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雷神ソー、爆誕!映画『マイティ・ソー』ネタバレ&感想

「ふさわしい器を持つものに―――力は与えられる」

MCUシリーズを見返そうのコーナー!四本目はこちら、

北欧神話を元ネタにした雷神ソーの物語!!!

流れとしてはアイアンマン1,2のあとインクレディブルハルクを観て今作に来ると完璧ですね!

監督のケネス・ブラナ―さんは役者も務める監督さんでして、最近だと『オリエント急行殺人事件』に出演・監督しているようです。シェイクスピア演劇にルーツのある監督さんならではの神話スペクタクル、そしてファンタジーと現実が混ざり合うという不思議な世界観を見せてもらえるかな、と思います。

役者陣、ソーにはクリス・ヘムズワース、ヒロインのジェーンにはナタリー・ポートマン!!個人的に、ソーの「大物ヒロイン掴んだ感」すごいなっておもってます!!!そして今作のヴィランにはロキたん!(トム・ヒドルストン)

ちびぞうのMCUシリーズでアイアンマンを超えそうなくらい大好きメンになっているのがロキたん!!!彼は最近の作品ではすっかりやられ役が板についてきてしまっていますが、今回はしっかりと悪役をしています!!!悪そうなしたり顔が見れます!そこも注目です!!

あっ、そういえば日本人俳優の浅野忠信さんもソーのお友達四人組の一人として出演していますが、今作ではあまり活躍しません!しかし続編でも出てくるのでそちらに期待していきましょう(*’ω’*)

【映画情報】

【原題】Thor
【制作国】アメリカ
【監督】ケネス・ブラナー
【脚本】アシュリー・エドワード・ミラー、ザック・ステンツ、ドン・ペイン
【原作】ジャック・カービー、スタン・リー
【原案】J・マイケル・ストラジンスキー、マーク・プロトセビッチ
【撮影】ハリス・ザンバーラウコス
【美術】ボー・ウェルチ
【編集】ポール・ルベル
【音楽】パトリック・ドイル
【出演([]内は役名)】

  • クリス・ヘムズワース[ソー]
  • ナタリー・ポートマン[ジェーン・フォスター]
  • アンソニー・ホプキンス[オーディン]
  • トム・ヒドルストン[ロキ]
  • ジェイミー・アレクサンダー[シフ]
  • イドリス・エルバ[ヘイムダル]
  • ジョシュア・ダラス[ファンドラル]
  • レイ・スティーブンソン[ヴォルスタッグ]
  • 浅野忠信[ホーガン]
  • ステラン・ステルスガルド[エリック・セルヴィグ]
  • カット・デニングス[ダーシー]
  • クラーク・グレッグ[フィル・コールソン]
  • レネ・ルッソ[フリッガ]
  • コルム・フィオール[ラウフェイ]
  • ジェレミー・レナ―[クリント・バートン/ホークアイ]
  • サミュエル・L・ジャクソン[ニック・フューリー]

【公開日(日本)】2011年7月2日
【上映時間】115分
【配給】パラマウント
【映倫区分】G
【アベンジャーズ前作】
スタークEXPO開催!映画『アイアンマン2』ネタバレ&感想
エドワード・ノートンの『インクレディブル・ハルク』映画ネタバレ&感想
【アベンジャーズ次作】キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
【マイティ・ソー次作】マイティ・ソー/ダークワールド
【IMDB】7.0/10.0  (およそ610,000人の評価)

【あらすじ】

神の世界では最強の戦士といわれていたものの、横暴でごう慢な性格が災いとなり、地球へ追放されてしまったソー(クリス・ヘムズワース)。神の世界での力を失ってしまったソーに凶悪な敵たちが次々と襲い掛かり、ソーは地球でも戦いの日々を送ることに……。【引用元:シネマトゥデイ

【感想(結末までネタバレ!)】

☆2.8/5.0

いや、本当にすいません。今作は非常にシリアスなお話だったりするんですが・・・。

マイティ・ソーは最新作のバトルロイヤルでかなりコメディ路線に舵を切るんですよね。なので、そのテンションで観るとどーーーーーーしても

ロキたん暗躍しちゃってぇ!もう!本当はお兄ちゃん大好きなくせに!

みたいな見方になってしまうんですよね!!!ほんとに!!まぁ、2のダーク・ワールドの時からそんな感じだったので、コメディに移り変わる片鱗はこの時点であったのかもしれません・・・(笑)

おおまかなストーリー

はい、覚えましょう。主人公のソーは、北欧神話に登場するオーディンの息子。そして弟のロキは「悪戯の神」として知られています。
そんな彼らが統治する国は「アスガルド」。九つの国を束ねる大国です。ヘイムダルという門番が守る”虹の橋”を使って別の国や地球に行ったりします。
オーディンはソーに王の地位を渡そうとムジョルニアと呼ばわるハンマーで雷神としてのパワーを授けます。

 

はい、次に覚えるのがヨトゥンハイムという氷の巨人の国。この国は、アスガルドと因縁があり昔から父オーディンが戦って来た国です。過去に巨人族が人類を襲った時、オーディンがそれを救い、彼らの持つ力の源「古代の冬の小箱」を奪ったとされています。現在は休戦協定中。

 

最後に地球。ジェーンという天文物理学者と、セルヴィグという博士がいて、アインシュタイン・ローゼン・ブリッジ(ワームホール)=アスガルドの虹の橋 について研究しています。

これだけ覚えていればあとは簡単!

 

オーディンの跡を継いで王になろうとするソーを妬んだロキが巨人族を武器庫に侵入させるオープニング。

巨人族め!とおこになって休戦協定中のヨトゥンハイムに勝手に殴り込んだソーにオーディンが「傲慢で欲深い、父の言葉に背いて平和の国の扉を開け、仲間を危険にさらした。お前はその地位にふさわしくない」と激おこになって、ソーからムジョルニアを取り上げ地球に追放する。

しかし父の真の意図は「地球で成長して価値観が変わったらムジョルニアも持てるようになるよ」ってことなので、ムジョルニアも地球に落ちてくる。

地球に降り立った時代錯誤のファンタジー男が現代でおかしな言動をしたりするのが楽しいシークエンスが始まる。

アスガルドでロキたんは自分の出生の秘密(実はヨトゥンハイムの王の子どもであったのを赤子の頃にオーディンに保護されて連れて帰られた!)を知る。そして「敵に連れ去られいつの日か利用されるために捕らえられていた、ソーばかりひいきされていた理由が分かった」と激おこ。しかしオーディンはもう歳なので息子の激昂に耐えられない!!意識を失い倒れてしまう(本当は”オーディンの眠り”といういつ目覚めるか分からない眠りについた)

ムジョルニアが落ちて来たことを知ったソーは、墜落現場を研究するシールドのベースに忍び込みムジョルニアを奪おうとするも失敗。

ロキがやってきて「父が死んだ、ヨトゥンハイムとの休戦は兄上の追放が条件だし母上も戻るなと言っている、王座の重荷は俺が背負う」と大嘘を吹き込む。

王不在の間に勝手に王座につくロキたん。巨人の国にも行って「オーディンの寝床に侵入させてやる」と手引きする(これは母親の目の前で巨人族から父を救い、親にも民にも認められてるという目的のため)

ソーになんとか戻ってきて欲しいソーのお友達四人組も地球に行って、ソーと合流。ロキたんの大嘘を伝える。ロキはソーが戻ってこないようにデストロイヤーという兵器を地球へ送り込み「全てを破壊しろ」と命令する。

地球でのデストロイヤーとのバトル!みんなを守るため自分の命を犠牲にして倒れたソーを「ふさわしい者」と判断したムジョルニアが彼の元へ飛んできて、雷神ソー復活!(これがオーディンの意図だったということですね!)デストロイヤーを倒し、ジェーンに「必ずお前の元へ戻る」と約束してアスガルドへと戻る!



アスガルドにはロキたんの手配で巨人が攻めて来ていた!虹の橋を壊してピンチを切り抜けるソー。兄弟そろって次元のはざまへ吹き飛ばされそうになったところを目覚めたオーディンが助けようとする。ロキはそこでもまた嘘をつこうとするが、父には全て見抜かれていると知り、自ら手を放して次元のはざまへと消えていく。

虹の橋が消えたので、もうジェーンと会えないと悲しむソー。しかし橋の番人ヘイムダルの全てを見通す目には彼女の姿が見えている。「今も彼女はあなたを探している」と言われて映画は終了。

エンドロール後、セルヴィグ博士を招いたシールドの長官ニック・フューリーとの会話の中で「四次元キューブ(テッセラクト)」と呼ばれるインフィニティ・ストーンが登場。これの使い方が分かれば無限のパワーが得られる、という長官に対し「調べてみる価値はあるな」と返す博士はすでにロキに操られていた!!という感じでアベンジャーズに繋げて終わり。

アベンジャーズとの関わり

  • 追放されたソーの後で地球に落ちたムジョルニアをシールドのコールソンが発見するシーン(→アイアンマン2との繋がり)
  • シールドのコールソンがソーの力に興味を持ち、そういった特別な力を持つものに大金を払う組織がある・・・と勧誘しかける。

  • ジェーンの研究施設がシールドに差し押さえられてしまった時にセルヴィグ博士が言う「知り合いの科学者にガンマ線の研究者がいたが、彼の元にもシールドが現れて、それ以来行方不明になってしまった」という台詞はおそらく、ブルース・バナー博士(ハルク)の事を言っていると思われる。
  • ムジョルニアを奪いに来たソーを狙うシールドのエージェントとして「ホークアイ」が初登場!!!カメオ出演ということなので、一場面のみの登場。
  • ロキが地球へ送り込んできたデストロイヤーを見たシールドのエージェントとコールソンが
    「トニーのところの兵器か?」
    「スタークからは何も聞いていないぞ」
    と会話するシーンがある。
  • エンドロール後にインフィニティ・ストーンの一つ「四次元キューブ(テッセラクト)」が初登場する。

ここがよい!!

ロキたんがしれっとした顔でソーを巨人族の元へ行くように煽ったり、巨人族を騙して祖国を襲わせたり、父親が倒れてる間に王座についたり、兄貴に大嘘こいたり、「全てを破壊しろ」とかいう大雑把な命令をデストロイヤーにしたり、

ちょっぴり頭弱めだけどしたり顔で暗躍する憎むにも憎み切れないヴィラン

を見事に演じていましたねー!!!

彼がソーと対峙する時に言った

「王になりたかったわけじゃない、あんたと対等になりたかった」

これがもう彼の原動力の全てというか。俺を騙していた家族が憎い、でも憎み切れないというか愛してる、むしろ俺をもっと認めてくれ兄さん父さんーーー!!!!というとてもシンプルな承認欲求を満たしたいがための彼の行動なんですよね。うーん大好き!!!

スーツ姿もペタリしときますね!

ロキたん最高でしたはーーーーーーー!!!!!!!

 

それから、時代錯誤のファンタジーマンが現代で大混乱!のシーンは会社が違いますがDCコミックの『ワンダーウーマン』に通ずるコミカルさがあって好きです。

特に、ソーがペットショップに行って「馬をくれ」を言うシーン大好き(笑)なんでもいいから乗れるものをくれって(笑)

それからソーが、コールソンのことを「コールの息子よ」と呼びかけるところも好き!
外国人の名字○○ソンは○○の息子という意味でついた名字(例えばジョンソンは”ジョンの息子”という意味)なので、ソー・オーディンソンと言う名前はまんま「オーディンの息子・ソー」という意味。現代でそんな風に名乗る人も呼ぶ人もいないので「なるほどコールソンはコールの息子よ、となるのか!」と笑ってしまいました。

DCの新女性ヒーロー!映画『ワンダーウーマン』感想(ネタバレなし)

ソーが飲んでた酒

どうでもいいけど調べてみたシリーズ。

ソーとセルヴィグ博士が酒を飲むシーンで出てきた「ボイラーメーカー」というのは、飲みかけのビールにバーボンを入れて飲むものらしいですね。

飲むとボイラーのように体が熱くなるようで、一発で酔える・・・ということらしい。

気になる人は試してみてもいいかも★

 

 


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スタークEXPO開催!映画『アイアンマン2』ネタバレ&感想

「私が残した最も偉大なものは――――お前だ」

来ましたー!!!!アベンジャーズシリーズで、アイアンマンシリーズで、ちびぞうが一番愛してやまない作品!それがこちら!『アイアンマン2』デーーーーッス!!!!!!!

