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美しき、国家の武器。映画『レッド・スパロー』ネタバレなし感想

「”スパロー”と呼ばれてる―――それが、彼女だ」

『ハンガーゲーム』シリーズや『パッセンジャー』などに出演しているジェニファー・ローレンス主演!!ちびぞうは彼女のファンなので、彼女が女スパイ役になると知り、ワクワクしながら劇場へ足を運びました(*’ω’*)

目覚めたらひとりぼっち!映画『パッセンジャー』ネタバレ&感想

ダブル主演の相手役は、ジョエル・エガートン!そこまで美形というわけではないんですけども、不思議な男らしい魅力があってちびぞう母はお気に入りだそうで!(笑)

ちなみに『ザ・ギフト』の主演と監督を務めていた才能あふれる役者さんでもあります!

戦慄の贈り物。映画『ザ・ギフト』ネタバレ&感想

パンフはこんな感じ!

大きめ縦長サイズで、めちゃめちゃ反射するテッカテカの表紙!
男性越しにこちらを見てくるジェニファーの鋭い眼光!!たまりませんね!!!

中は赤と白を基調にしたデザインがとってもオシャレ!なんですが、24Pで税抜き667円はちょっと寂しい・・・しかも写真のみのページも結構多くて(;;)もう少し安くして欲しかった・・・。

【映画情報】

【原題】Red Sparrow
【制作国】アメリカ
【監督】フランシス・ローレンス
【脚本】ジャスティン・ヘイス
【原作】ジェイソン・マシューズ「レッド・スパロー(ハヤカワ文庫)」
【製作】ピーター・チャーニン、ジェンノ・トッピング、デヴィッド・レティ、スティーヴン・ザイリアン
【製作総指揮】メアリー・マクラグレン、ギャレット・バッシュ
【撮影監督】ジョー・ウィレムズ
【編集】アラン・エドワード・ベル
【プロダクション・デザイナー】マリア・ジャー・コヴィク
【衣装デザイナー】トリッシュ・サマービル
【音楽】ジェームズ・ニュートン・ハワード
【出演([]内は役名)】

  • ジェニファー・ローレンス[ドミニカ・エゴロワ]

  • ジョエル・エガートン[ネイト・ナッシュ]

  • マティアス・スーナールツ[ワーニャ・エゴロフ]

  • シャーロット・ランプリング[監督官]

  • ジェレミー・アイアンズ[コルチノイ]
  • メアリー=ルイーズ・パーカー[ステファニー・ブーシェ]

【公開日(日本)】2018年3月30日
【上映時間】140分
【配給】20世紀フォックス映画
【映倫区分】R15 +
【IMDB】6.8/10.0  (およそ33,000人の評価)

【あらすじ】

事故でバレリーナになる道を絶たれたドミニカは、ロシア政府が極秘裏に組織した諜報機関の一員となり、自らの肉体を使った誘惑や心理操作などを駆使して情報を盗み出す女スパイ「スパロー」になるための訓練を受ける。やがて組織の中で頭角を現したドミニカは、ロシアの機密情報を探っていたCIA捜査官ナッシュに近づくというミッションを与えられる。接近したドミニカとナッシュは互いに惹かれあいながらも、それぞれのキャリアや忠誠心、国家の安全をかけてだまし合いを繰り広げていく。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレなしで!)】

☆3.9/5.0

すっごく面白かった!!!私これ大好きです!!!

元々、最近やっていたシャーリーズ・セロン主演の『アトミック・ブロンド』のような、アクションばりばり見せてくれる女スパイかっけぇーーー!!!系のモノかと思っていたんです!

美しすぎるスパイムービー!映画『アトミック・ブロンド』ネタバレ無し感想

でも全然違った・・・

想像を超えるボリューム満点のストーリー

ロシアというお国柄の抱える闇や、アメリカとの関係にスポットを当てた社会派ドラマでもあり、ドミニカという一人のバレリーナが女スパイとして過酷な人生に身を投じていくヒューマンドラマでもあり、敵対国であるアメリカのCIA捜査官と恋に落ちる切なすぎるラブロマンスだったり、二転三転する物語にハラハラドキドキが止まらないクライムサスペンスだったりする

非常に内容の濃いスパイ映画だったんです・・・!

プラス、彼女のアクション的な強さは、今回はありません。

なんせ、主人公ドミニカが入るスパイ養成所というのはいわゆる”ハニートラップ”をメインとした心理系スパイの養成所。戦闘訓練のシーンなんかほとんどなく、エロい映像を観させられたり、人前で裸になってあんなことやこんなことをさせられたりする場面がとっても!!!多い!!!出来たら親とは!観ない方がいい!

なので、いかに彼女が「人の心に入り込み操る能力」に長けているかどうか、というのが物語の非常に大きなポイントになってくるわけで、人を殺したり銃を撃ったりすることはさほど重要ではないんです!!

意外性も高い

敵国のCIAと恋仲になるのかな~~~?そしたら今度はアメリカ側につくのかな~~~?

という予想はあらすじ見ただけでも簡単につくんですが、そこからがね。例えば、あーもうこれは銃撃戦不可避!と思うと主人公の意外な決断により回避されたりとかね・・・

あーーーーーもうこれは無理だ殺される・・・!と思ったら主人公の意外な作戦で生き延びたりね。

それに反して、え??うそ?騙されていたのは私たち観客だったの??と不安にさせられたりとか、意外な展開、意外な選択肢、意外なオチ、みたいなのがどこどこ出てきます。二転三転、振り回されるけどそれこそがドミニカの実力なのね・・・!!

と最終的に納得してしまう。

ジェニファー・ローレンスの静かな熱量

彼女の瞳による演技が本当に素晴らしいです。怒り、悲しみ、絶望、ささやかな喜び、恋心、あまり表情豊かとはいえない彼女ですが、その些細な表情の変化がすっごく繊細で綺麗!!!美しい!!!

元々ちびぞうはジェニファー・ローレンスが大好きなので、彼女がおっしゃれなドレスに身を包んでクールにふるまってるだけでたまりません!!!となるんですけど、もうね、本当に鉄の女って感じの演技を見せていただきまして・・・素晴らしかったです。

そう!ドレス含む衣装やメイクにもぜひ注目していただきたい!大画面で!なので皆さん上映終了するまえに劇場に走りましょう!

まとめ

オチも好きだし、あと何気に養成所の監督官役をしているシャーロット・ランプリングが良い味出してますよー!!!『さざなみ』とかのイギリスの大物女優さんですね!

この人なんでこんな嫌な役ばっかりなの(笑)いや、好きだけど!

あー、一つ気になったのは、ロシア人の話なのにロシア人が演じてないところ・・・ロシア人同士で話してるのに英語・・・とかも地味に気になりますね。まぁこれは今更か。

そういった気になる点はほんとそれだけ。それ以外は完璧(*’ω’*)

エロいとかグロいとかそういったシーンもわりと多めだし、暗い話といえば暗い話なので、観てて辛くなる人はいるかもしれないですが・・・重めでも得るものの多い話だと思うので、うん。ちびぞうはオススメします!!!

