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父親が三人!?伝説的ミュージカルの映画化!『マンマ・ミーア!』ネタバレ&感想

結婚式に、出てもらいたいの!

こちらの作品はだいぶ前にDVDで観たんですけども、今回新作が公開されたという事で記事は前後してしまいましたが先におさらいとして観ましたー!

10年ぶりの新作!映画『マンマ・ミーア!ヒア・ウィ・ゴー』ネタバレ&感想

監督は『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』などのフィリダ・ロイド。

主演はアマンダ・セイフリッドちゃん始めメリル・ストリープピアース・ブロスナン、コリン・ファースなどとっても豪華!!!製作総指揮にはトム・ハンクスの名前もあります!!

【映画情報】

【原題】Mamma Mia
【制作国】アメリカ
【監督】フィリダ・ロイド
【脚本】キャサリン・ジョンソン
【製作】ジュディ・クレイマー、ゲイリー・ゴーツマン
【製作総指揮】ベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルバース、リタ・ウィルソン、トム・ハンクス、マーク・ハッファム
【撮影】ハリス・ザンバーラウコス
【美術】マリア・ジャーコビク
【音楽】ベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルバース(ABBA)
【振付】アンソニー・バン・ラースト
【出演([]内は役名)】

  • メリル・ストリープ[ドナ]
  • ピアース・ブロスナン[サム]
  • コリン・ファース[ハリー]
  • ステラン・スカルスガルド[ビル]
  • アマンダ・セイフライド[ソフィ]
  • ドミニク・クーパー[スカイ]
  • ジュリー・ウォルターズ[ロージー]
  • クリスティーン・バランスキー[ターニャ]

【公開日(日本)】2009年1月30日
【上映時間】108分
【配給】 東宝東和
【次作】10年ぶりの新作!映画『マンマ・ミーア!ヒア・ウィ・ゴー』ネタバレ&感想
【IMDB】6.4/10.0  (およそ182,200人の評価)

【あらすじ】

エーゲ海に浮かぶギリシャの小島で、20歳のソフィは結婚式を間近に控えていた。母子家庭で育ったソフィの願いは父親とバージンロードを歩くこと。母親ドナの日記を内緒で読んだソフィは、父親の可能性がある母の昔の恋人3人に招待状を出すのだが……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!!)】

☆2.8/5.0

ちびぞうが過去に鑑賞した時に書いた感想が残っていたので貼り付けておきます。

まず最初に。
ピアース・ブロスナンさんは歌ってはいけない。


あれれ!?実はメリル・ストリープが主役だったの!?と観ててビックリした。アマンダよりも歌いまくってる。
ストーリーはそんなに深くないんだけど無難に楽しめる。結婚式のシーンはあり得ない状況過ぎて笑えた。
ABBA縛りということで歌詞をストーリーにリンクさせるのが大変だなぁと思った。


そして最後に。
ピアース・ブロスナンさんは歌ってはいけない。

こんな感じでしたねー。

いや。見返してもやっぱりサムに扮するピアース・ブロスナンの歌声がちびぞう的にはキツかった・・・!!!!!

歌詞に合わせたストーリー展開は流石で、名曲が流れるとそれだけでウキウキするのは確かにあります!!!でも正直、ちょっと退屈なんですよね・・・。中だるみ?するというか。

ミュージカルなので歌の中でストーリーが進行していくんですけど、そこに入り込めないとちょっと流れが雑に感じてしまうかも。2の方がちびぞう的には楽しかったです。

自分の父親が誰か分からない、とりあえず母親の日記から過去にかかわりのあった男たちを呼び寄せよう!3人いるけどね!!!そして集まった3人の男たち。誰が本当の父親なの???

まぁいっか!三人とも父親で!!!

っていう感じなんですよね。「普通」にこだわらない新しい家族の形を示している素晴らしいお話なんですけども、細かく考えてしまうと

「なんで10数年前にお別れしたゆきずりの相手の連絡先が今になって分かるのか???」

などなどツッコミしだすとキリがないです。

まとめ

ABBAの楽曲と役者たちの歌声を楽しみに気楽なノリで観るのが良いですね!!!

(でもブロスナンさんは以下略)

 

 


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10年ぶりの新作!映画『マンマ・ミーア!ヒア・ウィ・ゴー』ネタバレ&感想

いくつもの出会いから、生まれたしあわせ―――それが、あなた。

まさかこの作品の続編がやるなんて!!前作からおよそ10年ですよーーー!!ファンは嬉しいですよね!メリル・ストリープもコリン・ファースも好きなのでちびぞうも嬉しい。

劇場で観た方が絶対に楽しいと思ったので映画館へ観に行きました!

パンフはこんな感じ!

真四角っぽいデザイン、七色に光る加工がしてあって、写真も爽やかでにぎやかで楽しげですね!個人的に女装パフォーマーのブルボンヌさんのゲイ目線なコラムが興味深かった・・・!

【映画情報】

【原題】Mamma Mia! Here We Go Again
【制作国】アメリカ
【監督/脚本】オル・パーカー
【ストーリー原案】リチャード・カーティス、オル・パーカー、キャサリン・ジョンソン
【製作】ジュディ・クレイマー、ゲイリー・ゴーツマン
【作詞/作曲】ベニー・アンダーソン、ビヨルン・ウルヴァース
【オリジナル・ミュージカル台本】
【主題歌】キャサリン・ジョンソン
【原案】ジュディ・クレイマー
【原曲】ABBA(アバ)
【製作総指揮】ベニー・アンダーソン、ビヨルン・ウルヴァース、リタ・ウィルソン、トム・ハンクス、リチャード・カーティス、フィリダ・ロイド、ニッキー・ケンティッシュ・バーンズ
【撮影監督】ロバート・イェーマン
【プロダクション・デザイン】アラン・マクドナルド、ジョン・フランキッシュ
【編集】ピーター・ランバート
【衣装デザイン】ミシェル・クラプトン
【振付】アンソニー・ヴァン・ラースト
【音楽監督】マーティン・コッシュ
【作曲】アン・ダッドリー
【音楽監修】ベッキー・ベンサム
【出演([]内は役名)】

  • アマンダ・セイフライド[ソフィ]
  • ピアース・ブロスナン[サム]
  • ジェレミー・アーヴァイン[若きサム]
  • コリン・ファース[ハリー]
  • ヒュー・スキナー[若きハリー]
  • ステラン・スカルスガルド[ビル]
  • ジョシュ・ディラン[若きビル]
  • クリスティーン・バランスキー[ターニャ]
  • ジェシカ・キーナン・ウィン[若きターニャ]
  • ジュリー・ウォルターズ[ロージー]
  • アレクサ・デイヴィーズ[若きロージー]
  • ドミニク・クーパー[スカイ]
  • アンディ・ガルシア[セニョール・シエンフエゴス]
  • シェール[ルビー]
  • メリル・ストリープ[ドナ]
  • リリー・ジェームズ[若きドナ]

【公開日(日本)】2018年8月24日
【上映時間】114分
【配給】ユニバーサル・ピクチャーズ
【映倫区分】G
【前作】マンマ・ミーア!
【IMDB】7.1/10.0  (およそ33,700人の評価)

【あらすじ】

ギリシャのカロカイリ島で念願のホテルを完成させたソフィは、オープニングパーティの準備に追われていたが、母ドナの親友ロージーとターニャもやってきて、久々の再会を喜ぶ。しかし、ニューヨークにホテルビジネスを学びにいっている夫のスカイから、一緒にニューヨークで暮らさないかと誘われ、心揺れるソフィ。そんな彼女に、ロージーやターニャ、そして3人のパパのひとりであるサムらは、若き日の物語を話し始める。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!!・・・)】

☆3.0/5.0

アバの歌に乗って綴られる人生賛歌!楽しい楽しいエンタメクィーンとも言える今作!

