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双子の恋人を別々に愛す女。映画『二重螺旋の恋人』ネタバレ&感想

私が愛した男は、何者なのか。

どうもちびぞうです!!!お久しぶりです!!更新が停滞気味ですね!ダメですね!少しずつでも更新していきます!!!

ちょっとこの記事から私、新たなタグをつけたいと思います。その名も「途中で寝ちゃったから見返したいシリーズ」・・・。いや、ほんともうね、夜行バスでほとんど寝てない日の午前中に観に行ったのも良くなかったと思うんですけど・・・。

以前書いた、ヒューマントラスト渋谷さんに行ってきたよ!の記事の時に観たものです!!

ヒューマントラストシネマ渋谷:東京【素晴らしきミニシアターの世界】2館目

『スイミング・プール』『危険なプロット』のフランソワ・オゾン監督作品。ゆえに期待値も上々でした。主演は『17歳』で主人公を演じたマリーヌ・ヴァクト!監督との再タッグですね!

画像の変化が面白くてうっかり遊んでしまう公式サイトはこちら

ちなみにパンフはこんな感じ!

奥にいる人物はおそらく彼女の恋人。ピントが合っていないところがミステリアスな雰囲気を演出していて良いですね。こちらのパンフわりとペラくて22Pしかありません。その代わり税込み700円。キノフィルムズさんらしいオシャレなデザインになっています。

【映画情報】

【原題】L’amant double
【制作国】フランス
【監督/脚本】フランソワ・オゾン
【原作】ジョイス・キャロル・オーツ『Lives of the Twins』
【製作】エリック・アルトメイヤー、ニコラ・アルトメイヤー
【撮影】マニュ・ダコッセ
【美術】シルビー・オリビエ
【衣装】パスカリーヌ・シャバンヌ
【編集】ロール・ガルデット
【音楽】フィリップ・ロンビ
【出演([]内は役名)】

  • マリーヌ・ヴァクト[クロエ]
  • ジェレミー・レニエ[ポール/ルイ]
  • ジャクリーン・ビセット[クロエの母親/シェンケル婦人]
  • ミリアム・ボワイエ[ローズ]
  • ドミニク・レイモン[婦人科医/アニエス・ウェクスレル]

【公開日(日本)】2018年8月4日
【上映時間】107分
【配給】キノフィルムズ
【映倫区分】 R18+
【IMDB】6.2/10.0  (およそ7,100人の評価)

【あらすじ】

クロエは原因不明の腹痛に悩まされ、精神分析医ポールのカウンセリングを受けることに。痛みから解放された彼女はポールと恋に落ち、一緒に暮らし始める。ある日、クロエは街でポールに瓜二つの男性ルイと出会う。ルイはポールと双子で、職業も同じ精神分析医だという。ポールからルイの存在を聞かされていなかったクロエは、真実を突き止めようとルイの診察室に通い始めるが、優しいポールと違って傲慢で挑発的なルイに次第に惹かれていく。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!!)】

☆2.5/5.0

寝ちゃったのでまともに書けないだろって感じなんですけども・・・。とりあえず評価としては”普通に面白い”の2.5としておきます。こちらのタグはまた後々DVDで見返したら追記する予定なので、今は中途半端な感想になってしまって申し訳ない。

前置き終わり。

上で並べたオゾン監督作品はわりかし好きなので、期待値は上々だったんですけども・・・今回はちょっと淡々としていて引き込まれる感じが少なかったです。

主人公と恋人になった精神科医に偽名疑惑が浮かび上がり、更にその偽名を名乗る同じ顔の男性が現れる。彼は恋人の双子の兄弟だというけれど、でも恋人は「自分に兄弟はいない」という。何が真実なのか???というミステリーを主軸に、二人の正反対の男性(しかし顔は同じ)に同時に惹かれていく女の不思議な恋愛模様を描いたお話になっているんです。

ちびぞうは思ったより濡れ場多いね?????と思いました。

ちょっとしつこいかな????性的な意味合いが何を表現しているのか把握する前に眠気が・・・そして肝心のオチも(エンディングの時までには覚醒していたはずなのに)どんなのだったか忘れてしまいました(ヒェー!!)

ポールをいる時にはルイを想い、ルイといる時にはポールを想うという不思議な感覚は「人間は決して満足しない」とか「ないものねだりしちゃうんだ」みたいなことが言いたかったのかなぁ。

劇場で観たんですけど、だいぶハァハァ呼吸音が目立っていた印象。さすがR18+。
また見返してしっかり観たら評価が変わるか謎ですが。今のところはこんな感じで締めたいと思います(笑)

 

 


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な行

元夫から届いた小説の内容とは。映画『ノクターナル・アニマルズ 夜の獣たち』ネタバレ&感想

20年前に別れた夫から送られてきた小説。
それは愛なのか、復讐なのか。

なんだか若干、エロティックサスペンスっぽいタイトルでレンタルしにくいなーって感じがするんですけど、あらすじを見てみると全くそういう系の映画ではないのが分かります(笑)ちびぞうです。なんだかすいません(笑)

えー、主演はスーパーマンの恋人役で有名なエイミー・アダムスと、『プリズナーズ』『ナイトクローラー』などダークな映画に出たら映えまくりな鬱俳優のジェイク・ギレンホール!!(ちびぞうも大好き!!)

監督・脚本を手がけるのは『シングルマン』トム・フォード

別れた旦那から小説が届く…そしてその内容は暴力的なもので…というあらすじに惹かれたのと、ギレンホールさんが好きなので借りてみました(*´∀`*)

公式サイトはこちら

【映画情報】

【原題】Nocturnal Animals
【制作国】アメリカ
【監督/脚本】トム・フォード
【原作】オースティン・ライト「ミステリ原稿」
【製作】トム・フォード、ロバート・サレルノ
【撮影】シーマス・マッガーベイ
【美術】シェーン・バレンティーノ
【衣装】アリアンヌ・フィリップス
【編集】ジョーン・ソーベル
【音楽】アベル・コジェニオウスキ
【出演([]内は役名)】

  • エイミー・アダムス[スーザン・モロー]
  • ジェイク・ギレンホール[トニー・ヘイスティングス/エドワード・シェフィールド]
  • マイケル・シャノン[ボビー・アンディーズ]
  • アーロン・テイラー=ジョンソン[レイ・マーカス]
  • アイラ・フィッシャー[ローラ・ヘイスティングス]
  • エリー・バンバー[インディア・ヘイスティングス]
  • アーミー・ハマー[ハットン・モロー]
  • カール・グルスマン[ルー]
  • ロバート・アラマヨ[ターク]
  • ローラ・リニー[アン・サットン]

【公開日(日本)】2017年11月3日
【上映時間】116分
【配給】ビターズエンド、パルコ
【映倫区分】PG12
【IMDB】7.5/10.0  (およそ180,000人の評価)

【あらすじ】

アートディーラーとして成功を収めているものの、夫との関係がうまくいかないスーザン。ある日、そんな彼女のもとに、元夫のエドワードから謎めいた小説の原稿が送られてくる。原稿を読んだスーザンは、そこに書かれた不穏な物語に次第に不安を覚えていくが……。【引用元:映画.com

【感想(結末についても触れます!)】

☆3.0/5.0

そこまで難解過ぎず、テーマは”復讐”だったり”自分のあるいは恋人の生き方に対する警告”だったりと軽すぎず重すぎず、しかし「あれはこういう意味だったのだろうか」と何度も繰り返し考察できる良作だったと思います。

ちびぞうは普通に復讐の話だと解釈してしまいましたが、そうではない考察をしているこちらのブログがなかなか興味深かったので紹介します。

「ノクターナル・アニマルズ」 ラストが”復讐”ではないとしたら

太った女性たちのヌード展示という衝撃的なオープニングからなんとなく不快さを煽られて、届いた小説のシーンでは理不尽な暴力が繰り広げられなんとなくミヒャエル・ハネケ監督の作品を思わせる感じが好きでした、『複製された男』などでも見られた、ギレンホールさんの一人二役も良かったです!