 


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た行

ジョニデ×アンジー二大共演!『ツーリスト』映画ネタバレ&感想

「君とキスしたことは後悔していない」

高校のころ『シザーハンズ』『スリーピー・ホロウ』でファンになって以来、ジョニデ狂いだったちびぞうですが(頑張って英語でファンレターも書いたよ!返事はない!)、パイレーツの爆発的ヒットによりジョニーの知名度が上がると共に次第に心が冷めていき・・・(それでもPOTC1は劇場で7回観た)

不思議なものですね。「応援していた人が有名になると冷めてしまう心理」に名前はないんでしょうか(単にちびぞうの心が狭いだけ説)

近年のジョニーの映画は不作続きで・・・このツーリストのころはまだ劇場で追いかけよう!という気もあったんですけどね。『チャーリー・モルデカイ』辺りでだいぶガッカリしてしまいました。なんとか盛り返して欲しいところだけどなぁ。
昔からジョニーは「面白い作品に出よう」とか「俳優として成功しよう」みたいな気がなさそうなので、難しいなぁ~(稼ぐと言う意味では成功してるかもしれませんが、あんまり演技力を評価される人ではない)。

脱線した!!!

当時、「二大スター共演!!」のアオリで宣伝されていましたが、ちびぞうは特にアンジーが好きではないので・・・そこまで興奮した記憶もなく。確か、観てみたらポール・ベタニ―が出ていたので脳内で拍手喝采、二人が同じスクリーンに映っていることにニヤニヤしまくり「ジョニデとポールの共演!これが私的二大スターの共演だ!!」と思った記憶があります(笑)

パンフはこんな感じ

表紙がちょっと変わった紙質なんですよね、マットではなくザラついた感じというか。オシャレ。値段は30P税込み600円。中開きのページもあったり、舞台になったヴェネチアのスポットが紹介されてるページがGOOD!

【映画情報】

【原題】The Tourist
【制作国】アメリカ/フランス
【監督/脚色】フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
【脚色】クリストファー・マッカリー、ジュリアン・フェロウズ
【製作】グレアム・キング、ティム・ヘッディングトン、ロジャー・バーンバウム、ゲイリー・バーバー、ジョナサン・グリックマン
【製作総指揮】ロイド・フィリップス、バーマン・ナラフィ、オリヴィエ・クールソン、ロン・ハルバーン
【撮影監督】ジョン・シールASC,ACS
【プロダクションデザイン】ジョン・ハットマン
【編集】ジョー・ハッシングA.C.E、パトリシア・ロンメル
【衣装デザイナー】コリーン・アトウッド
【音楽】ジェームズ・ニュートン・ハワード
【出演([]内は役名)】

  • アンジェリーナ・ジョリー[エリーズ・クリフトン・ワード]

  • ジョニー・デップ[フランク・トゥーペロ]

  • ポール・ベタニ―[ジョン・アチソン警部]

  • ティモシー・ダルトン[ジョーンズ主任警部]

  • スティーブン・バーコフ[レジナルド・ショー]

  • ルーファス・シーウェル[英国人男性]

【公開日(日本)】2011年3月5日
【上映時間】103分
【配給】ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント
【映倫区分】G
【IMDB】6.0/10.0  (およそ195,000人の評価)

【あらすじ】

イタリアへ傷心旅行にやって来たアメリカ人のフランクは、ナゾの美女エリーズと運命的な出会いを果たす。しかし、彼女と恋に落ちたフランクは、いつしか巨大な陰謀に巻き込まれていく。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!)】

☆2.9/5.0

思ったよりは楽しめたかなー、という印象。

おおまかなストーリー

アレクサンダー・ピアースという国際指名手配されている金融犯罪者の男を捕まえるために、その恋人であるエリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)を監視するロンドン警察。ピアースは彼女に連絡を取り、「僕の体格によく似た男を見つけて話しかけ、彼を(警察に)僕だと思わせるんだ」と手紙を出す。エリーズは言われた通り、列車で冴えない旅行者フランク(ジョニデ)に声をかける。

フランクとエリーズは二人で過ごすうち、お互い惹かれあっていく。

ロンドン警察、パリ警察、そしてピアースに金を盗まれたギャングも追って来る。

エリーズはフランクに、彼をピアースに仕立て上げるために近付いたと告白するが、フランクは彼女と出会ったことを後悔していないと言う。しかしエリーズはフランクを逃がそうとする。

実はエリーズはロンドン警察庁の刑事だったが、ピアースを追ううちに彼を愛すようになってしまい、停職処分になっていたのだ。

ラスト、ピアースと思わしき男を逮捕するが、実はその男はピアースが手配した替え玉であった。冴えないツーリストと思われていたフランクこそがアレクサンダー・ピアース本人だった―――というどんでん返しを迎えてお話は終わる。

感想まとめ

思ったよりは楽しめたんですが、残念な点も多かった。

追っ手から逃げるシーンがやたらとチャチいこと、これはチャチいというより、ジョニーの逃げる姿がまんま「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック船長だったんですよねー。演じ分けして欲しかったなぁ・・・。

それから「ラストに大どんでん返し」と聞いていたので大体オチが読めてしまったこと、そしてジョニーが生粋のアメリカンだというイメージが強い私にとっては、今回の彼の役にはどうにも入り込めず、そこも残念だった。。
更に言えば日本人で「英国人と米国人の違い」に敏感に反応出来る人は少ないはず。この映画はやはりネイティブが観てより楽しめる仕様になっているな と感じました。
これが日本人の悲しいところ。

まぁでも普通にエンタメとして楽しめる映画なので、深い事はあまり考えない方がいいかも。

役者陣が好きでなければ、映画館でなくても良いかもしれない、そんな作品でした。まる。

 

 


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わ行

ポール・ウォーカー追悼作。映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』ネタバレ&感想

「車は空を飛ばないよ―――」

ワイスピ見直そうの回も遂に7作目。最新作のアイスブレイクまで追いついてしまいました。寂しい。

今作でキャラの入れ替えが若干あります。

OUT→ジゼル、ハン
IN→デッカード・ショウ、ミスター・ノーバディ

今までのシリーズで活躍していたハンとその彼女ジゼルがいなくなり、4人目のハゲであるジェイソン・ステイサムとちびぞうの大好きなカート・ラッセルが参入!

秘密組織のエージェントが加わる事で、スパイムービーっぽさが際立ってきています。

アイスブレイクからの「最終章三部作」が始まる前の、ターニングポイントともなる今作。

完成前に亡くなってしまったブライアン役のポール・ウォーカーにも、注目していただきたい。(撮り終えていないシーンは彼の実の弟であるコディ・ウォーカーが代役となって撮影したそうです)

【映画情報】

【原題】Furious Seven
【制作国】アメリカ
【監督】ジェームズ・ワン
【脚本】クリス・モーガン
【製作】ニール・H・モリッツ、ビン・ディーゼル、マイケル・フォトレル
【製作総指揮】アマンダ・ルイス、サマンサ・ビンセント、クリス・モーガン
【キャラクター設定】ゲイリー・スコット・トンプソン
【撮影】スティーブン・F・ウィンドン
【美術】ビル・ブルゼスキー
【衣装】サーニャ・ミルコビック・ヘイズ
【編集】クリスチャン・ワグナー、ディラン・ハイスミス、カーク・モッリ、リー・フォルサム・ボイド
【音楽】ブライアン・タイラー
【出演([]内は役名)】

