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怪獣版アベンジャーズはーじまーるよー!映画『GODZILLA ゴジラ』ネタバレ&感想

「自然というものは常に調和を保とうとする。ゴジラはその鍵を握っている」

本作から始まったモンスターバースが、実は『キング・コング 髑髏島の巨神』を経て2019年5月公開の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に繋がっていることを知っている方はそんなに多くないのでは!!!

ゴジラとゴジラは分かりやすく続編だけども、間にキングコングがいるんだよ!と。

髑髏島の感想も貼っておきますね☺️


こちらのコングの映画では直接物語の繋がりはないものの、エンドロール後のオマケ映像に古代人が書き残したと思われる「ゴジラ」やら「キングギドラ」やらの壁画が登場します。続編で繋がっていくぞ!!という伏線ですね!!

今年、待ちわびていた新作キングオブモンスターズが公開ということで復習も兼ねて一作目のゴジラを見返しました!

確か1回目の鑑賞は映画館に行ったんですが、途中で寝てしまったんですよね…。(ちびぞうの記念すべき初ゴジラ作品だったのに…)

主演キャストにはMCUアベンジャーズでスカーレット・ウィッチとその双子のクイックシルバーを演じていたアーロン・テイラー=ジョンソンとエリザベス・オルセンが夫婦役で出ています!!

そしてお馴染み渡辺謙。最近ではハリウッドで実写化したポケモン映画『名探偵ピカチュウ』にも出ています。日本リスペクトの作品には必ず出てきてくれて、嬉しいですねー!!

パンフはこんな感じ。

ザラザラの材質の表紙にゴジラの背びれが黒の箔押しされています。スタイリッシュ!58Pで税抜き787円!わりと厚い。ゴジラの旧作品のブルーレイが写真とあらすじ付きで説明されているページがあって、過去作が気になった人にも嬉しい仕様!!

映画情報

【原題】Godzilla
【制作国】アメリカ
【監督】ギャレス・エドワーズ
【原案】デビッド・キャラハム
【脚本】マックス・ボレンスタイン
【製作】トーマス・タル、ジョン・ジャシュニ、メアリー・ペアレント、ブライアン・ロジャース
【製作総指揮】パトリシア・ウィッチャー、アレックス・ガルシア、坂野義光、奥平謙二
【編集】ボブ・ダクセイ
【撮影】シーマス・マッガーベイ
【美術】オーウェン・パターソン
【衣装】シャレン・デイビス
【編集】ボブ・ダクセイ
【音楽】アレクサンドル・デプラ
【出演([]内は役名)

  • アーロン・テイラー=ジョンソン[フォード・ブロディ]
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  • 渡辺謙[芹沢猪四郎博士]
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  • エリザベス・オルセン[エル・ブロディ]
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  • ジュリエット・ビノシュ[サンドラ・ブロディ]
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  • サリー・ホーキンス[ヴィヴィアン・グレアム]
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  • デビッド・ストラザーン[ウィリアム・ステンツ司令長官]
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  • ブライアン・クランストン[ジョー・ブロディ]
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  • リチャード・T・ジョーンズ[ラッセル・ハンプトン大佐]
  • CJ・アダムス[幼少期のフォード・ブロディ]
  • 宝田明[入国審査官]カットのためシーンなし
  • 山村憲之介[タカシ]

【公開日(日本)】2014年7月25日
【上映時間】124分
【配給】東宝
【次作】続編に期待高まる!映画『キングコング:髑髏島の巨神』ネタバレ&感想
【IMDB】6.4/10.0 (およそ353,000人の評価)

あらすじ

1999年、日本。原子力発電所で働くジョー(ブライアン・クランストン)は、突如として発生した異様な振動に危険を感じて運転停止を決意。だが、振動は激しさを増して発電所は崩壊し、一緒に働いていた妻サンドラ(ジュリエット・ビノシュ)を亡くしてしまう。それから15年後、アメリカ軍爆発物処理班の隊員である、ジョーの息子フォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、日本で暮らす父を訪ねる。原発崩壊事故の原因を調べようと侵入禁止区域に足を踏み入れた二人は、そこで思いも寄らぬ光景を目にする。【引用元:シネマトゥデイ

