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ハリウッド黄金期を舞台にしたロマコメ!映画『カフェ・ソサエティ』ネタバレ&感想

「人生は喜劇だ。残酷な筋書きだけど」

ウディ・アレン監督作、主演はジェシー・アイゼンバーグ×クリステン・スチュアート。

この二人は別な映画でも恋人役やってましたね~。

ウディ・アレン監督の映画は『ブルージャスミン』がお気に入り。昔はこの人の映画はあんまり好きではなかったんですが、最近の作品はだいぶとっつきやすい!

しかし『それでも恋するバルセロナ』なんかはそんなに得意でないので、やっぱり映画館で観る勇気は起きず・・・DVDにて鑑賞。

公式サイトはこちら

【映画情報】

【原題】Café Society
【制作国】アメリカ
【監督/脚本/ナレーション】ウディ・アレン
【製作】レッティ・アロンソン、スティーブン・テネンバウム、エドワード・ワルソン
【製作総指揮】アダム・B・スターン、マーク・I・スターン、ロナルド・L・シェ
【撮影】ビットリオ・ストラーロ
【美術】サント・ロカスト
【衣装】スージー・ベンジンガー
【編集】アリサ・レプセルター
【出演([]内は役名)】

  • ジェシー・アイゼンバーグ[ボビー]
  • クリステン・スチュアート[ヴォニー]
  • ブレイク・ライブリー[ヴェロニカ]
  • スティーブ・カレル[フィル]
  • コリー・ストール[ベン]
  • パーカー・ポージー[ラッド]
  • ケン・ストット[マーティ]
  • ジーニー・バーリン[ローズ]
  • サリ・レニック[エヴリン]
  • スティーブン・クンケン[レナード]
  • アンナ・キャンプ[キャンディー]
  • キャット・エドモンソン[レ・トロピックのシンガー]

【公開日(日本)】2017年5月5日
【上映時間】96分
【配給】ロングライド
【映倫区分】G
【IMDB】6.6/10.0  (およそ53,200人の評価)

【あらすじ】

映画業界で働くことを夢見るニューヨーク生まれの青年ボビーは、業界の有力者である叔父フィルを頼ってハリウッドにやってくる。フィルの秘書を務める美女ヴォニーに心を奪われたボビーは、映画スターやセレブリティを相手に、フィルの下で働きながらヴォニーと親密になっていくが、彼女には思いがけない恋人の存在があった。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.6/5.0

点数で言えば「普通に面白い!!」よりちょびっと上な感じ。

ハリウッドに職を求めてやってきた甥っ子に仕事を与えてやる敏腕映画プロデューサー。しかし彼は既婚者でありつつ秘書(ヴォニー)と不倫関係にあった。そして、甥っ子もヴォニーに一目惚れ。血縁の三角関係のドロドロが見られるかと言えばそうでもなく、とってもサラッとしたロマンチックコメディ!

トワイライトでは「うっすらと開いた口」が気になって仕方なかったクリステンさんですが、だいぶ半開きしないようになったようです(笑)

ジェシー・アイゼンバーグは最近本当に人気ですよね。自然な演技も狂った演技もお手の物な器用な俳優さんです。

1930年代のハリウッド黄金期のファッションなんかも煌びやかでオシャレ!

ウディ・アレン監督にしては見やすい!

結構毒があったり、独特な価値観で観客を惑わしてくることの多いこの監督。

今までの作品を追いかけていた人からしてみると「だいぶアッサリ」と感じるはず。その代わり、初めての一本として選ぶならとっても入りやすくて良いかもしれませんね。

『ミッドナイト・イン・パリ』と並んで観やすい作品だと思います。

「あれ?甥っ子の話してる恋人ってヴェロニカのことじゃね?」

「あれ?おじさんの不倫相手ってヴェロニカじゃね?」

とお互いにうっすら気付くシーンがすごく滑稽で笑えます。ジワジワ系。

まとめ

しかしケラケラ笑える映画だけという感じではない。そこがウディ・アレン節というか・・・。

二人の男に愛されたヴェロニカは、ハリウッドに来たばかりの垢ぬけない若者(ボビー)と、リッチな叔父とで悩んだ結果、結局叔父を選んでしまう。しかし、ボビーはいつまでもヴェロニカを忘れられず・・・叔父と結婚し何年かたって再会した二人は、ふたたび距離を縮めていく。