ロバート・ダウニー・Jr.演じる社長が一番好き、というのもあるんですが・・・それ以上に

ミッキー・ロークの”ウィップラッシュ”が最高に好き。

というのがあります。あ、ウィップラッシュというのは今作のメインヴィランです。電撃ムチを振り回してくるロシアの科学者ですよ!!!!

ちなみに豆知識として、今作でアイアンマンが助ける少年は、『スパイダーマン:ホームカミング』でスパイディになるピーター・パーカーだそうで!!!

ついでに、アベンジャーズのメンバーである「ブラック・ウィドウ」や「ウォーマシン」も今作で初登場します!

そういったマーベル絡みのシーンにも注目して頂きたいですね(*’ω’*)

MCU参戦!映画『スパイダーマン : ホームカミング』ネタバレなし感想

【映画情報】

【原題】Iron Man 2
【制作国】アメリカ
【監督】ジョン・ファブロー
【脚本】ジャスティン・セロー
【製作】ケビン・ファイギ
【製作総指揮】アラン・ファイン、スタン・リー、デビッド・メイゼル、デニス・L・スチュワート、ルイス・デスポジート、スーザン・ダウニー
【撮影】マシュー・リバティーク
【美術】J・マイケル・リーバ
【編集】リチャード・ピアソン、ダン・レ―ベンタール
【音楽】ジョン・デブニー
【出演([]内は役名)】

  • ロバート・ダウニー・Jr.[トニー・スターク/アイアンマン]
  • グウィネス・パルトロウ[ペッパー・ポッツ]
  • ドン・チードル[ジェームズ・”ローディ”・ローズ中佐/ウォーマシン]
  • ミッキー・ローク[イワン・ヴァンコ/ウィップラッシュ]
  • スカーレット・ヨハンソン[ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ]
  • サム・ロックウェル[ジャスティン・ハマー]
  • ポール・ベタニ―[ジャービス(声)]
  • クラーク・グレッグ[フィル・コールソン]
  • ハロルド・”ハッピー”・ホーガン[ジョン・ファブロー]
  • サミュエル・L・ジャクソン[ニック・フューリー]
  • ジョン・スラッテリー[ハワード・スターク]

【公開日(日本)】2010年6月11日
【上映時間】124分
【配給】パラマウント
【映倫区分】G
【前作】アベンジャーズはここから観よう!映画『アイアンマン』ネタバレ&感想
【アイアンマンとしての次作】アイアンマン3
【アベンジャーズとしての次作】エドワード・ノートンの『インクレディブル・ハルク』映画ネタバレ&感想
マイティ・ソー
【IMDB】7.0/10.0  (およそ590,000人の評価)

【あらすじ】

巨大軍事企業の経営者であり、天才科学者でもあるトニー・スタークは、前作で自ら開発したすさまじいパワーを発揮するパワード・スーツを装着し、アイアンマンとしてテロ組織と激闘を繰り広げた。その後、スタークはパワード・スーツを軍事利用のため国家に引き渡すよう命じられるが、これを拒否する。一方、スタークを敵視するウィップラッシュがアイアンマンと同等なパワーを持つスーツでモナコGPに現れ……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレもしているよ!)】

☆3.5/5.0

アイアンマンのラストシーンから地繋ぎで始まります!1のラストの記者会見をロシアにいるアントン・ヴァンコじいさんがテレビで観てるというシーンから。

なので必ずアイアンマン1を観てから観ようね!!

おおまかなストーリー

アントン・ヴァンコという名前の書かれたアーク・リアクターの設計図を持っている男(ミッキー・ローク)。彼が自力でアーク・リアクターを作るシーンにオープニングが重なります!彼が今作のメインヴィラン、鳥をこよなく愛すウィップラッシュ様です。

彼の目的は父親を裏切ったハワード・スターク、そして息子のトニー・スタークに復讐すること!

6か月後!スタークEXPOのオープニングにアイアンマンの姿で登場するトニー!

派手な登場シーンのやりたい放題感というか、趣味が若干良くない感じがすごく好き!!

今作は、胸に埋め込んだアークリアクターを動かしているパラジウムという元素が血中毒素となってトニーの体を蝕んでいる・・・というメインの流れがあります。(つまり、アイアンマンを続けることで彼の体は死に近付いていく)

 

上院議員の軍事委員会に出席を求められるトニー。

しれっと俳優がドン・チードルに代わっているローディ中佐もここで登場(;;)かなしい(;;)

アイアンマンの力を国に渡せと言われるけど「スーツと自分は一体。国にスーツを売るということは体を売ることと同じだ。私は世界平和の民営化に成功した」と拒否するトニー。

アイアンマンはどこの機関にも属していないので国や民の脅威になり得る・・・と言われるが、トニーがその場で他の国のアイアンマンスーツの開発の様子(どれもうまくいっていない)のを見せ、武器開発のハマー社をコケにするついでにどこの国も自分の技術には追い付いていないと言う。

 

エキスポは無駄だとかエコ事業が止まってるとか色々文句を言ってくるペッパーを社長に就任させる!(ペッパーは嬉しそうだけどめんどくさいから全部押し付けたようにしか見えない(笑))

ボクシングの練習場面でナタリー・ラッシュマン(ブラックウィドウ)登場!!!

彼女の正体は、法務部の人間に紛れ込んだシールドのスパイ、ナターシャ・ロマノフ。言語に堪能で日本でモデルをしてた彼女を強引に秘書にするトニー。

場面は変わってモナコ!なぜかレースにレーサーとして出場しようとするトニー(笑)やりたい放題(笑)

ペッパーが慌てて止めようとするがレーススタート!

と、そこへ明らかにあやしいおっさんが登場!!!ウィップラッシュだー!!!!

自作のアークリアクターを胸につけ、両手で持ったビリビリ電撃ムチで鉄をも切断!!!!

追い詰められるトニー!ケースがないと変身できないからペッパーもハッピーも頑張る!
スーツケースからアイアンマンに変身するシーンが最高!

なんとかイワンを倒したトニー。

トニーが何か隠していると心配するペッパーだけど、打ち明けようとしないトニー。(本当は言いたいけどなかなか素直になれないんです社長は・・・)

一方、拘置所に入れられていたイワンを武器製造ハマー社のジャスティン・ハマーが手引きして脱走させる。
ハマーは国防総省と契約するため、自分の作ったスーツを改良させる手伝いをイワンにさせたいらしい。「敵は同じスタークだ」と手を組もうとする。

 

血中毒素がどんどん広がり体調が悪くなってきたトニーはそれを誤魔化すかのように、自分の誕生日パーティでアイアンマンスーツを着て踊り狂うという奇行に走る!!
(でも多分、スーツで身を固めていないと不安になるんだろうし、弱ってる姿を見せられないっていうのもあるんだろうな)
酔っぱらって客が投げたコップや果物をビームで撃ち落とすという無茶ぶりにキレたローディがアイアンマンスーツを勝手に着て止めようとする!!!(ウォーマシン”マーク1”の誕生!)

この喧嘩のシーンは音楽も合わせて最高!!!

二人がお互いを撃ち合うと、中間でビームがぶつかって大爆発する!
倒れたトニーを尻目に、ローディはスーツを軍に持ち帰る。

後日、ふてくされてドーナツを食べるトニーにシールドのニック・フューリー長官が会いに来る。アベンジャーズの誘いは一度断ったらしい。そこにナターシャも来て自分の正体を明かす。
トニーはパラジウムに代わるものを探してあらゆる元素を試しているが見つからないと言う。しかし、長官は「まだ全ては試してない」という。父ハワードはシールドの創設に関わっていて、彼が開発しようとしていたのは兵器ではなく大きなエネルギーだったらしい。その計画を完成させられるのは息子だけだ、と言っていたという話をトニーに伝える。

父の残した計画とやらをシールドの監視下で半強制的にやることになるトニー。

父親が残したビデオの中に自分へのメッセージがあるのを見つける。
正直このメッセージを見るシーンはくそ泣けるぅうううう

会社にいるペッパーに謝りに行くトニー。しかし門前払いを食ってしまう。私物の中にエキスポの模型を発見、それが新しい元素を作り出すヒントになっていると気付くトニー。

社長のDIY「新元素を作ろう!」のコーナーのシーン。途中でコールソンが来て別れを告げに来る。「ニューメキシコに転勤」するらしい。

新元素を合成して、パラジウムの代わりに胸に入れる!これで毒素の問題ともおさらば!

場面変わってイワンは、ハマーの金を使って新しいウィップラッシュのスーツを作っていた。アークリアクターを強化したとトニーに電話し「お前の父親にされた仕打ちを40分で返してやる」と脅す。
ハマーがエキスポで発表したドローンたちをイワンがハッキング!ローディの着ているウォーマシンも登場、しかしそれも暴走させる!

イワンが操るドローンたちとアイアンマンのバトル!この途中でアイアンマンが救う子どもが、『スパイダーマン:ホームカミング』でスパイディになる子らしいです!!!

ハッピーとロマノフはイワンのいるハマー社へ向かう!

ロマノフのアクションがすごい!それから知能もすごい!イワンのパソコンからローディのスーツを再起動させる!
ハッピーを演じる今作と前作の監督ジョン・ファブローさんも必死でアクションしていてとってもキュート♡

最後の戦闘はローディと共闘!その舞台になるのが日本のパビリオンっていうのも良いですねぇ~

ドローンたちを倒したらついに、ウィップラッシュの登場!ローディと喧嘩していた時に偶然でた大爆発を利用してウィップラッシュを倒す!しかし「お前の負けだ」とウィップラッシュは自分とドローンたちを自爆させる!!

慌ててその場から逃げるアイアンマンとウォーマシン、まだ会場内に残っているペッパーを急いで探しに行くトニー。爆発のギリギリで彼女を救って脱出!(前も思ったけどあの速度で生身の人間を抱いて飛んで行ったら無事では済まなそうなんだよな・・・・)

口論の末、ようやく結ばれるペッパーとトニー!最高にかわいいカップルですね!

ラストシーン、アベンジャーズにとってトニー・スタークは推薦されない、というロマノフさんの調査結果が出たことで、コンサルタントとして雇われることに。

エンドロール後はニューメキシコに行ったコールソンが、『マイティ・ソー』のハンマー”ムジョルニア”を発見するというシーンで終わり!

今作で登場するパワードスーツ

マーク4

amazon.jp

誕生日に踊ったりふざけたりしている時に着ているスーツ。「尿をろ過する装置付き」と劇中で語られている。
ローディと喧嘩するやつですね!

マーク5

スーツケース型になっている持ち運び用!モナコのレース場でウィップラッシュが現れた時に戦ったものがこれ!

マーク6

パラジウムに代わる新元素をエネルギーとして新たにモデリングされたもの!
胸の三角形がかっこよくてちびぞうはこれが一番好きです!

アベンジャーズとの関わり

  • シールドの長官・ニック・フューリーとエージェント・ロマノフ「ブラック・ウィドウ」がアイアンマンのアベンジャーズとしての資質を調べにやってくる!
  • 親友ローディ中佐がアイアンマンスーツを持って行って「ウォーマシン」となる!
  • キャプテン・アメリカの試作品の盾が「新元素DIY」のシーンでチラッと登場。
  • コールソンがニューメキシコへソーを探しに行く!

ここがよい!

ストーリーを書き出している合間合間に良いな!というポイントは書いてますが、

ミッキー・ローク扮する「ウィップラッシュ」が本当に好き・・・

ミッキー・ロークが好きなのもあるけど・・・あんなに怪しくて科学者っぽくないのにめちゃめちゃ頭いいですからね!?あとムチにこだわってる意味もよくわからないけどすき(;;)

正直彼には生き延びて、社長と和解して欲しかったなぁという気持ちがどうにもこうにも。何回観てもそれは思いますね。

それから地味に、ハマーを演じるサム・ロックウェルも良い演技してます(笑)
エキスポに踊りながら登場するシーンは最高です、必見ですよ!!

個人的にちびぞうは、父親ハワードとの確執がほどかれていく今作がとっても好きです。
飄々としているように見えて、実はお父さんのことを気にしていたり、繊細な一面もあるんですよねー。社長は。
胸のパラジウムの毒素問題と一緒に、親子の問題も解決されて、アイアンマンとして全力で戦う準備が今作で整った!という感じがGOOD!

ここからアベンジャーズ本編、そして3へと繋がっていきます。
楽しみですね!!!