感想

☆2.3/5.0

うーん。やはり初回寝てしまっただけのことはある。今回完璧に見直して少しだけ見方が変わった部分はあるけど全体としての面白さに対する感想はあまり変わらなかった。

ちなみに2014年当時に書き残した感想メモが残っていたのでそちらを載せておきます。

周囲のゴジラ好きさん達が「絶賛」と「失望」にパッキリと分かれているようで、過去の特撮映画を一つも観ていない私にとってはここまで賛否両論に分かれる理由がサッパリサッパリ。


これが初ゴジラな私にとっては、難点というかツッコミどころの多い映画だったと思う。マイナス点を箇条書きで上げて行くと
◼︎ムートーの気配すらない詐欺CMによって人間VSゴジラだと勘違いさせられる。
◼︎ムートーと人間の比率が多すぎ、肝心のゴジラの出番も少なければ出て来るのも遅いし、しかも戦闘シーンもあまり映されない。
◼︎船と並走して泳いだり、渡辺謙を避けて潜ったりとゴジラの立ち位置がどう観ても人間寄り。せめて設定に忠実な描き方して欲しかった。最後に大暴れするシーンくらいあっても良かったのかなと思う。
◼︎ストーリーと設定がどうやらまんま平成ガメラ。知人のゴジラ好きが怒っていた原因の一つがこれ。
◼︎メガトン級の核爆弾?ほんとに?というレベルの規模の爆発に疑問符
◼︎主人公のモンスター遭遇率が異常
◼︎主人公の親父は長年日本に住んでた設定なのに片言の日本語しか話せない


その他もろもろ気になる点はたくさんあるけどキリがないのでこの辺で。
唯一、避難区域に指定された都市の廃墟ぶりは考えさせられるものがあり、とても素晴らしかった。

後半の戦闘シーンが寝ててうろ覚えだったのもあるし自分で読み返してもここは違うんじゃ?って思う感想ですね(笑)なので後でまた思い直した事を書いていけたらなと!

おおまかなあらすじ

灰が降る空を映したシーンからはじまる。フィリピン諸島で大きな地震が起きたらしい。

芹沢博士の役を渡辺謙が!!

谷底が陥没した現場に向かう。放射線レベルが倍増している!

何かの化石を発見!地中に超巨大な肋骨が!!その中を上っていくと休眠中のさなぎを発見。さなぎのようなものは化石化せずに無傷らしい。

さなぎの一つは何かが出てきたように裂けてるものも。その近くから地表に通じる穴があり、何かが海へ向かった跡がある。

シーンはは変わって過去の回想(日本)へ!

ブロディさん一家登場。日本でもフィリピンと似た揺れが観測されたらしい。ブロディさんは奥さんと息子と三人暮らし。今日は誕生日らしいが、一緒には探せなさそうな予感。

日本でも頻発する揺れによって大規模な事故が発生。ブロディさんの仕事場は壊滅状態。放射線から市民を守るために奥さんをシェルターの扉越しに見殺しにすることになってしまう!!そしてブロディさんの家は退避区域に指定された。

15年後。ブロディ息子は大人になり妻もいる。すると領事館から父親が逮捕されたと連絡が入る。

ブロディさんはフィリピンのあの揺れは絶対に地震なんかじゃないと主張。退避区域にある家に戻り過去の研究データをゲット出来ればそれを証明できると言う。

止めようとする息子に、母親はまだあそこにいると語るブロディさん。朝になると再びブロディさんはあの場所(かつての家)へ行くと言い出す。ブロディさんはとある男に頼んで周波数センサーを海に設置してもらってたらしく、それが二週間前に信号を出した。まるで会話しているかのような信号だった。その信号のデータと当時のデータを比べるために家に戻るという。

政府がついた?あの嘘を暴いてやる!!と意気込むブロディさん。結局息子も押されて親子でそこへ向かうことに。

退避区域に行くと、空気は汚染されていないと発覚。やはり放射能の汚染なんてなかった!とブロディさん確信。家に向かおうとするが警察につかまる。そしてどこかの組織に連れて行かれる。

親子が連れていかれた場所にはどでかいモンスターみたいなのがいる!!(侵入者を研究中の極秘モンスターが見えるような場所に連れてっちゃうってどうなの?)

