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まさかの4作目!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』感想&ネタバレ

私はマリア 町の娘 光る金貨はむなしいだけよ 私の心を奪い去るのは

荒波超える船乗りだけよ

私の心を奪い去るのは 荒波超える船乗りだけよ

『パイレーツ・オブ・カリビアン ~最後の海賊~』へ向けてのおさらいもこれで最後です!過去2作と同じようにDVDで再び鑑賞。

2,3と下降気味で、公開当時私は「よくあれで続きいけたなぁ!」という驚きと共に、劇場に足を運びました(笑)製作のブラッカイマーさんはかつて3部作だと公言していたようですが、3の滑り出しがわりと好調だったので、4の製作の話も出たんだとか。

監督も、ゴア・ヴァービンスキーさんからロブ・マーシャルさんにバトンタッチ(『シカゴ』を監督した人らしい!)またメイン出演陣からキーラ・ナイトレイとオーランド・ブルームも降りて、新たにペネロペ・クルスが参戦と、大きく流れを変えてきましたねー。

しかし本国の方では4作目の評価も3に続いて下降気味・・・まさかこの流れで7部作になるなんてこの時は誰も予測してなかったはず(笑)

パンフはこんな感じです!

安定の厚さ。しかし34Pで税込み700円。・・・デッドマンズ・チェストの時の勢いはどうしたんでしょう(笑)これでも十分、ボリューミーなんですけどね!

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【後編】引き続きおさらい!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』感想&ネタバレ

どうも!ちびぞうです。

前回の【前編】引き続きおさらい!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』感想&ネタバレからの続きの記事になりますのでご注意ください!

ではでは早速、あらすじの続きをコメントを挟みつつ追っていきたいと思います!!

ジャックを助けに行くところから!

 

世界の果てへ向かう途中、デイヴィの持っているペンダントと同じものをティア・ダルマが持っているというシーンに気付き、あれ?もしやデイヴィの愛した女とはティアさんなのか?と思い始める

ジャックを救出して、みんなで世界の果てからなんとか脱出!帰り道、ティアさんがデイヴィが昔人間だったと語る・・・やっぱり恋仲だったんだ!途中、あの世へ向かう一行の中に父親の姿を見つけてスワン総督の死を知る(いつの間に死んでいたんだー!!!!!)

なんとかあの世から今世へ戻ってくる!見つけた島で、サオ・フェンの追っ手に捕まってしまう一行。ここで、ウィルがブラックパール号欲しさにサオ・フェンにジャックを受け渡すと取引していたことが発覚。

サオ・フェンから東インド会社に引き渡されるジャック。

更にサオ・フェンは東インド会社と手を組んでいたので、ウィルもエリザベスも結局東インド会社に捕まってしまう。しかし結局約束を守らない東インド会社。彼らに裏切られたと知ったサオ・フェンを評議会に参加しろと説得するバルボッサ。サオ・フェンは、評議会に参加する代わりにエリザベスを手に入れたいと主張。受け入れるエリザベス。

同時にジャックもベケット卿と「評議会はどこで行われているのか、9つの銀貨で何をするつもりなのかを教えろ」と言われ取引する・・・。

もうこの辺りは、誰が誰と取引しているのか、みんながみんなこっそり取引して裏切られまくるのが続くので頭の整理が追いつきません。

サオ・フェンの船の中で、エリザベスが人間に閉じ込められた『カリプソ』だと勘違されたり、そして突然襲われて死の間際に海賊長としての権限(と共に銀貨)をエリザベスへ渡したりする謎の展開もあります。結構無理やり感が強い(笑)

サオ・フェンを襲ったのはダッチマン号で、そこの船長はノリントンさんだった!!エリザベスと再会し、総督が殺されたことも知りショックを受けるノリントンさん。

エリザベスはフライングダッチマン号の中でビルと会話する。息子は助けてくれると約束した、だけどデイヴィを殺せばフライングダッチマン号の船長にならねばならず、心臓を抉り出して、海で死んだ死者の霊をあの世へ運ぶという仕事をしなければデイヴィと同じような見た目になってしまう。そうすれば10年に一度しか陸に上がることは叶わず、エリザベスと離れ離れになってしまう。だから決して自分を選ぶはずはない・・と

父を救おうとするとエリザベスを失う気がすると言うウィルにジャックが、「ほかのやつにデイヴィを殺させれば?」と提案。つまりはジャックがデイヴィを殺すつもりらしい。

ノリントンさんがダッチマン号からエリザベスを脱出させる。

ノリントンさんせっかく復権したのにだいぶブレブレですやん!!

あとここのノリントンさんとのキスいりますか?(笑)捕虜を逃がしたー!と騒ぐビルに刺されて死んでしまうノリントンさん・・・さっきのキスは死亡フラグだったんですね・・・。

評議会が行われる島へ到着。ここでティア・ダルマが『カリプソ』で、バルボッサを生き返らせたのもバルボッサにジャックを救いに行かせたのも『カリプソ』だった事が判明!!!彼女は自分を人の体から解放されるために、評議会を集めさせたかったー!!!

けっこう無茶な脚本だーーーー!!!