  • ヴィン・ディーゼル[ドミニク・トレット]
  • ポール・ウォーカー[ブライアン・オコナ―]
  • ジェイソン・ステイサム[デッカード・ショウ]
  • ミシェル・ロドリゲス[レティ・オルティス]
  • ジョーダナ・ブリュースター[ミア・トレット]
  • タイリース・ギブソン[ローマン・ピアース]
  • クリス・”リュダクリス”・ブリッジス[テズ・パーカー]
  • ドウェイン・ジョンソン[ルーク・ホブス捜査官]
  • ミスター・ノーバディ[カート・ラッセル]
  • ナタリー・エマニュエル[ラムジー]
  • エルザ・パタキー[エレナ・べネス]
  • ガル・ガドット[ジゼル・ヤシャール]
  • ルーク・エバンス[オーウェン・ショウ]
  • トニー・ジャー[キエット]
  • ジャイモン・フンス―[ジャカンデ]
  • サン・カン[ハン・ソウルオー]

【公開日(日本)】2015年4月17日
【上映時間】138分
【配給】東宝東和
【映倫区分】G
【前作】レティ復活!映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』ネタバレ&感想
【次作】ハゲと筋肉がもつれ合う最新作!映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』感想
【IMDB】/10.0  (およそ人の評価)

【あらすじ】

オーウェン・ショウ率いる国際犯罪組織を倒し平穏な毎日を送っていたドミニクたちの前に、オーウェンの兄デッカード・ショウが弟の仇を討つべく現われる。元特殊部隊の暗殺者で一国の軍隊に匹敵するほどの力を誇るデッカードは、東京にいるドミニクたちの仲間を襲撃。大切な仲間を奪われたドミニクたちは、圧倒的な強さを誇るデッカードに決死の戦いを挑む。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.7/5.0

見どころは、空を飛ぶ車。

正しくはスカイダイビングを車でしたり、超高層ビルのビルからビルへ暴走する車で飛び移ったりと落下する感じなんですが、まさしく絵面は「空飛ぶ車」!

おおまかなストーリー

今作の敵は前作のユーロミッションで倒したオーウェン・ショウの兄であるデッカード・ショウ。

弟の復讐として東京にいるハンを殺害、その次はホブスが狙われ、病院送りにされてしまう。

レティは記憶が取り戻せないことに思い悩み、ドムから去ってしまう。

「ジャック」という息子が生まれ幸せな暮らしをしていたブライアンとミアがドムの元へ遊びに来ると、ミアは「二人目の赤ちゃんを妊娠しているがブライアンは平穏な暮らしより銃を恋しがっている、人生に絶望させたくない」と妊娠していることを伝えられない、という話をドムにする。

するとそこへ爆弾が届き、爆発。ドムはファミリーの命がデッカードによって狙われているとホブスから聞き、知る。

デッカード・ショウを倒すため、秘密組織を束ねる謎の男”ミスター・ノーバディ”の依頼を飲むドム。

”ゴッドアイ”という世界中のあらゆるカメラ、音声データに瞬時に入り込めると言う超ハイテクなハッキング装置があれば「デッカードの居場所がすぐに分かる」ということでゴッドアイの作者ラムジーを誘拐したジャカンディというテロリストから彼女を奪還しろという作戦を受ける。

ミスター・ノーバディにより再び集まるファミリー。

ドムとデッカードが車で正面衝突したり(2回目はパイプで殴り合う)車でダイビングしたり高層ビルの間を車で移動したり、ムキムキな警備の女とレティの肉弾戦があったりローマンがヘタレまくっていたりガトリングガンを積んだ装甲車と戦ったりヘリに車で突撃したりと色々あった最後にドムは戦いで心停止状態に。

駆け寄り、涙を流して「まだ死ぬのは許さない」と言うレティはそこで完全に記憶を取り戻し、ドムも意識が戻り命を取り留めます。

デッカードを無事に逮捕し、ジャカンディも倒したファミリー。

海でまったりと過ごしながら、波打ち際ではしゃぐブライアンとミア、その息子ジャックの姿を眺め、「前とは違って来た」と言うテズ。ドムはブライアン達の元からそっと去ろうとします。

一人走るドムの隣にブライアンの車が並び、視線を交わした後「永遠に兄弟だ」と言って別々の道へ進んでいく二台。

最後に「ポールへ捧ぐ」と出て、映画は終わり。

ワイスピがややこしくなる人のための記憶ポイント

  • ジェイソン・ステイサムが全力で悪役をしている
  • 注目アイテムは”ゴッドアイ(神の目)”というハッキング装置
  • レティの記憶が完全に戻る!!
  • ブライアンを演じてきたポールへの追悼作
  • SKYならではの空中を舞う車が見れる

こんな感じですね。

感想まとめ

内容はどうあれ(というか毎回あんまりストーリーには期待してないので)、車を使いまくり破壊しまくりのアクションシーンの見応えがすごいです。高級車の破壊が毎回すごいなぁ・・・

レティファンには嬉しい彼女のアクションシーンもたっぷり!

そういえば今作でホブスさんはガトリングガンを持って撃つ、というまさに人間離れしたアクション?を見せてくれます。脳筋極めてモンスター化した感じですかね(笑)

レティの記憶もようやく戻って、ブライアンも平穏な生活に戻り、次作からは完全にドムを主人公としたお話になる感じですね。

というか、まさか今までの主役を担って来たブライアン役のポール・ウォーカーが事故で亡くなるなんて誰も予期していなかったことだと思うので・・・今作は「追悼作」という特別感も若干あると思います。

今まで、ワイスピを愛してきた人からしたらあのラストは本当に涙腺崩壊モノだったでしょう。

ちびぞうもそんなに古いファンでもないのに泣いてしまいました。

見返して思ったのは、ジャックとその妹が成長してまたファミリーの一員となる・・・!という感じの話にして新進気鋭の役者さんをお迎えしたらなんとかシリーズを続けて行けるのでは・・・?という無理のあるファンの希望(笑)

まぁ、最終章がアイスブレイクからの三部作、と決まっているようなので、ジャックが大人になってワイスピシリーズの顔になるなんて展開は難しいと思いますが。

寂しいな、色んな意味で寂しい、七作目となりました。

 

 

故ポール・ウォーカーのご冥福を心からお祈りいたします。

 

 


 

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わ行

レティ復活!映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』ネタバレ&感想

「家族を見捨てねぇ。向こうが見捨てても」

6作目まで来ましたね!

今度はユーロ!イタリアだったりロンドンだったりのヨーロッパが舞台!!

レティうぇるかむほーーーーーむ!!!!

そしてハンよさようならーーーー!!!!

