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ファン落胆?『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ネタバレ&感想

「私の中に眠っていた何かがついに目覚めた・・・とても怖い」

映画仲間に「今までとは違うスターウォーズが観れるよ」と言われワクワクしつつ劇場へ。

年末にスターウォーズを観る、というのが年の瀬の風物詩?になりそうな近年ですね~(笑)

change.orgさんでファンたちが「今作をシリーズから外して新たに8を作り直してくれ」という署名を始め、2万人を超える人たちが署名している・・・という話も聞きましたが、一部ファンの間では落胆した人も多かったようです。

パンフは通常版1,000円、特別版1,200円という事で特別版を購入。

レイが一人で堂々と表紙を飾っています!でも通常版の方のデザインの方が良かったななんて言えない

通常版にはないコンセプトアートのページと、キャリー・フィッシャー(レイア姫)の追悼ページが追加されています!全88Pという、もはやパンフの域を超えてる分厚さ(笑)

丁寧なあらすじがアートワークに合わせて読めます。

【映画情報】

【原題】 Star Wars: The Last Jedi
【制作国】アメリカ
【監督/脚本】ライアン・ジョンソン
【キャラクター原案】ジョージ・ルーカス
【製作】キャスリーン・ケネディ,P.G.A、ラム・バーグマン,P.G.A
【製作総指揮】J.J.エイブラムス、トム・カーノウスキー、ジェイソン・マクガトリン
【撮影監督】スティーヴ・イェドリン,ASC
【プロダクション・デザイン】リック・ハインリクス
【編集】ボブ・ダクセイ
【衣装】マイケル・カブラン
【視覚効果&アニメーション】インダストリアル・ライト&マジック
【音楽】ジョン・ウィリアムズ
【出演([]内は役名)】

  • マーク・ハミル[ルーク・スカイウォーカー]

  • キャリー・フィッシャー[レイア・オーガナ]

  • アダム・ドライバー[カイロ・レン]

  • デイジー・リドリー[レイ]

  • ジョン・ボイエガ[フィン]

  • オスカー・アイザック[ポー・ダメロン]

  • アンディ・サーキス[スノーク最高指導者]

  • ドーナル・グリーソン[ハックス将軍]

  • アンソニー・ダニエルズ[C-3PO]

  • グウェンドリン・クリスティ[キャプテン・ファズマ]

  • ケリー・マリー・トラン[ローズ・ティコ]

  • ローラ・ダーン[ホルド提督]

  • ベニチオ・デル・トロ[DJ]

  • ルピタ・ニョンゴ[マズ・カナタ]

【公開日(日本)】2017年12月15日
【上映時間】152分
【配給】 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
【映倫区分】G
【前作】新三部作の序章!映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』感想
【次作】スターウォーズ9(仮)
【IMDB】/10.0  (およそ人の評価)

【あらすじ】

スターウォーズ/フォースの覚醒の直後から始まる。伝説のジェダイ・ルークの元で自分の内なる力の正体を掴もうとするレイ。そんな彼女とジェダイそのものを「あってはならない」と否定するルーク。と同時に、レイア・オーガナ率いる反乱軍はファースト・オーダーの容赦ない攻撃によって徐々にその数を減らされようとしていた・・・。

【感想(ネタバレ注意です!)】

☆3.0/5.0

いつも引用させて頂いている「映画.com」さんにもあらすじがなく、その場合Yahoo!映画さんを経由してシネマトゥデイさんのあらすじを引用させて貰ってるんですがそこも「諸事情によりストーリーを記載しておりません」の文字・・・。なぜ!

自分でまとめようと思いましたがあまりの情報量の多さに、大したあらすじが書けませんでした・・・。まとめる力欲しい(;ω;)

いくつかある問題を列挙

楽しいと言えば楽しい、娯楽映画と言えば確かに楽しい。
だけど観終わったあとのこの違和感はなに・・・という事で、スタウォは7から好きになったにわかファンちびぞうが個人的に思った事を並べてみます。

とにかく長い問題

なんと152分もあるんですねー!!
長くても引き込めれていれば長さを感じさせない、というのが面白い映画というもの。逆に短くてもつまらなかったらやたらと長く感じてしまいます。

今作については、「長いなぁ長いなぁ」と思っていたら「実際すごく長かった」という(笑)
『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』を観ていた時の感覚に似ています(笑)

続きものということは、キリが良くなくても映画が終わる可能性がある。なので、「そろそろ終わりかな?あれ、まだ終わらない・・・そろそろ終わりかな?あれ、まd」と繰り返していました。

ポーが暴走したり、紫の人が裏がありそうに描かれていたり、何の意味があったんでしょう?最初からポーに説明していれば、前半部分だいぶ削ることが出来たじゃないですか・・・。

宇宙でなぜ平気なのか?問題

ローズの姉妹?が序盤でリモコンと格闘するシーン。あれ、船のドア開きっぱなしでしたよね?宇宙・・・大丈夫なの??という疑問。

後半のレイア姫が宇宙に投げ出されるシーンとかも、違和感がすごかったです。

スターウォーズの世界では、大丈夫・・・ってことなの?

スノークさんってなんだったの問題

スタウォの新章になりどこからともなく表れて、全くレンの心を読むことなく真っ二つにされてしまったスノークさん。あっけない退場です。

味方のトップがルークなら、敵のトップはスノークさん・・・のはず。パワーバランスおかしいですよね。もっと強くないとおかしいですよね。

様々なレビューを読んでて見かけた「スノークさんハックス将軍の精神を乗っ取ってる説」を推したいですね。じゃないとあっけなさすぎて!

大事な時にその場に来ない問題

ルークさんのカイロ・レンとの一騎打ちシーン。

えぇーー!来てないのかよ!遠隔操作かよ!そしてそれに気付かないレンちゃん!

正直、その場にいないと知った時に爆笑してしまいました。伝説なのになんだか卑怯!

どうせお亡くなりになるんだったら、別に弟子と本気で戦ってから散っていったっていいじゃないですか。言えることは直接伝えればいいし。

というか、ジェダイの方々は死んでからも霊体として表れて、会話も出来る存在なんだし

「生身で戦う」

という事にもう少し重きを置いてもいいのでは・・・。

フィンとレイの微妙な関係はつまり人種差別?問題

一番違和感があったのは、レイとフィンの関係。

  • チューイにレイの気持ちを代わりに言わせる演出
  • 謎のアジア人女性の登場
  • キスシーンの有無

レイの気持ちをハッキリ言わせないのは、ただ単に観客を焦らしているだけなのか、それとも人種的な問題で二人はくっつけられないから誤魔化しているのか、どっちなの!!

最後にレイとフィンがようやく再会した場面でも、二人はハグしかしてなかったですよね。しかも、ローズが急に横から出てきてフィンに「愛してる」とキスをする!

フィンが黒人だから??アジア人女性をあてがうの???

前作からの流れでフィンとレイが恋愛的にくっつかないのは不自然な感じがするんですよね。

ディズニーがバックにいるから、近代的な人種の多様性を重視してメインキャラに様々な人種を登場させるっていうのはすごくわかります。実写版『美女と野獣』でも人種の多様性をかなり意識していたようでしたし。しかしそれに反して、「ルフゥのゲイシーン」をカットしたり、何かとしがらみも多そうなディズニー。

中国人への媚びなのか、人種差別問題の根深さに配慮したのか、あまり自然な脚本ではない・・・そんな違和感を終始感じていました。

エマ・ワトソン主演!映画『美女と野獣』実写版のネタバレ&感想

良かったところ

ツッコミばかりもアレなので、良かった点も。

  • ヨーダさん登場で大事な書物を燃やしてしまうところ

「古い書物なんかより大事なものがあるだろ」と言わんばかりのヨーダさん良かった。

  • フィンが元ストームトルーパーとして決着をつけていたところ

キャプテン・ファズマと対決をして、元ストームトルーパーとしての自分としっかりと決別した!という演出が良かったですねー。ちゃんと、脱走兵としてのけじめをつけた感じがしてよかったです。

  • お決まりの展開を次々と裏切っていく!

うわーーーーーピンチ!!というところで仲間が助けに来て九死に一生!みたいなことがあんまりない。この流れならこうなるだろう、みたいなありがちな展開をどんどん裏切って、反乱軍が次々と追い詰められていくところが、レイの覚醒に繋がってカタルシスをもたらしていたと思います。

  • ラストの塩の地面での戦闘シーンの美しさ

↑これです。真っ白な雪原の下は塩。踏んだりすると赤い塩が見えるところがすっごくお洒落でした。

カイロ・レンちゃんが可愛すぎる

相変わらずの癇癪持ちで、才能は人一倍あって、やりたい放題だけど色んな人に振り回されまくっている不憫なレンちゃんが本当にもう愛しくて愛しくて(笑)

レイに一緒に来てくれ、頼む。というシーンなんか彼の孤独さがすごく伝わって来て涙が・・・(*;ω;*)

正直、前作の感想でもベタ褒めしていましたが、

新三部作の序章!映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』感想

今作、更に魅力が増しています!!!!

レイとの共闘シーンなんかも最高にアツいです。あっけなく正義に還るようなことはせず、ぜひとも自分を貫いていって欲しいですね!!!

レンちゃんファンなら得しかしない!!!!ぜひ劇場で彼の成長を見守ってきてください!!!!

 

 


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実写版映画『進撃の巨人 エンド オブ ザ ワールド(後編)』ネタバレ&感想

「もう、終わらせよう。君を待っていた」

炎上商法に釣られて劇場にまで足を運んでしまった前編の記憶・・・

そして、散々騒いだのだから後編もしっかり見届けようと、しっかり映画館で観てきましたよ!