という、なんというか、どういう人生を選んでも愛する人は一人なのだなぁ。と思わせつつ、しかしその愛する人と一緒に生きていくほど人生は簡単ではないんだよ。と言いたげな大人な雰囲気漂うラスト。

さきほど、だいぶアッサリしているとは書きましたが、それは監督の普段の感じからすると・・・というだけで、普通に観たら若干のモヤモヤが残るというか、「えー、それでいいの?」と思う部分も人によっては出てくるかもしれません。

やっぱり一筋縄ではいかない。そんなウディ・アレンさんのロマンティック・コメディでした。

 

 


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尊厳死を扱かった問題作。映画『世界一キライなあなたへ』ネタバレ&感想

愛するひとが、半年後に永遠の旅立ちを選ぼうとしていたら――

賛否両論の問題作!映画仲間に激押しされてた事もあって観てみましたー。
DVDでの鑑賞、公式サイトはこちら

ロマンチックコメディなラブストーリーですが、取り扱っているテーマの重さから批判も多くあるようです。

ちびぞうはどちらかといえば否定(?)派!なので感想を読む場合はご注意ください!

【映画情報】

【原題】 Me Before You
【制作国】アメリカ
【監督】テア・シェアイック
【脚本/原作】ジョジョ・モイーズ『ミー・ビフォア・ユー 君と選んだ明日』
【製作】カレン・ローゼンフェルト、アリソン・オーウェン
【製作総指揮】スー・ベイドン=パウエル
【撮影】レミ・アデファラシン
【美術】アンドリュー・マッカルパイン
【衣装】ジル・テイラー
【編集】ジョン・ウィルソン
【音楽】クレイグ・アームストロング
【出演([]内は役名)】

  • エミリア・クラーク[ルイーザ・クラーク(ルー)]
  • サム・フランクリン[ウィル・トレイナー]
  • ジャネット・マクティア[カミーラ・トレイナー]
  • チャールズ・ダンス[スティーブン・トレイナー]
  • ブレンダン・コイル[バーナード・クラーク]
  • ジェナ・コールマン[カトリーナ・クラーク(トリーナ)]
  • マシュー・ルイス[パトリック]
  • スティーブン・ピーコック[ネイサン]
  • サマンサ・スパイロ[ジョージ・クラーク]
  • バネッサ・カービー[アリシア]

【公開日(日本)】2016年10月1日
【上映時間】110分
【配給】ワーナー・ブラザース
【IMDB】7.4/10.0  (およそ135,000人の評価)

【あらすじ】

性格は前向きなだが、夢にチャレンジすることに躊躇し、仕事を転々としながら、なんとなく毎日を過ごしているルー。彼女の働いていたカフェが閉店してしまい、職を失ったルーは半年限定で介護の仕事に就く。ルーが担当することになったのは、快活でスポーツ好きだったが、バイクの事故で車椅子生活を送ることとなった青年実業家のウィルだった。当初、ウィルはルーに冷たく当たるが、ルーの明るさがウィルの心を溶かし、やがて2人は互いに最愛の存在となっていく。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.4/5.0

うーん。どうなんでしょうこれは。

事故で車いす生活になったイケメンと恋に落ちたら、彼は生に絶望しており安楽死を心に決めていた・・・という話なのですが。

全体的に思ったのは

金があればなんでもできますよねぇ

という部分。いやほんと身もふたもないんですけども、ヒロインと距離を縮めるまでの流れの中で「金がなかったら出来てないじゃん」と思えるものが結構多い。

尊厳死にしても、スイスで安楽死をするのには90万近い費用がかかる場合もあるそうです。

死ぬのにも金がいるんだよ・・・

という。あまりにも現実味がない話ですよこれは。

更に、すでに何年も付き合っていたヒロインの彼氏が相当KYに描かれている部分。
「車いすのイケメンの方がいいじゃん!」と思わせるための当て馬感がものすごい。でも実際、そんな何年も付き合ってて急にそんな微妙に思い始めるものかな・・・と。ご都合過ぎる脚本です。

ご都合過ぎると言えば、主人公の男!!!

