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SWパロではない。映画『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』ネタバレ&感想

”バイトが世界を守る―――”

しょーーーーもなさそーーーなタイトルとジャケットなんですけど、ジョニデの娘

リリー・ローズ・メロディ・デップちゃんが主演ということでね。とりあえず観てみましたね。
これ、実は前にも一度借りて観てみようと思ったんですけどあまり面白くないな・・・と思い観れないまま返却・・・しかし一応最後まで観てみないとな・・・と再レンタル!

今度はちゃんと最後まで観ましたよ!!!

なんだかこの作品・・・異様な雰囲気です・・・(笑)

というかこのスター・ウォーズパロみたいなのは日本の配給さんの仕業ですね。

元々のポスターもこんな感じですしね。

この配給さんのイタズラのせいで、中身もスターウォーズパロだらけかと思って観ると痛い目みますよ!!!

公式サイトはこちら

【映画情報】

【原題】Yoga Hosers
【制作国】アメリカ
【監督/脚本/編集】ケヴィン・スミス
【製作】リズ・デストロ、ジョーダン・モンサント、ジェニファー・シュウォールバック
【製作総指揮】チャールズ・ボナン、キム・リードフォード、シャノン・マッキントッシュ、ティム・ナイ
【撮影】ジェームズ・R・ラクストン
【美術】カボット・マクムレン
【衣装】キャロル・ビードル
【音楽】クリストファー・ドレイク
【出演([]内は役名)】

  • リリー=ローズ・デップ[コリーン・コレット]
  • ハーレイ・クィン・スミス[コリーン・マッケンジー]
  • ヴァネッサ・パラディ[モーリス先生]
  • オースティン・バトラー[ハンター・キャロウェイ]
  • タイラー・ポージー[ゴードン・グリーンリーフ]
  • ジョニー・デップ[ギ―・ラポワンテ]
  • ジャスティン・ロング[ヨギ・ベア]
  • ハーレイ・ジョエル・オスメント[エイドリアン・アルカンド]
  • スタン・リー[ディスパッチャー]

【公開日(日本)】2017年7月1日
【上映時間】88分
【配給】パルコ、ハピネット
【映倫区分】G
【前作】Mr.タスク
【IMDB】4.3/10.0  (およそ9,000人の評価)

【あらすじ】

女子高生のコリーン・コレットとコリーン・マッケンジーは親友同士で、コンビニで一緒にバイトしている。授業もバイトもやる気のない2人だったがヨガには夢中で、怪しい先生のもとでトレーニングに励んでいた。ある日のバイト中、2人は店長不在のコンビニで男の子とパーティを開こうとするが、地下に眠っていた邪悪なミニナチ軍団を呼び起こしてしまう。巨大な怪物を解き放ち世界征服に乗り出したミニナチ軍団から人類を守るべく、壮絶なバトルに身を投じる2人だったが……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレもあるよ!)】

☆0.5/5.0

ほんと、しょーーーーもないですよこれは(笑)

苦痛!最後まで観るのが苦痛!!!

しょーーーーもない理由はまぁあらすじをサラッと読んでもらえれば(いやジャケットの段階で)分かってもらえるかとも思うんですけども・・・
IMDBでも4点台/10点とか・・・これがジョニデとリロデの初共演作だなんて・・・

しかも、観てみてビックリ!お母さんでありジョニデの元パートナー、ヴァネッサ・パロディもちょい役で出てきます!!!
さらにクレジットを見ると「ジャック・デップ」の名前も・・・これってもしかして息子もカメオ出演していたのかな?

家族そろって何してんですか!!!

しょーもない①設定がしょーもない

ヨガ好きJKがバイトしてるコンビニの地下で、長年冷凍睡眠していたナチスがミニナチ(ソーセージみたいなクローン人間)を大量に作って襲ってくるとか大体が意味不明、しかもそいつが巨大怪物を作って世界を襲おうとしてるので大変だ大変だ!「覚えたヨガの技で戦うわよ!!」という流れも意味不明・・・

ツッコミどころが満載というか、まともな部分が何一つないこの設定がしょーもない・・・
コメディとしても観られないですよこれは!!!

