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面白さが迷子。映画『メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮』ネタバレ&感想

本当の迷路(メイズ)は、ここから始まる

皆さん!!本当のメイズはここかららしいですよ!!本当かな!?!?

どうも、こんにちはちびぞうです。前回の記事に引き続き、メイズ・ランナーのおさらいをしていきたいと思います。

巨大迷路の謎を解け!映画『メイズ・ランナー』ネタバレ&感想

今作では、前作のキャストに引き続き、新たに『ユージュアル・サスペクツ』『ラビット・ホール』ジャンカルロ・エスポジート『ダイバージェントNEO』『アリ―タ:バトル・エンジェル』ローサ・サラザールなどが主要メンバーに参加します!!!

【映画情報】

【原題】Maze Runner: The Scorch Trials
【制作国】アメリカ
【監督】ウェス・ボール
【脚本】T・S・ノーリン
【原作】ジェームズ・ダシュナー
【製作】エレン・ゴールドスミス=バイン、ウィク・ゴッドフリー、マーティ・ボーウェン、リー・ストールマン、エディ・ガマラ、ジョー・ハートウィック・Jr.
【製作総指揮】リンジー・ウィリアムズ
【撮影】ギュラ・パドス
【美術】ダニエル・T・ドランス
【衣装】サーニャ・ミルコビック・ヘイズ
【編集】ダン・ジマーマン
【音楽】ジョン・パエザーノ
【出演([]内は役名)】

  • ディラン・オブライエン[トーマス]
  • カヤ・スコデラリオ[テレサ]
  • トーマス・ブロディ=サングスター[ニュート]
  • キー・ホン・リー[ミンホ]
  • パトリシア・クラークソン[エヴァ・ペイジ]
  • ジェイコブ・ロフランド[エリス]
  • ジャンカルロ・エスポジート[ホルヘ]
  • エイダン・ギレン[ジャンソン]
  • バリー・ペッパー[ヴィンス]
  • リリ・テイラー[メアリー]
  • ロサ・サラザール[ブレンダ]

【公開日(日本)】2015年10月23日
【上映時間】132分
【配給】20世紀フォックス映画
【映倫区分】G
【前作】巨大迷路の謎を解け!映画『メイズ・ランナー』ネタバレ&感想
【次作】メイズ・ランナー 最期の迷宮
【IMDB】6.3/10.0  (およそ185,800人の評価)

【あらすじ】

苦闘の末にようやく迷路の出口にたどり着いたトーマスたち。ところが、彼らを迷宮に送り込んだ謎の巨大組織は、さらに過酷な運命を突きつける。迷路の外に出たトーマスたちの前に現われたのは、灼熱の太陽に焼き尽くされて全てが崩壊した砂漠のような世界だった。トーマスたちは別の迷路からやって来た新たな仲間たちと共に、あらゆる場所にトラップが仕掛けられた地球規模の「第2ステージ」の攻略を目指す。【引用元:映画.com

【感想】

☆1.3/5.0

だーーーいぶ、ゾンビ映画っぽくなってきました!

そしてこーーーーーーーれは、完全に「やらかしちゃった系続編」ですね!!

  • 意味不明な脚本
  • 意味不明な演出
  • 要らないなぁというシーンが多い
  • そもそもメイズしていない!!

メイズ(迷路)していないんですよ!!!!!!!

二作目から早速メイズしていないんですよ!!!!!!(笑)

『ハンガー・ゲーム』でも次第に話の規模が大きくなっていって最終的には国家と戦う事になるのでハンガー・ゲームはやらない展開になるんですけど、それでも二作目はギリギリハンガー・ゲームをしていた・・・。

しかしこの砂漠の迷宮では、全くメイズしていない・・・ガッカリ・・・。

まぁ、砂漠という広い場所がまるで迷宮のようだね、という部分ではメイズかもしれないんですけど・・・ちびぞう的には1の時のような巨大迷路の謎を解いたりっていうのをメインでやって欲しかった気持ちがあったので。。残念でしたね・・・。

おおまかなストーリー

トーマスが子どもの頃に、母親から引き離されたっぽい夢のシーンから始まる。

前作の続きでヘリに乗ってどこかの施設?へと移動する。
チャックの形見を忘れないトーマス!!!
施設の外はクランクと呼ばれるゾンビたちが襲って来ていて戦闘状態なので急いで建物の中に入る。

そこは巨大な軍事施設のような感じ。実はトーマス達がいた場所以外にもメイズは他に沢山あって、そこから集められた人たちがたくさんいる。
一日に何人か選ばれて別の場所に移される。特別な農場のような場所で新たな人生を送らせてもらえるという話で、みんな喜んで選ばれている。

夜中に、ここに一番長く入っているという男の子(エリス)が通気口を通って来て、トーマスに見せたいものがあると誘う。通気口から覗きに行くと、眠らされた人間?のようなものが運ばれていく姿が見えた(多分毎日名前を呼ばれるメンバーが人体実験でもされてるのかな?)

食堂でトーマスは扉の奥に進みたいと騒ぎを起こして職員のIDを盗む。そしてエリスと一緒に扉の奥に進む。そこには無数の人間がたくさんの管をつけられて宙づりにされていた!

ペイジ博士とジャンソンが通信する場面も目撃し、この組織がWCKDの支配下の組織だという事が発覚。

逃げるトーマス達!追ってくる組織!テレサを探す!

建物から外の砂漠に出ようとする!

WCKDの敵?でRA(ライトアーム)という組織が山にいるらしい。彼らなら助けてくれるかもとRAの本拠地を目指すことに。

途中でウィンストンが感染してクランクになりかけて拳銃自殺したり、ホルヘという黒人が率いる団体に捕まったり、そこにWCKDがやってきてホルヘたちと協力したりしつつRAへと向かう。

途中でホルヘが娘のように可愛がっているブレンダという女の子がフレア・ウィルスに侵されるも、RAにあった血清を打つ事によってクランクへの変化を止める。

ラスト、テレサの裏切りによりRAの場所がWCKDにバレてしまい、襲撃を受ける。そしてミンホが捕らえられてしまう。エヴァ・ペイジやジャンソンと一緒にWCKDへと戻るテレサ。

トーマスは、ミンホを助けに行く、と決意する。

あまりにも説明不足な脚本

元々はWCKDの職員だったっぽいトーマスが彼らのやり方に疑問を持ち、メイズの中の子ども達を助けようとWCKDを裏切っていた、というのはなんとなく分かってきて、でもなぜトーマスがメイズの中にも入れられたのか、更になぜそこにテレサも入れられたのか?というところが分からないんですよね。

二人が恋仲だったのかどうかも怪しいんですけど・・・テレサはトーマスに恋をして彼の考えに傾倒し一緒にメイズの子ども達を助けようとしたのか・・・

しかし、裏切りに対する罰とかそういう目的ではなく、「トーマスは実験のために投入した」みたいにエヴァ・ペイジが語っていたんですよね。

つまりトーマスとテレサが記憶を消されてメイズに投入されたのも実験の一環ということ。しかしそれは具体的にどういう目的だったのか?というのが分からない。

テレサはRAへの旅の途中で記憶を取り戻し、やっぱりWCKDに協力しよう!と裏切るんですけど、それもいまいち説得力がない・・・。テレサが裏切るところまで含めて計画だったとは思えないですしね・・・。物語的にも「いかにも裏切りそう」と思ったら裏切って、驚きもなかった・・・。

物語の核心に迫る部分に謎が残っていても、まぁまだ二作目なのでなんとか観れるかな、というところではあるんですが。それ以外の部分にも説明不足な部分が多すぎる!!

例えば、ホルヘの率いていた団体は何だったのか、とか・・・
RAに行くまでに途中で寄った街はなんだったのか・・・
あの謎のパーティのシーンはなんだったのか・・・なぜ薬を飲まさせられたのか・・・

正直、ホルヘの登場する部分からRAに合流するところが無駄だなと思うところも多くてすごく退屈でしたね・・・。

おそらく原作ではきちんと説明されている部分をはしょっているからこうなったんだろうなぁ。

自分の名前しか思い出せることはないはずのミンホとニュートがいきなり銃を触って撃てるのとか、違和感しかないんですけど、そういうところも全部描写不足ですよね・・・

まとめ

ミンホは相変わらず頼りになりますけども、あんまり出番がなくて残念。

ただ、ミンホを助けに行こう!という目的が、次回のミンホの出番の多さを予感させるので地味に楽しみではあります。

ギャリーが1の最後で死んでもう出てこないので、画面を引き締める実力派俳優もいなくてなんだかそこも頼りない感じ。

内容はお世辞にも面白いとは言えず・・・褒めるところもあんまりないんですけども・・・
これ無しでは3作目も観れないですし。繋ぎとして一応、観ておくと良いと思います。

 

 

 


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画像引用元:映画.com

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巨大迷路の謎を解け!映画『メイズ・ランナー』ネタバレ&感想

「――君だ。彼らのお気に入りだった」

メイズ(迷路)をラン(走る)するシリーズの最新作が遂に日本でも2018年6月に公開されまして・・・!

ちびぞうはまーーーーさかこのシリーズを最後までやるなんて!!!という驚きでいっぱいでしてですね。というのも1はそこそこ、2はガッカリ・・・という感じで、正直『ライラの冒険』のように打ち切りされるのでは・・・と考えていたからであります。

しかしちびぞうの感想とは裏腹に本国では2作目もそこそこ人気だったようで、そんな打ち切りの心配をするほどではなかったようですね。イヤァヨカッタヨカッタ!

というわけで、新作を劇場で観るために過去作のおさらいをしました~

今作は、子役だったウィル・ポールターくん(『デトロイト』『なんちゃって家族』)や、トーマス・ブロディ・サングスターくん(『ラブ・アクチュアリー』でドラム叩いてた子!)が立派に成長した姿が見れますし!!!こちらの映画で一人異質な輝きを放つキー・ホン・リーくん(『プリズン・エクスペリメント』に出てると知ってびっくらこいた)にも注目して頂きたいですね!!