パンフはこんな感じ

50P、税抜き667円。見開きページもあって意外にボリューミー。しかし前作はメタリックな装丁で豪華さがあったのに対し・・・ちょっぴり見劣りする出来栄え。

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】樋口真嗣
【脚本】渡辺雄介、町山智浩
【原作】諌山創
【製作】市川南、鈴木伸育
【特撮監督】尾上克郎
【音楽】鷺巣詩郎
【撮影】江原祥二(J.S.C)
【照明】杉本崇
【美術】清水剛
【録音・整音】中村淳
【録音】田中博信
【扮装統括】柘植伊佐夫
【特撮美術】三池敏夫
【特殊造形プロデューサー】西村善廣
【スタントコーディネーター】田淵景也
【編集】石田雄介
【テクニカルプロデューサー】大屋哲男
【VFXスーパーバイザー】佐藤敦紀、ツジノミナミ
【音響効果】柴崎憲治(J.S.A)
【主題歌】SEKAI NO OWARI – “SOS”
【劇中使用曲】Skeeter Davis – “The End of The World”
【出演([]内は役名)】

  • 三浦春馬[エレン]

  • 長谷川博己[シキシマ]

  • 水原希子[ミカサ]

  • 国村淳[クバル]

  • 本郷奏多[アルミン]

  • 三浦貴大[ジャン]

  • 桜庭ななみ[サシャ]

  • 松尾諭[サンナギ]

  • 石原さとみ[ハンジ]

  • ピエール瀧[ソウダ]

  • 草なぎ剛
  • 緒川たまき
  • KREVA

【公開日(日本)】2015年9月19日
【上映時間】88分
【配給】東宝
【映倫区分】PG12
【前作】実写版映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』ネタバレ&感想
【IMDB】4.8/10.0  (およそ3,200人の評価)

【あらすじ】

超大型巨人によって破壊された外壁の修復作戦に出発したエレンたち調査兵団は、巨人の襲撃によって窮地に陥る。エレンも深手を負った上に、仲間のアルミンをかばって巨人に飲み込まれてしまい、その場にいた誰もが絶望の淵に立たされる。しかしその時、謎の黒髪の巨人が現れ、他の巨人たちを駆逐しはじめる。【引用元:映画.com

【感想(酷評だよ!)】

☆1.0/5.0

あんなに興奮して書いた前編の感想を恥ずかしく思うくらいの拍子抜けが、そこにはありました。

観終わってからまず感想を書くまでにものすごく時間がかかった・・・。そして内容を忘れてしまった頃に慌てて「ああ書いておかなきゃ」と記録する。

そう、わりとどうでもいい部類の映画になってしまったんですよね。

前作を超えるほどのつまらなさが

あるなんて、きっと後編に向かう皆さんは予想出来ていなかったかもしれません・・・。

  • 前編の残念な部分が煮込まれて、全く解消されていない点
  • 伏線回収と物語の終結を急いだ結果、ものすごくありがちな話に
  • 見どころだった巨人同士のバトルなども見慣れてしまえば退屈感満載

しかもこの映画、88分しかないんですよ!

今どき、80分台の映画なんてB級ホラーくらいなもんです。
というかちびぞうの地雷映画の判断基準の中に「映画の長さ」というものもあって、

「90分超えを標準としてそこから短ければ短いほど危険」なんです(笑)

まぁホラー映画が好きなちびぞうの、ホラー映画の中の駄作を避けるための術(他にも”アルバトロスの配給作品は危険”とかもある)なので、過去の名作や別ジャンルでもそうなのかは分かりませんが。

大体、大作映画と言えば前後編わかれていたとしても、それぞれ100分越えが普通。
ダラダラと長ったらしいだけでは意味がないですが、あまりに短くても不安になります。

しかもその不安を解消してくれていませんからね!

物語のオチ

これはつまり巨人の正体。

この映画の中では、巨人は人類が創り出したものという事になっています。そして、政府によってわざと人々は壁の中に捕らえられ「安全」と引き換えに家畜のような生活をしている・・・
その腐った体制を打破しようとしたシキシマさんのクレイジーな思想と対立する主人公、そして体制の権化であるクバルさんの三つ巴の闘い。というものすごくありがちなネタ。

みんながみんな巨人だよ☆

というのはもう・・・お前もか!となります(笑)

更に尺の都合なのかなんなのか、シキシマさんが真っ白な部屋でネタバレ演説するという部分(爆笑ポイントでもあります/笑)

そういう大事な話は演説とか説明ではなくて演出や脚本で魅せてくれないとダメじゃないですか!?

この記事を書くに辺り、ネットレビューを読んだりもしていたんですがシキシマさんがエレンの実の兄・・・?とかいうネタバレもありましたけど全く記憶に残っていません。

更にエンドロール後

全ての戦いを終えて、ようやく壁の向こう側の美しい世界を見た・・・!

と、思いきやエンドロール後の映像に「更に大きな巨悪の存在」を想像させるような「試験区画」の単語と彼らの戦いをモニターで見ていたであろう人物の存在が明らかに・・・!

いやぁ、これにはガッカリ。

物語のスケールダウンが言われる中で、「スケールそんなに小さくないのよ」と言いたげなオマケ映像ですけども、ぶっちゃけエンドロール後の映像を観るか観ないかって観客によってそれぞれお任せな部分じゃないですか?つまり、エンドロール後の映像は本編に数えられるような重要な事って含めちゃいけないんじゃないですか?と思うわけです。

なのに、物語の重点をそこに置いてしまったら「作品内で完結」を上手くさせているとは私は言い難いな・・・と感じました。本編88分しかないんだから(何度も言う)、どうせなら本編に盛り込ませれば良かったのに。

本当に、何もかもが残念でなりません。

唯一の1.0はシキシマさんに

長谷川博己さんのファンとして、彼のクレイジーなキレキャラ(残念なイケメン)っぷりを観れたというただただその点だけにおいて1.0を付けています!!!!(笑)

前作は彼のキャラクター性がよく分からず、「この人ほんとなんなの」という目で見てましたが・・・ここで彼の行動理由とかが語られて、良い感じにシキシマさんというキャラが立ち上がってきたな、という印象でした。

MOZUの劇場版もそうでしたけど、長谷川さんってなんでこうも変なキャラばっかり・・・(笑)でもそこが好き。

まとめ

今回は製作陣が色んな場所でいろんな話をしていたという部分で我々観る側も大きく振り回された・・・そんな作品だったと思います。

作り手は言い訳とかそういうの漏らさず、ただただ作ったものをみせてくれればそれでいいのに・・・とどうしても思ってしまいますね。

樋口監督、この後『シンゴジラ』で大成功!ほんと良かった。
長谷川さんも一緒に大成功!ほんと良かった。

失敗は成功の母!

 

 


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新三部作の序章!映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』感想

「チューイ、我が家だ」

スターウォーズ、新三部作の一作目。シリーズ通すと7作目ですね。
公開当時に映画館で鑑賞。

2017年12月、8作目の『最後のジェダイ』が公開されたのでそのおさらいで何回か見返しました。

ちびぞうは元々、「7が面白い!」という噂を聞いて慌てて過去作を観たという感じで特別スターウォーズファンだったというわけではなかったんですが・・・

ここから好きになってしまいましたねー!(笑)

ちなみにパンフは通常版を購入。

もんのすごい分厚い!パンフというか雑誌レベル。
通常版でも72Pという圧巻のページ量。それだけにお値段も税抜き926円とリッチ!な感じですね~。

過去作の総おさらいのページ、武器の紹介ページ、コンセプトアートのページと内容もとっても充実しています!

【映画情報】

【原題】 Star Wars: The Force Awakens
【制作国】アメリカ
【監督】J.J.エイブラムス
【脚本】ローレンス・カスダン、J.J.エイブラムス
【製作】キャスリーン・ケネディ、ブライアン・バーク、J.J.エイブラムス
【撮影監督】ダン・ミンデル
【プロダクション・デザイン】リック・カーター、ダレン・ギルフォード
【編集】メアリー・ジョー・マーキー、メリアン・ブランドン
【衣装】マイケル・カブラン
【音楽】ジョン・ウィリアムズ
【出演([]内は役名)】

  • デイジー・リドリー[レイ]

  • ジョン・ボイエガ[フィン]

  • オスカー・アイザック[ポー・ダメロン]

  • アダム・ドライバー[カイロ・レン]

  • ドーナル・グリーソン[ハックス将軍]

  • グウェンドリン・クリスティー[キャプテン・ファズマ]

  • ハリソン・フォード[ハン・ソロ]

  • キャリー・フィッシャー[レイア・オーガナ]

  • アンソニー・ダニエルズ[C-3PO]

  • ピーター・メイヒュー[チューバッカ]

  • ルピタ・ニョンゴ[マズ・カナタ]
  • マーク・ハミル[ルーク・スカイウォーカー]
  • アンディ・サーキス[最高指導者スノーク]
  • マックス・フォン・シドー[ロア・サン・テッカ]

【公開日(日本)】2015年12月18日
【上映時間】136分
【配給】ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
【映倫区分】G
【前作】スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
【次作】スター・ウォーズ/最後のジェダイ
【IMDB】8.0/10.0  (およそ710,000人の評価)

【あらすじ】

伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーがいずこかへと姿を消し、帝国軍の残党「ファースト・オーダー」が台頭。レイア・オーガナ率いるレジスタンスが抵抗運動を続けているが、銀河には再び暗雲が立ち込めていた。砂漠の惑星ジャクーで廃品回収をしながらひとり暮らしていたレイは、ある日、砂漠をさまよっていたドロイドのBB-8と出会う。BB-8は、レジスタンスがようやくつかんだルーク・スカイウォーカーの手がかりを託されており、ファースト・オーダーに狙われていた。レイは、ファースト・オーダーを脱走してきたストームトルーパーのフィンと協力しながら、BB-8を連れて逃走し、その過程でかつてルークとともに戦ったハン・ソロと出会うが……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレないよ!)】

☆3.8/5.0

スターウォーズ新章!女性と黒人をメインキャラに持ってくるところが今の時代!って感じですね~。

ディズニーが買収した後の作品だからなのかどうかは分かりませんが、とにかくキャッチ―でエンタメ感がアップしていて古くからのスタウォファンがどう思うかはともかく、過去作より親しみやすく観やすい作品になっていた印象があります。

旧作へのオマージュ

自分はあんまり気付くことが出来なかったんですけども例えばカイロ・レンがハン・ソロと対峙するシーンの場所(宇宙船内?足元に大きな闇が広がる通気口のような場所に渡された通路の上)、かつてダースベーダーとルークの二人も同じような場所で対峙してませんでしたか!?多分、狙ってのことだと思うんですが、旧作ファンのためのオマージュも色々と盛り込まれていたんだと思います!

 

さらに、今作で登場するキャラクターもそれぞれ、魅力あるキャラがそろっています!

新ドロイドの「BB-8」とかめっちゃくちゃ可愛いです。転がってるのに頭が取れないところにもテクノロジーを感じますねー!フィンとの秘密を守って「親指を立てるサイン」をするシーンなんか劇場で笑いが起きていました(笑)

それからちびぞう一押しキャラの、

カイロ・レンの魅力!!

ほんとね・・・私こういうキャラクターに弱いんですよ。
未完成で歪みのある残念なイケメンというか・・・(笑)近しい雰囲気を持ったキャラだと、『アベンジャーズ』にも登場する『マイティ・ソー』シリーズのロキちゃんがいますね。家族に対する憎しみを抱ききれてない感じとか、情緒不安定で癇癪持ち、中身が幼い感じとか・・・若干キャラ被りしてます!

