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【前編】引き続きおさらい!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』感想&ネタバレ

ヨーホー 掲げよ 髑髏の旗

それ引け ならず者 俺たちゃ 死なない

引き続き、パイレーツ5作目の為のおさらいのため、二度目にはなりますがDVDにて3作目『ワールド・エンド』を鑑賞しました。

『デッドマンズ・チェスト』が私の中で少し期待が外れ、そしてジョニデ人気に火がつくと共に私の中のジョニデ旋風も収まっていってしまったので、「劇場ではもういいかな・・・」と初回もDVDで観ました。

そしてその当時は途中でわけがわからなくなり後半寝てしまっていたような気も・・・します。今回はしっかりばっちり鑑賞!!!いかに感想は変わるのか!?

【映画情報】

【原題】Pirates of the Caribbean:  At World’s End
【制作国】アメリカ
【監督】ゴア・ヴァービンスキー
【脚本】テッド・エリオット&テリー・ロッシオ
【製作】ジェリー・ブラッカイマー
【製作総指揮】マイク・ステンソン、チャド・オーマン、ブルース・ヘンドリクス、エリック・マクレオド
【音楽】ハンス・ジマー
【撮影】ダリウス・ウォルスキー
【出演([]内は役名)】

  • ジョニー・デップ[キャプテン・ジャック・スパロウ]
  • オーランド・ブルーム[ウィル・ターナー]
  • キーラ・ナイトレイ[エリザベス・スワン]
  • ジェフリー・ラッシュ[キャプテン・バルボッサ]
  • ビル・ナイ[デイヴィ・ジョーンズ]
  • チョウ・ユンファ[キャプテン・サオ・フェン]
  • ステラン・ステラスガルド[ビル・ターナー]
  • ジャック・ダヴェンポート[ジェームズ・ノリントン]
  • ケヴィン・R・マクナリー[ギブス]
  • ジョナサン・プライス[スワン総督]
  • ナオミ・ハリス[ティア・ダルマ]
  • トム・ホランダー[ベケット卿]
  • リー・アレンバーグ[ピンテル]
  • マッケンジー・クルック[ラゲッティ]
  • デヴィット・ベイリー[コットン]
  • マーティン・クレッバ[マーティ]
  • デヴィッド・スコフォールド[マーサ―]
  • キース・リチャーズ[キャプテン・ティーグ]

【公開日(日本)】2007年5月25日
【上映時間】169分
【配給】ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ

【前作】3への序章!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ~デッドマンズチェスト~』感想&ネタバレ
【次作】『パイレーツ・オブ・カリビアン ~生命の泉~』
【IMDB】7.1/10.0  (およそ507,000人の評価)

【あらすじ】

世界の海から海賊を駆逐しようと企む東インド会社のベケット卿が、ジャックの宿敵デイヴィ・ジョーンズと結託。彼らに対抗するには9人の“伝説の海賊”の結集が不可欠だが、その最後の1人はデイヴィ・ジョーンズが放った怪物クラーケンの餌食になったジャックだった……。【引用元:映画.com】

【感想&ネタバレ】

☆2.5/5.0

長すぎる。そしてツッコミどころ満載

169分て!前編デッドマンズチェストの151分でもかなり長いように感じたのに!!(笑)

そして今回も複雑に絡み合った脚本が不親切で、かなりのキャラたちが何のために動いているのかを的確に把握しないと、すーぐにわけが分からなくなっちゃいますので、注意深く鑑賞する必要があります。

娯楽大作!ザ・エンターテイメント!!というディズニーの大ヒットアドベンチャーなのにも関わらず「あんまり気楽には観られない」という部分が一番の欠点なのかなぁと。

物語は、2作目のデッドマンズ・チェストの直後からはじまります。

東インド貿易会社がとにかく海賊を駆逐しようと、海賊や彼らに加担した人たちを処刑しまくっている。そうすると、ある歌が歌われ始めるんですね――。

この歌というのがとても重要で”海賊たちよ結束して立ち上がれ!”みたいな自分たちの存在のピンチに歌われる歌らしい・・・?