死ぬと決めてるのに恋愛するなんてどういうつもりなんですか。

いやぁもう自己中の権化かよと。恋に落ちるのは勝手だけど、彼女のその後の事を思えば絶対に距離は詰めない方がいいに決まってます。彼が彼女を想うがゆえに生きようと決めるならまだしも、結局は意思を変えられない。だとすれば、彼女は一人で悲しんで背負っていくだけ。

この恋愛に意味なんかあったの?

という疑問すら浮かんできます。
もう少し、男性側が恋してしまうことに対する危機感を見せてくれたり、死を選ぶことに対する迷いを見せてくれたなら、彼女の存在も意味がないわけじゃないんだなと思いますが・・・。

やっぱり、愛すなら一緒に生きなきゃ。

死ぬなら周りを巻き込むべきではないですよね。

ここらへんは、各自の死生観というか、価値観に委ねられる部分があると思うので一概に「だからつまらない映画だ」とか決められないとは思いますが。

ちびぞう的にはご都合主義満載のお涙ムービーに安楽死テーマをもてあそばれたような印象でしたね。

良かった点!

個人的に良かったなーと思ったのは、ヒロインの衣装!

ちょいダサな奇抜ファッションが逆にかわいいです!!

それから、彼女が蜂柄のタイツの話をしたらそれを覚えていて誕生日にプレゼントするというロマンチストぶりが良かったですね・・・あれは普通に嬉しいと思う。

そんなところですね!

ヒロインの女の子は個性的で明るく、同性が見ても好感を持てるキャラで魅力的でした(*’ω’*)

 

 


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発達障がい児とその母を包む愛のドラマ。映画『Mommy/マミー』ネタバレ&感想

架空のカナダで起こった、現実―――。

グザヴィエ・ドラン監督の作品は

『私はロランス』→『マイ・マザー』→『胸騒ぎの恋人』と観て、4本目。

初めて彼の作品を劇場で鑑賞出来ました。ちなみに『トム・アット・ザ・ファーム』はこの次の鑑賞になりますね。

ドラン監督のサイコサスペンス映画『トム・アット・ザ・ファーム』ネタバレ&感想

パンフはこんな感じ。

映画のパンフレットというよりは、アート雑誌のよう。グザヴィエ・ドラン監督の美麗なお写真が沢山載っているので、ファンは大喜びの一冊ですね。個人的に、カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した時のスピーチが載っているのが興味深かったです。

来場者特典として、ポケットティッシュが配られていました。

裏はこう。もったいなくて使えません!!!!

 

【映画情報】

【原題】Mommy
【制作国】カナダ
【監督/脚本/衣装/編集】グザヴィエ・ドラン
【製作】ナンシー・グラン、グザヴィエ・ドラン
【撮影】アンドレ・ターピン
【美術】コロンブ・ラビ
【音楽】ノイア
【出演([]内は役名)】

  • アンヌ・ドルヴァル[ダイアン・デュプレ(ダイ)]

  • スザンヌ・クレマン[カイラ]

  • アントワン=オリヴィエ・ピロン[スティーヴ・デュプレ]

【公開日(日本)】2015年4月25日
【上映時間】134分
【配給】ピクチャーズ・デプト
【映倫区分】PG12
【IMDB】8.1/10.0  (およそ37,000人の評価)

【あらすじ】

とある世界のカナダでは、2015年の連邦選挙で新政権が成立。2か月後、内閣はS18法案を可決する。公共医療政策の改正が目的である。中でも特に議論を呼んだのは、S-14法案だった。発達障がい児の親が、経済的困窮や、身体的、精神的な危機に陥った場合は、法的手続きを経ずに養育を放棄し、施設に入院させる権利を保障したスキャンダラスな法律である。