でも、1の終わりで金貨を盗んだ猿のせいでバルボッサは不死身になって復活したと思い込んでいて、「一体いつ不死身じゃなくなったの?」とずっと持っていた疑問が解決しました。不死身になったのは猿のジャックだけだったんですね。それ以外のメンバーは全員、『カリプソ』に普通の人間として蘇らせてもらったんですね。

評議会が開催。意見がまとまらず喧嘩する場に対し「カリプソを封印したのは最初の評議会。我々が彼女を解放するものとなろう。さすればなにがしかの利益が与えられるだろう」と言う。ジャックはそれに反して戦おう!と言う。それをまとめる役として、なんとキース・リチャーズ(ローリングストーンズ)が登場!!!ジャックの父親の海賊で”海賊の掟の番人”というちょい役でゲスト扱いです。どビックリですよね(笑)

なんとかしてキース・リチャーズを出したかったんだろうなぁ・・・

多数決により海賊の王が決まれば、今後の事を決める権限が与えられる(今までは皆自分に投票していたので王は決まらなかった)という新たな海賊の掟がキース・リチャーズにより教えられる。サオ・フェンから海賊長の権限を与えられていたエリザベスにジャックが投票したことにより、エリザベスが海賊王に決定(笑)

どういう展開なんですかこれは(笑)

エリザベスの権限により、海賊たちは団結し戦うことに決定。しかし敵の船団が多すぎる。どう考えても勝てない。

ウィル、バケット卿、デイヴィ・ジョーンズの三人と、ジャック、エリザベス、バルボッサの三人の話し合いが始まる。(というかデイヴィさんは水の入った桶に入ってれば陸に上がれるのかよ!!設定が緩いよ!)ここでようやくジャックが裏切っていたことが判明。更にデイヴィにもジャックが生き返っていたことがバレる。

海賊王(エリザベス)の提案で、ジャックとウィルを交換。ジャックの銀貨はバルボッサが奪う。結局、東インド会社(フライングダッチマン)と9海賊軍で戦うことが決定。

フライングダッチマンに捕まるジャック。ここまでも全部ジャックの狙い通りだったらしい・・・。なんとか自分がジョーンズを殺してダッチマンの船長になりたいみたい。

ついに『カリプソ』復活の儀式!!!しかし封印したのが愛した男”デイヴィ・ジョーンズ”だと知って巨大化!!何かの呪文?らしきものを叫びながら大量の蟹となり消えてしまうカリプソ。

えっ、助けてくれないんですか!!!

カリプソが手助けしてくれるかは分からないけど最後の大戦に挑むことをエリザベスは決意。ブラックパールの船員を煽ってついに大戦がはじまる・・・(ここまでの長さよ・・・)てこの原理を利用して地下牢から逃げ出すジャック。

嵐が巻き起こり、大渦が現れる(カリプソの怒り?)戦いのさなか、結婚の儀を行うウィルとエリザベス。戦いながら立会人になるバルボッサ。

ダッチマン号の中でウィルが刺されてしまい、このままでは死んでしまうーーそんな時、デイヴィの心臓を持ったジャックがそれを突き刺そうと現れる。

 

まぁおおまかな流れはこんな感じでしょうかね!非常に長いです、ややこしいです。あとみんな裏取引しすぎ(笑)AさんがBさんと裏取引、BさんはCさんと、CさんはDさんと、そしてDさんはAさんと・・・という感じで裏取引の繋がりばっかりどんどこ出てきて、キリがないです(笑)

笑った(面白かった)ポイント

  • 意味がわからないけどジャックがジャックだらけの船で船長してるシーンはクスッと来た。
  • バルボッサとジャックの小競り合いがとにかく楽しい(笑)どっちが船長かって競い合ったり(笑)仲良しか!!

  • UP IS DOWN(上は下)というヒントを元に船をひっくり返すという発想は楽しい!流行りの脱出ゲームみたい!!(笑)
  • 評議会の銀貨ってただその時ポケットに入ってたものっていうのが(笑)そしてあの目玉(義眼)がバルボッサの銀貨だったとか笑ってしまった。何度も失くしかけてた事を思うとしまう場所にしては危なすぎる(笑)
  • 戦いのさなかの結婚式がシュールすぎてわらってしまう(笑)
  • 最後の、瀕死のウィルにデイヴィさんの心臓を刺させるのはなるほどなー。といった感じ。あそこで悩むのはジャックらしくないかなとも思いますが、あそこではああするのがベストですよね。そしてフライングダッチマン号の船長になってしまってウィルが「海に10年、陸に一日、大きな代償だな」と言われ「報われる一日にする」と答えるのは良かった。すごく良い台詞。

ほろっと来たポイント

  • ビル・ターナーをウィルが救う=ダッチマン号の船長にならなきゃいけなくなるから、自分を救うはずないって言うビルの記憶が(船と一体化しはじめてるから)どんどん薄れていっているのが・・・泣ける

前回の2作目であまり感動しなかった親子関係のお話ですが、今回は結構切ないシーンが満載でした。自分の息子が助けてくれると信じている、だけどきっと息子は愛する彼女を選ぶだろうと言ったり・・・だんだん記憶が薄れて息子と分からず戦ってしまうところとか。切ないです。

  • 負けを悟ったベケット卿が切ない

全く思い入れのないキャラなんですけども、いい負け様だったなぁと。変にあがいてなくて。「お、覚えてろよ!!」みたいな小物感もないし。というか、VFXがすごい。

まとめ

実は、2~3が連作かと思っていたんですけども、実際は4まで全部繋がっていたんですよね。最後にまたジャックからブラックパール号を盗んだバルボッサが「不死身になる方法はまだある」と言い、バルボッサから海図を盗んでいたジャックが見つけたのは「生命の泉」・・・。初回の時はほとんど最後のほう(おそらく寝ていて)記憶がなかったので、4まで全部繋がっていたことを今回見返してみて初めて知りました(笑)

じっくり見返すって大事(笑)

しかしやっぱり話がごっちゃごちゃしすぎてました。この一言に尽きる。

それから、後出しでどんどこフライングダッチマン号についての設定やら海賊の掟やらを出してくるのはあんまり好きじゃないなぁ・・・。だって「アレがあるじゃないか!!」と後から付け足せばどうにでもなってしまうんだもの。

大好きなビルナイさんが扮するデイヴィ・ジョーンズさんが真の姿を取り戻す貴重な場面があったので貼って、

特に一番納得できなかったことを最後に叫んで終わりにしますね。

心臓をくりぬいたのは愛する女との愛の苦しみのせいじゃないんかーーい!!!!