2からの流れを真剣に追っていると、矛盾に感じる点がいくつも出て来てしまいます。それも残念だったなぁ。

全体の物語の流れ

まず、2の終わりでデイヴィ・ジョーンズの使役しているクラ―ケンに海の墓場(死の世界)へと連れ去られたからジャックを救おうよ!という目的で、バルボッサ率いる一団は世界の果て(ワールド・エンド)へと向かうことにする。という話になっているんですよね。

しかし、今作は、2のラストでデイヴィ・ジョーンズの心臓を最後に手に入れたノリントン卿がバケット卿(東インド貿易会社)に渡したことにより彼は復権。そして、東インド会社がデイヴィ・ジョーンズと(心臓を人質に強制的に)結託し、ディヴィにクラ―ケンを殺させ、フライング・ダッチマン号を操って海賊たちを駆逐し始める。そして、歌が歌われる。ここから物語が始まっているのがすでにややこしい。

ちなみに今赤字で書いた部分は本編で描かれません、そういうことになっていたよ!と後から観客に説明される感じです。

いやそこ結構重要じゃないの!?クラ―ケン・・・!

というかクラ―ケンは使役出来た方が明らかに戦力になるのになんで殺しちゃったのかそこも謎い。(まぁクラ―ケンが東インド会社側についていたらどう考えてもジャック側が勝てなくなってしまうからなんでしょうけど!!!)

歌が歌われると何が起きるのか?

ここでまた新たな事実が発覚。海賊たちの中には選ばれし9人の海賊長という人達がいて、彼らが集まる”評議会”というものがあります。海賊の世界が危うくなると、どうもその9人が評議会を開く。そのきっかけとなるのがあの歌だった――。ということだったようです。

ジャックも海賊長のうちの一人だった

今回、フライングダッチマン号を手に入れた東インド会社と戦うためには、9人の招集と海賊たちの結束が不可欠。しかし、そのうちの一人、ジャックも海賊長であり、彼の参加も必要不可欠。

9人集まってどうしたいのか?

海賊側が勝利する為には、前回(ジャックが生まれるよりも前)に評議会が結束したときに人間の体の中に封印した海の女神『カリプソ』という強大な力を持った存在を蘇らせ、彼女に力を借りる必要がある。そして、封印を解くためには9人の持っている銀貨(封印した時に使ったもの)を集めて儀式をする必要がある。そのためにジャックの持っている銀貨もどうしても必要=ジャックを生き返らせなければ!!という流れ。


とまぁこういう理由で、世界の果てへとジャックを救いに行くという流れになっていくんです。2の終わりでは、単に彼への友好・仲間意識・絆から「救いに行こう!」となっているので

いやいや救いに行く理由がだいぶ壮大になっているなぁ!!

というツッコミ①がまず、最初に見始めた時に出て来ますね。

ジャックを救いに行くにはシンガポール海賊のサオ・フェンの持つ不思議な海図(これがあれば世界の果てへ行ける)が必要で、これをパクりに行くところで、ジャックを救うのではなく評議会に参加して欲しいという話をバルボッサがし始めるので、少しややこしいんですよね。(おそらくサオ・フェンはジャックを憎んでいるのでジャックを生き返らせたいと言うだけでは納得しないと分かっていて評議会の話を先に出したんだと思いますが)結局はジャックを救うためバルボッサがサオ・フェンを騙そうとしていたことが判明

シンガポール海賊との闘いが始まる

戦いの途中で途中で東インド会社が乱入、ウィルは相変わらず父を救うにはブラックパール号が必要だ(それが何故なのかは語られない)とサオ・フェンに手を貸してくれと言っているし、やはり「単純に友好的な理由からジャックを救いたい」だけでなく、それぞれの目的が絡まり合っているまま話が進んでいるんですよね。

もう、誰が誰を裏切っていて誰が誰と手を組んでるのかが非常に!!わかりにくい!!

そして海図を手に入れ、ジャックを救いに行く一行。


物語の流れの途中ではありますが、【後編】引き続きおさらい!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ~ワールド・エンド~』感想&ネタバレへ続く!!

 

 


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【後編】3への序章!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ~デッドマンズチェスト~』感想&ネタバレ

どうもちびぞうです!( ´ސު`)

※こちらの記事は、【前編】3への序章!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ~デッドマンズチェスト~』感想&ネタバレからの続きの記事になっています!

ここのページから来てしまったか方はぜひとも上記の前編の方からお読みくださいまし~!