おおまかなストーリー

ほとんどの場面が、元夫エドワードから送られてきた小説の中身のシーンで、その合間にそれを読んでいるスーザンの場面が挟まれる、という感じです。

小説の内容は、主人公のトニーが夜中に家族と車でどこかへ出かけようと移動しているシーンから始まる。
不穏な運転をする車に絡まれて停車を促され、チンピラたちに娘と妻を奪われて置き去りにされてしまうトニー。警察に通報すると捜査が始まり、後日レイプされて殺された妻と娘の死体が見つかる・・・。
病気で先の短い警察官と一緒に犯人を見つけるも法では裁けず、二人は私刑によって彼らを殺してしまうのだった。という感じ。

この暴力的な内容から、自分の娘の安否を確認したり、まるで自分のことのように小説にハマっていくスーザン。
いつしか彼女は元夫エドワードと再会してみようか、という気持ちになるが、結局彼は現れなかった・・・というシーンで終わります。

散りばめられた考察ポイント

スーザンは「自分の母親のように職業差別はしたくない」と思っていたはずなのに結局、書店員をしながら小説を書くエドワードに愛想をつかせ、金銭的にも成功し地位を築いている新夫を選んでしまいます。

さらに、おそらくエドワードの子どもを身籠っている時に新しい夫と浮気し更にその子どもを中絶してエドワードを傷付けて別れる・・・という非情な最後だったということが分かります。
ここら辺が、エドワードがスーザンに復讐をしたかったんだなーと思わせるポイントですね。

年々、スーザンが母親のようになっていく演出も皮肉が効いていて良かったですね。(最後、小説を読んでエドワードが過去の作品とはまた違った小説の方向性を見出したと知って会いたくなること自体がもう浅はかですもんね)
旦那に選んだイケメンは他の女と浮気しているし、結局自分はアートを自分で創るのではなくディーラーというポジションになっていて夢を叶えていないし、スーザンの人生は「こんなはずではなかった」という感じがヒシヒシと感じられます。
しかし、その状況をエドワードという存在と関わることで少しは上向くのではないか、という他力本願な気持ちで会おうとしている(とちびぞうは感じた)スーザンは、もう自分で人生を切り開くという気持ちもない・・・そんな自分に気付かせてくれるという意味で”警告”の話でもあったのかなと。

小説の中で登場する末期がんの警察が私刑を行うことについても何か意味がありそうなんですけど、それが何を意味しているのかが分からなかったですね・・・。
復讐することへの決意みたいなものかなぁ。どんな手を使ってでも!という。

まとめ

考察ポイントも沢山ありますし、見返せば新たな発見もありそうで、何度観ても楽しめるスルメ映画でもあると思います。

エイミー・アダムスとジェイク・ギレンホールの演技も良いですしね、ミステリが好きな方は一度観てみて、自分なりに考察とかしてみると楽しいかもしれません。

アーティスティックな画面作りも見応えありますよ!!

 

 


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画像引用元:映画.com

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さ行

その死体は、悪臭漂う湿地で見つかった。映画『湿地』ネタバレ&感想 

「このミステリーがすごい!」選出。世界的傑作ベストセラーを完全映画化

というアオリ文なんですけどね。どうなんですかね。

こちらレンタル店にてちびぞう母チョイスのミステリー?です。

もう一つのアオリ文は

「”ドラゴン・タトゥーの女””特捜部Q”に続く北欧ミステリーの衝撃作!!」

なんですけども・・・北欧ミステリーってちびぞう的には少し微妙だったりするんですよね・・・。『ドラゴン・タトゥーの女』のハリウッド版の映画は大好き!!だったんですけど、そこから原作となった北欧ミステリーのテレビドラマ版?を観たら

寝てしまいましてね・・・

最後までちゃんと観れなかったんだよなぁ。なのでちょっと不安になりつつも鑑賞です。

【映画情報】

【原題】Myrin
【制作国】アイスランド、デンマーク、ドイツ
【監督/脚本】バルタザール・コルマウクル
【原作】アーナルデュル・インドリダソン
【撮影】ベルクステイン・ビョルグルフソン
【美術】アトリ・ゲール・グレタルソン
【編集】エリザベト・ロナルドドッティル
【音楽】ムギソン
【出演([]内は役名)】

  • イングバール・E・シーグルズソン[エーレンデュル警部]
  • オーグスタ・エバ・アーレンドスドーティル[エヴァ]
  • ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン[オルン]
  • オーラフィア・フロン・ヨンスドッティル[エレンボルク]
  • アトゥリ・ラフン・シーグルスソン[オルン]
  • テオドール・ユーリウソン[ルーナル]
  • ソルステイン・グンナルソン[ホルベルク]

【公開日(日本)】2015年1月31日(トーキョーノーザンライツフェスティバル2015にて)
【上映時間】94分
【IMDB】7.0/10.0  (およそ4,600人の評価)

【あらすじ】

アイルランドの湿地帯に建つ家屋で男性の死体が発見された。エーレンデュル刑事は捜査を開始。部屋の中を捜索すると、引き出しの裏側に一枚の写真を見つける。それは数十年前に起きたレイプ事件の被害者が生んだ娘ウイドルの墓の写真であった。少女の墓を調べ遺体を掘り返すと脳がなく、悪性の脳腫瘍で亡くなっていたことが発覚。刑事は、かつてホルンベルクという男が行ったと思われるレイプ事件の被害者を探すことに・・・。

【感想(ネタバレするよ!!)】

☆1.0/5.0

わーこれあらすじがどこにも載ってないやつだ!困った!自分で書くしかない!書きました!!

ううううううううううううんんんんんごめんなさい!!!!!!

「これだから北欧ミステリーは!」

と一括りにはしたくないんですけどね!?

やっぱりつまんなかったです・・・。

ちなみに原題の「MYRIN」はまんま「湿地」という意味です。端から端まであまりひねりがない・・・。(すいません・・・)

ちびぞう的には悲惨なんだけど、IMDBだと結構評価があったりするので・・・好きな人は好きなのかもしれない・・・。

おおまかなストーリー

難病の娘が治療の甲斐なく亡くなってしまい、葬式が営まれるシーンがオープニングです。

そして場面は飛んでエーレンデュル刑事が湿地帯の家屋で発見された死体の捜査を始める場面から物語は始まります。

その湿地は夏場は悪臭が漂う家だった・・・(そして後に床下からも死体が見つかるんだけどね!その臭さもあって悪臭漂ってたのかな!)

家の引き出しの裏側から見つかった封筒に入っていた写真から、とある墓地を特定する。そこを暴くと、ウイドルという娘の死体が発見された。

刑事は、彼女の母が何十年か前にレイプされて生まれた子どもだという事を明らかにし、そこから同じレイプ事件の別の被害者を探そうとする。
同時にその死体には脳がなく、悪性の腫瘍で亡くなっていたことが分かるのであった。

なんやかんやあって、犯人はオープニングに登場した「娘を病気で亡くした男」だと言うことが判明。

彼(犯人)は自分の娘の病気が極めて稀な遺伝性の病気にかかっていたと知り、そのルーツを独自に探していた。すると、自分の本当の母親は別におり、彼女がレイプされて自分が生まれたのだということを知る。

そして、レイプ犯でもあり実の父親であるホルンベルクを殺害するのであった・・・。

なんやかんや推理した刑事に事件を暴かれた父親は拳銃自殺してしまう。

というお話!

感想は・・・

うーん退屈ですね。全体的に画面が暗くて、物語の盛り上がりも特になく、淡々と話が続いていく・・・

更に時系列がややこしくなっていたり、登場人物が誰が誰やら分からなかったり、名前も聞き慣れないものばかりで覚えにくしで・・・観てるこっちが臭い沼にズブズブとはまって抜け出せなくなりそうです(笑)

こういうのが北欧ミステリー!!って印象を付けられてしまうとあんまり良くないとは思うんですけど、「ドラゴン・タトゥーの女」もちびぞう的には似たような感じであんまり好きにはなれなかったので・・・きっと北欧ミステリーとちびぞうの相性が良くないんだな!!!(笑)

設定的には、亡くなった娘が持っていた遺伝性の病気が発症した原因が何か突き止めようとする、そしたら自分がレイプで生まれた子どもだという事を知る。その原因となった男を(娘を亡くした復讐心から)殺してやろう!という動機で結構真新しいというかぶっとんでるというか。もしかしたら原作は面白いのかもしれませんね・・・。

(でも元を辿れば遺伝元はその先にもいるわけで、しかも確かに娘は病気で亡くなってしまったんだけども、父親がいなかったら娘も生まれてこないわけで・・・というタイムトラベルのジレンマのようなことを悶々と抱えてしまうな・・・)

つまりまぁ、亡くなってしまったけど、そこまでのかけがえのない時間や娘と過ごした幸せな思い出だって、言ってみればそのレイプ犯のおかげだったりするわけで(しかも蓋を開けてみればレイプというかただの浮気で後々母親は脅されたらしいけど行為自体は合意だったらしいし)殺すほどのことなの?と思ってしまうというか。

うーーーーーーーん動機が弱い!!!

まとめ

全くオススメしません!!(笑)

マイナーな俳優さんばかりだから、俳優目的で観てねとかもなかなか言えないし・・・。

観てみようかな?って思った人がいたら、多分原作を読んだ方が面白いかもしれませんよ。

 

 


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画像引用元:映画.com

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汚男に愛されまくるイヤミスの映画化!『彼女がその名を知らない鳥たち』ネタバレ&感想

共感度ゼロの最低な男と女が辿り着く“究極の愛”とは

阿部サダヲ×蒼井優!そして原作は『ユリゴコロ』と同じ沼田まほかるさん!