 

長々と読んで頂きありがとうございました!!

 

 


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【前編】引き続きおさらい!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』感想&ネタバレ

ヨーホー 掲げよ 髑髏の旗

それ引け ならず者 俺たちゃ 死なない

引き続き、パイレーツ5作目の為のおさらいのため、二度目にはなりますがDVDにて3作目『ワールド・エンド』を鑑賞しました。

『デッドマンズ・チェスト』が私の中で少し期待が外れ、そしてジョニデ人気に火がつくと共に私の中のジョニデ旋風も収まっていってしまったので、「劇場ではもういいかな・・・」と初回もDVDで観ました。

そしてその当時は途中でわけがわからなくなり後半寝てしまっていたような気も・・・します。今回はしっかりばっちり鑑賞!!!いかに感想は変わるのか!?

【映画情報】

【原題】Pirates of the Caribbean:  At World’s End
【制作国】アメリカ
【監督】ゴア・ヴァービンスキー
【脚本】テッド・エリオット&テリー・ロッシオ
【製作】ジェリー・ブラッカイマー
【製作総指揮】マイク・ステンソン、チャド・オーマン、ブルース・ヘンドリクス、エリック・マクレオド
【音楽】ハンス・ジマー
【撮影】ダリウス・ウォルスキー
【出演([]内は役名)】

  • ジョニー・デップ[キャプテン・ジャック・スパロウ]
  • オーランド・ブルーム[ウィル・ターナー]
  • キーラ・ナイトレイ[エリザベス・スワン]
  • ジェフリー・ラッシュ[キャプテン・バルボッサ]
  • ビル・ナイ[デイヴィ・ジョーンズ]
  • チョウ・ユンファ[キャプテン・サオ・フェン]
  • ステラン・ステラスガルド[ビル・ターナー]
  • ジャック・ダヴェンポート[ジェームズ・ノリントン]
  • ケヴィン・R・マクナリー[ギブス]
  • ジョナサン・プライス[スワン総督]
  • ナオミ・ハリス[ティア・ダルマ]
  • トム・ホランダー[ベケット卿]
  • リー・アレンバーグ[ピンテル]
  • マッケンジー・クルック[ラゲッティ]
  • デヴィット・ベイリー[コットン]
  • マーティン・クレッバ[マーティ]
  • デヴィッド・スコフォールド[マーサ―]
  • キース・リチャーズ[キャプテン・ティーグ]

【公開日(日本)】2007年5月25日
【上映時間】169分
【配給】ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ

【前作】3への序章!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ~デッドマンズチェスト~』感想&ネタバレ
【次作】『パイレーツ・オブ・カリビアン ~生命の泉~』
【IMDB】7.1/10.0  (およそ507,000人の評価)

【あらすじ】

世界の海から海賊を駆逐しようと企む東インド会社のベケット卿が、ジャックの宿敵デイヴィ・ジョーンズと結託。彼らに対抗するには9人の“伝説の海賊”の結集が不可欠だが、その最後の1人はデイヴィ・ジョーンズが放った怪物クラーケンの餌食になったジャックだった……。【引用元:映画.com】

【感想&ネタバレ】

☆2.5/5.0

長すぎる。そしてツッコミどころ満載

169分て!前編デッドマンズチェストの151分でもかなり長いように感じたのに!!(笑)

そして今回も複雑に絡み合った脚本が不親切で、かなりのキャラたちが何のために動いているのかを的確に把握しないと、すーぐにわけが分からなくなっちゃいますので、注意深く鑑賞する必要があります。

娯楽大作!ザ・エンターテイメント!!というディズニーの大ヒットアドベンチャーなのにも関わらず「あんまり気楽には観られない」という部分が一番の欠点なのかなぁと。

物語は、2作目のデッドマンズ・チェストの直後からはじまります。

東インド貿易会社がとにかく海賊を駆逐しようと、海賊や彼らに加担した人たちを処刑しまくっている。そうすると、ある歌が歌われ始めるんですね――。

この歌というのがとても重要で”海賊たちよ結束して立ち上がれ!”みたいな自分たちの存在のピンチに歌われる歌らしい・・・?

2からの流れを真剣に追っていると、矛盾に感じる点がいくつも出て来てしまいます。それも残念だったなぁ。

全体の物語の流れ

まず、2の終わりでデイヴィ・ジョーンズの使役しているクラ―ケンに海の墓場(死の世界)へと連れ去られたからジャックを救おうよ!という目的で、バルボッサ率いる一団は世界の果て(ワールド・エンド)へと向かうことにする。という話になっているんですよね。

しかし、今作は、2のラストでデイヴィ・ジョーンズの心臓を最後に手に入れたノリントン卿がバケット卿(東インド貿易会社)に渡したことにより彼は復権。そして、東インド会社がデイヴィ・ジョーンズと(心臓を人質に強制的に)結託し、ディヴィにクラ―ケンを殺させ、フライング・ダッチマン号を操って海賊たちを駆逐し始める。そして、歌が歌われる。ここから物語が始まっているのがすでにややこしい。

ちなみに今赤字で書いた部分は本編で描かれません、そういうことになっていたよ!と後から観客に説明される感じです。

いやそこ結構重要じゃないの!?クラ―ケン・・・!