では続き

簡潔に言えばみんなの目的は

  • ジャック→13年前にブラックパール号の船長にしてもらう代わりに13年経ったら彼の船で働き続けなければいけないという契約をデイヴィ・ジョーンズと交わした。「13年経ったよ」ってデイヴィさんのとこで働いてるビル・ターナーが教えに来てくれたから、働きたくないしこのままじゃクラーケンに殺されるから逃げ出さなきゃ!!そして彼を制御するために彼の心臓の入った箱「デッドマンズ・チェスト」を手に入れなきゃ!
  • ビル・ターナー(ウィルの父親)→バルボッサが8年前にジャックに造反を起こした時に反対したせいでバルボッサに海の底に沈められてしまった。しかしアステカの金貨の死の呪いのせいで死ねないので、その苦しみから救われるためにデイヴィさんと契約をして彼の船で働くことにする。そしたらいきなりデイヴィさんの船に息子のウィルが現れたので息子を救うために命かけるぞ!!
  • ウィル・ターナー→結婚式当日に「ジャックを三年前に逃がしたよね?」と逮捕される。しかしジャックのコンパスを手に入れれば釈放してやろうと約束してもらったので、頑張ってジャックを探す。すると、「デッドマンズ・チェストを手に入れたらコンパスあげるしエリザベスも幸せになるよ!」とジャックに騙されてデイヴィの船にたどり着くことに。そこでパパンが働いてて驚いたけど、なんとか心臓を手に入れてパパを救うと誓うよ!!
  • エリザベス・スワン→結婚式当日に新郎と一緒に逮捕されてしまう。ジャックを探して旅立った婚約者を追って自分も大冒険する。だけど途中でジャックに口説かれて何故か心揺れたりもするよ!男三人でキンキンと(砂浜の殺陣シーン)アホか!とツッコミ役に回ったり。
  • ジェームズ・ノリントン(元提督)→ジャックを逃した件で海賊の集まる港で落ちぶれる廃人になってしまう。しかし、ジャックが船乗りの募集をしていたのでとりあえず参加することに。心臓を手に入れてベケット卿に渡せば復権出来るかもしれない!自分も心臓を手に入れるぞ!
  • ベケット卿→おそらく東インド会社の力を強めるためにジャックの持っている「その人が今一番に望むものを指し示すコンパス」が欲しい。ついでに心臓も欲しいな~
  • デイヴィ・ジョーンズ→海のように気まぐれな女と恋に落ちた辛さから自分の心臓をくり抜いて箱にしまってどっかに置いておこう、とかいう超絶ロマンチスト。自分と契約した人がちゃんと働かないとクラーケンを使役して殺しにかかったりする。おそらくこの人のやってる事が一番シンプル。でも何故か陸に上がれるのは10年に1度だけとかいう縛りがある。(多分この先10年はデイヴィさんに襲われずに済むよという脚本上の都合)

全く完結じゃないじゃない感じになってしまったんですけども、これだけの登場人物がそれぞれの目的のためにバラバラに動いていて、さらに一作目で登場したバルボッサの部下とかのコメディ要素もあったり、派手なアクションシーンも織り込まれているし、作中では詳しく誰が何の目的で動いているのかあまり語られない(特にジャックが何をしたいのかが不明瞭)。

しっかり説明されれば納得は出来る。でも、もうちょっとなんとか綺麗にまとめられなかったのか・・・この一言につきます。

特に最後の戦いのくだりが一番いらんかなって劇場でも思った記憶がよみがえってきました(笑)長すぎるよねぇ少し・・・内容と尺のバランスがものっそ悪い。

誤魔化しきれない不自然さ

  • 殺されて棺桶に入れられて海に捨てられた、その棺桶の中からのジャックの登場シーン
  • バルボッサのサルがいきなり現れる
  • コンパスが動くようになってる!!
  • ジャックの帽子を持ってるってだけでクラーケンが襲う適当っぷり
  • 『グリーン・インフェルノ』を思い起こさせる原住民(テレコス族)に捕まった上になんでそこの長がジャックに!?!?
  • トルトゥーガでの乱闘騒ぎ
  • 100年も働いてると船と同化しちゃうよねってサンゴみたいになってるおじいちゃんの説明の中途半端さ。そこまで言うなら全部言ってよ!!
  • ディヴィさんが寝てる間に鍵を奪われちゃう迂闊さ(簡単さ)
  • なのにジャックに手錠をはめるためにキスするエリザベス(そこまでする必要ある?という)
  • 結局ノリントンさんかーい!