モンスターを観測する人々の中には芹沢博士も。モンスターの放つ振動はどんどん早まっているらしい。捕まえたブロディさんをガラス越しに観察しつつ彼の持っていた当時のデータに驚く芹沢博士。

揺れの原因は電磁パルスの影響だ!とブロディさん。彼の話を聞いていると、突然大きな揺れが!モンスターが動こうとしているようだ!

芹沢博士が「殺そう」と判断して電撃を与える。電磁波が消える。が、モンスターは死んでおらず暴れ出す!電磁パルスを出して施設が停電、ブロディさんは高所から落下して死亡??停電したおかげで捕まっていた部屋から逃げ出すことができた息子はそれを目撃してしまう!モンスターは翼を広げて飛び立っていく!

モナークという機関の人が芹沢博士に話しかけてくる。ここからはモナークが指揮するらしい。

瀕死のブロディさんは『あそこ(家、もしくは母親の元)へ戻って守れ』と息子に言い残して死亡。

モナークに協力しろと息子が呼ばれる。そこで以下のような説明を受ける。

1954年、原子力潜水艦が潜って何かを目覚めさせた。それがゴジラと呼ばれる怪獣であり、50年代の水爆実験はどれも実験ではなく、ゴジラを殺すための作戦だった。ゴジラは地表の放射線を吸い取って生きていた。しかし放射線レベルが下がると、地下に潜っていった。

ゴジラを調査するためのモナークが設立された。

15年前にフィリピンでゴジラのような化石が発見された。大昔に死んだゴジラの化石に、ムートーという怪獣が寄生したらしい。さなぎから出たムートーは日本へ行き眠り、放射線を吸いながら大きくなっていたらしい。モナークが今の今まで殺さずに放っておいたのは、モナークが原子炉から全てを吸い取っていたため殺したら逆に危険と判断したため。それからは生体を研究し管理するために閉じ込めていたとのこと。

モナークの人々はムートーが電磁パルスで攻撃できるということを知らなかったが、ブロディはそれを知っていた。そのため息子にも父親が話していた内容の記憶を頼りに協力して欲しいと言われる。

息子は父親の言葉は今まで戯言と思って聞き逃していたが、モナークの人々の話を聞き父親の研究は正しかったのだと思い直し、協力することに。「怪獣たちは話をするみたいに音を出してたと言っていた。父は生物音響学を学んでたらしい」と助言する。

場面は変わり飛び立ったムートーへ。さなぎから出たばかりでまだ若く、成長しながら餌を探しているようだ。

ブロディ息子は移動する途中、電車で親とはぐれてしまったアキオという少年と出会う。親もとへ帰すためしばらくその子と一緒に行動することに。

ムートーはハワイ島のジャングルに向かって移動していた。そこには潜水艦を見つけ、その中にある放射線物質を食べ始める。

モナークの人達が攻撃する!しかしやり返される!その攻撃の影響(電磁パルス)で主人公の乗っていた電車も止まってしまう!

主人公もちょーーーーーど、うまいこと現場にいるんだよね~。

電気がついた!と思ったらムートーが目の前に!モナークとの戦闘に市民が巻き込まれるうぅ。電車内は阿鼻叫喚に!そこに突然ゴジラが登場!ゴジラは咆哮でムートーを追い払う。

ここまでで映画が始まってから大体45分が経過!

破壊されて阿鼻叫喚になった街中に救護テント?が用意され、そこでアキオは家族と再会。ゴジラはムートーを追って海へ。ムートーは仲間を呼ぶために音を出していて、ゴジラはそれを聞いていただけだった。

するとラスベガスにもう一頭のムートーがあらわれる!これはフィリピンで見つかったもう一つの休眠状態だったさなぎから孵った個体らしい。

この個体には羽根もないし大きい。どうやら性別が違うようだ!最初に孵ったムートーはずっとこのメスに呼びかけていた。メスの方は眠ってオスの成長を待っていたらしい!!!!

おそらく餌をとっているのは、繁殖のため?

核で攻撃しようと言ったモナークの上層部に対して、博士は「ゴジラが答えかもしれない。彼は調和を取り戻しに来た」と言うけど、上層部は聞かず作戦を実行しようとする。主人公もその作戦に参加することに。ロサンゼルスにいる家族に電話する。

奥さんの吹き替えがひどいいい

モナークの上官は「知りたいのは本当に核で殺せるか」と問い、モナークを止めたい博士は「核では無理だったんです」と答えるも脇から出てきた兵士に「キロトン級じゃなくてメガトン級の核だから大丈夫」と言われてしまう!