もう本当、いちいちキレて設備を破壊しちゃうところとか、可愛くて可愛くて(*;ω;*)

闇落ちしているという点ではアナキンも一緒ですけども、アナキンにはハマらなかったんですよね・・・(むしろイライラしてしまった)不思議。

とにかくドツボでした・・・。今後の彼に非常に期待です。

ハルクとソーが大暴れ!映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』感想

次作への引きもばっちり

新キャラと旧キャラを上手いこと交えて新スターウォーズは新規ファンも歓迎するよ!という優しさを感じた今作。

ハンソロやルーク、レイアなどの存在は「伝説」として描かれていて、特にルークの存在は物語の大きなキー。伝説を基盤にした上で新人さんが大活躍する!という演出は新旧ファンどちらも楽しめる内容になっていたのではないかな、と。

そして引っ張りまくったルークがラストのラストで満を持して登場。
次作への期待感高まる引きもお見事!でした(*’ω’*)

 


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ゴジラ初の長編アニメ映画『GODZILLA 怪獣惑星』ネタバレ&感想

二十世紀最後の夏。
その日人類は、地球という惑星の支配者が自分たちだけではないと知った―――

まさかの、ゴジラ初の長編アニメ化!!!!です!!!
しかもCGアニメーーー!!コケそうで怖い!!

どうもちびぞうです!

そう思っていた・・・んですが、劇場で何度も予告編を見ていたら「お、面白そう・・・」となって、うっかり劇場に足を運んでしまいました。声優陣も豪華なのでそっち方面でもお客さんが集まりそうですね~。

小野D(小野大輔さん)好きなんですが、観てみるまで出ている事を知りませんでした(笑)

ちなみにパンフはこんな感じ。

マットでテカりのある紙に、ツルツルゴジラが印刷されています。横開き!50Pで税抜き787円。ちょっぴりお得感ありますね!
個人的にすごい!!!と思ったのは、劇中に出てくる論文「ゴジラ完全殲滅の可能性と新戦術について」がパンフの中に織り込まれていることです(笑)

どなたが書いたのか載ってませんが、綿密に考えられているんだなぁと・・・(内容は全く理解できませんが)(笑)

劇場の入り口では、入場者特典のゴジ消し(消しゴムの機能はないらしい/笑)も一人一つ、配られていましたー。

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】静野孔文、瀬下寛之
【ストーリー原案/脚本】虚淵玄(ニトロプラス)
【シリーズ構成】虚淵玄(ニトロプラス)、村井さだゆき
【副監督】森田宏幸
【キャラクターデザイン原案】コザキユースケ
【造形監督】片塰満則
【コンセプトアート】川田英治
【演出】吉平”Tady”直弘
【プロダクションデザイン】田中直哉、フェルディナンド・パトゥリ
【CGキャラクターデザイン】森山佑樹
【美術監督】渋谷幸弘
【色彩設計】野地弘納
【音響監督】本山哲
【音楽】服部隆之
【主題歌】XAI – “WHITE OUT”
【出演([]内は役名)】

  • 宮野真守[ハルオ・サカキ]

  • 櫻井孝宏[メトフィエス]

  • 花澤香菜[ユウコ・タニ]

  • 杉田智和[マーティン・ラッザリ]

  • 梶裕貴[アダム・ビンデバルト]

  • 諏訪部順一[ムルエル・ガルグ]

  • 小野大輔[エリオット・リーランド]

  • 三宅健太[リルエル・ベルべ]

  • 堀内賢雄[ウンベルト・モーリ]

  • 中井和哉[ハルエル・ドルド]

  • 山路和弘[エンダルフ]

  • 山本兼平[タケシ・J・ハマモト]
  • 高橋伸也[ジャック・オサリバン]
  • 堀越富三郎[ダイチ・タニ]
  • 柳田淳一[マルコ・ジオーネ]
  • 石谷春貴[ジョシュ・エマーソン]
  • 須嵜 成幸[ベンジャミン・スミス]
  • 浜崎奈々[女性レポーター]
  • 菅原雅芳[男性レポーター]
  • 内野孝聡[男性キャスター]
  • 小松奈生子[管制官]
  • 洲崎綾[管制官]
  • 各務立基[老人]
  • 平ますみ[老人]
  • 鷄冠井美智子[揚陸艇操縦士]
  • 渡辺はるか[揚陸艇操縦士]
  • 濱野大輝[ホバー操縦士]
  • 小澤亜季[ミアナ]

【公開日(日本)】2017年11月17日
【上映時間】89分
【配給】 東宝映像事業部
【映倫区分】G
【次作】『GODZILLA 決戦機動増殖都市』
【IMDB】7.2/10.0  (およそ55人の評価)

【あらすじ】

20世紀末、巨大生物「怪獣」とそれを凌駕する究極の存在「ゴジラ」が突如として地球に現われた。人類は半世紀にわたる戦いの末に地球脱出を計画し、人工知能により選ばれた人々だけが移民船で旅立つが、たどり着いた星は人類が生存できる環境ではなかった。移民の可能性を閉ざされた船内では、両親の命を奪ったゴジラへの復讐に燃える青年ハルオを中心とする「地球帰還派」が主流となり、危険な長距離亜空間航行を決断。しかし帰還した地球では既に2万年もの歳月が流れており、ゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレもしてるよ!)】

☆3.7/5.0

ふっつーーーーーに!!!面白い!!!

まず、脚本の虚淵さんと言えば鬱な話を書く人・・・というイメージあるんですが、期待を裏切らない話の展開でしたねー。

ストーリー的には、人類は一度ゴジラから逃げ出し宇宙へ行って、20数年経った頃にゴジラを倒すための論文が書かれ「勝機があるかも?」と思って地球へ戻る。というシンプルなもの。
もちろん宇宙で暮らせる星とかも探していたんですが、それを見つける前に人類は宇宙船での暮らしに疲弊しきっていて、いつ食料と酸素が尽きてしまうか・・・という不安と戦う日々。なので、勝機があるのであれば地球へ戻り、ゴジラを駆逐して自分たちの故郷を取り戻そう!と奮起する・・・という”最後の賭け”とも言える戦いに身を投じるわけなんですね。

そして何万光年と離れている場所からワープして地球へ帰るので、人類的には20数年の時間しか経っていないのに地球的には2万年近い時間が経過している・・・という。実はここが物語のミソ。

ゴジラを倒す作戦はこう。

実はゴジラはATフィールドのような防護壁を体の表面に出していて、攻撃がほとんど効かないんです。
しかし主人公のハルオくんが発見したのは、この防護壁も完ぺきではなく、100万分の1?秒(だったかな?)くらいの時間、微細な乱れが生じているという部分。この、乱れの部分を計算しそこに攻撃を当てることで防護壁を破壊、攻撃が当たるようになったら総攻撃をしかけよう!みたいな、簡単に言えばこんな感じ。

この倒す途中の感じは「まずは背びれを破壊してから・・・肉質を柔らかくして・・・」って感じでモンハン見てるみたいでしたね(笑)

そして見事に

もちろん、仲間の犠牲も出しつつですがなんとか倒す!!

しかし・・・、ホッとしたのもつかの間・・・今度はさっきのゴジラのはるかにデカい個体が地下から現れる・・・!!!
ここがどんでん返りポイント(笑)そして鬱・絶望ポイントでもあります。

なんと、二万年も経つ間にゴジラは、息絶えるどころか更なる進化を遂げていた!!!ということみたいです!!!

今までのゴジラの咆哮とは比べ物にならない、真ゴジラの咆哮にブルルと身が振るえてしまいました!!(笑)

今倒したやつ、まさかの子ども!?十分強かったのに!?あーこれ全員死んだわ・・・せっかく仲間もたくさん犠牲になったのに・・・という絶望感、そしてそこでエンドクレジット。

うーんたまらん!!

最高にカッコよかった

最高にカッコよかったのは、小野大輔さん演じるエリオット・リーランド隊長!!
一緒に観た友人が「エルヴィン(進撃の巨人の団長)そのものじゃん」と言っていて、声も一緒だし
完全にキャラ被りしてますが(笑)とにかくカッコいい。

地球に降り立ってみたはいいものの、生態系が大きく変化していて、植物ですら肌が切れるくらい鋭い葉を持つようになっているし、さらにゴジラの亜種みたいな鳥も襲ってくるしで”想定していたより遥かに危険な状況”だった。
そこで撤退命令を出すエリオット隊長。「ゴジラはもういい、出来るだけ多くの人員を宇宙船へと帰すんだ!退避退避ーーー!!!」と一生懸命な隊長。
しかしハルオくんは何が何でもゴジラを倒したい、無理な特攻とかもしちゃう。
戸惑う隊員へ向かって銃を向け「従わないなら降りろ」と命令するエリオット隊長。

自分の命欲しさに隊員を降ろすなんてなんて非道なやつ!!!

・・・と。思いきや!!!!!

エリオット隊長、自らの命を賭してゴジラの防護壁破壊のためにつっこんだ・・・!!(だから隊員を降ろして自分一人になったのね・・・)

あれはずるい。かっこよすぎます。しかも小野D。私得すぎる。

残念ポイント

これ、三部作だと知らずに観に行ったんですが、エンドロール後に2作目の予告が出ます。

それを見てガッカリ・・・。

まさか続編ありきだったとは・・・。二万年後の地球に降り立った時に人影?のようなものが見えてそれが伏線にもなっていたんです、が・・・個人的には微妙。

虚淵さんらしい絶望の終わり方、ゴジラの無敵感。さいこう。と思っていただけに、続いてしまうことがとっても残念でしたね・・・。

まとめ

続編があるのが残念、と思いつつCGアニメにしてはかなり映像も綺麗でしたし抵抗なく観れたので、おそらく2も劇場に足を運んでしまうでしょう・・・。

この監督、ゴジラ作品は一つも観てない状況で監督を依頼されたようですが(一回はそれを理由に断ったらしい)、ゴジラファンが観るとどういう感想になるのか非常に気になります。
シン・ゴジラよりは評価が下がりますが、それでもかなり面白かった部類だと思うんですよね~・・・私は。

 

 


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さ行

実写版映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(前編)』ネタバレ&感想

この世界は、残酷か。

よくぞこの作品を実写化したなぁ・・・というのが第一印象。

この映画を観た2015年の段階では、原作は12巻(エレン奪還作戦)まで、アニメとアニメ映画は観賞済という状況でした。

脚本に映画評論家の町山智浩さんが参加ということで、当時大変話題になりましたね~。

パンフレットはこんな感じ。

ちょっと分かりにくいですがメタリックな表紙の加工になっています。A4サイズっぽい大きさ。42ページで税抜き662円。まぁまぁなお値段。

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】樋口真嗣
【脚本】渡辺雄介、町山智浩
【原作】諌山創
【特撮監督】尾上克郎
【音楽】鷺巣詩郎
【撮影】江原祥二(J.S.C)
【照明】杉本崇
【美術】清水剛
【録音・整音】中村淳
【録音】田中博信
【扮装統括】柘植伊佐夫
【特撮美術】三池敏夫
【特殊造形プロデューサー】西村善廣
【スタントコーディネーター】田淵景也
【編集】石田雄介
【テクニカルプロデューサー】大屋哲男
【VFXスーパーバイザー】佐藤敦紀、ツジノミナミ
【音響効果】柴崎憲治(J.S.A)
【主題歌】SEKAI NO OWARI – “ANTI-HERO”
【出演([]内は役名)】

