等身大のひとりの人間として生きる彼らを通して、ヒーローという文化を感じて頂ければ幸いです―――
どうもーーーーちびぞう(@cbz_ewe)です!
本日は、愛知県名古屋市中区栄にある名古屋市科学館で2018年3月17日(土)~6月10日(日)までの期間行われている
『マーベル展 ~時代が創造したヒーローの世界~』
に行って参りましたのでそちらのレポートを書いていきたいと思いますー!
名古屋市科学館の公式サイトはこちら。
マーベル、ディズニー公式のサイトはこちら。
名古屋市科学館ってこんなところ
画像引用元:wikipedia
ちょっと外観の写真を撮り忘れてしまってしくったなぁーと思いました。とりあえずウィキさんから引用させて頂きます。見た目はフジテレビ銀のドームが宙に浮いているすっごく近未来的なデザイン!!!
この丸い球の中に、「世界最大級」と言われているプラネタリウムが入っています!!!
2011年にリニューアルされて世界最大級となったプラネタリウムは、当時予約のチケットもなかなか取れず当日券では到底入れない・・・という感じでしたが、今は落ち着いてるんですかね。でも今でも土日でしたら予約を取って入るのがオススメだと思います。
いざ科学館へ!!
ちなみに科学館に併設されているカフェ&レストランには、マーベル展限定のメニューがいくつかありました。
ちびぞうは昼ご飯を科学館すぐそばのすき家で済ませてしまったので涙の満腹状態・・・!!(;;)今回はどれも食さず終了・・・。
さぁ中へ!!!
マーベル展のチケットは以下の通り。()内は前売り券の値段です。
- 一般1,200円(1,000円)
- 高大生700円(500円)
- 小中生500円(300円)
ちなみに、こちらのチケットでプラネタリウム以外の科学館の普通展示も見れます!!!!
入り口入ってすぐの巨大ポスター
ハァハァ興奮してしまいますね!!!!!!!!
チケットカウンターはこんな感じ!!!
ハルクもいました!!!!等身大ハルクと思われます!!!!
ははははは迫力がしゅごいよぉおおおおおおおお!!!
筋肉すっごいです血管浮きまくりです、この緑の色合いも表情も最高。
入り口のお姉さんにチケットを見せて入場。
マーベル展は地下二階の展示室で催されていました。
最初にスタンリーおじさんがご挨拶
と言っても映像だけですが!(当たり前)
入り口を入ってすぐに、マーベルの伝説的原作者でありマーベル・メディアの名誉会長でもあるスタン・リーおじさんの挨拶の映像が流れていました。
ここからはもちろん、画像や動画などの撮影は禁止。じっくりガッツリ舐めるように鑑賞しましょう!!!
ちなみに平日なのもあってか、開始から時間が経ってるのもあってか割と空いていて映像や展示物はストレスなく見ることができました。
エクセルシオール!!!という言葉を映像の締めにスタン・リー御大から聞けます。
この言葉は彼が漫画の編集後記の締め括りに使う言葉で有名だそうで、ラテン語で「さらに高く」や「さらに上へ」と言った意味合いがあるみたいですねー。
関係ないですがジャンプの『僕のヒーローアカデミア』でも「”Plus Ultra”(更に向こうへ)」という言葉が使われているのを思い出しました。アメコミ好きの堀越耕平先生がスタン・リーの言葉に影響されている可能性はとても大きそうですよね・・・!
5つのゾーンに分かれている
『コズミック&ミスティック』・・・超常世界で活躍するヒーローの世界。
『グローバル』・・・世界を股にかけて活躍するヒーローの世界。
『ローカル』・・・隣人として身近に活躍するヒーローの世界。
『シネマティックユニバース』・・・作品ごとのヒーローが手を組み悪に立ち向かう!
『サイエンスエリア』・・・名古屋市科学館限定の展示!!
このようなゾーンに分かれていて、様々な視点からヒーローを楽しめます。
マーベルという会社の成り立ち
アメリカにおけるコミックとは?マーベルとは?についての展示があり、マーベルの歴史と銘打たれた映像が流れていました。(Pulp to Pop!というドキュメンタリー映像かな?)
以前このブログでも感想を書いた、『マーベル・スタジオの世界』というドキュメンタリーと似たような感じでしたね。
ここらへんで、社会に起きた歴史的出来事と一緒にマーベルの会社の変遷を年表で知ることが出来ます。
スタン・リー、そしてスパイダーマンを彼と共に生み出したスティーブ・ディッコ、ファンタスティック・フォーやX-MENを創り出したジャック・カービーなどのクリエイターの紹介もありました。
原画も随所で見られ、ジョン・ロミータ画の「マイティ・マーベルカレンダー1975」の原画や「ヤングメン#26」、ジム・スターリン画の「ウォーロック#6」の原画などがありました。
衣装やミニチュア・フィギュアの展示も!!!
ちびぞうが愛してやまないロキたんの衣装、ソーの衣装と彼の武器であるハンマー・ムジョルニア、ドクター・ストレンジやスターロード、世界大戦時のキャップの衣装、キャップの盾(割れたバージョンも!)グルートの顔のマスク?などもありました!!
『アイアンマン3』から損傷したアーマー(マーク42)もありましたよ!!!!