ムートーを捜索する部隊が、橋だと思ってたのはムートーの足だった!部隊の上を通過するモナークには卵の袋がぶらさがってる!列車を目の前から飛ばされ、橋は破壊される。

カルフォルニア州オークランドが作戦司令部となり、モナークの作戦が開始される。それは、沖合に3頭をおびき出し、海上で核弾頭を起爆させ3頭とも殺すという作戦だった。ゴジラが民間人もいる橋の前に現れる。そこには主人公の息子の乗ったスクールバスも!橋を壊してゴジラは通過。

ムートーの放った電磁パルスで街は停電。上空から現れたムートーに戦闘機が次々と落とされていく。作戦で使われようとした核弾頭はムートーオスの手に渡り、まだ逃げ遅れた市民のいる街中でムートーのオスとメスが落ちあってしまう。核弾頭をメスに餌として捧げるオス。

起爆装置が街中で爆発してしまうのを阻止するために新たな作戦部隊が出動し、そこにブロディ息子も参加。街にやってきたゴジラとオスが怪獣バトルを繰り広げる最中に部隊がパラシュートで降り立ち、ミサイルを目指して走る。ムートーと戦うゴジラの手を借りるような形になりながら、ブロディ息子はメスの卵を燃やしミサイルを奪還し船に乗って沖合に出ることに成功。

追いかけてきたムートーに襲われるか!?というところで後ろからゴジラが追って来てムートーを攻撃。口を両手で掴んで口の中へ熱線を打ち込みムートーを倒す。勝利の咆哮(に見えた)を上げるゴジラ。

船の上で朦朧とする主人公の目に映るゴジラ。そのあとゴジラも力を使い果たし倒れてしまう。主人公の元へヘリがやってきて救助され、核弾頭は無事海上で爆発。

画面はホワイトアウトし場面は翌朝の街中へ。

ゴジラが倒れていて目もあてられないほどボロボロになっている。死んだと思われたが、ゴジラは神々しい鼻息を出して息を吹き返す!!!

避難所では主人公が無事、家族と再会。

テレビにはゴジラが報道されており「怪獣王は救世主か?」の文字が表示されている。ゴジラが海へ帰っていく姿が映って映画は終わる。

やっぱり人間ドラマが薄い

初回は後半のバトル部分でうっかり寝てしまったので今回はしっかり目をかっぽじって観ましたが、やっぱり人間ドラマが薄かった・・・。

怪獣バトルは迫力あって、ゴジラがしっかり戦っていて首を引きちぎったり口の中に光線を吐いたりと中に人間が入っていてはなかなか出来ないだろうバトルが観れて楽しかったんですけどね!!!

父親と息子の確執のようなものは父親が死んでから「親父の言ってたことは正しかったんだなぁ」と分かるだけだし、その父が最期に言っていた「あそこに戻って守れ」みたいな言葉もすっかり忘れられてしまった感あった・・・。
ママはまだそこにいるのよ・・・。

そして主人公とその家族との家族ドラマも薄いんですよね。父母とのドラマか、妻と息子とのドラマか、どちらかに焦点を絞った方がよかったのではないかな。。

あと一番ちびぞうが解せないなと思っていたのは途中で出てきたアキオって少年はなんの役割を持っていたのかという点。何かのリスペクトがあってアキオというキャラクターが採用されたのかなと思って調べたんですがそれらしいものは見つからず…。ハルオ、ならリスペクトしてるって分かるんですけどね。

主人公がいくところいくところに都合よく怪獣が現れるのもご都合主義だし、どうにも脚本が残念。

ゴジラの立ち位置

初回に観た時の感想で「ゴジラが人間側に寄り添いすぎ」と書いてましたが、これは撤回したい。

ゴジラが表している核だったりという存在に対する日本からの目線や、アメリカの目線の違いによってゴジラという存在が「破壊」の象徴であるのか「再生」を目的とした「調和」の存在なのかが変わってくるのだなーと最近ちびぞうは学んだので、この映画に対するゴジラの立ち位置は後者であり、人間に寄り添うシーンがあっても問題はないのだなと感じたわけです。

例えば『シン・ゴジラ』は人間に与える絶望感がとても大きい。それは日本人が敗戦国として抱いている感情みたいなものをぶつけ乗り越える存在としてのゴジラが象徴するものはやはり「核」であり「破壊の象徴」だから。

それぞれのゴジラへの意識が、ゴジラの行動や立ち位置を変えるというのはとても面白いし、それはそれで一つ一つ受け入れていくべき点ですよね。

まとめ

すっごく面白いしオススメ!!!ってほどでもないし、2019年のゴジラとも物語的な繋がりは薄いので、特にゴジラが好きで追いかけたいって人でなければわざわざ復習する必要もないかもしれません。

あ!!!ただ今作のゴジラは「触りたさ」がダントツですから!!!!