吉高由里子が美しき殺人鬼に。映画『ユリゴコロ』ネタバレ&感想

監督は『凶悪』『孤狼の血』の白石和彌監督。ちびぞうは今回、初白石作品となりました。

今回は沼田さんファンの友人が劇場で観た時の反応がいまいちっぽかったので劇場スルー。
原作も未読のままレンタルで鑑賞しました。

「カノ鳥」公式サイトはこちら

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】白石和彌
【脚本】浅野妙子
【原作】沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち(幻冬舎)」
【エグゼクティブプロデューサー】藤本款
【プロデューサー】深瀬和美、山本晃久、西口典子
【企画】西口典子
【撮影】灰原隆裕
【照明】舟橋正生
【録音】浦田和治
【美術】今村力
【衣装】高橋さやか
【ヘアメイク】有路涼子
【編集】加藤ひとみ
【助監督】茂木克仁
【制作担当】宮森隆介
【出演([]内は役名)】

  • 蒼井優[北原十和子]
  • 阿部サダヲ[佐野陣冶]
  • 松坂桃李[水島真]
  • 村川絵梨[國枝カヨ]
  • 赤堀雅秋[酒田]
  • 赤澤ムック[野々山美鈴]
  • 中嶋しゅう[國枝]
  • 竹野内豊[黒崎俊一]

【公開日(日本)】2017年10月28日
【上映時間】123分
【配給】クロックワークス
【映倫区分】R15+
【IMDB】6.5/10.0  (およそ210人の評価)

【あらすじ】

下品で貧相、金も地位もない15歳上の男・陣治と暮らす十和子は、8年前に別れた黒崎のことを忘れられずにいた。陣治に激しい嫌悪の念を抱きながらも、陣治の稼ぎのみで働きもせずに毎日を送っていた十和子は、黒崎に似た面影を持つ妻子ある水島と関係を持つ。ある日、十和子は家に訪ねてきた刑事から、黒崎が行方不明であることを告げられる。「十和子が幸せならそれでいい」と、日に何度も十和子に電話をかけ、さらには彼女を尾行するなど、異様なまでの執着を見せる陣治。黒崎の失踪に陣治が関係しているのではないかとの疑いを持った十和子は、その危険が水島にまでおよぶのではとないかと戦慄する。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ)】

☆3.5/5.0

沼田まほかるさんが70歳だからか、この方の原作の映画は少し時代背景が古いですね。昭和感のある映画でした。

ちびぞうはラストはあまり泣けませんでしたが、愛は感じました。
阿部サダヲの愛がとにかくすごい。無償の愛。恋愛という域を超えた、親子の愛のような・・・マザーテレサのような愛なんですよね。

原作の沼田まほかるさんが寺出身で僧侶をしていたということを考えると、この神のような愛の表現にもなんとなく納得。
人の為に自分を犠牲に出来るというのは、究極ですよね。

主要の登場人物が全員クズ!!!!

  • 主人公の十和子は陣冶の稼ぎでぐうたら生活しているし悪質クレーマーだし引っかかる男はどれもダメンズという残念な女・・・
  • そのそばで十和子を愛する陣冶は不衛生で身なりやご飯の食べ方が汚く、生活力もあまりなく彼女に何度も電話してくる心配性(が過ぎてもはやストーカーレベル)で冴えないデリカシーのない(さらに言えば多分EDで男性としての機能も???)男
  • 十和子が8年も忘れられない元カレの黒崎は金のために別の男に十和子を抱かせたり、突然彼女を捨てて別の女と結婚しようとしたり、それに抗議したらボッコボコに暴力をふるってくる男
  • 十和子が新たに出会った時計店勤務の水島はいつも大きなことをペラペラと語る口先だけの人間で簡単に手を出してくる上に既婚だったという男。
  • 黒崎が結婚した妻の叔父に当たる國枝という老人は黒崎が金に苦労していたのを利用して若い女を都合させる

こんな感じで出てくる人出てくる人大体がしょうもない人間なんですけども、ちびぞうが一番気に入らなかったのは主人公の十和子でした・・・。

アホすぎてアホすぎて・・・どうして一度失敗したら学ばないんだろうと・・・どうして何度も同じような男に引っかかるのかと・・・

それにあれだけ愛されてるんだから、陣冶の不衛生なところとかファッションとか身なりに関して、食べ方が汚いのとかも全部十和子が強く言えば直してくれるんじゃないですかね。
だってあれだけ愛されてるんだから。愛されてるのも知ってたんだから。

愛されてるのも知っていたし多分十和子にとっても陣冶の存在は大きかったんだろうなって映画を最後まで観ると分かります。

だからこそ、彼女の終盤までの陣冶に対する態度にイライラしてしまうという。

陣冶は十和子に愛されていた?

なんだかんだ言って十和子は、あの汚くて不器用な陣冶を選んで、そばにいたんだと思います。上で散々「直させればいいじゃん」と書きつつ、わざと十和子は陣冶をあのままにしていたんだとも思うんです。

周りにいるクズ男たちとは似ても似つかないような不衛生感、だらしなさ、生活力のなさ、そして体を求めてこない男性としても機能してなさそうな点。全てが今までの男と正反対で、だからこそ「優しい」と分かる。だからこそ「愛されてる」と分かる。

自分がどれだけ厳しく彼に接しても、だらしない姿を見せて甘えても、彼はそれでもいいと自分を受け入れる。

黒崎と接する時の彼女は猫撫で声で、いかにも「女らしく」取り繕っている感じがした。しかし、素の彼女は全然女らしくもなければ優しさもないし、小さなことで店員にケチをつけたりする心の狭い女だったりする。

陣冶はありのままの十和子を愛したように、十和子もありのままの陣冶だからこそ選んだのだと思う。そこにはちゃんと、いびつな形でも愛があったんだと思う。

あ・・・泣けますね(今きた!涙が!)

陣冶の自己犠牲

このお話の大きなネタバレとして、陣冶の自己犠牲がなんだったのか、という点があります。

序盤から中盤にかけて、陣冶の十和子に対す津異常な愛が彼をストーカーやそれ以上の犯罪的な行為に走らせていた、という風に観客をミスリードしつつ、本当は十和子の犯した罪のため奔走していた・・・というラストでビックリ!!な仕掛けになっています。

1つ目は、元カレの黒崎の失踪。その真実は、結婚するからと別れを告げられボコボコに殴られた十和子が黒崎を殺してしまったということ。十和子は心神喪失状態でありながら陣冶に電話し、異常を察した陣冶がかけつけ、死体の処理をしてくれます。そして死んだように眠っていた十和子が目を覚ますと、彼女は事件の事を忘れてしまっていた・・・。だから陣冶は彼女の罪をかぶり自分がそれを行った・・・という事にしたのです(まだ黒崎の事件は公になっていませんが、公になったとしたら自分が犯人だと自白するつもりだったのでしょう)

2つ目は、水島の件。十和子は再び男に裏切られ、水島をナイフで襲ってしまいます。しかしそこにも陣冶が駆けつけ「俺がやったと言え!」と言って水島を逃がします。この件によって十和子は過去の事件も思い出し、陣冶が自分の為に何をしてくれたのかを知ることになります。

十和子を執拗に心配し、こまめに連絡を入れていたのはストーカーとかそういうものではなく、過去の十和子の行動を考えれば当然の事だった、という事も見えてきます。

陣冶はなぜ最後、あの選択をしたか

多分、二人の関係が破滅的だったからでしょう。

人はどこまでも自堕落になれるし、それを許してしまう人間がそばにいると、状況は上向いていかないんですよね。
本当ならそばにいて、十和子がしっかりしていければ良いんだけど、多分陣冶ではそういう相手にはなれなかったと思うんです。

だから二人の間に特別な愛があっても、ずっと一緒にいるわけにはいかなかったのかなぁと。

陣冶は自分の全てを犠牲にして十和子を守っていたけど、でもそれもずっとは続かない。
今後黒崎の死体が発見され水島の証言などから十和子の罪が明らかになるかもしれません。でも、本当はそうでなくてはいけない。本来なら罪は犯した本人が償うべきだからです。

彼が全てを犠牲にし、自分の命を断ってでも彼女から離れる事で、彼女はこれから先、再び自分の足で歩いて行けるようになると信じたのでしょう。

飛び降りる直前に言っていた

「陣冶は十和子の子どもになって生まれてくるから。陣冶を育てるんやで」

という感じの台詞は結構な気持ち悪さがあり、とても陣冶らしくて良い台詞ですよね(褒めてます)

彼女が罪を償い、きちんとした生活を送り、本当に幸せになれる相手を見つけて、いつか子どもを作り育てる。そんな先までを呪うようにしながら死んでいった陣冶。
決して後味の良い終わりではないんですが、エンドロールが流れる頃には観客は間違いなく「愛」を感じているはず。

まとめ

イヤミスながら心が変に温かくなる、不思議な映画でした。

十和子には最初から最後まで苛立ちますけどね!!

阿部サダヲと蒼井優の主演二人のハマりすぎている名演技もですが、助演のクズ男たちの演技もなかなかに素晴らしいので、その辺にも注目して頂きたいです。

 

 


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画像引用元:映画.com

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有名すぎるミステリーの2度目の映画化!『オリエント急行』ネタバレ&感想

私は信じたい。人間は理性や教養がある生き物だと。

 

おそらく世界で一番有名なミステリー作家、アガサ・クリスティが1934年に発表した、これまた有名すぎるミステリー小説「オリエント急行殺人事件」の2度目の実写映画化です!