今作は、これからいなくなるメンバーがちょこちょこ出てくるし、レティは戻ってくるしで最新作アイスブレイクまでのシリーズ史上ファミリーが一番集まる回だと思います。

更に、敵もテロ組織になったり戦車や飛行機と戦ったりと戦闘規模が段違いに上がります。ある意味、今までのシリーズと今後のシリーズの分け目となる作品と言えます。

【映画情報】

【原題】Furious 6
【制作国】アメリカ
【監督】ジャスティン・リン
【脚本】クリス・モーガン
【キャラクター設定】ゲイリー・スコット・トンプソン
【製作】ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、クレイトン・タウンゼント
【製作総指揮】ジャスティン・リン、アマンダ・ルイス、サマンサ・ヴィンセント、クリス・モーガン
【撮影】スティーブン・F・ウィンドン
【美術】ヤン・ロールフス
【編集】クリスチャン・ワグナー、ケリー・マツモト
【衣装】サーニャ・ミルコビック・ヘイズ
【音楽】ルーカス・ビダル
【出演([]内は役名)】

  • ヴィン・ディーゼル[ドミニク・トレット]
  • ポール・ウォーカー[ブライアン・オコナ―]
  • ドウェイン・ジョンソン[ルーク・ホブス捜査官]
  • ミシェル・ロドリゲス[レティ・オルティス]
  • ジョーダナ・ブリュースター[ミア・トレット]
  • タイリース・ギブソン[ローマン・ピアース]
  • クリス・”リュダクリス”・ブリッジス[テズ・パーカー]
  • ガル・ガドット[ジゼル・ヤシャール]
  • サン・カン[ハン・ソウルオー]
  • エルザ・パタキー[エレナ・べネス]
  • ルーク・エバンス[オーウェン・ショウ]
  • ジーナ・カラーノ[ライリー捜査官]
  • ジョン・オーティス[アルトゥーロ・ブラガ]

【公開日(日本)】2013年7月6日
【上映時間】130分
【配給】東宝東和
【映倫区分】G
【前作】筋肉ハゲ参入!映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』ネタバレ&感想
【次作】ワイルド・スピード SKY MISSION
【IMDB】7.1/10.0  (およそ330,700人の評価)

【あらすじ】

リオの犯罪王から大金を強奪し、逃亡生活を送っていたドミニクの前に、FBI特別捜査官ホブスが現れ、高度な運転技術を用いて世界各国で犯罪を繰り返す巨大組織を壊滅させるため、ドミニクとそのチームに協力を要請。ドミニクは、死んだはずの元恋人レティが、その組織を率いる元エリート軍人のショウに協力していると聞かされ、その真偽を確かめるためにもホブスの依頼を引き受ける。相棒のブライアンら仲間のドライバーたちを招集し、ショウ一味を追跡するドミニクだったが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.5/5.0

ちびぞうの初回鑑賞時のコメントはこちら(笑)

レティファンなら大歓喜の今作!
ハンファンなら絶望の今作!
なんてったってここでようやく3の時間軸に繋がってしまうから・・・!
喜んだり絶望したりもう振り回されっぱなしさ!

どうやらあのハゲはレギュラー化するらしいね。
友情三つ巴!!

え?ストーリー?うーんあんまり覚えていません笑

あのハゲというのはドウェイン・ジョンソンのことですね(笑)

おおまかなストーリー

今回の敵はロック様(ホブス)が12か国4大陸を追って来た、巨大な国際犯罪組織が相手!

ホブスにその組織に彼女がいるぞとレティの写真を見せられ、彼女の生還を確認するためドムさんも一緒に仕事をする流れに。

そして再び馴染みのメンバーを集める!!

ブライアンはミアと赤ちゃんとの平穏な暮らしを手に入れたけど何か気に入らない様子…レティの写真を見せられてブライアンも作戦に参加することに!

敵のボスはオーウェン・ショウという名の軍人で、兄弟の弟。今後のシリーズでお兄ちゃんも登場しますよ!

ホブスさんはショウがナイトシードという数十億ドルの価値があるハイテク爆弾を作ろうとしているのでそれを阻止するのを強力しろと言ってくる。そしてショウをホブスへ渡せばレティは戻り、全員の罪は赦免されるという取引をする。

 

敵の中にいたレティが、ドムを撃ってくる!!しかしドムは「家族を見捨てねぇ。向こうが見捨てても」と許容する姿勢。

レティはドムとの写真を見るけど何も思い出せない様子。

敵に麻薬王ブラガとの繋がりがあると発覚したり(『MAX』でレティが死んだと偽装したらしい)、レティとドムが二人だけのレースをしたあと思い出を語り合ったりします。

最初は戦車(!!)との戦い。

そこでお話も幕を閉じれば良かったのに、ホブスの部下の女がショウのスパイだったことが発覚、捕まえかけたショウにミアや家族を人質に取られ、逃げられそうになってしまう。

そして最後の戦闘はなんと飛行機が相手!!!

ここで、ハンの彼女であるジゼルはハンを守るために命を落としてしまいます。

無事、ショウから爆弾を取り上げることに成功したホブスにいくら欲しい、と聞かれアメリカの番地を言うドム。過去に暮らしていたファミリーの家を返してもらいました。

そして無事に全員赦免され、自由の身に。

レティは記憶を取り戻していないけど、温かい気持ちのするファミリーとドムのそばにいることにしたらしい。彼女とドムを想い、去っていくエレナ。

そこで映画は終了。

エンディングロールの前に東京で車を走らせるハンの姿が・・・そこへショウ兄(ジェイソン・ステイサム)が突っ込んできてハンの車を炎上させる!!

そしてショウ兄がドムに「近いうち会いに行くぞ」的な電話をして終了。

ワイスピがややこしくなる人のための記憶ポイント

  • ファミリー総出演!!!
  • ショウ兄弟初登場(三人目のハゲも参戦!)
  • レティ復活!(記憶はまだ戻らない)
  • ブライアンの息子ジャックが生まれているよ!
  • ジゼルが離脱(おつかれさまでした・・・)
  • ハンも東京へ・・・(ついに・・・)
  • 戦車と飛行機とのバトル!
  • ニトロもちょっとだけ出てきます!

こんなところでしょうかね。一番の記憶ポイントはやっぱりレティが生きていて戻ってくるという点でしょうね。

感想まとめ

今回、だいぶコメディチックといか、笑えるシーンが増えていました。

  • 敵側も似たような集まりだなぁって思っていたらローマンが「こいつら双子の集まりみたい」っていじるとこ
  • ドウェインジョンソンが力技で容疑者をボコボコにしたり、お菓子の自販機を横から撃って「俺の奢りだ」って言ったり脳筋馬鹿って感じなのが可愛い(笑)
  • ハンさんは今回も仕事しない!ジゼルにやること奪われるのが毎回おなじみのネタみたいになってる(笑)あと今回もおかし食べてる(笑)ちなみにハンさんとローマン二人がかりで敵を追うシーンがありますがまんまと逃げられている(笑)いつ活躍すんの!!!
  • 金がなさそうだと馬鹿にしたオークション主をぼこらずにテズとホブスでパンイチにするところ(笑)

こんな感じ。これ以外にも敵が街中をレーシングカーで逃げ回ったり戦車で高速を走ったりと相当目立つ方法をしててかなり笑ってしまいます(笑)

全部は書かないけども、なぜそのタイミングで飛行機から降りるの!操縦室へ行って止めさせればいいのにとか色々とツッコミどころもありました。

 

ホブスとドムがラストに交わす言葉が、前作MEGA MAXでは「また会おう」「もう会わない」だったのが「また会おう」に変化していたのがほっこりしましたね。

ただ、エンデイングロールに入ったところでハンさんがショウ兄(ジェイソンステイサム)に殺されるシーンが挟まれていたのが本当に胸が痛くて・・・

 

ゆ、許すまじ・・・!!!という感じです。

ちびぞうは今後も三人目のデブ(ローマンを数えれば四人目のハゲ)許さない方向でいきます。

 

本編の内容とは関係ありませんがドムが今作で乗っていた車クライスラー・ダッジ・チャージャー・デイトナ69年式」が最高にカッコよかったので画像をいくつか貼っておきますね!!