トカゲとか恐竜が好きな人とかも観て楽しめる造形美になっているかもしれません!!!!そういう人にはオススメ!!!!

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平成VSシリーズ最後の一本!映画『ゴジラVSデストロイア』ネタバレ&感想

ゴジラ死す

平成ゴジラの感想第二弾!どうもちびぞうです!

あけましておめでとうございます!!!去年は当ブログが大変お世話になりました!
本年もどうぞ、毒にも薬にもならない映画感想などなど読んで頂けたら幸いです。

さて、ゴジラ。これもちびぞうが選んだわけではなく、地元のミニシアターでたまたま上映されていたものを観に行きました!実際観たのは何か月も前なんですけど・・・最近ブログのスピードが鑑賞速度に全く追いついていなくてまずいですね。

前回、ビオランテの記事を書いたときはちゃんと看板の写真を撮ってたんですけど、今回は忘れてしまった!!!!しまった!!!

バラの細胞と一体化!?平成ゴジラ一発目!映画『ゴジラVSビオランテ』ネタバレ&感想

パンフなどはありません。

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】大河原孝夫
【特技監督】川北紘一
【脚本】大森一樹
【製作】田中友幸、富山省吾
【デザインワークス】吉田穣、小林晋一郎、西川伸司、岡本英郎、今井聡、岡秀樹、神菊薫
【撮影】関口芳則
【美術】鈴木儀雄
【編集】長田千鶴子
【照明】望月英樹
【衣装】斎藤育子
【音楽監督】伊福部昭
【出演([]内は役名)】

  • 辰巳琢郎[伊集院研作]
  • いしのようこ[山根ゆかり]
  • 林泰文[山根健吉]
  • 小高恵美[三枝未希]
  • 大沢さやか[小沢芽留]
  • 篠田三郎[国友満]
  • 河内桃子[山根恵美子]
  • 中尾彬[麻生司令官]
  • 高嶋政宏[黒木特佐]
  • 神山繁[後藤陸将]
  • 村田雄浩[速見惣一郎]
  • 斉藤暁[南条]
  • 平泉成[上田]
  • 藤巻潤[岡崎]
  • 小野武彦[村田]
  • 上田耕一[田山孝夫]
  • 二瓶鮫一[中村]
  • 荻原賢三[野村]
  • 菅原大吉[台場の海底トンネル現場主任]
  • 中沢青六[台場の海底トンネル班長]
  • 青島健介[スーパーXIIIパイロット]
  • 川崎博司[スーパーXIIIナビゲーター]
  • 鳥木元博[Gフォース司令室要員]
  • 桜井勝[伊集院研究室助手]
  • ロナルド・ヘアー[マービン教授]
  • 薩摩剣八郎[ゴジラ]
  • 破李拳竜[ゴジラジュニア]
  • 播谷亮[デストロイア(完全体)]
  • 柳田英一[デストロイア(集合体)]
  • ジョン・ギャロック[KA1079便操縦士]
  • 方洛奇[KA1079便副操縦士]
  • 張紹興啓徳[国際空港管制官]
  • 岡田和子[放射能科学者]
  • 小寺大介[国家公安委員]
  • 秋元榮治郎[科学技術庁原子力局長]
  • 坂井義雄[防衛局長]
  • 名倉得二[防衛庁警察官]
  • 笠原鉄郎[国土庁防災局長]
  • 井上千恵子[環境大気保全局長]
  • ヒサクニヒコ[地球環境学者]
  • 脇浜紀子[JBSテレビのAD]
  • 村上順子[伊集院研究室助手]
  • 結城豊弘[伊集院研究室助手]

