドルストン[ロキ]
  • ジェイミー・アレクサンダー[シフ]
  • イドリス・エルバ[ヘイムダル]
  • ジョシュア・ダラス[ファンドラル]
  • レイ・スティーブンソン[ヴォルスタッグ]
  • 浅野忠信[ホーガン]
  • ステラン・ステルスガルド[エリック・セルヴィグ]
  • カット・デニングス[ダーシー]
  • クラーク・グレッグ[フィル・コールソン]
  • レネ・ルッソ[フリッガ]
  • コルム・フィオール[ラウフェイ]
  • ジェレミー・レナ―[クリント・バートン/ホークアイ]
  • サミュエル・L・ジャクソン[ニック・フューリー]

【公開日(日本)】2011年7月2日
【上映時間】115分
【配給】パラマウント
【映倫区分】G
【アベンジャーズ前作】
スタークEXPO開催!映画『アイアンマン2』ネタバレ&感想
エドワード・ノートンの『インクレディブル・ハルク』映画ネタバレ&感想
【アベンジャーズ次作】キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
【マイティ・ソー次作】マイティ・ソー/ダークワールド
【IMDB】7.0/10.0  (およそ610,000人の評価)

【あらすじ】

神の世界では最強の戦士といわれていたものの、横暴でごう慢な性格が災いとなり、地球へ追放されてしまったソー(クリス・ヘムズワース)。神の世界での力を失ってしまったソーに凶悪な敵たちが次々と襲い掛かり、ソーは地球でも戦いの日々を送ることに……。【引用元:シネマトゥデイ

【感想(結末までネタバレ!)】

☆2.8/5.0

いや、本当にすいません。今作は非常にシリアスなお話だったりするんですが・・・。

マイティ・ソーは最新作のバトルロイヤルでかなりコメディ路線に舵を切るんですよね。なので、そのテンションで観るとどーーーーーーしても

ロキたん暗躍しちゃってぇ!もう!本当はお兄ちゃん大好きなくせに!

みたいな見方になってしまうんですよね!!!ほんとに!!まぁ、2のダーク・ワールドの時からそんな感じだったので、コメディに移り変わる片鱗はこの時点であったのかもしれません・・・(笑)

おおまかなストーリー

はい、覚えましょう。主人公のソーは、北欧神話に登場するオーディンの息子。そして弟のロキは「悪戯の神」として知られています。
そんな彼らが統治する国は「アスガルド」。九つの国を束ねる大国です。ヘイムダルという門番が守る”虹の橋”を使って別の国や地球に行ったりします。
オーディンはソーに王の地位を渡そうとムジョルニアと呼ばわるハンマーで雷神としてのパワーを授けます。

 

はい、次に覚えるのがヨトゥンハイムという氷の巨人の国。この国は、アスガルドと因縁があり昔から父オーディンが戦って来た国です。過去に巨人族が人類を襲った時、オーディンがそれを救い、彼らの持つ力の源「古代の冬の小箱」を奪ったとされています。現在は休戦協定中。

 

最後に地球。ジェーンという天文物理学者と、セルヴィグという博士がいて、アインシュタイン・ローゼン・ブリッジ(ワームホール)=アスガルドの虹の橋 について研究しています。

これだけ覚えていればあとは簡単!

 

オーディンの跡を継いで王になろうとするソーを妬んだロキが巨人族を武器庫に侵入させるオープニング。

巨人族め!とおこになって休戦協定中のヨトゥンハイムに勝手に殴り込んだソーにオーディンが「傲慢で欲深い、父の言葉に背いて平和の国の扉を開け、仲間を危険にさらした。お前はその地位にふさわしくない」と激おこになって、ソーからムジョルニアを取り上げ地球に追放する。

しかし父の真の意図は「地球で成長して価値観が変わったらムジョルニアも持てるようになるよ」ってことなので、ムジョルニアも地球に落ちてくる。

地球に降り立った時代錯誤のファンタジー男が現代でおかしな言動をしたりするのが楽しいシークエンスが始まる。

アスガルドでロキたんは自分の出生の秘密(実はヨトゥンハイムの王の子どもであったのを赤子の頃にオーディンに保護されて連れて帰られた!)を知る。そして「敵に連れ去られいつの日か利用されるために捕らえられていた、ソーばかりひいきされていた理由が分かった」と激おこ。しかしオーディンはもう歳なので息子の激昂に耐えられない!!意識を失い倒れてしまう(本当は”オーディンの眠り”といういつ目覚めるか分からない眠りについた)

ムジョルニアが落ちて来たことを知ったソーは、墜落現場を研究するシールドのベースに忍び込みムジョルニアを奪おうとするも失敗。

ロキがやってきて「父が死んだ、ヨトゥンハイムとの休戦は兄上の追放が条件だし母上も戻るなと言っている、王座の重荷は俺が背負う」と大嘘を吹き込む。

王不在の間に勝手に王座につくロキたん。巨人の国にも行って「オーディンの寝床に侵入させてやる」と手引きする(これは母親の目の前で巨人族から父を救い、親にも民にも認められてるという目的のため)

ソーになんとか戻ってきて欲しいソーのお友達四人組も地球に行って、ソーと合流。ロキたんの大嘘を伝える。ロキはソーが戻ってこないようにデストロイヤーという兵器を地球へ送り込み「全てを破壊しろ」と命令する。

地球でのデストロイヤーとのバトル!みんなを守るため自分の命を犠牲にして倒れたソーを「ふさわしい者」と判断したムジョルニアが彼の元へ飛んできて、雷神ソー復活!(これがオーディンの意図だったということですね!)デストロイヤーを倒し、ジェーンに「必ずお前の元へ戻る」と約束してアスガルドへと戻る!



アスガルドにはロキたんの手配で巨人が攻めて来ていた!虹の橋を壊してピンチを切り抜けるソー。兄弟そろって次元のはざまへ吹き飛ばされそうになったところを目覚めたオーディンが助けようとする。ロキはそこでもまた嘘をつこうとするが、父には全て見抜かれていると知り、自ら手を放して次元のはざまへと消えていく。

虹の橋が消えたので、もうジェーンと会えないと悲しむソー。しかし橋の番人ヘイムダルの全てを見通す目には彼女の姿が見えている。「今も彼女はあなたを探している」と言われて映画は終了。

エンドロール後、セルヴィグ博士を招いたシールドの長官ニック・フューリーとの会話の中で「四次元キューブ(テッセラクト)」と呼ばれるインフィニティ・ストーンが登場。これの使い方が分かれば無限のパワーが得られる、という長官に対し「調べてみる価値はあるな」と返す博士はすでにロキに操られていた!!という感じでアベンジャーズに繋げて終わり。

アベンジャーズとの関わり

  • 追放されたソーの後で地球に落ちたムジョルニアをシールドのコールソンが発見するシーン(→アイアンマン2との繋がり)
  • シールドのコールソンがソーの力に興味を持ち、そういった特別な力を持つものに大金を払う組織がある・・・と勧誘しかける。

  • ジェーンの研究施設がシールドに差し押さえられてしまった時にセルヴィグ博士が言う「知り合いの科学者にガンマ線の研究者がいたが、彼の元にもシールドが現れて、それ以来行方不明になってしまった」という台詞はおそらく、ブルース・バナー博士(ハルク)の事を言っていると思われる。
  • ムジョルニアを奪いに来たソーを狙うシールドのエージェントとして「ホークアイ」が初登場!!!カメオ出演ということなので、一場面のみの登場。
  • ロキが地球へ送り込んできたデストロイヤーを見たシールドのエージェントとコールソンが
    「トニーのところの兵器か?」
    「スタークからは何も聞いていないぞ」
    と会話するシーンがある。
  • エンドロール後にインフィニティ・ストーンの一つ「四次元キューブ(テッセラクト)」が初登場する。

ここがよい!!

ロキたんがしれっとした顔でソーを巨人族の元へ行くように煽ったり、巨人族を騙して祖国を襲わせたり、父親が倒れてる間に王座についたり、兄貴に大嘘こいたり、「全てを破壊しろ」とかいう大雑把な命令をデストロイヤーにしたり、

ちょっぴり頭弱めだけどしたり顔で暗躍する憎むにも憎み切れないヴィラン

を見事に演じていましたねー!!!

彼がソーと対峙する時に言った

「王になりたかったわけじゃない、あんたと対等になりたかった」

これがもう彼の原動力の全てというか。俺を騙していた家族が憎い、でも憎み切れないというか愛してる、むしろ俺をもっと認めてくれ兄さん父さんーーー!!!!というとてもシンプルな承認欲求を満たしたいがための彼の行動なんですよね。うーん大好き!!!

スーツ姿もペタリしときますね!

ロキたん最高でしたはーーーーーーー!!!!!!!

 

それから、時代錯誤のファンタジーマンが現代で大混乱!のシーンは会社が違いますがDCコミックの『ワンダーウーマン』に通ずるコミカルさがあって好きです。

特に、ソーがペットショップに行って「馬をくれ」を言うシーン大好き(笑)なんでもいいから乗れるものをくれって(笑)

それからソーが、コールソンのことを「コールの息子よ」と呼びかけるところも好き!
外国人の名字○○ソンは○○の息子という意味でついた名字(例えばジョンソンは”ジョンの息子”という意味)なので、ソー・オーディンソンと言う名前はまんま「オーディンの息子・ソー」という意味。現代でそんな風に名乗る人も呼ぶ人もいないので「なるほどコールソンはコールの息子よ、となるのか!」と笑ってしまいました。

DCの新女性ヒーロー!映画『ワンダーウーマン』感想(ネタバレなし)

ソーが飲んでた酒

どうでもいいけど調べてみたシリーズ。

ソーとセルヴィグ博士が酒を飲むシーンで出てきた「ボイラーメーカー」というのは、飲みかけのビールにバーボンを入れて飲むものらしいですね。

飲むとボイラーのように体が熱くなるようで、一発で酔える・・・ということらしい。

気になる人は試してみてもいいかも★

 

 


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スタークEXPO開催!映画『アイアンマン2』ネタバレ&感想

「私が残した最も偉大なものは――――お前だ」

来ましたー!!!!アベンジャーズシリーズで、アイアンマンシリーズで、ちびぞうが一番愛してやまない作品!それがこちら!『アイアンマン2』デーーーーッス!!!!!!!

ロバート・ダウニー・Jr.演じる社長が一番好き、というのもあるんですが・・・それ以上に

ミッキー・ロークの”ウィップラッシュ”が最高に好き。

というのがあります。あ、ウィップラッシュというのは今作のメインヴィランです。電撃ムチを振り回してくるロシアの科学者ですよ!!!!

ちなみに豆知識として、今作でアイアンマンが助ける少年は、『スパイダーマン:ホームカミング』でスパイディになるピーター・パーカーだそうで!!!

ついでに、アベンジャーズのメンバーである「ブラック・ウィドウ」や「ウォーマシン」も今作で初登場します!