というかクラ―ケンは使役出来た方が明らかに戦力になるのになんで殺しちゃったのかそこも謎い。(まぁクラ―ケンが東インド会社側についていたらどう考えてもジャック側が勝てなくなってしまうからなんでしょうけど!!!)

歌が歌われると何が起きるのか?

ここでまた新たな事実が発覚。海賊たちの中には選ばれし9人の海賊長という人達がいて、彼らが集まる”評議会”というものがあります。海賊の世界が危うくなると、どうもその9人が評議会を開く。そのきっかけとなるのがあの歌だった――。ということだったようです。

ジャックも海賊長のうちの一人だった

今回、フライングダッチマン号を手に入れた東インド会社と戦うためには、9人の招集と海賊たちの結束が不可欠。しかし、そのうちの一人、ジャックも海賊長であり、彼の参加も必要不可欠。

9人集まってどうしたいのか?

海賊側が勝利する為には、前回(ジャックが生まれるよりも前)に評議会が結束したときに人間の体の中に封印した海の女神『カリプソ』という強大な力を持った存在を蘇らせ、彼女に力を借りる必要がある。そして、封印を解くためには9人の持っている銀貨(封印した時に使ったもの)を集めて儀式をする必要がある。そのためにジャックの持っている銀貨もどうしても必要=ジャックを生き返らせなければ!!という流れ。


とまぁこういう理由で、世界の果てへとジャックを救いに行くという流れになっていくんです。2の終わりでは、単に彼への友好・仲間意識・絆から「救いに行こう!」となっているので

いやいや救いに行く理由がだいぶ壮大になっているなぁ!!

というツッコミ①がまず、最初に見始めた時に出て来ますね。

ジャックを救いに行くにはシンガポール海賊のサオ・フェンの持つ不思議な海図(これがあれば世界の果てへ行ける)が必要で、これをパクりに行くところで、ジャックを救うのではなく評議会に参加して欲しいという話をバルボッサがし始めるので、少しややこしいんですよね。(おそらくサオ・フェンはジャックを憎んでいるのでジャックを生き返らせたいと言うだけでは納得しないと分かっていて評議会の話を先に出したんだと思いますが)結局はジャックを救うためバルボッサがサオ・フェンを騙そうとしていたことが判明

シンガポール海賊との闘いが始まる

戦いの途中で途中で東インド会社が乱入、ウィルは相変わらず父を救うにはブラックパール号が必要だ(それが何故なのかは語られない)とサオ・フェンに手を貸してくれと言っているし、やはり「単純に友好的な理由からジャックを救いたい」だけでなく、それぞれの目的が絡まり合っているまま話が進んでいるんですよね。

もう、誰が誰を裏切っていて誰が誰と手を組んでるのかが非常に!!わかりにくい!!

そして海図を手に入れ、ジャックを救いに行く一行。


物語の流れの途中ではありますが、【後編】引き続きおさらい!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ~ワールド・エンド~』感想&ネタバレへ続く!!

 

 


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【後編】3への序章!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ~デッドマンズチェスト~』感想&ネタバレ

どうもちびぞうです!( ´ސު`)

※こちらの記事は、【前編】3への序章!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ~デッドマンズチェスト~』感想&ネタバレからの続きの記事になっています!

ここのページから来てしまったか方はぜひとも上記の前編の方からお読みくださいまし~!

では続き

簡潔に言えばみんなの目的は

  • ジャック→13年前にブラックパール号の船長にしてもらう代わりに13年経ったら彼の船で働き続けなければいけないという契約をデイヴィ・ジョーンズと交わした。「13年経ったよ」ってデイヴィさんのとこで働いてるビル・ターナーが教えに来てくれたから、働きたくないしこのままじゃクラーケンに殺されるから逃げ出さなきゃ!!そして彼を制御するために彼の心臓の入った箱「デッドマンズ・チェスト」を手に入れなきゃ!
  • ビル・ターナー(ウィルの父親)→バルボッサが8年前にジャックに造反を起こした時に反対したせいでバルボッサに海の底に沈められてしまった。しかしアステカの金貨の死の呪いのせいで死ねないので、その苦しみから救われるためにデイヴィさんと契約をして彼の船で働くことにする。そしたらいきなりデイヴィさんの船に息子のウィルが現れたので息子を救うために命かけるぞ!!
  • ウィル・ターナー→結婚式当日に「ジャックを三年前に逃がしたよね?」と逮捕される。しかしジャックのコンパスを手に入れれば釈放してやろうと約束してもらったので、頑張ってジャックを探す。すると、「デッドマンズ・チェストを手に入れたらコンパスあげるしエリザベスも幸せになるよ!」とジャックに騙されてデイヴィの船にたどり着くことに。そこでパパンが働いてて驚いたけど、なんとか心臓を手に入れてパパを救うと誓うよ!!
  • エリザベス・スワン→結婚式当日に新郎と一緒に逮捕されてしまう。ジャックを探して旅立った婚約者を追って自分も大冒険する。だけど途中でジャックに口説かれて何故か心揺れたりもするよ!男三人でキンキンと(砂浜の殺陣シーン)アホか!とツッコミ役に回ったり。
  • ジェームズ・ノリントン(元提督)→ジャックを逃した件で海賊の集まる港で落ちぶれる廃人になってしまう。しかし、ジャックが船乗りの募集をしていたのでとりあえず参加することに。心臓を手に入れてベケット卿に渡せば復権出来るかもしれない!自分も心臓を手に入れるぞ!
  • ベケット卿→おそらく東インド会社の力を強めるためにジャックの持っている「その人が今一番に望むものを指し示すコンパス」が欲しい。ついでに心臓も欲しいな~
  • デイヴィ・ジョーンズ→海のように気まぐれな女と恋に落ちた辛さから自分の心臓をくり抜いて箱にしまってどっかに置いておこう、とかいう超絶ロマンチスト。自分と契約した人がちゃんと働かないとクラーケンを使役して殺しにかかったりする。おそらくこの人のやってる事が一番シンプル。でも何故か陸に上がれるのは10年に1度だけとかいう縛りがある。(多分この先10年はデイヴィさんに襲われずに済むよという脚本上の都合)