前作は「お父さん候補が三人!?誰がほんとのお父さんか分からないけど、全員お父さんでいっか!」という大胆で突拍子もないオチが有名。新しい家族の形というものを示してくれる、マイノリティへの応援歌的な作品でしたね(ハリーは最後にゲイだとカミングアウトするしね!)。10年前の作品としては画期的でした。

メリル・ストリープ不在!?

今作はなんと思い切って主人公ドナが亡くなってしまったという設定・・・!えぇー!!メリル・ストリープが観たかった・・・けど・・・。出てこないの???と不安になっていたちびぞうですが・・・!大丈夫!最後の最後にしっかり登場してくれます!(霊体だけど)やっぱり嬉しいね!

今作は亡くなった母親から娘へバトンを繋いでいく・・・という内容になっているので、アマンダちゃんの出産がテーマ。生まれた子の洗礼式に登場するメリル・ストリープの場面は感動的。

ツッコミどころは結構多い

今作は前作でドナがどんなふうに恋人たちと関係を持ったのかの過去編が描かれます。なのでバトンを渡す話ではあるもののやっぱり主役はドナ!

若かりし頃の役者さんたちがちゃんと似てる人を使っているので本当に若い頃を見ているようで楽しい・・・(どうせならステラン・スカルスガルドの若かりし頃はビルくんがやればいいのに・・・と思ってやまない)

しかし!お話的にはちょくちょくツッコミたくなる部分もあります。一応は前作と矛盾がないように作られているんですが、後を追いかけたはずのハリーが島に行かなかった謎、とかね。せっかく婚約者と別れて島に戻ってきたのになんで本人に会わずに帰ってしまうのよ!そこまでの気持ちなのかい!ってサムに思ったりね。色々と。

個人的に、ちびぞうの好きなアンディ・ガルシアが出演していたのはかなり嬉しかったんですけども、その役柄が謎過ぎる・・・。ぶっちゃけいる?この人って感じのポジション。せっかくのアンディ・ガルシアだからもう少し意味のある役にしてほしかった!!

そしてシェール・・・。終盤で話にちょくちょく登場していたドナの母親が現れるんですけども、その正体がシェール!!!いやすごいけど!!歌声も大好きだけど!!(パンフでブルボンヌさんに”女装より女装っぽい”って書かれてて(笑))

メリル・ストリープの母親役にはきつい・・・。

そしてそのシェールとアンディ・ガルシアが実は元恋人だったという突然の設定にももうついていません!!でも雰囲気で乗っかっちゃおうね!!

まとめ

これは、アバのカバーライブ的な感じで楽しむのが正しい最強エンタメミュージカルですからね、細かいことは気にしてはいけないのです。

雰囲気に乗っかっちゃおう!そして楽曲を楽しもう!そんな映画でした!

あ!!!コリン・ファースは相変わらず紳士感が素晴らしく観光良かったですよ・・・劇中でも良い老け方してるって言われてた(笑)多分、コメディとしての面白さも1より上がってる気がしますね!!

とっちらかってて全くまとめになってないですが終わります!

読んでくださってありがとうございました!!

 

 


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インド映画の神再び!『バーフバリ2 王の凱旋 完全版』感想と通常版の違い

どうもこんにちは、こんばんは、おはようございます!!!ちびぞう(@cbz_ewe)です!!!

2018年6月1日(金)より、松竹系列の映画館(ピカデリーなど)で公開されています!!

ちびぞうは最初、今年の年明けに今作のインターナショナル版(通常版)を劇場で観まして一目惚れ、そのあとDVDレンタルで1作目の『バーフバリ 伝説誕生』を観て、そのあとまたレンタルで『王の凱旋』を二回観ました・・・。

2(劇場)→1(DVD)→2(DVD)→1(DVD)→2(DVD)→2(劇場)

こうね!!!最初が2だったので感想が前後してるのがアレなんですが、ちびぞうの記事は以下。

王を讃えよ!インド映画『バーフバリ 伝説誕生』ネタバレ&感想

熱量に圧倒されるインド映画!『バーフバリ 王の凱旋』感想

完全版とは??

完全版とは!!!いわゆるディレクターズカット版と同じですね。

今まで公開されていたインターナショナル版(通常版)でカットされていたシーンが全てカットされていない状態で観れるよ!!というものです。

通常版は141分なのに対し、完全版は167分。(映画.comさんを参照)

つまり、26分のシーンが増えているんですねぇー!!!

ちびぞうも観ていて「あっ!このシーンは観てないやつだ!!」と気付きはしたものの、それぞれが1分ほどと短く結構な数あったので、映画が終わる頃にはほとんど覚えていられませんでしたが(笑)、どれも興味深く、バーフバリの世界観と物語を深めるために重要な役割を担っていたと思います!!!

どんな感じのシーンかというのを覚えているので言うと、シヴァガミの居室にて「パータリプトラ王国のヴァルニ姫ですバーフバリの嫁にこの姫はどうですか」と司祭が言うのを「目に生気がない」と突っぱねるシーンが増えていましたね。あとクマラ・ヴァルマのへなちょこさを見せるシーンや、バーフバリが王室から追放されたあと、村人と一緒に暮らすシーンも若干増えてましたね。

本当なら追加のシーンを全部書き出したいところですけども、さすがにうろ覚えなところもあるので厳しい・・・。ぜひとも。ご自分の目で確認して見比べて頂きたいですね!!

ちなみに、通常版ではエンドロールがありませんでしたが、完全版にはバッチリとありました。そして謎の老人と子どもの会話が追加されていました。(これが結構意味深で、続編のフラグになっていれば良いのにと願ってしまう)
バーフバリのお話は、代々語り継がれていく伝説の物語なのだよ・・・ということなんでしょう。

感想

いやもう最高ですよ!控えめに言って最高ですよ。最&高ですよ。

そりゃもうバーフバリが大好きで、劇場で観たい!!と思っていてのこの完全版の上映ですからね。最高にならないわけがないんですよ。

監督はパンフレットで、通常版は「テンポやスピード感を重視してノンストップのジェットコースターに乗っている気分で楽しんでほしい」と語っていました。
反対に、完全版は物語の奥行きを楽しんで欲しいと。
それぞれがただ単に短縮版とノーカット版という感覚ではなく、どちらも一つの映画として完成されていて、どちらも楽しめるようにと考えて作ったそうです。

もう、素晴らしいですよね・・・!!!この監督の言葉通り、どちらも、それぞれの魅力と味があって最高に楽しめる一本になっていると感じました・・・!
特に完全版は、物語のサポートが十分にできていて、通常版よりも自然な脚本になっていると思います。

さすがにこう何度も観ていると、脚本に「?」と思う部分も出てきたりバーフバリの音声だけ他と違ってやたらとデカいなって思ったりはするんですけども、

  • 無茶しまくりなアクションが笑えるし最高にかっこよくて震える
  • バーフバリがデーヴァセーナを見つめてにこにこ幸せそうにしているとちびぞうまでがにこにこしてしまう
  • カッタッパの涙にちびぞうも涙してしまう
  • そしてまた1が観たくなる・・・

こんな感じですからね、もう細かいとこなんか気にしないで我々の王を讃えようよ!!って感じですね。(過去に書いた記事でも全く同じこと書いてたような気がしなくもない)

バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!