ちびぞうは1974年の映画は未見なのですが、『名探偵ポアロ』というテレビドラマシリーズで「オリエント急行の殺人」を観た事がありました。
そのせいかポアロと言えば、デヴィッド・スーシェ!(↓この人)



というイメージがついてしまっているので・・・今作でポアロを演じるケネス・ブラナ―(監督もしています)に違和感を感じないか心配・・・。

ちなみに劇場で観ようかとも思ったのですが、近年のジョニデの出演作は敬遠しがちになっているのと、内容を知っている作品だったので劇場はスルーしました。
というか、この改変しようのない不朽の名作を再び映像化って結構勇気ありますよね・・・。

公式サイトはこちら

【映画情報】

【原題】 Murder on the Orient Express
【制作国】アメリカ
【監督】ケネス・ブラナ―
【脚本】マイケル・グリーン
【原作】アガサ・クリスティ
【製作】リドリー・スコット、マーク・ゴードン、サイモン・キンバーグ、ケネス・ブラナー、ジュディ・ホフランド、マイケル・シェイファー
【製作総指揮】アディッティア・スード、マシュー・ジェンキンス、ジェームズ・プリチャード、ヒラリー・ストロング
【撮影】ハリス・ザンバーラウコス
【美術】ジム・クレイ
【衣装】アレクサンドラ・バーン
【編集】ミック・オーズリー
【音楽】パトリック・ドイル
【ジョージ・マーフィ】
【出演([]内は役名)】

  • ケネス・ブラナー[エルキュール・ポアロ]
  • ジョニー・デップ[エドワード・ラチェット]
  • ミシェル・ファイファー[キャロライン・ハバード]
  • ジュディ・デンチ[ドラゴミロフ公爵夫人]
  • ペネロペ・クルス[ピラール・エストラバドス]
  • デイジー・リドリー[メアリ・デブナム]
  • ウィレム・デフォー[ゲアハルト・ハードマン]
  • ジョシュ・ギャッド[ヘクター・マックィーン]
  • デレク・ジャコビ[エドワード・マスターマン]
  • レスリー・オドム・Jr.[ドクター・アーバスノット]
  • マーワン・ケンザリ[ピエール・ミシェル]
  • オリビア・コールマン[ヒルデガルデ・シュミット]
  • ルーシー・ボーイントン[エレナ・アンドレニ伯爵夫人]
  • マヌエル・ガルシア=ルルフォ[マルケス]
  • セルゲイ・ポルーニン[ルドルフ・アンドレニ伯爵]
  • トム・ベイトマン[ブーク]

【公開日(日本)】2017年12月8日
【上映時間】114分
【配給】20世紀フォックス映画
【映倫区分】G
【IMDB】6.5/10.0  (およそ140,050人の評価)

【あらすじ】

トルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行で、富豪ラチェットが刺殺された。教授、執事、伯爵、伯爵夫人、秘書、家庭教師、宣教師、未亡人、セールスマン、メイド、医者、公爵夫人という目的地以外は共通点のない乗客たちと車掌をあわせた13人が、殺人事件の容疑者となってしまう。そして、この列車に乗り合わせていた世界一の探偵エルキュール・ポアロは、列車内という動く密室で起こった事件の解決に挑む。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!)】

☆2.5/5.0

うーーーーーーーーーん。普通に観れますよ!ただやっぱりね、筋を知っているのであんまり驚きはないんですが!

キャストを見て頂ければ分かると思うんですけど、すっっっごい豪華なんですよ。

ジョニデから始まりペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ウィレム・デフォー、ミシェル・ファイファーなどなど、名前を一度は聞いたことのあるような有名俳優さんや大御所俳優さん、一人で主役級の方々がごっそり!出演されています!

1974年版の映画化でも、キャストが豪華だったことが特徴だったようで、今作もそこにインスピレーションを受けているようですねーーー。

彼らの演技合戦を観るだけでも価値はあるかもしれません。

個人的にはウィレム・デフォーの出番をもう少し増やして欲しかった・・・。

ポアロはどうだったか?

オープニングのイスラエルでの謎解きでいかにポアロが有能な探偵かが描かれつつ、朝食に食べる卵は2つ、まったく同じ大きさ形のものでなければ気が済まないだとか、動物のフンを片足で踏んでしまったらもう片方の足でも踏まないと気が済まないという「きっちりっぷり」「左右対称大好き」がよく表現されていたと思います。この設定は今作ならではっぽい。

ヒゲも立派だし左右対称だしね!

でもやっぱりポアロはスーシェさんじゃないと!!!と思ってしまいますねー。特に喋り方、声のイメージが強くて。髪も髭も黒色がいい・・・。
性格ももう少し冷静な方が・・・。

おおまかなストーリー

もしかしたら最近の若い人はこの話を知らないかもしれないんですけど、結構ショッキングなオチだと思うんですよね、これ。

偶然列車内で居合わせた13人とポアロ。ラチェットという詐欺まがいな古物商に「脅迫状を受け取っている。護衛して欲しい」と頼まれるが断るポアロ。

すると列車は予想外の雪崩によって停車してしまう。そして起きる殺人事件!
12か所を刺された遺体が見つかる・・・。

しかしこの「オリエント急行」で予想外だったのは、雪崩と、ポアロが乗り込んでくることだけだった・・・。

殺害されたラチェット(ジョニデ)はアームストロング大佐という人物の娘を誘拐し、身代金を手にした上で殺害するという凄惨な事件の犯人だった。乗り合わせた何の共通点もなさそうな登場人物たちがそれぞれ、様々な形でアームストロング家に関りがあり、またその事件によって不幸になった人々であったということが判明していく。

(このアームストロング事件には元ネタになった”リンドバーグ事件”というものがあったらしい)

そしてポアロは、容疑者全員が犯人だったという真実に辿り着く。
しかし彼は、彼らの罪を赦し、犯人は突然乗り込んできたギャングであったと警察に説明するのであった。

このオチってどうなんですかね

原作が古い作品なのもあるんですけど、現代でこのオチは物議を醸すような気がしなくもない。

確かに犯人は偽物を高額で売りつけるような詐欺古物商であり、過去に行った誘拐殺人事件も凄惨なもので彼がどれほどの人達に恨まれていたか、と考えると「殺されても仕方ないよなぁ」と思うような人物設定にはされているんですが。

だからと言って、人は人を私情で裁いても良いものか?という問題があるじゃないですか。

彼ら犯人が行ったのは復讐を目的とした私刑であり、それにポアロも加担してしまう形になるんですよね。

確かに奇抜なオチだけど、どうも後味が悪いなぁ。

ラストで、ポアロがこんな選択をするの!?という驚きや、彼の人生観(悪か正義しか存在せず人間はその2つに分類される、という考えが、悪と正義の中間に成り得る人々の存在を知り変わっていく)の変化を面白いと観れるのは、それまでのポアロというキャラクターを深く知った場合だと思うんですよね。確かに、左右対称にしたい、きっちり2つに分けたい、ネクタイの歪みもミリ単位で気になる、神経質?なキャラクター性は序盤で示唆されてはいましたが、それだけではポアロという人物像が馴染まず、ラストの彼の変化に深い意味を受け取れるかどうかというとそうでもないような・・・。

最後の晩餐を思わせる場面が良かった

終盤、トンネルの入り口に容疑者を一列に並べ推理を行う場面は、まるでレオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐のようで美しかったですね。

この中に裏切り者がいる、とキリストが告げるシーンだから、ポアロが真実を明らかにする場面としてこの絵画をパロったんでしょうか。

元々、12人だった容疑者が13人に増やされていたのには、12人の使途+キリスト(事件の首謀者だったハバード婦人がキリストの位置にいたことから彼女がキリスト役?)で最後の晩餐をやりたかったからかもしれません。
(そう考えるとポアロの立ち位置はなんなんだろう・・・)

彼らが犯した罪は全員が今後生きながらに背負っていく十字架なのだという感じで、宗教的な意味合いを持たせることによって、ラストのポアロの赦しをキリスト教的な「赦し」と暗示させたのかもしれません。

この切り口は原作にはない方向性らしいですね。

宗教的な意味合いがあれば、私刑も赦せるという考え方にもなるのかな・・・
(でもそうするとラチェットにも赦しが与えられても良いはずなんだけどなぁ)

 

まとめ

考えれば考えるほど混乱してきました(笑)が、ちびぞうの灰色の脳細胞が働いていないせいかと思われます。

現代でこの作品を映画化するのあたり、作品を既に知っている人たちにも新しい方向性を見せたかったのもあるでしょうし、新しい解釈をもたらすことで、物語にはメスを入れず新しい「オリエント急行」にしようという意欲もあったのかもしれません。

あーこの話知ってるわ、と言わず、一度観てみると・・・新しい発見や面白さが見つけられるかもしれません。

最後に一言だけいいですかね?

 

 

序盤の伯爵のアクションなんなの???

 

 

 


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画像引用元:映画.com

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あ行

耽美で危険なJKのイヤミス映画化『暗黒少女』ネタバレ&感想

「それでは、朗読会を始めましょう―――」

読んでイヤ~な気持ちになるミステリー、イヤミスから「暗黒少女」の実写化です!!

ちびぞう(@cbz_ewe)は原作未読で挑みました!!!

主演の清水富美加さんの芸能界お休み前の最後の作品となったのでしょうかね?(あ、違いますねまだ『東京喰種』とかありますね)彼女の映画は『変態仮面』しか観た事がなかったのですが、その時とは打って変わったダークな役で、非常に雰囲気のある(これをカリスマというのね、という感じの)女子高生役を怪演しています!