実際に起きた”地獄”。映画『デトロイト』ネタバレ&感想

看守と囚人ごっこで人は狂う。映画『プリズン・エクスペリメント』ネタバレ&感想

【映画情報】

【原題】The Maze Runner
【制作国】アメリカ
【監督】ウェス・ボール
【脚本】ノア・オッペンハイム、グラント・ピアース・マイヤーズ、T・S・ノーリン
【原作】ジェームズ・ダシュナー
【製作】エレン・ゴールドスミス=バイン、ウィク・ゴッドフリー、マーティ・ボーウェン、リー・ストールマン
【製作総指揮】ジョー・ハートウィック・Jr.、エドワード・ガマラ、リンジー・ウィリアムズ
【撮影】エンリケ・シャディアック
【美術】マーク・フィッシェラ
【衣装】シモネッタ・マリアーノ
【編集】ダン・ジマーマン
【音楽】ジョン・パエザーノ
【出演([]内は役名)】

  • ディラン・オブライエン[トーマス]
  • カヤ・スコデラリオ[テレサ]
  • アムル・アミーン[アルビー]
  • トーマス・ブロディ=サングスター[ニュート]
  • キー・ホン・リー[ミンホ]
  • ウィル・ポールター[ギャリー]
  • パトリシア・クラークソン[エヴァ・ペイジ]
  • ブレイク・クーパー[チャック]
  • デクスター・ダーデン[フライパン]
  • クリス・シェフィールド[ベン]
  • ジェイコブ・ラティモア[ジェフ]
  • ジョー・アドラー[ザート]
  • ランドール・D・カニンガム[クリント]
  • アレクサンダー・フローレス[ウィンストン]
  • カール・グリーン

【公開日(日本)】2015年5月22日
【上映時間】113分
【配給】20世紀フォックス映画
【映倫区分】G
【IMDB】6.8/10.0  (およそ367,252人の評価)

【あらすじ】

高い壁で囲まれたエリアに、記憶を失った1人の少年が姿を現す。そこには月に1回の頻度で彼と同じような若者が生活物資と共に送り込まれており、彼らはコミュニティを形成して暮らしていた。エリアの周囲には巨大な迷路があり、その謎を解明しなければ外界へ戻ることはできない。迷路の扉は夜になると閉ざされ、朝が来るまでに内部の構造が変化してしまう。若者たちは脱出を図るべく迷路の探索を続けるが……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!)】

☆2.7/5.0

ミンホ!ミンホがカッコいいよ!!!!

ミンホというのは唯一のアジア系で、劇中では「ランナー」という役回りをしているキャラクターです。この彼の「出来る男」風のキャラが(というか実際に出来る男だからランナーやってるんでしょうけども!!)良いんですよね・・・。

他にもギャリーやニュートが良いキャラしています。彼らのキャラを好きになれるかどうかも重要ですね!!

メイズ・ランナーのルール

この、『ハンガー・ゲーム』とめちゃめちゃかぶってる感じの今作。ヤングアダルト向けの小説ブームで出てきた作品だけあって、すごく似てます。

だから逆に『ハンガー・ゲーム』っぽいのが好きな人ならハマれるのかも。
(またこういう感じかぁ、と思う部分も否めないけど)

生存確率1/24を生き残れ!映画『ハンガー・ゲーム』ネタバレ&感想

このメイズ・ランナーのルールというか設定はこんな感じ。

  • ”グレード(あの地)”と呼ばれる巨大な壁に囲まれた広場に、男の子たちがコミュニティを作って暮らしていた
  • WCKDというロゴの入った物資と共に、月に一度新入りのメンバーが箱に入れて届けられる
  • 運ばれてくる男の子たちは、グレードに来る前の記憶がなく、思い出せるのは自分の名前だけ
  • 一番最初にやってきたアルビーを筆頭に、それぞれが食物を育てたり家を建てたりと役割分担をして暮らしていた
  • グレードを囲む壁は日中開いており、その奥のメイズ(巨大迷路)に入れる
  • メイズには”グリーバー”と呼ばれるモンスター(巨大な蜘蛛の見た目をしたメカ)が徘徊していて、その姿を見たものは帰っては来られない
  • ランナーと名付けられた役割の者たちだけが朝から夕方までメイズに入り、迷路の仕組みを調べている
  • 迷路は毎日形が変わる
  • グリーバーに刺されると凶暴な人格へと豹変してしまう

こんな感じ。

おおまかなストーリー

グレードの中である程度の秩序を守って暮らしてきた男の子たち。
しかし、主人公のトーマスが来たことで状況が一変。

積極的にメイズに入り脱出を試みようとするトーマスに対して、秩序を乱すなと主張する保守派のギャリーとの対立が起きたり、今まで一人もいなかった女の子「テレサ」がやってきたり、しかもテレサはトーマスを知っているっぽかったりと、何やらトーマスが変化をもたらす存在だということが示唆される。

昼間なのにグリーバーに刺されてしまう仲間が出たり、夜になっても壁が閉まらずにグリーバーがグレードを襲ったりと平和に暮らしていたくてもそうは出来ない状態になってしまい、迷路の外に脱出しようとするトーマスに多くの仲間がついてメイズへと飛び出していく。

様々な殺人罠をかいくぐり、グリーバーとの戦いを経て、脱出した先にあったのは巨大な研究施設WCKDの内部。
しかしそこは何者かに襲われた様子で死体が散らばっており、そこのトップと思わしき女性(エヴァ)の最期のメッセージが用意されていた。そのメッセージには、地球が太陽に焼き尽くされ「フレア・ウィルス」という人を凶暴化させてしまうウィルスに襲われ人類は滅亡の危機に瀕していること、しかしそのウイルスに免疫を持つ若者が現れ、彼らを危機に瀕した状況に追い込むことで脳の動きなどを観察・研究していたこと、それがグレードと彼らが呼んでいた場所の目的だった事が明かされる。そしてメッセージの最後には

混乱気味の一行はとりあえず研究施設から出ようとするが、グレードから追って来たギャリーに襲われ、チャック(くるくる天パのおデブちゃん)を撃たれてしまう。チャックを助けようとしたトーマスに刺されてギャリーも死ぬ。

WCKDの兵隊がやってきて、彼らは保護される。

メッセージの最後に自殺したエヴァは実は生きており、ラストで「トーマスは想像以上の働きをしてくれた。実験は第二段階に入る」と言い残して映画は終わる。

面白い点とツッコミどころ

面白かったのは、メイズの謎解き

迷路の中を調べて出口を探すという役割をしているランナーが、実は既に迷路の中身を知り尽くしていて、外には出られないと分かっているのに皆に希望を与え続けるため毎日ランナーとしてメイズに入っていたと分かるところが良いですよねー。

しかし、トーマスがグリーバーを倒したことで外側の壁が開くようになると発見したり、そこから「本当に出られるかも」と希望が出てくるのも面白い。
外側の壁の先にある研究施設に出るための暗証番号も、迷路のセクションごとの床に書かれていた数字の並びになっており、ランナーとして三年間、メイズを知り尽くしたミンホだからこそ答えられる!というところも良かった。

それから、グレードに投入されていたメンバーは自分の名前しか覚えておらず、そこで暮らしていくために助け合っていたというのも世界観として面白いですよね。
亡くなったメンバーの名前を壁に刻んでいくというあの場所ならではの追悼の仕方も良かった。

ツッコミどころはわりと沢山ありますね!!!

細かい脚本のアラみたいなものがちょいちょい気になるんですけども(そもそも免疫を持ってる若者を苦境に立たせて脳を調べるために三年も使ってる意味も必要性も何も説明されないし、まぁ一作目なのでそこらへん謎だらけでも良いかもしれませんが・・・)、一番ちびぞうが気になったのは、

最後、ギャリーはどうやってトーマスたちを追って来たのよ?

という点・・・。

そもそもランナーではなかったギャリーがみんなのあとを追って迷路に入ったとしても”外側の壁”まで辿り着けるとは思えないですよね・・・こっそり後をつけたとしても、暗証番号を把握してないからあの扉を超えられないじゃないですか・・・。

あの場面だけはどうしても納得出来ない!!!

まとめ

元々、ヤングアダルト向け小説が原作になっているということもあるので、日本で言うところのラノベ原作みたいな感覚で楽しむのが正しいのかもしれません!

1は引きもバッチリ、謎もたっぷりで、2に期待しながら終われる良作です♪

ちびぞうはミンホのファンになったので、彼が続編に出てるってだけで十分追いかけられますね!

新進気鋭の俳優陣の演技にも注目です!!!

 

 


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画像引用元:映画.com

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少女は国を救えるのか。映画『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』ネタバレ&感想

「第76回ハンガー・ゲームへようこそ」

どうもどうも、ちびぞう(@cbz_ewe)です。

途中でデッドプールの新作が始まったりして記事的に間が開いてしまいましたが、ハンガーゲームの最終章を観ましたので感想を書いていきたいと思います!!

果たして反乱軍の行方は!?そしてカットニスの恋はどうなるのか!!

そしてもう一つ、おそらくフィリップ・シーモア・ホフマンという名優の最期のシーンもこの映画でみられると思いますので・・・ファンは彼のファンは(ちびぞう含め)非常に複雑な気持ちですがちゃんと見届けましょう!!

【映画情報】

【原題】The Hunger Games: Mockingjay – Part 2
【制作国】アメリカ
【監督】フランシス・ローレンス
【脚本】ピーター・クレイグ、ダニー・ストロング、スーザン・コリンズ
【原作】スーザン・コリンズ
【製作】ニーナ・ジェイコブソン、ジョン・キリク
【製作総指揮】スーザン・コリンズ、ジャン・フォスター、ジョー・ドレイク、アリソン・シェアマー
【撮影】ジョー・ウィレムズ
【美術】フィリップ・メッシーナ
【衣装】カート&バート
【編集】アラン・エドワード・ベル、マーク・ヨシカワ
【音楽】ジェームズ・ニュートン・ハワード
【視覚効果監修】チャールズ・ギブソン
【出演([]内は役名)】

  • ジェニファー・ローレンス[カットニス・エバディーン]
  • ジョシュ・ハッチャーソン[ピータ・メラーク]
  • リアム・ヘムズワース[ゲイル・ホーソーン]
  • ウッディ・ハレルソン[ヘイミッチ・アバナシー]
  • エリザベス・バンクス[エフィー・トリンケット]
  • ジュリアン・ムーア[アルマ・コイン首相]
  • フィリップ・シーモア・ホフマン[プルターク・ヘブンズビー]
  • ジェフリー・ライト[ビーティー・ラティア]
  • ウィロウ・シールズ[プリムローズ・エバディーン]
  • サム・クラフリン[フィニック]
  • ジェナ・マローン[ジョアンナ・メイソン]
  • ナタリー・ドーマー[クレシダ]
  • スタンリー・トゥッチ[シーザー・フリッカーマン]
  • ドナルド・サザーランド[スノー大統領]

【公開日(日本)】2015年11月20日
【上映時間】137分
【配給】KADOKAWA
【映倫区分】G
【前作】少女は反旗を翻す。映画『ハンガーゲーム FINAL:レジスタンス』ネタバレ&感想
【IMDB】6.5/10.0  (およそ230,000人の評価)

【あらすじ】

カットニス率いる第13地区の反乱軍は、スノー大統領が支配する独裁国家パネムとの最終戦争に突入。カットニスは、ゲイル、フィニック、ピータらとともにスノー大統領暗殺作戦を決行する。しかし、カットニス抹殺に執念を燃やすスノーはその作戦を見抜いており、反乱軍は死のトラップや無数の敵に直面。カットニスはかつてない非道な選択を迫られることになる。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!)】

☆2.5/5.0

なんというか、こういうシリーズものの最終章は綺麗にまとめるのが難しいと思うんですけども・・・。わりと綺麗にまとまっていたかな?という感じ。

ただやっぱり盛り上がりは前作の方が良かったですね。

おおまかなストーリー

前回の直後、ピータに痛められた首のギプスを外すシーンから始まります!