いーっぱいありましたね。え?なんでそうなる?みたいなツッコミどころは。ジャックとエリザベスの間の恋模様的な噂もコンパスの指し示す向きがどうのこうのとあるみたいですが、個人的にジャックには「真実の愛や、一人の女との恋路、家族愛や友情よりも命を賭けた大冒険や宝の発見が生き甲斐で何よりも海と船を愛している男でいて欲しいと思っているので、あまり認めたくないですね・・・。話がぶっ飛ぶけどもワンピースのルフィに求めてる感覚に近いのかな。ルフィがガチで恋愛し始めたらなんだかイヤ・・・というよく分からないキャラ像(笑)

笑えたり楽しいシーンもある!

上でも書きましたが、テレコス族からジャックが逃げるシーンのピタゴラスイッチ感とか、ボーンケージに捕まって谷間に落とされたウィルたちがうまくケージを揺らして崖の木を掴もうと頑張るシーンは楽しくて笑えました(笑)

それから、デイヴィさんがパイプオルガンを弾くシーンはかっこいい!!!なんだか悲しげな旋律で、今も愛したひとを想っているのかな・・・と思わせる切なさがあります。

 

エリザベスにコンパスを持たせることで、箱の場所をコンパスに指させる作戦もなるほどなと思いましたねー。

3人の男がしつこく殺陣をした後での水車の上での殺陣シーンも、相当すごいな!!と思いました(スタントマンが)。降りればよくない?というツッコミはさておき、見所なアクションシーンだと思います。

ちなみに小ネタとして、エリザベスがジャックにキスするシーンはウィル役のオーランド・ブルームの台本からはカットされていて、二人のキスシーンを目撃した時のウィルの驚いた表情は本物らしいですね(笑)面白い演出するなあ。

最後にテンションがだだ上がり!!!

えっ!?えっ!?本当にジャック死んだの!?と信じられない気持ちの中、みんなで生き返らせに行こうか・・・という話に。なるほどそれで3に繋がるのね~・・・と思っていたらここで「そのためには海を知り尽くしているこの男が必要だろう・・・?」と

満を持してキャプテン・バルボッサさんの登場ですよ!!!!

超絶カッコよかった!!!階段降りて来てリンゴしゃくるだけなのに!!!(笑)しかもまた不死になってるから味してないのに!!(笑)

1→2までの間にバルボッサの事も大好きになっていた私は、最後が一番テンションが上がってしまいました。パンフレットを確認するとキャストのところにも名前が載ってないんですよね~~~~シークレットゲスト的な感じで3はバルボッサが活躍するよ!って最後にドーンとメインディッシュ出されてもう「はやくつぎ、はやくつぎぃくださいぃ」な状態です。本当にずるいです。(ぶっちゃけティアさんのところでバルボッサが出て来るのも不自然っちゃ不自然だけどもう関係ない)

まとめ

何度も書いていますが前後編にしたことで無駄が増えてしまった印象。もっと、子どもにもわかりやすいエンタメ作品のままでいて欲しかったですね。

ただ、3でジャックを助けに行かねば!!という繋ぎ方が上手だし、次も観に行こうという気にはさせるいやらしい終わり方でしたね。

キャラクターの個々の魅力がとても強い作品なので、それらを活躍させるところに重点を置いているからこそ脚本がごっちゃごちゃになってる感はあります。それでも、大好きな海賊たちが真面目にドタバタしてるところが観れればそれでいいんだ!!というファンの方には安心して楽しめる作品かと思います(笑)

 

 


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【前編】3への序章!映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズチェスト』感想&ネタバレ

デッドマンズ・チェストには 15人 ○○された♪

ヨ~ホ~ホ~ ラム酒を飲み干そう♪

パイレーツおさらい第二弾ということで、二作目である『デッドマンズ・チェスト』をDVDで見返しました!前回がかなり面白かったので、やっぱり期待してしまいますよね!!

特に私は今回の敵役であるデイヴィ・ジョーンズ役のビル・ナイが大好きでして・・・(まさかここまで原型なくさせられるとは)。劇場で観るしかないですよね!!

何気にステラン・ステルスガルドさんも出てたんですねー、当時はまだ知らない俳優さんでした。

パンフはこんな感じ。

相変わらず、背表紙のある分厚さ。なんと!!!!!!!!!