 

 


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エドワード・ノートンの『インクレディブル・ハルク』映画ネタバレ&感想

「前に進み続けるしかない」

『アベンジャーズ』シリーズを復習しようのコーナー第2弾!

『アイアンマン』の1作目を観たら次はこちら!エドワード・ノートン主演のハルク!!!

リブートという形なので、2003年の『ハルク』とは全くつながりのない作品です。

ヒロインは『アルマゲドン』や『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのリブ・タイラー。

ヴィランにはティム・ロスが出ています(*’ω’*)

エドワード・ノートンのファンの方には残念ながら、彼はヒーロー映画出演にそこまで興味がなかったらしく、アベンジャーズに登場するハルク(ブルース・バナー)はマーク・ラファロに交代しています!(ちびぞうはマーク・ラファロの方が好きなので嬉しい交代ですが!)

アベンジャーズはここから観よう!映画『アイアンマン』ネタバレ&感想

【映画情報】

【原題】The Incredible Hulk
【制作国】アメリカ
【監督】ルイ・レテリエ
【脚本】ザック・ペン
【製作総指揮】スタン・リー、デビッド・メイゼル、ジム・バン・ウィック
【製作】アビ・アラド、ゲイル・アン・ハード、ケビン・フェイグ
【撮影】ピーター・メンジース・Jr.
【美術】カーク・M・ペトルッセリ
【音楽】クレイグ・アームストロング
【出演([]内は役名)】

  • エドワード・ノートン[ブルース・バナー]
  • リブ・タイラー[エリザベス・”ベティ”・ロス]
  • ティム・ロス[エミル・ブロンスキー]
  • ウィリアム・ハート[ロス将軍]
  • タイ・バーレル[レナード]
  • ティム・ブレイク・ネルソン[サミュエル・スターンズ]
  • ロバート・ダウニー・Jr.[トニー・スターク]

【公開日(日本)】2008年8月1日
【上映時間】114分
【配給】ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント
【アベンジャーズとしての前作】アイアンマン2
【アベンジャーズとしての次作】マイティ・ソー
【IMDB】/10.0  (およそ人の評価)

【あらすじ】

実験中に大量の放射能を浴びた科学者ブルース・バナーは、感情が高まると緑色の超人ハルクに変身するという特異体質になってしまう。元の体に戻るべく治療方法を探すブルースだったが、その驚異的なパワーに目をつけた軍が彼の元に追手を送り込み……。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.6/5.0

今作のメインヴィランは「アボミネーション」、アベンジャーズとの直接的な関連はラストでトニー・スタークが登場するのみですので、単品映画としても普通に楽しめます。

ちなみにエンドロール後のおまけ映像はありません!

おおまかなストーリー

「大学の研究所で爆発事故があり、緑の怪物が目撃された」と新聞記事が出る。ブルースはハルク化し、恋仲である共同研究者のベティとロス将軍を傷付けてしまい逃亡。ロス将軍に追われる。というあらすじがおおまかに分かるオープニング。さらっと”スターク・インダストリーズ”の文字も出る。

 

ブラジルに逃亡したブルースはサイダー工場で働きながら怒りを抑えるための精神的、そして肉体的な鍛錬を積んでいた。

サイダー工場で指に傷を負い、一滴の血がサイダーの瓶に混ざってしまう→そのサイダーはアメリカ行きだった!

ブルースはチャット相手である謎の博士と「ミスターブルー」「ミスターグリーン」として友達になっているらしく、彼に血液を送ったりして治療法の相談をしていた。

 

アメリカでソーダを飲んだ老人が死亡、ガンマ線が大量に検出されたことから、ブラジルにいることがロス将軍にバレてしまう。彼を連れ戻すため部隊を招集。その中にティム・ロス(ブロンスキー)もいる!

ミスターブルーから治せると連絡があるが、詳しいデータが手元にないのでデータを取りに行こうとする。ロス将軍の部隊に追われてハルク化しつつなんとかメキシコを経由してアメリカへ向かう。

 

ハルクを目撃したブロンスキーに彼の秘密を話す将軍。

”兵力強化プロジェクト”という第二次大戦中に開発されていたバイオテクノロジーを使って”スーパーソルジャー”を作る計画があり、それを再開していたらしい!その実験に関わっていたブルースは自分の体で実験し、ハルクとなった!と将軍は説明する。

 

アメリカへ戻ってきたブルースはベティの元へ!彼女には新しい精神科医の彼氏がいた!
なじみの知り合い、ピザ店を営むスタンリーの元へ行って協力を得る、ピザの宅配を装って彼女の研究所に侵入。しかし自分のデータが消されてしまっていた。ブルーに連絡するも、データがないなら助けられないと言われてしまう。
スタンリーのピザ屋にベティが来店、ブルースを目撃、そして再会!

彼女がブルースのデータを軍が持ち出す前に運び出してくれていた!

ロス将軍、ブロンスキーにも血清を打つ。

ブルースが出発しようとする直前で軍が追いかけてくる(精神科医の彼氏が通報していた)。捕まる前に、自分のデータが入ったUSBを飲み込む。軍に追い詰められハルク化、ブロンスキーと戦って瀕死の状態にさせる。

銃撃とヘリの爆破からベティを守り、彼女を抱いたまま逃亡。

 

瀕死になったブロンスキーは異常な回復力で復活。

ブルースはベティと一緒にミスターブルーに連絡を取って会いに行こうとするが、そのネット上のやりとりを軍がシールドのネットワークで検索し見つけられてしまう。ミスターブルーとは、サミュエル・スターンズ博士という人物だった。

命の危険がある治療実験をスターンズ博士の元で行うブルース。(成功したかに見えたけど一時的なものだったらしい)

スターンズ博士はブルースからもらった血を培養して増やしてそれを独自に研究していた!全てを始末しようと言うブルース。そこへ軍が到着。捕まってしまう。

スターンズ博士に「俺を奴のようにしろ」と迫るブロンスキー。ブルースの血液を投入しバケモノ(今作のメインヴィラン「アボミネーション」)に変わる!そして彼によって頭に傷をつけられ、そこからスターンズ博士にもブルースの血が混入(「リーダー」になる?)

 

ラストバトルはアボミネーションとハルクの戦い、そして横槍を入れてくる軍の三つ巴。

アボミネーションを殺しそうになったところでベティが「やめて!」と止められ「ベティ」と一言残し、ハルクは逃げ去ってしまう。

ラストはコロンビアで人知れず暮らしているブルースが、質屋から買い戻したベティの形見のペンダントを彼女の元へ送るシーンへ。ハルク化をコントロールできるようになったのかな・・・?という「ニヤり顔」で終わる。

ロス将軍の元へやってくるトニー・スターク!「我々はチームを編成中だ」と言う。

アベンジャーズとの関わり

  • オープニングでチラッと出る「スターク・インダストリーズ」の文字
  • ブルースがハルク化した原因が”スーパーソルジャー”を作る計画で、キャプテンアメリカが行ったものと同じ
  • 軍がブルースを捜索するのに「シールド」のネットワークを使う
  • 映画のラストでトニー・スターク(アイアンマン)が登場!ロス将軍に「チームを編成中」と言う

ここがよい!

  • どうしても『ハルク』と比べてしまうんだけど、テンポが良くなってる!
  • 定期的に「肉体変化が起きていない日数」が出るのが、ハルクになるのを恐れているというのが良くわかってよい!
  • 伸びるパンツを探していたり、コミカルな要素が増えていてクスッと出来る場面もいくつかある
  • ティムロスのアクションがカッコいい。人間のままでも十分にハルクと渡り歩けそうな感じがした(笑)
  • ヴィランがハルクと同じように肉体改造された相手なので、簡単には勝てないかも!とハラハラしながら観れる
  • ちびぞうは原作は読んでないんですが、ネットの画像で「ハルクが両手を合わせてクラップすると周りにいた人たちが気絶してしまう」というシーンを見たことがあって、今回ラストバトルでハルクが両手を叩き合わせると爆炎を蹴散らしてベティを救うというシーンがあって笑ってしまったんだけどきっと原作ファンが嬉しいんじゃないかなと思いました。その他「ハルクスマッシュ」で地面をかち割ったり、知ってる人が楽しめるハルクの技が出てくるのもよい!

まとめ

スターンズ博士の頭の傷にブルースの血液が垂れて、ヴィラン化の伏線っぽいシーンがあったのが(2も出てないしまだ回収されていないのかな?)気になるところ。

しかし『ハルク』よりもややこしさがなくなっていてだいぶ見やすくなっていました!

アベンジャーズを観るのにマスト!という作品ではないですが、せっかくアベンジャーズを追うのならぜひこれもチェックしていただきたいですね!!

 

 


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画像引用元:映画.com

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アベンジャーズはここから観よう!映画『アイアンマン』ネタバレ&感想

”トニー・スタークにも『ハート』がある”

マーベル・シネマティック・ユニバース『アベンジャーズ』シリーズを一から復習するよー!ということで2008年に公開された『アイアンマン』をまずは見返したいと思います!!

ちびぞうの愛してやまないトニー・スターク社長がいかにしてアイアンマンとなったか!!!の物語です!!!アベンジャーズシリーズを観ようと思ってる方にはマストな!!!作品です!!

キャスト陣も、ロバート・ダウニー・Jr.、グウィネス・パルトロウ、テレンス・ハワードと最高なんです・・・・・・・・

ちなみに初回もDVD鑑賞だったと思うので(多分)パンフはなし。

公式サイトはこちらです。

【映画情報】

【原題】Iron Man
【制作国】アメリカ
【監督】ジョン・ファブロー
【脚本】マーク・ファーガス、ホーク・オストビー、アート・マーカム、マット・ホロウェイ
【製作総指揮】ルイス・デスポジート、ピーター・ビリングスリー、アビ・アラド、スタン・リー、デビッド・メイゼル、ジョン・ファブロー
【製作】アビ・アラド、ケビン・フェイグ
【撮影】マシュー・リバティーク
【美術】J・マイケル・リーバ
【視覚効果】ジョン・ネルソン
【音楽】ラミン・ジャワディ
【出演([]内は役名)】

  • ロバート・ダウニー・Jr.[トニー・スターク]
  • テレンス・ハワード[ジェームズ・”ローディ”・ローズ中佐]
  • ジェフ・ブリッジス[オバディア・ステイン]
  • グウィネス・パルトロウ[ペッパー・ポッツ]
  • ショーン・トーブ[インセン]
  • ファラン・タヒール[ラザ]
  • レスリー・ビブ[クリスティン]
  • ポール・ベタニ―[ジャービス(声)]
  • クラーク・グレッグ[フィル・コールソン]
  • ハロルド・”ハッピー”・ホーガン[ジョン・ファブロー]
  • サミュエル・L・ジャクソン[ニック・フューリー]

【公開日(日本)】2008年9月27日
【上映時間】125分
【配給】ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント
【アイアンマンとしての次作】アイアンマン2
【アベンジャーズとしての次作】インクレディブル・ハルク
【IMDB】7.9/10.0  (およそ778,000人の評価)

【あらすじ】

。巨大軍事企業の社長トニー・スタークはアフガニスタンでテロ組織に捕われ、新兵器の開発を強制されるが、敵の目を盗んで戦闘用パワードスーツを開発し、敵地から脱出。さらに改良を加えたパワードスーツを装着し、“アイアンマン”となってテロ撲滅のため戦うことを決意する。【引用元:映画.com

【感想】

4.0/5.0

控えめに言っても最高に面白い!!!
主人公のトニー・スタークのキャラクターが最高!パワードスーツも格好良い!!!

おおまかなストーリー

アフガニスタンでトニーが兵士と楽しくお喋りしているところで襲われるシーンから始まる。
自分の会社「スターク・インダストリーズ」のマークが入ったミサイルに吹っ飛ばされる!

そして目が覚めたらテロリスト集団”テン・リングス”に拉致されていた!!!