  • 三浦春馬[エレン]

  • 長谷川博己[シキシマ]

  • 水原希子[ミカサ]

  • 本郷奏多[アルミン]

  • 三浦貴大[ジャン]

  • 桜庭ななみ[サシャ]

  • 松尾諭[サンナギ]

  • 渡部秀[フクシ]

  • 水崎綾女[ヒアナ]

  • 武田梨奈[リル]

  • 国村淳[クバル]

  • 石原さとみ[ハンジ]

  • ピエール瀧[ソウダ]

【公開日(日本)】2015年8月1日
【上映時間】98分
【配給】東宝
【映倫区分】PG12
【次作】実写版映画『進撃の巨人 エンド オブ ザ ワールド(後編)』ネタバレ&感想
【IMDB】5.1/10.0  (およそ10,000人の評価)

【あらすじ】

100年以上前、突如現れた巨人たちに人類の大半が捕食され、文明は崩壊。生き延びた人々は巨大な壁を三重に築き、その中で暮らしていた。壁に守られた安寧とした生活に苛立ちを覚えるエレンは、まだ見ぬ外の世界を夢見ていたが、ある時、そんなエレンの目の前に人類の想定を超える超大型巨人が出現。壁の一部を破壊し、そこから巨人たちが町になだれ込んでくる。次々と巨人が人間を食らう地獄をからくも生き延びたエレンは、2年後、対巨人兵器の立体機動装置で武装した調査兵団の一員になっていた。調査兵団は壊された壁の修復作戦を決行するが……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレもあるよ!)】

☆2.0/5.0

わりと長い前置き

感想というか・・・なので全然飛ばしていただいて構いません(笑)

 

まず最初に。実写化に対する文句とかはもうどうでもいい
人気が出れば実写化するのが当たり前になってきているし(低迷し続ける日本映画界で、世界に注目してもらうにはMANGAの力に頼るしかない部分があるのは仕方ないしむしろOTAKU文化は武器にすべきと思う)、中には成功してるものあるしね!!!

今作が実写になると知ってからずっと敬遠していたんですが(予告編観ればキャラ改変は一目瞭然だし嫌な予感しかしてなかった)じわじわと届く前情報は
「海外で大絶賛!」
「試写会後、炎上。原作ファンぶち切れ」
「中には意外に高評価な人も」
と、二転三転!!

本当のところはどうなの?と気になりまくってしまい、気付けば町山さん(脚本を担当する一人で、映画評論家)のラジオを聴いていた・・・。

「この映画は絶対に勝ち目のない戦いに挑む話。だから作る側もそうじゃなきゃおかしい(つまり叩かれる覚悟の上で挑んでる)」

この言葉を聞いて、本当だよなぁうまくやったってどうせ叩かれるのにそこに挑むのはまさに進撃の巨人状態だよな・・・と妙に胸を打たれ「その心意気を観に行こう!たとえ原作と全く違ったとしても!!」と劇場での観賞を決めました。

前置き終わりようやく感想(辛口)

結論から言えば、大体が中途半端!!!

良かった点を悪かった点が遥かに上回り、面白さを消してしまっていました。

結局ガッカリさせられたし、人目に付くところ(ラジオ)でファンも多い評論家が自分の作品の評価を底上げするため誘導しているようにも思えてしまい、鑑賞前に聞いた町山さんの熱弁に引いてしまいすらした。(この人は出来あがったものを冷静に見れているのだろうか)
作り手も叩かれるの覚悟で命かけて挑んだって言うなら、原作と違いがあってもそれなりに観れるものになってなければカッコ悪いじゃないですか・・・。

結局これって炎上商法なんですよね。
メンバー全員違う名前にして、漫画とは全く違うものにしても良かったのに、中途半端に主要人物の名前を使ったのは、叩かれたくてやった、そんな風にしか・・・。
私、乗せられてしまった。そう思うしかない。

とりあえず、良かった点と悪かった点を箇条書きにしていきます!
(私も命かけて引かれる覚悟で本音書くよ!)

*良かったところ

  • 超大型巨人出現→巨人群襲い来る!シーンの地獄絵図っぷり。
    巨人の怖さは原作よりもアニメよりもこちらが圧倒的に上。最恐。あまりの恐ろしさに感動して涙が滲みさえした。これは期待出来るぞ!!そんな風に思えた序盤の神体験
  • リヴァイさんがいなかったところ
    進撃の巨人でおそらく最強の人気を誇るリヴァイさんは登場せず、代わりに長谷川博己さん演じる「シキシマ」というキャラがリヴァイさんのポジションのキャラとして登場しています。理由はどうあれ、実写化が難しいと判断したら潔くキャラを削除する。この姿勢いいよね。だってリヴァイさんほどの人気キャラ、誰かが演じるとか無理だと思う。絶対に叩かれますもん。
    むしろ全員削除しても良かったんですよ!!!

*悪かったところ

  • キャラ設定の弱さ、中途半端さ
    序盤に主要メンバーの絆の深さが描かれていないため、静かにしなきゃダメって言われてるのに絶叫しちゃうほどキレたり、アルミンのために自分から巨人の口の中に突撃するエレンの心情や、後半、巨人の正体がエレンだという事に気付けるミカサなどなど・・・彼らの行動理由に全く理解が及ばない。
  • アニメ調演技の役者映画調演技の役者が入り混じってて全体の統一感にも欠けてる。
  • それからシキシマさんは一体何がしたい人なのか、読めない。
    女自慢して高みの見物して余裕っぷり見せてるけど貴方の凄さ全然伝わってきてません!!逆に噛ませ犬っぽさが出まくってる!「お邪魔したかな?」とか言いながらダイレクトにリンゴ投げてきてるじゃん!かまってちゃんか!もっと人類最強、というところを見せつけて欲しかったですね。
  • 立体起動装置が遅い(色んな意味で)
    飛ぶ速度が遅く感じてしまい爽快感ゼロ。これはアニメと比べてしまっているかも。あと使い出すのも遅い。絶望的な状況で勝ち目のない戦いに挑むんだから出し惜しみせず使わなきゃ何のための立体起動装置よ?ってなりませんか。ちゃんと「まだ使えない」理由とかが明示されてれば良かったんだけど。
  • エロシーンも中途半端
    伏線でもないなら特に描かなくても良いようなぬるい濡れ場を挟む時点でB級ホラーのお約束か!?と思うほど安っぽさが出てしまってる・・・。どうせやるなら死んだ彼氏の上に跨り腰降って喘ぐ女団員、くらいのエグさでお願いしますよ!!絶望の世界なんでしょ!ここ(私に)引くとこね!!
  • 巨人がただの人
    迫力満点だけど、大きな人にしか見えないんだよなぁ。顔、どうにか出来なかったのかなぁ。ああいう恐怖の集団って、ゾンビと同じで没個性していることがモンスターとしての魅力だと思う。たくさんいるけどどれも同じような感じで印象に残らない。無個性の不気味さ。それなのに、どうも見たことあるような顔してるやつもいて、恐怖感が削がれてしまう。巨人群に目立つ奴がいたら個性を持ってる巨人の異端さが際立たなくなってしまうしね。
  • 巨人に慣れたら次は眠さとの戦い
    良かったところを二か所しか挙げてないのでお分かりかと思いますが、巨人の怖さに慣れると後半とにかく退屈で・・・寝落ちしそうになるのをこらえるので必死でした。時間稼ぎをしているかのようなグダついた展開が多くて後半の巨人VS巨人のところでも完全覚醒には至らず・・・。多分、時間配分がおかしいのでは。前半、メイン三人の関係性を描く時間をもっと割いてくれてれば、ドラマとしても面白くなったかもしれないですね。

まとめ

序盤にかなり期待させられて興奮したせいで、観終わった後のガッカリ感も大きかったです。出来るだけ原作と切り離して観てみたつもりだったけどやっぱり難しい。

とりあえず、作り手が頑張ってるのはどこの国の映画でも同じはずなんだから、やっぱり作り手の苦労まで加味して面白さに影響が出てはいけないなと思いましたね。


後半のエンドオブザワールドについての鑑賞は・・・
今作では光る部分があった。し、圧倒されて涙を滲ませ感動した自分もいた。
まだ物語の途中なんだし、後編を観て評価がガラリと変わる可能性も否めない。結局劇場で観ちゃうかもしれない。と、悩んでいました。

結局劇場で観ました(笑)

後編についてもそのうち記事を上げると思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました!

 

 


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は行

世紀の対決!『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』ネタバレ&感想

―――夢の中で、光に導かれた。美しいまぼろしだった。

あぁー!!これは『ジャスティス・リーグ』を観る前に鑑賞しとくべきだったー!!!となるやつ!どうもちびぞうです!

ちなみに吹き替えで鑑賞しました!

流れとしては、

マン・オブ・スティール』→『本作』→『スーサイドスクワッド』→『ワンダーウーマン』→『ジャスティスリーグ』

という感じですが、赤字だけでも押さえておくと『ジャスティスリーグ』が楽しめると思いますね!

私は今作を観ずに『ジャスティスリーグ』を観てしまったので、ちょっぴり後悔しました・・・。

→関連記事

バットマン主催のヒーロー祭り!映画『ジャスティスリーグ』ネタバレ&感想

公式サイトはこちら。

【映画情報】

【原題】Batman v Superman: Dawn of Justice
【制作国】アメリカ
【監督】ザック・スナイダー
【脚本】クリス・テリオ、デビッド・S・ゴイヤー
【原案】ザック・スナイダー、デヴィッド・S・ゴイヤー
【原作】DCコミックス
【製作】チャールズ・ローベン、デボラ・スナイダー
【製作総指揮】クリストファー・ノーラン、エマ・トーマス、ウェスリー・カラー、ジェフ・ジョンズ、デビッド・S・ゴイヤー
【共同製作】ジム・ロウ、グレゴー・ウィルソン、カーティス・カネモト
【スーパーマン考案】ジェリー・シーゲル、ジョー・シャスター
【バットマン考案】ボブ・ケイン、ビル・フィンガー
【撮影】ラリー・フォン
【美術】パトリック・タトポロス
【衣装】マイケル・ウィルキンソン
【編集】デビッド・ブレナー
【音楽】ハンス・ジマー、ジャンキー・XL
【視覚効果監修】ジョン・“DJ”・デジャルダン
【出演([]内は役名)】