15歳の息子スティーヴを育てる、気の強いシングルマザーのダイアン。スティーブはADHD(多動性障害)のため情緒も不安定で、普段は知的で純朴だが、一度スイッチが入ると攻撃的な性格になってしまう。そんな息子との生活に右往左往していたダイアンだが、隣家に住む引きこもりがちな女性教師カイラと親しくなったことから、少しずつ日々に変化が訪れる。精神的ストレスから吃音に苦しみ休職中だったカイラも、スティーブの家庭教師を買って出ることで快方に向かっていくが……。【引用元:パンフレット、映画.com

【感想(ネタバレもあるよ)】

☆3.4/5.0

障がいを持つ息子と母親の不安定な関わり、それから法案によって引き裂かれてしまう切ない現実を描く本作。

天才的な演出の才能が爆発!

音楽の使い方、画面の構成、光の加減、色彩、どれもこれも斬新で、これから彼は映画シーンを変えていくんだ。そんな可能性を感じました。
特に、1:1の正方形だった画面のアスペクト比がグググッと広がっていくシーンは映画館で観れて本当に良かったと心から思える演出でした!!!

思わず涙で顔がぐしゃぐしゃになってしまいましたよ・・・本当に幸せな映画体験でした。

今回も女性がキレるシーンが清々しかったし、ブラボー!ドランさん最高です!ここまでなら星5!なんですけどね!!

まるで1枚のアルバム

秀逸な演出の中に、アスペクト比1:1の画面と、それを取り巻く音楽の存在があります。

主人公が幸せだった頃の事を思い出すかのように、かつて亡くなった父と行ったカルフォルニアへの家族旅行で作ったコンピレーションの曲たちがサントラとして劇中で流れます

アルバムが売れなくなり、一曲単位でネットで曲が買えるようになってしまった今では感覚として分かりづらいかもしれませんが「アルバム」である良さというものの一番は、それぞれ別個であるはずの曲たちが数10曲連なり、その並びから一つの物語を創り出すところ。だとちびぞうは思っています。
アーティストの方々がそれを前提として作っているのかは知りませんが、一つのアルバム全体で一つの作品になるように創っている方は少なくないでしょう。

この映画は、そんなアルバムの流れから想像できる一つの物語のような、そんな作品になっているんです。映画でありアルバム、アルバムであり映画のような。

アスペクト比1:1という画面は、CDジャケットの比率も連想させ、登場人物たちに寄り添う事の出来るサイズ・・・というだけでなく、この映画のどの場面を切り取ってもCDジャケットになるような、そんなお洒落さ、物語性が隠されているのだと思います。

本当に、ハイセンス。この一言に尽きますね。

さてさて脚本は?

ここからちょっと厳しめ感想。

ドランさんは美的センスが素晴らしすぎて・・・脚本のマイナス点を芸術面でほとんど補ってしまうから怖いんですよ。
(逆に言えば脚本と芸術性のバランスが取れた時、ものすごい映画が出来上がるんじゃないかと信じています!!なので次の作品も必ず観ます!)

今回は私のリサーチ不足もあったんですが、オープニングで流れる「カナダで改正された法案(あらすじの冒頭に載せた文ですね)」というもの自体がフィクションだったと知って心底ガッカリしてしまいました。

障がい者にスポットを当てるならば実話をベースにした方が観た人にも考えてもらえる映画になる気がするんですよね。(啓発が目的の映画ではなさそうだからそこまで求める必要ないかもしれないけど)
とにかく、法案ネタを冒頭に持ってきていかにも物語のメイン!という感じなのにそこはあまり物語の芯に関係なかった感じもして。正直あの設定、なくても良かったかな。

それから主人公の母親。彼女があまりにも息子の障がいを理解してなさすぎて…ツライ。自傷他害の可能性を知ってて目を離しすぎだし、これまでずっとこの問題と向き合ってきた人にしては疑問に思える行動が多々あった。もっと本人のためを思って一生懸命愛そうと頑張る母親っているだろうし。
そもそもドランさんは不器用で不完全な(しかし力強くて美しい)母親像を描きたいのであって”障がい児とその母親”というスタイル自体にはあまり意味がないのかもしれないなーと思ってしまいますね。やっぱり、法案の設定はいらなかったのかも。

まとめ

今回は脚本の部分にあまり納得ができなかったので、演出と映像が素晴らしすぎて星5から始まったスコアも下がり気味。

それでもドラマとして面白いといえば面白い映画だとは思います!