時間は34時間前にさかのぼり、アポジー賞の授賞式の場面へ。

6歳でエンジンを組み立て17歳でMITを首席で卒業、亡くなった父親の跡を継いで21歳でスターク社のCEOに就任したというトニーの経歴を紹介した後、トロフィーを渡そうとするがトニーは出席していない。その間社長はカジノで楽しんでいた。

女好きで酒好きで車も好き、平気で約束を破るし自家用機だから待たせておけと3時間も遅れてくる無責任な一面も見せられる。
そしてスターク社の新製品の武器”ジェリコ”をお披露目するためにアフガニスタンへ。そしてその帰りに襲われ、冒頭の拉致されるシーンへ繋がる。

洞窟らしき場所のベッドで目が覚めるトニー。すると、胸には謎の丸い機械が取り付けられていて発電機のようなものに繋がれていた。そこにはもう一人メガネのスーツの男(インセン博士)が捕らえられていて、彼がその機械を取り付け心臓の近くに残った爆弾の破片が心臓に入らないように電磁石の機械を取り付けて彼の命を救ったと言う。

テロリストはトニーに「ジェリコミサイルを作れ」と要求。完成したら自由にしてやると言われるが、それは嘘だと見抜く。「君のライフワークが殺人者の手に渡ってしまった、偉大なトニー・スタークが何もせず死ぬのか?」と奮起させようとするインセンに「どうせあと自分の命は1週間しか持たない」と答えると「かけがえのない1週間じゃないか」と言われ、やる気を出す。

ミサイルを作っているように見せかけて、こっそりと別の物を作る。

まずはパラジウムという物質を使って、心臓を守るための小型のアーク・リアクターを。次に脱出用のパワードスーツを作ろうとする。

バラバラになっている設計図を全て重ねるとパワードスーツの設計図になるとか賢い・・・!!

作っている間にインセン博士との絆を深める。

テロリストにミサイルを作っているわけではないとバレかけてインセンが拷問されそうになるのを止める。「明日まで待つ」と言われて急いでスーツを作る二人。

扉に爆弾を仕掛けて、開かれたら爆発する仕掛けを作り時間を稼ぐと、急いでスーツを起動させようとする。しかし兵士が来るまで時間がもたない!「時間稼ぎをする」と言って銃を持って飛び出してしまうインセン。

ついにスーツが完成!兵士を倒していく!インセンを見つけるがもう瀕死の状態。「君は命の恩人だ」「その命、無駄にするな」と言って死んでしまう。

洞窟の外に出たら腕から火炎放射して基地を焼き払う。しかし大量の武器に引火して爆発の危機!というところで緊急脱出!空にビョーンと飛ぶ。

砂漠に落ちてローディのヘリが迎えに来てくれる。

3か月の拉致後、トニーが最初に行ったのは病院ではなく記者会見の場。そこで「戦略国土調停補強配備局」のコールソンが社長と話がしたいとポッツに話しかけてくる。(略称を検討中らしいけど、これがアベンジャーズを集めた『S.H.I.E.L.D.』になるということですね!!)

トニーは記者会見で「今まで何の責任も追って来なかったことに気付いた。世界を破壊するのではなく、今後は世界のために出来ることをしたい。スターク・インダストリーズは兵器製造を中止する」と発表。アーク・リアクターの研究をもっと別の事に活かしたいと言うトニーを幹部であり先代から右腕として働いてきたオバディアが必死に説得する。

オバディアはトニーがアークリアクターの小型化に成功したと知って、君は表舞台に出てくるなと言う。

トニーはローディに計画を打ち明け、秘密裏にパワードスーツの新型開発を始める。

オバディアがやってきて、役員がトニーを解任させたいと言っていると伝えてくる。

マークⅡ完成!飛行実験を重ねる。

テレビで自分の会社が開くパーティの存在を知り、招かれてないことに気付く。

マークⅢ完成!

呼ばれてないのにパーティに参加。そこでもまたコールソンが話しかけてくる、が、ペッパーのドレス姿に引き寄せられてダンスをしに行く。良い雰囲気になってキスしかけるけどしない二人。

グルミラという村(インセンの出身村)に武器が渡されていることを女性記者から知るトニー。オバディアがこっそりテロリストと裏取引をしていて、トニーの解任要求をしたのもオバディアだった(ついでに言えば最初の拉致劇もこいつの仕業だった!)。

おこになるトニー。スーツを着てグルミラへ向かう。村人をテロリストから救うトニー。その帰りに空軍に目をつけられて戦闘に。ローディと空軍にアイアンマンの姿が見られてしまう。

オバディアは研究員にアークリアクターの小型化を命じるも、トニー以外の人にはそれが出来ないと知り、トニーを直接襲って胸のアークリアクターを奪う。そしてテロリストが回収していた初代パワードスーツを改良し、その胸に奪ったアークリアクターをはめて起動させる!

アークリアクターを奪われて瀕死になるトニー。ペッパーが取っておいてくれた古いアークリアクターを使って復活。

ラストバトルは改良型スーツを着たオバディアとの戦闘。最終的にはペッパーの協力を得、研究所にある巨大なアークリアクターを爆発させることで勝利。

民衆にアイアンマンの存在が知られることになり、記者会見ではアリバイまで作ってもらって「自分はアイアンマンではない」と説明するはずが、結局「私がアイアンマンだ」と暴露して映画は終わる。

ペッパーとはくっつきそうでくっつかずに終わる。

エンドロール後に、シールドのフューリー長官(サミュエル・L・ジャクソン)が登場。「君にアベンジャーズの話をしにきた」と言います。

今作で登場するパワードスーツ

マーク1

ガラクタとミサイルの材料で作られた初代アイアンマン。ミサイルも撃つし火炎放射器もついてるし、マシンガンで撃たれまくっても平気。さらには脱出用に吹っ飛ぶ仕組みまで!(砂漠に落ちなかったら生きていられなかったかも)

マーク2

amazon.jp

現在のスーツの基本となる型。全身シルバーのデザイン。高く飛び過ぎると氷結してしまう欠点を補うために更なる改良がされた。

マーク3

amazon.jp

今作のメインになるスーツ。トニーが持っている車のデザインを元にジャービスが着色。ゴールドと赤がお洒落!

アベンジャーズにも絡む人々

  • ローディ中佐(トニーの親友で軍人)
  • コールソン(シールドの人)
  • ジャービス(声だけのsiriさん的な立場の人工知能)
  • フューリー長官(シールドの長でアベンジャーズ集めよう企画の主。エンドロール後に出る!)

ここが好き!

  • 冒頭ですぐに社長が捕まってしまうというテンポの良さ。しかもそのテロリスト集団は自分の会社の武器を使っているというのも面白い。
  • 初代パワードスーツで壁を殴ったら腕が外れなくなって一生懸命外そうとする社長が可愛い。
  • 胸のアークリアクターを新しいものに変える時にペッパーに手伝わせるシーンが可愛くて好き。(俺には君しかいない、という台詞も切なキュンですね!)
  • お手伝いマシンのダミーを役立たずめ、と言いつつ見捨てないところも社長の情深さが出てるし、無能っぽいダミーも可愛い。でもトニーのピンチにちゃんと仕事してるからね!!!「良い子だ」(*’ω’*)
  • スーツで飛ぶときのポーズがキューピーちゃんみたいで可愛い。
  • 試行錯誤しながら完成していくアイアンスーツを見守るのが楽しい!
  • ペッパーとどう見てもラブラブなのになかなかくっつかない、というのも可愛いし、遊び人のトニーがペッパーには簡単に手を出さないってところが本気っぽくてよい!!!
  • 超絶天才なのに、アイアンマンを「まるでスーパーヒーローみたいでカッコいい」と言っていて、記者会見で我慢できずに暴露しちゃう子どものようなところが可愛い。

まとめ

最後の方、なぜペッパーがコールソンと一緒にいるのかとか若干のツッコミどころはあるものの、会社の利権を得ようとしていた右腕(オバディア)がトニーの意思とは関係なく裏切り、戦うというシンプルな展開は分かりやすくていいですね(*’ω’*)

次作でローディ役の俳優さんがドン・チードルに代わってしまうので、テレンス・ハワードのローディが見れる貴重な回だと個人的に思ってます(;;)

あーーー。やっぱり、人間的な欠陥だらけだけど正義に目覚める人間臭い社長が大好き!!!

ということで。雑なまとめにしたいと思います。

 

 

 

 


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今度のヒーローはアフリカの王!映画『ブラック・パンサー』ネタバレ&感想

故郷は、どこよりも夕日が美しい場所だと、聞いていた―――

マーベルコミック原作のヒーローたち大集合!なお祭り映画企画『アベンジャーズ』に新たに参戦するのは、アフリカの小国ワカンダの若き王、ブラックパンサー!!(略してブラパン)

今作でマーベル・シネマティック・ユニバースの作品は通算18作目になるようです、が・・・本当かな?数えてみよう。

  1. インクレディブル・ハルク(2008/8/1)
  2. アイアンマン(2008/9/27)
  3. アイアンマン2(2010/6/11)
  4. マイティ・ソー(2011/7/2)
  5. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011/10/14)
  6. アベンジャーズ(2012/8/14)
  7. アイアンマン3(2013/4/26)
  8. マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014/2/1)
  9. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014/4/19)
  10. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014/9/13)
  11. アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015/7/4)
  12. アントマン(2015/9/19)
  13. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016/4/29)
  14. ドクター・ストレンジ(2017/1/27)
  15. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス(2017/5/12)
  16. スパイダーマン:ホームカミング(2017/8/11)
  17. マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017/11/3)
  18. ブラック・パンサー(2018/3/1)

本当だ!18本目ですね!!わぁあ追いかけるのが大変!!しかし大丈夫!ブラパンのお話はわりと独立して観れる作品になっていますので、これだけ観ても全然楽しめますよ!!!
(一応、下線の引いてあるアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンでワカンダの前王が亡くなるシーンが描かれているので、直接繋がっているといえばそこです)

パンフはこんな感じ。

珍しく全面キラッキラではないです。ブラックパンサーのタイトルの部分だけキラキラしてます。裏面はこう。

50Pで税抜き815円。アメコミ系のパンフは写真だけでなくアートワークも楽しめるのでいいですね。ネタバレ抜きで詳しいキャラクター相関図が載っているので、こちらは鑑賞前に読んでも良いかも(*’ω’*)

【映画情報】

【原題】 Black Panther
【制作国】アメリカ
【監督】ライアン・クーグラー
【脚本】ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール
【製作】ケヴィン・ファイギ
【製作総指揮】ネイト・ムーア、スタン・リー
【協同製作】デヴィッド・J・グラント
【撮影監督】レイチェル・モリソン
【プロダクション・デザイナー】ハンナ・ビークラ―
【編集】マイケル・P・ショーヴァー、デビー・バーマン
【衣装デザイナー】ルース・カーター
【視覚効果&アニメーション】インダストリアル・ライト&マジック
【視覚効果監修】ジェフリー・バウマン
【ヘアー部主任】カミール・フレンド
【ファイト・チーム・コーディネーター】クレイトン・バーバー
【スタント・コーディネーター】ジョナサン・エウセビオ
【特殊効果コーディネーター】ジェシー・ノエル
【ビジュアル開発主任】ライアン・メイナーディング
【キャスティング】サラ・ハリー・フィン
【音楽監修】デイヴ・ジョーダン
【音楽】ルドウィグ・ゴランソン
【出演([]内は役名)】

  • チャドウィック・ボーズマン[ティ・チャラ/ブラックパンサー]

  • マイケル・B・ジョーダン[エリック・キルモンガー]

  • ルピタ・ニョンゴ[ナキア]

  • ダナイ・グリラ[オコエ]

  • マーティン・フリーマン[エヴェレット・ロス]

  • ダニエル・カルーヤ[ウカビ]

  • レティーシャ・ライト[シュリ]

  • ウィンストン・デューク[エムバク]

  • アンジェラ・バセット[ラモンダ]

  • フォレスト・ウィテカー[ズリ]

  • アンディ・サーキス[ユリシーズ・クロウ/クロウ]

【公開日(日本)】2018年3月1日
【上映時間】134分
【配給】ディズニー
【前作】ハルクとソーが大暴れ!映画『マイティ・ソー/バトルロイヤル』感想
【次作】アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
【IMDB】7.8/10.0  (およそ173,600人の評価)

【あらすじ】

絶大なパワーを秘めた鉱石「ヴィブラニウム」が産出するアフリカの国ワカンダは、その恩恵にあずかり目覚しい発展を遂げてきたが、ヴィブラニウムが悪用されることを防ぐため、代々の国王の下で、世界各国にスパイを放ち、秘密を守り通してきた。父のティ・チャカの死去に伴い、新たな王として即位したティ・チャラは、ワカンダの秘密を狙う元秘密工作員の男エリック・キルモンガーが、武器商人のユリシーズ・クロウと組んで暗躍していることを知り、国を守るために動き始めるが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.5/5.0

映画仲間の一人が感想として「可もなく不可もなく」と言っていましたが・・・まさしくそんな感じ!!!

