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先が読めない!異色のサスペンス映画『プリズナーズ』ネタバレ&感想【前編】

僕がいる間は、泣かなかった―――。

 

 

『X‐MENシリーズ』のウルヴァリンで有名なヒュージャックマンを主演に迎えた、『複製された男』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と主演ジェイク・ギレンホールの再タッグ作品!

ギレンホールさんは『ゾディアック』のように陰鬱なミステリーが本当に良く似合う役者さんですよね!

 

今作はメインの誘拐劇に加え、考察大好きな映画ファンが裏の意図を色々と妄想できる、そんな深みある作品です(笑)

下にも書いていますが、今回はお目当ての俳優さんがいたのもあって劇場で鑑賞いたしました。

パンフレットはこんな感じ!

税抜き667円で30ページあるのですが、持ってみるとひじょーーーーにうっすい!薄さが不安になるパンフです(笑)

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イタリア映画『神様の思し召し』感想!人を変えるのは神ではなく”人”。

天才だが傲慢なエリート外科医と、ムショ帰りだが大人気のカリスマ神父。住む世界の違うふたりに起きた、生涯最高の奇跡とは―――?

2015年の第28回東京国際映画祭で「観客賞」の栄光に輝いた、イタリア発のハートフル(ブラック)コメディ!

パンフはこんな感じ。

ミニシアター系の映画はとにかくパンフがオシャレなんです。このシンプルさ!素敵ですね^^

↑映画の名場面たち。全22ページで税抜き667円。

俳優紹介やコラムの他に、「教えて!クセニアおばさん~『神様の思し召し』豆知識~」と題したページがあって、主人公の家で家政婦をしているクセニアおばさんが劇中で出て来たキリスト教ネタの解説をしているページが興味深かったです(笑)

例えば、主人公の名前「トンマーゾ」について。

・トンマーゾという外科医

「トンマーゾという名は偶然ではないの。イタリア語の「トンマーゾ」は、キリストの12使途のひとり”トマス”で、最も有名な逸話は、”トマスの不信”だもの。彼は、弟子のくせに磔刑で死んだイエスの復活がどうしても信じられず、「その脇腹に指を入れるまでは信じない」とまで言う。蘇ったイエスに促されて、その通りにしてはっとする。画家・カラヴァッジョの「トマスの不信」なんてトンマーゾそっくり。中年男の不信という深刻なテーマを軽妙な笑いで包んだ名作なの。」(公式パンフレットより抜粋)

なるほどなるほど、となりますね。そしてこの解説が映画の内容そのものを表しているようで面白いです(笑)