(このシリーズは2の終わりからここまで、あまり間をあけずに繋がっています!)

首のギプスを外しても、声帯が腫れてるからうまく声が出せないカットニスが痛々しい!ここでもピータにされた洗脳の根深さがうかがえますね・・・。

カットニスはピータと話をしたいと求めるが止められる。
医者には暴れなくなったが、医者は他人だから故郷の誰かに会わせてみるらしい。まずはカットニスの妹、プリムが話をする。故郷(12地区)がなくなり家族も殺されたことを知り、カットニスのせいだと言い始め、条件反射で暴れ始るピータを見てショックを受けるカットニス。

スノー大統領に復讐したいから戦場へ出ると志願するカットニス。
このタイミングでなんでゲイルにキスするんすか!!!!!こいつめ!!!!!
第二地区での戦闘に参加する!山の中の要塞に立てこもっている二地区の皆さん。そこで、山を爆破して生き埋めにする、トンネルは残して民間人は逃がして降伏させる作戦を立てる。
降伏させようとした2地区の男に銃を向けられるが説得に成功。しかし結局、カットニスは撃たれてしまう。ここで

スノーは反乱軍をキャピトルにおびき寄せてゲームメーカーの罠にはめ、それを国民に見世物にしようと言っている。
カットニスへの恋してたことを忘れてしまったピータと会話するカットニスが辛そう。

反乱軍の基地内にて、フィニックとアニーの結婚式が執り行われる。
カットニスとピータの事を思うとせつなぁああああいいーーーーーーーーーー
スノーをこの手で殺すとジョアンナに話すカットニス。するとジョアンナが援護してくれるっぽいことを言ってくれたので基地から忍び出る事に。医療物資を届ける船に忍び込み、ゲイルもいる前線へ向かう!

一人でスノーを暗殺しようとしていたが、首相に狙いはバレており、結局カメラクルーと一緒にプロポ映像の撮影をすることに。

そこになぜか療養中(というか洗脳を解いてる最中の)ピータが連れてこられる!!!
なぜ解放されたの・・・

参加させて戦闘の中で味方だと認識させろって事らしい!!!
荒療治すぎてひどい!!

首相はカットニスを脅威に思ってるらしい。戦争が終わったら選挙なので、その時に大統領に選出されるのは自分ではなくカットニスになる可能性があるから。

夜にピータとカットニスが好きな色の話をするところがかなり泣けますよ!!!
記憶喪失になった恋人というとやっぱり冬ソナを思い出す・・・

キャピトルに侵入後すぐ、メンバーの一人が床の仕掛けを踏んでしまい、広場に閉じ込められて黒い水に襲われるという罠にハマる。そこでボッグス大尉も「上を信じるな」と言って死んでしまう。ボッグスにホロ(敵の仕掛けた殺人マシンがどこにあるか調べる装置)を使える権限を譲渡されたカットニス。新隊長に権限を渡せと言われて揉めかけたけどなんとか説得する。
メンバーの一人、双子の片割れが足を怪我したためもう一人の双子を残して移動。しかしすぐに政府軍がやってきて二人のいる場所を攻撃。その映像を見た政府軍はカットニスが死んだと思い込みその映像を放映する。
死んだことになってラッキーと地下を隠れて移動する。
すぐ監視カメラで生きてるってバレるんですけどね

大統領も持病?毒?で死にそうになっている。

地下道でミュットとかいう化け物に襲えわれてゴリゴリ数が減る仲間たち。
フィニックめちゃかっこいいいいい最期の見せ場を作って死んだね・・・あの結婚式は死亡フラグだったんだね・・・
パニックになったピータにカットニスがキスをしてなんとなく正気に戻す。
地下道を抜けてキャピトルのハンガーゲームの元スタイリストの家にかくまってもらう。

官邸に避難する市民にまぎれてカットニスとゲイルが二人で侵入しようと思ったけど「見つかりそう!!!」というところで反乱軍が襲って来る、官邸を守ろうとした政府が官邸前を爆破し扉前へ集まった子ども達も爆撃の被害にあってしまう。その時の爆撃でプリムが巻き込まれ死んでしまい、カットニスは保護される。

反乱軍は政府との戦争に勝った。スノー元大統領は捕虜に。
そして今は国の中が乱れていてまともに選挙できる状況ではないという理由からコインが暫定大統領に。コインは政府の幹部たちに対して大量の死刑を行う代わりに「キャピトルの子ども達でハンガーゲームを行う」という信じられない意見を言うもみんなが反対する。
カットニスは自分がスノーを処刑すると提案。

しかし彼女が処刑場で狙ったのは、スノーではなくコイン首相!!!だと思った~~

最後、捕らわれたカットニスの元へヘイミッチがやってきてプルタークからの手紙を読み上げる。そして新しい大統領が選挙で決まり、カットニスは故郷のおうちに戻ることができた。
ピータも戻ってくる!!!!!!

アニーはフィニックの息子を産み育て、カットニスの母親は医療班を率いていて、ゲイルは第2地区で大佐になったらしい。

そしてカットニスはピータと幸せな家庭を築いた・・・
ラスト、カットニスの優しい子守歌が流れて終わる

ハッピーエンドォ!!

恋の行方の結末は

胡散臭かったコイン首相が、最後のプリムが死んでしまった爆撃の首謀者だったんですねー。
そしてその計画を知りつつ彼女に従ったゲイルも、カットニスに見限られてしまうんですねーーー。

ゲイルも故郷の人達を殺されてから、復讐の鬼になってしまい、政府を、スノー大統領を倒すためにはやり方を選ばないという感じになってしまったんでしょうね。

まぁ、そんなエピソードがなくてもピータが選ばれるのは分かっていたけどね!!!

ゲイルは故郷の幼馴染であり初恋の人って立ち位置の人だったんですけども、あまりにも何もしなかったので、もう少しカットニスの心を揺さぶる行動をしてくれても良かったかなぁ・・・。最後の方なんか完全に

「もうピータのこと好きなんだろ?分かってるよ」

って感じで女々しくなってたしね・・・。

なんだかんだでハッピーエンドで、ピータが幸せになれて本当に良かった・・・。

一番の見どころは

プロポ映像の撮影隊に混ざったピータが夜、カットニスに何が本当のことか、と問いかけるシーンが最高に泣けます!!!!!

昔、何気なく話したピータの好きな色や、靴紐の結び方や、彼がどういう人間だったのかを話してあげて、それは真実よ。と教えてあげるカットニス・・・。

どんな色が好き?という話は以前、二人でしていた何気ない会話の中にあった台詞なので

伏線だったのねーーー!!!と感動しました・・・。

ただ単に失った記憶を取り戻させるというよりは、彼が信じられることから少しずつ教えてあげて、洗脳された状態でも、また一からカットニスの事を信じられるようにした・・・という脚本が良かったです。

カットニスはなぜ最後あの選択をしたのか

スノー大統領ではなく、コイン首相を殺したのか、というところですね。

首相は元から胡散臭い人だったけど、結論から言えば「第二のスノー」になりそうな人材だったからということでしょう。

子ども達(プリム含め)を爆撃で死なせる計画を立てたり、死刑の代わりにキャピトルの子ども達でハンガーゲームしようとか言い始めたり、大統領は選挙で決めるって言いつつ自分を暫定大統領にしたいとか。
カットニスが選挙で邪魔になる予想も立てていたので、もしかしたら暗殺するつもりもあったかもしれませんね。

スノーはもう病気で老い先短いし、彼をわざわざ殺すのではなく、未来のスノーになり得る人物を殺せるタイミングで殺しておいた、という感じだと思います。
本格的にコインが政権を握ってしまったら、また暗殺するの大変ですしね。

まとめ

当初の、子ども達が殺し合うハンガーゲームの片鱗は全くなくなってしまい、最終的には政治的な戦争に発展していってしまいましたが・・・自然な流れだったので良かったかな。ちびぞう的には。

ピータとゲイルの間で揺れる恋心・・・の部分はぶっちゃけ、要らなかったのでは?と思ってしまいますけども(笑)
だってあまりにもゲイルの分が悪すぎるんだもんんんn

 

ちなみに、最後のプルタークからの手紙のシーン。きっと撮影完了に間に合わずホフマンさんが亡くなってしまったため、本来であれば面会するシーンを手紙のシーンに置き換えたんだと予想しています。
うう、切ない。ホフマンさんが最後にカットニスに直接話をしに来るシーンは、とても良い場面になっていたと思うんですよね。

それが、仕方のないこととは言え、非常に惜しく思えました。
ホフマンさんのご冥福をお祈りいたします。

 

若くして反乱軍のシンボル、マネシカケスになったカットニスを演じたジェニファー・ローレンスの演技は本当に素晴らしかったです。彼女のハスキーな声も見た目も大好き!!彼女のファンなら楽しめること間違いなし!!

最近の彼女の映画ですごく面白かった『レッド・スパロー』の記事を紹介しておきますね!!

美しき、国家の武器。映画『レッド・スパロー』ネタバレなし感想

 

 


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少女は反旗を翻す。映画『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』ネタバレ&感想

世界の運命は、一人の少女に託された―――

はい、どうもちびぞう(@cbz_ewe)です!

前回に引き続き、ハンガー・ゲームの三作目の前編を観ていきます!

反乱軍がついに動き出す!!という事でですね、今までよりもサバイバルゲームらしさは薄れてだいぶ政治色の強い作品になってきています。

役者陣には今作から『アリスのままで』や最近だと『キングスマン:ゴールデン・サークル』にも出演していたジュリアン・ムーアが参戦!反乱軍を率いるコイン首相を演じます。

待望の新作は成功か失敗か。映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』ネタバレ&感想

それと今までノーマークでしたが、ゲイル役のリアム・ヘムズワースは『マイティ・ソー』のソー役で有名なクリス・ヘムズワースの実弟らしい!!!知らなかった!でも言われてみれば似ていますね!!