アフリカの小国であるワカンダという架空の国が舞台で、発展途上に見えるその国は、実は緻密に隠蔽されてきた超ハイテク国家だった!!という世界観はとっても新しいし、今までにない黒人初のヒーロー!というのも今の時代に合ってる感じですね。

社長は超えられない!!

ちびぞうはアベンジャーズの中でアイアンマンことトニー・スターク社長を一番に推している輩ですので、どうしても新しいマーベルヒーローが出てくると頭の中で「社長を超えられるかな?ふふん」と誰目線だよ的に品定めする癖があるんですね~(心底どうでもいいポイント)

自分の知能だけを頼りに鉄くず集めて初代パワードスーツを作った社長は、他の「薬で身体強化したドーピング族」「なんちゃら線を浴びたらモンスター化しちゃった核物質族」「神の遺伝子を引いてるチート族」などど違って自力でヒーローをやってる尊敬すべきヒトなのですよ!!!!(ホークアイは普通の人だけど成り立ちを描かれてない)

それで言うと今作のブラパンさんは、「鉱物ヴィヴラニウムが凄い」「ヴィヴラニウムで作ったスーツが凄い」「超人的なパワーを与えてくれる謎のハーブが凄い」という、産まれ出でた故郷の凄さ(チート族)×ドーピング族のハイブリッドなわけですね。

王の子として育ってくる途中で体を鍛えたりしてるのかもしれませんが、元々の彼の強さが育っていく場面も合わせて見ることが出来たら、もう少し「王すごい!」となったかもしれませんね。

一応、王座に挑戦する儀式の前にブラックパンサーとしての超人的な能力を一時的に奪っていたので、「王の強さはハーブの力に頼ったものではない」ということは言いたげでしたね。

でもやっぱり、人間的な苦悩を見せてくれたり、自分の欲に忠実でちょっと汚いところもある社長と比べると、ヒーローとしても人間としても深みに欠けたかなーと。

やっぱ社長は超えられない!!!ってことなんですけどね!!

おおまかなストーリー

超ハイテク国家ワカンダの資源ヴィヴラニウムを盗んだ「クロウ」という男を捕まえるというサイドストーリーと、

かつての王が犯していた過ち(「他国のためにヴィヴラニウムを資源として使おう」としていた革新派の弟を造反者として殺してしまった、そしてその子どももアメリカに置き去りにしてしまった)のために、生き残った子どもが成長し、祖国ワカンダの王座を狙いに来るというメインストーリーがあります。

生き残った子どもというのが、マイケル・B・ジョーダン演じるキルモンガー。ブラパンの従兄弟ですね。彼は、自分の父親を殺した犯人がワカンダの王だということから祖国を恨んで育ってしまった可哀そうなヴィランでした。

夕日を見せてあげるシーンはグッときましたが、出来ることなら生き残らせてあげて欲しかったなぁ。

そういえば前王の死後、ティ・チャラが王になる儀式の時に「王座をかけた挑戦」をジャバリ族のエムバクから受け入れていましたが、あれって即位式の時しか出来ない挑戦なのではないのかな?キルモンガーが王座に挑戦する!と何でもないときに言っていたのでいつでも挑戦可能ってことなのかもしれないけど、そう考えると「ワカンダの王様は結構ころころ変わる」イメージありますね・・・。

余計な事を色々考えてしまった

まず役者陣がね!豪華なんですよね!

『フルートベール駅で』のマイケル・B・ジョーダン、『ホビット』で若き日のビルボを演じていたマーティン・フリーマン、そして指輪物語でゴラムを演じていた『アンディ・サーキス』・・・!忠臣のズリは『大統領の執事の涙』のフォレスト・ウィテカー!

まぁ、その役者陣についてはマーティン・フリーマンのあの緊張感のないひょっとこ顔と言いますかね、どこかで見た事あるなーーーーーーって思ったんですけど、あ!!!ビルボだ!!!と気付いてからは雪山のシーンなんかは「ロードオブザリング」にしか見えなくなったり・・・(笑)しかもゴラム役のアンディ・サーキスも出てるじゃないですか。もう指輪色がつっよいつっよい!

 

それから、余計な事考えちゃうパート2としては、

本当にブラパン本編とは全く関係ないんですけども民が「ワカンダ・フォーエバー!」と叫ぶシーンで「マヒシュマティに栄光あれ!」と叫びたくなってしまったのはもうバーフバリ病なんです。すいません。ついでにズリが殺すなら王でなく私を殺せ!と言ってキルモンガーに切り捨てられていたのを見て「カッタッパ!!」と叫びたくなったのも病気です。

それと、あのブラパンさんのスーツ。力を溜め込んだらそれを放出するじゃないですか。

ドバァーーーンッッ!!!!って敵を吹き飛ばすじゃないですか。

いやーこのアクション、バーフバリならスーツ無しでやるよ?

とか思ってしまったんですよね、結局なぜか「バーフバリ最高だなぁ」って思いながら劇場を後にしてしまったんですよね。意味不明ですね。

そんなバーフバリの2作について書いてる記事はこちら↓

王を讃えよ!インド映画『バーフバリ 伝説誕生』ネタバレ&感想

熱量に圧倒されるインド映画!『バーフバリ 王の凱旋』感想

 

全く関係ない話になってしまってすいません、反省はしていません。

ブラパンすげぇ!かっけぇ!って思った人もそうでない人もとりあえず『バーフバリ』観ましょう。本物の王がそこにはいます。

 

 

(次はアベンジャーズ3ですね!楽しみです!)

 

 


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超人ハルク、初の映画化!『ハルク』ネタバレ&感想

彼の中の何かが覚醒する時、【変身】が始まる !!

『ブラックパンサー』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』などが次々と公開されていくマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のシリーズ!!!

今から全てを最初から観たら20本近く観なければならないという大変なシリーズとなって来ましたね・・・。ちびぞうはそろそろマーベルもある程度復習しておこうかなー(記事も補完ついでにね)ということで、とりあえずこちら、2003年製作の『ハルク』を見返すところから始めてみました。

ちなみにこちらのハルクはアベンジャーズ』とはつながりのない単発作品となっています!(何だよ!と思わないでね!)
ハルクがアベンジャーズと繋がるのはリブート作品である『インクレディブル・ハルク』からなのです!なので本当に、「とりあえず観ておこ」という感じで鑑賞しました(笑)

監督はアン・リーという台湾の方で、『ブローク・バック・マウンテン』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』といった作品を撮られている方であんまりアクション映画監督という印象はないですね。

ちなみに今作にはマーベルの原作をしたりなんかしてるお偉いさんなスタン・リーがカメオ出演しているので見つけてみましょう!!

【映画情報】

【原題】Hulk
【制作国】アメリカ
【監督】アン・リー
【脚本】ジェームズ・シェイマス、マイケル・フランス、ジョン・ターマン
【原作】ジャック・カービー、スタン・リー
【製作】アビ・アラド、ラリー・J・フランコ、ゲイル・アン・ハード、ジェームズ・シェイマス
【製作総指揮】ケビン・フェイグ、スタン・リー
【撮影】フレッド・エルムズ
【編集】ティム・スクワイアズ
【音楽】ダニー・エルフマン
【主題歌】ヴェルヴェット・リヴォルヴァー - “Set me free”
【出演([]内は役名)】

  • エリック・バナ[ブルース・バナー]
  • ジェニファー・コネリー[ベティ・ロス]
  • サム・エリオット[ロス将軍]
  • ジョシュ・ルーカス[グレン・タルボット]
  • ニック・ノルティ[デヴィッド・バナー]
  • ポール・キャシー[若い頃のデヴィッド]
  • カーラ・ブオノ[エディス・バナー]
  • トッド・テーセン[若い頃のロス将軍]
  • マイク・アーウィン[10代のブルース]
  • ケヴィン・ランキン[ハーパー]
  • セリア・ウェストン[クレンズラー婦人]
  • ダニエル・デイ・キム[補佐官]
  • ルー・フェリグノ[警備員]
  • スタン・リー[警備員]

【公開日(日本)】2003年8月2日
【上映時間】138分
【配給】UIP
【IMDB】5.7/10.0  (およそ228,400人の評価)

【あらすじ】

遺伝子学者ブルース・バナーは、ある実験を行っていたところ、大量のガンマ線を全身に浴びるという事故に見舞われる。やがて彼の体内で異変が起き、“怒り”の感情を抱いた時、彼の身体は緑色の醜く巨大なモンスター“ハルク”へと変身してしまった。ブルースの意識をなくしたハルクは、彼を捕獲しようとする軍の最新兵器を搭載したヘリやジェット機の攻撃も恐れず、戦車の砲弾さえはね返してしまう。もはや誰にも止められなくなったハルクだが、ブルースに特別な想いを寄せる女性科学者ベティだけは彼を信じ、なんとか救おうとするのだった。【引用元:allcinema

【感想】

☆2.2/5.0

大コケしてしまっただけはある・・・という感じ。

138分が異様に長く、見始めてから40分経たないとバナー博士はハルク化しないし、ラスボスである御父上とのバトルも始めるのがすっごく遅い!!

つまりすごくテンポが悪いんですよね。

それから、なぜか分割しまくりの画面もすごく気になりましたね…

おおまかなストーリー

アメリカ軍の砂漠基地で科学者として働くデヴィッド・バナー博士は、生物兵器に対抗できるように人間の免疫力を高める研究をしていた。

クラゲやトカゲ、ヒトデなどの遺伝子を使った抗体をサルなどに注入していたが、本当は人体実験をしたかった。しかし上司のロス将軍はそれを許さなかったため、自分の体で実験を始める。そして、妻との間にバナー博士の遺伝子を継いだブルースが誕生。

人体で実験していたことがロス将軍にバレると、デヴィッドはクビを言い渡されてしまう。するとデヴィッドは研究所を爆破しようと試み、妻と子の元へ。

母親を別室へ連れて行き口論しているところで場面は10代になったブルースへ変わる。両親はおらず、里親に引き取られた様子。ブルースはそのまま大学を出て科学者になり、父親と同じく遺伝子研究の道へ。

恋敵のグレンという軍人が共同研究者のベティを引き抜こうとしていたり、ベティの父親がロス将軍だったりと確執があり、更に実はロス将軍によって30年間隔離されていたデヴィッドが清掃員に扮して研究所に侵入していたりと色々ありつつ、ある日ついに研究所でトラブルが発生。仲間をかばって大量のガンマ線を浴びたブルースは、本来死亡するはずだった。が、驚異的な自己治癒力を見せ、怒りの感情をきっかけに「超人ハルク」へと変貌してしまう。

なぜかデヴィッドは自分の実験でハルク化させた犬3匹をベティの元へ向かわせ、襲わせる。そこへブルースが登場して犬を退治。彼女と対峙すると、ブルースはハルクから人間の姿へと戻る。

デヴィッドはトラブルで閉じた研究所へ忍び込み、自分の体にガンマ線を当てて、「触る物質を吸収、自分の力にしてしまうというバケモノ」へと変わる。しかしすぐにロス将軍によって捕まえられてしまう。

ハルクを倒そうとするロス将軍率いる軍隊との戦いが繰り広げられたりしたあと、最後は捕まっていた父親デヴィッドとなぜか面談させられて、そこで暴走し始めたデヴィッドが「お前に引き継いだ力を返せ」とブルースに迫る。ブルースもハルク化して最後のバトル。

デヴィッドの特殊能力でハルクのパワーがどんどん吸い取られていく・・・・と思いきや、強すぎるハルクのパワーを送り込まれて「もうやめてくれ、パワーが強すぎる」とアップアップなお父さん。そこにロス将軍が核ミサイルをぶち込み、バトル終了。

1年後、ハルクは死んだと思われていた。しかし「最近”緑の生き物を見た”と言っている人たちがいるから、もし彼が生きてたらお前の元に行くはずだ、来たら教えてくれ」とロス将軍からベティへと電話がかけられる。ベティは「教えなくても監視されてるから分かるでしょ」と返す。

場面はどこかの森の中へ移り、そこで村の人たちに薬を処方するブルースの姿が。薬を奪いに来た奴らに対し「僕を怒らせると後悔するぞ」と吐き捨てて映画は終わる。

感想まとめ

脚本に、「何で今こうなってるんだっけ?」となる展開が多かった・・・。犬をベティに差し向ける理由も、父親が本当は何がしたかったのかも謎だし、30年間も隔離してたのに逃げられてるし!という根本的なところから軍のやり方もガッバガバ!!!