【公開日(日本)】1995年12月9日
【上映時間】103分
【配給】東宝
【前作】ゴジラVSスペースゴジラ
【次作】ゴジラ2000 ミレニアム
【IMDB】6.9/10.0  (およそ4440人の評価)

【あらすじ】

香港に出現したゴジラは、体内で発生した核分裂により赤く発光していた。このまま核分裂が暴走し続けると、ゴジラ自身が熱融解し、チャイナシンドロームを引き起こすことが判明する。G対策センターは、ゴジラを冷却して活動を一時停止させ、中性子制御剤のカドミウム弾を打ち込む。それによって核分裂の暴走は収まったが、ゴジラの進撃は抑えられなかった。そのころ酸素の研究の果てにミクロオキシジェンを発見した伊集院健作は、さらにそれを発展させたオキシジェンデストロイヤーの研究に取りかかっていた。彼はかつてその最終兵器が発動された東京湾の海底から泥を採取、研究所に持ち帰ってオキシジェンデストロイヤーの痕跡を求める。だがその泥の中では、地球太古の異生物・デストロイアの幼生が永い眠りから覚めようとしていた……。【引用元:allcinema

【感想(ネタバレするよ!)】

☆2.8/5.0

前回観たビオランテの製作から10年ほど経っているので、映像面もだいぶ進化しているな!!という感じがしてかなり観やすかったです。特にゴジラの大きさの表現。海を歩くだけのゴジラではなく、ちゃんと街中を歩くシーンも十分にありました。

リトルというミニゴジラの存在も、物語を盛り上げていましたし、何よりちびぞうの知っている俳優さんがドッと増えてきたのでそういう面でも楽しみがありましたね。

特に高嶋政宏…あんなにカッコイイ特佐を演じていたのに…去年のガキ使ではパンイチでドMに扮していたもんな…この頃の彼は将来自分がバラエティでそんな体当たりをしているとは思いもしていなかったであろう…。

おおまかなストーリー

ゴジラが現れた!体内で核分裂が起こっていてこのままだとメルトダウンしてしまう!メルトダウンすると地球に大穴が開いてしまうという!それをなんとかするためには、芹沢博士の作ったオキシジェンデストロイヤーという兵器を再び使うしかない!

と思ったら過去に海の底に沈んだオキシジェンデストロイヤーが微生物に影響を与え、未知のモンスターへと進化してしまっており、オキシジェンデストロイヤーの回収と共にその微生物も地上に現れる&巨大に進化し始める!!

ゴジラの息子リトルも巣を求めて徘徊しているし、ゴジラはリトルの後を追うように歩いてその先にある町を破壊している。

ゴジラとデストロイア―を戦わせるため、彼らと交信の出来る女性が二人、リトルに念を送りデストロイア―に向かわせる。

デストロイア―との戦いでリトルは倒れてしまう。そこに何か熱源のようなものを口から送り込むゴジラ。息子を失って怒ったゴジラはデストロイア―を見事に倒す。しかし最期にはメルトダウンを始めてしまう。

ラストシーンは、霧の中で復活するリトルの神々しい姿が映って終わり。

登場怪獣紹介

  • ゴジラ
    体内炉心の核エネルギーが暴走し、核爆発/核融解(メルトダウン)寸前の状態となっているゴジラ。赤く光っている。

  • リトルゴジラゴジラジュニア
    身長:40メートル
    体重:15,000トン
  • デストロイア
    特徴としては、増殖と合体を繰り返す。微小体(クロール体)、幼体、集合体、飛行体、完全体があり自在に変化する。
    微小体の身長:3ミリメートル – 5ミリメートル
    体重:0.5グラム
    クロール体の身長:2ミリメートル – 30センチメートル
    体重:2グラム – 1.5キログラム
    幼体の身長:2メートル – 18メートル
    体重:350キログラム – 260トン
    飛行体の身長:65メートル
    体重:1万5千トン
    完全体の身長:230メートル
    体重:8万トン

ちびぞう的にはこの「デストロイア」というモンスターは強すぎないか?と思っているフシがあります。核爆発起こしそうなゴジラが本調子でないのは分かるんですけど、もし本調子だったとしてもデストロイアは倒せないような気がして…まぁ最後はリトルを殺されたという怒りでスペシャルな力を発揮したんでしょうけどね!!