本国インドで王の凱旋のトレイラーが公開された時の劇場での熱気をお届けします。

あ、それから一応確かめて良かったなーーーーーーと思ったんですけど、完全版にも

パンフレットがあった!!!

通常版のパンフはA4サイズでこんな感じなんですが、

(お値段は税込み700円)

完全版はこんな感じ。

(お値段はなんと税込み1000円!)

並べるとこう。

通常版は、登場人物の相関図や著名人のコラム、映画のトリビアなどが書かれていましたが、完全版は著名人のコラムに加え、監督のインタビュー!からポスターギャラリーやスケッチギャラリーそれから・・・なんと!オープニングからエンドロールの台詞までを含めたすべてのシナリオ(インドならではの単語には解説もついてる)が載っています!!!!!

しかも歌の歌詞(カタカナだけど)も載ってるし、シナリオのどこにどの歌が挿入されているのかまで書かれている・・・

え?すごくないですか?これで1,000円てめちゃ安くないですか???

劇場を逃したみんなもパンフだけでも買うといいよ!

なんとカラオケ配信も!!

なぜカタカナ歌詞が載っているのか・・・それは、JOYSOUNDさんでバーフバリのサントラがカラオケ曲に入ったからなんですよねーーーーー!!

えぇ、前代未聞じゃない?インド映画がここまで流行ってるのすごくない?

ちびぞうもめっちゃ歌いたいんですけど!!!!

気になる続編は??

残念ながら監督のインタビューでは劇場用映画としての続編やスピンオフの構想はないと語られていました・・・。

しかし、バーフバリ2作品の前日譚になるという『THE RISE OF SIVAGAMI』というタイトルの映像作品の企画はあるようです。名前からしてシヴァガミ様のスピンオフっぽいですね!

それと、カッタッパやクマラの日本での人気を知り、彼らのスピンオフについても考えてみようと思ったらしいです!!!!

これは楽しみですね!!!!

ちなみに、アニメシリーズ『バーフバリ 失われた伝説』というのがそろそろ日本でも観られるようで・・・アニメか・・・と思いつつも期待せずにはいられない。そんな感じです。

2018年7月25日発売。
もう予約も始まっているようですよ!

 


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愛してくれる人達を忘れない。CGアニメ映画『リメンバー・ミー』ネタバレ&感想

”それは、時を超えて―――家族をつなぐ、奇跡の歌”

劇場で予告編を観た時は、「DVDで良いかなぁ」と思っていたんですけども、公開後に多方面から絶賛の声が聞こえてきまして。これは足を運んでみねば、となりましたね。

ピクサー初のミュージカルアニメという意味でも、興味を持たれてる方が多いのかな~。

というか何故にこれ系の映画は「吹き替え版」しかやってないところばかりなんですかね!?田舎だからですか!?岐阜が田舎だからですかね!?基本はアニメ映画も字幕で観たい派なんですけど、やってなければ吹き替えで観るしかないですよねぇええ

今回、パンフを買ってみて初めて気付いたんですけども、今作に登場するヘクターというキャラクターの声をちびぞうが愛してやまないガエル・ガルシア・ベルナルが演じている!!!!

あぁーーーー字幕で観れば良かった(;;)いつか絶対観る(;;)

パンフはこちら。いつものディズニーのCGアニメ御用達の四角いパンフです。

キラッキラの星が散りばめられた豪華な表紙を飾るのは主人公ミゲルと犬のダンテ、ヘクター。42Pで税抜き667円。メキシコの豆知識ページが載っています!全部のページが表紙なのかってくらいツルツルしてて指が滑る、滑る!

【映画情報】

【原題】Coco
【制作国】アメリカ
【監督】リーアン・クリッチ
【共同監督】エイドリアン・モリーナ
【原案】リーアン・クリッチ、エイドリアン・モリーナ、ジェイソン・カッツ
【脚本】エイドリアン・モリーナ
【製作】ダーラ・K・アンダーソン
【製作総指揮】ジョン・ラセター
【歌曲「リメンバー・ミー」作詞作曲】クリステン・アンダーソン=ロペス、ロバート・ロペス
【歌曲共同作詞/楽曲製作&編曲】ジャーメイン・フランコ
【歌曲/民族音楽コンサルタント】カミロ・ララ
【音楽】マイケル・ジアッキーノ
【アニメーター】原島朋幸
【シミュ―レーション・アーティスト】小西園子
【声の出演([]内は役名)】

  • アンソニー・ゴンザレス/石橋陽彩[ミゲル]

  • ガエル・ガルシア・ベルナル/藤木直人[ヘクター]

  • ベンジャミン・ブラット/橋本さとし[エルネスト・デラクルス]

  • アラナ・ユーバック/松雪泰子[ママ・イメルダ]

  • レニー・ヴィクター/磯辺万沙子[エレナ]

  • ハイメ・カミーユ/横山だいすけ[パパ]

  • アナ・オフェリア・ムルギア/大方斐紗子[ココ]

  • ナタリア・コルドバ=バックリー/渡辺直美[フリーダ・カーロ]

  • ソフィア・エスピノーサ/恒松あゆみ[ママ]

【公開日(日本)】2018年3月18日
【上映時間】105分
【配給】ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
【映倫区分】G
【IMDB】8.5/10.0  (およそ138,200人の評価)

【あらすじ】

天才的なギターの才能を持つ少年ミゲルはミュージシャンを夢見ているが、過去の悲しい出来事が原因で、彼の一族には音楽禁止の掟が定められていた。ある日ミゲルは、憧れの伝説的ミュージシャン、デラクルスの霊廟に飾られていたギターを手にしたことをきっかけに、まるでテーマパークのように楽しく美しい「死者の国」へと迷いこんでしまう。ミゲルはそこで出会った陽気で孤独なガイコツのヘクターに協力してもらい、元の世界へ戻る方法を探るが……。【引用元:映画.com

【感想(結末までネタバレ!!!)】

☆4.1/5.0

泣きました!!!音楽も色彩も脚本も本当に素晴らしくって、面白かった!これは名作!

子供向けではないですね!大人が観て、考えて、そして泣く。そんな映画です。

いつも思うけどディズニーって社会情勢を反映させるの上手だよね。メキシコ移民がアメリカで犯罪を起こしてるから壁を作ろう!なんて話がある中であえてのメキシコを舞台にしたこの物語・・・。本国アメリカの人がこれを観てどう思うかは分かりませんが、私たちにとってはニュースでしか知らないメキシコの印象というか、先入観のようなものが少しでもなくなって、日本と身近な死生観を持った人たちなんだなって少し親しみがわいてきたらいいなって思ってます。

目を奪われる色彩!

まずオープニングで目にするのはメキシコの切り絵細工”パペル・ピカド”。
カラフルな紙に切り絵を施したものを紐に通し、旗のように飾っています。この切り絵の絵が動いて、かつてミゲルの家族(先祖)がどのように音楽を禁止していったか、の過程を見せてくれます。

この表現は『モアナと伝説の海』で、マウイのタトゥーが動くっていうアニメーションでも見た感じですね!

この、伝統的なデザインを使ってアニメーションにするっていう手法が本当に大好きです!!現地の文化へのリスペクトを感じます!!!