それから、知識としてハルクの強さを知っているちびぞうとしては最初から「軍の力では無理じゃろ」と思って観てしまうので、戦闘シーンもあんまり楽しめなかったなぁ。(だってハルクは宇宙でも平気だもんね)

一番のメインは今回のヴィランである「アブソービング・マン」としてのお父さんとのバトルだと思うんですがそこもあまり、彼の能力を活かしたバトルではなかったようで残念。父親デヴィッドのセリフ回しもいちいち遠回しで妙に詩的というか、分かりにくかった。

残念なところが多かったように思う今作ですが、ブルースが鏡にかかった結露を手で拭くとハルクの姿が映る、といった演出は好きでした。

このあと、今作の失敗を取り戻そうとエドワード・ノートン主演でハルクはリブートされます。それが『インクレディブル・ハルク』!こちらはアベンジャーズとも関わりがあります!もう初見の感想は忘れてしまっているちびぞうなので、また見返していきたいと思います!

 

 


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世紀の対決!『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』ネタバレ&感想

―――夢の中で、光に導かれた。美しいまぼろしだった。

あぁー!!これは『ジャスティス・リーグ』を観る前に鑑賞しとくべきだったー!!!となるやつ!どうもちびぞうです!

ちなみに吹き替えで鑑賞しました!

流れとしては、

マン・オブ・スティール』→『本作』→『スーサイドスクワッド』→『ワンダーウーマン』→『ジャスティスリーグ』

という感じですが、赤字だけでも押さえておくと『ジャスティスリーグ』が楽しめると思いますね!

私は今作を観ずに『ジャスティスリーグ』を観てしまったので、ちょっぴり後悔しました・・・。

→関連記事

バットマン主催のヒーロー祭り!映画『ジャスティスリーグ』ネタバレ&感想

公式サイトはこちら。

【映画情報】

【原題】Batman v Superman: Dawn of Justice
【制作国】アメリカ
【監督】ザック・スナイダー
【脚本】クリス・テリオ、デビッド・S・ゴイヤー
【原案】ザック・スナイダー、デヴィッド・S・ゴイヤー
【原作】DCコミックス
【製作】チャールズ・ローベン、デボラ・スナイダー
【製作総指揮】クリストファー・ノーラン、エマ・トーマス、ウェスリー・カラー、ジェフ・ジョンズ、デビッド・S・ゴイヤー
【共同製作】ジム・ロウ、グレゴー・ウィルソン、カーティス・カネモト
【スーパーマン考案】ジェリー・シーゲル、ジョー・シャスター
【バットマン考案】ボブ・ケイン、ビル・フィンガー
【撮影】ラリー・フォン
【美術】パトリック・タトポロス
【衣装】マイケル・ウィルキンソン
【編集】デビッド・ブレナー
【音楽】ハンス・ジマー、ジャンキー・XL
【視覚効果監修】ジョン・“DJ”・デジャルダン
【出演([]内は役名)】

  • ベン・アフレック[ブルース・ウェイン/バットマン]
  • ヘンリー・カビル[クラーク・ケント/スーパーマン]
  • エイミー・アダムス[ロイス・レイン]
  • ジェシー・アイゼンバーグ[レックス・ルーサー]
  • ダイアン・レイン[マーサ・ケント]
  • ローレンス・フィッシュバーン[ベリー・ホワイト]
  • ジェレミー・アイアンズ[アルフレッド]
  • ホリー・ハンター[フィンチ議員]
  • ガル・ガドット[ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン]
  • TAO Okamoto[マーシー・グレイブス]
  • スクート・マクネイリー[ウォレス・キーフ]
  • カラン・マルベイ[アナトリ・クナイゼフ]
  • ローレン・コーハン[マーサ・ウェイン]
  • マイケル・シャノン[ゾッド将軍]
  • リプリー・ソーボ[セージ]
  • レベッカ・ブラー[ジョニー]
  • ハリー・レニックス[スワンウィック]
  • ケビン・コスナー[ジョナサン・ケント]
  • レイ・フィッシャー[サイボーグ]
  • エズラ・ミラー[ザ・フラッシュ]
  • ジェイソン・モモア[アクアマン]

【公開日(日本)】2016年3月25日
【上映時間】152分
【配給】ワーナーブラザース映画
【映倫区分】G
【前作】マンオブスティール
【次作】スーサイド・スクワッド
【IMDB】6.6/10.0  (およそ512,100人の評価)

【あらすじ】

バットマン(ベン・アフレック)は、両親の殺害現場を目撃したという過去のトラウマから犯罪者一掃に力を注ぎ、一方超人的能力を持つスーパーマン(ヘンリー・カヴィル)は、その力を人類のために惜しみなく使ってきた。だが、その破壊力の強大さゆえに、スーパーマンは人々からバッシングを受けるようになり……。【引用元:シネマトゥデイ

【感想(ネタバレ)あり】

☆2.3/5.0

思ったより面白くなかったやつ・・・。

というか、ツッコミどころが満載!!!!

なのでそういう意味ではものすごく楽しい映画にはなっています(笑)

オープニング映像のカッコよさ

ザック・スナイダー監督のファンとしては、映像に関して贔屓目に見てしまう部分もありますが・・・!いいよね!好きなんだもの!

オープニング、ブルース(バットマン)が子どものころに両親を強盗に殺され、そしてお葬式をする・・・というシーン。
お葬式から逃げ出したブルースは森の中を駆ける・・・そして自然洞窟?に落ちてしまう。しかしそこで、大量に羽ばたく蝙蝠達がブルースの周りを円を描くように飛び上がると、ブルースの体も洞窟の天井に開いた光の穴へと戻るように飛び上がっていく・・・。

これはブルースの過去を見る夢の映像なんですけど、すごく神秘的でスナイダーさんお得意のくすんだ色合いの画面、そしてスローモーションがとってもクール!

ファンにはたまらないですね~~~~~

ジェシー・アイゼンバーグが出演している!

なんというか・・・マーベルファンとしてはDCに取られてしまった感!(笑)
それにしてもアイゼンバーグさんは本当に最近人気ですね・・・イイ俳優だからなぁ・・・。

彼の演じるレックス・ルーサーというキャラクターは今作のヴィランというか悪役なんですが、彼の目的は自分の会社で犯罪や悪の宇宙人に対する抑止力になるようなスーパー武器(宇宙船から採ったエメラルドの放射線物質を使う)を作ること。
そのためには世の中のメタヒューマン(ヒーロー的な能力を持った人)が邪魔!だからスーパーマンとバットマンが戦い合って相討ちさせよう!と裏でこっそり画策する役なんですね。
彼の、パーティでのスピーチの下手さ加減が「経営者」としては才能があまりなく、父親の七光りで社長になっている・・・というところが透けて見えていました。サイコパスが権力を持つと恐ろしい!と思いつつ

彼が「ヒーローは万人を助けることなんて出来ない!親父が僕を殴っていた時、誰も助けに来なかったからだ!」とスーパーマンに言うシーンが切なくて・・・。あー彼にもこうなった事情があるのか!とうっすら見えてくると、とても深みのあるキャラなのかな・・・という気持ちにもなってきます。

スーパーマンを否定する人たちの感覚は「神は助けてくれない」と嘆く人たちに似ていますね。なのでこの世界ではスーパーマン=神という構図なのかな、と感じるシーンでもありました。

でもアイゼンバーグさんの丸刈りは嫌だぁああああ・・・!!

ワンダーウーマンという救い

とっても個性的な背中がガッパーと開いたドレスを3、4着披露してくれます!相変わらずお美しい!!

そして、今作では彼女は戦わないのかなぁ・・・と諦めかけたところでの

ワンダーウーマン登場!!!

多分ここでかなりテンションが上がった方は多いはず!
そして元々ダイアナがワンダーウーマンだという事を認識してない人(ワンダーウーマンから観てない人)も「この女性もヒーローなんだ!素敵!」と一目惚れしてしまうこと間違いなし!!

じらしてじらして~満を持してのヒーローコスチュームの登場、そして戦いのシーンは本当に素敵で、この映画の中で一番の盛り上がりは彼女がかっさらって行ったと言っても過言ではないでしょう・・・(笑)

ツッコミどころまとめ

  • とにかく時間が長い、脚本がややこしい
    ものすごく長い。話の流れはシンプルなのに、とっても話がややこしく分かりにくく感じてしまう。
  • とにかく夢オチが多い
    三回以上は夢オチあります。何かあるたびに「こ、これも夢オチかな・・・?」と思ってしまう!(笑)
  • バットマンがスーパーマンを倒そう!と決める理由が無理やりっぽい。
    ルーサーが裏で手を回していてスーパーマンと敵対するようになる、という流れは分かるんですけど、バットマンがスーパーマンを倒してやるぜ!!!とまるで親を殺されたかのように憎んでる風なのがいまいちわからない。「あぁー!これは倒したくなっても仕方ないよね!」という明確な理由があまりないように思えました。
  • 24時間警備体制で守られるロイス・レインたん
    アフリカだろうと、レックスコープの屋上だろうと、瓦礫の下の水の中だろうと、ロイスがピンチになると最優先でやってくるスーパーマン(笑)あまりに完璧な警備体制に笑ってしまうう(笑)
    だって!激しい戦闘のさなかでも、ロイスが瓦礫を叩く音を聞き分けるんですもん!彼女のための専用装置としか思えないぃぃ
    あと、戦闘中にイチャつかないで!!
  • 湯船の中に靴のまま入らないで!!
    「助けてくれるのは嬉しいけどそのせいで犠牲も出てる。私たちの関係は限界なのかも」と言うロイスの入ってるバスタブに服も脱がずに靴のまま入るクラーク!!
    き、きたないよ・・・
    と思ってしまいました(笑)しかもその後イチャイチャしてロイスの話を誤魔化してるし(笑)
  • スーパーマンの衣装のまま合衆国会議に現れる
    シュールで笑ってしまいました(笑)
  • まさかの母親の名前が同じだった問題
    これが一番ツッコミを入れた部分なんですけども(笑)めちゃ笑いました。
    バットマンがスーパーマンを倒そうとする理由も不明瞭なうえ、それを止める理由もまさかの母親の名前が一緒だったという・・・(笑)その偶然なかったらどうするのこの映画!!!!
  • エメラルドの放射線物質最強じゃん
    数いるヒーローのうち、スーパーマンの強さはチート級。しかしそんな彼もエメラルドの放射線物質とやらで作ったガスを吸っただけで普通の人間のように弱ってしまう・・・。まぁ、完璧超人よりは何か弱点があった方が楽しいんですけど、しかし弱くなる度合いがまたすさまじい・・・
  • エンドロール後の映像もない・・・
    期待してた人、特に映画館で観た人はがっかりでしょうね。私はいつもエンドロールは最後まで観る派なので別になくても良かったですが。ちょっとだけ、ないのかー。と思いまいした。

嬉しかった台詞たち

吹き替えならではのものもあると思うんですが

マイクの調節をするアルフレッドが
「バスガス爆発」を連呼してたのが可愛かったです。

「ピエロ姿の異常者に悩まされた過去がある」
これは、過去のバットマンのシリーズもきちんと世界観として引き継がれている感じがして嬉しかった台詞。

「かかとを3回鳴らしてカンザスに帰ったか」
ロイスの上司が言った台詞ですが、これは「オズの魔法使い」のオマージュですよね。思わずニヤり。

 

めっちゃ長くなってしまったのでまとめはなし!

ツッコミどころ満載で、あまり面白い!と手放しで褒められるような感じでもないので『ジャスティスリーグ』を観るなら観るべき作品。と言った感じでした。まる。

 

 


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バットマン主催のヒーロー祭り!映画『ジャスティスリーグ』ネタバレ&感想

「ペット・セメタリ―だ!」

アメコミ界の人気を二分する、マーベルとDCコミック。

マーベルの『アベンジャーズ』と同じく、ヒーロー大集合のお祭り映画大作!!として遂に『ジャスティスリーグ』がやってきましたー!!

私はDCよりマーベル派なんですが(原作には詳しくないのです)、DCコミックの映画も好きなものがあります!!!

2009年の『ウォッチメン』!!!偶然にも、今作と同じザック・スナイダー監督作品なんですよねー(*’ω’*)

ザック・スナイダー監督の映画だと他には(DCではないですが)『300(スリーハンドレッド)』『エンジェル・ウォーズ』なんかも好きな私です。

なので普段はスーパーマンやバットマンにあまり食指が動かない私も、前作に当たるガル・ガドット主演の『ワンダーウーマン』が面白かった事もあって「これは是非劇場で観ねば!!」となった次第。

→関連「DCの新女性ヒーロー!映画『ワンダーウーマン』感想(ネタバレなし)

それと、『少年は残酷な弓を射る』で若手俳優の中で注目の一番株になったエズラ・ミラー君が”ザ・フラッシュ”として出演しているのですよーーーーーー!!