しかも更に言うならこの作品、同監督の『Mr.タスク』というセイウチ人間を作ろうというカルト映画のスピンオフ作品なんですって・・・

それ先に言っておいてもらわないと!!

「女子高生がセイウチ人間を救う!」みたいな新聞記事がコンビニに飾ってあったりするし、ジョニデが出てきたときに「セイウチの時の人だ!」みたいな台詞があるのでなんとなく、もしかしたら繋がっているのかな?と思ったんですがまさかスピンオフとは・・・

少なくとも、そちらの作品を先に観ておかないと「このキャラなんなん」という不可解な気持ちになるのは避けられないかもしれませんね・・・。

というか、『Mr.タスク』は観たいと思ってた映画なんですけど、なんとなくこっちを先に観ると『Mr.タスク』の方もしょーもないのかな・・・というマイナスイメージが植え付けられてしまう・・・

しょーもない②無駄な豪華キャスト

主演のリロデに、母親ヴァネッサに、父親ジョニデ

W主演のもう一人のコリーン役のハーレイ・クィン・スミスちゃんは監督の娘だそうで。

プラス、歴史の授業で回想シーンとして出てくるナチ役にハーレイ・ジョエル・オスメントくん。ヨガの先生役にジャスティン・ロング(髭もじゃで金髪だし全く気付けなかった・・・!好きなのに悔しい!!)、カメオ出演ですけどマーベルの重鎮スタン・リーおじさんも出てます・・・!

なんでそうなったの??????(笑)

しょーもない③身内ネタ感

まぁ同じ監督の作品だからメンバーが似てくるのは仕方ないのかもしれませんが、上述した『Mr.タスク』のキャストと結構かぶってるんですよね。

それに加えて家族全員総出って感じがしたり、どうも「身内で盛り上がっちゃったしスピンオフ作ろうぜ!」みたいな悪ノリ感がビンビン!

しかもおもんないからどうしようもないよォ!!!!!

まとめ

意味わかんなさのインパクトは抜群な割には記憶に残らない・・・という悲しい感じの作品。

主演二人のリロデとハーレィちゃんは可愛かったし歌声も良かったです。

とりあえず、セイウチ人間の方も観てみないとなぁ・・・

ちびぞう(@cbz_ewe)でした!

 


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画像引用元:映画.com

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ゾンビ・吸血鬼・人間が同居する、映画『フリークス・シティ』ネタバレ&感想

「なぜビリージョエルの歌詞で説教を?」

またこれはしょーーーーーもなさそうな雰囲気の、ホラーコメディです(笑)

なんと同じ町にゾンビと吸血鬼と人間が同居しているらしい!!パロディもいっぱいです!

主演のニコラス・ブラウンくんは絶対にどこかで観たんだけどなーーーー全然思い出せない。

最近観た映画だと『ワタシが私を見つけるまで』に出演してるっぽいので、それで見たのかもしれません。

”独り”で幸せになる方法?映画『ワタシが私を見つけるまで』ネタバレ&感想

何気に、製作の中に私の応援している俳優さんジョナ・ヒルの名前がありました。最近、『ソーセージパーティ』の製作にも彼の名前がありました。最近はこういうしょーもない系のコメディ作るのに凝ってるのかな・・・(笑)

超絶怒濤のお下品アニメ映画『ソーセージパーティ』ネタバレ&感想

【映画情報】

【原題】 Freaks of Nature
【制作国】アメリカ
【監督】ロビー・ピカリング
【脚本】オーレン・ウジエル
【製作】マシュー・トルマック
【製作総指揮】ロン・シュミット、ジョナ・ヒル、ベン・ワイスブレン
【撮影】ユタ・ブリースウィッツ
【美術】クリス・スペルマン
【衣装】デブラ・マクガイア
【編集】クレイグ・アルパート
【音楽】フィル・アイズラー
【音楽監修】キアー・レーマン
【出演([]内は役名)】