どれも迫力があって、感動して涙が・・・。
特に、ブラックパンサーの衣装の細かい模様がまさに職人技って感じで素晴らしかったですね・・・。
シビル・ウォーでブラック・ウィドウ(ナターシャ)が着ていたドレスもあったんですけど、すごくかわいかったです・・・(大したことない感想しか言えない)
そこではキャップの俳優さんであるクリス・エヴァンスをいかに小さく映すかという技法についてのドキュメンタリーが流されていてとっても興味深かったです。
天井にも巨大スクリーンがあって、アベンジャーズの面々の個別インタビューが流れていました。
全体を通して散りばめられていたコンセプトアートも素晴らしかったです。
シネマティック・ユニバースのゾーン
ここでは、マーベルスタジオの社長であり映画プロデューサーのケビン・ファイギのインタビュー映像が。コニチワ~とか言ってました(笑)
そして、MCUの『スパイダーマン:ホーム・カミング』までのすべての作品がフェイズ(段階)ごとに全て紹介されていました。
日本人アーティストの作品も!
カルチャーと銘打った展示コーナーでは、「マンガバリアント」と言ってマーベルが日本人アーティストとコラボしたバリアントカバー(別種表紙)が飾られていました。
バリアントカバーというのは、中身はそのままに表紙だけ特別なものに差し替えたカバーの物のようです。
村田雄介、寺田克也をはじめとする様々なジャンルで活躍する日本人アーティストのカバー作品が見られました。
そのゾーンではマーベル・エンターテイメント・チーフ・クリエイティブ・オフィサーであるジョー・ケサダのインタビュー映像と、それから本物のマーベル・コミックが10数冊、手に取って読めるようになっていました(中身はもちろん英語)
75周年の記念カバーアートの展示や、マーベル展を記念して描かれた真島ヒロ、村田雄介(登場2回目!)、ゆでたまごのイラストもありました。
待ちに待ったフォトスポット!
マーベル展のラストを飾るのは、アイアンマンのアーマー(マーク1~4まで)がまるで社長の自宅のように並んでいる感動のフォトスポット・・・!!!
わぁああああああんんんんんんんn感動ぅううううううううううう!!
一番最初のマーク1、これが全ての始まりです。
このデザインでもめっちゃかっこいいと思います!!!私は!!!
マーク2、まだカラーが決まってない時ですね!!!
カラーが決まったマーク3!!!現在のアイアンマンの原型となっているかたちにようやくたどり着きました・・・!!!
マーク4!!!だいぶ洗練されてきましたね!!デザインが!!
どれも目の前で見ると最高に迫力があってセンスがほとばしっていて最高です・・・この中に社長がはいったのか・・・!!!
いやすいません、レプリカでした(笑)
壁には歴代アーマーが全て並んだパネルが飾られていましたよ!!!
もちろん、アップでも写真撮りまくりました(笑)
そこのフォトスポットには、他にどんなドラマやアニメ、ゲーム化があったかの紹介パネルが貼られていました。
名古屋市科学館、限定展示!!
マーベル展の最後の最後に、科学館らしい展示がありました!
- アークリアクター プラズマからエネルギーあ取り出せるか?
このコーナーではプラズマ発生の実演も定期的に行われていました。 - スーツで強くなれるの? →こんな水着があるよ!
- ソーのハンマー・ムジョルニアに模したミニハンマーで真鍮、アルミニウム、制振合金を叩いてみよう!
- キャップの盾 鉄の強さって??
- アントマン 原子ってあやつれるの?
- ファルコンのように翼をつけて空を飛ぶ!ジェットマンことイブ・ロッシー
こんな感じで、ヒーローの個性から現実的な科学のお話に持っていく展示の仕方、すごく興味深いしすっごく微笑ましかったです(笑)
これなら、科学の興味の入り口としては十分ですよね!!
そして出口近くにあるショップでグッズを物色。
特にはお買い物はしなかったんですが、マーベル展限定グッズとかずるいなぁ・・・欲しくなっちゃいますね。でもこういうグッズって集め始めるとキリがないんだよなぁ・・・。
まとめ
もう舐めるようにじっくり見て来ました!!!!!すごく楽しくてすごく充実した時間になりました!!!
ちびぞうは原作のアメコミは全く読んだことがない映画だけのファンなのですが、それでも十分に楽しめました!やっぱりMCUの作品は全部追いかけておくと、よりその世界観に入り込めると思います!!
個人的に気になったのは、キャプテン・マーベルの展示・・・。
彼女はまだ映画には登場していないキャラですが、そのコスチュームの胸のマークが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で登場したんですよね・・・。
今後最も注目していくべきキャラクターなのかなーと言う感じがしました。
それから、これも映画には登場していないですが、声に破壊の力があるという「ブラックボルト」というヒーロー!普段は喋らないというこの個性的なキャラクターに惹かれてしまいました・・・!今後、どこかでお目見えできると良いなぁと思っています。
今いるアベンジャーズやX-MEN、ファンタスティック・フォーなどのヒーロー以外にも、映像化されていないヒーローの紹介などもあって新しい興味となりました、とても楽しかったです。
マーベルファンの方はぜひとも行って頂きたい!