この形、色、それから内部のシンプルな武骨さもたまりません!!

大破してしまったのがもったいないなぁ・・・

 

 


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わ行

車好きがぶっ飛ぶ伝説の始まり。映画『ワイルド・スピード』ネタバレ&感想

十秒足らずの時間だけ―――俺は自由だ

2018年2月現在でシリーズ第10作目の制作も決まっているという長寿大ヒットシリーズの原点!!!伝説の始まりですね!!

ワイルド・スピードと言えば、ちびぞうがニュージーランドに滞在している時にちょうどワイスピ2が劇場で公開される、というタイミングでしてその時お世話になっていたホストファミリーのホストブラザー(確か14歳くらい)が「大好きなんだ!」と言って観に行っていたのを覚えています。

その子は車が、特に日本車が大好きで「スカイラインが一番好き」とよく話を聞かせてくれていたなぁ…部屋の壁や天井には車の雑誌から切り抜いた車の写真を隙間なく貼っていて…今でもこの映画のシリーズを観るたびに彼の事を思い出します(笑)

おっさんになった今も新作をワクワクしながら観に行ってるんだろうか。

脱線しましたね。

何の縁なのか、実は60歳を超えるちびぞうの母親もこのワイスピシリーズを大好きでありまして、新作が出る度に1から何度も見返している様子なので、今回ちびぞうも一緒にシリーズを見返しつつブログをしたためようかと思いましたー!

ちなみに現時点での最新作・ワイスピ/アイスブレイクの記事もあります。

ハゲと筋肉がもつれ合う最新作!映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』感想

【映画情報】

【原題】The Fast and the Furious
【制作国】アメリカ
【監督】ロブ・コーエン
【脚本】ゲイリー・スコット・トンプソン、エリック・バーグクィスト、デビッド・エアー
【原案】ゲイリー・スコット・トンプソン
【製作総指揮】ダグ・クレイボーン、ジョン・ポーグ
【製作】ニール・H・モリッツ
【撮影】エリクソン・コア
【美術】ウォルドマー・カリノウスキー
【編集】ピーター・ホネス
【衣装デザイン】サーニャ・ミルコビック・ヘイズ
【音楽】BT
【音楽監修】ゲイリー・ジョーンズ、ハッピー・ウォルターズ
【出演([]内は役名)】

  • ポール・ウォーカー[ブライアン・オコナ―]
  • ヴィン・ディーゼル[ドミニク・トレット]
  • ミシェル・ロドリゲス[レティ]
  • ジョーダナ・ブリュースター[ミア・トレット]
  • リック・ユーン[ジョニー・トラン]
  • チャド・リンドバーグ[ジェシー]
  • ジョニー・ストロング[レオン]
  • マット・シュルツ[ヴィンス]
  • テッド・レビン[タナ―巡査部長]
  • ジャ・ルール[エドウィン]

【公開日(日本)】2001年10月20日
【上映時間】107分
【配給】UIP
【次作】ドムはいないけど観よう!映画『ワイルド・スピードX2』ネタバレ&感想
【IMDB】6.7/10.0  (およそ301,000人の評価)

【あらすじ】

ロサンゼルスを車で自在に走り回るドミニク(ヴィン・ディーゼル)は、夜な夜なレースに挑んでくる連中を相手に、一度のレースで一万ドルを稼ぐ凄腕。そんな彼に、謎めいた男ブライアン(ポール・ウォーカー)がレースに挑むことになる。実はブライアンは、トラックの連続ジャック事件を極秘に追う警官だった。容疑者は腕の立つストリート・レーサーたちだったので、潜入捜査を行なっていたのだ。しかし、ドミニクと、チャイニーズ系のジョニー(リック・ユーン)がそれぞれ率いる二大組織の対立が高まりつつある中、ブライアンはドミニク、また彼の妹ミア(ジョーダナ・ブリュースター)との絆を深めていく。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.4/5.0

当時、見始めようと思ったときは「このシリーズも観ておくかぁ」と軽い気持ちで重たい尻を上げ観賞することにしたんですよねー。
カーアクションものは一切観てこなかったのでこういう系はサッパリわからない私でした(今も車のことはよくわかっていません)。

結局、重たい尻を上げて見始めた割には、この後しっかりユーロミッションまで観るし、しかも登場キャラクターの一人、ハンを大好きになるというミーハーっぷりを発揮しますが。

今見返すと、

ブライアン若い!!!
ドムも若い!!!
レティも若い!!!!

と大騒ぎすること間違いなし(笑)

オープニングの強盗シーンで、車がトラックの下を並走するアクションシーンがインパクトすごくてめっちゃカッコいいです!!!

ワイスピがややこしくなる人のための記憶ポイント

  • ブライアンとドムの出会いが潜入捜査だったよ!
  • ブライアンとミアの出会いもあったよ!
  • ドムとレティはまだカップルっぽくないよ!
  • 敵対するのは中国系ギャングだよ!
  • ADHDの子がレースに負けたのに逃げ出しちゃうよ!
  • ハゲは一人だけ!分かりやすい!
  • ドムの親父のエピソードが印象的だよ!

大体これくらいのポイントを覚えておけば、1のことはバッチリですね。

ストーリーはありがちな潜入捜査モノ。

ストリートレースという賭け事が流行っている地元の不良たちグループが車両強盗とかもしていて、そこへ潜入捜査を始めたブライアンが次第に強盗グループのトップ”ドム”とファミリーの魅力(あと女)にほだされてしまう…という展開でわりとサクサク観れます。

後半、警官だと嘘がバレる前のポールとヴィンさんの仲の良さにほっこり。

最後はドムを逃がしてしまったことでブライアンは警官をクビになってしまった…というのが続編で語れらるんですけども…いいのかそれは(笑)

しっかし、ニトロね!!!ニトロというのは当時は爆発物をエンジンに仕込んでその爆発の威力で馬鹿みたいにスピードを上げるという感じのものだと思っていたんですが、今調べてみるとwikiさんには

「自動車等のエンジンに亜酸化窒素を送って一時的に出力を上げるシステムの俗称」

と書かれているのでそっちのことかもしれませんね。

どっちにしろ、毎回観るたびに「いいのあれ?あれさえ積んどけば速い!的な!金かけたもんだけが強い、みたいな今時の課金ゲ―みたいですね!!」と思ってしまうんですけどね(笑)
まぁ、ニトロを使って加速するのにも度胸やドライブテクが要るのかもしれませんが…ちびぞうのような素人にはよくわかりません。

まとめ

大好きなレティ(ミシェル・ロドリゲス)が本当にかっこよくて良かったー!ロザリオ・ドーソンと並んで大好きな女優さんです!!!