雷神ソー、爆誕!映画『マイティ・ソー』ネタバレ&感想

フィリップ・シーモア・ホフマンの活躍にも期待したい!
今作は、色んな意味で切ない作品になるかも・・・。

【映画情報】

【原題】The Hunger Games: Mockingjay – Part 1
【制作国】アメリカ
【監督】フランシス・ローレンス
【脚本】ダニー・ストロング、ピーター・クレイグ
【原作】スーザン・コリンズ
【製作】ニーナ・ジェイコブソン、ジョン・キリク
【製作総指揮】スーザン・コリンズ、ジャン・フォスター、ジョー・ドレイク、アリソン・シェアマー
【撮影】ジョー・ウィレムズ
【美術】フィリップ・メッシーナ
【衣装】カート&バート
【編集】アラン・エドワード・ベル、マーク・ヨシカワ
【視覚効果監修】チャールズ・ギブソン
【音楽】ジェームズ・ニュートン・ハワード
【出演([]内は役名)】

  • ジェニファー・ローレンス[カットニス・エバディーン]
  • ジョシュ・ハッチャーソン[ピータ・メラーク]
  • リアム・ヘムズワース[ゲイル・ホーソーン]
  • ウッディ・ハレルソン[ヘイミッチ・アバナシー]
  • エリザベス・バンクス[エフィー・トリンケット]
  • ジュリアン・ムーア[アルマ・コイン首相]
  • フィリップ・シーモア・ホフマン[プルターク・ヘブンズビー]
  • ジェフリー・ライト[ビーティー]
  • スタンリー・トゥッチ[シーザー・フリッカーマン]
  • ドナルド・サザーランド[スノー大統領]
  • ウィロウ・シールズ[プリムローズ・エバディーン]
  • サム・クラフリン[フィニック・オデイル]
  • ジェナ・マローン[ジョアンナ・メイソン]
  • マハーシャラ・アリ[ボッグス大佐]
  • エルデン・ヘンソン[ポラックス]
  • ナタリー・ドーマー[クレシダ]
  • エバン・ロス[メッサラ]
  • ウェス・チャサム

【公開日(日本)】2015年6月5日
【上映時間】122分
【配給】KADOKAWA
【映倫区分】G
【前作】少女は再び戦場へ。映画『ハンガー・ゲーム2』ネタバレ&感想
【次作】ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション
【IMDB】6.7/10.0  (およそ357,100人の評価)

【あらすじ】

記念大会として特別に開催された第75回「ハンガー・ゲーム」の闘技場から危機一髪で救出されたカットニスは、滅亡したとされていた第13地区の地下にある、反乱軍の秘密基地に収容される。そこでコイン首相率いる反乱軍は、スノー大統領が絶対的な権力を握る独裁国家パネム打倒に向けた準備を進めていた。カットニスも革命のシンボルとして反乱軍とともに戦うことを決意するが、スノー大統領はピータを人質にし、反乱の芽を摘み取ろうとする。反乱軍はピータ救出作戦を決行するが……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!)】

☆2.7/5.0

これまでの作品を観ている前提で書いていきますので今作のネタバレ=今までの作品のネタバレにもなりますからね!!!注意してくださいね!!!

 

さて、前作のラストは記念年のゲーム自体が反乱軍に仕組まれていたものだった、革命だった!というところで終わっていましたね~。
そこから完全に地繋ぎの形で、鎮静剤を打たれたカットニスが目覚めるところから始まっています。

12地区出身の元ゲーム優勝者で教育係のヘイミッチ、お世話係のエフィー、元ゲーム・メーカーのプルターク、同じく12地区出身の幼馴染でピータの恋敵ゲイル、前回のゲームで仲良くなった歴代優勝者のフィニックなどなど見慣れたメンバーが続々と登場します。

新キャラとしてはジュリアン・ムーア扮するコイン首相が登場します。
何やら疫病で夫と子どもを亡くした過去がある哀しい女性のようなんですが・・・どうにもこの人、うさんくさい。(笑)

滅ぼされていたと思われていた13地区が実は反乱軍の隠れ家になっており、今作はそこで保護され、国全体にプロパガンダ映像を送ったりするカットニスの生活や、捕虜となったピータがキャピトルのアイコンとして利用される様子などが描かれます。

多分、この辺りで「ピータに会いたい!!!!」と切なくなる女性客が増加するはず。

ちびぞうはそうでした。

少しコミカルで笑えるシーンも

大きな戦いに備える位置の作品だからか、今までの作品よりも笑いを狙ったシーンが多かったように感じました。

プロパガンダ映像を撮ろう!と言ってカットニスに台本を読ませるんですけどそれがへったくそなのがすごく可愛い。台詞を下手に読む演技も上手い!!さすがのジェニファー・ローレンス嬢です。

個人的にはカットニスのお世話係をしていたエフィーのシーンが特に面白くかったです!!!

元々、キャピトルの市民だった彼女。反乱軍へ自ら赴いて仲間になったようですが、今までの派手でオシャレな生活から一転、灰色のツナギを着せられて不満たらたらです(笑)

「大体どこでも幹部にはあるはずでしょ!横流しが!ここは規則が厳しすぎるのよ!」

と騒ぐ彼女が可愛い(笑)

地味な服しか着られない中で彼女なりのオシャレをしているところも注目です。

それから、衣装で思い出しましたが今作は毎回カットニスの派手で奇抜でオシャレな衣装が印象的なんですよね。

今作でも、前作で殺されてしまったデザイナーのシナの遺したノートを元に、カットニスの反乱軍のシンボル”マネシカケス”の新しい衣装も披露されますのでそちらもチェック!!

ピータの安否は?恋の行方は?

今までの2作で散々、ゲイルなのかピータなのかフラフラフラフラしていたカットニスでしたが、そろそろ、本人的にも周り的にも「ピータが好きそう」って感じが見えてきましたね。

というかそうでなければピータが可哀そうすぎるけどね!!!

今作では捕虜となったピータが拷問を受けながらキャピトルの国内放送に出演させられていて、衣装や髪型はバッチリ決まっているのに顔がどんどんやつれていくのが本当に可哀そうで辛くて・・・。

ピータかカットニスかを選んで救ったという反乱軍に怒りが湧く気持ちもわかります。
(反乱軍のシンボルとしての彼女に価値を見出し、ピータを救おうとした首相に反対してプルタークがカットニスを救うのを選んだと話していましたね)

ラスト付近で救出部隊が組まれピータは無事に救出されますが、彼はトラッカー・ジャッカーという殺人蜂の猛毒を使って「カットニスは敵だ、悪だ」と洗脳されてしまっていて、せっかく感動の再会か・・・!?と思ったのに、ピータはカットニスを襲ってしまうんです・・・!!!

そしてそこで映画が終わる・・・。

せ、切ない!!!!!!!泣ける!!!

(でもなんとなく冬ソナのような展開だなぁとうっすら思ったりして)

でも、こうなったなら確実に最後にカットニスと結ばれるのはピータだなって思いますね。安心。

まとめ

シリーズ追うごとに面白くなくなる作品が多い中、今作は回を増すごとに盛り上がっていく感じがしますねーーーーー。

あとはもう終わり方がどうなるのかどうか。というただそれだけって感じです。

元々のハンガー・ゲームが楽しくて観てた人からしたらこの辺りでもうハンガー・ゲームしなくなるので、面白くないと思うかもしれませんが・・・まぁでもそういう最初の設定は段々変わっていきますよね。メイズ・ランナーでも迷路してるの最初だけだし。

 

個人的に、フィリップ・シーモア・ホフマンがこの映画のクランクアップ手前で亡くなってしまたということで、いつ出番がなくなってしまうかハラハラしながら観ていました。
今作ではちゃんと最後までいたよ・・・!良かった!!

エンドロールの時に「フィリップ・シーモア・ホフマンに捧ぐ」という追悼のメッセージが出たのでそこでもう涙腺がやられてしまいました・・・。

ホフマンさんのファンなら彼の最期の作品ですので絶対に観ましょうね!!!!

最後の最後まで素敵な俳優さんですから・・・!!!

脱線しました、ここまで読んでいただきありがとうございました。ちびぞうでした。

 

 


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画像引用元:映画.com

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少女は再び戦場へ。映画『ハンガー・ゲーム2』ネタバレ&感想

歴代勝者による、壮絶なバトルの幕が開ける!

どうもー!ちびぞう(@cbz_ewe)でっす!
前回の記事に引き続きハンガー・ゲーム2の感想を書いていきたいと思います!

ちびぞうは以前、1で観るのをやめてしまったので、2以降を観るのは初めてです・・・。

主演メンバーは変わらずですが、ここで新たにゲーム・メイカー役でフィリップ・シーモア・ホフマンが参入!!!(『カポーティ』などで有名な演技派俳優さんですね!!)

ちびぞうはホフマンさんの大ファンなので大喜び!!

生存確率1/24を生き残れ!映画『ハンガー・ゲーム』ネタバレ&感想

前回、無事にゲームを勝ち抜いた二人が新たなハンガー・ゲームに参加させられるということで、どういうことなの!!?と思いつつ鑑賞。

今回はよりバトロワっぽさが上がっています!!