全く完結じゃないじゃない感じになってしまったんですけども、これだけの登場人物がそれぞれの目的のためにバラバラに動いていて、さらに一作目で登場したバルボッサの部下とかのコメディ要素もあったり、派手なアクションシーンも織り込まれているし、作中では詳しく誰が何の目的で動いているのかあまり語られない(特にジャックが何をしたいのかが不明瞭)。

しっかり説明されれば納得は出来る。でも、もうちょっとなんとか綺麗にまとめられなかったのか・・・この一言につきます。

特に最後の戦いのくだりが一番いらんかなって劇場でも思った記憶がよみがえってきました(笑)長すぎるよねぇ少し・・・内容と尺のバランスがものっそ悪い。

誤魔化しきれない不自然さ

  • 殺されて棺桶に入れられて海に捨てられた、その棺桶の中からのジャックの登場シーン
  • バルボッサのサルがいきなり現れる
  • コンパスが動くようになってる!!
  • ジャックの帽子を持ってるってだけでクラーケンが襲う適当っぷり
  • 『グリーン・インフェルノ』を思い起こさせる原住民(テレコス族)に捕まった上になんでそこの長がジャックに!?!?
  • トルトゥーガでの乱闘騒ぎ
  • 100年も働いてると船と同化しちゃうよねってサンゴみたいになってるおじいちゃんの説明の中途半端さ。そこまで言うなら全部言ってよ!!
  • ディヴィさんが寝てる間に鍵を奪われちゃう迂闊さ(簡単さ)
  • なのにジャックに手錠をはめるためにキスするエリザベス(そこまでする必要ある?という)
  • 結局ノリントンさんかーい!

いーっぱいありましたね。え?なんでそうなる?みたいなツッコミどころは。ジャックとエリザベスの間の恋模様的な噂もコンパスの指し示す向きがどうのこうのとあるみたいですが、個人的にジャックには「真実の愛や、一人の女との恋路、家族愛や友情よりも命を賭けた大冒険や宝の発見が生き甲斐で何よりも海と船を愛している男でいて欲しいと思っているので、あまり認めたくないですね・・・。話がぶっ飛ぶけどもワンピースのルフィに求めてる感覚に近いのかな。ルフィがガチで恋愛し始めたらなんだかイヤ・・・というよく分からないキャラ像(笑)

笑えたり楽しいシーンもある!

上でも書きましたが、テレコス族からジャックが逃げるシーンのピタゴラスイッチ感とか、ボーンケージに捕まって谷間に落とされたウィルたちがうまくケージを揺らして崖の木を掴もうと頑張るシーンは楽しくて笑えました(笑)

それから、デイヴィさんがパイプオルガンを弾くシーンはかっこいい!!!なんだか悲しげな旋律で、今も愛したひとを想っているのかな・・・と思わせる切なさがあります。

 

エリザベスにコンパスを持たせることで、箱の場所をコンパスに指させる作戦もなるほどなと思いましたねー。

3人の男がしつこく殺陣をした後での水車の上での殺陣シーンも、相当すごいな!!と思いました(スタントマンが)。降りればよくない?というツッコミはさておき、見所なアクションシーンだと思います。

ちなみに小ネタとして、エリザベスがジャックにキスするシーンはウィル役のオーランド・ブルームの台本からはカットされていて、二人のキスシーンを目撃した時のウィルの驚いた表情は本物らしいですね(笑)面白い演出するなあ。

最後にテンションがだだ上がり!!!

えっ!?えっ!?本当にジャック死んだの!?と信じられない気持ちの中、みんなで生き返らせに行こうか・・・という話に。なるほどそれで3に繋がるのね~・・・と思っていたらここで「そのためには海を知り尽くしているこの男が必要だろう・・・?」と

満を持してキャプテン・バルボッサさんの登場ですよ!!!!

超絶カッコよかった!!!階段降りて来てリンゴしゃくるだけなのに!!!(笑)しかもまた不死になってるから味してないのに!!(笑)

1→2までの間にバルボッサの事も大好きになっていた私は、最後が一番テンションが上がってしまいました。パンフレットを確認するとキャストのところにも名前が載ってないんですよね~~~~シークレットゲスト的な感じで3はバルボッサが活躍するよ!って最後にドーンとメインディッシュ出されてもう「はやくつぎ、はやくつぎぃくださいぃ」な状態です。本当にずるいです。(ぶっちゃけティアさんのところでバルボッサが出て来るのも不自然っちゃ不自然だけどもう関係ない)

まとめ

何度も書いていますが前後編にしたことで無駄が増えてしまった印象。もっと、子どもにもわかりやすいエンタメ作品のままでいて欲しかったですね。

ただ、3でジャックを助けに行かねば!!という繋ぎ方が上手だし、次も観に行こうという気にはさせるいやらしい終わり方でしたね。

キャラクターの個々の魅力がとても強い作品なので、それらを活躍させるところに重点を置いているからこそ脚本がごっちゃごちゃになってる感はあります。それでも、大好きな海賊たちが真面目にドタバタしてるところが観れればそれでいいんだ!!というファンの方には安心して楽しめる作品かと思います(笑)

 

 


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【前編】3への序章!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズチェスト』感想&ネタバレ

デッドマンズ・チェストには 15人 ○○された♪

ヨ~ホ~ホ~ ラム酒を飲み干そう♪

パイレーツおさらい第二弾ということで、二作目である『デッドマンズ・チェスト』をDVDで見返しました!前回がかなり面白かったので、やっぱり期待してしまいますよね!!