  • ベン・アフレック[ブルース・ウェイン/バットマン]
  • ヘンリー・カビル[クラーク・ケント/スーパーマン]
  • エイミー・アダムス[ロイス・レイン]
  • ジェシー・アイゼンバーグ[レックス・ルーサー]
  • ダイアン・レイン[マーサ・ケント]
  • ローレンス・フィッシュバーン[ベリー・ホワイト]
  • ジェレミー・アイアンズ[アルフレッド]
  • ホリー・ハンター[フィンチ議員]
  • ガル・ガドット[ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン]
  • TAO Okamoto[マーシー・グレイブス]
  • スクート・マクネイリー[ウォレス・キーフ]
  • カラン・マルベイ[アナトリ・クナイゼフ]
  • ローレン・コーハン[マーサ・ウェイン]
  • マイケル・シャノン[ゾッド将軍]
  • リプリー・ソーボ[セージ]
  • レベッカ・ブラー[ジョニー]
  • ハリー・レニックス[スワンウィック]
  • ケビン・コスナー[ジョナサン・ケント]
  • レイ・フィッシャー[サイボーグ]
  • エズラ・ミラー[ザ・フラッシュ]
  • ジェイソン・モモア[アクアマン]

【公開日(日本)】2016年3月25日
【上映時間】152分
【配給】ワーナーブラザース映画
【映倫区分】G
【前作】マンオブスティール
【次作】スーサイド・スクワッド
【IMDB】6.6/10.0  (およそ512,100人の評価)

【あらすじ】

バットマン(ベン・アフレック)は、両親の殺害現場を目撃したという過去のトラウマから犯罪者一掃に力を注ぎ、一方超人的能力を持つスーパーマン(ヘンリー・カヴィル)は、その力を人類のために惜しみなく使ってきた。だが、その破壊力の強大さゆえに、スーパーマンは人々からバッシングを受けるようになり……。【引用元:シネマトゥデイ

【感想(ネタバレ)あり】

☆2.3/5.0

思ったより面白くなかったやつ・・・。

というか、ツッコミどころが満載!!!!

なのでそういう意味ではものすごく楽しい映画にはなっています(笑)

オープニング映像のカッコよさ

ザック・スナイダー監督のファンとしては、映像に関して贔屓目に見てしまう部分もありますが・・・!いいよね!好きなんだもの!

オープニング、ブルース(バットマン)が子どものころに両親を強盗に殺され、そしてお葬式をする・・・というシーン。
お葬式から逃げ出したブルースは森の中を駆ける・・・そして自然洞窟?に落ちてしまう。しかしそこで、大量に羽ばたく蝙蝠達がブルースの周りを円を描くように飛び上がると、ブルースの体も洞窟の天井に開いた光の穴へと戻るように飛び上がっていく・・・。

これはブルースの過去を見る夢の映像なんですけど、すごく神秘的でスナイダーさんお得意のくすんだ色合いの画面、そしてスローモーションがとってもクール!

ファンにはたまらないですね~~~~~

ジェシー・アイゼンバーグが出演している!

なんというか・・・マーベルファンとしてはDCに取られてしまった感!(笑)
それにしてもアイゼンバーグさんは本当に最近人気ですね・・・イイ俳優だからなぁ・・・。

彼の演じるレックス・ルーサーというキャラクターは今作のヴィランというか悪役なんですが、彼の目的は自分の会社で犯罪や悪の宇宙人に対する抑止力になるようなスーパー武器(宇宙船から採ったエメラルドの放射線物質を使う)を作ること。
そのためには世の中のメタヒューマン(ヒーロー的な能力を持った人)が邪魔!だからスーパーマンとバットマンが戦い合って相討ちさせよう!と裏でこっそり画策する役なんですね。
彼の、パーティでのスピーチの下手さ加減が「経営者」としては才能があまりなく、父親の七光りで社長になっている・・・というところが透けて見えていました。サイコパスが権力を持つと恐ろしい!と思いつつ

彼が「ヒーローは万人を助けることなんて出来ない!親父が僕を殴っていた時、誰も助けに来なかったからだ!」とスーパーマンに言うシーンが切なくて・・・。あー彼にもこうなった事情があるのか!とうっすら見えてくると、とても深みのあるキャラなのかな・・・という気持ちにもなってきます。

スーパーマンを否定する人たちの感覚は「神は助けてくれない」と嘆く人たちに似ていますね。なのでこの世界ではスーパーマン=神という構図なのかな、と感じるシーンでもありました。

でもアイゼンバーグさんの丸刈りは嫌だぁああああ・・・!!

ワンダーウーマンという救い

とっても個性的な背中がガッパーと開いたドレスを3、4着披露してくれます!相変わらずお美しい!!

そして、今作では彼女は戦わないのかなぁ・・・と諦めかけたところでの

ワンダーウーマン登場!!!

多分ここでかなりテンションが上がった方は多いはず!
そして元々ダイアナがワンダーウーマンだという事を認識してない人(ワンダーウーマンから観てない人)も「この女性もヒーローなんだ!素敵!」と一目惚れしてしまうこと間違いなし!!

じらしてじらして~満を持してのヒーローコスチュームの登場、そして戦いのシーンは本当に素敵で、この映画の中で一番の盛り上がりは彼女がかっさらって行ったと言っても過言ではないでしょう・・・(笑)

ツッコミどころまとめ

  • とにかく時間が長い、脚本がややこしい
    ものすごく長い。話の流れはシンプルなのに、とっても話がややこしく分かりにくく感じてしまう。
  • とにかく夢オチが多い
    三回以上は夢オチあります。何かあるたびに「こ、これも夢オチかな・・・?」と思ってしまう!(笑)
  • バットマンがスーパーマンを倒そう!と決める理由が無理やりっぽい。
    ルーサーが裏で手を回していてスーパーマンと敵対するようになる、という流れは分かるんですけど、バットマンがスーパーマンを倒してやるぜ!!!とまるで親を殺されたかのように憎んでる風なのがいまいちわからない。「あぁー!これは倒したくなっても仕方ないよね!」という明確な理由があまりないように思えました。
  • 24時間警備体制で守られるロイス・レインたん
    アフリカだろうと、レックスコープの屋上だろうと、瓦礫の下の水の中だろうと、ロイスがピンチになると最優先でやってくるスーパーマン(笑)あまりに完璧な警備体制に笑ってしまうう(笑)
    だって!激しい戦闘のさなかでも、ロイスが瓦礫を叩く音を聞き分けるんですもん!彼女のための専用装置としか思えないぃぃ
    あと、戦闘中にイチャつかないで!!
  • 湯船の中に靴のまま入らないで!!
    「助けてくれるのは嬉しいけどそのせいで犠牲も出てる。私たちの関係は限界なのかも」と言うロイスの入ってるバスタブに服も脱がずに靴のまま入るクラーク!!
    き、きたないよ・・・
    と思ってしまいました(笑)しかもその後イチャイチャしてロイスの話を誤魔化してるし(笑)
  • スーパーマンの衣装のまま合衆国会議に現れる
    シュールで笑ってしまいました(笑)
  • まさかの母親の名前が同じだった問題
    これが一番ツッコミを入れた部分なんですけども(笑)めちゃ笑いました。
    バットマンがスーパーマンを倒そうとする理由も不明瞭なうえ、それを止める理由もまさかの母親の名前が一緒だったという・・・(笑)その偶然なかったらどうするのこの映画!!!!
  • エメラルドの放射線物質最強じゃん
    数いるヒーローのうち、スーパーマンの強さはチート級。しかしそんな彼もエメラルドの放射線物質とやらで作ったガスを吸っただけで普通の人間のように弱ってしまう・・・。まぁ、完璧超人よりは何か弱点があった方が楽しいんですけど、しかし弱くなる度合いがまたすさまじい・・・
  • エンドロール後の映像もない・・・
    期待してた人、特に映画館で観た人はがっかりでしょうね。私はいつもエンドロールは最後まで観る派なので別になくても良かったですが。ちょっとだけ、ないのかー。と思いまいした。

嬉しかった台詞たち

吹き替えならではのものもあると思うんですが

マイクの調節をするアルフレッドが
「バスガス爆発」を連呼してたのが可愛かったです。

「ピエロ姿の異常者に悩まされた過去がある」
これは、過去のバットマンのシリーズもきちんと世界観として引き継がれている感じがして嬉しかった台詞。

「かかとを3回鳴らしてカンザスに帰ったか」
ロイスの上司が言った台詞ですが、これは「オズの魔法使い」のオマージュですよね。思わずニヤり。

 

めっちゃ長くなってしまったのでまとめはなし!

ツッコミどころ満載で、あまり面白い!と手放しで褒められるような感じでもないので『ジャスティスリーグ』を観るなら観るべき作品。と言った感じでした。まる。

 

 


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バットマン主催のヒーロー祭り!映画『ジャスティスリーグ』ネタバレ&感想

「ペット・セメタリ―だ!」

アメコミ界の人気を二分する、マーベルとDCコミック。

マーベルの『アベンジャーズ』と同じく、ヒーロー大集合のお祭り映画大作!!として遂に『ジャスティスリーグ』がやってきましたー!!

私はDCよりマーベル派なんですが(原作には詳しくないのです)、DCコミックの映画も好きなものがあります!!!

2009年の『ウォッチメン』!!!偶然にも、今作と同じザック・スナイダー監督作品なんですよねー(*’ω’*)

ザック・スナイダー監督の映画だと他には(DCではないですが)『300(スリーハンドレッド)』『エンジェル・ウォーズ』なんかも好きな私です。

なので普段はスーパーマンやバットマンにあまり食指が動かない私も、前作に当たるガル・ガドット主演の『ワンダーウーマン』が面白かった事もあって「これは是非劇場で観ねば!!」となった次第。

→関連「DCの新女性ヒーロー!映画『ワンダーウーマン』感想(ネタバレなし)

それと、『少年は残酷な弓を射る』で若手俳優の中で注目の一番株になったエズラ・ミラー君が”ザ・フラッシュ”として出演しているのですよーーーーーー!!

観るしかないよね!!!スクリーンでね!!!