多分、ちびぞうのドラン監督に対するハードルが相当上がってるのもあるんでしょうね。
でもいつか、そのハードルを軽々と越えてきてくれるって信じています!!

 

 

 


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驚愕のボカシ!映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』ツッコミ&感想

愛してるのに、愛し方が違う、ふたり。

タイトルにもあります「ボカシ」というのは、劇場公開のR15+バージョンのお話でして、一部で公開されたR18バージョンとDVDに関しては改善されたようなのでそちらを観た方にはピンと来ないかもしれません(笑)

ちなみにこの映画は、かのティーン向け恋愛小説「トワイライト」シリーズのファンがネットに投降した官能小説が原作となっているようです。

ちびぞうは原作は未読ですが過去、映画『トワイライト』のファンであったので、興味津々。映画仲間の女子会にて劇場でR15+版を鑑賞しました!

パンフはこんな感じ。

おっしゃれぇい!じゃないですか!この、書類を思わせるデザイン。何かな?とめくってみると、一ページ目にCONTRACT・・・つまり劇中に登場する「契約書」が載ってるんです!!!

こういう遊び心のあるパンフ、良いと思います(笑)

しかし20Pで税抜き667円はちょっと寂しい・・・。

【映画情報】

【原題】 Fifty Shades of Grey
【制作国】アメリカ
【監督】サム・テイラー=ジョンソン
【脚本】ケリー・マーセル
【原作】ELジェイムズ
【製作】マイケル・デ・ルカ、ELジェイムズ、ダナ・ブルネッティ
【製作総指揮】マーカス・ヴィシデイ、ジェブ・ブロディ
【撮影監督】シェイマス・マクガーヴィー
【プロダクション・デザイン】デヴィッド・ワスコ
【編集】デブラ・ニール=フィッシャー、アン・V・コーツ
【衣装】マーク・ブリッジス
【音楽】ダニー・エルフマン
【出演([]内は役名)】

  • ダコタ・ジョンソン[アナ(アナスタシア)・スティール]

  • ジェイミー・ドーナン[クリスチャン・グレイ]

  • ジェニファー・イーリー[カーラ・メイ・ウィルクス]

  • マーシャ・ゲイ・ハーデン[グレース・トレヴェリアン・グレイ]

  • エロイーズ・マンフォード[ケイト・キャヴァナー]
  • ヴィクター・ラサック[ホセ・ロドリゲス]
  • ルーク・グライムス[エリオット・グレイ]
  • リタ・オラ[ミア・グレイ]
  • マックス・マーティーニ[ジェイソン・テイラー]
  • カラム・キース・レニー[レイ・スティール]
  • アンドリュー・エアリー[キャリック・グレイ]
  • ディラン・ニール[ロビン(ボブ)・アダムス]

【公開日(日本)】2015年2月13日
【上映時間】126分
【配給】 東宝東和
【映倫区分】R15+
【前作】
【次作】フィフティ・シェイズ・ダーカー
【IMDB】4.1/10.0  (およそ253,300人の評価)

【あらすじ】

大学生のアナ・スティールは、学生新聞の取材で若き億万長者として知られる大企業のCEOクリスチャン・グレイにインタビューし、それをきっかけに2人は急接近。グレイと交際する女性が守るべきルールを記した秘密保持契約書を提示されたアナは、書類にサインし、グレイと通じ合うことになる。しかし、グレイにはある秘密があった。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.2/5.0

世の中のレビューさんを見回っていると、これと『ニンフォマニアック』を比較する声がチラホラあって逆に笑ってしまうう(笑)

もう一度言いますが『トワイライト』ファンの書いた官能小説なんですよ!!