50Pという驚異のページ数です!!!!!

こ、これで税込み700円!?!?!?信じられない

ディズニーの本気を見た・・・(どれだけ期待をかけていたかがわかりますねまぁその結果としては

ちなみに先に言っておきますがこの映画は話が非常にややこしい構成になっていて、パンフ内のストーリー解説がかなり親切でわかりやすいです。パンフレベルで親切な脚本にしてほしかった。

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フィルム・オーケストラで観る!『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』感想

ヨーホー♪ヨーホー♪ 海賊の暮らし♪

先日、2017年7月1日土曜日に、映画仲間たちと東京国際フォーラムで行われた、

『Film ∞ Orchestra ~Japan Tour2017~』にて、『パイレーツ・オブ・カリビアン ~呪われた海賊たち』を鑑賞して参りました!!

なんと、日本初上陸だそうで!非常に貴重な体験をすることが出来ましたー!

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映画『クレヨンしんちゃん ‐ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん‐』ネタバレと感想

「「俺が、家族を守る!!」」

クレヨンしんちゃんの映画を観るのなんて何年ぶりだろう・・・!!昔観たしんちゃんの映画だと『ヘンダーランドの大冒険』を観たのがすごく強く残ってますね。あの雰囲気好きだったな~。

声優の遊佐浩二さんが出演してらっしゃるという前情報+映画好き仲間たちに「ロボとーちゃんは良いよ!!」と後押しされるかたちで観賞しました(´ω`)

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】高橋渉
【脚本】中島かずき
【原作】臼井儀人
【作画/絵コンテ】池端たかし、高橋渉、湯浅政明、猫賀大介
【音楽】荒川敏行、宮崎慎二
【主題歌】きゃりーぱみゅぱみゅ -  ファミリーパーティー
【声の出演([]内は役名)】

  • 矢島晶子[しんのすけ]
  • ならはしみき[みさえ]
  • 藤原啓治[ひろし]
  • こおろぎさとみ[ひまわり]
  • 武井咲[段々原照代]
  • コロッケ[頑馬博士 / ”契り”歌唱時の黒岩]
  • 遊佐浩二[黒岩仁太郎]
  • 一木美名子[小女鹿蘭々]
  • 真柴摩利[シロ / 風間くん]
  • 林玉緒[ネネちゃん]
  • 一龍斎貞友[マサオくん]
  • 佐藤智恵[ボーちゃん]

【公開日(日本)】2014年4月19日
【上映時間】97分
【配給】東宝
【映倫区分】G

【あらすじ】

ある日、ぎっくり腰を治しにマッサージに出かけたひろしが、突然ロボットになって帰ってくる。妻のみさえは驚き戸惑うが、ロボットになったひろしは料理も家事もでき、リモコン操作も可能で便利だった。しかし、それらはすべて、家庭での立場が弱くなってしまった日本の父親たちの復権を目論む謎の組織「父ゆれ同盟(父よ、勇気で立ち上がれ同盟)」の陰謀によるもので、やがて正気を失った父親たちによる「父親革命」が勃発。野原家や春日部市は崩壊寸前の危機に陥るが、ロボットのひろしが息子しんのすけとともに立ちあがる。【引用元:映画.com】

【感想&ネタバレ】

☆2.9/5.0

思った以上に楽しめました!そして泣けました!ロボとーちゃんがズルいですね~ほんとに(笑)

ちょうどイイ怖さと笑い!

ひろしがロボになった直後、画面がひろし視点になる演出がすごく良いです。周りの人の「ひぇっ」という反応を見て、どんな風になっているんだろう??と怖くもあり、ワクワクもある!

そして家に帰って驚愕するみさえ↓

と会って初めてロボとーちゃん登場!!

その見た目が結構エグい!!

ドラえもんとかもそうですけど、クレヨンしんちゃんも映画版になると不思議な怖さを醸し出してませんか?

唯一覚えているヘンダーランドも、結構子どもながらに怖かった記憶があるんですよね・・・。

絵コンテを担当された方の一人、(今、『夜は短し歩けよ乙女』や『夜明け待つルーのうた』で話題の)湯浅政明さんが今作とヘンダーランドに参加されているという共通点を発見したので、同じ雰囲気の怖さがあったのかも!こればっかりは他の映画も観てみないと分からないですが!