というわけでパンフはこんな感じ。

なんですかこの表紙めっちゃカッコいい。原題横文字ずるい。裏はこう。

キャストに名前はあるものの、スーパーマンの姿はないですね。

A4サイズくらい、46Pで税抜き760円。まぁまぁ普通。ジャスティスリーグ史、ということでそれぞれのヒーローだけでなく、DCフィルムズ・ユニバースに登場するキャラクターの解説なども載っていて読み応えばっちり。

【映画情報】

【原題】Justice League
【制作国】アメリカ
【監督】ザック・スナイダー
【原案】クリス・テリオ
【脚本】クリス・テリオ、ジョス・ウェドン
【製作】ジェフ・ジョンズ.p.g.a、チャールズ・ローブン.p.g.a.、デボラ・スナイダー.p.g.a.、ジョン・バーグ.p.g.a.
【製作総指揮】クリス・テリオ、カーティス・カネモト、クリストファー・ノーラン、ダニエル・S・カミンスキー、エマ・トーマス、ジム・ロウ、ウェスリー・カラー、
【編集】リチャード・ピアソン,ACE、マーティン・ウォルシュ,ACE、デビッド・ブレナー,ACE
【撮影】ファビアン・ワグナー,BSC
【衣装】マイケル・ウィルキンソン
【美術】パトリック・タトポロス
【視覚効果監修】ジョン・”DJ”・デジャルダン
【音楽】ダニー・エルフマン
【出演([]内は役名)】

  • ベン・アフレック[バットマン/ブルース・ウェイン]

  • ガル・ガドット[ワンダーウーマン/ダイアナ・プリンス]

  • エズラ・ミラー[フラッシュ/バリーアレン]

  • ジェイソン・モモア[アクアマン/アーサー・カリー]

  • レイ・フィッシャー[サイボーグ/ビクター・ストーン]

  • ヘンリー・カビル[スーパーマン/クラーク・ケント]
  • エイミー・アダムス[ロイス・レイン]
  • ジェレミー・アイアンズ[アルフレッド]
  • ダイアン・レイン[マーサ・ケント]
  • コニー・ニールセン[ヒッポリタ女王]
  • J.K.シモンズ[ゴードン市警本部長]
  • アンバー・ハード[メラ]
  • キアラン・ハインズ[ステッペンウルフ]

【公開日(日本)】2017年11月23日
【上映時間】120分
【配給】ワーナー・ブラザース映画
【前作】DCの新女性ヒーロー!映画『ワンダーウーマン』感想(ネタバレなし)
【IMDB】7.2/10.0  (およそ124,200人の評価)

【あらすじ】

「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で描かれた、自らの命を賭して地球の危機を救ったスーパーマンの行動によって、人類への信頼を取り戻したバットマンが、迫りくる強大な敵に立ち向かうため、ワンダーウーマンとともに新たな仲間を探していく。そうして集まったのは、バットマン、ワンダーウーマンに加え、アクアマン、サイボーグ、フラッシュという、いずれも一筋縄ではいかない個性の強い超人たち。バットマンは彼らをまとめあげ、地球崩壊の危機に立ち向かわなければならないが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.5/5.0

今は多分、バットマンやスーパーマンを差し置いて人気を獲得しているっぽいワンダーウーマン(ガル・ガドット)の魅力は色んなところで語られまくっているのでここは割愛しましょう!!

前作、ワンダーウーマンが満足したよ、面白かったよ、彼女が美しくてカッコよくて可愛くて最高だったよ!という人には確実に気に入ってもらえることは間違いないと思います!

ちびぞうのお墨付き!(?)

まずはフラッシュくんについて

語らせて頂きたい!!!

エズラ・ミラー!!!!可愛い!!!!!!!最高!!!!目を付けててよかった!!!!(笑)

いやぁ、ありますよね。この子良いなって人が大作映画に出るようになるとニヤニヤしちゃうやつ。

彼の演技に大満足。

ちなみにドラマ版の「フラッシュ」は未見ですが問題なく楽しめました。

フラッシュとお父さんのやりとりもホロリとして良いし、彼の小気味よい軽口キャラも良かった。「ペット・セメタリ―だ!」と叫ぶシーンが愛しすぎます(笑)

アクションとしては、ザック・スナイダーさんお得意のスローモーションを駆使したアクションを映えらせるキャラとして、なくてはならない存在だな。と思いました。

しかし!!

エックスメンに登場するクイックシルバー(フラッシュと同じく超速キャラ)を愛している私としては・・・どうしてもキャラ被りが気になる。

速さを売りにしているキャラはそれだけでかなり強くなってしまうので、その人そのものの戦闘能力は低くしないといけないのかな・・・というのは何となく分からなくもないんですが。

やっぱり、『X-MEN: フューチャー&パスト』で魅せられたクイックシルバーのスローモーションシーンのカッコ良さには届いてない感じがして・・・残念でした。(いや、クイックシルバーよりカッコいいシーンがあったらそれはそれで複雑な気持ちになるけど!わがまま!)

フラッシュはクイックシルバーと違い、雷を発生させる、という能力もあるので、そこを上手いこと使って今後も住み分けさせてあげられるといいな。

フラッシュがいいなと思ったらぜひ!エックスメンも観てみようね!

物語について

これ系の映画を観てる人からしたらお馴染み過ぎるやつです。

「強すぎるパワー(本作では3つの箱)を手に入れたい敵から地球を守るために戦うぞ!」

というやつです。

ただ、今作では『バットマンVSスーパーマン』でスーパーマンという人々にとっての希望の象徴(ヒロアカで言うところのオールマイト)を失くした世界、というのが軸にあり、そこの描き方(特にオープニング)が良かった。

一強ヒーロー・スーパーマンがいなくなった人たちの絶望、そこへ付け込もうとする敵の存在、そしてそんな状況ではチームを組まざるを得ない、と動き出す残されたヒーローたち。

彼らのちょっぴり完璧ではない部分(例えばバットマンはもう体がボロボロだったり、フラッシュは戦闘経験皆無、サイボーグは自分の体も制御しきれてない、等)を補い合って協力するという構図がとっても分かりやすくてキャッチ―。

それぞれのキャラの背景も軽く描かれていてそれも分かりやすく、人数もそこまで多くないので(バットマンやワンダーウーマンについては有名だから語ることは特にないし)、入りやすかった。下手したら、アベンジャーズよりもキャッチ―で見やすい、という意見もあるかもしれませんね!!という感じでした。

バットマンについて

素直に、自分の能力は「金持ちなところ」というシーンが大好き。

それから、「ペンギンを追いかけていた時代が懐かしいですな」という台詞があったりして、ティム・バートン版のバットマンの事もなかった事にしてない感じが嬉しかった。

今回の彼の「スーパーマン」の死体を掘り返して箱の力で蘇らせようぜ!という耳を疑うような発想はアベンジャーズの社長を彷彿とさせるものでしたねー。感情論や倫理観は無視して理屈重視したいの社長がいかにも言いそうなことじゃないですか(笑)

本当は「死者を蘇らせるということ」についてもっと深く考えるべき点な気もするんですが、「ロイスと再会できたしまぁいいや!バットマンさんきゅ!」って感じの軽さがまぁ、お祭り映画っぽいのかなぁ。

アクアマンについて

彼の陸での活用法をもう少しください!!

口から水を噴射するとかさ!!!(スイスアーミーマンのラドクリフ君を見習おうよ

彼の波を受けた登場シーンとか最高にカッコよかったので、もう少しアトランティス人としての強さを陸でも表現出来たら最高でしたね・・・

そこを「フォークマン」とか「ヒゲの生えた人魚姫」とか仲間にツッコミ入れられてるとことかも可愛いけどさ・・・。

真実の縄の上に座っちゃってうっかり本音をポロリするところも可愛いけどさ・・・

まぁ、次回作は『アクアマン』という事で、彼が主人公の映画が観れるようですのでね、そこでたっぷり活躍していただきたいな!と思う次第です!

→関連「ぶっ飛んでるだけじゃない!『スイス・アーミー・マン』感想

サイボーグについて

アベンジャーズのアイアンマンとヴィジョンをミックスさせたようなキャラだなぁ・・・。

そのうち暴走して人類を危機に陥れる・・・みたいな展開はもう・・・満腹ですよ!

スーパーマンについて

復活するのは良いんだけどさぁ・・・!!!!!

強すぎませんか?(笑)

最終的に、この人が一人いたら他のメンバーいらないじゃん!という感じがあって・・・。特にフラッシュなんて・・・なんの特技もない人、みたいになっちゃうじゃないですかぁ(涙)雷はあるけどね!!

物語として、完璧でないメンバーが補い合う、という良さが、後半のスーパーマンの登場によって崩れてしまっている・・・。そこがすごく残念。

観ておいた方が良い作品

バットマンの作品は過去のものをどれか、一つでも観ておくと良いかも。彼がどういうヒーローなのかを知る意味で。

それから、前作に当たる『ワンダーウーマン』、直接話が繋がっている『マン・オブ・スティール』『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』は押さえておいた方がいいなと思いました。B VS Sをチェックせずに観に行ってしまったので、そこだけが若干の後悔となりました・・・。

 

 

 


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ま行

痛快西部劇!映画『マグニフィセント・セブン』ネタバレ&感想

「七人の侍」、「荒野の七人」、その魂を受け継ぐ

申し訳ありませんが、原作である黒澤明監督の『七人の侍』も、またそれを基にした1960年の西部劇映画『荒野の七人』もどちらも未見です!!

ちなみに今作は、『荒野の七人』を更にリメイクした作品らしいですよ!

私は、「イ・ビョンホンが出ている」というただそれだけで鑑賞を決めました(笑)

西部劇はジャンルとして敬遠しがちだったんですが、タラちゃんことタランティーノ監督の『ジャンゴ 繋がざる者』を観てから好きなジャンルになりました・・・。いやぁ、食わず嫌いってよくないですよ!(笑)

公式サイトはこちら!

【映画情報】

【原題】The Magnificent Seven
【制作国】アメリカ
【監督】アントワン・フークア
【脚本】ニック・ピゾラット、リチャード・ウェンク
【原作】 黒澤明、橋本忍、小国英雄『七人の侍』
【製作】ロジャー・バーンバウム、トッド・ブラック
【製作総指揮】ウォルター・ミリッシュ、アントワン・フークア、ブルース・バーマン、ベン・ワイスブレン
【撮影】マウロ・フィオーレ
【美術】デレク・R・ヒル
【衣装】シャレン・デイビス
【編集】ジョン・ルフーア
【音楽】ジェームズ・ホーナー、サイモン・フラングレン
【出演([]内は役名)】

  • デンゼル・ワシントン[サム・チザム]
  • クリス・プラット[ジョシュ・ファラデー]
  • イーサン・ホーク[グッドナイト・ロビショー]
  • ヴィンセント・ドノフリオ[ジャック・ホーン]
  • イ・ビョンホン[ビリー・ロックス]
  • マヌエル・ガルシア=ルルフォ[バスケス]
  • マーティン・センズメアー[レッド・ハーベスト]
  • ヘイリー・ベネット[エマ・カレン]
  • ピーター・サースガード[バーソロミュー・ボーグ]
  • ルーク・グライムス[テディQ]
  • マット・ボマー[マシュー・カレン]
  • ジョナサン・ジョス[デナリ]
  • キャム・ギガンデット[マッキャン]

【公開日(日本)】2017年1月27日
【上映時間】133分
【配給】ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント
【IMDB】6.9/10.0  (およそ143,000人の評価)

【あらすじ】

暴虐の限りを尽くす男、バーソロミュー・ボーグに支配されたローズ・クリークの町の人々は、賞金稼ぎのサムを中心に、ギャンブラー、流れ者、ガンの達人など7人のアウトローを雇う。最初は金のため町を守ることになったサムらだったが、いつしかその目的が金だけではなくなっていることに気付く。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.9/5.0

なんて楽しい西部劇なんだっっ!