南の島の大冒険!映画『モアナと伝説の海』ネタバレ&感想

 

それから、メキシコの伝統的な祭礼行事”死者の日”を舞台にしている本作では、とにかくその街中の色彩だったり、祭壇だったり、散りばめられたマリーゴールドがカラフルで美しい!さらにさらに、現実の世界よりもさらに、ミゲルが迷い込んでしまう”死者の世界”が煌びやか、彩度が高くて極彩色の世界。死者の世界なのに、陰気な気配はまるでないです。でも、絶対的な死の象徴であるドクロだったりはキャラクターにも街並みにも反映されていて、しっかりと死者の国だってアピールは忘れていない。間違いなくあの世だけど、決して苦しい場所ではないんだっていう雰囲気が色合いからも伝わってきます。

耳に残る音楽!

いつもディズニーの曲は耳に残るものばかりで、あとから脳内ヘビロテが始まるんですけども、今回の『リメンバー・ミー』は相当強い!!

劇場を出た瞬間から歌えるようになっていました!!!

この曲は物語のキーアイテムとしても役割をしっかりと持っていて(あとでちゃんと書きますが!)、曲であることの意味がしっかりとある。ミュージカル映画でここまでしっかり役割を果たしているのも、なかなかないんじゃないでしょうか?

おおまかなストーリー

主人公ミゲルのひいひいじいちゃんに当たる人家族を捨てて音楽で生きる道を選んでしまったから、ひいひいばあちゃんは音楽を家族に禁じるようになる。
ミゲルは本当は音楽の才能に溢れ、音楽を愛する少年だけど家族に反対されているから、家で歌う事すら許されない。秘密の隠れ家で、同じ町出身で有名になったあこがれのエルネスト・デラクルスという歌手でありスターの映画を観ながらこっそりギターで弾き語りしている。

分かりやすくパンフに載ってた家族の相関図を貼っときますね!

ココひいばあちゃんは、いなくなったパパを今でも想っていて、口を開けば「パパ?帰ってきたの?」と言う。でも、もう家族のことは誰が誰だか分かっていない状態。切ない。

死者の日には祭壇を作り、先祖の写真を飾るのがメキシコの風習。写真を飾らないと、ご先祖様が帰ってこれない、ということらしい。これは、日本のお盆と似ていますよね。日本もお盆になると精霊馬と呼ばれるきゅうりやナスに脚をつけて馬に見立てたものを飾ったりします!これはご先祖様が行き帰りに乗る乗り物。それと同じで、メキシコではマリーゴールドの花弁を巻く。香りの強いこの花びらが、先祖様が迷わず自分たちの家に帰れるよう道案内の役割をしているらしい。しかし、ひいひいじいちゃんの写真だけは顔の部分が破られていて、飾られていない。

死者の日当日。ミゲルは町の広場で行われる歌のコンテストに出ようとするも、家族に見つかりエレナおばあちゃんにギターを壊されてしまう!どうしてもコンテストに出たいミゲルは、「チャンスを掴め!」という言葉を思い出しデラクルスの墓所に飾られたギターを盗もうとする。ギターに触れた瞬間、見つかりそうになるも周囲の人にミゲルの姿が見えなくなる。それどころかすり抜けてしまう。ミゲルは死者の世界に来てしまっていた。
戻ってきていた家族の先祖と一緒に死者の国へ行き、ひいひいばあちゃんであるママ・イメルダと会う。家族に「許し」を与えられ、マリーゴールドの花弁を渡されれば生者の世界に戻れるらしいが、イメルダの出した条件は「2度と音楽に関わらないこと」。それを受け入れられないミゲルは逃げ出し、破られていた写真に写っていたひいひいじいちゃんが手に持っていたギターがデラクルスの物と知ったミゲルは「彼がひいひいじいちゃんだ!」と確信。
日の出までに家族に許しをもらわないと、完全に死者の国の一員になってしまうらしい。なんとかデラクルスに会って、彼に許しをもらおうと急ぐ。

デラクルスの居場所を知るという男ヘクターに出会ったミゲルは、誰からも写真を飾ってもらえず、忘れ去られそうになっている(誰の思い出にも残らず忘れ去られてしまうと、人は2度目の死を迎える。死者の国からも消えてしまうらしい)という彼の写真を「帰ったら飾ってあげる」という約束をして、デラクルスの場所まで連れて行ってもらおうとする。

家族の追跡から逃げつつ、デラクルスと会えたミゲル。しかしそこで、実はデラクルスは夢を諦めて家へ帰ろうとしたヘクターを殺し、曲とギターを奪って有名になった・・・という最低の嘘つき野郎だった事が明らかになる。真実を知ったミゲルを帰すわけにはいかないと、閉じ込めるデラクルス。
デラクルスの元からの脱出、そしてヘクターや家族と力を合わせてデラクルスを倒すまでの過程で、本当はヘクターがひいひいじいちゃんだったと知る。イメルダにも「何の条件も出さずに許すわ」と言われて大団円!と思いきや、ヘクターの写真は戦いの最中でどこかへ行ってしまったし、日の出も間近。早く帰らなければミゲルも人間に戻れない。しかし、ヘクターも消えかけている。唯一彼を覚えていたママ・ココがパパの事を忘れかけているからだ。
ヘクターに「必ずヘクターの事をママ・ココに思い出させるから!」と言って生者の世界へと帰るミゲル。

何も語らず何も聞いていないようなママ・ココに、必死でパパのことを思い出して!と言うが反応がない。しかし、ミゲルがギターを弾き、ヘクターが小さかったママ・ココのために作った『リメンバー・ミー』を歌い出すと、ママ・ココも反応し、一緒に歌い始める!
そして、引き出しの中から破られていた写真の切れ端を出してくれる。

1年後の死者の日。イメルダとヘクターから始まる家族全員の写真が飾られた祭壇の前に、生きている家族も死んでいる家族も全員がそろって、ミゲルの歌を聞いていた。

脚本も素晴らしいです

最初に、ギターを盗むシーンで「いけないことをするなぁ」と思っていたんですが、それは後半のデラクルスの「チャンスをつかむためには何でもする」という言葉でミゲルをハッとさせるんですよね。チャンスを掴もう!という言葉を信じて盗むに入ってしまったけど、それは本当は良くないことだった、というのをデラクルスのやった出来事を知ることで気付くことが出来る仕組みになっているんですよね!