特に私は今回の敵役であるデイヴィ・ジョーンズ役のビル・ナイが大好きでして・・・(まさかここまで原型なくさせられるとは)。劇場で観るしかないですよね!!

何気にステラン・ステルスガルドさんも出てたんですねー、当時はまだ知らない俳優さんでした。

パンフはこんな感じ。

相変わらず、背表紙のある分厚さ。なんと!!!!!!!!!

50Pという驚異のページ数です!!!!!

こ、これで税込み700円!?!?!?信じられない

ディズニーの本気を見た・・・(どれだけ期待をかけていたかがわかりますねまぁその結果としては

ちなみに先に言っておきますがこの映画は話が非常にややこしい構成になっていて、パンフ内のストーリー解説がかなり親切でわかりやすいです。パンフレベルで親切な脚本にしてほしかった。

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フィルム・オーケストラで観る!『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』感想

ヨーホー♪ヨーホー♪ 海賊の暮らし♪

先日、2017年7月1日土曜日に、映画仲間たちと東京国際フォーラムで行われた、

『Film ∞ Orchestra ~Japan Tour2017~』にて、『パイレーツ・オブ・カリビアン ~呪われた海賊たち』を鑑賞して参りました!!

なんと、日本初上陸だそうで!非常に貴重な体験をすることが出来ましたー!

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映画『クレヨンしんちゃん ‐ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん‐』ネタバレと感想

「「俺が、家族を守る!!」」

クレヨンしんちゃんの映画を観るのなんて何年ぶりだろう・・・!!昔観たしんちゃんの映画だと『ヘンダーランドの大冒険』を観たのがすごく強く残ってますね。あの雰囲気好きだったな~。

声優の遊佐浩二さんが出演してらっしゃるという前情報+映画好き仲間たちに「ロボとーちゃんは良いよ!!」と後押しされるかたちで観賞しました(´ω`)

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】高橋渉
【脚本】中島かずき
【原作】臼井儀人
【作画/絵コンテ】池端たかし、高橋渉、湯浅政明、猫賀大介
【音楽】荒川敏行、宮崎慎二
【主題歌】きゃりーぱみゅぱみゅ -  ファミリーパーティー
【声の出演([]内は役名)】

  • 矢島晶子[しんのすけ]
  • ならはしみき[みさえ]
  • 藤原啓治[ひろし]
  • こおろぎさとみ[ひまわり]
  • 武井咲[段々原照代]
  • コロッケ[頑馬博士 / ”契り”歌唱時の黒岩]
  • 遊佐浩二[黒岩仁太郎]
  • 一木美名子[小女鹿蘭々]
  • 真柴摩利[シロ / 風間くん]
  • 林玉緒[ネネちゃん]
  • 一龍斎貞友[マサオくん]
  • 佐藤智恵[ボーちゃん]

【公開日(日本)】2014年4月19日
【上映時間】97分
【配給】東宝
【映倫区分】G

【あらすじ】

ある日、ぎっくり腰を治しにマッサージに出かけたひろしが、突然ロボットになって帰ってくる。妻のみさえは驚き戸惑うが、ロボットになったひろしは料理も家事もでき、リモコン操作も可能で便利だった。しかし、それらはすべて、家庭での立場が弱くなってしまった日本の父親たちの復権を目論む謎の組織「父ゆれ同盟(父よ、勇気で立ち上がれ同盟)」の陰謀によるもので、やがて正気を失った父親たちによる「父親革命」が勃発。野原家や春日部市は崩壊寸前の危機に陥るが、ロボットのひろしが息子しんのすけとともに立ちあがる。【引用元:映画.com】

【感想&ネタバレ】

☆2.9/5.0

思った以上に楽しめました!そして泣けました!ロボとーちゃんがズルいですね~ほんとに(笑)

ちょうどイイ怖さと笑い!

ひろしがロボになった直後、画面がひろし視点になる演出がすごく良いです。周りの人の「ひぇっ」という反応を見て、どんな風になっているんだろう??と怖くもあり、ワクワクもある!

そして家に帰って驚愕するみさえ↓

と会って初めてロボとーちゃん登場!!

その見た目が結構エグい!!

ドラえもんとかもそうですけど、クレヨンしんちゃんも映画版になると不思議な怖さを醸し出してませんか?

唯一覚えているヘンダーランドも、結構子どもながらに怖かった記憶があるんですよね・・・。

絵コンテを担当された方の一人、(今、『夜は短し歩けよ乙女』や『夜明け待つルーのうた』で話題の)湯浅政明さんが今作とヘンダーランドに参加されているという共通点を発見したので、同じ雰囲気の怖さがあったのかも!こればっかりは他の映画も観てみないと分からないですが!

そんなさりげない怖さの中にちりばめられたしょーもない笑い(笑)

ロボットになったひろしの乳首っぽいボタンを押すとロケットパンチが発射されたり、燃料になる灯油を尻の給油口から入れるとかいうほんとくだらない下ネタ(笑)

家に来た婦人警官に給油するシーンを見られ

「野原さん、ギリギリですよ」

とツッコミ入れられるシーンとか爆笑でした(笑)

この不気味さとシュールさと笑いのバランスが凄く楽しいですね!