面白いくらいにドンパチしています!

ストーリーも単純明快。

悪者が村を苦しめているよ!たくさん家族や友達が殺されているよ!このままじゃ村はあいつ(ボーグ)に滅ぼされてしまう!!助けて!チザム!

そして、通りすがりの黒人(委任執行官)チザムさんが

「なに!私と過去に因縁のあるボーグが村を荒らしているだと!!!ならば助けてやろう!そのためには仲間が必要だ!」

と言い、七人の勇気ある仲間を集め、ボーグを退治したのであった・・・。

という勧善懲悪っぽい感じの復讐劇。分かりやすい!分かりやすいストーリーというのはエンタメ作品にとっても重要だと思うの!

そして後半、敵が出してくる最終兵器「ガトリングガン!!」

そんなの卑怯すぎるwwwと思わず草が生えてしまうほどの絶望感!ここからどうやって巻き返す!?というワクワクも合わさって更に楽しい!

小気味よい仲間同士のやりとりが楽しい!

単純なストーリーに、よく出来た脚本が乗っかると、こんなにも楽しくなる!

集まった7人のなんとも言えない友情というか、絆というか、で結ばれた皮肉交じりのやりとりが非常に小気味よい。

個人的に、イーサン・ホーク扮するグッドナイトと、イ・ビョンホン扮するビリーがとっても仲良しなんだけど、二人がやられてしまう前にしてた会話が最高だった。

グッドナイト「俺の親父がよくこう言ってた・・・」

ビリー「なんて?」

グッドナイト「・・・忘れちまった。とにかく、親父は色々言ってた」

(笑い合う二人)

もうすっっっごい可愛くないですかね(笑)

絶体絶命の場面で、もう二人とも死んでしまうかもしれない。そんなシーンで、良い台詞を言うとかありがちなんですけど、そこのいいセリフを忘れさせちゃうっていうね(笑)

多分グッドナイトはこういう抜けたところが結構あって、カッコつけるべき場面でカッコつけきれないというか。そして、そんなグッドナイトをビリーも大好きなんだろうな、と。

二人の友情が死に際に色濃く出た場面で、本当にお気に入りです。

イ・ビョンホンがとにかくカッコいい

ナイフの名人なんです!ビリーは!!

百発百中のナイフ技をこれ見よがしに披露しています!

決して主役とは言い難い立ち位置ではありますが、それなりに活躍するし見せ場もちゃんとあるので、イ・ビョンホン見たさに鑑賞する人にもきっと楽しんでもらえるはず♪

まとめ

友情あり笑いありアクションあり、実力ある俳優さん揃いで気軽に観れるエンターテイメント、とっても入りやすい西部劇。

ちょっぴり長めですが気にならないくらいの楽しさはあります。

西部劇って聞くだけでもちょっと苦手・・・という人にもおすすめ出来ます。

残念ながらリメイク元の映画とどういう違いがあるのかは私には分からないので、それが分かればもっと楽しめるのかなぁ・・・ということでそのうち、『荒野の七人』も観てみたいと思います!

 


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ハルクとソーが大暴れ!映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』感想

アスガルドは場所ではない・・・民だ

マイティソーの3作目がやってきたー!どうも、ソーの弟、ロキちゃんイチ押しのちびぞうです!

そろそろ新規ファン獲得が困難になってきていそうなほどおさらいする作品が多くなってきているマーベル・シネマティック・ユニバースの新作ですね!

ハルクやドクターストレンジなども登場するので、ソーの過去2作に加えて『アイアンマン』『アベンジャーズ』『ドクターストレンジ』辺りは最低限押さえておいて欲しいところです!

ハルクに関しては、どういうキャラなのか?というのを知る意味でも過去2回実写化されている『ハルク』『インクレディブル・ハルク』を参照すると良いかも。後者はMCUとの繋がりもあります(役者は違うけども!)

パンフはこんな感じA4サイズっぽい縦長のキラキラ仕様。

42Pで税抜き760円。特別版もあったようなんですが、売り切れていたのでこちらの通常版を購入。裏面の絵がカッコいいんですよー!

アメコミっぽくて良いですね!!

ソーはもっと地味で画面が色褪せてるイメージがあったんですけど、シリーズ増すごとにポップでカラフルでエンタメってきた感じがしますね!

【映画情報】

【原題】Thor: Ragnarok
【制作国】アメリカ
【監督】タイカ・ワイティティ
【脚本】エリック・ピアソン
【ストーリー】クレイグ・カイル&クリストファー・ヨスト、エリック・ピアソン
【製作】ケヴィン・ファイギ
【製作総指揮】ルイス・デスポジート、ヴィクトリア・アロンソ、ブラッド・ヴィンダーバウム、トーマス・M・ハメル、スタン・リー
【共同製作】デヴィッド・J・グラント
【撮影監督】ハビエル・アギーレサロペ
【プロダクション・デザイナー】ダン・ヘナ、ラ・ヴィンセント
【編集】ジョエル・ネグロン、ゼン・ベイカー
【コスチューム・デザイナー】マイェス・ルベオ
【視覚効果監修】ジェイク・モリソン
【視覚開発監修】アンディ・パーク
【音楽】マーク・マザースボウ
【音楽監修】デイヴ・ジョーダン
【キャスティング】サラ・ハリー・フィン
【出演([]内は役名)】

  • クリス・ヘムズワース[ソー]

  • マーク・ラファロ[ブルースバナー:ハルク]

  • トム・ヒドルストン[ロキ]

  • ケイト・ブランシェット[ヘラ]

  • イドリス・エルバ[ヘイムダル]
  • ジェフ・ゴールドブラム[グランドマスター]

  • テッサ・トンプソン[ヴァルキリー]

  • カール・アーバン[スカージ]

  • アンソニー・ホプキンス[オーディン]
  • マット・デイモン[劇中劇のロキ(カメオ出演)]
  • サム・ニール[劇中劇のオーディン(カメオ出演)]
  • ルーク・ヘムズワース[劇中劇のソー(カメオ出演)]

【公開日(日本)】2017年11月3日
【上映時間】131分
【前作】マイティ・ソー ダークワールド
【映倫区分】G
【配給】ウォルト・ディズニー・ジャパン
【IMDB】8.2/10.0  (およそ139,000人の評価)

【あらすじ】

人工知能ウルトロンとアベンジャーズとの戦いから2年、アスガルドを追放された父オーディンを捜しにニューヨークへやってきたソーだったが、突如として現れた強大な敵ヘラによって宇宙の果ての惑星に飛ばされてしまう。その星で行われていた格闘大会に出場させられたソーは、対戦相手として盟友ハルクと再会。危機を乗り切った2人はヘラを倒すためアスガルドへ向かい、わけありの女戦士ヴァルキリー、そして宿敵であるロキも仲間に加え、チームを組んでヘラに挑むが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.2/5.0

ツッコミどころ満載!そこが楽しい!

小物感あふれる息子に追放されちゃう神オーディンのしょぼさ!

結局は今回も家族内のゴタゴタだったのに住処を灰にされちゃうアスガルドの民たち!もういっそ王家を見限ってもいいと思うの!

公式動画で、昔話風の可愛らしいのを発見したので貼っておきます(笑)

これで大体の事が分かるよ!

「まるで統一感のない仲間」とか(笑)

ちびぞう的・見どころその1

ロキちゃんが可愛い。

前作でやりたい放題してその魅力を開花させていたロキちゃんですが、今回も涼しい顔で適当に生きています(笑)

一応は神様なんだけど、この兄弟は神々しさが回を増すごとに減っていきますね(笑)

そこはファン的に寂しく思う部分でもあり、「ロキちゃんの小物感がたまらない」というちびぞうのツボを押さえてくる部分でもあります!

シリーズを通して段々丸くなってきたロキちゃんは、兄と一緒に戦ってくれたりします。

  • ロキちゃんが可愛いエピソードその1

蛇が嫌いだと知りながら蛇の姿で現れたロキに「俺だよーん!」と悪戯された当時8歳の思い出を語るソーさん。

仲良しだな!!

  • ロキちゃんが可愛いエピソードその2

「助けて作戦」に嫌々付き合ってあげる。ロキがケガ人のフリをして、ソーにもたれ運ばれながら「誰か助けてくれー!!」と叫びながら敵のまっただ中に突撃。そして不意をついて敵へロキちゃんの体をぶん投げるというめちゃくちゃな作戦。昔からよくやっていて、成功率は100%らしい。

本当に仲良しだよね!!!

  • ロキちゃんが可愛いエピソードその3

闘技場に現れたハルクに怯えた顔を見せる。

アベンジャーズの時に滅多打ちされたのがトラウマになっているとか?

  • ロキちゃんが可愛いエピソードその4

ハルクにソーがぶん殴られたところで「ヨッシャア!!!」と歓喜の声を上げる。

お兄ちゃんの事大好きで大嫌いだよね(笑)

  • ロキちゃんが可愛いエピソードその5

「お前はお前の世界で生きろ」とソーに言われて、二人の道は分かれたように見えた。けれども結局は故郷を救いに来ちゃう!!

アスガルドが憎くてたまらないけどほっとけないんだよね(笑)

・・・といった感じで今回もロキちゃんが本当にツンデレかわいかった。序盤で人間界に行った時の黒一色のスーツ姿や、ストレンジさんにいいように扱われてしまうところも楽しいのでぜひ注目して欲しい!

「ずっと落ち続けていたんだぞ!30分間も!!!」

出演者のところにカメオ出演の役者さんも書きましたが、ロキちゃんがオーディンにすり替わってやらせていた劇のメンバーが豪華すぎてやばい。アスガルドの役者でも一級の人たちに演じさせたい、というところから、あの配役になったようです(笑)

それにしてもマット・デイモンの顔は見慣れていると思ってたけど全く気付かなかった(笑)

ちびぞう的見どころその2

ヘラ様がお美しい!

うつくしヴィラン決定戦があったら、1,2を争う美しさ!特に髪の毛を降ろしているところ!

女戦士ヴァルキリーとヘラの戦いを回想するシーンはまさに絵画のような映像で、見惚れてしまう。

ケイト・ブランシェットさんは大好きな女優さんだったので私得すぎました。それに普段彼女はブロンドなので、黒髪でダークなメイクを見れるのも楽しくて嬉しいところ。

そんな彼女はソーの無敵のハンマー「ムジョルニア」を握りつぶして破壊してしまうほどの力の持ち主。そんな彼女をいかにして倒すのか!?というところも、見どころですね!

アベンジャーズとの関わり

  • ソーさんは地球で戦ったあと、インフィニティ・ストーンを探しに宇宙へ行っていたらしい
  • ソーとロキが地球へ降り立った時、ドクター・ストレンジがロキを魔術でどこかへ飛ばしソーを誘い出す(このシーンは『ドクター・ストレンジ』のエンディング中で出てきます!)。そしてソーをオーディンのいるノルウェーへといざなう。
  • ソーが迷い込んだ惑星サカールには『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で姿を消したハルクが二年近く住み着いていた
  • エンドロール中に地球へ向かうアスガルド民一行の前に巨大な船が現れる(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に繋がる??)