ニンフォ~とはジャンルも畑も書いた人の種別(アーティストか少女漫画家か的な意味で)違うのに!!!!(笑)

・・・と思ったんですが、なぜあの作品と比べられるのかこの記事を書いてて思い出したんですが、主演の女優さんがシャルロット・ゲンスブールに似ているんですよね。多分そのせいもあるのかな。

初めにちびぞうの好みについて書いておきます。

こういうの、嫌いじゃないんだよなぁ…。
設定だけで、「内容は無いよう(;ω;)」なんですけどね。

主なお話の概要

さぁさ、ゲームの始まりだ!

男性と特殊なプレイをするならば、貴女はどこまで耐えられる?
どうです?!若いよ若いよ〜イケメンだよ〜更に大富豪ときたもんだ!広くてお洒落なお部屋ももらえてヘリだって乗り放題!しかも強引な性格!勝手に人の車も売り払うよ!今時いない肉食系だー!

そうだね、いきなりは怖いねゆっくり慣らそうねまずは目隠しして手首を縛るよ!
え?だめだめルールは守って!
彼に触れちゃいけない恋しちゃいけない同じお布団で眠るのもNG!

まぁこのルールもグダグダだけどね!!

大富豪(なんちゃってドS)と平凡女子大生が契約で繋がる、そこから始まる禁断の恋を描いたラブストーリー超大作・・・と思いきや↑で書いたような感じです。大体は。

感想

誰が見ても失敗だとわかるモザイク処理(なんと画面の9割が真っ黒に塗りつぶされている!!)に笑い、グレイさんの言動に笑い主人公のアナのアホさに呆れる

今時ネットもありますし、「それってどんなものなの?」くらい体験する前にグーグル大先生に聞けばある程度予測できるじゃないですか??叩かれたら痛いに決まってるわ!!そんな簡単なことがわかりませんかこのお嬢さんは!!

でも…ちびぞうはこの映画、嫌いじゃないんです(ツンデレ)、むしろちょっと好き。笑

トワイライターが書いた官能小説というだけあって、どういう関係性が作者の萌えなのかはすぐにわかりました。つまり“吸血鬼と人間の危うくて切ない恋愛関係”を実際の人間の恋愛ドラマに落とし込むと“アブノーマルな性癖を持ったイケメンとの恋”になったっていうね!!

それだけだね!

リアルな人間で”吸血鬼との危うい恋”を再現したかっただけでこの作者は別にガチのSM嗜好者ではないのですよ。多分。だからあらすじに釣られてハードなものを期待すると大変痛い目を見ることになるとは思います。

パンフレットについていた契約書にも「セーフワード」の使用についての項目とかありましたが、そんなもの必要ないくらいのぬるさ。(重要な場面を見せずに観客にその内容を想像させる『マジカル・ガール』のテクニックをぜひ監督は見習ってほしい)

もしかしたら、見せる相手は一般ピーポーなワケだし、いきなりハードなモノを見せて引かれるわけにもいかないので、映画を観る観客にも少しずつ焦らすように慣れてもらわないといけないという都合もあったのかもしれない(別に展開が遅い!とか言ってないよ!決して!)。
なので、観客にも“貴女はどこまで受け入れられる?”というのが試されてるわけですね(笑)

続編モノなのでこれだけでは判断し辛いんですが、まぁ続きを楽しみに待つ程度には満喫しました。(それにしたって全部で4作は多いんでない?)

トワイライターなら必見です、なぜなら『トワイライト』を初めて観た時に湧き上がってきた笑いとヒロインへの苛立ちをもう一度体験できるんだから!

・・・かなり物語的に引っ張っていたので、グレイさんの過去が肩透かしじゃないことを切に願っています。

魔法少女が得る代償。映画『マジカル・ガール』ネタバレ&感想

最後に

正直一発目が不発に終わったようなので続きはでないと予想していましたが、出ましたねー『フィフティ・シェイズ・ダーカー』。

レンタルも始まったので、一度これのボカシが少ないバージョンも観ておさらいしてから、続編に挑みたいと思います。

 

 


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○○な映画まとめ

絶対に【恋人と観てはいけない映画8選!】気まずい。

どうも、ちびぞうですー!