それから、ママ・ココの「パパはどこ?帰ってきたの?」という序盤のセリフも、まだママ・ココが覚えていてくれているからヘクターが今日まで存在出来ていたんだな、という説得力にもつながりますし。ラストで一度は忘れてしまうけど、曲を聴いて歌い出すシーンは本当に感動できます。
昔ニュースで見た、老人ホームで認知症の進んだご老人に昔好きだった曲を聴かせると過去の思い出が蘇り、症状も改善するというのを思い出しました。音楽というものは本当に偉大で、潜在意識に刻まれているんですよね。こういう事だけでなく、例えばテストの時の語呂合わせも曲をつけてみると覚えやすかったりとか、音楽って本当に記憶と密接に結びついてると思うんです。
この、ママ・ココが思い出すことが死者にとってどれほど重要な事か、ということを十分に見せられているので、そのキーになるのが歌である、というのはミュージカル映画でこれ以上ない演出だったと思います。

素晴らしい(;;)

原題が「Coco」なのも良いですよね。『リメンバー・ミー』も良いけど、この話はミゲルが主人公のようでいて本当はヘクターとココの物語でもあるわけで、あの曲はヘクターがココの為に作った曲でもあるから、映画を観終わったあとにタイトルの意味を考えると余計にジーンとくると思います(;;)

素晴らしい(;;)

ちょっと気になったけど

亡くなったママ・ココが死者の国へ行った時、白髪なんですよね。でも他の死者たちはみんな黒髪だったりする。それが不思議だったな。

ちびぞうが思うに、ヘクターが女装をしたりするときに、髪はカツラかな?と思えるシーンがちょこちょこありました。つまりみんなほんとは髪がないけど、自分の好きな髪型のカツラをかぶっているのかな、と。
で、なぜママ・ココは白髪だったのか。それは多分、埋葬されている時の姿と死者の国でいる時の姿がリンクしているからかなー。と。埋葬されたばかりの時は白髪だけど髪もあって、でも時間が経つにつれて骨だけになっていくから、みんなだんだん髪がなくなって、カツラをかぶるようになる。そんな感じなのかなーと。

結構、死者の国にしてみても深く細かく設定されてそうですよね。
細かい部分まで見て、楽しめます。

まとめ

メキシコの死生観がまず素敵。忘れられることで2度目の死を迎えるって考え方も素敵。

死者の世界がきらびやかで、美しいところも好き。みんな楽しそうだし、前向きですよね。

 

お話としての簡単な驚きも隠されていますし、今周りにいるだけではない、もう亡くなってしまった「自分の家族」についても改めて考えられる、本当にいい映画だったと思います。

曲もメキシカンなものが多くて、耳に新しいし、でもすごくキャッチ―で覚えやすい。

 

最後に出てくるスタッフからの「支えて愛してくれた人たちを忘れない」というメッセージもすごく泣けます(;;)

ぜひともこれは、劇場で何度も!観て欲しい作品です!!!

 

 


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珠玉のミュージカル映画!『グレイテスト・ショーマン』ネタバレ&感想

”勇気がある 傷もある これが私”

ちびぞうはミュージカル映画は苦手だと何度も書いてきましたが、段々ミュージカルというものに対する違和感だったり恥ずかしさだったりというのが消えてきました。
最近よく観ているミュージカル映画が相当に面白い、というのもあると思うんですけど、特にミュージカル映画には区分されないはずの『地獄愛』『シェイプ・オブ・ウォーター』などでもヒロインが突然歌いだす場面が使われたりしていて、”そういう手法”に慣れてきたというのもありますね。

殺人鬼カップルを描いた問題作『地獄愛』ネタバレ&感想

モンスターと恋しよう。映画『シェイプ・オブ・ウォーター』ネタバレ&感想

さて、今作も予告編を観て恋した作品の一つ。

『ラ・ラ・ランド』の音楽チームが手掛けているということで、期待も大きかったです。

賛否両論!?ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』ネタバレ無し感想

パンフレットはこんな感じ。

あれ、20世紀フォックスさんおなじみのこのデザイン↓

ではないんですねー。同じ配給会社でも劇場公開する規模によってパンフのデザインも変わるということなんでしょうか。初めて気付きました(笑)

ちなみに裏面はこんな感じ。

美しいイラストにラメ質の紙、そこに金の箔押しとかなり豪華なデザイン。大きさもA4ほど。38ページで税抜き667円。ま、まぁまぁふつう。

楽曲や歌詞などの紹介ページがあり、これ系の作品によくある感じの中身です。

【映画情報】

【原題】The Greatest Showman
【制作国】アメリカ
【監督】マイケル・グレイシー
【脚本】ジェニー・ビックス、ビル・コンドン
【原案】ジェニー・ビックス
【製作】ローレンス・マーク、ピーター・チャーニン、ジェンノ・トッピング
【製作総指揮】トニア・デイヴィス、ドナルド・J・リー・ジュニア
【撮影監督】シェイマス・マッガーヴェイ
【プロダクション・デザイナー】ネイサン・クロウリー
【衣装デザイナー】エレン・マイロニック
【編集】ジョー・ハッシング
【楽曲】ベンジ・バセック、ジャスティン・ポール
【音楽】ジョン・デブニー
【出演([]内は役名)】

  • ヒュー・ジャックマン[P.T.バーナム]

  • ミシェル・ウィリアムズ[チャリティ・バーナム]

  • ザック・エフロン[フィリップ・カーライル]

  • ゼンデイヤ[アン・ウィーラー]

  • レベッカ・ファーガソン[ジェニー・リンド]

  • キアラ・セトル[レティ・ルッツ]

  • ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世[W・D・ウィーラー]

【公開日(日本)】2018年2月16日
【上映時間】105分
【配給】20世紀フォックス映画
【映倫区分】G
【IMDB】8.0/10.0  (およそ72,200人の評価)

【あらすじ】

貧しい家に生まれ育ち、幼なじみの名家の令嬢チャリティと結婚したフィニアス。妻子を幸せにするため努力と挑戦を重ねるフィニアスはやがて、さまざまな個性をもちながらも日陰に生きてきた人々を集めた誰も見たことがないショーを作り上げ、大きな成功をつかむ。しかし、そんな彼の進む先には大きな波乱が待ち受けていた。【引用元:映画.com

【感想】

☆4.0/5.0

今作の感想はですねー、映画を観終わったあとの興奮を上手く文に出来ずにしばらく置いていたら「世間の批評家の方々はあまり褒めていない」という事実に色々と思うところも出てきて、”感想書くのが難しい系映画だな”という感じでちょっと放置してしまっていました(笑)

しかしちびぞうは一応、観終わった直後に簡単なメモという感じで書き散らしておいたので、そちらの濁りのない感想(散文)を載せときます!(笑)

『ラ・ラ・ランド』、『セッション』のデイミアン・チャゼル監督作かと思っていたら違っていた!音楽チームが『ラ・ラ・ランド』と同じなだけでした!

まさしく、これぞエンターテイメントというにふさわしい作品。

オープニングから圧巻だし、物語にも引き込まれて飽きずに観られる。

最近、観た『ショコラ』『ザ・シング』を思い出させる場面があった。

 

バーナムさんが「君たちの個性は素晴らしい」と言いながら本物の魅力に魅了され、さらなる成功へと欲が欲を呼んでいく感じが悲しい。

オペラ歌手の歌唱シーンは本当に最高で胸打たれるものだったけど、「本物」として見せられる実力が彼らの存在をやはり「偽物だ」と否定しているようで悲しくて涙が出た。

ラストシーンでの盛り上がりに欠けるかな?と思ったけどそうではなかった!

過去に『ハイスクール・ミュージカル』でザック・エフロンに騒いでいたちびぞうとしては、ヒュー・ジャックマンが「君に譲ろう」と言って帽子を渡すシーンはミュージカル俳優としての二人の関係を表しているようで号泣ものだった。ザックエフロンが舞台の中心で歌い始める場面はもう涙で滲んでスクリーンが良く見えなかったです(笑)

こんな感じ。この散文にほとんどの感想が詰め込まれていて、他に特に言う事ないかなって感じもしますね。

近しいものを感じた、黒人と白人の芸人コンビの映画『ショコラ』

黒人と白人の芸人コンビの一生。映画『ショコラ ~君がいて、僕がいる~』ネタバレ&感想

コアラが劇場で夢を見るCGアニメ映画『ザ・シング』の記事も貼っておきます!