それくらい、分裂はするは合体はするは空も飛ぶし、チート級の強さだと思いますよデストロイアは。

まとめ

音楽も映像も新しくなって、だいぶ見やすかったです。

勿論、古い映画は技術力に問題があるからつまらない・・・という考え方ではないですよ。
古い映画でも素晴らしい作品は沢山ありますし。

おそらくビオランテが個人的にあんまり響かなかったというのもあって、今作が余計に良く見えたのかな。

Xフォースの兵器が登場するのもシリーズで言えばビオランテから6年ぶりという事らしいですけどもたまたま連続して観れたのも嬉しかったですね。

今作は平成ゴジラVSシリーズのラスト!という事で、ゴジラが死ぬ描写がちゃんとあるのは今作だけ・・・という事らしいです。ちなみに1954年の『ゴジラ』へのオマージュも沢山散りばめているのだそうな。

次は出来たらその『ゴジラ』を観たいかな。せっかくオマージュされているというのもあるし、やっぱり原点から順番に追っていきたいですよね!
ただもう、観なきゃいけない映画が山積みでまったく追いつかないんですけどね!!!!!(感想もね!!!)

 

 


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画像引用元:IMDB

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バラの細胞と一体化!?平成ゴジラ一発目!映画『ゴジラVSビオランテ』ネタバレ&感想

勝った方が人類最大の敵になる

『シン・ゴジラ』や『アニゴジ』でゴジラ熱が上がってきたちびぞう。地元のミニシアターで「平成ゴジラ特集」をやっていたので古い作品にも興味が湧き、観に行きました!!!!

今作は1989年の作品なので、平成ゴジラと呼ばれているものの第一弾!ということになります。しかし、日本映画のゴジラシリーズでは17作目であり、前作の1984年の『ゴジラ』から直接繋がっている続編になりますので注意が必要です!!

古い作品なので当然パンフはなし。看板はこんな感じでした!

【映画情報】

【制作国】日本
【監督/脚本】大森一樹
【特技監督】川北紘一
【原案】小林晋一郎
【製作】田中友幸
【プロデューサー】富山省吾
【絵コンテ】杉田篤彦、鈴木典孝、破李拳竜
【デザインワークス】松原裕志、創一機、福地仁、西川伸司、横山宏、ヤン・チュン
【撮影】加藤雄大
【美術】育野重一
【編集】池田美千子
【音楽プロデューサー】岩瀬政雄
【ゴジラ・テーマ曲】伊福部昭
【音楽】すぎやまこういち
【出演([]内は役名)】

  • 三田村邦彦[桐島一人]
  • 田中好子[大河内明日香]
  • 高橋幸治[白神源壱郎]
  • 金田龍之介[大河内誠剛]
  • 高嶋政伸[黒木翔]
  • 峰岸徹[権藤吾郎]
  • 小高恵美[三枝未希]
  • 沢口靖子[白神英理加]
  • 久我美子[大和田圭子]
  • 永島敏行[山本精一]
  • マンジョット・ベディ[SSS9]
  • 上田耕一[山地統幕議長]
  • 中田博久[小山防衛庁長官]
  • 佐々木勝彦[科学技術研究部長]
  • 松川裕美[ニュースキャスター]
  • 相楽晴子[ニュースキャスター]
  • デーモン閣下[デーモン小暮]

【公開日(日本)】1989年12月16日
【上映時間】105分
【配給】東宝
【映倫区分】
【前作】ゴジラ(1984)
【次作】ゴジラVSキングギドラ
【IMDB】6.6/10.0  (およそ4,125人の評価)