そういったマーベル絡みのシーンにも注目して頂きたいですね(*’ω’*)

MCU参戦!映画『スパイダーマン : ホームカミング』ネタバレなし感想

【映画情報】

【原題】Iron Man 2
【制作国】アメリカ
【監督】ジョン・ファブロー
【脚本】ジャスティン・セロー
【製作】ケビン・ファイギ
【製作総指揮】アラン・ファイン、スタン・リー、デビッド・メイゼル、デニス・L・スチュワート、ルイス・デスポジート、スーザン・ダウニー
【撮影】マシュー・リバティーク
【美術】J・マイケル・リーバ
【編集】リチャード・ピアソン、ダン・レ―ベンタール
【音楽】ジョン・デブニー
【出演([]内は役名)】

  • ロバート・ダウニー・Jr.[トニー・スターク/アイアンマン]
  • グウィネス・パルトロウ[ペッパー・ポッツ]
  • ドン・チードル[ジェームズ・”ローディ”・ローズ中佐/ウォーマシン]
  • ミッキー・ローク[イワン・ヴァンコ/ウィップラッシュ]
  • スカーレット・ヨハンソン[ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ]
  • サム・ロックウェル[ジャスティン・ハマー]
  • ポール・ベタニ―[ジャービス(声)]
  • クラーク・グレッグ[フィル・コールソン]
  • ハロルド・”ハッピー”・ホーガン[ジョン・ファブロー]
  • サミュエル・L・ジャクソン[ニック・フューリー]
  • ジョン・スラッテリー[ハワード・スターク]

【公開日(日本)】2010年6月11日
【上映時間】124分
【配給】パラマウント
【映倫区分】G
【前作】アベンジャーズはここから観よう!映画『アイアンマン』ネタバレ&感想
【アイアンマンとしての次作】アイアンマン3
【アベンジャーズとしての次作】エドワード・ノートンの『インクレディブル・ハルク』映画ネタバレ&感想
マイティ・ソー
【IMDB】7.0/10.0  (およそ590,000人の評価)

【あらすじ】

巨大軍事企業の経営者であり、天才科学者でもあるトニー・スタークは、前作で自ら開発したすさまじいパワーを発揮するパワード・スーツを装着し、アイアンマンとしてテロ組織と激闘を繰り広げた。その後、スタークはパワード・スーツを軍事利用のため国家に引き渡すよう命じられるが、これを拒否する。一方、スタークを敵視するウィップラッシュがアイアンマンと同等なパワーを持つスーツでモナコGPに現れ……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレもしているよ!)】

☆3.5/5.0

アイアンマンのラストシーンから地繋ぎで始まります!1のラストの記者会見をロシアにいるアントン・ヴァンコじいさんがテレビで観てるというシーンから。

なので必ずアイアンマン1を観てから観ようね!!

おおまかなストーリー

アントン・ヴァンコという名前の書かれたアーク・リアクターの設計図を持っている男(ミッキー・ローク)。彼が自力でアーク・リアクターを作るシーンにオープニングが重なります!彼が今作のメインヴィラン、鳥をこよなく愛すウィップラッシュ様です。

彼の目的は父親を裏切ったハワード・スターク、そして息子のトニー・スタークに復讐すること!

6か月後!スタークEXPOのオープニングにアイアンマンの姿で登場するトニー!

派手な登場シーンのやりたい放題感というか、趣味が若干良くない感じがすごく好き!!

今作は、胸に埋め込んだアークリアクターを動かしているパラジウムという元素が血中毒素となってトニーの体を蝕んでいる・・・というメインの流れがあります。(つまり、アイアンマンを続けることで彼の体は死に近付いていく)

 

上院議員の軍事委員会に出席を求められるトニー。

しれっと俳優がドン・チードルに代わっているローディ中佐もここで登場(;;)かなしい(;;)

アイアンマンの力を国に渡せと言われるけど「スーツと自分は一体。国にスーツを売るということは体を売ることと同じだ。私は世界平和の民営化に成功した」と拒否するトニー。

アイアンマンはどこの機関にも属していないので国や民の脅威になり得る・・・と言われるが、トニーがその場で他の国のアイアンマンスーツの開発の様子(どれもうまくいっていない)のを見せ、武器開発のハマー社をコケにするついでにどこの国も自分の技術には追い付いていないと言う。

 

エキスポは無駄だとかエコ事業が止まってるとか色々文句を言ってくるペッパーを社長に就任させる!(ペッパーは嬉しそうだけどめんどくさいから全部押し付けたようにしか見えない(笑))

ボクシングの練習場面でナタリー・ラッシュマン(ブラックウィドウ)登場!!!

彼女の正体は、法務部の人間に紛れ込んだシールドのスパイ、ナターシャ・ロマノフ。言語に堪能で日本でモデルをしてた彼女を強引に秘書にするトニー。

場面は変わってモナコ!なぜかレースにレーサーとして出場しようとするトニー(笑)やりたい放題(笑)

ペッパーが慌てて止めようとするがレーススタート!

と、そこへ明らかにあやしいおっさんが登場!!!ウィップラッシュだー!!!!

自作のアークリアクターを胸につけ、両手で持ったビリビリ電撃ムチで鉄をも切断!!!!

追い詰められるトニー!ケースがないと変身できないからペッパーもハッピーも頑張る!
スーツケースからアイアンマンに変身するシーンが最高!

なんとかイワンを倒したトニー。

トニーが何か隠していると心配するペッパーだけど、打ち明けようとしないトニー。(本当は言いたいけどなかなか素直になれないんです社長は・・・)

一方、拘置所に入れられていたイワンを武器製造ハマー社のジャスティン・ハマーが手引きして脱走させる。
ハマーは国防総省と契約するため、自分の作ったスーツを改良させる手伝いをイワンにさせたいらしい。「敵は同じスタークだ」と手を組もうとする。

 

血中毒素がどんどん広がり体調が悪くなってきたトニーはそれを誤魔化すかのように、自分の誕生日パーティでアイアンマンスーツを着て踊り狂うという奇行に走る!!
(でも多分、スーツで身を固めていないと不安になるんだろうし、弱ってる姿を見せられないっていうのもあるんだろうな)
酔っぱらって客が投げたコップや果物をビームで撃ち落とすという無茶ぶりにキレたローディがアイアンマンスーツを勝手に着て止めようとする!!!(ウォーマシン”マーク1”の誕生!)

この喧嘩のシーンは音楽も合わせて最高!!!

二人がお互いを撃ち合うと、中間でビームがぶつかって大爆発する!
倒れたトニーを尻目に、ローディはスーツを軍に持ち帰る。

後日、ふてくされてドーナツを食べるトニーにシールドのニック・フューリー長官が会いに来る。アベンジャーズの誘いは一度断ったらしい。そこにナターシャも来て自分の正体を明かす。
トニーはパラジウムに代わるものを探してあらゆる元素を試しているが見つからないと言う。しかし、長官は「まだ全ては試してない」という。父ハワードはシールドの創設に関わっていて、彼が開発しようとしていたのは兵器ではなく大きなエネルギーだったらしい。その計画を完成させられるのは息子だけだ、と言っていたという話をトニーに伝える。

父の残した計画とやらをシールドの監視下で半強制的にやることになるトニー。

父親が残したビデオの中に自分へのメッセージがあるのを見つける。
正直このメッセージを見るシーンはくそ泣けるぅうううう

会社にいるペッパーに謝りに行くトニー。しかし門前払いを食ってしまう。私物の中にエキスポの模型を発見、それが新しい元素を作り出すヒントになっていると気付くトニー。

社長のDIY「新元素を作ろう!」のコーナーのシーン。途中でコールソンが来て別れを告げに来る。「ニューメキシコに転勤」するらしい。

新元素を合成して、パラジウムの代わりに胸に入れる!これで毒素の問題ともおさらば!

場面変わってイワンは、ハマーの金を使って新しいウィップラッシュのスーツを作っていた。アークリアクターを強化したとトニーに電話し「お前の父親にされた仕打ちを40分で返してやる」と脅す。
ハマーがエキスポで発表したドローンたちをイワンがハッキング!ローディの着ているウォーマシンも登場、しかしそれも暴走させる!

イワンが操るドローンたちとアイアンマンのバトル!この途中でアイアンマンが救う子どもが、『スパイダーマン:ホームカミング』でスパイディになる子らしいです!!!

ハッピーとロマノフはイワンのいるハマー社へ向かう!

ロマノフのアクションがすごい!それから知能もすごい!イワンのパソコンからローディのスーツを再起動させる!
ハッピーを演じる今作と前作の監督ジョン・ファブローさんも必死でアクションしていてとってもキュート♡

最後の戦闘はローディと共闘!その舞台になるのが日本のパビリオンっていうのも良いですねぇ~

ドローンたちを倒したらついに、ウィップラッシュの登場!ローディと喧嘩していた時に偶然でた大爆発を利用してウィップラッシュを倒す!しかし「お前の負けだ」とウィップラッシュは自分とドローンたちを自爆させる!!

慌ててその場から逃げるアイアンマンとウォーマシン、まだ会場内に残っているペッパーを急いで探しに行くトニー。爆発のギリギリで彼女を救って脱出!(前も思ったけどあの速度で生身の人間を抱いて飛んで行ったら無事では済まなそうなんだよな・・・・)

口論の末、ようやく結ばれるペッパーとトニー!最高にかわいいカップルですね!

ラストシーン、アベンジャーズにとってトニー・スタークは推薦されない、というロマノフさんの調査結果が出たことで、コンサルタントとして雇われることに。

エンドロール後はニューメキシコに行ったコールソンが、『マイティ・ソー』のハンマー”ムジョルニア”を発見するというシーンで終わり!

今作で登場するパワードスーツ

マーク4

amazon.jp

誕生日に踊ったりふざけたりしている時に着ているスーツ。「尿をろ過する装置付き」と劇中で語られている。
ローディと喧嘩するやつですね!

マーク5

スーツケース型になっている持ち運び用!モナコのレース場でウィップラッシュが現れた時に戦ったものがこれ!

マーク6

パラジウムに代わる新元素をエネルギーとして新たにモデリングされたもの!
胸の三角形がかっこよくてちびぞうはこれが一番好きです!

アベンジャーズとの関わり

  • シールドの長官・ニック・フューリーとエージェント・ロマノフ「ブラック・ウィドウ」がアイアンマンのアベンジャーズとしての資質を調べにやってくる!
  • 親友ローディ中佐がアイアンマンスーツを持って行って「ウォーマシン」となる!
  • キャプテン・アメリカの試作品の盾が「新元素DIY」のシーンでチラッと登場。
  • コールソンがニューメキシコへソーを探しに行く!

ここがよい!

ストーリーを書き出している合間合間に良いな!というポイントは書いてますが、

ミッキー・ローク扮する「ウィップラッシュ」が本当に好き・・・

ミッキー・ロークが好きなのもあるけど・・・あんなに怪しくて科学者っぽくないのにめちゃめちゃ頭いいですからね!?あとムチにこだわってる意味もよくわからないけどすき(;;)

正直彼には生き延びて、社長と和解して欲しかったなぁという気持ちがどうにもこうにも。何回観てもそれは思いますね。

それから地味に、ハマーを演じるサム・ロックウェルも良い演技してます(笑)
エキスポに踊りながら登場するシーンは最高です、必見ですよ!!

個人的にちびぞうは、父親ハワードとの確執がほどかれていく今作がとっても好きです。
飄々としているように見えて、実はお父さんのことを気にしていたり、繊細な一面もあるんですよねー。社長は。
胸のパラジウムの毒素問題と一緒に、親子の問題も解決されて、アイアンマンとして全力で戦う準備が今作で整った!という感じがGOOD!

ここからアベンジャーズ本編、そして3へと繋がっていきます。
楽しみですね!!!

 

 


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エドワード・ノートンの『インクレディブル・ハルク』映画ネタバレ&感想

「前に進み続けるしかない」

『アベンジャーズ』シリーズを復習しようのコーナー第2弾!

『アイアンマン』の1作目を観たら次はこちら!エドワード・ノートン主演のハルク!!!

リブートという形なので、2003年の『ハルク』とは全くつながりのない作品です。

ヒロインは『アルマゲドン』や『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのリブ・タイラー。

ヴィランにはティム・ロスが出ています(*’ω’*)

エドワード・ノートンのファンの方には残念ながら、彼はヒーロー映画出演にそこまで興味がなかったらしく、アベンジャーズに登場するハルク(ブルース・バナー)はマーク・ラファロに交代しています!(ちびぞうはマーク・ラファロの方が好きなので嬉しい交代ですが!)