しかも!

中盤から切なさが増していく!

実はロボとーちゃんは改造されたひろしではなく、生身のひろしの記憶を埋め込まれただけのロボットだったという事が途中で発覚します。

本物のひろしが戻って来ると、その驚愕の真実にアイデンティティが崩れていくロボとーちゃん。

家に帰った後でも「自分の方が本物だ」とひろしと張り合ったり、「自分の方が上手い料理も作れるし便利だぞ」とアピールしてみたり、腕相撲でひろしに勝ってみたり、

コミカルなシーンではあるものの切ない。(ひろしの顔(笑))

そしてそして、敵からしんのすけとみさえの命を守ったのにみさえはロボとーちゃんを素通りして本物のひろしに抱きつく!あのシーンは本当にロボとーちゃんが可哀そうで、切なくて泣きそうになりましたね・・・!!

ラストはターミ○ーターばりのかっこよさ!

ロボとーちゃんが自分は本物のひろしではないと認めるか、認めないか、そこは分かりませんがみさえとしんのすけを守って死ぬ感じの終わりかなーと予想していました・・・しかし!

最後にぼろぼろになりつつ、ひろしと腕相撲で再び勝負。この展開は予測してなかった。

二度目の勝負の時はロボとーちゃんの方がボロボロだったなので良い勝負になりつつも、最後はひろしが勝てる流れだった。だけど最後にロボとーちゃんに負けを認めさせたのは、みさえの

「あなた、頑張って!」

という声援。しんのすけはロボとーちゃんの事もひろしとして扱っていましたが、みさえは最後までロボとーちゃんをひろしと認めなかった。

”父でありながら夫である”という、その両方を成り立たせられない自分は偽物だ・・・と悟ったんでしょうかね。ひろしに勝ちを譲った感じに見えました。切ないですね。

ロボとーちゃんとしんのすけの絆がもうター○ネーターのそれですよね・・・!まさかこんな、ロボットのアイデンティティを問う、地味に深くて切ない映画だったとは。

ラストの戦いがもうめちゃめちゃ(笑)

序盤のロボットアニメ(カンタムロボ)の戦いを伏線に、ラストで巨大ロボで戦う流れはまぁ分からんでもないんですけども

なんで五木ひろし?(笑)

50周年を祝いたいのは分かったから!五木ひろしのモノマネをしたコロッケさんにしか見えない巨大ロボがラスボスで、「こぶしウェーブ」とかいうこぶしを利かせた歌声で攻撃するという技がほんとに面白かったんですけども(笑)

しかもえげつないほど強い(笑)しかし

全く意味が分かりません!!!

 

・・・?え?もしかして、ひろしとひろしを掛けて、五木ひろし?(笑)え、ひろしVSひろし?今それに気付きつつあるんですけど・・・まさかのダジャレですか?(笑)

まとめ

思った以上に切なく、思った以上に笑えて、大人も子どもも楽しめるっていうのは確かだなぁと思いました。

目当てだった遊佐浩二さんはかなり重要な役柄だったにも関わらず中盤ほとんど出て来なかったので思った以上に遊佐さんの声が聞けなくて残念でした!!(笑)

この人。鏡大好きなナルシスト警官。しかし、彼も切ないキャラだったな・・・。

 

ロボットが自我を持つSF系の作品が好きな方にはオススメです、ロボット系映画のオマージュも沢山あるようなので(私は全くわかりませんが)ロボット映画好きの方にもオススメです!

子どもと観るのも良いですが、良い大人になってから友達同士でツッコミ入れながら観るのも楽しいですよ!!(笑)

 

 


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は行

映画『ヒメアノ~ル』これぞ”ジャンルスイッチムービー!”ネタバレ&感想

「不満や不安がないと、生きていられないと思うよ。それをなくすことが原動力になって、毎日を頑張っているんじゃない?完璧に満足している奴なんて、いないと思う」

うーん濱田岳主演のラブコメかぁ・・・程度にしか予告では感じていなかったんですが、どうも、後半雰囲気がガラりと変わるらしい・・・?

原作は未読。今後も読む予定はありません!(理由はのちほど!)

結局劇場では観れず、レンタル一週間になっているのを発見したので借りて来ました。

地味に森田剛が楽しみでした。

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た行

笑える学園コメディ!映画『帝一の國』原作との違いとは!ネタバレ&感想

井の中の蛙大海を知らず、されど――

 

元々、原作である漫画家の古屋先生のファンだったんですが、原作『帝一の國』は未チェック。公開が始まった頃にようやく漫画も買い始め、こ、これは面白い!!となり。七巻(ちょうど帝一が一年の時の生徒会長選挙)が終わった時点「次巻から登場する一年生は劇場版には一切登場しないと聞き、あと七巻分読み終わる前に終わってしまうまもしれない、このタイミングで観に行ってみよう!と劇場へ向かいました。

パンフはこんな感じ。邦画のパンフは左開きが多いイメージがありますね~~

キラッキラです!(笑)評議会の座席表が顔写真付きで載っていて、なんとなーくバトルロワイヤルを思い出させます(多分学園物のパンフだとありがちかも?)

『撮影日誌』というページもあり、2016年12月15日(木)~2017年2月7日のクランクアップまでの撮影や制作風景を写真付きで日誌にしてあって興味深い!あんまりこういうの載せてるパンフはないので楽しいですね~!

それから、何故かすごろくページとサイコロを組み立てて遊べるページもありました(笑)

中開きのページも含めて37Pで、667円+税でした。まぁまぁ豪華かも?