そんなさりげない怖さの中にちりばめられたしょーもない笑い(笑)

ロボットになったひろしの乳首っぽいボタンを押すとロケットパンチが発射されたり、燃料になる灯油を尻の給油口から入れるとかいうほんとくだらない下ネタ(笑)

家に来た婦人警官に給油するシーンを見られ

「野原さん、ギリギリですよ」

とツッコミ入れられるシーンとか爆笑でした(笑)

この不気味さとシュールさと笑いのバランスが凄く楽しいですね!

しかも!

中盤から切なさが増していく!

実はロボとーちゃんは改造されたひろしではなく、生身のひろしの記憶を埋め込まれただけのロボットだったという事が途中で発覚します。

本物のひろしが戻って来ると、その驚愕の真実にアイデンティティが崩れていくロボとーちゃん。

家に帰った後でも「自分の方が本物だ」とひろしと張り合ったり、「自分の方が上手い料理も作れるし便利だぞ」とアピールしてみたり、腕相撲でひろしに勝ってみたり、

コミカルなシーンではあるものの切ない。(ひろしの顔(笑))

そしてそして、敵からしんのすけとみさえの命を守ったのにみさえはロボとーちゃんを素通りして本物のひろしに抱きつく!あのシーンは本当にロボとーちゃんが可哀そうで、切なくて泣きそうになりましたね・・・!!

ラストはターミ○ーターばりのかっこよさ!

ロボとーちゃんが自分は本物のひろしではないと認めるか、認めないか、そこは分かりませんがみさえとしんのすけを守って死ぬ感じの終わりかなーと予想していました・・・しかし!

最後にぼろぼろになりつつ、ひろしと腕相撲で再び勝負。この展開は予測してなかった。

二度目の勝負の時はロボとーちゃんの方がボロボロだったなので良い勝負になりつつも、最後はひろしが勝てる流れだった。だけど最後にロボとーちゃんに負けを認めさせたのは、みさえの

「あなた、頑張って!」

という声援。しんのすけはロボとーちゃんの事もひろしとして扱っていましたが、みさえは最後までロボとーちゃんをひろしと認めなかった。

”父でありながら夫である”という、その両方を成り立たせられない自分は偽物だ・・・と悟ったんでしょうかね。ひろしに勝ちを譲った感じに見えました。切ないですね。

ロボとーちゃんとしんのすけの絆がもうター○ネーターのそれですよね・・・!まさかこんな、ロボットのアイデンティティを問う、地味に深くて切ない映画だったとは。

ラストの戦いがもうめちゃめちゃ(笑)

序盤のロボットアニメ(カンタムロボ)の戦いを伏線に、ラストで巨大ロボで戦う流れはまぁ分からんでもないんですけども

なんで五木ひろし?(笑)

50周年を祝いたいのは分かったから!五木ひろしのモノマネをしたコロッケさんにしか見えない巨大ロボがラスボスで、「こぶしウェーブ」とかいうこぶしを利かせた歌声で攻撃するという技がほんとに面白かったんですけども(笑)

しかもえげつないほど強い(笑)しかし

全く意味が分かりません!!!

 

・・・?え?もしかして、ひろしとひろしを掛けて、五木ひろし?(笑)え、ひろしVSひろし?今それに気付きつつあるんですけど・・・まさかのダジャレですか?(笑)

まとめ

思った以上に切なく、思った以上に笑えて、大人も子どもも楽しめるっていうのは確かだなぁと思いました。

目当てだった遊佐浩二さんはかなり重要な役柄だったにも関わらず中盤ほとんど出て来なかったので思った以上に遊佐さんの声が聞けなくて残念でした!!(笑)

この人。鏡大好きなナルシスト警官。しかし、彼も切ないキャラだったな・・・。

 

ロボットが自我を持つSF系の作品が好きな方にはオススメです、ロボット系映画のオマージュも沢山あるようなので(私は全くわかりませんが)ロボット映画好きの方にもオススメです!