音楽もカッコいいし、車好きにはたまらない一本!!
この作品単品だけだとそこまで面白い!!!とはならないんですが、ここからシリーズを追いかけてどんどこと観ていくとブライアンがほだされたように、ドム率いるファミリーの魅力にハマっていくこと間違いなし…です。

ここから先もどんどんシリーズが出ていくと思うので、未見の方は早めに見返してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、次作である『ワイルド・スピードX2』にはドムもレティも登場しません…更に言えば3作目である『東京ドリフト』にはブライアンすら出ません(笑)

東京ドリフトは時系列的には6作目と7作目の間の話なので、今回は製作順ではなく、時間軸に沿って追いかけたいと思います!

 

 

 


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画像引用元:IMDB

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か行

待望の新作は成功か失敗か。映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』ネタバレ&感想

”これは終わりではない
始まりの終わりでもない
だが これは始まりの終わりかもしれない”

前作からおよそ二年!!!待ちに待った続編がやってきましたー!!!

もちろん劇場で鑑賞しましたともー!

先に観た友人が「前作は復習してから観た方が良いかも」というありがたいお言葉を下さったので、持ってるブルーレイを見返して準備万端!!で挑みました!

これぞ紳士!映画『キングスマン』感想。新感覚スパイムービー

パンフはこんな感じ!!

見てくださいこの高級感溢れる”黒”・・・!ただの黒じゃありません、マットでベルベットな肌触り、すっごく指紋がつきやすい!!!!

(私が行った劇場ではスタッフさんが紙ナプキンで掴んで袋に入れてくれるという非常に丁寧な接客をして頂けてキレ――――な状態でゲット出来ました・・・素晴らしい気づかいだ・・・)

表面の金の箔押しもオシャレなんですけど、裏面の黒の箔押しもめちゃオシャレ・・・

黒×黒、良いですよね・・・。サイズ感も前作と同じままで、心を引き継いだままパワーアップしてる感じがよい!

しかも40ページもあって税抜き667円は贅沢!!豪華!

【映画情報】

【原題】 Kingsman: The Golden Circle
【制作国】イギリス
【監督】マシュー・ヴォーン
【脚本】マシュー・ヴォーン、ジェーン・ゴールドマン
【原作】マーク・ミラー、デイブ・ギボンズ
【製作】マシュー・ヴォーン、デヴィッド・リード、アダム・ボーリング
【共同製作】ジェーン・ゴールドマン
【製作総指揮】マーク・ミラー、デイブ・ギボンズ、
【撮影監督】ジョージ・リッチモンド
【プロダクション・デザイナー】ダーレン・ギルフォード
【編集】エディ・ハミルトン
【衣装デザイナー】アリアン・フィリップス
【音楽】ヘンリー・ジャックマン&マシュー・マージェソン
【出演([]内は役名)】

  • コリン・ファース[ハリー・ハート(ガラハッド)]

  • ジュリアン・ムーア[ポピー・アダムズ]

  • タロン・エガートン[ゲイリー・”エグジー”・アンウィン(ガラハッド)]

  • マーク・ストロング[マーリン]

  • ハル・ベリー[ジンジャーエール]

  • ペドロ・パスカル[ウィスキー]

  • エドワード・ホルクロフト[チャーリー・ヘスケス]

  • ソフィー・クックソン[ロキシー・モートン(ランスロット)]

  • エルトン・ジョン[本人役]

  • チャニング・テイタム[テキーラ]

  • ジェフ・ブリッジス[シャンパン]

  • ハンナ・アルストロム[ティルデ王女]

【公開日(日本)】2018年1月5日
【上映時間】140分
【配給】20世紀フォックス
【映倫区分】PG12
【前作】これぞ紳士!映画『キングスマン』感想。新感覚スパイムービー
【IMDB】6.9/10.0  (およそ131,000人の評価)

【あらすじ】

イギリスのスパイ機関キングスマンの拠点が、謎の組織ゴールデン・サークルの攻撃を受けて壊滅した。残されたのは、一流エージェントに成長したエグジーと教官兼メカ担当のマーリンのみ。2人は同盟関係にあるアメリカのスパイ機関ステイツマンに協力を求めるが、彼らは英国文化に強い影響を受けたキングスマンとは正反対の、コテコテにアメリカンなチームで……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレも大いにある!)】

若干、巻き込み事故っぽい感じで『ヘイトフルエイト』のネタバレにも触れています(笑)

☆3.8/5.0

前作の評価が4.6だったことを考えると・・・やっぱり1は超えられない!!という結論ですかね!

大好きな映画の続編という事で非常に複雑な心境になりつつ、いまいち感想がまとまらないので、思い出せる限り、ストーリーの流れに沿って順にツッコミを入れて行こうと思います!

まず最初に、今回の悪役ポピーさんの手によって一瞬でキングスマン組織が壊滅!!!
え、えぇ~・・・

というか、新アーサーの位置にいた俳優さんがハリポタのダンブルドアだったので、めちゃくちゃ興奮していたんです・・・そしたら「こりゃヤバ」と言い残して即死。

なーんてこったい。出番そんだけかい。

組織を壊滅させたきっかけを作ったのは、1でキングスマン候補生だったというチャーリー。

いつの間に裏切ってたの?というかキングスマン本部の力ってわりとショボくない?

丁寧にこいつが誰かという説明をしてくれるので安心して観れますが、完全に1からの地続きです。

そしてエグジーさん!!!なんと前作のオチ担当だったティルデ王女と付き合っちゃってる!!!

え、王女は完全にあのシーンだけの人だと思ってたよ・・・

この人が誰かということは1を観ていないと完全に分からないでしょう。地続きです。1を観てからの鑑賞をオススメします。

そして、たった二人になってしまったキングスマン。マーリンに「この最後の作戦が終わった時には泣いていい」とカッコいいこと言われて泣くのを我慢したエグジーでしたが、その直後のシーンでマーリンが酔いつぶれて号泣しているのは可愛かった(笑)

めちゃくちゃ泣いちゃってるじゃん!!

ここらへんで、かなりコメディ要素も強くなってる感じがしましたね~。

前作ではサミュエル・L・ジャクソン扮するヴァレンタインが「地球はこのままでは滅びてしまう、害悪になっている人間どもを駆逐しよう!」と全世界の人間を暴走させ殺し合わせるという計画をやっていました。
今作の敵はジュリアン・ムーア!!!扮するポピーさん!!ポピーさんは世界で一番の麻薬組織「ゴールデン・サークル」のボスで、彼女は自分が誰よりも成功しているのに誰にも認めてもらえないことを不満に思い自分が世界に流した麻薬に毒を混入し「麻薬中毒者を人質にとったわ!彼らの命が惜しかったら、麻薬を合法化しなさい!」とアメリカ大統領に交渉を持ち掛けます。

この、悪役の言ってることに地味に理屈が通ってる感があるところがキングスマンの面白さであるというか・・・麻薬は悪なのか?麻薬使用者は悪なのか?と考えさせてくる内容がお見事。監督も「悪役に魅力がある映画は面白い」と言っていて、悪役の行動原理に若干の共感を覚える仕組みになっているのが上手い。

そして、ジュリアン・ムーアの無邪気なまでの残酷さ、サイコパス感が設定に上乗せされて非常に魅力的な悪役になっていると思います!本当に美しい!ひれ伏すしかない!でも人肉ハンバーガーは食べたくない!!