そろそろクリスマスに向けて恋人たちが色々とデートの計画を立てたり立てなかったりしている時期だと思います。

今年もくりぼっちなちびぞうが、そんな恋人たちが「おうちデート」をする時に間違って

「鑑賞後気まずい空気が流れてしまう」映画を選んでしまわないように、

【恋人と観てはいけない映画8本】

を選び抜きました!!簡単なあらすじとどう気まずいのかを一言添えて紹介。

対象作品はこんな感じ。

  • 普通の恋愛映画っぽいジャケット
  • 普通の恋愛映画っぽいタイトル
  • タイトルとジャケットからは想像出来ない突飛な展開、鬱展開
  • 作品の面白さとは別に「恋人と観ると鑑賞後気まずくなる」

恋人と観て気まずい空気が流れないよう、クリスマスデートには借りないように気を付けてくださいねー!

ブルーバレンタイン

ラ・ラ・ランドでも有名なライアン・ゴズリングさん主演作。

●おおまかな内容
【主人公とヒロインの出会ってから恋に落ちるラブラブな蜜月期と、結婚7年目の冷め切った倦怠期が交互に描かれる、過去と現在が入り混じる愛情の変化が切ない異色作】

この説明だけで分かりますね、カップルで観ると「その暗い未来」を予想させてしまうような鬱な気持ちに二人で落ち込んでしまうこと間違いなしです。

ドン・ジョン

これまたスカヨハとジュリアン・ムーア、そしてジョセフ・ゴードン=レヴィット主演(監督)作品という豪華な一本!

●おおまかな内容
【AV中毒、自慰中毒なスーパープレイボーイが二人の女性の間で揺れたり、真の愛を見つけたり見つけなかったりする男性の性事情に対する本音が赤裸々な作品】

何が気まずいって主に赤裸々な部分。パートナーに対し「自分もこんな風に思われてるのかな・・・」という不安は持ちたくないもんですよね(笑)こういう赤裸々なところをあけっぴろげに出来るカップルは素敵だと思いますが・・・きっと一般的には隠したいところが見えている作品だからこそ注意が必要!

胸騒ぎの恋人

カナダの天才、グザヴィエ・ドラン監督、主演のアーティスティックな作品。

●おおまかな内容
【ストレートの女性と、ゲイの男性が同じ二コラという男性を好きになるという一風変わった三角関係が描かれます】

当人同士、もしくはこういう状況に陥った人でなければ理解しづらい恋愛模様、しかも二コラを愛する二人もちょっと距離感が特殊・・・共感できる人はあまり多くはなさそうです。

愛、アムール

ミヒャエル・ハネケ監督作。

●おおまかな内容
【突如病に倒れてしまう妻を長年寄り添って来た夫がお世話する。老々介護のリアルが描かれている臓腑に重たいハードな作品】

ハネケ監督と言えばこのブログでも何度も書いてるように「鬱な映画」で有名な監督。アオリには「至高の愛の作品」とありますが、よくある感動ものとは全く違います!決して気軽に手を出してはいけません。

トゥー・ラバーズ

アイアンマンのヒロインでも有名なグウィネス・パルトロウ主演作!

●おおまかな内容
【婚約者に捨てられ躁うつ病になり自殺未遂をした男が、正反対の魅力を持つ二人の美女の間で揺れ動く恋模様を描く】

一言で言えば「同時進行複数形!」です。とても味わい深い作品ではありますが、恋人とハッピーな気持ちで観たい作品かと言うとそうではない・・・ちょっと主人公の状況からしてちょっぴり胃もたれしてしまうかも。

愛してる、愛してない・・・

『アメリ』で有名なオドレィ・トトゥ主演作!

●おおまかな内容
【一本のバラをきっかけに恋をした男性の”ストーカー”と化してしまうヤンデレ女子の恐怖を描いたサスペンスストーリー】

アメリのイメージが強いこの女優さん×このパッケージ!「純愛ものかな?」と思って観るとしっぺ返しを食らってしまいます!!!