他にも主演・助演そろってメンバーは美少女揃いですよ~~~

毒々しさオシオシの公式サイトはこちら

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】耶雲哉治
【脚本】岡田麿里
【原作】秋吉理香子「暗黒女子(双葉社)」
【企画/プロデュース】松本整、明石直弓
【撮影】中山光一
【照明】松本憲人
【録音/整音】竹内久史
【美術】松塚隆史
【装飾】有村謙志
【編集】日下部元孝
【主題歌】Charisma.com – “#hashdark”
【音楽】山下宏明
【出演([]内は役名)】

  • 清水富美加[澄川小百合]
  • 飯豊まりえ[白石いつみ]
  • 清野菜名[高岡志夜]
  • 玉城ティナ[ディアナ・デチェヴァ]
  • 小島梨里杏[小南あかね]
  • 平祐奈[二谷美礼]
  • 升毅[白石]
  • 千葉雄大[北条先生]

【公開日(日本)】2017年4月1日
【上映時間】105分
【配給】東映、ショウゲート
【映倫区分】G
【IMDB】6.2/10.0  (およそ90人の評価)

【あらすじ】

聖母マリア女子高等学院で、経営者の娘にして全校生徒の憧れの存在である白石いつみが、校舎の屋上から謎の転落死を遂げた。彼女の手には、なぜかすずらんの花が握られていた。真相が謎に包まれる中、いつみが主宰していた文学サークルの誰かが彼女を殺したという噂が流れる。いつみから文学サークルの会長を引き継いだ親友の澄川小百合は、「白石いつみの死」をテーマに部員たちが書いた物語を朗読する定例会を開催。部員たちはそれぞれ「犯人」を告発する作品を発表していくが……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレもするよ!)】

☆2.4/5.0

女って恐ろしい・・・!!みたいな感じはあんまりしなかった・・・そしてイヤーな気持ちにもあんまりならなかった・・・

小説の朗読で進む犯人捜し

学校一の美少女であり生徒会長であり経営者の娘であるいつみが学校の屋上から落ち、手にはすずらんの花を持って死んでいた。その事態について、文学サロンの恒例の「闇鍋朗読会」を利用したメンバーの小説という名の告発文の朗読が始まる。

  • 二谷美礼・・・奨学金で入学した一年生。学校に隠れてアルバイトしているのを打ち明け、いつみの家で家庭教師として雇ってもらえるようになる。いつみから親愛の証としてすずらんのバレッタを貰う。いつみから、いつみの父が女子高生でありながら作家デビューした高岡 志夜に誘惑されていると悩んでいたと聞き、いつみを殺した犯人は高岡 志夜ではないかと疑いの芽を向けている。
  • 小南 あかね・・・二年生。実家の料亭を継げず自分で洋食店を開くのを夢に見ている。実家の料亭が火事になり腕にすずらんの痕の火傷を負う。文学サロンにあるキッチンを心の拠り所にしている。いつみから、二谷美礼が無理やり家庭教師のアルバイトをしてきた、しかも彼女は私物を盗んでいくのだと相談を受けており、いつみを殺した犯人は二谷美礼であると疑っている。
  • 高岡 志夜・・・「君影草」小説デビューを果たした二年生。いつみがやたらと小説を英語に翻訳しようとしているのを本当は嫌がっていた。留学生であるディアナが実は吸血鬼だったのではないかと疑っている。いつみがディアナに「これからもディアナの村から留学生を取るわ」と言った言葉を裏切った事を知り、更に夜明け前の校舎でディアナが呪いの儀式を行っていたのを目撃。いつみはディアナに恨まれて殺されたのではないかと思っている。
  • ディアナ・デチェヴァ・・・ブルガリアからの留学生。いつみがブルガリアに留学した時に出会い、帰国後、彼女の村から一人留学生を呼ぶ。本来は双子の姉が留学生として日本へ行く予定だったが急な事故に遭い、代わりに日本へ来た。自分の国の花だとすずらんの花を花壇に植えていた。小南 あかねがお菓子の中に毒を盛り、少しずついつみを殺していったのだと疑っている。

この四人の朗読が示す犯人は全くのバラバラであって、内容もそれぞれ矛盾している。

どうどんでん返るのか?

四人の朗読が終わると、最後に文学サロンの長、澄川小百合の朗読が始まる。しかし読むのは彼女自身が書いた小説ではなく、なんと、死んだいつみの”真相を告白した”小説!

そこで明かされる真実というのは、メンバーそれぞれが罪を背負っていてそれをいつみに弱みとして握られていた・・・というもの。

二谷美礼はボランティアしていた高齢者施設で体を売りお金を儲けていたし、小南あかねは自分の家に放火してるし、高岡志夜が書いた小説は海外文学のコピーだったし、ディアナは自分が留学に行きたくて双子の姉を事故らせていた・・・

その全てをいつみは把握し、彼らを自分が主人公の物語の「引き立て役」として選びはべらせていた・・・・・・・。

しかしいつみはいつみで秘密を抱えていた。それは、顧問の北条先生と付き合っているという秘密。しかも彼の子どもを妊娠したいつみは徐々に体調を崩していく・・・(その過程がそれぞれの小説で”悩んでいた”とか”疲弊していった”とか”毒に侵されていた”、”呪いで弱っていった”と表現されている)

北条先生は父親に全てを話して許しを得るつもりだったが、いつみは堕胎できなくなるまで待って欲しいと言っていた。しかしある日、誰かがいつみの秘密を父親にバラしてしまう。留学中の密会の写真をそえて妊娠していることまでバラされてしまい、父親は北条先生を解雇し、町から追い出していつみの子どもを中絶させた。

脅していたメンバーが結託して裏切ったに違いない。そう考えたいつみが彼女らへの復讐として考えたのが「死の偽装」。全員に疑いがかかるような状況を作り出し、落ちて死んだことを偽装した。そして闇鍋会の闇鍋に、毒にもなるすずらんを混入させていた・・・。

阿鼻叫喚となるメンバーたち。

しかし本当のどんでん返しはここから。

いつみは死を偽装し、この計画の実行を親友である澄川小百合に頼んでいた。別の町へ出て北条先生と新しい人生を築こうとするいつみの姿を見て澄川小百合は思った。

「こんな平凡でつまらなくなってしまったいつみは主人公にふさわしくない」

いつみのカリスマ性が失われてしまったと嘆いた澄川小百合は思いつく。

「自分が物語の主役になろう」

そして彼女はすずらんをいつみの紅茶に入れて殺し、闇鍋に、彼女たちを今後も自分の引き立て役として縛り付けるための素材を混入させた・・・

 

これがこのお話のネタの部分ですねー。まぁ、何を混入させたかはなんとなくの流れで想像するといつみの・・・ということになるんだと思うんですが。

ミステリーとしてゆるゆる

まずメンバーの意見が矛盾している時点で、明らかにおかしいのはいつみの方ではないか。という予測が安易につけられてしまいますよね。

しかも、ちびぞうは最初の子の朗読中にあった”父親にめちゃ怒られて車に無理やり乗せられて泣いているいつみ”の姿を見て、

「こんなに父親が激怒するって何をやらかしたんだろうなー」と考えていました。

そして二人目の朗読者、小南あかねが顧問の北条先生に読書感想文を褒められる、というシーンでなんとなく

「この教師にいつみが恋してるとかそんなんでは??」

と疑い始め、そしていつみのブルガリアの留学に引率で北条先生がついていった、という台詞でピンときました。

「あーこいつらデキている」

そこからは、途中から体調がおかしくなったのは妊娠したからなんだろうし、おそらく父親にバレて堕胎させられたんだろう、と予想がついていきました。

ここらへんの予想が大体ついてくると、最後のどんでん返しもあんまり驚かなくなってしまう・・・。あそこまで全員ゲスだと、澄川小百合もピュアなわけないよねと思ってしまうしね。

もしかしていつみの秘密をバラしたのは澄川小百合かな?とも思ったんですが彼女は最後の最後までいつみ大好きだったはずなのであり得ないですよね。
だとするとブルガリアで一緒にいたディアナが写真撮ってたとしか考えられないんですけど、あの時点でディアナはただ単にいつみに好意を抱いていただけなので、密告用の写真を撮ってるというのは不自然なんですよね・・・。

そういうことを色々と突き詰めて考えていくと、ミステリーとしては少し緩い感じがしました。

ファンタジーとして見るべき?

まずこの女子校の舞台を含め、色々な部分でリアリティを感じられないんですよね・・・。非常に由緒正しい上流階級のお嬢様校だったらものすごく歴史が古くて、それこそ小学校から大学までのエスカレーターで・・・みたいな感じではないのかなぁ。

「生徒会長であり学校の経営者の娘」というのもなんか、そこまでこの学校の規模や歴史が大きくなさそうな気配を感じる。。

あらゆるお金持ち感がわざとらしすぎない???

ちびぞうも片田舎のカトリック系女子校にいましたが募金目的のバザーをやっていたりミサや聖書の時間があって交換留学していたりとか、そこらへんは「あーあるある」と思ってたんですけどこの映画に出てくる女生徒を見てると

「いやーこんな女子高生はいないなぁ」

と思ってしまう・・・。女子校ってもっとサバついてるんじゃないすかね、男子の目がないし。

それだけでなく、例えば作家デビューした高岡志夜の小説が海外文学の丸パクだったりとか、いくらなんでもそれは、日本の出版業界を舐めてるのでは・・・よく分からないけど、いつみが気付けるような物であれば他の誰かも気付いていてもおかしくないですよね・・・という。

いつみが「高校生」という限られた時間の持つ魅力を理解している・・・というのもなんだかなぁ。ちびぞうが個人的に思うのはあの時間はその魅力に気付けなくて駆け抜けてしまうからこそ大人から見て特別なものになるのではないか?ということ。

色んな点でリアリティがなくて、夢の中の出来事みたいでしたね・・・すべてが。

むしろ悪夢、という感じで観たらいいのかも。映画として面白いかはさておき。

まとめ

こういう世界観が好みの人にはハマるのかもしれないですね。

耽美でちょっと危険な香りもする、閉鎖的な空間でのお嬢様ミステリー。

澄川小百合役を演じた清水富美加さんの演技は本当にこの空気感に似合っていて、世界を作る一部になっていたといっても過言ではないです。

彼女の演技を見て雰囲気に浸るだけでも、いいかもしれません・・・!