【映画情報】

【原題】 The Hunger Games: Catching Fire
【制作国】アメリカ
【監督】フランシス・ローレンス
【脚本】サイモン・ビューフォイ、マイケル・デブライン
【原作】スーザン・コリンズ
【製作】ニーナ・ジェイコブソン、ジョン・キリク
【製作総指揮】スーザン・コリンズ、ルイーズ・ローズナー、ジョー・ドレイク、アリソン・シェアマー
【撮影】ジョー・ウィレムズ
【美術】フィリップ・メッシーナ
【衣装】トリッシュ・サマービル
【編集】アラン・エドワード・ビル
【音楽】ジェームズ・ニュートン・ハワード
【出演([]内は役名)】

  • ジェニファー・ローレンス[カットニス・エバディーン]
  • ジョシュ・ハッチャーソン[ピータ・メラーク]
  • リアム・ヘムズワース[ゲイル・ホーソーン]
  • ウッディ・ハレルソン[ヘイミッチ・アバナシー]
  • エリザベス・バンクス[エフィー・トリンケット]
  • レニー・クラビッツ[シナ]
  • フィリップ・シーモア・ホフマン[プルターク]
  • ジェフリー・ライト[ビーティー]
  • トビー・ジョーンズ
  • ウィロウ・シールズ[プリムローズ・エバディーン]
  • サム・クラフリン[フィニック・オデイル]
  • リン・コーエン
  • ジェナ・マローン[ジョアンナ・メイソン]
  • アマンダ・プラマー
  • アラン・リッチソン
  • スタンリー・トゥッチ[シーザー・フリッカーマン]
  • ドナルド・サザーランド[スノー大統領]

【公開日(日本)】2013年12月27日
【上映時間】147分
【配給】KADOKAWA
【映倫区分】G
【前作】生存確率1/24を生き残れ!映画『ハンガー・ゲーム』ネタバレ&感想
【次作】 ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス
【IMDB】7.5/10.0  (およそ552,100人の評価)

【あらすじ】

独裁国家パネムが毎年開催し、12の地区から選ばれた少年少女が最後の1人になるまで戦い続ける「ハンガー・ゲーム」を生き延びたカットニス。彼女の勇気ある行動が民衆に希望を与え、国家に対する革命の火種になりつつあった。やがて節目の記念大会となる第75回ハンガー・ゲームが開催されることとなり、カットニス抹殺を企む独裁者スノーは、歴代のゲーム勝者を戦わせるという特別ルールを設ける。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!!)】

☆2.6/5.0

ここから結構面白くなるような気がする・・・!!!

バトロワっぽさも増していきます。
今回のバトルの相手は歴代勝者!ということで一筋縄ではいかない感じがするのか・・・?と思いきや、お話はもっと先の方向へ進んでいきます。

おおまかなストーリー

故郷である12地区へ戻り、立派なお屋敷と優雅な暮らしを手に入れて母親と妹プリムローズと共に静かに生活していた主人公のカットニス。

ピータと共に他地区を回る凱旋ツアーをしに行くところから物語は動き出す。

前作から引き続き登場している教育係のヘイミッチやお世話役のエフィー、衣装デザイナーのシナなどのメンバーも馴染んできましたね!

今回も、「悲劇の恋人」として国民を欺いたとバレないようにピータと恋人のフリをしながら凱旋ツアーをするカットニス。11地区で台本を無視し、前作で亡くなってしまったルーや家族に対する慰みの言葉をかけてしまうカットニス。彼女を尊敬する仕草をした11地区の人々を見て、スノー大統領は彼女こそが国民が反乱を起こすきっかけになると恐れ、彼女を始末しようと新たなゲームを開催する!!

それがハンガー・ゲーム75周年の記念大会。
今回の大会では、プレイヤーは歴代勝者の中から男女一人ずつ選ばれるということに。

もし相手が選ばれたら代わりに立候補して助けてあげて欲しいとヘイミッチに頼むカットニスとピータ。しかしくじでカットニスとヘイミッチが選ばれ、ピータがヘイミッチの代わりに立候補する流れに。

プロチームが二組、薬物依存の二人、頭脳明晰な二人、マグスという母親代わりの教育係の老婆を守るためなら何でもするというフィニックという男やエレベーターで全裸になる(笑)変態女ジョアンナ・メイソンなどなど、キャラの濃いメンバーたちが参戦。

同盟を組んで戦おうと、頭脳明晰チームと老婆マグスに目をつけるカットニス。

今回は今までのハンガーゲームの要素に加え、新しいゲームメイカーが考えた

マップを時計に見立ててエリアを仕切り、何時間かおきに大砲の音が示すエリアが雷、毒の霧、血の雨、大波、サルの群れなどに襲われる

という仕様になっている。これがより、バトロワっぽいですね。確かバトロワでも指定エリアから制限時間内に脱出しないと首輪が爆発して死んでしまうみたいな仕様で、参加者は常に動いていないといけない感じになっていたはず・・・。

カットニスたちは、落雷の雷を利用してプロたちを感電死させる作戦を立てるも、失敗してピータとも離れ離れになってしまう。

しかし、カットニスは自分の矢をワイヤーに結び、落雷のタイミングに合わせてドームの天井を狙う撃つ!そして、落雷の電撃を矢を通して受けたドームは壊れ、死にかけたカットニスを政府の船が回収する・・・。

ん?なぜカットニスはまだ死んでいないのに回収されるの・・・?

と、思っていると、目覚めたカットニスの前に現れたのは、フィニック、ヘイミッチ、そしてゲーム・メイカーのプルタークだった!!!

なんと今回のハンガーゲームは反乱軍によって計画されていたもので、参加者の半数が協力者であったという。ヘイミッチとプルタークは反乱軍の参謀であった・・・。

そして目覚めた彼女が激昂して暴れていると鎮静剤を打たれて眠らさせられる、というところで映画は終わる。

なんといってもピータが可哀そう

国民を騙すために恋人の演技しなくちゃいけないにしても、ピータはカットニスを好きなんですよ!

しかもカットニスのゲイルとピータのふらつきぶりったら到底演技には見えない!!!
キスとかされて、どうせ故郷に帰ったら無視されてしまうのに・・・と思うと本当にピータが気の毒。

いや、本当にピータに惹かれていっているなら良いんですけども、そこの描かれ方が曖昧で。いや、どっちの男子を選ぶの!?みたいな恋愛要素を入れたいのは分かるんですけどーーーーーー

カットニスのイメージが!!というかジェニファー・ローレンスのイメージが!!

こんな優柔不断に男の子をもてあそぶような子じゃないのに!!!

どうもねーーーそれが気に入らなかったですね。

ゲームメイカーことホフマンさんに期待高まる

フィリップ・シーモア・ホフマン大好きなちびぞうとしては、彼が仲間側の人間だったということがもう嬉しくて嬉しくて。

まぁ画面に映るだけで嬉しいんですけども(笑)

彼が出演しているという事で、次回作への期待値も高まりましたね。

まとめ

反乱軍の計画によって、ゲーム自体が操作されていたという背景があったため、ハンガーゲーム自体の内容はわりと薄いというか。参加者同士の戦いというよりも、ゲーム・メイカーの用意した罠をいかにかいくぐるか・・・というのがメインになっている感じがしますね。

次回からは反乱軍が政府にどう反旗を翻していくのか・・・?という感じなので、政治色が強くなっていくのかな。

離れ離れになってしまったピータは政府に捕まってしまったらしいし、続きが気になって仕方ない!!!

というわけで3は前後編に分かれて二本あり、だいぶボリューミーですけども引き続き観ていきたいと思います!!!

 

 


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画像引用元:映画.com

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生存確率1/24を生き残れ!映画『ハンガー・ゲーム』ネタバレ&感想

「本気で優勝したいなら、スポンサーを獲得しろ」

過去に一度観たことがあったんですが、1で観るのを止めてしまったので最後まで一気に観てみようかなと思い立ちました。

主演のカットニスはちびぞうも大好きなジェニファー・ローレンス!彼女が有名になったきっかけにもなったのがこの映画です。
この頃から負けん気の強い女性を演じるのがすごく上手!!!

それから宿敵となる大統領にはドナルド・サザーランド!24のジャックバウアーで有名なキーファー・サザーランドのお父君です!!!

【映画情報】

【原題】 The Hunger Games
【制作国】アメリカ
【監督】ゲイリー・ロス
【脚本】ゲイリー・ロス、スーザン・コリンズ、ビリー・レイ
【原作】スーザン・コリンズ
【製作】ニーナ・ジェイコブソン、ジョン・キリク
【製作総指揮】ロビン・ビセル、スーザン・コリンズ、ルイーズ・ロズナー=マイヤー
【撮影】トム・スターン
【美術】フィリップ・メッシーナ
【編集】スティーブン・ミリオン、ジュリエット・ウェルフラン
【衣装】ジュディアナ・マコフスキー
【音楽】ジェームズ・ニュートン・ハワード、T=ボーン・バーネット
【出演([]内は役名)】

  • ジェニファー・ローレンス[カットニス・エバディーン]
  • ジョシュ・ハッチャーソン[ピータ・メラーク]
  • リアム・ヘムズワース[ゲイル・ホーソーン]
  • ウッディ・ハレルソン[ヘイミッチ・アバナシー]
  • エリザベス・バンクス[エフィー・トリンケット]
  • レニー・クラビッツ[シナ]
  • スタンリー・トゥッチ[シーザー・フリッカーマン]
  • ドナルド・サザーランド[スノー大統領]
  • ウェス・ベントリー[セネカ]
  • トビー・ジョーンズ[クラウディウス]
  • アレクサンダー・ルドウィグ[ケイトー]
  • イザベル・ファーマン[クローヴ]
  • アマンドラ・ステンバーグ[ルー]
  • ウィロウ・シールズ[プリムローズ・エバディーン]

【公開日(日本)】2012年9月28日
【上映時間】143分
【配給】角川映画
【映倫区分】PG12
【IMDB】7.2/10.0  (およそ767,500人の評価)

【あらすじ】

わずかな富裕層だけが住むことができる都市キャピトルでは、冷酷な支配者たちが、かつて自分たちに反旗を翻した12の地区から代表者を選び、殺し合いのゲームを強制させていた。ゲームの模様はTV中継され、最後まで生き延びた1人には巨額の賞金が与えられる。ゲームに参加することになった第12地区居住者の少女カットニスは、同じ地区から選ばれた少年ピータとともに戦いに挑む。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!)】

☆2.5/5.0

過去に首都(キャピトル)に歯向かい反乱した1~12地区の12歳から18歳までの子ども達がくじで選ばれて、年に一度闘技場で殺し合いをさせるというハンガー・ゲーム制度。

優勝者は生涯命の保証をされ、何不自由ない豪勢な生活をさせてもらえる。

そしてゲームの様子は国民に放送され、誰が優勝するかキャピトルの金持ちが賭けをしていたりする・・・というエグい設定。

ちなみに13地区まであったけど昔、見せしめとして?滅ぼされたらしい。

今作の主人公は、くじで選ばれた妹のために自主的に参加を名乗り出た少女。

ハリウッド版バトルロワイヤル!って言ったらすごくわかりやすいですかね。
架空の国が舞台なので、少し特殊な美術(ファッション?)なんかが観られます。

ちびぞうが一回目に観た時の感想が残ってたのでペタりします。

ルールがガバガバな、ハリウッド版バトルロワイアル!!!

前半ワクワク。
後半ガバガバ。

弓の名手な割にあまり弓を使わない主人公!
どうせ最後は殺しあうのに徒党なんか組めるの!?と疑問に思う敵陣!
どっちが真の恋人候補かハッキリしてくれよ!なラブ要素。

うーん期待しすぎた!