アベンジャーズはここから観よう!映画『アイアンマン』ネタバレ&感想

【映画情報】

【原題】The Incredible Hulk
【制作国】アメリカ
【監督】ルイ・レテリエ
【脚本】ザック・ペン
【製作総指揮】スタン・リー、デビッド・メイゼル、ジム・バン・ウィック
【製作】アビ・アラド、ゲイル・アン・ハード、ケビン・フェイグ
【撮影】ピーター・メンジース・Jr.
【美術】カーク・M・ペトルッセリ
【音楽】クレイグ・アームストロング
【出演([]内は役名)】

  • エドワード・ノートン[ブルース・バナー]
  • リブ・タイラー[エリザベス・”ベティ”・ロス]
  • ティム・ロス[エミル・ブロンスキー]
  • ウィリアム・ハート[ロス将軍]
  • タイ・バーレル[レナード]
  • ティム・ブレイク・ネルソン[サミュエル・スターンズ]
  • ロバート・ダウニー・Jr.[トニー・スターク]

【公開日(日本)】2008年8月1日
【上映時間】114分
【配給】ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント
【アベンジャーズとしての前作】アイアンマン2
【アベンジャーズとしての次作】マイティ・ソー
【IMDB】/10.0  (およそ人の評価)

【あらすじ】

実験中に大量の放射能を浴びた科学者ブルース・バナーは、感情が高まると緑色の超人ハルクに変身するという特異体質になってしまう。元の体に戻るべく治療方法を探すブルースだったが、その驚異的なパワーに目をつけた軍が彼の元に追手を送り込み……。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.6/5.0

今作のメインヴィランは「アボミネーション」、アベンジャーズとの直接的な関連はラストでトニー・スタークが登場するのみですので、単品映画としても普通に楽しめます。

ちなみにエンドロール後のおまけ映像はありません!

おおまかなストーリー

「大学の研究所で爆発事故があり、緑の怪物が目撃された」と新聞記事が出る。ブルースはハルク化し、恋仲である共同研究者のベティとロス将軍を傷付けてしまい逃亡。ロス将軍に追われる。というあらすじがおおまかに分かるオープニング。さらっと”スターク・インダストリーズ”の文字も出る。

 

ブラジルに逃亡したブルースはサイダー工場で働きながら怒りを抑えるための精神的、そして肉体的な鍛錬を積んでいた。

サイダー工場で指に傷を負い、一滴の血がサイダーの瓶に混ざってしまう→そのサイダーはアメリカ行きだった!

ブルースはチャット相手である謎の博士と「ミスターブルー」「ミスターグリーン」として友達になっているらしく、彼に血液を送ったりして治療法の相談をしていた。

 

アメリカでソーダを飲んだ老人が死亡、ガンマ線が大量に検出されたことから、ブラジルにいることがロス将軍にバレてしまう。彼を連れ戻すため部隊を招集。その中にティム・ロス(ブロンスキー)もいる!

ミスターブルーから治せると連絡があるが、詳しいデータが手元にないのでデータを取りに行こうとする。ロス将軍の部隊に追われてハルク化しつつなんとかメキシコを経由してアメリカへ向かう。

 

ハルクを目撃したブロンスキーに彼の秘密を話す将軍。

”兵力強化プロジェクト”という第二次大戦中に開発されていたバイオテクノロジーを使って”スーパーソルジャー”を作る計画があり、それを再開していたらしい!その実験に関わっていたブルースは自分の体で実験し、ハルクとなった!と将軍は説明する。

 

アメリカへ戻ってきたブルースはベティの元へ!彼女には新しい精神科医の彼氏がいた!
なじみの知り合い、ピザ店を営むスタンリーの元へ行って協力を得る、ピザの宅配を装って彼女の研究所に侵入。しかし自分のデータが消されてしまっていた。ブルーに連絡するも、データがないなら助けられないと言われてしまう。
スタンリーのピザ屋にベティが来店、ブルースを目撃、そして再会!

彼女がブルースのデータを軍が持ち出す前に運び出してくれていた!

ロス将軍、ブロンスキーにも血清を打つ。

ブルースが出発しようとする直前で軍が追いかけてくる(精神科医の彼氏が通報していた)。捕まる前に、自分のデータが入ったUSBを飲み込む。軍に追い詰められハルク化、ブロンスキーと戦って瀕死の状態にさせる。

銃撃とヘリの爆破からベティを守り、彼女を抱いたまま逃亡。

 

瀕死になったブロンスキーは異常な回復力で復活。

ブルースはベティと一緒にミスターブルーに連絡を取って会いに行こうとするが、そのネット上のやりとりを軍がシールドのネットワークで検索し見つけられてしまう。ミスターブルーとは、サミュエル・スターンズ博士という人物だった。

命の危険がある治療実験をスターンズ博士の元で行うブルース。(成功したかに見えたけど一時的なものだったらしい)

スターンズ博士はブルースからもらった血を培養して増やしてそれを独自に研究していた!全てを始末しようと言うブルース。そこへ軍が到着。捕まってしまう。

スターンズ博士に「俺を奴のようにしろ」と迫るブロンスキー。ブルースの血液を投入しバケモノ(今作のメインヴィラン「アボミネーション」)に変わる!そして彼によって頭に傷をつけられ、そこからスターンズ博士にもブルースの血が混入(「リーダー」になる?)

 

ラストバトルはアボミネーションとハルクの戦い、そして横槍を入れてくる軍の三つ巴。

アボミネーションを殺しそうになったところでベティが「やめて!」と止められ「ベティ」と一言残し、ハルクは逃げ去ってしまう。

ラストはコロンビアで人知れず暮らしているブルースが、質屋から買い戻したベティの形見のペンダントを彼女の元へ送るシーンへ。ハルク化をコントロールできるようになったのかな・・・?という「ニヤり顔」で終わる。

ロス将軍の元へやってくるトニー・スターク!「我々はチームを編成中だ」と言う。

アベンジャーズとの関わり

  • オープニングでチラッと出る「スターク・インダストリーズ」の文字
  • ブルースがハルク化した原因が”スーパーソルジャー”を作る計画で、キャプテンアメリカが行ったものと同じ
  • 軍がブルースを捜索するのに「シールド」のネットワークを使う
  • 映画のラストでトニー・スターク(アイアンマン)が登場!ロス将軍に「チームを編成中」と言う

ここがよい!

  • どうしても『ハルク』と比べてしまうんだけど、テンポが良くなってる!
  • 定期的に「肉体変化が起きていない日数」が出るのが、ハルクになるのを恐れているというのが良くわかってよい!
  • 伸びるパンツを探していたり、コミカルな要素が増えていてクスッと出来る場面もいくつかある
  • ティムロスのアクションがカッコいい。人間のままでも十分にハルクと渡り歩けそうな感じがした(笑)
  • ヴィランがハルクと同じように肉体改造された相手なので、簡単には勝てないかも!とハラハラしながら観れる
  • ちびぞうは原作は読んでないんですが、ネットの画像で「ハルクが両手を合わせてクラップすると周りにいた人たちが気絶してしまう」というシーンを見たことがあって、今回ラストバトルでハルクが両手を叩き合わせると爆炎を蹴散らしてベティを救うというシーンがあって笑ってしまったんだけどきっと原作ファンが嬉しいんじゃないかなと思いました。その他「ハルクスマッシュ」で地面をかち割ったり、知ってる人が楽しめるハルクの技が出てくるのもよい!

まとめ

スターンズ博士の頭の傷にブルースの血液が垂れて、ヴィラン化の伏線っぽいシーンがあったのが(2も出てないしまだ回収されていないのかな?)気になるところ。

しかし『ハルク』よりもややこしさがなくなっていてだいぶ見やすくなっていました!

アベンジャーズを観るのにマスト!という作品ではないですが、せっかくアベンジャーズを追うのならぜひこれもチェックしていただきたいですね!!

 

 


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画像引用元:映画.com

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アベンジャーズはここから観よう!映画『アイアンマン』ネタバレ&感想

”トニー・スタークにも『ハート』がある”

マーベル・シネマティック・ユニバース『アベンジャーズ』シリーズを一から復習するよー!ということで2008年に公開された『アイアンマン』をまずは見返したいと思います!!

ちびぞうの愛してやまないトニー・スターク社長がいかにしてアイアンマンとなったか!!!の物語です!!!アベンジャーズシリーズを観ようと思ってる方にはマストな!!!作品です!!

キャスト陣も、ロバート・ダウニー・Jr.、グウィネス・パルトロウ、テレンス・ハワードと最高なんです・・・・・・・・

ちなみに初回もDVD鑑賞だったと思うので(多分)パンフはなし。

公式サイトはこちらです。

【映画情報】

【原題】Iron Man
【制作国】アメリカ
【監督】ジョン・ファブロー
【脚本】マーク・ファーガス、ホーク・オストビー、アート・マーカム、マット・ホロウェイ
【製作総指揮】ルイス・デスポジート、ピーター・ビリングスリー、アビ・アラド、スタン・リー、デビッド・メイゼル、ジョン・ファブロー
【製作】アビ・アラド、ケビン・フェイグ
【撮影】マシュー・リバティーク
【美術】J・マイケル・リーバ
【視覚効果】ジョン・ネルソン
【音楽】ラミン・ジャワディ
【出演([]内は役名)】

  • ロバート・ダウニー・Jr.[トニー・スターク]
  • テレンス・ハワード[ジェームズ・”ローディ”・ローズ中佐]
  • ジェフ・ブリッジス[オバディア・ステイン]
  • グウィネス・パルトロウ[ペッパー・ポッツ]
  • ショーン・トーブ[インセン]
  • ファラン・タヒール[ラザ]
  • レスリー・ビブ[クリスティン]
  • ポール・ベタニ―[ジャービス(声)]
  • クラーク・グレッグ[フィル・コールソン]
  • ハロルド・”ハッピー”・ホーガン[ジョン・ファブロー]
  • サミュエル・L・ジャクソン[ニック・フューリー]

【公開日(日本)】2008年9月27日
【上映時間】125分
【配給】ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント
【アイアンマンとしての次作】アイアンマン2
【アベンジャーズとしての次作】インクレディブル・ハルク
【IMDB】7.9/10.0  (およそ778,000人の評価)

【あらすじ】

。巨大軍事企業の社長トニー・スタークはアフガニスタンでテロ組織に捕われ、新兵器の開発を強制されるが、敵の目を盗んで戦闘用パワードスーツを開発し、敵地から脱出。さらに改良を加えたパワードスーツを装着し、“アイアンマン”となってテロ撲滅のため戦うことを決意する。【引用元:映画.com

【感想】

4.0/5.0

控えめに言っても最高に面白い!!!
主人公のトニー・スタークのキャラクターが最高!パワードスーツも格好良い!!!

おおまかなストーリー

アフガニスタンでトニーが兵士と楽しくお喋りしているところで襲われるシーンから始まる。
自分の会社「スターク・インダストリーズ」のマークが入ったミサイルに吹っ飛ばされる!

そして目が覚めたらテロリスト集団”テン・リングス”に拉致されていた!!!

時間は34時間前にさかのぼり、アポジー賞の授賞式の場面へ。

6歳でエンジンを組み立て17歳でMITを首席で卒業、亡くなった父親の跡を継いで21歳でスターク社のCEOに就任したというトニーの経歴を紹介した後、トロフィーを渡そうとするがトニーは出席していない。その間社長はカジノで楽しんでいた。

女好きで酒好きで車も好き、平気で約束を破るし自家用機だから待たせておけと3時間も遅れてくる無責任な一面も見せられる。
そしてスターク社の新製品の武器”ジェリコ”をお披露目するためにアフガニスタンへ。そしてその帰りに襲われ、冒頭の拉致されるシーンへ繋がる。

洞窟らしき場所のベッドで目が覚めるトニー。すると、胸には謎の丸い機械が取り付けられていて発電機のようなものに繋がれていた。そこにはもう一人メガネのスーツの男(インセン博士)が捕らえられていて、彼がその機械を取り付け心臓の近くに残った爆弾の破片が心臓に入らないように電磁石の機械を取り付けて彼の命を救ったと言う。

テロリストはトニーに「ジェリコミサイルを作れ」と要求。完成したら自由にしてやると言われるが、それは嘘だと見抜く。「君のライフワークが殺人者の手に渡ってしまった、偉大なトニー・スタークが何もせず死ぬのか?」と奮起させようとするインセンに「どうせあと自分の命は1週間しか持たない」と答えると「かけがえのない1週間じゃないか」と言われ、やる気を出す。

ミサイルを作っているように見せかけて、こっそりと別の物を作る。

まずはパラジウムという物質を使って、心臓を守るための小型のアーク・リアクターを。次に脱出用のパワードスーツを作ろうとする。

バラバラになっている設計図を全て重ねるとパワードスーツの設計図になるとか賢い・・・!!