 

 


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Steamさ行

Steamの謎解きゲーム【THE ROOM(ザ・ルーム)②-1】攻略!

どうもどうもこんばんは!ちびぞう(@cbz_ewe)です!

前回の記事↓

Steamの謎解きゲーム【THE ROOM(ザ・ルーム)①】攻略!

に引き続き、「The Room」の攻略レポを書いていきたいと思います!

前回はチュートリアルを含めてチャプター1をクリアという感じだったので今回からチャプター2になりますね。

まだ日本語化パッチは当ててません!!

チャプター2開始!

金庫の中から出てきたのは、更なる箱!次はこの箱を開けないといけないようです。
正面に見えるのは三つの鍵穴・・・最終的にはこの三つ全部を開けたら次に進めそうな予感がしますね!

とりあえずは周囲を見て回ります!

すると何やら幾何学模様?の描かれた四つのスライダーが。

こちらは一つ一つ回ります。これを正しい組み合わせにしないと、開かないよってことっぽいですね。

ズームアウトしてみると早速!

すぐ左上に何かある・・・!

近くで見てみるとこんな感じ。

四つのうち、右下のマークはこれだよー!というヒントのようです。

残り3つのヒントも探さねば!!!

すると、すぐ右上のところにも何やら怪しいものが。

こんな風になってるので、このゴールドのしましま部分を回していくと上の部分がせりあがって、何かアイテムが出てきます。

ミニチュアテレスコープ!ちっさい望遠鏡?ってことでしょうかね?

早速インベントリをチェックして近くで見てみます。

ちょっと見づらいので書き足しましたが、上下に弓矢の矢のような絵が描かれていて、内側の円にも何か印があります。

この内側の円が回るようなので、線がぴったりくるように合わせてみます。

するとスーッと伸びました!

やっぱり望遠鏡っぽい見た目ですね!

この状態だと覗けないし、持ってるレンズと組み合わせることも出来ないようです。望遠鏡は望遠鏡としてどこかにはめないといけないのかも。

うーん。一度置いておいて、レンズでこの箱を覗いてみてみることにします。

この面には特に何もナシ。

!?

何か箱が見えますね・・・周りに書いてあるぶつ切りの文字のようなものは、角度によって数字になります!!

箱の上が、2。左側が5。右側が7。箱の下が6。

と、見ていると・・・!?

ここにもありました!幾何学模様のヒント2つ目です!!

写真を撮っておいて、ゲームを続行(笑)

ズームアウトしてレンズを外してみます。

五つの数字をスライドさせる部分が!!!なるほど!ここでさっきの数字をあてはめるわけですね!

上が2、左が5、右が7、下を6にします。

真ん中がべろーーーん!と開きました!

この真ん中にツマミ?のような部分があって、そこを触ると、この左隣の側面が開きます!

パカッと開いて何かがせり出てきます!

いかにもここにさっきの望遠鏡がはまりそうではありませんか!!

ハマったー!!!!

さっそく覗いてみよう!!と思いましたが

「このからくりを動かさないと意味がない」といったようなことを言われてしまいましたねーーー・・・

この、全体を見て望遠鏡のすぐ右下の部分。

拡大するとこんな感じ。ちなみにクリックすると、火花が散ります。

「焦げ臭いにおいがする」

との表示も出ます。

うーんしかし火が点く様子はない。

そのすぐ上もクローズアップはされるものの、特に何か変化が起きる場所もなく・・・よくわかりませんね。

この装置の上に何かはさまっていた紙を発見!見てみます。

”ASとサインされた手記”

訳してみます!

私の研究はひどくゆっくりと再開された。これらの原始的な器具で、かろうじて何かを読み解くことができ、何かを見つけた。地球と火の間に、水と空気の間に。
それを見ることは出来ないが、存在を感じることは出来る。
(物がなければ物質の影が出来ないように、しかしそれを投げかける物の形を裏切っている。)
これは最後の要素。ゼロ。全ての数字はゼロがなければ意味をなさないということを示している。
あのサークル(集団?)は馬鹿げている。彼らの邪悪な魔術と己たちの強欲さに目がくらんでしまったのだ。
錬金術は未熟な金を追い求めるものではなく、この存在を追い求める為のものだ!

1/7

うーん。だんだん訳すのも大変になってきましたね・・・この手記は番号がふってあるので、あと6枚、同じようなものがある、ということでしょうか。

「地球と火の間に、水と空気の間に」というのは、チャプター1で探索したこれの一つ外側の箱の足の部分に書かれていたものを指しているのか、それとも現実のものを指してるのか、まだ分かりませんね。

分かるのは、ASさんがこの中のものについて錬金術を使って研究していて、それに敵対する組織?がある、ということでしょうかね。(冒頭の手紙にもこの金庫は何かから守るために作られた、と書いていましたし)

 

さて!

望遠鏡を置いた装置の左側面に何やら発見しました。

マウスで上に引っ張ると簡単に外れます。

中には何か歯車のようなものと、何かが差し込めるような穴が見えますね。”ねじ巻き式”の装置らしい。

ここもアイテムが足りないので動かすことが出来ません。

ちょっと詰み気味なので、レンズを見つつ箱の周りを見てみます。

おっ!

誰かが触った指先の跡のようなものが見えますね!

触ってみると、中から本が出て来ました!!

皮の本・・・カバーがだいぶ古びて見えるって感じの表記が出ます。

本がインベントリにしまわれると、中の壁に例の幾何学模様が!3つ目ですね!

4つ目のヒントはまだ見つけていませんが、3つ分かってしまえばあとの1つを合わせていくだけになるんで、そっちを先に開けていきます!

右上、左下、右下をヒント通りに合わせたら、残る左上を一つずつ変えていきます。

カチッ

開いた-!!!

中から【鉄の鍵】ゲット!!!

この鍵の使い道が分からないので、さっき見つけた本を調べてみます。

こんな感じ。この、中心にある五つのマーク?は回せるようになっていて

なぜこれが正解なのかは分かりませんが、とりあえずこの形にしたら本を開けることができました!!!

中はこう。この左側に書いてある文章は、さっき望遠鏡の装置の上にあった紙切れの手記と全く同じ内容のものっぽいです。

【ねじ巻き】をゲット!!!!

このねじ巻きをさっきのねじ巻き式の装置のところに差し込みます。

何やら音を立てて動き始めた!!!

この、望遠鏡の先にあるヤツが映写機のように回り始めました。

しかし、まだ望遠鏡は覗くことが出来ない・・・

右下のライターのようになっている場所で火を点けないといけないらしいですね。

ここでリスナーさんに「着火させるのに必要なものといえば?」とヒントを頂いたんですが、ASさんの紙は燃やせないし・・・

ニコ生の枠もタイムアップになってしまったので、チャプター2の途中なのですが今回の記事はここまでとさせて頂きます!!!

中途半端で申し訳ない!

だいぶ間が開いてしまいましたが、近日中にニコ生の続きも放送予定ですのでよろしければ遊びに来て下さい!

コミュはこちら

今回の記事までの内容はYoutubeにアップしています!

 

 

 


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Steamさ行

Steamの謎解きゲーム【THE ROOM(ザ・ルーム)①】攻略!

どうもー!ちびぞう(@cbz_ewe)です!

今回はSteamのゲーム二つ目!「The Room」という謎解きゲームをやっていきたいと思いますーーー。

公式サイトはこちら

今回も、ニコ生で放送したあと、youtubeへと投稿させてもらっています(*’ω’*)

ニコ生コミュはこちら

申し訳ないんですけども、日本語化パッチを当てずに開始してしまったので、今回は英語のみです・・・!次回やる時は日本語でやりたいなぁ。と思っている。

早速開始!

ゲームを始めるとまずこの画面から始まります。

まずは「チュートリアル」の文字が画面に出ているので、クリックして画面を動かしたりしてみます。

チュートリアルの下に、

「この金庫の上に置いてある封筒をダブルクリックしてください」

と書いてあるので、この箱(金庫なんだね・・・)を回して上に乗っている封筒を見つけます!

ありましたね!ダブルクリックしてみます。

「スライドして手紙を出せ」

と指示があるので出してみます。

出てきました。ASという人物からの手紙ですね。
当然ながら全部英語です!!!!!