2回目を観たあとも、あんまり感想は変わりませんでした・・・(笑)

ファンタジーとして観る方がいいかも

世界観がちょっと特殊なので、ファンタジーとして観る方がしっくりくるかもしれません。

  • 子ども達が招集されると分かっていたら子どもなんか怖くて産めなくない??
  • 火傷や裂傷が一晩で治る薬が超万能すぎ!!!

とかとか、若干のツッコミどころもファンタジーだと思って観ればいいですしね!!!

でも、ラストのルール変更のくだり(同じ地区の二人が生き残った場合は二人ともを勝者にするって言っておきながらカットニスとピータが生き残ったらやっぱり勝者は一人にしまーすって言ってきたり)は本当に許せないというかガッカリ・・・。

それでカットニスがピータと一緒に毒の実で死のうとしたら助かるし。

なんとなく、ルール変更が簡単に、主催の都合でされてしまうと興覚めしてしまいますよね・・・。

 

村にいたゲイルという男に恋しつつ、一緒に出場した同地区出身のピータと恋愛ごっこをする、というのは援助物資をくれるスポンサーを勝ち取るために必要な演技だったんだなーということは2回目観てよくわかりました。別に優柔不断にフラフラしていたわけではないのね。

初回は、『トワイライト』のヒロインばりにフラフラして!!!とイライラしてしまいましたが(笑)ちゃんと観たら分かりますね!イラついてごめんね!!

でも悲劇の恋人として故郷に戻ったら「二人の関係は忘れた方がいい」と言われてしまうピータ可哀そう・・・。

まとめ

アメリカで大ブーム!!というほどの面白さがあるのかは謎ですけど、気軽に観て普通に楽しめる映画だと思います!

バリバリのアクションを期待するとアレなので、サバイバル系だと思った方がよいですね!

せっかくハンガー・ゲームで優勝したのに再びまたゲームに挑むことになる、という続編も気になるし、引き続き観ていきたいと思います!!

 


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まるで上質なお化け屋敷。映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』ネタバレ&感想

”周期セミみたいだ。何年かごとに大量発生する”

先日?古い方の『IT』を観まして、ようやくリメイク版にも手を出しましたちびぞう(@cbz_ewe)でっす!!!

元祖・ピエロが襲う恐怖映画『IT イット(前後編)』ネタバレ&感想

今回の狂気のピエロ役は観ていて全く気付けなかったんですが、ビル・スカルスガルドくん!!スウェーデン出身の俳優さんで、『シンプル・シモン』で主演していましたね!

障がいと向き合うということ。映画『シンプル・シモン』感想

この記事でも書いてますが、『マンマ・ミーア!』などのステラン・スカルスガルドの息子さんです~。

まぁ、白塗りピエロで気付ける人の方が難しいかと思いますが・・・(笑)
ペニーワイズ役は、テレビ版でもティム・カリーが演じていましたし、選ばれたのは純粋にすごいなぁ・・・と。(なんというかそれが分かっただけでピエロがちょっと色っぽく見える不思議)

今作はじわじわと口コミで人気が出ている・・・といった印象があって、ちょっぴり期待しつつ鑑賞しました。

公式サイトはこちら

【映画情報】

【原題】It
【制作国】アメリカ
【監督】アンディ・ムスキエティ
【脚本】チェイス・パーマー、キャリー・フクナガ、ゲイリー・ドーベルマン
【原作】スティーブン・キング『IT-イット-』
【製作】ロイ・リー、ダン・リン、セス・グラハム=スミス、デビッド・カッツェンバーグ、バルバラ・ムスキエティ
【製作総指揮】デイブ・ノイスタッター、ウォルター・ハマダ、リチャード・ブレナー、トビー・エメリッヒ、マーティ・P・ユーイング、ダグ・デイビソン、ジョン・シルク、ニーハ・カイケンダール
【撮影】チョン・ジョンフン
【美術】クロード・パレ
【編集】ジェイソン・バランタイン
【音楽】ベンジャミン・ウォルフィッシュ
【音楽監修】デイナ・サノ
【出演([]内は役名)】

  • ジェイデン・リーベラー[ビル・デンブロウ]
  • ビル・スカルスガルド[ペニーワイズ]
  • フィン・ウルフハード[リッチー・トージア]
  • ジャック・ディラン・グレイザー[エディ・カスブラーク]
  • ソフィア・リリス[ベバリー・マーシュ]
  • ジェレミー・レイ・テイラー[ベン・ハンスコム]
  • ワイアット・オレフ[スタンリー・ユーリス]
  • チョーズン・ジェイコブズ[マイク・ハンロン]
  • ニコラス・ハミルトン[ヘンリー・バワーズ]
  • ジャクソン・ロバート・スコット[ジョージ―・デンブロウ]

【公開日(日本)】2017年11月3日
【上映時間】135分
【配給】ワーナー・ブラザース映画
【映倫区分】R15+
【次作】IT/イット:チャプター2
【IMDB】7.5/10.0  (およそ271,210人の評価)

【あらすじ】

内気な少年ビルの弟が、ある大雨の日に外出し、おびただしい血痕を残して姿を消した。自分を責め、悲しみにくれるビルの前に現れた「それ」を目撃して以来、ビルは「それ」の恐怖にとり憑かれてしまう。不良少年たちからイジメの標的にされている子どもたちも、自分の部屋、学校、町の中など何かに恐怖を感じるたびに「それ」に遭遇していた。「それ」の秘密を共有することとなったビルと仲間たちは、勇気を振り絞り、「それ」と立ち向かうことを決意するが……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレも!!)】

☆3.5/5.0

これはすごくイイ!!!!!!!!!

とてもイイ!!!!すき!

何が良いのか!!!ポイントごとに分けて書いていきたいと思います!!!

ハイクオリティなお化け屋敷感

内容としても驚かし方としてもすっごくベタなホラー映画だと思うんですけど、映像と音楽がすごくイイんですよね。

じわじわと恐ろしさを感じる表現だったり、ビクッと驚かされたりする感じとかが、お化け屋敷を楽しむように、楽しめる怖さ。エンターテイメントとしてのホラーというものを皆が分かってて楽しんでこわがれる。という。

それと、ピエロが見せてくる悪夢というのは、子ども達7人それぞれに違う、それぞれが思う”恐怖”を映像化しているので、色んな種類の”恐怖”が見られるんですよね。例えば兄弟を失う恐怖だったり、お化けに対する恐怖、病気に対する恐怖、異常さを持った親たちに対する恐怖・・・見てる人もきっとどこかの瞬間で「あ、これは怖い」と思えるものがあるんじゃないかな。

青春ドラマ(群像劇)としても良く出来てる

青春ドラマ×群像劇が大好物なちびぞうですから、すごく良かったです。

元々の前後編あるお話の、前編部分だけをクローズアップして、今風に見事にリメイクしてあり、青春時代の、そう、ちょうど性についてや親のこと、将来のことなんかを悩み始めるキラキラとしていて透明感のある純粋で貴重な時期がすごくよく描かれています・・・!!!!

男の子ばかりの集まりの中に紅一点のベバリーもとっても可愛らしくて、女の子っぽさの中に男らしさというか、毅然とした強さみたいなものも見え隠れする本当に魅力的な女の子で最高なんですよ・・・。最高なんですよ。あのショートカットくそ可愛くないですか(言葉が汚い)

まだ恥じらい始める段階だからか、同世代の男子のことなんか意識してないってことなのかは分からないですが、平気で脱いでそして男子連中が飛び込みに躊躇してる中、誰より先に崖から湖(川?)に飛び込むじゃないですか。サバサバしてて最高だなぁ(何回も言う)その彼女に皆夢中な感じも良いですよね。

あのシーンと、彼女の家のバスルームが血だらけになったけど大人には見えないから男の子たちに手伝ってもらって綺麗にするシーンがめちゃ好きです。音楽も最高にクールでした。

The CureのSix Different Ways!!!!貼っておきますね!!

ベンが詩でベバリーに気持ちを伝えようとする演出も、元作品にちゃんとあるし、そのベンからの詩をビルからのものと勘違いして彼に確かめるシーンもしっかり描かれていて、子ども達の心情も分かりやすい。

本当は怖くて逃げだしたいし、弟は生きてる!!って主張するビルには付き合いきれないし、もう無理だよ!って一度バラバラになったみんなが、「ベバリーが連れ去られた!」ことをきっかけにもう一度集まって戦おうとするのも納得の流れ。みんなベバリーに恋してるし、女の子がピンチの時に、やっぱり男の子は立ち上がらないとですもんね!!

元作品の見にくい部分を綺麗に整理してる

リメイク前の作品は、全編後編に分かれていると言っても、子ども時代と大人時代が交互に描かれているんですよね。

今作は子ども時代のみに焦点を当てて、エピソードをまとめてくれているのでとっても分かりやすいし、絆を持つまでの流れとか「今後また”それ”が出てきたら戻って来よう」と約束する血の儀式もバッチリあって、大人時代へ移る前の準備はバッチリ!!!って感じでしたね。

正直、今作を観る前は前後編と知らずに観ていて、180分くらいあるのを140分くらいに短くカットしたんだなーと思っていたら、逆でした。前半部分を伸ばして、前後編にしている!!!これが大正解だったなーと、個人的に思いましたね。

まぁ、子ども時代のみで完結かと思ったら最後に「Chapter1」の文字が出て「ええっ」となっのは間違いないですけど(笑)

大人たちの描き方も最高

リメイク前の作品でも、「この町自体がどこかおかしい」という話は出ていましたが、今作ではオープニングでジョージ―がピエロに襲われる場面を見ていたおばさんがそれを見て見ぬフリしたり、どうも町の人々もおかしいな、という感じが分かりやすく表現されています。

更に、エディの母親が偽薬を使ってエディを病気だと思い込ませることで自分に依存させていたり、ビルの父親は息子の死体が見つかっていないにも関わらず「あの子はもう死んだんだ」と諦めが強い。
それから、直接的に描かれてはいないと思いますがベバリーの父親は生理の来た娘に向かって「まだ私の物か?」と聞いてくるなど、明らかに性的虐待を行っていたんだろうなと予想できることを口走ったりします。

このように、大人たちが奇妙に、そして恐ろしく描かれているので、「この町全体が何か恐ろしいものに侵されている」という感じもしますし、同時に

「親には頼ることができない。自分たちで何とかするしかない」

という感じもしてきますよね。

この不穏な大人たちの存在が、より子ども達の冒険を深く、納得のできるものにしているんです。だからこそ、自然に観れるし、頑張れ!と応援したくなる。

うーんお上手!