【あらすじ】

1984年、ゴジラが新宿を襲撃した際、その被災現場からゴジラ細胞(G細胞)を密かに盗み出した者がいた。中東サラジア国のエージェントである。その国では遺伝子工学の権威・白神博士がG細胞の研究を行っていたのだ。だが“バイオ・メジャー”と名乗る集団に研究所は破壊され、博士は一人娘の英理加を失ってしまう。一方、ゴジラ襲来から5年後の現在、幼い子供たちがゴジラ復活を予言するような夢を見続けている事が判明する。超能力者である三枝未希も三原山の火口の中で息づいているゴジラの存在を確認。ゴジラ対策のために設置された国土庁G対策センターの権藤も近づく危険を感じていた。対ゴジラの手段として抗核バクテリア(ANEB)を研究していた桐島は、日本に戻っていた白神博士に協力を要請する。だが博士はANEBの研究の他にも、生命力の強いG細胞を使って娘の英理加の遺伝子をバラと融合させていた。そしてG細胞の経済価値を狙って暗躍する“バイオ・メジャー”によって三原山が爆破されてしまう。火口からは5年の沈黙を破ってゴジラが姿を見せた。一方、博士が作り上げた新生命体は芦ノ湖で巨大なバラの怪物–ビオランテ–となって出現。自衛隊の対ゴジラ兵器・スーパーX2の攻撃すら退けたゴジラはビオランテと対峙する。同じ細胞を持った二匹の怪獣による戦いはゴジラの圧倒的優位に終わったが、燃え盛るビオランテは次なる進化の段階に入っていたのだ。海路を通り、大阪に上陸したゴジラに権藤は捨て身の覚悟でANEBを使用するが、ゴジラの体温があまりにも低いためANEBがうまく作用していない。若狭原発を目指すゴジラに対し、人工的に雷雨を起こすサンダー・コントロール・システムが使用された。これで瞬時に体温を上げさせ、ANEBを活性化させようというのだ。作戦はうまく行くかに見えたがゴジラの猛威はやはり想像を絶していた。その時、空から光り輝く胞子が降り注いだかと思うと、地中より最終進化を遂げたビオランテが出現。ゴジラとその分身による、大地を揺るがす大激闘が始まった!

【感想(ネタバレするよ!)】

☆2.1/5.0

wikiさんも映画.comさんもあらすじが詳しすぎてちびぞうがネタバレしなくてもってくらい細かく書かれてますね!!!だから特に私が書く必要もないかな!!

ちなみに続編という事なので、新宿が襲撃された!!ってとこから始まります。

続編の『ゴジラ』は観てなかったんですが、そんなに困るほどでもなかったかなー。

登場怪獣紹介

まずはメインのゴジラ

体長は80メートル、体重は5万トン!

そして今作のゴジラの敵となるビオランテ

名前の由来は北欧神話に登場する植物の精霊だとか。

白神博士が亡き娘(沢口靖子)のDNAとゴジラ細胞をバラの花に植え付けて作り出した怪獣。

体長は85メートル、体重は6万~10万トン。足が生えて動き出すまでは巨大なバラをたたえた見た目がなかなか神秘的で好きです。動き出すと怪獣感増えるけど!

感想まとめ

そーーーーーんなには面白くなかったです。残念。

ちょいちょい出てくる外国人のキャラクターがなんとも言えない雰囲気をかもしだしているというか・・・ちょっと特徴的ですね。

「沢口靖子を観たいと思って来た!」って話してたお客さんがいたんですけど、沢口靖子はビオランテとなるために最初の方で死んでしまいあとは最後のシーンでしか出てこないので残念だっただろうな・・・と思いました(笑)

何が起きてもあんまり驚いたりしないし、自分の責任なのにそんな雰囲気をまるで出さない白神博士のキャラクターに疑問いっぱいでした。

そもそもビオランテとの対決もけっこう焦らされていてなかなか始まらないし・・・

最後もなぜかビオランテが昇天?夜の闇にふんわりと消えていく感じで去っていくし(多分沢口靖子の心が残っていたからだと思うんですが)、ゴジラも戦い終わって海に消えていく・・・って感じでモヤモヤ。

やっぱり時代が古いせいか、ゴジラが破壊するシーンも物足りないんですよね。街の中を破壊するシーンは模型の中を歩くしかなくなるんで必然的に海の中を歩くしかなく、そのせいで海の中を徘徊するシーンが無駄に長くなってる気がします(海の中なら比較対象がなく、あまり大きさが気にならない)

観ていて特に辛いなーと思ったのは音楽・・・。

ドラクエシリーズの楽曲で有名なすぎやまこういち御大が担当しているのですが・・・残念ながらそんなに良いとは思えず。同じ曲の繰り返しが非常に多くて、耳にしつこく感じてしまったんですよね。

105分というそこまで長い作品ではないんですけども、だいぶ中だるみしているというか退屈に感じる時間が長かったように思います。

 

 

この次の週には『ゴジラVSデストロイア』を観ているので、次回記事はそちらの感想を掻書きます!!!!!

ちびぞうでした!!!

 

 


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画像参照元:IMDB