悪役の紹介も済むと次は、新メンバーの登場と旧メンバーの復活です。

キングスマンにはアメリカのケンタッキー州に同盟組織があって、それが「ステイツマン」という酒蔵の下に基地を持ったカウボーイ集団(笑)

なんというか、ここらへんのダサさ加減がなんとも言えない・・・メンバーのコードネームがお酒の名前なんですけど、ジンジャーエールだとかテキーラ、シャンパンって・・・ランスロットやアーサー、ガラハッドなど円卓の騎士から取ってるイギリス側とはノリとテンションが明らかに違うような・・・(笑)

しかも彼らが持ってる戦闘ガジェットもいまいちよくわからない(笑)

地雷探査機がバット、手りゅう弾がボールって。

傘やボールペン、靴など、日常生活に紛れ込みやすいアイテムが武器になっているキングスマンのガジェットとは違って

あまり実用性が感じられないものばかり(笑)

投げ縄に電気を通すと人体も切断できるような殺りく兵器になっちゃうし・・・ギャグに振り切ってるよなぁ・・・。

ケンタッキーと言えば、ハリーが前作で教会の戦闘シーンをやったあと殺されてしまった場所。ステイツマンに合流してみると・・・そこには前作の直後、ステイツマンによって助けられ保護されたハリーの姿があった・・・!しかし、彼はケガの後遺症で記憶を失くしている!!!

いや、待ってよヘッドショットで死んだのに生き返っちゃうとかマジ?

正直、ここはちょっと受け付けられない事実ですね・・・。ハリーの復活は本当に嬉しいし、記憶が戻る場面なんかは涙がウルッと来てしまいましたが・・・。

もう何でもアリじゃん!!というかそんなこと言ったら序盤で死んだキングスマンの仲間もロキシーも、また平気な顔で復活するかもしれないし、さらに言えば後半でどう考えても不要な特攻を見せてくれたマーリンも平気な顔で復活するかもしれないですよね!!(あの場面、別に地雷踏み続けて大人しくしてたら二人がなんとかしてくれたでしょと思うのは私だけですか)

ということは、いくら感動的な最期を彩られたところで心から感動するなんて難しいんですよ!!!

ということにね~・・・なるよね~・・・

それと、ハリー復活に関しては複雑なモヤモヤがありまして。

それは、前作を見ていた時に思ったんですけども、ハリーが教会で殺した人たちって、一般人だったんですよ。ヴァレンタインの配ったSIMカードの影響によって、制御できない状態になっていたとはいえ、彼は正義の元で戦うヒーローなわけですから・・・一般人を殺すのはちびぞう的に悲しい場面でもありました。いや、長回しのアクションは最高にカッコよかったんですけどね。

そのモヤモヤも、ハリーが死を以て償ったというストーリー(私はそう感じた)があったからこそ、落ち着いたというか。だから、復活は嬉しいけど、例えば後遺症で戦えなくなってしまう部分は今後も残るとか、そういう設定が欲しかったな。本当に複雑な気持ち。しかも復活した理由が「銃で撃たれた脳の損傷すらも直してしまえる謎のテープと液体」だからなぁ・・・。ぶっちゃけ片目だって治せたっしょ?キャラデザの為に脚本書きすぎ!

どなたかも書いてらっしゃいましたが、ヴァレンタインがハリーを撃つ時に「古いスパイ映画ならあり得ない方法で助かったりするが、これは映画ではない」って言ってるんですよ。くっそカッコいい台詞じゃないすか。

そんなセリフもなかったことにしてる続編ですけどね!!!!
これは映画だからなんでもありなんすよ!!!って言ってるもんだこりゃ

ストーリーの流れから脱線しました。

えー・・・ポピーに全世界の麻薬使用者を人質に取られた大統領ですが、彼は「ポピーに従うフリして放置すれば、麻薬使用のクズも麻薬組織も一緒に潰せるZE★」とクズ仕様の大統領でした。ここでもまた、「麻薬使用者にも善人はいます!子どもや、興味本位で手を出してしまった人はどうなるんですか!?」という言葉が考えさせられるポイントですね。

ポピーのウイルスに感染した人たちが政府の手によって球場なんかに集められるんですけど、一人一人が檻に入れられて積み上げられている状況を俯瞰で見ると「まるでアメリカの大都市」そのものなんですよ。ここも風刺が効いているというかなんというか・・・お上手な演出。

でもぶっちゃけそんだけの量の檻とか用意するための費用が無駄そう・・・

まぁ、なんだかんだで全部エグジーといつの間にか蝶々の呪いから解放されたハリーが敵を倒して解決してくれるわけなんですけどね!

個人的にエグジーが彼女のことで頭いっぱいで、彼女がピンチだと知って本気で仕事に取り組む姿勢になったのが「私情に走りすぎ感」があって微妙だったなぁ。
敵も彼女の存在で基地がバレちゃったりとか、裏切り者ウイスキーの裏切り理由も元カノの死が原因だったりと・・・みなさん恋愛に振り回されまくっています(笑)

 

かと言えばハリーは童貞独り身で死ぬのは寂しいんだよ・・・と捨て身の暴露で脚本のフォローしてる!!!ほんとうたいへんだ!

 

エグジーの対チャーリー戦については、ボーリング場の壁をぶち抜けるほどの力を持ったスーパーアームを手加減して使っているようにしか見えなかったですね・・・(笑)
いくら防弾仕様のスーツでも、死んじゃう死んじゃう!!

あと、アームで掴まれて地面に何度も叩きつけられているエグジーの姿を見ていたら

2017年の年越しに見た”ガキ使”で天井に叩きつけられる劇団ひとりの姿が浮かんだのは私だけですか?
やっぱりアレはやりすぎだよなぁ・・・背骨折れちゃうよ。

こういうアクション映画では、人間の体は衝撃耐性に優れているのが常識っぽいので、何も言えませんけどね。

エルトン・ジョンは大御所ミュージシャンとは思えないくらいの出番の多さと活躍で最高だったし(特に犬とハリーの間に挟まるあたり)、チャニング・テイタムは『ヘイトフルエイト』を思い出させるくらい「いるのにいない」状態だったしで

全編通してツッコミどころ満載のギャグアクションムービーになっていました(笑)

ウイスキーさんのアクションは投げ縄よりもファニングショットとかのガンプレイをもっともっと観たかったです!!!!!

まったくまとまりのない感想ですし他にももっと色々思ったことがありましたが忘れてしまったので終わり!

続編やスピンオフの予定もあるみたいですが若干不安になっています。

やっぱりキングスマンは一作目が最高!!!!!

 

 


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あ行

美しすぎるスパイムービー!映画『アトミック・ブロンド』ネタバレ無し感想

騙す者を騙すのは、愉快だ。

シャーリーズ・セロンのアクション映画と言えば、かつて『イーオン・フラックス』で痛い目を見た経験があり、「今回もきっと駄目だろうな・・・」という気持ちがあって劇場の方ではスルーする予定だったんですが・・・

映画仲間の一人が「面白かった!」とオススメしてくれたので、「どれどれ」と観に行くことにしました。

パンフはこんな感じ。

画像だと分かりにくいんですが、人物以外の部分がメタル感のある光沢紙になっています。スタイリッシュ!!サイズは普通にA4ほど、人物相関図にネタバレがなく、出来ればこちらは鑑賞前に目を通しておくことをオススメしますね!