子どもと観るのも良いですが、良い大人になってから友達同士でツッコミ入れながら観るのも楽しいですよ!!(笑)

 

 


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有名すぎるあのミュージカルが映画化『ANNIE/アニー』ネタバレ&感想

NO!と言う人は、YESと答えるのが怖いから。

特にミュージカル映画には興味がない私なので、これも観る予定はなかったんですが、たまたま録画されていて・・・(笑)

なんとなく、流し見することに。結局なぜかまた観たくなって2回観ましたが。

ちなみに吹き替え版でした。

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救えるのは●●の愛だけじゃない!ディズニー映画『アナと雪の女王』ネタバレ&感想

だってもう自由よなんでもできる

どこまでやれるか自分を試したいの

第86回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞、「Let It Go」も主題歌賞を受賞!!

日本でも記録的的ブームを巻き起こした『アナと雪の女王』です!

この映画の凄さは語らずとも皆分かっているであろうと思いますので、サクサクとパンフの紹介から!

こんな感じ。ちなみに裏表紙はアナ。対比が素敵ですね~

ディズニー作品のパンフレットは毎回、この真四角サイズで統一されているようです。お値段は34ページ(もちろん背表紙のある厚み)で税抜き667円。

ちなみに同時上映の短編はこちら『ミッキーのミニー救出大作戦』!味わい深くて懐かしい!

 

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ディズニーの深すぎるCGアニメ映画『ズートピア』感想

JUST ZOO IT!!

あまりディズニーっぽさの無い、CGアニメが来ましたね~!

この記事を書いている時点でズートピアを検索すると「ハリウッドの脚本家がズートピアは盗作だと訴えを起こす」というニュースが引っ掛かりますが…(笑)大丈夫なんでしょうかね。ゲーリー・ゴールドマンって知ってるぞと思ったらゲイリー・オールドマンと間違えただけでした(笑)金男さんの方は『トータル・リコール』なんかの脚本さんなんですね。結構大物。

こういうニュースってけっこう、最終的にどうなったかまで報じなかったりするので(本国ではどうなのかわかりませんが)、モヤモヤしたまま終わる事が多いです。

さて!なんだかとてつもなく面白いぞ!という空気に押されて私も劇場へ足を運びましたー

パンフレットはこんな感じ!

 

出ました!!背表紙のあるふっといパンフレット!!!ほぼほぼ真四角なかたちも可愛くていい感じです!

中開きするページも二か所あってそこも合わせると全部で36ページ!しかし税抜き667円!やすい!ファンタビのパンフもこれくらいの値段にして欲s

ズートピアの各エリアの説明もどの場所がどこにあるかと一緒に載っていたり、コンセプトアートがあったりして、更に動物学者である新宅広二氏がキャラの解説をしているページが非常に興味深い…!ズートピアならではの良さがたっぷりなパンフでした^^。

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ハリポタワールド再び!映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』感想

今度の魔法は、もっとすごい。

 

遂に来ましたねー。ハリポタ新シリーズです。

ちびぞうは青春時代にハリポタ原作を読んで大ハマりしていまして、このシリーズは本当に大好きなんです。映画の方は尺の関係上はしょられまくりなところが気にかかったりはしましたが…最終的には大満足でしたね!映画版ハリポタの感想もそのうち…書いていけたらなと思います!

…と書きつつも実はこの映画の原作にあたる「幻の動物とその生息地」は未見だったりします(苦笑)

ちなみにこの本はハリポタシリーズ一作目の賢者の石にも登場しているハリー達が学校で使っている教科書で、今作の主人公ニュート・スキャマンダーがこの作品の後に執筆したという本です。ハリポタファンはそれだけでもワクワクしちゃいますよね!

 

今作は原作者のローリングさんが脚本初挑戦だそうで…そこが吉と出るか凶と出るか、といった感じでしょうか。

さて!ポスターからも主人公ニュートがハッフルパフ寮の出身かなと想像を掻き立てられますねーーー(マフラーの色が寮カラー)

ということでいきましょう!まずはパンフレット!

見て下さいこの表紙!めっちゃ綺麗でワックワクしますね!!雰囲気バッチリです!

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ティム・バートンの映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』感想

それは時を越え、永遠のこどもたちが暮らす秘密の楽園

 

ティム・バートン版X-MENとか言われてるやつですね!(笑)

特殊能力を持った子ども達がたった一日を永遠に繰り返す、というあらすじを聞いただけでワクワクが止まらなくなってしまいましたのでバッチリ劇場へと観に行ってまいりました!!

パンフはこんな感じです!

イイですね~とっても雰囲気出てます!スタンダードな縦長のかたち。30ページで税抜き667円。

さてではいつもどおり映画の情報から。