映画『SING/シング』感想!ミニオンズのスタジオが贈るアニマル・ミュージカル!

ぶっちゃけると脚本はそんなに面白い、という感じでもなく。まぁまぁありがちな感じ。

しかしその隙を全て埋める楽曲と圧倒的パフォーマンスによってちびぞうを夢の世界へといざなってくれる最高にエンターテイメントな作品でした。まさに”グレイテスト・ショー”!!

最後にどうでもいい語り

昔何かのテレビで小人症の人が「見世物小屋が差別の温床として世間に認定され、よくないものとしてなくなっていくと、自分たちの働いていた場所もなくなってしまった」と言っているのを観たことがあったちびぞうは、”見世物小屋”というものがビジネスとして成り立っていた事自体に”障がいのある人やアウトサイダーを見世物にするのは非人道的!差別だ!”と声を上げるのはいかがなものかなという考えがあります。

人と違っているからと言って、その労働環境が過酷なもの(例えばやたらと低賃金だとか人権を無視した肉体的精神的暴力が蔓延しているとか)だった場合は、その雇い主がクソ人間な可能性はありますけども。しかし”見世物小屋”で見世物として働いている、ということそのものに”悪”はないと思うんですね。

アイドルが可愛さを売りにするのと同じ、芸人が笑いを取る才能を売りにするのと同じ、人の「奇妙なものを見たい」といった欲を満たす一種のその人々の個性は、立派な才能であり、彼らが誇りを持ってその場に出ていればそれは立派な仕事なんですよね。

難しいですよね。人は「美しい、綺麗」だとポジティブな言葉で称賛出来るものを”商品”として見ることに抵抗はないのに、「醜い、もしくは変わっている、奇妙だ」といったネガティブな言葉で表現するものに興味を示してしまう事を恥と考える(というか倫理的な問題なのかもしれませんが)ので。

しかし、世の中には「逆差別」という言葉も存在しています。正しいことを唱えるばかりに、アウトサイダーを守ろうと強く主張をするばかりに、逆に彼らを”腫れもののように”扱ってしまう。そのこと自体が彼らを生きにくくさせてしまうという、本当に皮肉なことです。

 

今作の映画の主人公であるバーナム氏は人間として誠実かと言えばそうではないし、決して褒められたような人間ではないけども、成功や夢を追うという欲に、金に忠実であり、そしてビジネスの可能性を広げる才能が確かにあった。

彼が見つけた個性たちが”家”として自分たちの姿を披露していたあの場所は、決して差別の温床などではなく、彼らが誇りを持って仕事をする、唯一の”居場所”だったんだと思います。

まとめ

オープニングや、ラストシーンの曲、途中で歌われる「this is me」「never enough」などなど、覚えやすくて口ずさみたくなる楽曲がたくさん。間違いなくサントラが買いたくなる映画です。

ネットで見つけたこのワークショップセッションの動画が最高に泣けるので、ぜひ皆さんも一度観てみてください!キアラ・セトルという歌手のレベルの高さ、表現力の豊かさが分かりますよ!!!

 

 

 


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た行

ヴィランズの子ども達のその後!映画『ディセンダント2』ネタバレ&感想

「それではだめ。私はあなたをダメにしてしまう」

昨日の記事から引き続き、『ディセンダント』の続編を観ましたー!!!!

今回から参加するフック船長の息子、ハリー役をしているトーマス・ドハティ君がチョイ脇役にも関わらずイケメンだな・・・?と思っていたら、今作のヒロイン、マルを演じるダヴ・キャメロンと恋仲になっているようですねー!かっこいいもんな!

他にも魅力的な若手俳優がたくさん見られる今作、この中で誰がハリウッドの大物になっていくのか、いかないのか、見守っていきたいところ!

主役はヴィランズの子ども達!映画『ディセンダント』ネタバレ&感想

【映画情報】

【原題】 Descendants 2
【制作国】アメリカ
【監督】ケニー・オルテガ
【製作総指揮】ケニー・オルテガ、サラ・パリオット、ジョーサン・マクギボン、ウェンディ・ジャフェット
【脚本】サラ・パリオット、ジョーサン・マクギボン
【音楽】デビッド・ローレンス
【振付】ケニー・オルテガ、トニー・テスタ
【主題歌】ダヴ・キャメロン、ソフィア・カーソン、キャメロン・ボイス、ブーブー・スチュワート – “Ways to Be Wicked”
【出演([]内は役名)】

  • ダブ・キャメロン[マル]
  • ソフィア・カーソン[イヴィ]
  • ブーブー・スチュアート[ジェイ]
  • キャメロン・ボイス[カルロス]
  • ミッチェル・ホープ[ベン]
  • チャイナ・アン・マックレーン[ウーマ]
  • トーマス・ドハーティ[ハリー]
  • アンナ・カスカート[ディジー]
  • ディラン・プレイフェア[ギル]
  • ダン・ペイン[ビースト]
  • キーガン・コナー・トレイシー[ベル]
  • ブレンナ・ダミーコ[ジェーン]
  • メラニー・パクソン[フェアリー・ゴッド・マザー]
  • ジェディダイア・グッドエイカー[チャド・チャーミング]
  • サラ・ジェフリー[オードリー]
  • ダイアン・ドーン[ロニー]
  • ザッカリー・ギブソン[ダグ]

【放送日(日本)】2017年10月21日
【上映時間】111分
【前作】主役はヴィランズの子ども達!映画『ディセンダント』ネタバレ&感想
【IMDB】6.7/10.0  (およそ3,500人の評価)

【あらすじ】

マレフィセントの娘マルはビーストとベルの息子ベンと恋に落ちるが、王室入りのプレッシャーに耐えきれずロスト島へ帰ってしまう。ロスト島では、マルの宿敵であるアースラの娘ウーマが、マルの後釜におさまり子どもたちを支配していた。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.6/5.0

今作のストーリーラインとしてはなんと3つもあります!!!

一つは、オラドン国の王室のメンバー(ベン王の彼女なので)に招き入れられるマルさんのその後「善人だけど故郷の悪も恋しい!」なホームシック問題

そして二つ目は、前回オラドンへ招待されなかったヴィランズの子ども達(ウーマ率いるギル、ハリー)が「何で私たちを招いてくれなかったのよ!!」と嫉妬して拗ねる問題

最後の三つ目は、ちょい地味ですがムーランの娘ロニーが「女だって男の中で肩を並べて活躍したいのよ!」と女性の権利を叫ぶ問題

この三つのテーマ?お話?が同時進行で進んでいきます。

いやぁ、今作も頭空っぽにして楽しめる作品だったー。

ディズニーキャラたちも前作より増えて、アースラの娘ウーマ、フック船長の息子ハリー、ガストンの息子ギルが新たに混ざり、親世代もアラジンやジャスミンが(後ろ姿だけですが)出てきたりもします。

相変わらずベンは真っすぐマルを愛してるし(キュンポイント)、3Dプリンターで魔法の杖の偽物を作ろうとする現代的な要素も増えて、笑えるシーンもたくさんありました。

個人的に

  • カルロスがマルとイヴィに対して「二人だけの女子トークはうんざりだ!俺たちも仲間なんだから話し合いに混ぜろ!」と言うシーン(いざ女子トークに混ざってみると即座に答えが出て「じゃあやめろ」「はい、終了」と話を終わらせる無駄のない短絡さ大好き)と
  • ラスト付近でタコ化するウーマとドラゴン化するマルにぶち切れたベンが『美女と野獣』の野獣ばりの雄叫びを上げるシーンは