作っている間にインセン博士との絆を深める。

テロリストにミサイルを作っているわけではないとバレかけてインセンが拷問されそうになるのを止める。「明日まで待つ」と言われて急いでスーツを作る二人。

扉に爆弾を仕掛けて、開かれたら爆発する仕掛けを作り時間を稼ぐと、急いでスーツを起動させようとする。しかし兵士が来るまで時間がもたない!「時間稼ぎをする」と言って銃を持って飛び出してしまうインセン。

ついにスーツが完成!兵士を倒していく!インセンを見つけるがもう瀕死の状態。「君は命の恩人だ」「その命、無駄にするな」と言って死んでしまう。

洞窟の外に出たら腕から火炎放射して基地を焼き払う。しかし大量の武器に引火して爆発の危機!というところで緊急脱出!空にビョーンと飛ぶ。

砂漠に落ちてローディのヘリが迎えに来てくれる。

3か月の拉致後、トニーが最初に行ったのは病院ではなく記者会見の場。そこで「戦略国土調停補強配備局」のコールソンが社長と話がしたいとポッツに話しかけてくる。(略称を検討中らしいけど、これがアベンジャーズを集めた『S.H.I.E.L.D.』になるということですね!!)

トニーは記者会見で「今まで何の責任も追って来なかったことに気付いた。世界を破壊するのではなく、今後は世界のために出来ることをしたい。スターク・インダストリーズは兵器製造を中止する」と発表。アーク・リアクターの研究をもっと別の事に活かしたいと言うトニーを幹部であり先代から右腕として働いてきたオバディアが必死に説得する。

オバディアはトニーがアークリアクターの小型化に成功したと知って、君は表舞台に出てくるなと言う。

トニーはローディに計画を打ち明け、秘密裏にパワードスーツの新型開発を始める。

オバディアがやってきて、役員がトニーを解任させたいと言っていると伝えてくる。

マークⅡ完成!飛行実験を重ねる。

テレビで自分の会社が開くパーティの存在を知り、招かれてないことに気付く。

マークⅢ完成!

呼ばれてないのにパーティに参加。そこでもまたコールソンが話しかけてくる、が、ペッパーのドレス姿に引き寄せられてダンスをしに行く。良い雰囲気になってキスしかけるけどしない二人。

グルミラという村(インセンの出身村)に武器が渡されていることを女性記者から知るトニー。オバディアがこっそりテロリストと裏取引をしていて、トニーの解任要求をしたのもオバディアだった(ついでに言えば最初の拉致劇もこいつの仕業だった!)。

おこになるトニー。スーツを着てグルミラへ向かう。村人をテロリストから救うトニー。その帰りに空軍に目をつけられて戦闘に。ローディと空軍にアイアンマンの姿が見られてしまう。

オバディアは研究員にアークリアクターの小型化を命じるも、トニー以外の人にはそれが出来ないと知り、トニーを直接襲って胸のアークリアクターを奪う。そしてテロリストが回収していた初代パワードスーツを改良し、その胸に奪ったアークリアクターをはめて起動させる!

アークリアクターを奪われて瀕死になるトニー。ペッパーが取っておいてくれた古いアークリアクターを使って復活。

ラストバトルは改良型スーツを着たオバディアとの戦闘。最終的にはペッパーの協力を得、研究所にある巨大なアークリアクターを爆発させることで勝利。

民衆にアイアンマンの存在が知られることになり、記者会見ではアリバイまで作ってもらって「自分はアイアンマンではない」と説明するはずが、結局「私がアイアンマンだ」と暴露して映画は終わる。

ペッパーとはくっつきそうでくっつかずに終わる。

エンドロール後に、シールドのフューリー長官(サミュエル・L・ジャクソン)が登場。「君にアベンジャーズの話をしにきた」と言います。

今作で登場するパワードスーツ

マーク1

ガラクタとミサイルの材料で作られた初代アイアンマン。ミサイルも撃つし火炎放射器もついてるし、マシンガンで撃たれまくっても平気。さらには脱出用に吹っ飛ぶ仕組みまで!(砂漠に落ちなかったら生きていられなかったかも)

マーク2

amazon.jp

現在のスーツの基本となる型。全身シルバーのデザイン。高く飛び過ぎると氷結してしまう欠点を補うために更なる改良がされた。

マーク3

amazon.jp

今作のメインになるスーツ。トニーが持っている車のデザインを元にジャービスが着色。ゴールドと赤がお洒落!

アベンジャーズにも絡む人々

  • ローディ中佐(トニーの親友で軍人)
  • コールソン(シールドの人)
  • ジャービス(声だけのsiriさん的な立場の人工知能)
  • フューリー長官(シールドの長でアベンジャーズ集めよう企画の主。エンドロール後に出る!)

ここが好き!

  • 冒頭ですぐに社長が捕まってしまうというテンポの良さ。しかもそのテロリスト集団は自分の会社の武器を使っているというのも面白い。
  • 初代パワードスーツで壁を殴ったら腕が外れなくなって一生懸命外そうとする社長が可愛い。
  • 胸のアークリアクターを新しいものに変える時にペッパーに手伝わせるシーンが可愛くて好き。(俺には君しかいない、という台詞も切なキュンですね!)
  • お手伝いマシンのダミーを役立たずめ、と言いつつ見捨てないところも社長の情深さが出てるし、無能っぽいダミーも可愛い。でもトニーのピンチにちゃんと仕事してるからね!!!「良い子だ」(*’ω’*)
  • スーツで飛ぶときのポーズがキューピーちゃんみたいで可愛い。
  • 試行錯誤しながら完成していくアイアンスーツを見守るのが楽しい!
  • ペッパーとどう見てもラブラブなのになかなかくっつかない、というのも可愛いし、遊び人のトニーがペッパーには簡単に手を出さないってところが本気っぽくてよい!!!
  • 超絶天才なのに、アイアンマンを「まるでスーパーヒーローみたいでカッコいい」と言っていて、記者会見で我慢できずに暴露しちゃう子どものようなところが可愛い。

まとめ

最後の方、なぜペッパーがコールソンと一緒にいるのかとか若干のツッコミどころはあるものの、会社の利権を得ようとしていた右腕(オバディア)がトニーの意思とは関係なく裏切り、戦うというシンプルな展開は分かりやすくていいですね(*’ω’*)

次作でローディ役の俳優さんがドン・チードルに代わってしまうので、テレンス・ハワードのローディが見れる貴重な回だと個人的に思ってます(;;)

あーーー。やっぱり、人間的な欠陥だらけだけど正義に目覚める人間臭い社長が大好き!!!

ということで。雑なまとめにしたいと思います。

 

 

 

 


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今度のヒーローはアフリカの王!映画『ブラック・パンサー』ネタバレ&感想

故郷は、どこよりも夕日が美しい場所だと、聞いていた―――

マーベルコミック原作のヒーローたち大集合!なお祭り映画企画『アベンジャーズ』に新たに参戦するのは、アフリカの小国ワカンダの若き王、ブラックパンサー!!(略してブラパン)

今作でマーベル・シネマティック・ユニバースの作品は通算18作目になるようです、が・・・本当かな?数えてみよう。

  1. インクレディブル・ハルク(2008/8/1)
  2. アイアンマン(2008/9/27)
  3. アイアンマン2(2010/6/11)
  4. マイティ・ソー(2011/7/2)
  5. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011/10/14)
  6. アベンジャーズ(2012/8/14)
  7. アイアンマン3(2013/4/26)
  8. マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014/2/1)
  9. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014/4/19)
  10. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014/9/13)
  11. アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015/7/4)
  12. アントマン(2015/9/19)
  13. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016/4/29)
  14. ドクター・ストレンジ(2017/1/27)
  15. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス(2017/5/12)
  16. スパイダーマン:ホームカミング(2017/8/11)
  17. マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017/11/3)
  18. ブラック・パンサー(2018/3/1)

本当だ!18本目ですね!!わぁあ追いかけるのが大変!!しかし大丈夫!ブラパンのお話はわりと独立して観れる作品になっていますので、これだけ観ても全然楽しめますよ!!!
(一応、下線の引いてあるアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンでワカンダの前王が亡くなるシーンが描かれているので、直接繋がっているといえばそこです)

パンフはこんな感じ。

珍しく全面キラッキラではないです。ブラックパンサーのタイトルの部分だけキラキラしてます。裏面はこう。

50Pで税抜き815円。アメコミ系のパンフは写真だけでなくアートワークも楽しめるのでいいですね。ネタバレ抜きで詳しいキャラクター相関図が載っているので、こちらは鑑賞前に読んでも良いかも(*’ω’*)

【映画情報】

【原題】 Black Panther
【制作国】アメリカ
【監督】ライアン・クーグラー
【脚本】ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール
【製作】ケヴィン・ファイギ
【製作総指揮】ネイト・ムーア、スタン・リー
【協同製作】デヴィッド・J・グラント
【撮影監督】レイチェル・モリソン
【プロダクション・デザイナー】ハンナ・ビークラ―
【編集】マイケル・P・ショーヴァー、デビー・バーマン
【衣装デザイナー】ルース・カーター
【視覚効果&アニメーション】インダストリアル・ライト&マジック
【視覚効果監修】ジェフリー・バウマン
【ヘアー部主任】カミール・フレンド
【ファイト・チーム・コーディネーター】クレイトン・バーバー
【スタント・コーディネーター】ジョナサン・エウセビオ
【特殊効果コーディネーター】ジェシー・ノエル
【ビジュアル開発主任】ライアン・メイナーディング
【キャスティング】サラ・ハリー・フィン
【音楽監修】デイヴ・ジョーダン
【音楽】ルドウィグ・ゴランソン
【出演([]内は役名)】

  • チャドウィック・ボーズマン[ティ・チャラ/ブラックパンサー]

  • マイケル・B・ジョーダン[エリック・キルモンガー]

  • ルピタ・ニョンゴ[ナキア]

  • ダナイ・グリラ[オコエ]

  • マーティン・フリーマン[エヴェレット・ロス]

  • ダニエル・カルーヤ[ウカビ]

  • レティーシャ・ライト[シュリ]

  • ウィンストン・デューク[エムバク]

  • アンジェラ・バセット[ラモンダ]

  • フォレスト・ウィテカー[ズリ]

  • アンディ・サーキス[ユリシーズ・クロウ/クロウ]

【公開日(日本)】2018年3月1日
【上映時間】134分
【配給】ディズニー
【前作】ハルクとソーが大暴れ!映画『マイティ・ソー/バトルロイヤル』感想
【次作】アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
【IMDB】7.8/10.0  (およそ173,600人の評価)

【あらすじ】

絶大なパワーを秘めた鉱石「ヴィブラニウム」が産出するアフリカの国ワカンダは、その恩恵にあずかり目覚しい発展を遂げてきたが、ヴィブラニウムが悪用されることを防ぐため、代々の国王の下で、世界各国にスパイを放ち、秘密を守り通してきた。父のティ・チャカの死去に伴い、新たな王として即位したティ・チャラは、ワカンダの秘密を狙う元秘密工作員の男エリック・キルモンガーが、武器商人のユリシーズ・クロウと組んで暗躍していることを知り、国を守るために動き始めるが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.5/5.0

映画仲間の一人が感想として「可もなく不可もなく」と言っていましたが・・・まさしくそんな感じ!!!

アフリカの小国であるワカンダという架空の国が舞台で、発展途上に見えるその国は、実は緻密に隠蔽されてきた超ハイテク国家だった!!という世界観はとっても新しいし、今までにない黒人初のヒーロー!というのも今の時代に合ってる感じですね。

社長は超えられない!!