とりあえずつたない英語力で訳してみました・・・

やはり来ましたね。
私はあなたが自分の好奇心に勝てないと知っていました。
散らかっていて申し訳ありません、家政婦に愛想を尽かされ見放されてしまったんです。
あなたの求める答えは、この箱の中に【他の何かと共に】あります。その何かはそれだけでは意味がない。それは人知を超えたパワーへの鍵としてのみ存在しているのです。この金庫はそれを劣った精神(弱い心?/正気ではない精神?)より守るために作られました。
私はあなたがこの謎を解けると信じています。あなたは賢いですからね。
同封した鍵は私からのほんの気持ちです。この接眼レンズを常に持っていて下さい。それがなければ眠っているのと同じです。
リスクはあなたの想像よりはるかに高い。

ASより

 

すいません、訳せてないところは訳せてないです(笑)大体の雰囲気が掴んでもらえれば良いかな・・・。

【この箱には人知を超えたパワーへの鍵となる何かが入っている】

ということと、

【この箱は何者かからその鍵を守っている金庫である】

ということが言いたいんだと思うんでそれだけでもとりあえず把握。

鍵を取れと出ているので取ります。

インベントリにアイテムゲットだぜ!

動物のモチーフが描かれている鍵ですね。

この鍵を取ると、右側にある入れ物がクローズアップされます。

「鍵穴を合わせるために蓋を回せ」

とあるので、矢印に従って蓋を回します。すると、カチッと音がして鍵穴が登場!そこに、さきほどゲットした動物モチーフの鍵を使います。

蓋を開けると中はこんな感じ。

小さなメモと、[curious eyepiece]と出ているアイテムが入っています。

直訳すると、奇妙な接眼レンズ・・・かな?

このアイテムは、今のままだと使えないようです。

メモには、

Feed me and I shall survive, Give me drink and I shall die.

と書かれています。訳すと

「餌をくれれば私は生き残る しかし 飲み物を与えられれば私は死ぬ」

となります。

画面上部には

「金庫のどこかに答えがあるから探せ」

と表示されています。メモに書かれているのはなぞなぞっぽいですね。

とりあえずズームアウトして、金庫周辺を探索。

金庫の上には本がいくつか乗っていました。

「古くて汚い私の本だ。今は役には立たないだろう」

といったことが書かれています。なぜ主人公の本がここに?そもそもここは主人公の家なんでしょうか?でも手紙の内容からすると、訪ねてきた感じですよねーー。

金庫の足元を見ると、何やら押せそうなボタン?が

地球、と書かれています。調べると「これは答えではなさそうだ」と出ます。

裏側の側面には、この金庫を作った製造者っぽい人のラベルがありました。

タリスマンという会社なのでしょうか?1807年創設だそうです。

”貴族階級のためにあつらわれた窃盗防止・防火の金庫。イギリス・ギルフォード製。小さな星を右手に回して下さい”

といったようなことが書かれています。

もし何か道具があればこの星を外せるだろう、と出るのでまだアイテムを持ってないんだなーということが分かります。

金庫の足元を見てみると、また別のボタン?を発見。

「FIRE」火ですね。

火!燃えるものは餌になるが、水(飲み物)は消してしまう!このボタンを押してみるべきだろう・・・

と出るので、これがあのメモのなぞなぞの答えのようです。

押してみます!するとすぐ上の部分が開いて中から鍵が出てきました!

「近くでよく見てみよう」と出るので、インベントリにしまわれた鍵をクリックして拡大してみます。

先の部分を回すと、形が変わるタイプの鍵のようです。形を変えられるので二か所以上の場所で使えることが予想されますね!

この鍵を差し込める場所を探します!

おそらくこの金庫の正面部分ですねー

スライドすると鍵穴が出てきました!!!鍵の先ををこの鍵穴に合うように変化させてから、差し込みます。

開きました!!!この下の、黄金色の盤面はくるくると回る仕組みになっているようです。

「正しい位置になっていない、正しい位置を知るためには何かを見ないといけない」

と出ています。何を見ろと言うのか・・・

とりあえず、再び周りを探してみます。

すると!!!さっきスライドさせて鍵穴を出したのと同じものを側面に発見!!

ここをスライドさせると、鍵穴が登場!!また鍵の先を合うように変えて、開錠。
すると右側がスラッと開いて

レンチゲット!!!

これで、タリスマンを外すことが出来ますね!!(笑)

ゲットしたレンチをセット!右回りに回していきます!

中にレンズが入っていましたー!!


すでに持っているものと組み合わせてみると・・・!?

ワァア!!!

今まで見えていなかったものが見えるように!!!

この状態で周りを見回してみると・・・

うぉおお!!「何かを見なければ正しい位置がわからない」というのはコレのことだったんですね!!!

この円盤の重なったものを模様がぴったり合うように回していきます。
中心の円は動かないようなので、中心から合わせていきます!

合わさると!?

重めの扉が開いたー!!!!!

すると、なかにもう一つ箱が入っています(笑)

はい、チャプターコンプリート!ということで、どうやらチャプター1をクリアできたようです!!

わりとサクサク進んだかと思いきや、30分くらいはかかってますね・・・。
英語表記なのもあってだいぶ時間がかかってしまっています。

 

では、キリも良いのでここで終了!続きはまた別記事に書きますので、よろしければまた読みにきてくださいませー(*’ω’*)

ちびぞう(@cbz_ewe)でした!

 

 


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ジョニデの娘×ナタリー・ポートマン!映画『プラネタリウム』ネタバレ&感想

「やげて窓を開け放っていても、鳥は逃げなくなった――」

このおっしゃれなポスター!そして美女が二人!!目を惹かれますよね!

この二人が姉妹役で右側の姉をナタリー・ポートマン、左側の妹をリリー=ローズ・メロディ・デップが演じています!!!そう!!デップといえば!ジョニー・デップの実娘ですよ~~~!!!大きくなってぇ!!!(誰)お母様のヴァネッサ・パラディにそっくりでうっつくしぃいいいですよね!!

ジョニーが娘が生まれる時に、「リリーかローズかメロディのどれかを名前にしようって迷った結果、全部付けちゃえって3つそのままつけることにしたんだ」って言ってたのが思い出されます・・・(笑)

リリーは1999年生まれの18歳。かたやナタリーは1981年生まれの36歳。
親子でもおかしくないくらい年が離れている二人ですが、姉妹役が演じられるってすごい。主にナタリーが若い!

公式サイトはこちら

【映画情報】

【原題】Planetarium
【制作国】フランス/ベルギー
【監督】レベッカ・ズロトブスキ
【脚本】レベッカ・ズロトブスキ、ロバン・カンピヨ
【撮影】ジョルジュ・ルシャプトワ
【美術】カティア・ビシュコフ
【衣装】アナイス・ロマン
【編集】ジュリアン・ラシュレー
【音楽】ロブ
【出演([]内は役名)】

  • ナタリー・ポートマン[ローラ・バーロウ]
  • リリー=ローズ・メロディ・デップ[ケイト・バーロウ]
  • エマニュエル・サランジュ[アンドレ・コルベン]
  • ルイ・ガレル[フェルナンド]
  • アミラ・カサール[エヴァ]
  • ピエール・サルバドーリ[アンドレ・サルビエ]
  • ダービット・ベネント[ユンケル]
  • ダミアン・シャペル[ルイス]

【公開日(日本)】2017年9月23日
【上映時間】108分
【配給】ファントム・フィルム
【映倫区分】PG12
【IMDB】4.7/10.0  (およそ1870人の評価)

【あらすじ】

1930年代後半。アメリカ人のローラは、死者を呼び戻せるほど霊感の強い妹ケイトと共に、降霊術のツアーでパリを訪れる。姉妹の才能を目の当たりにして衝撃を受けた大手映画会社プロデューサーのアンドレは、姉妹を主人公にしたリアルなゴースト映画を製作しようと思いつく。アンドレは姉妹と映画の出演契約を結び、2人を自宅に住まわせて撮影を開始するが……。【引用元:映画.com

【感想(サラッとネタバレ)】

☆1.3/5.0

こぉおおおれは厳しい!!!ごめんなさい全く面白さがわかりませんでした・・・陳謝

特に感想として書くことも思い当たらないような・・・そんな雰囲気です。ひぃ

IMDBでも4点台だよ・・・ナタリー・ポートマン主演なのにこれって逆にすごい。

降霊術がテーマ?のように見せかけて

実はそんなもの特にメインの話じゃないんですよっていうオマケ感すらする。

本当に姉妹が特殊な能力を持っていたのか、持っていたとしたら妹だけなのか、姉はそれに対してどう思っていたかなど・・・心情表現があまりにも少ない。何を考えているかもすごくわかりにくい。

結局姉は、妹を普通の子どものように学校へ通わせて同年代の友達を作って楽しく過ごしてくれればそれで良かったんですよね。その手段としての降霊ショーがあったり、女優として稼ぐことがあったりと。そういうことなんですよね。妹の能力に関して「ただの物語なのに人々は話を聞くうちにそれを真実だと信じ込んでしまう」という感じのセリフがあったし、姉はそもそも妹の特殊な能力を信じていなかったように見えましたね。

この「降霊術ショーで世間を騙した姉妹」のようなコピーや予告に騙されて観てしまうと、かなりしっぺ返しをくらう。そんな感じです。

だとすればメインのストーリーはなんなのか

それがわっっかんないんですよ!!!!!!!