とにかく大声上げて大爆笑してしまいました(笑)

正直、あそこでもしベンが野獣化したら最高に面白いのにと思ったんですけど、野獣が野獣になったのは魔女の呪いのせいなのでベンには無理でした(笑)でも野獣化見たかった(笑)

あとは、島に帰ってしまったマルを追ってロスト島に乗り込んだベンが周囲から浮きまくっているシーンだとか、留守にしていたイヴィにダグが「ごきげん(七人の小人)の息子と浮気したのか!」と迫るシーン、そしてそんな彼に「おとぼけさんね」とキスするイヴィが可愛すぎて、お気に入りです。

前作は超えられない、どころか

物語については単純明快!なので深く考えなくても観られたのが前作の良さ。

今作は、ちょっと後半に問題がありました。

ジェーンをダンスに誘いたいのに誘えないカルロスが”真実しか話せなくなるキャンディ”を間違って飼い犬に食べさせてしまったことで、その犬が人の言葉を喋れるようになるというアクシデントが発生。しかしそれは後半、ウーマを「魔法の杖は本物だ」と騙すための伏線になっていました。

それから、ロスト島からオラドンに戻る時に魔法の書を落としていったことで、ベンがマルを恋人として(妃として?)王室に迎え入れる大事な儀式で突然ウーマが恋人として登場したり(魔法の書を利用してベンに魔法を使っていた)、脚本的に「おっ?」と思うトリッキーさがありました。

ここまでは、ちょっぴり面白い。だけど、最後のウーマとの戦いの落としどころが微妙なんです。前述したベンの咆哮シーンのあと、二人の戦いはなぜか終わる(笑)
多分、ベンの説得がウーマに届いた?ように見える・・・けど、ぶっちゃけそれで納まるとは思えないんだよなぁ・・・だいぶ、無理やりまとめた感がありましたね。

しかも続編がある!多分!

なんと、最後に去っていったウーマが「これで終わると思うなよ」的な捨て台詞を吐いて映画が終了!!!

エーッ

やっぱり全く解決してなかったですNE★

前作はIMDBでも一万人くらいが評価をしていたんですが、今作は4000人にも満たない人数に減ってしまっていました・・・本国のサイトなのに・・・半分以下><
ちょっとこれでは、3作目(がもし実現したとして)を日本で観るのは難しいかも?しれませんね。

ちびぞう的には『ハイスクール・ミュージカル』のようにシリーズごとに盛り上がって、「ザ・ムービー」が作られる感じになるといいなーと思っていたんですけどね。

最後に歌紹介を

ウーマの歌がかっこよかったなー。

カットされたっぽいんですが、おそらくここのシーンでギルとハリーのキスシーン(!?)があったらしい(笑)どういう関係性なのか・・・。

あとラストの、水浸しの船の上でみんなで踊るところは良かったですねー!

『雨に唄えば』のこのシーンを彷彿とさせます。

ついでに、↑をちびぞうの大好きな『Glee/グリー』でカバーされていたシーンも貼っておきますね! グウィネス・パルトロウも歌っているよ!!!
Umbrellaとのマッシュアップですがとにかくカッコいい・・・。

 

まとめ

結局、感想から離れてしまいましたが(笑)

ツッコミどころも多いストーリーですが、歌とダンスのシーンは前作よりも増えて、剣による殺陣シーンなんかも増えて、色々トライしてる感がすごいです。

前作が気に入った!という人はぜひこっちも観てディセンダントを応援しよう!

せっかくならもっとたくさんのディズニーキャラたちを実写で見たいしね!

 

あ!!!忘れてましたが散々焦らされたマルとベンのキスシーンがありましたよ!!!!

 

 


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画像引用元:映画.com

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主役はヴィランズの子ども達!映画『ディセンダント』ネタバレ&感想

自分の運命は自分で決めろ。

危うくスルーしそうになった今作ですが、ゲオさんで面陳されていて、しかも続編も出ている・・・=シリーズ化するならそこそこ面白いだろう。という単純な思考回路で手に取りました。

ディズニー・チャンネルのオリジナルムービーですよ!

ディズニー・ヴィランズに子どもがいて、彼らが10代だったらどんな生活・人生を送っているのか?というお話です。

エグゼクティブ・プロデューサー兼監督はちびぞうが昔ハマっていた『ハイスクール・ミュージカル』のケニー・オルテガ氏!わー懐かしい!同じ監督、そして同じディズニー・チャンネルのミュージカル!後になって思うと今作に惹かれたのにも運命的なものを感じます。

この監督、振付師でもあり、今作の振り付けも担当しています!多才ですね~。

【映画情報】

【原題】 Descendants
【制作国】アメリカ
【監督/製作総指揮/振付】ケニー・オルテガ
【製作】トレイシー・ジェフリー
【脚本】ジョーサン・マクギホン、サラ・パリオット
【撮影】トーマス・バースティン
【編集】ドン・ブロッシュ
【主題歌】 ダヴ・キャメロン、キャメロン・ボイス、ブーブー・スチュワート、ソフィア・カーソン – “ロッテン・トゥ・ザ・コア”
【出演([]内は役名)】

  • ダブ・キャメロン[マル]
  • クリステン・チェノウェス[マレフィセント]
  • ソフィア・カーソン[イヴィ]
  • キャシー・ナジミ―[イーヴィル・クィーン]
  • ブーブー・スチュアート[ジェイ]
  • キャメロン・ボイス[カルロス]
  • ウェンディ・ラクエル・ロビンソン[クルエラ・ド・ビル]
  • ミッチェル・ホープ[ベン]
  • ダン・ペイン[ビースト]
  • キーガン・コナー・トレイシー[ベル]
  • ブレンナ・ダミーコ[ジェーン]
  • メラニー・パクソン[フェアリー・ゴッド・マザー]
  • ジェディダイア・グッドエイカー[チャド・チャーミング]
  • サラ・ジェフリー[オードリー]
  • ダイアン・ドーン[ロニー]
  • ザッカリー・ギブソン[ダグ]

【放映日(日本)】2015年12月18日
【上映時間】112分
【次作】ヴィランズの子ども達のその後!映画『ディセンダント2』ネタバレ&感想
【IMDB】6.6/10.0  (およそ10,300人の評価)

【あらすじ】

善人たちが暮らすオラドン合衆国の王ビーストは、ビランズを魔法のバリアで覆われたロスト島に閉じ込めた。王位継承の儀式を控えるベン王子はビランズの子どもたちの将来を案じ、生まれてから一度も島から出たことのない彼らをオラドンに呼び寄せる。復讐の機会を狙っていたマレフィセントは、自分の娘マルにフェアリー・ゴッドマザーの魔法の杖を奪って来るよう命じるが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.0/5.0

評価としては「普通に面白いよりちょっと上!」くらいのもんでした!

ストーリーは最近ディズニーが『アナ雪』~『モアナ』でごり押ししている”自分らしく生きよう!”というテーマがメイン。今回は”親からの自立”、そして”血筋や肩書との決別”といったものが描かれています。

まぁつまり「親が悪人でも自分たちは自分の選択で善人になってもいいじゃん」という話ですね。

あとはすごくよくあるスクールカーストの混ざった学園ドラマも見れます。ティーン向けらしくとっても分かりやすい上にラストも大団円。映画を観慣れている人たちであれば、ストーリー以外の見どころに目を向けるのが良いでしょう。

ディズニーファンならニヤつくオマージュ

そもそも、「ディズニーアニメの敵役に子どもがいたとしたら?」という設定だけでもワクワクもの。

その同人的な設定を本家ディズニーさんが自分たちでオマージュしてくれるんだからこれほどうれしいことはないですよね!