ちびぞうはアベンジャーズの中でアイアンマンことトニー・スターク社長を一番に推している輩ですので、どうしても新しいマーベルヒーローが出てくると頭の中で「社長を超えられるかな?ふふん」と誰目線だよ的に品定めする癖があるんですね~(心底どうでもいいポイント)

自分の知能だけを頼りに鉄くず集めて初代パワードスーツを作った社長は、他の「薬で身体強化したドーピング族」「なんちゃら線を浴びたらモンスター化しちゃった核物質族」「神の遺伝子を引いてるチート族」などど違って自力でヒーローをやってる尊敬すべきヒトなのですよ!!!!(ホークアイは普通の人だけど成り立ちを描かれてない)

それで言うと今作のブラパンさんは、「鉱物ヴィヴラニウムが凄い」「ヴィヴラニウムで作ったスーツが凄い」「超人的なパワーを与えてくれる謎のハーブが凄い」という、産まれ出でた故郷の凄さ(チート族)×ドーピング族のハイブリッドなわけですね。

王の子として育ってくる途中で体を鍛えたりしてるのかもしれませんが、元々の彼の強さが育っていく場面も合わせて見ることが出来たら、もう少し「王すごい!」となったかもしれませんね。

一応、王座に挑戦する儀式の前にブラックパンサーとしての超人的な能力を一時的に奪っていたので、「王の強さはハーブの力に頼ったものではない」ということは言いたげでしたね。

でもやっぱり、人間的な苦悩を見せてくれたり、自分の欲に忠実でちょっと汚いところもある社長と比べると、ヒーローとしても人間としても深みに欠けたかなーと。

やっぱ社長は超えられない!!!ってことなんですけどね!!

おおまかなストーリー

超ハイテク国家ワカンダの資源ヴィヴラニウムを盗んだ「クロウ」という男を捕まえるというサイドストーリーと、

かつての王が犯していた過ち(「他国のためにヴィヴラニウムを資源として使おう」としていた革新派の弟を造反者として殺してしまった、そしてその子どももアメリカに置き去りにしてしまった)のために、生き残った子どもが成長し、祖国ワカンダの王座を狙いに来るというメインストーリーがあります。

生き残った子どもというのが、マイケル・B・ジョーダン演じるキルモンガー。ブラパンの従兄弟ですね。彼は、自分の父親を殺した犯人がワカンダの王だということから祖国を恨んで育ってしまった可哀そうなヴィランでした。

夕日を見せてあげるシーンはグッときましたが、出来ることなら生き残らせてあげて欲しかったなぁ。

そういえば前王の死後、ティ・チャラが王になる儀式の時に「王座をかけた挑戦」をジャバリ族のエムバクから受け入れていましたが、あれって即位式の時しか出来ない挑戦なのではないのかな?キルモンガーが王座に挑戦する!と何でもないときに言っていたのでいつでも挑戦可能ってことなのかもしれないけど、そう考えると「ワカンダの王様は結構ころころ変わる」イメージありますね・・・。

余計な事を色々考えてしまった

まず役者陣がね!豪華なんですよね!

『フルートベール駅で』のマイケル・B・ジョーダン、『ホビット』で若き日のビルボを演じていたマーティン・フリーマン、そして指輪物語でゴラムを演じていた『アンディ・サーキス』・・・!忠臣のズリは『大統領の執事の涙』のフォレスト・ウィテカー!

まぁ、その役者陣についてはマーティン・フリーマンのあの緊張感のないひょっとこ顔と言いますかね、どこかで見た事あるなーーーーーーって思ったんですけど、あ!!!ビルボだ!!!と気付いてからは雪山のシーンなんかは「ロードオブザリング」にしか見えなくなったり・・・(笑)しかもゴラム役のアンディ・サーキスも出てるじゃないですか。もう指輪色がつっよいつっよい!

 

それから、余計な事考えちゃうパート2としては、

本当にブラパン本編とは全く関係ないんですけども民が「ワカンダ・フォーエバー!」と叫ぶシーンで「マヒシュマティに栄光あれ!」と叫びたくなってしまったのはもうバーフバリ病なんです。すいません。ついでにズリが殺すなら王でなく私を殺せ!と言ってキルモンガーに切り捨てられていたのを見て「カッタッパ!!」と叫びたくなったのも病気です。

それと、あのブラパンさんのスーツ。力を溜め込んだらそれを放出するじゃないですか。

ドバァーーーンッッ!!!!って敵を吹き飛ばすじゃないですか。

いやーこのアクション、バーフバリならスーツ無しでやるよ?

とか思ってしまったんですよね、結局なぜか「バーフバリ最高だなぁ」って思いながら劇場を後にしてしまったんですよね。意味不明ですね。

そんなバーフバリの2作について書いてる記事はこちら↓

王を讃えよ!インド映画『バーフバリ 伝説誕生』ネタバレ&感想

熱量に圧倒されるインド映画!『バーフバリ 王の凱旋』感想

 

全く関係ない話になってしまってすいません、反省はしていません。

ブラパンすげぇ!かっけぇ!って思った人もそうでない人もとりあえず『バーフバリ』観ましょう。本物の王がそこにはいます。

 

 

(次はアベンジャーズ3ですね!楽しみです!)

 

 


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超人ハルク、初の映画化!『ハルク』ネタバレ&感想

彼の中の何かが覚醒する時、【変身】が始まる !!

『ブラックパンサー』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』などが次々と公開されていくマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のシリーズ!!!

今から全てを最初から観たら20本近く観なければならないという大変なシリーズとなって来ましたね・・・。ちびぞうはそろそろマーベルもある程度復習しておこうかなー(記事も補完ついでにね)ということで、とりあえずこちら、2003年製作の『ハルク』を見返すところから始めてみました。

ちなみにこちらのハルクはアベンジャーズ』とはつながりのない単発作品となっています!(何だよ!と思わないでね!)
ハルクがアベンジャーズと繋がるのはリブート作品である『インクレディブル・ハルク』からなのです!なので本当に、「とりあえず観ておこ」という感じで鑑賞しました(笑)

監督はアン・リーという台湾の方で、『ブローク・バック・マウンテン』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』といった作品を撮られている方であんまりアクション映画監督という印象はないですね。

ちなみに今作にはマーベルの原作をしたりなんかしてるお偉いさんなスタン・リーがカメオ出演しているので見つけてみましょう!!

【映画情報】

【原題】Hulk
【制作国】アメリカ
【監督】アン・リー
【脚本】ジェームズ・シェイマス、マイケル・フランス、ジョン・ターマン
【原作】ジャック・カービー、スタン・リー
【製作】アビ・アラド、ラリー・J・フランコ、ゲイル・アン・ハード、ジェームズ・シェイマス
【製作総指揮】ケビン・フェイグ、スタン・リー
【撮影】フレッド・エルムズ
【編集】ティム・スクワイアズ
【音楽】ダニー・エルフマン
【主題歌】ヴェルヴェット・リヴォルヴァー - “Set me free”
【出演([]内は役名)】

  • エリック・バナ[ブルース・バナー]
  • ジェニファー・コネリー[ベティ・ロス]
  • サム・エリオット[ロス将軍]
  • ジョシュ・ルーカス[グレン・タルボット]
  • ニック・ノルティ[デヴィッド・バナー]
  • ポール・キャシー[若い頃のデヴィッド]
  • カーラ・ブオノ[エディス・バナー]
  • トッド・テーセン[若い頃のロス将軍]
  • マイク・アーウィン[10代のブルース]
  • ケヴィン・ランキン[ハーパー]
  • セリア・ウェストン[クレンズラー婦人]
  • ダニエル・デイ・キム[補佐官]
  • ルー・フェリグノ[警備員]
  • スタン・リー[警備員]

【公開日(日本)】2003年8月2日
【上映時間】138分
【配給】UIP
【IMDB】5.7/10.0  (およそ228,400人の評価)

【あらすじ】

遺伝子学者ブルース・バナーは、ある実験を行っていたところ、大量のガンマ線を全身に浴びるという事故に見舞われる。やがて彼の体内で異変が起き、“怒り”の感情を抱いた時、彼の身体は緑色の醜く巨大なモンスター“ハルク”へと変身してしまった。ブルースの意識をなくしたハルクは、彼を捕獲しようとする軍の最新兵器を搭載したヘリやジェット機の攻撃も恐れず、戦車の砲弾さえはね返してしまう。もはや誰にも止められなくなったハルクだが、ブルースに特別な想いを寄せる女性科学者ベティだけは彼を信じ、なんとか救おうとするのだった。【引用元:allcinema

【感想】

☆2.2/5.0

大コケしてしまっただけはある・・・という感じ。

138分が異様に長く、見始めてから40分経たないとバナー博士はハルク化しないし、ラスボスである御父上とのバトルも始めるのがすっごく遅い!!

つまりすごくテンポが悪いんですよね。

それから、なぜか分割しまくりの画面もすごく気になりましたね…

おおまかなストーリー

アメリカ軍の砂漠基地で科学者として働くデヴィッド・バナー博士は、生物兵器に対抗できるように人間の免疫力を高める研究をしていた。

クラゲやトカゲ、ヒトデなどの遺伝子を使った抗体をサルなどに注入していたが、本当は人体実験をしたかった。しかし上司のロス将軍はそれを許さなかったため、自分の体で実験を始める。そして、妻との間にバナー博士の遺伝子を継いだブルースが誕生。

人体で実験していたことがロス将軍にバレると、デヴィッドはクビを言い渡されてしまう。するとデヴィッドは研究所を爆破しようと試み、妻と子の元へ。

母親を別室へ連れて行き口論しているところで場面は10代になったブルースへ変わる。両親はおらず、里親に引き取られた様子。ブルースはそのまま大学を出て科学者になり、父親と同じく遺伝子研究の道へ。

恋敵のグレンという軍人が共同研究者のベティを引き抜こうとしていたり、ベティの父親がロス将軍だったりと確執があり、更に実はロス将軍によって30年間隔離されていたデヴィッドが清掃員に扮して研究所に侵入していたりと色々ありつつ、ある日ついに研究所でトラブルが発生。仲間をかばって大量のガンマ線を浴びたブルースは、本来死亡するはずだった。が、驚異的な自己治癒力を見せ、怒りの感情をきっかけに「超人ハルク」へと変貌してしまう。

なぜかデヴィッドは自分の実験でハルク化させた犬3匹をベティの元へ向かわせ、襲わせる。そこへブルースが登場して犬を退治。彼女と対峙すると、ブルースはハルクから人間の姿へと戻る。

デヴィッドはトラブルで閉じた研究所へ忍び込み、自分の体にガンマ線を当てて、「触る物質を吸収、自分の力にしてしまうというバケモノ」へと変わる。しかしすぐにロス将軍によって捕まえられてしまう。

ハルクを倒そうとするロス将軍率いる軍隊との戦いが繰り広げられたりしたあと、最後は捕まっていた父親デヴィッドとなぜか面談させられて、そこで暴走し始めたデヴィッドが「お前に引き継いだ力を返せ」とブルースに迫る。ブルースもハルク化して最後のバトル。

デヴィッドの特殊能力でハルクのパワーがどんどん吸い取られていく・・・・と思いきや、強すぎるハルクのパワーを送り込まれて「もうやめてくれ、パワーが強すぎる」とアップアップなお父さん。そこにロス将軍が核ミサイルをぶち込み、バトル終了。

1年後、ハルクは死んだと思われていた。しかし「最近”緑の生き物を見た”と言っている人たちがいるから、もし彼が生きてたらお前の元に行くはずだ、来たら教えてくれ」とロス将軍からベティへと電話がかけられる。ベティは「教えなくても監視されてるから分かるでしょ」と返す。

場面はどこかの森の中へ移り、そこで村の人たちに薬を処方するブルースの姿が。薬を奪いに来た奴らに対し「僕を怒らせると後悔するぞ」と吐き捨てて映画は終わる。

感想まとめ

脚本に、「何で今こうなってるんだっけ?」となる展開が多かった・・・。犬をベティに差し向ける理由も、父親が本当は何がしたかったのかも謎だし、30年間も隔離してたのに逃げられてるし!という根本的なところから軍のやり方もガッバガバ!!!