フランス映画はこれだから説明不足だとか雰囲気しかないんだとか言ってしまいたくはないんですけども、それでもこれはちょっとわかりにくすぎる。

劇中、姉妹の能力に惚れこんでしまった映画プロデューサーが、「この霊現象をフィルムに収め、いまだかつてない映画作品を作るぞ!!」と頑張るんですけども、結局怪しげな装置と放射線を使ってやっとのことで映った一瞬のボヤは投資家や周りに一切認めてもらえず何の成果も上げられなかったし、かと思えば放射能の影響で妹ちゃんは体調を崩すし(結局若くして死んでしまう)、と思ってるとそのプロデューサーは身元を偽ってて実はユダヤ人だな!ってことで世界大戦前ってこともあって拘束されて移送されてしまうし

え?結局これって何の映画だったの???

そう思う事間違いなしなんですよ!

意味の分からないミスリード

降霊術にハマってしまったコルベン(映画プロデューサー)と何度か降霊の儀式をする妹ちゃんのシーンがあるんですけど、なんとなく性交渉を暗喩していそうな雰囲気が出てるんですよね(自分でも何言ってるかわかってない)

降霊中のコルベンの股間をローラが眺めて「!?」って顔をしたりとか、ハァハァアンアン言ってる部屋の扉を開けてみればセッ〇スではなくマッサージ中だった!とかいう古典的な勘違いの場面かよって感じで降霊してるし・・・しかも勝手に降霊してたの!?と怒り「嫉妬してるの?」と妹に言われて張り手!するシーンなんかもあるんですよ。

コルベンを挟んで三角関係なのかな?みたいな雰囲気もありつつ、しかし別に恋愛関係に発展するわけでもない・・・

途中で差し込まれるコルベンさんの「怪しい噂」とかいうのも謎が多い。姉と恋仲になった男が突然エロいフィルムを流し始めて、「当時でもこんなポルノフィルムがあるんだぁ!」って新しい発見をしたらそれに主演してるのがコルベンさんだよって言ってて「えぇ・・・」となるちびぞう。コルベンさんって変態さんなの?となるけど、結局のところ彼はフランス人を装っていたポーランド人だった、というのが噂の中身なんですよね。

うーん無駄な伏線多すぎる。

まとめ

おそらくこれは戦前の世相だったりに振り回されてしまった可哀そうな姉妹と、その姉妹に魅入られた男の話・・・あと放射能こわいよって話なのかな。けっこう適当だけどそういう話で、特に降霊術は話のメインではないねってそれだけは分かりました。

オススメ度はかなり低いです。

ナタリー・ポートマンファンならばかなり彼女の美しい姿が見れるし、
リロデ(リリーローズデップの事をそう呼ぼうと今決めました)の成長を見守りたい父デップファンの人ならば他の楽しみ方があるかもしれませんね!!!

そんな感じです!以上!!!

 

 

 


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母親が別人に入れ替わる恐怖。映画『グッドナイト・マミー』ネタバレ&感想

“僕たちのママをどこにやったの?”

こちらはだーいぶ前に映画仲間が「ちびぞう好みっぽい」と言ってくれてた作品。

最近になってちびぞう父がやたらと「観てみ」と言ってくるので、ようーやく鑑賞しました!

整形した母親が病院から戻ってくると、別人になっていた・・・?というサイコスリラーっぽい雰囲気の作品ですね!

原題は「見てるよ、見てるよ」もしくは「分かってるよ、分かってるよ」と言った意味っぽい。”お前が母親じゃないことは分かってる”といった意味なんでしょうかね・・・。

【映画情報】

【原題】Ich seh, ich seh
【制作国】オーストラリア
【監督/脚本】ベロニカ・フランツ、セベリン・フィアラ
【製作】ベロニカ・フランツ、セベリン・フィアラ
【撮影】マルティン・ゲシュラハト
【出演([]内は役名)】

  • ルーカス・シュワルツ[ルーカス]
  • エリアス・シュワルツ[エリアス]
  • スザンネ・ベスト[母親]
  • ハンス・エッシャー[神父]

【公開日(日本)】2016年1月12日
【上映時間】99分
【配給】AMGエンターテイメント
【IMDB】6.7/10.0  (およそ31,200人の評価)

【あらすじ】

森と畑に囲まれた田舎の一軒家で母親の帰りを待つ9歳の双子の兄弟。ところが、帰ってきた母親は顔の整形手術を受けており、頭部が包帯でぐるぐる巻きになっていた。さらに性格まで別人のように冷たくなってしまい、兄弟は本当に自分たちの母親なのか疑いを抱くように。そして正体を暴くべく彼女を試しはじめるが、その行為は次第にエスカレートしていく。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレしているよ!)】

☆2.9/5.0

つまらなくはないんですけど、面白くもないかも・・・という微妙なライン・・・・ッッ!!!!

すっっっごく雰囲気も良いし、主演の双子の美少年っぷり、演技もすっごく良いんですけどね・・・!

ちびぞうは後半の展開が胸糞すぎてちょっと見てられなかったです・・・

大まかなストーリー

このおかあさん本物じゃないんじゃない?と疑った双子が、寝ている母親の口にゴキブリを投入してみたりだとか、ベッドに縛り付けて「本当のママをどこにやったの」と脅したりだとか口を接着剤で塞いでみたりだとか、それだとご飯があげられないので接着剤をハサミでチョキチョキしてたら唇も切っちゃったよーーー血が噴出!したりとか、一度は逃げ出した母親がコケて頭を打って気を失っている間に今度は床に縛り付けて双子が「本当のことを言え」と脅しながら家に火をつけたりしてて最後にはママが許しを請おうとするけどダメで、結局焼き殺されて終了・・・多分双子も火事で死んだのかな。

そして三人が森の中で再会し笑顔で肩を抱き合いこちらを見つめる・・・という絵面で映画が終わる。

ネタとは何だったのか

この映画のラストで用意されているどんでん返しというのは、

「母親が別人に変わっているかもしれない」という設定の話から、実は

「母親は変わっていないが双子の片割れ(ルーカス)がすでに事故で死んでいて、その事実を認められないエリアスがルーカスの亡霊(か妄想)に操られ”ルーカスがいないと言うお前は母親じゃない”と拷問する」という展開に変わるというところなんですねー。

そのネタの伏線はあらゆるところに用意されていて、例えば

  • ルーカスはエリアスの名前を呼ばない(劇中ではエリアスがルーカスの名前を呼んでばかり)
  • ルーカスは母親に直接話さず、いつもエリアスに耳打ちをして母親に伝えてもらっている
  • 母親はエリアス一人分の食事しか用意しない
  • 母親が誰かに電話で「もうこれ以上フリを続けられない(死んだルーカスが生きているというフリをエリアスの前で続けるというのがもう無理、ということ)」と言っている
  • ルーカスは赤十字の人に対してもエリアスに耳打ちして話す

などなど。他にもちびぞうは気付けなかったんですが、最初の方で母親が「汚れたシャツを着替えなさい」と言った時にエリアスの服だけが汚れている・・・などもあったようですね。

もちろん、母親が別人に変わったのでは?と思わせるような伏線もいくつかあります。

まず母親が森で全裸になるなどの奇行をしていること、双子の見ていないところでは包帯を外していること、双子が部屋に来ても寝たふりをして、こっそり何かを食べてたり・・・まぁ「とにかくいかにも怪しいな」という感じの伏線が。

もうこの母親の初登場シーンの恐ろしさが・・・(笑)

それ以外にも、双子がアルバムを見たら過去の母親の写真が外されていて、おそろいのサングラスと服を着た母親とよく似た女性が一緒に写っている写真が残されていたこと。(この写真については後々母親から”友達とおそろいの格好をして写真を撮ったのよ”と説明されますが、エリアスはこのもう一人の女が母親と入れ替わったのでは、と疑ってしまう)

 

母親も怪しいですが、ルーカスが死んでいるという伏線の方が多いので、途中で真実に気付きます。というか相当早めに気付く人もいるかな?

真相は、母親は整形手術ではなく、おそらくルーカスを失った事故で顔に怪我を負い、その治療から戻ったところだった。双子の片割れを失ったエリアスのために、ルーカスがいる”フリ”をしていたが、それも段々辛くなり・・・というところでしょうね。一切出てこない父親も同じ事故で失ったのかもしれません。

まとめ

おそらくこの映画の真の恐怖は、このどんでん返しで驚かせるところよりも、ネタが早めに分かるようにわざと作られていて「実の母親に”僕らの母親だと証明して”と迫る息子に拷問される」という状況が恐ろしいんだと思います。

いや、もうそういう意味での恐怖というか・・・恐怖というよりも観ていて胸糞で、辛かったですね。珍しく最後の方を倍速で飛ばし見してしまおうかというくらい嫌な気持ちになりました。

そういう意味ではホラー?というか人を不快にさせるという意味では成功している映画なのかも。

今思い返すと、オープニングで洞窟?に一人入っていくルーカスの後ろ姿が消えた後、全く何も聞こえないただの暗闇が広がっている、というシーンがすごく綺麗で怖くて、あのシーンだけでも「本当はエリアスしかいない」と表されていて秀逸だったな、と思ったりしますね。

この双子という設定も、上手ですよね。観ている方も見分けがついていないので「どちらかに偏って存在していない」と思うようなことがあまりないように作られているんです。だからもしかすると、ネタに最後まで気付かない、という人ももしかしたらいるかもしれません。

そう思うと「早めにネタに気付いても真相が恐怖」だし、「気付かなくてもラストでびっくり」できるという非常に上手く出来た映画だったのかもしれません。

あまり人にはオススメしないですけどね!!!

 

 


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