この超絶クオリティなコスプレ会場みたいなページ、笑えます。みんな仲良さそう~♪

この他にも人物紹介ページがきらびやかなので、また映画情報のところで一人一人載せていきたいと思います!

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や行

豪華キャストで贈る第三弾!【闇金ウシジマくんPart3】ネタバレ&感想

「高ぇから、買うんだ。パッケージに価値があると、思い込むんだ」

【画像元:映画.com】

『ビッグコミックスピリッツ』で連載中の『闇金ウシジマくん』の実写映画第三弾ですね!!

私も原作をずっと追いかけてるので、2作目は少し微妙だったかな?と思いつつも観てしまいました・・・(笑)

今回は原作の『フリーエージェントくん』『中年会社員くん』のエピソードが元になっているようです。個人的にフリーエージェントくんのエピソードは楽しかった記憶があったので楽しみでした~。

【映画情報】

【制作国】日本
【監督/プロデュース】山口雅俊
【脚本】福間正浩、山口雅俊

【主題歌】Superfly – “心の鎧”

【出演([]内は役名)】

  • 山田孝之[丑嶋馨]
  • 綾野剛[戌亥]
  • 本郷奏多[沢村真司]
  • 白石麻衣[麻生りな]
  • 筧美和子[花蓮(花織)]
  • 最上もが[モネ]
  • マキタスポーツ[村井]
  • 山田裕貴[清栄真実]
  • 前野朋哉[しんこch.]
  • 矢野聖人[獏木]
  • 児嶋一哉[罰ゲームの債務者]
  • 藤森慎吾[加茂守]
  • 浜野謙太[天生翔]
  • 高橋メアリージュン[犀原茜]
  • 崎本大海[高田]
  • やべきょうすけ[柄崎]

【公開日(日本)】2016年9月22日
【上映時間】131分
【配給】S・D・P
【映倫区分】PG12

【IMDB】5.7/10.0  (およそ15人の評価)

【あらすじ】

派遣の仕事で食いつなぐ沢村真司はある日、街で撮影中のタレントの麻生りなを見かけ、社会の格差を実感する。ネット長者の天生翔が主宰する「誰でも稼げる」というセミナーに半信半疑で参加した真司は、人生の一発逆転を狙った億単位のマネーゲームに巻き込まれていく。一方、妻がいながらキャバクラに通うサラリーマンの加茂守は、美人キャバ嬢を落とそうと躍起になっていたが……。【引用元:映画.com】

【感想】

☆2.8/5.0

個人的に『フリーエージェントくん』編は好きなエピソードなので観れて嬉しい!!

やっぱり山田孝之はハマり役!

この映画のシリーズは、原作からの改変があまり好きでなくて、例えばウシジマ社長が

「ウサギをこよなく愛してる」「オムライスにはケチャップかけまくる」

とかっていう愛らしい設定が省かれてるのがいつも残念に思うんですよねぇ。

それでも、山田孝之以外にここまで社長を演じられる人はいないんじゃないかなってくらいイメージぴったりなので、彼見たさでこのシリーズを追いかけてると言っても過言ではないです!!

オリラジの藤森さんが凄い。

実際は、期待していたフリーエージェントくんの本郷奏多くんよりも、オリラジの藤森さんがかなりイイ演技をしていました(笑)

本当に、何も生き甲斐がなさそうで、いつも背中には哀愁が漂ってそうで、目の前の利益にしか目がいかず、キャバクラ通いに会社の金を横領したりとどうしようもないクズなんですが(もちろんその制裁もしっかりと受ける)。どんどんボコボコになっていく姿が滑稽でもあり、哀しくもあり・・・本当に良い演技をするなぁと思いました。

普段のチャラ男のイメージも手伝ったかな?(笑)

ほんとピッタリ(笑)

そして天上翔!!!

『フリーエージェントくん』編のキモになるのはこの人。実際、どこぞの「一カ月で1億円稼ぎました!」みたいなポスターを電車内で見かけた人も多いと思うんですが、天上翔というキャラクターはその人本人がモデルになっています(笑)

よく描けたよなぁ・・・(笑)ウシジマくんのお話にリアリティがあるのは、きっときちんと下調べをしているからなんでしょうね。

そしてこの天上さんの役をやっているのは浜野謙太さん!通称ハマケンですね。多分一度は顔を見た事があるはず。俳優でもありミュージシャンでもあるオールマイティな方です。

私はこの人が大好きでーーーーーー。まさかウシジマくんでしかも天上翔の役で見れるとは。嬉しかった(笑)

この天上翔という人はいわゆる”情報商材”というもので詐欺を働いて(私のように1時間でウン百万稼ぎたければ参加費100万のセミナーに参加してね☆彡とかいうやつ)大金を稼いだ人物で、最終的にはもちろん痛い目を見る形になるわけですが(笑)

本当に、その傲慢っぷりから、最後のやられっぷりまで似合いまくる(笑)この人が画面に出て来るだけで笑えます(笑)

原作ではもっと太ってる人なので、わざわざスーツの襟を詰めまくって首をなくしているところがイイ(笑)

まとめ

直後に公開された『闇金ウシジマくん The Final』のための伏線の部分も多く、ストーリー的に謎が残されたまま終わったりもするので、これ単品で見るとわけがわからないかもしれませんね。(一応両方のエピソードはきちんと完結する)

原作ファンとしては決して面白い!!!と絶賛できるような感じではないんですが、どうしようもないどん底だなと思っても希望が残っていたり、笑えてしまうシーンがあったりして、なんとなく追いかけてしまう、そんな不思議な作品です。

出来ればテレビシリーズと一緒に映画もPart1から順を追って観ていくと良いかもしれませんね!

 

 


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