それから、知識としてハルクの強さを知っているちびぞうとしては最初から「軍の力では無理じゃろ」と思って観てしまうので、戦闘シーンもあんまり楽しめなかったなぁ。(だってハルクは宇宙でも平気だもんね)

一番のメインは今回のヴィランである「アブソービング・マン」としてのお父さんとのバトルだと思うんですがそこもあまり、彼の能力を活かしたバトルではなかったようで残念。父親デヴィッドのセリフ回しもいちいち遠回しで妙に詩的というか、分かりにくかった。

残念なところが多かったように思う今作ですが、ブルースが鏡にかかった結露を手で拭くとハルクの姿が映る、といった演出は好きでした。

このあと、今作の失敗を取り戻そうとエドワード・ノートン主演でハルクはリブートされます。それが『インクレディブル・ハルク』!こちらはアベンジャーズとも関わりがあります!もう初見の感想は忘れてしまっているちびぞうなので、また見返していきたいと思います!

 

 


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ポール・ウォーカー追悼作。映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』ネタバレ&感想

「車は空を飛ばないよ―――」

ワイスピ見直そうの回も遂に7作目。最新作のアイスブレイクまで追いついてしまいました。寂しい。

今作でキャラの入れ替えが若干あります。

OUT→ジゼル、ハン
IN→デッカード・ショウ、ミスター・ノーバディ

今までのシリーズで活躍していたハンとその彼女ジゼルがいなくなり、4人目のハゲであるジェイソン・ステイサムとちびぞうの大好きなカート・ラッセルが参入!

秘密組織のエージェントが加わる事で、スパイムービーっぽさが際立ってきています。

アイスブレイクからの「最終章三部作」が始まる前の、ターニングポイントともなる今作。

完成前に亡くなってしまったブライアン役のポール・ウォーカーにも、注目していただきたい。(撮り終えていないシーンは彼の実の弟であるコディ・ウォーカーが代役となって撮影したそうです)

【映画情報】

【原題】Furious Seven
【制作国】アメリカ
【監督】ジェームズ・ワン
【脚本】クリス・モーガン
【製作】ニール・H・モリッツ、ビン・ディーゼル、マイケル・フォトレル
【製作総指揮】アマンダ・ルイス、サマンサ・ビンセント、クリス・モーガン
【キャラクター設定】ゲイリー・スコット・トンプソン
【撮影】スティーブン・F・ウィンドン
【美術】ビル・ブルゼスキー
【衣装】サーニャ・ミルコビック・ヘイズ
【編集】クリスチャン・ワグナー、ディラン・ハイスミス、カーク・モッリ、リー・フォルサム・ボイド
【音楽】ブライアン・タイラー
【出演([]内は役名)】

  • ヴィン・ディーゼル[ドミニク・トレット]
  • ポール・ウォーカー[ブライアン・オコナ―]
  • ジェイソン・ステイサム[デッカード・ショウ]
  • ミシェル・ロドリゲス[レティ・オルティス]
  • ジョーダナ・ブリュースター[ミア・トレット]
  • タイリース・ギブソン[ローマン・ピアース]
  • クリス・”リュダクリス”・ブリッジス[テズ・パーカー]
  • ドウェイン・ジョンソン[ルーク・ホブス捜査官]
  • ミスター・ノーバディ[カート・ラッセル]
  • ナタリー・エマニュエル[ラムジー]
  • エルザ・パタキー[エレナ・べネス]
  • ガル・ガドット[ジゼル・ヤシャール]
  • ルーク・エバンス[オーウェン・ショウ]
  • トニー・ジャー[キエット]
  • ジャイモン・フンス―[ジャカンデ]
  • サン・カン[ハン・ソウルオー]

【公開日(日本)】2015年4月17日
【上映時間】138分
【配給】東宝東和
【映倫区分】G
【前作】レティ復活!映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』ネタバレ&感想
【次作】ハゲと筋肉がもつれ合う最新作!映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』感想
【IMDB】/10.0  (およそ人の評価)

【あらすじ】

オーウェン・ショウ率いる国際犯罪組織を倒し平穏な毎日を送っていたドミニクたちの前に、オーウェンの兄デッカード・ショウが弟の仇を討つべく現われる。元特殊部隊の暗殺者で一国の軍隊に匹敵するほどの力を誇るデッカードは、東京にいるドミニクたちの仲間を襲撃。大切な仲間を奪われたドミニクたちは、圧倒的な強さを誇るデッカードに決死の戦いを挑む。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.7/5.0

見どころは、空を飛ぶ車。

正しくはスカイダイビングを車でしたり、超高層ビルのビルからビルへ暴走する車で飛び移ったりと落下する感じなんですが、まさしく絵面は「空飛ぶ車」!

おおまかなストーリー

今作の敵は前作のユーロミッションで倒したオーウェン・ショウの兄であるデッカード・ショウ。

弟の復讐として東京にいるハンを殺害、その次はホブスが狙われ、病院送りにされてしまう。

レティは記憶が取り戻せないことに思い悩み、ドムから去ってしまう。

「ジャック」という息子が生まれ幸せな暮らしをしていたブライアンとミアがドムの元へ遊びに来ると、ミアは「二人目の赤ちゃんを妊娠しているがブライアンは平穏な暮らしより銃を恋しがっている、人生に絶望させたくない」と妊娠していることを伝えられない、という話をドムにする。

するとそこへ爆弾が届き、爆発。ドムはファミリーの命がデッカードによって狙われているとホブスから聞き、知る。

デッカード・ショウを倒すため、秘密組織を束ねる謎の男”ミスター・ノーバディ”の依頼を飲むドム。

”ゴッドアイ”という世界中のあらゆるカメラ、音声データに瞬時に入り込めると言う超ハイテクなハッキング装置があれば「デッカードの居場所がすぐに分かる」ということでゴッドアイの作者ラムジーを誘拐したジャカンディというテロリストから彼女を奪還しろという作戦を受ける。

ミスター・ノーバディにより再び集まるファミリー。

ドムとデッカードが車で正面衝突したり(2回目はパイプで殴り合う)車でダイビングしたり高層ビルの間を車で移動したり、ムキムキな警備の女とレティの肉弾戦があったりローマンがヘタレまくっていたりガトリングガンを積んだ装甲車と戦ったりヘリに車で突撃したりと色々あった最後にドムは戦いで心停止状態に。

駆け寄り、涙を流して「まだ死ぬのは許さない」と言うレティはそこで完全に記憶を取り戻し、ドムも意識が戻り命を取り留めます。

デッカードを無事に逮捕し、ジャカンディも倒したファミリー。

海でまったりと過ごしながら、波打ち際ではしゃぐブライアンとミア、その息子ジャックの姿を眺め、「前とは違って来た」と言うテズ。ドムはブライアン達の元からそっと去ろうとします。

一人走るドムの隣にブライアンの車が並び、視線を交わした後「永遠に兄弟だ」と言って別々の道へ進んでいく二台。

最後に「ポールへ捧ぐ」と出て、映画は終わり。

ワイスピがややこしくなる人のための記憶ポイント

  • ジェイソン・ステイサムが全力で悪役をしている
  • 注目アイテムは”ゴッドアイ(神の目)”というハッキング装置
  • レティの記憶が完全に戻る!!
  • ブライアンを演じてきたポールへの追悼作
  • SKYならではの空中を舞う車が見れる

こんな感じですね。

感想まとめ

内容はどうあれ(というか毎回あんまりストーリーには期待してないので)、車を使いまくり破壊しまくりのアクションシーンの見応えがすごいです。高級車の破壊が毎回すごいなぁ・・・

レティファンには嬉しい彼女のアクションシーンもたっぷり!

そういえば今作でホブスさんはガトリングガンを持って撃つ、というまさに人間離れしたアクション?を見せてくれます。脳筋極めてモンスター化した感じですかね(笑)

レティの記憶もようやく戻って、ブライアンも平穏な生活に戻り、次作からは完全にドムを主人公としたお話になる感じですね。

というか、まさか今までの主役を担って来たブライアン役のポール・ウォーカーが事故で亡くなるなんて誰も予期していなかったことだと思うので・・・今作は「追悼作」という特別感も若干あると思います。

今まで、ワイスピを愛してきた人からしたらあのラストは本当に涙腺崩壊モノだったでしょう。

ちびぞうもそんなに古いファンでもないのに泣いてしまいました。

見返して思ったのは、ジャックとその妹が成長してまたファミリーの一員となる・・・!という感じの話にして新進気鋭の役者さんをお迎えしたらなんとかシリーズを続けて行けるのでは・・・?という無理のあるファンの希望(笑)

まぁ、最終章がアイスブレイクからの三部作、と決まっているようなので、ジャックが大人になってワイスピシリーズの顔になるなんて展開は難しいと思いますが。

寂しいな、色んな意味で寂しい、七作目となりました。

 

 

故ポール・ウォーカーのご冥福を心からお祈りいたします。

 

 


 

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ハンさん遂に東京へ!映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』ネタバレ&感想

「信頼できる奴が欲しい。人は付き合えば正体が分かる。それを知るためなら、車なんて安い」

はい、ワイスピ復習もようやく6作目のユーロミッションまで観終わりまして、ようやく時間軸がX3東京ドリフトに繋がりましたよ。ということで、正しい時間軸での3作目を鑑賞。

MAX、MEGA MAX、ユーロと3回に渡り「東京にでも行くかな」と匂わせてファン(というかちびぞう)を不安にさせていたハンさん。ついに東京へ渡ってしまったようです。

ちなみに立場的には主人公の高校生にドリフト走行を教える師匠的なポイントで活躍しています。もうほとんど主役!!!と言っても過言ではないですね!!

カメオ出演ですがラストにドムも出てきますよ!!

【映画情報】

【原題】The Fast and The Furious: Tokyo Drift
【制作国】アメリカ
【監督】ジャスティン・リン
【脚本】クリス・モーガン
【製作】ニール・H・モリッツ
【製作総指揮】クレイトン・タウンゼント
【撮影】スティーブン・F・ウィンドン
【美術】アイダ・ランダム
【衣装】サーニャ・ミルコビック・ヘイズ
【編集】フレッド・ラスキン、ケリー・マツモト
【音楽】ブライアン・タイラー
【出演([]内は役名)】

  • ルーカス・ブラック[ショーン・ボズウェル]
  • ナタリー・ケリー[ニーラ]
  • バウ・ワウ[トウィンキー]
  • 千葉真一[カマタ]
  • ブライアン・ティー[D.K.(タカシ)]
  • サン・カン[ハン・ソウルオー]
  • ブライアン・グッドマン[ボズウェル少佐(ショーンの父)]
  • リンダ・ボイド[ミス・ボズウェル(ショーンの母)]
  • 北川景子[レイコ]
  • ジェイソン・トビン[アール]
  • オールデン・レイ[オールデン]
  • レオナルド・ナム[モリモト]
  • 妻夫木聡[スターター]
  • 真木よう子[ショーンの父の愛人]
  • KONISHIKI[熊の刺青の男]
  • 中川翔子[ゴスロリ(白)]
  • 矢野未希子[ゴスロリ(黒)]
  • 柴田理恵[高校の教師]
  • こんどうえみこ[高校の教師2]
  • ヴィン・ディーゼル[カメオ出演]

【公開日(日本)】2006年9月16日
【上映時間】104分
【配給】UIP
【前作】ドムはいないけど観よう!映画『ワイルド・スピードX2』ネタバレ&感想
【次作】ファミリー再集結!映画『ワイルド・スピード MAX』ネタバレ&感想
【IMDB】6.4/10.0  (およそ270人の評価)

【あらすじ】

カリフォルニアに住む高校生ショーンは、違法運転の常習犯。事故を起こし少年院行きを免れなくなった彼は、軍人の父を頼って日本に渡る。転校先で疎外感を覚える彼を熱くさせたのはやはり車。彼はドリフトレースの世界に足を踏み入れ、天才ドライバーD.K.との対決に挑む。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレしているよ!)】

☆1.5/5.0

ドリフト走行だらけの本作ですが、ニトロもちゃんと出てきますよ!