観るしかないよね!!!スクリーンでね!!!

というわけでパンフはこんな感じ。

なんですかこの表紙めっちゃカッコいい。原題横文字ずるい。裏はこう。

キャストに名前はあるものの、スーパーマンの姿はないですね。

A4サイズくらい、46Pで税抜き760円。まぁまぁ普通。ジャスティスリーグ史、ということでそれぞれのヒーローだけでなく、DCフィルムズ・ユニバースに登場するキャラクターの解説なども載っていて読み応えばっちり。

【映画情報】

【原題】Justice League
【制作国】アメリカ
【監督】ザック・スナイダー
【原案】クリス・テリオ
【脚本】クリス・テリオ、ジョス・ウェドン
【製作】ジェフ・ジョンズ.p.g.a、チャールズ・ローブン.p.g.a.、デボラ・スナイダー.p.g.a.、ジョン・バーグ.p.g.a.
【製作総指揮】クリス・テリオ、カーティス・カネモト、クリストファー・ノーラン、ダニエル・S・カミンスキー、エマ・トーマス、ジム・ロウ、ウェスリー・カラー、
【編集】リチャード・ピアソン,ACE、マーティン・ウォルシュ,ACE、デビッド・ブレナー,ACE
【撮影】ファビアン・ワグナー,BSC
【衣装】マイケル・ウィルキンソン
【美術】パトリック・タトポロス
【視覚効果監修】ジョン・”DJ”・デジャルダン
【音楽】ダニー・エルフマン
【出演([]内は役名)】

  • ベン・アフレック[バットマン/ブルース・ウェイン]

  • ガル・ガドット[ワンダーウーマン/ダイアナ・プリンス]

  • エズラ・ミラー[フラッシュ/バリーアレン]

  • ジェイソン・モモア[アクアマン/アーサー・カリー]

  • レイ・フィッシャー[サイボーグ/ビクター・ストーン]

  • ヘンリー・カビル[スーパーマン/クラーク・ケント]
  • エイミー・アダムス[ロイス・レイン]
  • ジェレミー・アイアンズ[アルフレッド]
  • ダイアン・レイン[マーサ・ケント]
  • コニー・ニールセン[ヒッポリタ女王]
  • J.K.シモンズ[ゴードン市警本部長]
  • アンバー・ハード[メラ]
  • キアラン・ハインズ[ステッペンウルフ]

【公開日(日本)】2017年11月23日
【上映時間】120分
【配給】ワーナー・ブラザース映画
【前作】DCの新女性ヒーロー!映画『ワンダーウーマン』感想(ネタバレなし)
【IMDB】7.2/10.0  (およそ124,200人の評価)

【あらすじ】

「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で描かれた、自らの命を賭して地球の危機を救ったスーパーマンの行動によって、人類への信頼を取り戻したバットマンが、迫りくる強大な敵に立ち向かうため、ワンダーウーマンとともに新たな仲間を探していく。そうして集まったのは、バットマン、ワンダーウーマンに加え、アクアマン、サイボーグ、フラッシュという、いずれも一筋縄ではいかない個性の強い超人たち。バットマンは彼らをまとめあげ、地球崩壊の危機に立ち向かわなければならないが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.5/5.0

今は多分、バットマンやスーパーマンを差し置いて人気を獲得しているっぽいワンダーウーマン(ガル・ガドット)の魅力は色んなところで語られまくっているのでここは割愛しましょう!!

前作、ワンダーウーマンが満足したよ、面白かったよ、彼女が美しくてカッコよくて可愛くて最高だったよ!という人には確実に気に入ってもらえることは間違いないと思います!

ちびぞうのお墨付き!(?)

まずはフラッシュくんについて

語らせて頂きたい!!!

エズラ・ミラー!!!!可愛い!!!!!!!最高!!!!目を付けててよかった!!!!(笑)

いやぁ、ありますよね。この子良いなって人が大作映画に出るようになるとニヤニヤしちゃうやつ。

彼の演技に大満足。

ちなみにドラマ版の「フラッシュ」は未見ですが問題なく楽しめました。

フラッシュとお父さんのやりとりもホロリとして良いし、彼の小気味よい軽口キャラも良かった。「ペット・セメタリ―だ!」と叫ぶシーンが愛しすぎます(笑)

アクションとしては、ザック・スナイダーさんお得意のスローモーションを駆使したアクションを映えらせるキャラとして、なくてはならない存在だな。と思いました。

しかし!!

エックスメンに登場するクイックシルバー(フラッシュと同じく超速キャラ)を愛している私としては・・・どうしてもキャラ被りが気になる。

速さを売りにしているキャラはそれだけでかなり強くなってしまうので、その人そのものの戦闘能力は低くしないといけないのかな・・・というのは何となく分からなくもないんですが。

やっぱり、『X-MEN: フューチャー&パスト』で魅せられたクイックシルバーのスローモーションシーンのカッコ良さには届いてない感じがして・・・残念でした。(いや、クイックシルバーよりカッコいいシーンがあったらそれはそれで複雑な気持ちになるけど!わがまま!)

フラッシュはクイックシルバーと違い、雷を発生させる、という能力もあるので、そこを上手いこと使って今後も住み分けさせてあげられるといいな。

フラッシュがいいなと思ったらぜひ!エックスメンも観てみようね!

物語について

これ系の映画を観てる人からしたらお馴染み過ぎるやつです。

「強すぎるパワー(本作では3つの箱)を手に入れたい敵から地球を守るために戦うぞ!」

というやつです。

ただ、今作では『バットマンVSスーパーマン』でスーパーマンという人々にとっての希望の象徴(ヒロアカで言うところのオールマイト)を失くした世界、というのが軸にあり、そこの描き方(特にオープニング)が良かった。

一強ヒーロー・スーパーマンがいなくなった人たちの絶望、そこへ付け込もうとする敵の存在、そしてそんな状況ではチームを組まざるを得ない、と動き出す残されたヒーローたち。

彼らのちょっぴり完璧ではない部分(例えばバットマンはもう体がボロボロだったり、フラッシュは戦闘経験皆無、サイボーグは自分の体も制御しきれてない、等)を補い合って協力するという構図がとっても分かりやすくてキャッチ―。

それぞれのキャラの背景も軽く描かれていてそれも分かりやすく、人数もそこまで多くないので(バットマンやワンダーウーマンについては有名だから語ることは特にないし)、入りやすかった。下手したら、アベンジャーズよりもキャッチ―で見やすい、という意見もあるかもしれませんね!!という感じでした。

バットマンについて

素直に、自分の能力は「金持ちなところ」というシーンが大好き。

それから、「ペンギンを追いかけていた時代が懐かしいですな」という台詞があったりして、ティム・バートン版のバットマンの事もなかった事にしてない感じが嬉しかった。

今回の彼の「スーパーマン」の死体を掘り返して箱の力で蘇らせようぜ!という耳を疑うような発想はアベンジャーズの社長を彷彿とさせるものでしたねー。感情論や倫理観は無視して理屈重視したいの社長がいかにも言いそうなことじゃないですか(笑)

本当は「死者を蘇らせるということ」についてもっと深く考えるべき点な気もするんですが、「ロイスと再会できたしまぁいいや!バットマンさんきゅ!」って感じの軽さがまぁ、お祭り映画っぽいのかなぁ。

アクアマンについて

彼の陸での活用法をもう少しください!!

口から水を噴射するとかさ!!!(スイスアーミーマンのラドクリフ君を見習おうよ

彼の波を受けた登場シーンとか最高にカッコよかったので、もう少しアトランティス人としての強さを陸でも表現出来たら最高でしたね・・・

そこを「フォークマン」とか「ヒゲの生えた人魚姫」とか仲間にツッコミ入れられてるとことかも可愛いけどさ・・・。

真実の縄の上に座っちゃってうっかり本音をポロリするところも可愛いけどさ・・・

まぁ、次回作は『アクアマン』という事で、彼が主人公の映画が観れるようですのでね、そこでたっぷり活躍していただきたいな!と思う次第です!

→関連「ぶっ飛んでるだけじゃない!『スイス・アーミー・マン』感想

サイボーグについて

アベンジャーズのアイアンマンとヴィジョンをミックスさせたようなキャラだなぁ・・・。

そのうち暴走して人類を危機に陥れる・・・みたいな展開はもう・・・満腹ですよ!

スーパーマンについて

復活するのは良いんだけどさぁ・・・!!!!!

強すぎませんか?(笑)

最終的に、この人が一人いたら他のメンバーいらないじゃん!という感じがあって・・・。特にフラッシュなんて・・・なんの特技もない人、みたいになっちゃうじゃないですかぁ(涙)雷はあるけどね!!

物語として、完璧でないメンバーが補い合う、という良さが、後半のスーパーマンの登場によって崩れてしまっている・・・。そこがすごく残念。

観ておいた方が良い作品

バットマンの作品は過去のものをどれか、一つでも観ておくと良いかも。彼がどういうヒーローなのかを知る意味で。

それから、前作に当たる『ワンダーウーマン』、直接話が繋がっている『マン・オブ・スティール』『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』は押さえておいた方がいいなと思いました。B VS Sをチェックせずに観に行ってしまったので、そこだけが若干の後悔となりました・・・。

 

 

 


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ハルクとソーが大暴れ!映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』感想

アスガルドは場所ではない・・・民だ

マイティソーの3作目がやってきたー!どうも、ソーの弟、ロキちゃんイチ押しのちびぞうです!

そろそろ新規ファン獲得が困難になってきていそうなほどおさらいする作品が多くなってきているマーベル・シネマティック・ユニバースの新作ですね!

ハルクやドクターストレンジなども登場するので、ソーの過去2作に加えて『アイアンマン』『アベンジャーズ』『ドクターストレンジ』辺りは最低限押さえておいて欲しいところです!

ハルクに関しては、どういうキャラなのか?というのを知る意味でも過去2回実写化されている『ハルク』『インクレディブル・ハルク』を参照すると良いかも。後者はMCUとの繋がりもあります(役者は違うけども!)

パンフはこんな感じA4サイズっぽい縦長のキラキラ仕様。

42Pで税抜き760円。特別版もあったようなんですが、売り切れていたのでこちらの通常版を購入。裏面の絵がカッコいいんですよー!

アメコミっぽくて良いですね!!

ソーはもっと地味で画面が色褪せてるイメージがあったんですけど、シリーズ増すごとにポップでカラフルでエンタメってきた感じがしますね!

【映画情報】

【原題】Thor: Ragnarok
【制作国】アメリカ
【監督】タイカ・ワイティティ
【脚本】エリック・ピアソン
【ストーリー】クレイグ・カイル&クリストファー・ヨスト、エリック・ピアソン
【製作】ケヴィン・ファイギ
【製作総指揮】ルイス・デスポジート、ヴィクトリア・アロンソ、ブラッド・ヴィンダーバウム、トーマス・M・ハメル、スタン・リー
【共同製作】デヴィッド・J・グラント
【撮影監督】ハビエル・アギーレサロペ
【プロダクション・デザイナー】ダン・ヘナ、ラ・ヴィンセント
【編集】ジョエル・ネグロン、ゼン・ベイカー
【コスチューム・デザイナー】マイェス・ルベオ
【視覚効果監修】ジェイク・モリソン
【視覚開発監修】アンディ・パーク
【音楽】マーク・マザースボウ
【音楽監修】デイヴ・ジョーダン
【キャスティング】サラ・ハリー・フィン
【出演([]内は役名)】

  • クリス・ヘムズワース[ソー]

  • マーク・ラファロ[ブルースバナー:ハルク]

  • トム・ヒドルストン[ロキ]

  • ケイト・ブランシェット[ヘラ]

  • イドリス・エルバ[ヘイムダル]
  • ジェフ・ゴールドブラム[グランドマスター]

  • テッサ・トンプソン[ヴァルキリー]

  • カール・アーバン[スカージ]

  • アンソニー・ホプキンス[オーディン]
  • マット・デイモン[劇中劇のロキ(カメオ出演)]
  • サム・ニール[劇中劇のオーディン(カメオ出演)]
  • ルーク・ヘムズワース[劇中劇のソー(カメオ出演)]

【公開日(日本)】2017年11月3日
【上映時間】131分
【前作】マイティ・ソー ダークワールド
【映倫区分】G
【配給】ウォルト・ディズニー・ジャパン
【IMDB】8.2/10.0  (およそ139,000人の評価)

【あらすじ】

人工知能ウルトロンとアベンジャーズとの戦いから2年、アスガルドを追放された父オーディンを捜しにニューヨークへやってきたソーだったが、突如として現れた強大な敵ヘラによって宇宙の果ての惑星に飛ばされてしまう。その星で行われていた格闘大会に出場させられたソーは、対戦相手として盟友ハルクと再会。危機を乗り切った2人はヘラを倒すためアスガルドへ向かい、わけありの女戦士ヴァルキリー、そして宿敵であるロキも仲間に加え、チームを組んでヘラに挑むが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.2/5.0

ツッコミどころ満載!そこが楽しい!