  • ニコラス・ブラウン[ダグ]
  • バネッサ・ハジェンズ[ローレライ]
  • マッケンジー・デイビス[ペトラ]
  • ジョーン・キューザック[ペグ・パーカー]
  • ボブ・オデンカーク[シューター・パーカー]
  • キーガン=マイケル・キー[ケラー先生]
  • パットン・オズワルト[スチュアート・ミラー]
  • クリス・ジルカ[チャズ・ジュニア]
  • デニス・リアリー[リック・ウィルソン]
  • パット・ヒーリー[ゾンビ司祭]
  • エド・ウェストウィック[ミラン・ピナチー]
  • レイチェル・ハリス[ミセス・モセリー]
  • イアン・ロバーツ[チャズ・シニア]

【公開日(日本)】2017年1月24日
【上映時間】92分
【配給】カルチュア・パブリッシャーズ
【映倫区分】PG12
【IMDB】5.9/10.0  (およそ8,710人の評価)

【あらすじ】

アメリカの田舎町ディルフォードでは、バンパイアが上位カースト、人間が中位、ゾンビが下位という制度のもと、住民たちの秩序が保たれていた。ところがある日、上空に無数のUFOが襲来したことによって3種族の共存関係が破綻し、街は壊滅状態に陥ってしまう。人間のダグ、バンパイアのペトラ、ゾンビのネッドら3人の高校生は、手を組んで凶暴なエイリアンたちに立ち向かうが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.0/5.0

こういう、汚い言葉が飛び交うブラックジョークとパロディまみれの映画、ちびぞうはあんまり好きになれるものが少ないんですよね・・・(でも観ちゃうけど)

話の筋としては、ヴァンパイアやゾンビと人間が共存(でも本当はいがみ合ってる)している世界にエイリアンが襲来して、世界がピンチ!種族も関係なしに立ち上がってみんなで敵を倒そう!みたいな内容ですね。

そこにティーン向けラブ要素が入ったり、『バタリアン』『トワイライト』『ウォーム・ボディーズ』、『インデペンデンスデイ』のパロディが詰められていたりします。

クスクス出来るシーンもちょいちょいあって、一番笑ったのはゾンビたちがゾンビ語(ウァ~~とかィエア~みたいな)で会話していて、そこに英語と日本語字幕が出てる場面。めっちゃ『ウォーム・ボディーズ』のパクりですけどね(笑)
それから、なぜかエイリアンたちは”動く無機物”を標的にしているから「全裸なら狙われない!」とかいうめちゃくちゃな話になり、途中主人公たちは全裸で町を歩き回るんですけど、そのあと普通に服を着ているんですよね。で、なぜそれで無事なのかって聞かれて「(この服は)オーガニックコットンなので皮膚と同じなんです」って答えたシーンもアホすぎて笑いました(笑)

脱線

あ、あと「絶対に『トワイライト』のエドワードを意識してるだろ」って感じの吸血鬼キャラが出てくるんですけど(↓この人、エド・ウェストウィックくん)

本物はこちら(ロバート・パティンソン)↓

めっちゃくちゃ似てる(というか寄せてる)んですよ!!!!!

で、こんだけ似てるのに今作のミランというイケメン吸血鬼はほんとうにどうしようもないクズメンとして描かれているので、そこらへんの皮肉もすごい(笑)

脱線終わり。

まとめ

笑えるシーンも確かにあったんだけどなぁ。
でもやっぱり話の筋がめちゃくちゃなので、トータルで見るとくだらないし退屈に感じる場面も多かったしで、最終的には2.0。吸血鬼が体を貫かれると風船のように破裂して死ぬ設定も謎だし、最後に主人公が巨大化?(狼男だったということなんでしょうか)する伏線も伏線になってないしなーーーーー。

友達とくだらないねって笑い合いながら観るパーティムービーとしてはそこそこ楽しめるかもしれません。

あっ!ハロウィンの時に観たりするといいかも!!!!!

 

 


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