【映画情報】

【原題】Atomic Blonde
【制作国】アメリカ
【監督】デヴィッド・リーチ
【脚本】カート・ジョンスタット
【原作】アントニー・ジョンストン作、サム・ハート画「The Coldest City」(ONI PRESS)
【プロデューサー】シャーリーズ・セロン、A・J・ディックス、ベス・コノ、ケリー・マコーミック、エリック・ギター、ピーター・シュウェリン
【製作総指揮】ニック・マイヤー、マーク・シェイバーグ、ジョー・ノーズマック、スティーヴン・V・スキャヴェリ、イーサン・スミス、デヴィッド・ギロッド、カート・ジョンスタッド
【撮影監督】ジョナサン・セラ
【プロダクションデザイナー】デヴィッド・ジョイネマン
【編集】エリザベト・ロナルドスドッテイル
【衣装デザイナー】シンディ・エヴァンス
【音楽監修】ジョン・フーリアン
【作曲】タイラー・ベイツ
【出演([]内は役名)】

  • シャーリーズ・セロン[ローレン・ブロートン]

  • ジェームズ・マカヴォイ[デヴィッド・パーシヴァル]

  • エディ・マーサン[スパイグラス]

  • ジョン・グッドマン[エメット・カーツフェルド]

  • トビー・ジョーンズ[エリック・グレイ]

  • ジェームズ・フォークナー[C]
  • ローラン・モラー[アレキサンダー・ブレモヴィッチ]
  • ソフィア・ブテラ[デルフィーヌ・ラサール]

  • ビル・スカルスガルド[メルケル]
  • サム・ハーグレイブ[ジェームズ・ガスコイン]
  • ヨハネス・ヨハンソン[ユーリ・バクティン]
  • ティル・シュヴァイガー[時計屋]

【公開日(日本)】2017年10月20日
【上映時間】115分
【配給】KADOKAWA
【映倫区分】R15+
【IMDB】7.0/10.0  (およそ49,000人の評価)

【あらすじ】

冷戦末期、ベルリンの壁崩壊直前の1989年。西側に極秘情報を流そうとしていたMI6の捜査官が殺され、最高機密の極秘リストが紛失してしまう。リストの奪還と、裏切り者の二重スパイを見つけ出すよう命じられたMI6の諜報員ロレーン・ブロートンは、各国のスパイを相手にリストをめぐる争奪戦を繰り広げる。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.5/5.0

とにかくアクションがスタイリッシュ!

長回しのアクションにも注目!

なんと時間にして7分にも及ぶアクションシーンがあり、すべてワンカットで作られているのだから驚き!

カメラが途切れることのない長回しで緊張感が長続きし、その場の臨場感も凄まじいです。

更に、シャーリーズ・セロンの「ドゴッ!バギッ」という重い音の響くアクション!!

とっても痛そう(笑)

銃だけではなく、肉弾戦で殴り合ったり、背負い投げしたり、家にあるあらゆるものを武器にして戦うなど、とってもスパイっぽい。

イーオン・フラックスの時よりも相当スタイリッシュでカッコいいです(笑)

ロレーン・ブロートンの魅力

それから、オシャレすぎるシャーリーズ・セロンのファッションにも注目。「スパイがこれでは目立ちすぎるのでは?」と思ったりもしますが、それも彼女の自信の現れのようで素敵ですね♪

80年代のデザインをハイセンスに凝縮したようですが、彼女のファッションを真似したい!!と思ってしまいました(笑)

レズビアンっぽい描写も、クールで無口な性格にピッタリ。格好良さを際立てていますねー。男性のゲイが描かれることは多くても、こういう大作映画でビアンが堂々と描かれるのは珍しい気がして、素敵な世界になったものだなぁ(*’ω’*)と・・・。

音楽もオシャレ!

超クールなサウンドトラックの応酬!この楽曲たちがオシャレな画面を更に引き立てます!

大好きなマンソン様の曲もありました!!パンフに曲名一覧が乗っていたので表にしておきます(*’ω’*)

Blue Monday 1988 New Order
Cat People(Putting Out Fire) David Bowie
Fight The Powor Public Enemy
Major Tom(Völlig Losgelöst) Peter Schilling
99 Luftballons Nena
Blue Monday HEALTH
Father Figure George Michael
Kack Zukunft Ausschlag
Der Kommissar After The Fire
As Time Goes By Michael Parnell
Cities In Dust Siouxsie And The Banshees
The Politics of Dancing Re-Flex
Voices Carry ‘Til Tuesday
Stigmata Marilyn Manson and Tyler Bates
Behind The Wheel Depeche Mode
I Ran(So far away) A Floks of Seagulls
99 Luftballons Kaleida
London Calling The Clash
Fastidious Horses Vladimir Vysotsky
Under Pressure Queen & David Bowie

まとめ

お話に関しては、事前に仲間に教わっていた通り、少し分かりづらい点がありました。特に最大のネタバレ部分を楽しめるかどうかは、人物相関図や組織の名前、誰がどこの組織に属しているかを把握しているかどうかにかかっていると思います。

それから、時代背景。

ベルリンの壁崩壊の時代のお話なので、その当時の事について少しでも頭に入れておくとより物語に入り込んで楽しむことが出来ると思います(*’ω’*)

まぁ、何も考えずに気楽に楽しめるアクション大作とは違うと思いますが、アクションの楽しさ、キャラクターの魅力、映像や音楽のハイセンスさを見るときっとファンも多いはず。

これはきっといつか続編が出るだろう・・・!と予測することが出来ます!

これから劇場で観るよという方はぜひパンフレットをお買い上げいただいて、人物相関図を軽く頭に入れてから観るのがオススメ。そこにネタバレはないので、安心して見れると思いますよ!

ちびぞうでした(*’ω’*)
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わ行

ハゲと筋肉がもつれ合う最新作!映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』感想

「仲間を決して裏切るな――」

スタイリッシュでスリリングなカーアクションを目玉にした大作長寿シリーズの最新作です!!

今作は最終章となる3部作の1作目らしいですね!あーあと2作で終わってしまうのかぁと思うと切ない。寂しい。

パンフレットはこんな感じ。

迫力満点の表紙がカッコいい!!30Pで税抜き667円。いたって普通のお値段です。

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た行 映画

Xゲームの魅力復活!映画『トリプルX:再起動』感想 

「敵を蹴散らせ、女を抱け、クールでいろ」

極限世界<xXx>を体感せよ

12年ぶりにトリプルXが帰ってきた!!!

ファン待望の、ザンダー・ケイジのカムバックですね!個人的には2からどう盛り返すのか?2はやはりなかった事にされるのか??というところに注目して観に行きました(笑)

ちなみに、シリーズを追ってない方でも十分に楽しめる映画にはなっていました!

パンフレットはこんな感じ。

22cm×25cmの大きめサイズ。主要メンバーの写真が差し込まれているデザインがクールですね!特にドニー・イェンが素敵ですね!!

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た行 映画

再起動へ向けて、映画『トリプルX &ネクストレベル』おさらいレビュー

「タキシードはもう古い!」監督が目指した新時代のスパイムービー!

トリプルX:再起動』の為の予習・おさらい用記事です(笑)

まずは2002年に公開された1の感想から。

どちらもDVD観賞のためパンフレットはありません(><)