小物感あふれる息子に追放されちゃう神オーディンのしょぼさ!

結局は今回も家族内のゴタゴタだったのに住処を灰にされちゃうアスガルドの民たち!もういっそ王家を見限ってもいいと思うの!

公式動画で、昔話風の可愛らしいのを発見したので貼っておきます(笑)

これで大体の事が分かるよ!

「まるで統一感のない仲間」とか(笑)

ちびぞう的・見どころその1

ロキちゃんが可愛い。

前作でやりたい放題してその魅力を開花させていたロキちゃんですが、今回も涼しい顔で適当に生きています(笑)

一応は神様なんだけど、この兄弟は神々しさが回を増すごとに減っていきますね(笑)

そこはファン的に寂しく思う部分でもあり、「ロキちゃんの小物感がたまらない」というちびぞうのツボを押さえてくる部分でもあります!

シリーズを通して段々丸くなってきたロキちゃんは、兄と一緒に戦ってくれたりします。

  • ロキちゃんが可愛いエピソードその1

蛇が嫌いだと知りながら蛇の姿で現れたロキに「俺だよーん!」と悪戯された当時8歳の思い出を語るソーさん。

仲良しだな!!

  • ロキちゃんが可愛いエピソードその2

「助けて作戦」に嫌々付き合ってあげる。ロキがケガ人のフリをして、ソーにもたれ運ばれながら「誰か助けてくれー!!」と叫びながら敵のまっただ中に突撃。そして不意をついて敵へロキちゃんの体をぶん投げるというめちゃくちゃな作戦。昔からよくやっていて、成功率は100%らしい。

本当に仲良しだよね!!!

  • ロキちゃんが可愛いエピソードその3

闘技場に現れたハルクに怯えた顔を見せる。

アベンジャーズの時に滅多打ちされたのがトラウマになっているとか?

  • ロキちゃんが可愛いエピソードその4

ハルクにソーがぶん殴られたところで「ヨッシャア!!!」と歓喜の声を上げる。

お兄ちゃんの事大好きで大嫌いだよね(笑)

  • ロキちゃんが可愛いエピソードその5

「お前はお前の世界で生きろ」とソーに言われて、二人の道は分かれたように見えた。けれども結局は故郷を救いに来ちゃう!!

アスガルドが憎くてたまらないけどほっとけないんだよね(笑)

・・・といった感じで今回もロキちゃんが本当にツンデレかわいかった。序盤で人間界に行った時の黒一色のスーツ姿や、ストレンジさんにいいように扱われてしまうところも楽しいのでぜひ注目して欲しい!

「ずっと落ち続けていたんだぞ!30分間も!!!」

出演者のところにカメオ出演の役者さんも書きましたが、ロキちゃんがオーディンにすり替わってやらせていた劇のメンバーが豪華すぎてやばい。アスガルドの役者でも一級の人たちに演じさせたい、というところから、あの配役になったようです(笑)

それにしてもマット・デイモンの顔は見慣れていると思ってたけど全く気付かなかった(笑)

ちびぞう的見どころその2

ヘラ様がお美しい!

うつくしヴィラン決定戦があったら、1,2を争う美しさ!特に髪の毛を降ろしているところ!

女戦士ヴァルキリーとヘラの戦いを回想するシーンはまさに絵画のような映像で、見惚れてしまう。

ケイト・ブランシェットさんは大好きな女優さんだったので私得すぎました。それに普段彼女はブロンドなので、黒髪でダークなメイクを見れるのも楽しくて嬉しいところ。

そんな彼女はソーの無敵のハンマー「ムジョルニア」を握りつぶして破壊してしまうほどの力の持ち主。そんな彼女をいかにして倒すのか!?というところも、見どころですね!

アベンジャーズとの関わり

  • ソーさんは地球で戦ったあと、インフィニティ・ストーンを探しに宇宙へ行っていたらしい
  • ソーとロキが地球へ降り立った時、ドクター・ストレンジがロキを魔術でどこかへ飛ばしソーを誘い出す(このシーンは『ドクター・ストレンジ』のエンディング中で出てきます!)。そしてソーをオーディンのいるノルウェーへといざなう。
  • ソーが迷い込んだ惑星サカールには『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で姿を消したハルクが二年近く住み着いていた
  • エンドロール中に地球へ向かうアスガルド民一行の前に巨大な船が現れる(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に繋がる??)

まとめ

だーいぶコミカルでポップさが増してきた、バトルロイヤルでした。ストーリーはあんまりないので深く考えなくていいです。結局いつものお家芸です。

多分、これで1作目から見返したりしたらだいぶ雰囲気が違ったりするんだろうなぁ。

アベンジャーズが「ザ・お祭り映画」なので、それに合わせて派手に、エンタメに、変化していってるんでしょうね。

雰囲気の変化やキャラの性格の変化については賛否両論な部分だと思いますが、ちびぞう的にはロキちゃんが可愛ければ何でもいい、というのがソーシリーズに対する最終見解(?)なので、十二分に楽しめましたよ!というところで。感想を終わりにしたいと思います。

あ!あと一つだけ気になったというかこれはちょっと微妙だなと思った変化。

「ハルクの知能が上がっている」という点ですねー・・・。

まぁ、ソーが神様なのに神様っぽくない感じになってきているのと同じでハルクもだんだん変化しているのかもしれませんが。ハルクの強さは段違いだと思うので、何かマイナス点をつけないとただの最強戦士になってしまうと思うんですよ!

そして今まで彼についていたマイナス点こそが「誰にも制御できない・敵味方関係なしに暴れまくる怒りの男」という部分と「本来のブルース・バーナードという人格が制御しようと頑張る」という部分。これがあったから、なんとかハルク無双にならずに済んでいたというかね・・・。

今後、ハルクが敵味方の判別をして好きな時に出てきて戦えるようになってしまうと、パワーバランスが一気に偏りそうで怖いです。まぁあんまり深く考えずに観るシリーズなのかもしれないですが。

落書きファンイラスト

今回もブレランに引き続きちょちょっと描いたちびぞうの絵を載せます。

ロキちゃんに一番愛があるはずなのに似ない・・・

ちょっとだけのつもりが長くなってしまいました!以上で終わり!ちびぞうでした!

最後まで読んで頂き感謝感謝です!

 

 


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1st蜘蛛男を知ろう第二弾!『スパイダーマン2』ネタバレ&感想

スパイダーマンにはもうならない…2度と

初めてのスパイダーマン実写映画化、その第二弾!

アベンジャーズに新登場した三代目スパイディに惚れちゃった方はぜひ、初代の作品も観直そう!のコーナーですねー!

トビー・マグワイヤ扮するピーター・パーカーと、キルスティン・ダンスト扮するMJの恋模様が今回もうワンステップ進んだ形で描かれます!

アルフレッド・モリーナ扮するヴィラン『ドック・オク』とのバトルシーンも見ものです!!

【映画情報】

【原題】Spider-Man 2
【制作国】アメリカ
【監督】サム・ライミ
【脚本】アルヴィン・サージェント
【原案】アルフレッド・ガフ、マイケル・シェイボン、マイルズ・ミラー
【製作】アビ・アラド、ローラ・ジスキン
【製作総指揮】ジョセフ・M・カラッシオロ、スタン・リー
【撮影】ビル・ポープ
【美術】ニール・スピサック
【音楽】ダニー・エルフマン
【出演([]内は役名)】

  • トビー・マグワイヤ[ピーター・パーカー/スパイダーマン]
  • キルスティン・ダンスト[メリー・ジェーン・ワトソン]
  • アルフレッド・モリーナ[オットー・オクタビアス/ドック・オク]
  • ジェームズ・フランコ[ハリー・オズボーン]
  • ローズマリー・ハリス[メイ・パーカー]
  • J.K.シモンズ[J・ジョナ・ジェイムソン]
  • ディラン・ベイカー[カート・コナーズ博士]
  • ビル・ナン[ロビー・ロバートソン]
  • テッド・ライミ[ホフマン]
  • エリザベス・バンクス[ミス・ブラント]
  • ブルース・キャンベル[門番]
  • ウィレム・デフォー[ノーマン・オズボーン]

【公開日(日本)】2004年7月10日
【上映時間】127分
【配給】ソニー・ピクチャーズ・エンタテイメント
【前作】スパイディの成り立ちが分かる!映画『スパイダーマン』ネタバレ&感想
【次作】『スパイダーマン3』
【IMDB】7.3/10.0  (およそ451,000人の評価)

【あらすじ】

大学やアルバイトに加え、スパイダーマンとして闘うピーターは、憧れのメリー・ジェーンとすれ違うばかり。スパイダーマンへの復讐を誓う親友のハリーともうまくゆかず、人間関係に悩む。そんな時、優秀な科学者であるDr.オクタビウスに会うが、彼は実験中の事故で凶暴な怪人ドック・オクに変身してしまう。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.7/5.0

1では、スパイダーマンの成り立ちをよく知ることが出来ました。

今作は、スパイダーマンがスパイダーマンとして生きていく上での葛藤が描かれ、さらに親友であるハリーとの確執が深まっていき、次作でようやく激突するのかな!?という伏線としての物語にもなっています。

若干のツッコミどころもある

例えば、MJとの関係。前回、良い感じで終わったと思われた二人ですが、いつの間にか別れて親友としてのポジションに収まっています。しかもMJは新しい恋人と婚約・・・もうすごいテンポ早い!!

スパイダーマンやってたら彼女に危険が及ぶし離れていた方がいいよね!と思う気持ちも分かるんですが、それならその葛藤が生まれ始めて別れちゃうところも観たかった!!

それから、クライマックスの暴走電車を止めた後のシーン。スパイディのマスクが取れて顔が乗客にモロバレになっています。「私たちは決して口外しないよ」みたいな空気が漂っていたんですが・・・いやいや一人ぐらいは絶対話しちゃう人いるって!!今ならインスタ上げちゃうって!

スパイディの能力が突如失われてしまうのも、説明不足感が否めないですね。精神的な物が原因だったのか、それとも・・・結局そこのところの謎は分からずじまいで。

という・・・まぁ些細と言えば些細なところが少し、気になってしまいましたかね。

アクションシーンが楽しい

前回のグリーンゴブリンよりも、ヴィラン(敵役)であるドット・オクが現実にあり得そうな見た目になっているのも世界観に入り込みやすくて良いですし、そのタコのような足を巧みに使いスパイダーマンと電車の上や横に張り付いて戦うシーンは、重力どこいった!って感じで最高に楽しいです!

そしてクライマックスの電車を止めるシーンも、当時CMで散々見たような気がしますがやっぱりハラハラさせられますねー!

サム・ライミ監督の見せ場

ホラー映画で有名なサム・ライミ監督の一番の見せ場として個人的にお気に入りなのは、ドット・オクが悪に染まって研究員を襲ってしまうシーン!

大暴れする様子がものすごくホラー的な見せ方をしていて、どのシーンよりもあそこが一番観ていて怖かったですね!流石サム・ライミさん!!という感じがしました(*´∀`*)

まとめ

2作目ですが、面白さは1より上がっている気がします!
2004年、十年前とは思えぬアクションシーンは必見ですし、ヒロインであるMJはあまり評判良くないですが私的にはとても綺麗で可愛くて・・・大満足です。

ジェームズ・フランコ扮するハリーが、ついにスパイディの正体を知ってしまって・・・次作で彼は父の仇をうつため第二のグリーンゴブリンとなってしまうのか!?という引きもすごく気になる感じで終わっていました・・・。

スパイダーマン好きにはきっと満足できる一本になっていると思います!

このまま3も楽しめると良いなぁ!

 

 


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