ちびぞう初見の感想はこんな感じ。

出ました、ツッコミどころしかない黒歴史。
「ワイスピ製作陣、ドリフトを学ぶの巻」

なんで作っちゃったの系続編ベスト5に入る逸材。
しかも私がこのあと好きになっていくハンをXXXというとんでもない間違いも犯しているのある。
許すまじ。許すまじ・・・。

唯一の見どころは妻夫木くんの「GO!」
これに一瞬救われた。笑

今作と、『トリプルX ネクストレベル』は「なんで作っちゃったの系続編ベスト5」の上位に食い込んでいますね。

いやもう、多分ハンのファンじゃなければ結構観るの苦行じゃないかなと思います。

ツッコミだらけのストーリー

まず主人公(ショーン)が明らかに高校生には見えないけど高校生っていう設定で始まるのが厳しい(笑)
しかもその高校にいる人たちみんな高校生に見えないし(笑)

ショーンに話しかけてきた女の子の彼氏(クレイ)がレース勝負を挑んでくるというスタート。

ショーンはドリフトが下手っぽい。

クレイが負けそうになったら車をぶつけてきて二台ともクラッシュ。クレイと彼女の親がお偉いさんだという理由で二人は無罪放免、ショーンは三度目の逮捕になるからもう街にはいられない。離婚した父親が住んでいる東京へ単身向かうことに!

どう見ても高校生じゃないショーンくんの日本の高校の制服姿がもはやコスプレ(笑)

そして日本で高校生が普通に車を運転しているという世界観(笑)「こんなの一斉摘発だろ」ってくらい派手に騒いでいるので、まず日本ではあり得ないなーと思ってしまいます。(笑)

しかもショーンに絡んできた黒人の男の子が持ってる車が東京なのに大宮ナンバー(笑)

どう見ても中国人だらけな日本の様子にも違和感・・・

車と女の子と音楽がズンドコいってる場所でハンさん登場!!!!!またおかし食べてるー!!!そしてそこで今回のラスボスとなるDK(ドンキーコングではなくドリフトキング)とかいうあだ名の日本のヤクザ(中国人)も登場。中途半端に飛び交う日本語が非常に「は、はずかしいよぉ///」となります。

ハンさんの改造した車でDKとレース勝負をすることになるショーン。調子乗って挑発したものの、ドリフトキングの実力は本物、ドリフトしまくりのレースシーンは本当にすごい(タイヤもすぐに駄目になりそう)。そしてあっさり負けてしまうショーン。父親にもレースしたことを怒られます。

ハンさんが自分の車を潰した代償を払えと迎えに来る。仕事の手伝いとかさせられる。

ハンさんの「よーし、やろうかー!」って日本語も聞けるよ!

途中、首都高速っぽいところでニトロの加速を見せてくれるんですが、その時の時速なんと197㎞!!警察の車に測られますが、彼らは追ってくる気配がない。するとハンさん「180㎞以上の車には追い付けないから警察も追いかけてこない」えぇ!!そんな馬鹿な(笑)
車の力的に追いつけなくても捕まえようとはするでしょ!!

 

ドリフトを学ぶけどなかなかモノにできないショーンくん。

高校のもめごとにも巻き込まれたりするどうでもいいシークエンスも挟まれます。

「レースしないなら、なぜドリフトするんだ?」とショーンに聞かれてドーナツターンでナンパするハンさん(笑)彼の見せ場ですよ!!!

ジゼルのことがあるから女性との絡みは何もかもが切なく感じる・・・。

ハンさん直伝のドリフト訓練がはじまる!!そして習得!

DKの彼女とデートをする。峠をみんなでドリフト走行。

彼女とデートしたショーンにDKがおこになってボコりに来る。

彼女もDKと別れてショーンの元へくる。

カマタ(ヤクザの親分)がDKの元へ現れて、DKの相棒(ハン)が金をちょろまかしていたという事が発覚。再び怒ったDKが殴り込みにくる。

ドリフト満載の鬼ごっこスタート。

ここの小競り合いの途中でハンさんの車は横から突っ込んできた一般人の車(ユーロミッションの終わりでショウが乗っていたということになっていましたね)に吹っ飛ばされて炎上

遂に死んでしまった。。。かなしいいいい

家に逃げ帰ったが、追いかけてきたDKに彼女を連れて行かれてしまう。

親分に話をつければDKも従うだろうと、カマタさんに話をつけにいくショーン。

そして、レースで勝負して負けた方が町を出る、という提案をする。

ショーンの親父の車に、ハンの改造エンジンを合体!レースに挑む。

レースに勝って、カマタに「お前たちは自由だ」と言われてハッピーエンド。最後にハンの友達がレースを挑みに来たぞ、とドムが登場して、映画が終わる。

ワイスピがややこしくなる人のための記憶ポイント

  • 6作目(ユーロ)と7作目(スカイ)の間の話
  • ハンさんが東京に行くよ!
  • ワイスピ本編とは直接関係ないお話
  • ヤクザと高校生しか出てこない
  • CMで使われてた妻夫木君は二言しか喋らない

こんな感じですね。

まとめ

ツッコミのほとんどはストーリーを追いながら書いたので、もう言うことはあまりないかな。

全体的にエセ日本の違和感が凄かったし、CMでも使われていた妻夫木君のシーンは10秒くらいしかないし、色々と酷い。しかも劇中で集まってきてるメンバーのほとんどが高校生で・・・(笑)高校生の中にヤクザという違和感も最後までぬぐえませんでしたね・・・

いやでも妻夫木君の「GO!」は何度見てもかっこいい。

あー。やっぱり、何度考えてもハンさんが死んでしまう必要あったのかなという疑問が残る…しかも、ショウ(ジェイソン・ステイサム)がやったということにしたんですよね。その必要もあったのかなという。今後ショウがどんなにファミリーの一員だよって顔をしてきても許せない人は出てくるじゃないですか!

無かった事にしても良いくらいコケたのに、無理やりにでも本編と繋げてくるところは逆に作品に対する愛があると考えた方がいいのかな?

ちびぞうは、ハンを殺した製作陣を許せませんけどね!

 

 


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画像引用元:映画.com

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レティ復活!映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』ネタバレ&感想

「家族を見捨てねぇ。向こうが見捨てても」

6作目まで来ましたね!

今度はユーロ!イタリアだったりロンドンだったりのヨーロッパが舞台!!

レティうぇるかむほーーーーーむ!!!!

そしてハンよさようならーーーー!!!!

今作は、これからいなくなるメンバーがちょこちょこ出てくるし、レティは戻ってくるしで最新作アイスブレイクまでのシリーズ史上ファミリーが一番集まる回だと思います。

更に、敵もテロ組織になったり戦車や飛行機と戦ったりと戦闘規模が段違いに上がります。ある意味、今までのシリーズと今後のシリーズの分け目となる作品と言えます。

【映画情報】

【原題】Furious 6
【制作国】アメリカ
【監督】ジャスティン・リン
【脚本】クリス・モーガン
【キャラクター設定】ゲイリー・スコット・トンプソン
【製作】ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、クレイトン・タウンゼント
【製作総指揮】ジャスティン・リン、アマンダ・ルイス、サマンサ・ヴィンセント、クリス・モーガン
【撮影】スティーブン・F・ウィンドン
【美術】ヤン・ロールフス
【編集】クリスチャン・ワグナー、ケリー・マツモト
【衣装】サーニャ・ミルコビック・ヘイズ
【音楽】ルーカス・ビダル
【出演([]内は役名)】

  • ヴィン・ディーゼル[ドミニク・トレット]
  • ポール・ウォーカー[ブライアン・オコナ―]
  • ドウェイン・ジョンソン[ルーク・ホブス捜査官]
  • ミシェル・ロドリゲス[レティ・オルティス]
  • ジョーダナ・ブリュースター[ミア・トレット]
  • タイリース・ギブソン[ローマン・ピアース]
  • クリス・”リュダクリス”・ブリッジス[テズ・パーカー]
  • ガル・ガドット[ジゼル・ヤシャール]
  • サン・カン[ハン・ソウルオー]
  • エルザ・パタキー[エレナ・べネス]
  • ルーク・エバンス[オーウェン・ショウ]
  • ジーナ・カラーノ[ライリー捜査官]
  • ジョン・オーティス[アルトゥーロ・ブラガ]

【公開日(日本)】2013年7月6日
【上映時間】130分
【配給】東宝東和
【映倫区分】G
【前作】筋肉ハゲ参入!映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』ネタバレ&感想
【次作】ワイルド・スピード SKY MISSION
【IMDB】7.1/10.0  (およそ330,700人の評価)

【あらすじ】

リオの犯罪王から大金を強奪し、逃亡生活を送っていたドミニクの前に、FBI特別捜査官ホブスが現れ、高度な運転技術を用いて世界各国で犯罪を繰り返す巨大組織を壊滅させるため、ドミニクとそのチームに協力を要請。ドミニクは、死んだはずの元恋人レティが、その組織を率いる元エリート軍人のショウに協力していると聞かされ、その真偽を確かめるためにもホブスの依頼を引き受ける。相棒のブライアンら仲間のドライバーたちを招集し、ショウ一味を追跡するドミニクだったが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.5/5.0

ちびぞうの初回鑑賞時のコメントはこちら(笑)

レティファンなら大歓喜の今作!
ハンファンなら絶望の今作!
なんてったってここでようやく3の時間軸に繋がってしまうから・・・!
喜んだり絶望したりもう振り回されっぱなしさ!

どうやらあのハゲはレギュラー化するらしいね。
友情三つ巴!!

え?ストーリー?うーんあんまり覚えていません笑

あのハゲというのはドウェイン・ジョンソンのことですね(笑)

おおまかなストーリー

今回の敵はロック様(ホブス)が12か国4大陸を追って来た、巨大な国際犯罪組織が相手!

ホブスにその組織に彼女がいるぞとレティの写真を見せられ、彼女の生還を確認するためドムさんも一緒に仕事をする流れに。

そして再び馴染みのメンバーを集める!!

ブライアンはミアと赤ちゃんとの平穏な暮らしを手に入れたけど何か気に入らない様子…レティの写真を見せられてブライアンも作戦に参加することに!

敵のボスはオーウェン・ショウという名の軍人で、兄弟の弟。今後のシリーズでお兄ちゃんも登場しますよ!

ホブスさんはショウがナイトシードという数十億ドルの価値があるハイテク爆弾を作ろうとしているのでそれを阻止するのを強力しろと言ってくる。そしてショウをホブスへ渡せばレティは戻り、全員の罪は赦免されるという取引をする。

 

敵の中にいたレティが、ドムを撃ってくる!!しかしドムは「家族を見捨てねぇ。向こうが見捨てても」と許容する姿勢。

レティはドムとの写真を見るけど何も思い出せない様子。

敵に麻薬王ブラガとの繋がりがあると発覚したり(『MAX』でレティが死んだと偽装したらしい)、レティとドムが二人だけのレースをしたあと思い出を語り合ったりします。

最初は戦車(!!)との戦い。

そこでお話も幕を閉じれば良かったのに、ホブスの部下の女がショウのスパイだったことが発覚、捕まえかけたショウにミアや家族を人質に取られ、逃げられそうになってしまう。

そして最後の戦闘はなんと飛行機が相手!!!

ここで、ハンの彼女であるジゼルはハンを守るために命を落としてしまいます。

無事、ショウから爆弾を取り上げることに成功したホブスにいくら欲しい、と聞かれアメリカの番地を言うドム。過去に暮らしていたファミリーの家を返してもらいました。

そして無事に全員赦免され、自由の身に。

レティは記憶を取り戻していないけど、温かい気持ちのするファミリーとドムのそばにいることにしたらしい。彼女とドムを想い、去っていくエレナ。

そこで映画は終了。

エンディングロールの前に東京で車を走らせるハンの姿が・・・そこへショウ兄(ジェイソン・ステイサム)が突っ込んできてハンの車を炎上させる!!