リメイク元との違い

  • オープニングで誘拐される少女のシーンはカット。最初に襲われるのはビルの弟ジョージ―
  • 子どもが痛い目に合うシーンがある(特にベンは腹を何回か切られてる)
  • 大人たちの描かれ方がエグくなってる
  • リメイク元では30年ごとに事件が起きてるけど、今作では27年ごと
  • 銀の塊をパチンコで撃つのではなく、みんなで協力してボコる

些細な違いはちょいちょいありますが、ほとんどはリメイク元と同じ。

スタンリー(だったかな?)が「ルーザーズクラブへようこそ!」と言うシーンはしびれましたねーーーーー!!きたーーーー!って感じが!!

まとめ

原作だとピエロの正体はアレなので、アレが現代風にリメイクされてどんな感じになるのか、そして結末はどう迎えるのか、非常に楽しみです!!!

古い方の作品も観ておくと、「わぁあこのシーン一緒だ!!ここは違う!!」とキャッキャウフフと騒ぎながら観れるので、ぜひとも古い方も鑑賞してみるのをオススメします!

次は絶対に映画館で観るぞ!!!

 

 


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ゲームを愛するあなたのための映画『レディ・プレイヤー1』ネタバレ&感想

”新世代VRワールドで、三つの謎を解け!”

こんにちは、ちびぞう(@cbz_ewe)です!

今作は劇場で予告を観た時期が『ヴァレリアン』と近かったので、ちょっと警戒してしまっていましたね・・・。色んなキャラクターが登場するって話は前から聞いていたので、映像重視で、監督のやりたい放題の夢を叶える系の作品かなー・・・と(ヴァレリアンは映像とデハーン様は良かったけど内容が・・・)

宇宙で彼女を落とす方法。映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』ネタバレ&感想

しかし、結構「良かった!」という声も聞くので迷うくらいなら観よう!と劇場へ!スピルバーグさんですし誰でも楽しめるエンタメ作品にしてくれているはず!

そういえばポスターもパロりまくりで面白いんですよね、/Filmさんで見れますよ!(結構不満の声が多かったようですが/笑)

パンフはこんな感じ!

42Pで税抜き760円。まぁまぁ普通のお値段!表紙はこれ、写真ではなくイラストでなんとなく『インディ・ジョーンズ』を彷彿とさせるデザインですね~

【映画情報】

【原題】Ready Player One
【制作国】アメリカ
【監督】スティーブン・スピルバーグ
【脚本】ザック・ベン
【製作】ドナルド・デ・ライン、クリスティ・マコスコ・クリーガー、ダン・ファラー
【製作総指揮】アダム・ソムナー、ダニエル・ルピ、クリス・デファリア、ブルース・バーマン
【撮影】ヤヌス・カミンスキー
【美術】アダム・ストックハウゼン
【編集】マイケル・カーン、サラ・ブロシャー
【衣装】カシア・ワリッカ=メイモン
【音楽】アラン・シルベストリ
【出演([]内は役名)】

  • タイ・シェリダン[ウェイド・ワッツ/パーシヴァル]

  • オリビア・クック[サマンサ・エブリン・クック/アルテミス]

  • ベン・メンデルソーン[ノーラン・ソレント]

  • リナ・ウェイス[ヘレン/エイチ]

 

  • マーク・ライランス[ジェームズ・ハリデー/アノラック]

  • フィリップ・チャオ[ゾウ/ショウ]

  • 森崎ウィン[トシロウ/ダイトウ]

  • サイモン・ペッグ[オグデン・モロー]

  • ハナ・ジョン=カーメン[フナーレ]

  • T・J・ミラー[アイロック]
  • ラルフ・アイネソン[リック]
  • スーザン・リンチ[アリス]
  • パーディタ・ウィークス[キーラ]

【公開日(日本)】2018年4月20日
【上映時間】140分
【配給】ワーナー・ブラザース映画
【映倫区分】G
【IMDB】7.8/10.0  (およそ106,020人の評価)

【あらすじ】

貧富の格差が激化し、多くの人々が荒廃した街に暮らす2045年。世界中の人々がアクセスするVRの世界「OASIS(オアシス)」に入り、理想の人生を楽しむことが若者たちの唯一の希望だった。そんなある日、オアシスの開発によって巨万の富を築いた大富豪のジェームズ・ハリデーが死去し、オアシスの隠された3つの謎を解明した者に、莫大な遺産とオアシスの運営権を明け渡すというメッセージが発信される。それ以降、世界中の人々が謎解きに躍起になり、17歳の孤独な青年ウェイドもそれに参加していた。そしてある時、謎めいた美女アルテミスと出会ったウェイドは、1つ目の謎を解き明かすことに成功。一躍オアシスの有名人となるが、ハリデーの遺産を狙う巨大企業IOI社の魔の手が迫り……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレもあるよ!)】

☆3.2/5.0

ゲーム・映画・アニメ・漫画が大好きなファンたちが大喜びするキャラクターたち、アイテム、車、ロボ、パロディも沢山で愛がとにかく詰まってる。そんな作品でした。

なんだろう、沢山知ってるだけ歓びを得られるんですよ。不思議です。

今までどれだけオタクって来たかどうかが試されているような気もするし、まるでその歓びは「よく見つけられたね」というスピルバーグさんのご褒美のようで・・・

 

と脱線しかけたので戻ります。

バーチャル世界でアバター使って大冒険ってのは『サマー・ウォーズ』でもやってたような感じですね。

流石スピルバーグさん!!!!!

と叫びたいくらい、かなり大味だけどしっかり勧善懲悪の物語でスッキリ分かりやすい。

ネタが分からなくてもちゃんと楽しめる作りになっていると思うし、古き良き『インディ・ジョーンズ』を現代に蘇らせたような謎解きも楽しい

 

VRという今後私たちの身近にもやってくるであろうアイテムを使って「バーチャル世界」の良さと「リアル世界」の良さ両方を描いていて希望に溢れるラストだったと思う。

「リアルは現実にしかない」というのは言われなくても分かるって思いがちだけど、人間はその想像力の豊かさからリアルでない物にもリアルを見出してしまいがちなんですよね。別にでも、それは悪いことじゃない。今後も私たちがリアルの大切さを忘れず見失わなければ、きっとバーチャル世界でも楽しく生きていくことが出来るんだろうな。

 

物語のキーになる”過去の偉大な人物から、次の新世代へと遺志が引き継がれていく”流れも感動したし泣けた。天才の孤独とか、生きにくさとか、そういうの弱いんですよねぇええええ・・・!!!

 

どんなキャラやパロディがあった?

ちびぞうはにわかオタなところがあるので(大体なんにでもミーハー)分かったのは

  • マイン・クラフト
  • キティちゃん
  • けろけろけろっぴ
  • ぽんぽこ ぽこぽん
  • デロリアン(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』)
  • バットマン
  • キング・コング
  • T・レックス(『ジュラシック・パーク』)
  • ビートルジュース
  • ケント・クラーク(『スーパーマン』)
  • レックス・ルーサーのセリフ(『スーパーマン』)
  • ハーレクイン(『スーサイド・スクワッド』)
  • 『ブレック・ファースト・クラブ』
  • 『シャイニング』
  • アイアン・ジャイアント
  • フレディ(『エルム街の悪夢』)
  • RYUと波動拳(『ストリート・ファイター』)
  • メカゴジラ
  • チャッキー
  • ガンダム
  • 『ターミネーター』の親指立てるシーン

パパッと思い出せるのはこのくらいですねー。有名どころばかり!

本当に一瞬のシーンの中にも色々とパロってるっぽいので100や200以上はネタが仕込まれてそうです。

『シャイニング』のシーンは噂には聞いていたけども吹き出しそうになってしまいましたよ!!!!あのホテルの再現はずるい!!!!!美しすぎる!!双子ちゃんに幽霊に、あと斧がバキバキと扉をやぶってくる演出ね。

ジャック・ニコルソンは登場しませんでしたけどね!!

してくれたら★1つ上がってたな!

メカゴジラ登場でゴジラのテーマも流れるし・・・チャッキーは武器アイテムになってるし・・・もうカオス(笑)

 

 

まとめ

それにしてもーーー、楽しかったーーーー!!!

映画館で、ぜひ!!!

 

 


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ネタバレなしで映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』感想

―――それは、”慈悲”だ

ついに来てしまいましたねーーーー!MCU第19弾!ちびぞうは過去作18本全てを一から見直しまして復習もバッチリバッチリ!な状態で挑みました!!

アベンジャーズってどの順番で観ればいいの?という方のためにまとめたこちらの記事もどうぞ!

トリセツ!【映画”アベンジャーズ”世界の歩き方】4/29追記

パンフレットは当然特別版を購入しましたとも!千円!

裏をシールで閉じられたカバーがついています。

もったいなくて外せない・・・!なので中身をチラり。

こんな感じでキャラクターのアートワークが描かれています!

カバーを外すとこんな感じ。

66ページで、しっかり他MCU作品の紹介もあり、出演者さんのインタビューもかなり多め(*’ω’*)

【映画情報】

【原題】Avengers: Infinity War
【制作国】アメリカ
【監督】アンソニー&ジョー・ルッソ
【脚本】クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
【製作】ケヴィン・ファイギ
【製作総指揮】ルイス・デスポジート、ビクトリア・アロンソ、マイケル・グリロ、トリン・トラン、ジョン・ファブロー、ジェームズ・ガン、スタン・リー
【共同製作】ミッチ・ベル
【撮影監督】トレント・オパロック
【プロダクション・デザイナー】チャールズ・ウッド
【編集】ジェフリー・フォード、マシュー・シュミット
【衣装デザイナー】ジュディアナ・マコフスキー
【視覚効果&アニメーション】インダストリアル・ライト&マジック
【視覚効果監修】ダン・デレウ
【ビジュアル開発主任】ライアン・メイナーディング
【音楽】アラン・シルヴェストリ
【音楽監修】デイヴ・ジョーダン
【キャスティング】サラ・ハリー・フィン
【出演([]内は役名)】