まとめ

だーいぶコミカルでポップさが増してきた、バトルロイヤルでした。ストーリーはあんまりないので深く考えなくていいです。結局いつものお家芸です。

多分、これで1作目から見返したりしたらだいぶ雰囲気が違ったりするんだろうなぁ。

アベンジャーズが「ザ・お祭り映画」なので、それに合わせて派手に、エンタメに、変化していってるんでしょうね。

雰囲気の変化やキャラの性格の変化については賛否両論な部分だと思いますが、ちびぞう的にはロキちゃんが可愛ければ何でもいい、というのがソーシリーズに対する最終見解(?)なので、十二分に楽しめましたよ!というところで。感想を終わりにしたいと思います。

あ!あと一つだけ気になったというかこれはちょっと微妙だなと思った変化。

「ハルクの知能が上がっている」という点ですねー・・・。

まぁ、ソーが神様なのに神様っぽくない感じになってきているのと同じでハルクもだんだん変化しているのかもしれませんが。ハルクの強さは段違いだと思うので、何かマイナス点をつけないとただの最強戦士になってしまうと思うんですよ!

そして今まで彼についていたマイナス点こそが「誰にも制御できない・敵味方関係なしに暴れまくる怒りの男」という部分と「本来のブルース・バーナードという人格が制御しようと頑張る」という部分。これがあったから、なんとかハルク無双にならずに済んでいたというかね・・・。

今後、ハルクが敵味方の判別をして好きな時に出てきて戦えるようになってしまうと、パワーバランスが一気に偏りそうで怖いです。まぁあんまり深く考えずに観るシリーズなのかもしれないですが。

落書きファンイラスト

今回もブレランに引き続きちょちょっと描いたちびぞうの絵を載せます。

ロキちゃんに一番愛があるはずなのに似ない・・・

ちょっとだけのつもりが長くなってしまいました!以上で終わり!ちびぞうでした!

最後まで読んで頂き感謝感謝です!

 

 


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30年越しの新作!『ブレードランナー2049』ネタバレ&感想

誰かを愛する為には、時には他人にならねばならない―――

来ましたー!2049!

映画館で間に合いました!ゴズリングさんは『君に読む物語』『ラースとその彼女』で大好きな俳優さん。最近は『ラ・ラ・ランド』での活躍もありましたね!

→関連「賛否両論!?映画『ラ・ラ・ランド』ネタバレ無し感想

パンフはこんな感じ。46ページと分厚くて四角くてディズニーのアニメパンフっぽいです。

お値段は税抜き760円。まぁ普通ですね。

これは今回の主役、Kが乗っている車。最高にハイセンス。

中身も、今作のオリジナル用語の解説や、前作から何が起きていたかの年表などもあってこの世界観を深く理解する手助けが沢山!

監督も、『プリズナーズ』や『複製された男』などのドゥニさん。結構好きな監督さんなので映像表現にも期待です。

→関連「先が読めない!異色のサスペンス映画『プリズナーズ』ネタバレ&感想【前編】

【映画情報】

【原題】Blade Runner 2049
【制作国】アメリカ
【監督】ドゥニ・ヴィルヌーブ
【脚本/原案】ハンプトン・ファンチャー
【脚本】マイケル・グリーン
【製作】アンドリュー・A・コソーヴ、ブロードリック・ジョンソン、バッド・ヨーキン、シンシア・サイクス・ヨーキン
【製作総指揮】リドリー・スコット、ビル・カラッロ、ティム・ギャンブル、フランク・ギストラ、イェール・バディック、ヴァル・ヒル
【共同製作総指揮】イアン・マッグローイン、オーサ・グリーンバーグ、
【共同プロデューサー】カール・O・ロジャース、ダナ・ベルカストロ、スティーブン・P・ウェグナー
【撮影】ロジャー・ディーキンス、ASC、BSC
【プロダクション・デザイン】デニス・ガスナー
【視覚効果監修】ジョン・ネルソン
【衣装デザイン】レネー・エイプリル
【音楽】ハンス・ジマー、ベンジャミン・ウォルウィッシュ
【出演([]内は役名)】

  • ライアン・ゴズリング[K]

  • ハリソン・フォード[リック・デッカード]

  • アナ・デ・アルマス[ジョイ]

  • シルヴィア・フークス[ラヴ]

  • ロビン・ライト[ジョシ]
  • マッケンジー・デイヴィス[マリエッティ]
  • カーラ・ジュリ[アナ・ステライン]
  • レニー・ジェームズ[ミスター・コットン]
  • デイヴ・バウティスタ[サッパー・モートン]
  • ジャレッド・レト[ニアンダー・ウォレス]

【公開日(日本)】2017年10月27日
【上映時間】163分
【映倫区分】PG12
【配給】ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
【前作】新作に向けて復習しよう!映画『ブレードランナー(1982)』ネタバレ&感想
【IMDB】8.4/10.0  (およそ145,000人の評価)

【あらすじ】

2022年にアメリカ西海岸で大規模な停電が起きたのをきっかけに世界は食物供給が混乱するなど危機的状況を迎える。2025年、科学者ウォレス(ジャレッド・レトー)が遺伝子組み換え食品を開発し、人類の危機を救う。そして、元捜査官デッカード(ハリソン・フォード)が突然行方をくらませて以来30年の月日が流れた2049年には、レプリカント(人造人間)の寿命に制限がなくなっていた。【引用元:シネマトゥデイ

【感想(おもきしネタバレしています)】

☆3.8/5.0

結構、好き。これ。

一言で言えば、『テクノロジー!』

本当に、最先端のテクノロジーを感じます。映像表現の最高峰って感じ。

きっと、1982年に公開された前作も、当時の人たちにはきっと「最先端」を感じさせるような映像表現だったんだろうなぁ。

スパイク・ジョーンズ監督、ホアキン・フェニックス主演の『her/世界でひとつの彼女』で、現実で言うところのiphoneのsiriさんと恋しちゃう男の話があって、あれもかなり最先端だなー!と思ったんですが今作は更にそれよりも磨きをかけて最先端です!(何回最先端って言うんだ)

レプリカント(人造人間)であるKが、話し相手であり恋仲としてそばに置いている女性はなんとホログラムのバーチャル彼女!その名もジョイ!

もはや人間×人造人間ではないんですよ!

人造人間×機械の恋なんですよ!最先端!!

そして、二人が結ばれるシーンはものすごく印象的。その辺に歩いている娼婦(実際はただの娼婦ではないけど)を連れてきて「彼女と同期すればあなたに抱いてもらえる」という発想!

実際の人間にホログラムの彼女を重ねて、口付けするシーンはもう・・・眩暈がするほど最先端(6回目)。

なんだなんだ。何を見せられているんだ私は。ロマンチックすぎる。切なすぎる。

その他にも、あまり現実味はないんですが未来を感じさせる映像が津波のように押し寄せます!ラストで敵とドタバタする謎の波打ち際とか、地球なんだけど宇宙みたいで怖い。なにここどこなの。おじさんがおぼれちゃう!

Kがデッカードに会いに行ったあと、エルビスなどの古き良き歌手がホログラムで歌って踊るホール(誰もいない)で撃ち合いをするシーンも最高にハイセンスでしたね・・・。

それから、Kの記憶として子ども時代の映像が出てくるんですが、その子ども時代に過ごしていたであろう場所が「階段×ごちゃごちゃしたむき出しの鉄パイプ×焼却炉」のハイブリッドで、工場萌え属性の私を最高に興奮させてくれました。

本当にドゥニさん天才だよ・・・

人造人間が人間を超えていく表現

実はこのテーマは前作でもあったんですが、「人造人間であるレプリカントの方が人間らしさを見せる」というのがこのシリーズの良さであると思っています。

今回は、Kがより人間らしくなり、人なら誰しも一度は妄想するであろう

「この世界の主人公ってま、まさか俺じゃん!?」

という状態に。

(”史上初の奇跡の存在、人間とレプリの子ども”が自分では、と勘違いする場面ですね。本当は子供は男の子ではなく女の子だった)

しかし実際は違うよーんという悲しい現実にガックリと肩を落とす。

これは人生で本当によくある事だと思います。「自分は特別な存在」だと期待する思春期を経てから、社会に出て「自分はたくさんいる人間の一人でしかなく、とてもちっぽけな存在なんだ」と気付く。それはとても人間らしい気付きであり、成長でもあると思うんですが、Kはこの映画の中で人造人間ながらその成長を我々に見せてくれます。

本当にね「自分だと思ったのね?」とか、やめたれよwwと思うんですが(笑)

それでも、「正しいことの為に死ぬのが人間らしさ」という言葉にある意味気持ちを持ち直した彼は、人間らしく「自分は何者なのか」という疑問と絶望を乗り越えたのかなと。感じました。

前述した機械の恋人であるジョイが「彼女は機械でしかなかった」と見せつけられるシーンもあって、人造人間であるKの人間らしさがより際立つ演出になっていて良かったなと。

人間ではないのかもしれないけど、機械ではない。限りなく人間に近い何かは、いずれ人間を超えていく。

そんな最先端なヒューマンドラマ・SFロマンを見せつけてくれましたね!本作はね!

前作ファンにも嬉しい要素もりだくさん

あんまり細かいことには気づけていないと思うんですが、まずオープニングでKがレプリを撃つシーンでは、壁をぶち抜くというシークエンスがありました。

前作のオープニングでも同じように壁をぶち破ってましたね!

同じデッカードというキャラを同じ俳優が演じるというファンなら垂涎モノの演出ですが・・・(そしてその彼が相変わらず弱いところも良い(笑))

なんと!前作のヒロイン・レイチェルが当時とほぼそのままの姿で登場します!!

いやぁ美しかった。CG技術すごい・・・。最近、スターウォーズでも亡くなった俳優さんをCGで再登場させるというのがありましたが・・・。CGも使いようによっては上手い演出になりますね・・・。

まとめ

ありがちなストーリー運びを裏切るちょっとした仕組みがあって、退屈知らず。

前作から引き継いだ”謎の間”が若干の中だるみを感じさせるので、苦手な人はひっじょーーーーに長く感じるかも。

それと、一度この世界観を冷めた目で見てしまうと大体の物が「ギャグ」っぽく見えてしまう可能性もあるかと(笑)デッカードおじさんが溺れかけるシーンは結構ね、来ますね(笑)

 

しかし、一度は観ておいて損はない映像美と音楽と切なさがあります。ぜひとも映画館で!!

落書きファンイラスト

最後に、ちょちょっと描いたちびぞうの絵を載せておきます。

ジョイちゃん可愛かったなぁ・・・

 

 


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