そしてショウ兄がドムに「近いうち会いに行くぞ」的な電話をして終了。

ワイスピがややこしくなる人のための記憶ポイント

  • ファミリー総出演!!!
  • ショウ兄弟初登場(三人目のハゲも参戦!)
  • レティ復活!(記憶はまだ戻らない)
  • ブライアンの息子ジャックが生まれているよ!
  • ジゼルが離脱(おつかれさまでした・・・)
  • ハンも東京へ・・・(ついに・・・)
  • 戦車と飛行機とのバトル!
  • ニトロもちょっとだけ出てきます!

こんなところでしょうかね。一番の記憶ポイントはやっぱりレティが生きていて戻ってくるという点でしょうね。

感想まとめ

今回、だいぶコメディチックといか、笑えるシーンが増えていました。

  • 敵側も似たような集まりだなぁって思っていたらローマンが「こいつら双子の集まりみたい」っていじるとこ
  • ドウェインジョンソンが力技で容疑者をボコボコにしたり、お菓子の自販機を横から撃って「俺の奢りだ」って言ったり脳筋馬鹿って感じなのが可愛い(笑)
  • ハンさんは今回も仕事しない!ジゼルにやること奪われるのが毎回おなじみのネタみたいになってる(笑)あと今回もおかし食べてる(笑)ちなみにハンさんとローマン二人がかりで敵を追うシーンがありますがまんまと逃げられている(笑)いつ活躍すんの!!!
  • 金がなさそうだと馬鹿にしたオークション主をぼこらずにテズとホブスでパンイチにするところ(笑)

こんな感じ。これ以外にも敵が街中をレーシングカーで逃げ回ったり戦車で高速を走ったりと相当目立つ方法をしててかなり笑ってしまいます(笑)

全部は書かないけども、なぜそのタイミングで飛行機から降りるの!操縦室へ行って止めさせればいいのにとか色々とツッコミどころもありました。

 

ホブスとドムがラストに交わす言葉が、前作MEGA MAXでは「また会おう」「もう会わない」だったのが「また会おう」に変化していたのがほっこりしましたね。

ただ、エンデイングロールに入ったところでハンさんがショウ兄(ジェイソンステイサム)に殺されるシーンが挟まれていたのが本当に胸が痛くて・・・

 

ゆ、許すまじ・・・!!!という感じです。

ちびぞうは今後も三人目のデブ(ローマンを数えれば四人目のハゲ)許さない方向でいきます。

 

本編の内容とは関係ありませんがドムが今作で乗っていた車クライスラー・ダッジ・チャージャー・デイトナ69年式」が最高にカッコよかったので画像をいくつか貼っておきますね!!

この形、色、それから内部のシンプルな武骨さもたまりません!!

大破してしまったのがもったいないなぁ・・・

 

 


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筋肉ハゲ参入!映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』ネタバレ&感想

金はすぐに消える。だが…家族の絆は、そう簡単にはなくならない。

シリーズ5作目、MEGA MAXです!!!

時系列的には、

1→×2→MAX→MEGA MAX→EURO MISSION→×3 TOKYO DRIFT→SKY MISSION→ICE BREAK

4本目に当たりますね~。東京の話が6と7の間に挟まってる、とだけ覚えていればあとは綺麗に並んでいます。

今作から新筋肉ハゲのドウェイン・ジョンソンが参加し、2でポール・ウォーカーの相方をしていた黒ハゲのタイリース・ギブソンが再出演、ハゲ度ましましです。

レティを失ったドムに新しい出会いもあります。

前作のオープニングでチラッと出てきたハンさんも今回はメインメンバーとして参加します!!!

【映画情報】

【原題】Fast Five
【制作国】アメリカ
【監督】ジャスティン・リン
【脚本】クリス・モーガン
【製作】ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、マイケル・フォトレル
【製作総指揮】ジャスティン・リン、アマンダ・ルイス、サマンサ・ビンセント
【キャラクター原案/創造】ゲイリー・スコット・トンプソン
【撮影】スティーブン・F・ウィンドン
【美術】ピーター・ウェンハム
【衣装】サーニャ・ミルコビック・ヘイズ
【編集】クリスチャン・ワグナー、ケリー・マツモト、フレッド・ラスキン
【音楽】ブライアン・タイラー
【出演([]内は役名)】

  • ヴィン・ディーゼル[ドミニク・トレット]
  • ポール・ウォーカー[ブライアン・オコナ―]
  • ドウェイン・ジョンソン[ルーク・ホブス]
  • ジョーダナ・ブリュースター[ミア・トレット]
  • タイリース・ギブソン[ローマン・ピアース]
  • クリス・”リュダクリス”・ブリッジス[テズ・パーカー]
  • マット・シュルツ[ヴィンス]
  • サン・カン[ハン・ソウルオー]
  • ガル・ガドット[ジゼル・ヤシャール]
  • ドン・オマール[リコ・サントス]
  • テゴ・カルデロン[テゴ・レオ]
  • エルザ・パタキ―[エレナ・ネベス]
  • ヨアキム・デ・アルメイダ[レイエス]

【公開日(日本)】2011年10月1日
【上映時間】130分
【配給】東宝東和
【映倫区分】G
【前作】ファミリー再集結!映画『ワイルド・スピード MAX』ネタバレ&感想
【次作】レティ復活!映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』ネタバレ&感想
【IMDB】7.3/10.0  (およそ人313,000の評価)

【あらすじ】

前科者のドミニクと彼を脱獄させた元捜査官ブライアンは、張りめぐらされた捜査網をかいくぐり、ブラジルの裏社会で身を隠していた。2人は逃亡生活を終わらせて自由を得るため、裏社会を牛耳る黒幕から1億ドルを強奪する計画を立案。世界中から凄腕のドライバーを集める。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレしているよ!)】

☆2.6/5.0

恒例の、ちびぞう初鑑賞時の感想は以下。

ここまで来るとだいぶストーリーやアクションシーンのクオリティも併せて面白さが上がってくる!レースの比率よりも犯罪の比率が大きくなってきてまるで『オーシャンズ11』のよう!ついにニトロも空気化!

キャストの方も安定のメンバーに加え新たなハゲも参加してハゲ対ハゲのアツい戦いが繰り広げられる!
ドウェイン・ジョンソンがデカすぎてドムがあんまり貫禄なくなっちゃってるけど・・・まぁいいか。
ハンも・・・素敵です///いつも何か食べてる。
東京ドリフトを観た方はきっとハンを見るたびに、いつ3に繋がるのかとハラハラしだす頃ですね。
とりあえず今回はセーフ!!

ハンが参加して大喜びなんだけど、今作でもジゼル相手に「東京でも行こうか」と言ってるんですよね…。でも大丈夫、まだ次回もハンはいます。まだ東京行かないです。

おおまかなストーリー

前回、終身刑になったドムをブライアン率いるファミリーが脱獄させるシーンから始まります。MAX→MEGA MAXは完全に地繋ぎになっているので、今作からもう単品で楽しむのは難しくなってきますね。

アメリカに犯罪者を引き渡す条約を結んでいないブラジルで、ドムだけでなくブライアンもミアも暮らしています。

レティが命懸けでドムがアメリカに帰れるように頑張ったのに…と思うとなんとも皮肉な状態。

1で登場したブライアンの恋敵ヴィンスもブラジルで妻子と共に暮らしていて、今作は彼が仕事を持ってきてくれます。

車を盗むため、列車を襲うという見た目にも規模的にも派手な犯罪をするファミリー!しかし、ヴィンスの仲間の裏切りによって、ブラジルで一番権力を持つ悪徳事業家レイエスに目をつけられることに。

今回の敵はこのレイエスさん。ミアがブライアンの子どもを身籠ったので、二人が犯罪から足を洗い家族で静かに暮らすお金を確保するため、レイエスの持つ一億ドルという資産を盗んでやろう!というのが最終的な目的になります。

アメリカからドム達を追って、ホブスとその部下エレナの捜査官もやってきて、計画成功の為に有能な仲間もわんさか呼び寄せられ、ファミリーは8.9人に増えます。

ここに、ハンやジゼルやローマン・ピアースやテズなどが参加。非常ににぎやか。

まず彼らはレイエスの資産をちょっとずつ狙い、盗むのではなく燃やして挑発。
彼が資産を守るため一か所に集めるように誘導する作戦でした。しかし、警察とも癒着があるレイエスは、なんと自分のお金を警察署に集めて保管させる。

ここの警察署の監視カメラに映らないよう、ヘアピンカーブを猛スピードで走ろうとトライするファミリー。ここでジゼルのドライブテクニックに惚れるハン。

結局、そんな速度で走れる車もテクニックもないよってことで透明になれる車(警察車両)を使おうという話になる。

次に、警察署内へ侵入した後、金庫を開ける作戦を立てるため、同じ金庫をハンが入手。

しかし作戦はホブスによって失敗、連行。道中、レイエスに捜査官もろとも奇襲を受け、部下を殺されてしまったホブスと一時休戦、同じ敵と戦うために共闘関係に

最後は正面から警察署へ突っ込み(侵入とかではなく文字通り壁をぶちやぶる)、金庫を車にくくりつけて無理やり金庫ごと逃走。

レイエスを倒したら、ホブスがレイエスにとどめをさして「24時間だけやろう。明日になったらお前たちを追う」とお情けしてくれて二人は金庫を置いて逃走。

しかし結局はホブスの目も華麗に欺いて(高架下で空の金庫と交換するという荒業をしていた)見事現金一億ドルを手に入れてめでたしめでたし。

途中で亡くなったヴィンスの子ども(ドミニクから名付けたというニコくん)の元へ、大金も届けられる。

ワイスピがややこしくなる人のための記憶ポイント

  • レティ以外のメンバーが大集合!
  • ミアが妊娠、ブライアンがそろそろ「足を洗うか」って気持ちになり始めるよ!
  • 今作から筋肉ハゲのホブスさんが参加するよ!
  • ハンとジゼルがカップルになるよ!
  • ドムが新恋人のエレナとくっつくよ!

こんなところですねー。金庫の強奪シーンも派手派手なので、そこも記憶に残ると言えば残る。

全体的にツッコミ要素が

まず、FBIを装ってやってきたローマンを疑うことなく荷物を受け取る警察がちょっとアホすぎるよね、ってところ。中身の確認くらいせぇ!

それから清掃員に扮装して侵入したのは良いけど、いくら「清掃中」のフダを出していてもトイレの壁をゴリゴリ削っていたら流石に気付かれるでしょ!?と思う。

しかもあんなに一生懸命ヘアピンカーブを猛スピードで曲がろうと練習したり車を用意していたのに

結局、正面突破ですか!?

というね。

繊細な仕事はあまりせず、力技でゴリゴリやってしまうところは「まぁ盗みよりアクションがメインだし」と言いたげ…(笑)まぁスパイムービーじゃないんで良いんですけどぉ。

個人的にいまかいまかとハンの活躍を待っていたんですが、彼がしたことと言えばジゼルを口説いたことと、金庫を用意したことと、ラスト付近のアクションシーンで追いかけてくる敵の車を一台倒したところ、だけですね・・・!(見えてないところで仕事してるとは思うけど)レイエスの手のひらの指紋を取ってくるという大切な仕事も、ジゼルに奪われてしまったしな…

車を倒したとこでハンの警官コスプレが見れるのはイイ

前作のオープニングではカッコいいバック運転を見せてくれたのに、今作ではあまりにも活躍シーンが少ない!!!!!本当に残念でした!!!

ハンの話に逸れたけど、最後のドムがエレナと手をつないでやってくるところも、結構唐突でしたね…

 

まとめ

吹き替え版で観たんですが、エレナ役の武井咲の演技が酷すぎてゲッソリしてしまいました。

 

ドムの恋人になる重要な役なのに、あの棒読みは酷いです。本当に!
しかも一緒にいるホブスさんの声優が小山力也(ジャック・バウアー)なので、掛け合いシーンの熱量の差がすんごいんですよ・・・。なんでこれ誰も途中で止めなかったんだろ・・・。

絶対に字幕の方が良いよ。

と声を大にして言っておきます。

 

 


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