  • ロバート・ダウニー・Jr[トニー・スターク/アイアンマン]
  • クリス・ヘムズワース[ソー]
  • マーク・ラファロ[ブルース・バナー/ハルク]
  • クリス・エヴァンス[スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ]
  • スカーレット・ヨハンソン[ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ]
  • ベネディクト・カンバーバッチ[スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ]
  • ドン・チードル[ジェームズ・”ローディ”・ローズ/ウォーマシン]
  • チャドウィック・ボーズマン[ティ・チャラ/ブラック・パンサー]
  • エリザベス・オルセン[ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ]
  • ヴィン・ディーゼル[グルート]
  • ブラッドリー・クーパー[ロケット]
  • ジョシュ・ブローリン[サノス]
  • トム・ホランド[ピーター・パーカー/スパイダーマン]
  • アンソニー・マッキー[サム・ウィルソン/ファルコン]
  • ポール・ベタニ―[ヴィジョン]
  • セバスチャン・スタン[バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー]
  • トム・ヒドルストン[ロキ]
  • イドリス・エルバ[ヘイムダル]
  • ピーター・ディンクレイジ[エイトリ]
  • ベネディクト・ウォン[ウォン]
  • ポム・クレメンティエフ[マンティス]
  • カレン・ギラン[ネビュラ]
  • デイヴ・バウティスタ[ドラックス]
  • ゾーイ・サルダナ[ガモーラ]
  • グウィネス・パルトロウ[ペッパー・ポッツ]
  • ベニチオ・デル・トロ[コレクター]
  • クリス・プラット[ピーター・クイル/スター・ロード]

【公開日(日本)】2018年4月27日
【上映時間】150分
【配給】 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
【映倫区分】
【アベンジャーズ前作】人工知能が暴走する!?映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ネタバレ&感想
【アベンジャーズ次作】アベンジャーズ4
【MCU前作】今度のヒーローはアフリカの王!映画『ブラック・パンサー』ネタバレ&感想
【MCU次作】アントマン&ワスプ
【IMDB】9.1/10.0  (およそ129,000人の評価)

【あらすじ】

6つ集めれば世界を滅ぼす無限の力を手にすると言われる「インフィニティ・ストーン」を狙い地球に襲来した宇宙最強の敵サノスに対し、アベンジャーズが全滅の危機に陥るほどの激しい戦いを強いられる。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレなし)】

☆3.0/5.0

もうなんというか、若干、点数が付けずらい感じですね。

もう、とにかく登場人物がひたすらに多い!!!!!!!!

ということと、

全員が同じ場所で戦うわけではないので、あっちの場面へ飛んだりこっちの場面へ飛んだり・・・「さて、その頃こちらでは~」みたいなシーンチェンジがすごく多い!!

少なくとも

  • キャップのワカンダチーム
  • アイアンマンの宇宙チーム
  • ソーの宇宙チーム

って感じに大きく分けて3つ?は別行動なのでここが把握できなないとわけわかんないと思いますね。

そもそも、もう過去作未見だと辛い

あまりにも多いキャラを全員把握するには、過去作をほぼコンプリートしていないと厳しいんじゃないか問題がありますね。

今作までは、まとめ記事でもマスト!と思う作品にだけ絞って観てもらえれば良いかなーと思っていたんですが、今作を観たら

「あぁ、もう全部(18本)観ないといけないじゃん・・・」

という感じになりました(笑)

全ヒーロー中、二人だけ登場しないので、せいぜい観なくても問題ないなーと思ったのは

『インクレディブル・ハルク』
『アイアンマン2』
『アントマン』

くらいかなーと思ったんですけども、どうせ3本抜かすくらいならもういっそ全部観たらいいじゃない?と思うので

やっぱり全部観ましょう!!!!(笑)

ちなみに、今から追いかけるという方は前作の『ブラックパンサー』がまだレンタル可開始していないのでおそらく今作には間に合いません
今作のレンタル開始が8月の『アントマン&ワスプ』に間に合えば、そこからリアルタイムで追いかけられると思います。頑張って!!!!!(もしそれがダメなら来年の『キャプテン・マーベル』までに全て観られると思います・・・)

インフィニティ・ウォーなので例の石たちがすごく大事!

ヒーロー達を知るのと同じくらい大事なのが、強大な力を持った6つの「インフィニティ・ストーン」。今作ではその6つを集めて宇宙人口を半分に減らそうと計画する最恐超人サノスとの戦いが描かれています。

ちびぞうも石についてまとめた記事をアップしているのでそちらをぜひ読んでください。

アベンジャーズに登場する謎の石たち【インフィニティ・ストーン】とは

スタン・リーおじさんも出演しているよ!

偉大なるマーベルの原作者であるクリエイターのスタン・リーおじさん(おじいちゃん)ですが、いつもMCU作品のカメオ出演をしていることで有名。

今作にもしっかりと出ていますので、目を皿のようにして探しましょう!!!

あの時消えたあの悪役(赤い奴)が再登場するよ!

MCUのあの作品でヴィランとして登場し、ちびぞうは「多分生きてる気がする・・・」と言っていた例の赤い人が意外な場所で再登場します!

今後も登場するのかは不明ですが気付けるとちょっぴり嬉しいかも。

まとめ

ネタバレなしだと本当に言えることが少ないですね・・・!!!!!!

息つく暇ないアクションシーンの連続とか、とっても迫力があってとにかく楽しいですし、色んなヒーローとの色んなコラボだったり口喧嘩だったりが見られて幸せ・・・・!!!!

な半面、

ファンにとっては色々とショッキングな展開が多く、涙無しにはみられない感じになっていますけども、ちびぞうは希望を捨てずに、次回作まで待ちたいと思います。

それにしてもおあずけの期間が長いなぁ・・・!!!

あ、ネタバレのみを抽出した記事もアップしていますのでこれだけでは物足りない!という方はそちらをどうぞ・・・!(自己責任で!)

ネタバレ注意!『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』メンバーの運命の行方は!?

 

 

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ネタバレ注意!『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』メンバーの運命の行方は!?

 

!!!!ネタバレ注意!!!!!

 

ここから先は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレしかありません。

 

!!!!ネタバレ注意!!!!!

 

自己責任の上、スクロールしてください!!!!

 

!!!!ネタバレ注意!!!!!

 

 

どうも、こんにちは。ちびぞう(@cbz_ewe)です!

アベンジャーズについてのまとめ記事はこちら↓

トリセツ!【映画”アベンジャーズ”世界の歩き方】4/29追記

 

ネタバレ注意(物語の核心/オチにも触れています)

 

ちびぞうはですね、もうね、これを劇場で観終わりましてね、面白いとか面白くないとかそういう感じではなく。放心状態というか・・・なんというか。衝撃が大きすぎて

 

「( ゚Д゚)ポカーン・・・・・・・」

 

って感じでしたね。

 

何が衝撃って、

 

多すぎるキャラクターの死ですよ。

今回ちびぞうはそのキャラの死を、自分の頭の中を整理する意味でも、分かりやすくまとめてみようと思いました。

かいつまんだ流れ

宇宙最恐の超人サノスが、6つのインフィニティ・ストーンをかき集めて「宇宙の人口を半分に減らす」という恐ろしい計画を行おうとしていました。

そして、強すぎるサノスによって、アベンジャーズの抵抗虚しく石は全てそろってしまい、映画の最後にはその恐ろしい計画が実行され、地球や宇宙のあらゆる惑星の人口が半分、消し去ってしまいます。

 

 

誰が死に、誰が生き残ったのか?

 

時系列順に追っていきたいと思います。

 

死んでしまったメンバー

まず最初の犠牲者、それは

  • 我らがロキたん

でした・・・。(号泣)

『マイティ・ソー/バトルロイヤル』の直後、サノスの船に襲われたアスガルド一行。サノスにソーを人質に取られ、渋々四次元キューブを渡したロキ。サノスを騙して襲おうとしますが、返り討ちにあってしまい「今度こそ本当の死」を迎えてしまいます・・・。

そして、そこでアスガルド民はソーを残して全滅。

  • ヘイムダル

も、最後にハルクを地球へ返すという力を使って、死んでしまいます。

ノーウェアが壊滅状態だったのでおそらく

  • コレクター

も殺されているでしょう。

続いて、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーから

  • ガモーラ

惑星ヴォ―ミアにて。ソウル・ストーンを手に入れるには代償として「愛する者を手放さなければならず」サノスはその代償にガモーラを選びます・・・。

そして次に、遂にそのご尊顔(ポール・ベタニ―)を見れた喜びに浸っていたところで死んでしまったのが

  • ヴィジョン

彼の額についているマインド・ストーンをサノスの手に渡らせてはならない。なので、ワカンダで彼の額から石を取り外し、それをワンダが破壊する作戦でした。しかしワカンダを攻め込まれ間に合わず、額についたままヴィジョンが死んでしまうと分かった上でワンダがヴィジョンの額のマインド・ストーンを破壊することに成功。
しかし、タイム・ストーンを持っているサノスにより時間を巻き戻され生き返ったヴィジョンは再びサノスの手によって額から石をもぎ取られ、再び死んでしまいます・・・

(個人的にこのヴィジョンの扱いは最高にむごい)

 

そして石を6つ手に入れたサノスは、全ての人口を半分にするという計画を実行してしまいます。
それによって消えてしまったメンバーはこちら。

  • バッキー・バーンズ(ウィンター・ソルジャー)
  • ファルコン
  • ワンダ(スカーレット・ウィッチ)
  • ブラック・パンサー
  • スパイダーマン
  • ドクター・ストレンジ
  • グルート
  • マンティス
  • ピーター・クイル(スター・ロード)
  • ドラックス

更に、エンドロール後にパニックになった地球の様子が描かれます。そこで

  • ニック・フューリー
  • マリア・ヒル

の二人も消えてしまいました。

 

生還したメンバー

  • キャプテン・アメリカ
  • アイアンマン
  • ソー
  • ハルク
  • ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)
  • ローディ(ウォーマシン)
  • オコエ
  • ロケット
  • ネビュラ

生死不明のメンバー

  • アントマン
  • ホークアイ

この二人は『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』でソコヴィア協定を裏切る形になっていましたが今作で「司法取引した」と語られていたので、謹慎中・・・みたいな扱いなんでしょうか。一切登場していないので生死は分かりません。

  • ウォン

    彼は「サンクタムを守らねば!」と言って早々に退場していましたね。その後どうなったか覚えてないのですが多分再登場していないので生死不明。

ちょっと死んだかどうか覚えてない人

  • シュリ

    彼女に関しては単純に覚えてない・・・すいません!

 

まとめ

映画そのものに対する感想をまとめるまでにまだ時間がかかりそうだったので、取り急ぎ脳内の整理のためにも多すぎるメンバーの行く末についてまとめてみました。

また、後日この熱と落ち込みが過ぎてから冷静に感想も書いていきたいと思います・・・!

ちびぞう(@cbz_ewe)でした!

ネタバレなしでも感想書きました!↓↓↓

ネタバレなしで映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』感想

 

 


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