まず「美女と野獣」のベルと野獣の二人が作った国「オラドン」があり、二人の息子ベンが、悪役たちを閉じ込めた魔法もWi-Fiも使えないロスト島に暮らす

  • ジャファー(アラジン)の息子ジェイ
  • イヴィル・クィーン(白雪姫)の娘イヴィ
  • マレフィセント(眠れる森の美女)の娘マル
  • クルエラ(101匹わんちゃん)の息子カルロス

の4人を島からオラドン国へ招待する。

彼らが転入するオラドン国の高校には、フェアリーゴッドマザーの娘ジェーンや、シンデレラの息子チャド、オーロラ姫の娘オードリー、ムーランの娘ロニー、おとぼけ(7人の小人)の息子ダグなど、そうそうたる面々が次々と登場します!

学校のど真ん中に設置された王の銅像は拍手一つで野獣の姿に変わる仕組みになっており、「人は変われる」というメッセージが込められていると説明されたら笑わずにはいられません。

更に、彼らがフェアリーゴッドマザーを奪おうと忍び込んだ博物館にはディズニー作品でおなじみのアイテム(糸車とか)が展示されており、こういう小物などでニヤつくファンもいるでしょう!

さらにさらに、王子ベンとマレフィセントの娘マルが恋に落ちる展開になるんですが、二人が急接近した時にベンがマルに「同じだ!僕たちすごく似てるね」と言うんです。モロに『アナ雪』だ!台詞にまでパロディが!
いやその台詞不吉なやつだから!(笑)という私たちのツッコミを予想してか「私はそうは思わない」と同意しないマルさんさすがです。

恥ずかしいほどのピュアラブを堪能しよう

王子ベンさんのマルへの熱烈なラブアピーーーール、なんというか古くて真っすぐな感じがするんですよね。『トワイライト』でもエドワードさんは不死に近い年月を生きていたいわゆるおじいちゃん世代なので、口説き言葉やプロポーズの台詞なんかが現代っぽくない。しかしそこが逆にピュアっぽさを感じてちびぞうは好きでした。
今作も、現代のティーンへ向けたお話ではあるもののベンはあくまでお伽話の中の王子様。やっぱり攻め方というかね、とっても紳士的でまっすぐで古風でありながら新しい、ピュアな感じがしてすごくよかったです。

そしてなぜか(俳優が若いからなのかお子様も見るからなのか分からないけど)、最後の最後までマルとベンはキスしないんですよねーーーーーーー。

洋画なんか見てるとちゅっちゅちゅっちゅがぶがぶちゅっちゅとしつこいくらいにするじゃないすか。だからもうなんというかすごくイイ雰囲気なのにラストまでキスシーンなしで持っていかれると微笑ましさ爆発で逆にキュンするよ!!!(ちょっと気持ち悪い文章)

いやー、おばさん恥ずかしくなっちゃいます。

ベン役のミッチェル・ホープくんは「いかにも王室」って感じの爽やかイケメンでしかも歌も踊りもこなせるホープ(その名の通り)ですから、かつて一世を風靡したザック・エフロンのように流行りまくる時代が来るといいですね!!!

歌と踊りにも注目したい

一応はミュージカル映画なんで、それをちびぞうが忘れない程度に歌と踊りが差し込まれます。が、量的にはそんなに多くないかな。

個人的に「うぉ!!!!」と興奮したのは、マレフィセント役がクリスティン・チェノウェスだったこと!!!とっても有名なブロードウェイの女優さんですよ!!!!!!めちゃくちゃ上手!!!!!
ちびぞうは大好きな海外ドラマ「Glee/グリー」で彼女を知っていたので驚きと喜びが同時に!意外なところで彼女の歌が再び聞けて大満足です。

今のトレンドをふんだんに盛り込んだ歌とダンスらしいんですが、ベンがマルにみんなの前で告白するシーン↓なんかは結構笑えてしまったり・・・(コメディだからそれでもいいのか)

なんとなく、ファッションと同じようにダンスの流行も新旧新旧とぐるぐると回っているような感じがするシーンです。

個人的に、ヒロインのマル(ダブ・キャメロン)がソロで歌うこのシーンの曲がお気に入り。

この子、『エンジェルウォーズ』のエミリー・ブラウニングにちょっと似てると思うんですよねー(唇と目元が・・・)。彼女も歌がお上手なので、そこも共通点ですね。

それから、『美女と野獣』の”be our guest”を現代版にアレンジした曲も聴けたりして・・・

いやぁ、楽しかったです。

まとめ

続編ももちろん観るよ!!!!!

続編にはアースラ、フック船長、ガストンの子ども達も追加されているらしい!!!楽しみですね!!

晴れて自らの手で親の呪縛を断ち切り、善人として生きる道を勝ち取った4人ですが、その後オラドンでの生活はどうなっていくのか・・・。

多分、今回ストーリーが単純明快だったのと同じように続編も特にひねりはない感じのものでしょう。キャラクターの衣装や小物、歌やダンスを楽しみに観て頂ければ間違いないかな!と思うちびぞうなのでした。まる。

 

 


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有名すぎるあのミュージカルが映画化『ANNIE/アニー』ネタバレ&感想

NO!と言う人は、YESと答えるのが怖いから。

特にミュージカル映画には興味がない私なので、これも観る予定はなかったんですが、たまたま録画されていて・・・(笑)

なんとなく、流し見することに。結局なぜかまた観たくなって2回観ましたが。

ちなみに吹き替え版でした。

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エマ・ワトソン主演!映画『美女と野獣』実写版のネタバレ&感想

自由がないのに、幸せになれる・・・?

 

1991年に作られたウォルト・ディズニーのアニメーション映画の実写化です。

いまだかつて、こんなに嬉しい実写化があったでしょうか!!?

いや、ない!!!!!

配給も製作もディズニーご本家なんですよ!!!この映画の情報が解禁されてから、本当にワクワクと待ちわびていました。

プレミアム吹き替え版というものもあったようですが、当然のように字幕版で鑑賞♪

パンフはこんな感じ

うっつくしいいい!遠目でもそれと分かる青と黄色のコントラストが印象的。この表紙だけでも再現度の高さがうかがい知れます。

そういえば同じディズニーでも実写版はあの四角いデザインじゃないんですね~。全部で40ページもあるのに(中開きのページもある)、税抜き667円。これはかなり豪華です。

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救えるのは●●の愛だけじゃない!ディズニー映画『アナと雪の女王』ネタバレ&感想

だってもう自由よなんでもできる

どこまでやれるか自分を試したいの

第86回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞、「Let It Go」も主題歌賞を受賞!!

日本でも記録的的ブームを巻き起こした『アナと雪の女王』です!

この映画の凄さは語らずとも皆分かっているであろうと思いますので、サクサクとパンフの紹介から!

こんな感じ。ちなみに裏表紙はアナ。対比が素敵ですね~

ディズニー作品のパンフレットは毎回、この真四角サイズで統一されているようです。お値段は34ページ(もちろん背表紙のある厚み)で税抜き667円。

ちなみに同時上映の短編はこちら『ミッキーのミニー救出大作戦』!味わい深くて懐かしい!