テイク・ディス・ワルツ

奇遇にも、上で紹介した『ブルー・バレンタイン』のミシェル・ウィリアムズ主演作・・・。

●おおまかな内容
【結婚5年目に起きる夫婦の変化。旅先で出会った青年に心惹かれるヒロイン、帰宅するとなんとその青年が自宅の向かいに住んでいると知り禁断の関係へと踏み出してしまう】

いわゆる不倫もの。奥さんの方が青年と火遊びするストーリー。これも決して軽い作品ではなく、夫婦関係の危うさにメスを入れている重めの作品。カップルでの鑑賞後、溜息が漏れてしまうでしょう。

それでも愛するバルセロナ

スカヨハ、そしてペネロペ・クルスという二大美女が共演!!

●おおまかな内容
【夏のバルセロナ、女友達と二人でバカンス。そして出会ったイケメン芸術家に二人して恋に落ち、更にその元奥さんまで出てきて大混乱なコメディもの】

コメディと言ってますが、まず二人そろって同じ男に恋をしてその両方と関係を持つ芸術家だとか、そこに出てきた元奥さんと三人で愛し合っちゃおう!みたいな「ザ・おフランス」的、恋に狂った人たちの価値観が遠すぎて、置いてきぼりになってしまうので笑いとは程遠い・・・。少なくとも日本人の感覚にとっては複雑すぎます。

 


以上、ちびぞう厳選の【恋人と観てはいけない映画8選】でした!

 

メリークリスマース!!!!

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天才児の育て方?映画『ギフテッド』ネタバレ&感想

「メアリーがこんなに素敵で賢く優しい子なら――育て方は正しかった」

映画仲間たちとの忘年会にて、鑑賞。

何の前知識もなく予告も観ずに行ってきました!

監督は『500日のサマー』のマーク・ウェブ氏!そして主演にはキャプテン・アメリカで有名なクリス・エヴァンス!

子役のマッケナちゃんがとにかく可愛いです・・・。

タイトルにもある『ギフテッド』というのは、”特別な才能を持つ子ども”という言葉。この映画で初めて知りました。

パンフはこんな感じ。

来ました!フォックスサーチライトマガジン!Vol.9!お洒落!
50Pで税込み820円。

ギフテッド教育についての座談会のページが非常に興味深かったです。

【映画情報】

【原題】 Gifted
【制作国】アメリカ
【監督】マーク・ウェブ
【脚本】トム・フリン
【プロデューサー】カレン・ライダー、アンディ・コーエン
【エグゼクティブ・プロデューサー】グレン・バスナー、ベン・ブロウニング、モリ―・アレン
【撮影監督】スチュアート・ドライバーグ、ASC
【プロダクションデザイナー】ローラ・フォックス
【編集】ビル・バンコウ、ACE
【コスチュームデザイナー】アビー・オサリヴァン
【音楽】ロブ・シモンセン
【音楽スーパーバイザー】ランドール・ポスター&メーガン・カリアー
【出演([]内は役名)】

  • クリス・エヴァンス[フランク]

  • マッケナ・グレイス[メアリー]

  • リンゼイ・ダンカン[イブリン]

  • ジェニー・スレイト[ボニー]

  • オクタヴィア・スペンサー[ロバータ]

【公開日(日本)】2017年11月23日
【上映時間】101分
【配給】 20世紀フォックス映画
【映倫区分】G
【IMDB】7.6/10.0  (およそ人53,400の評価)

【あらすじ】

生まれて間もなく母親を亡くした7歳のメアリーは、独身の叔父フランクとフロリダの小さな町でささやかながら幸せな毎日を送っていた。しかし、メアリーに天才的な特別な才能が明らかになることで、静かな日々が揺らぎ始める。メアリーの特別扱いを頑なに拒むフランクのもとに、フランクの母エブリンが現れ、孫のメアリーに英才教育を施すため2人を引き離そうと画策する。母の画策に抵抗を続けるフランクには、亡き姉から託されたある秘密があった。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレしているよ!)】

☆3.8/5.0

2017年ベスト1を狙えたかも!

と、思うほど面白いな・・・と感じました。

が、しかし映画仲間7人で観たんですが、意見は半々、全くダメな映画だと言う人もいれば相当良かったと褒める人もいる結果でした。

行間を読ませる演出が多い

意見が大きく割れる原因についてはおそらく、「物語の穴」の部分が多く、不明瞭な情報をとっちらかせてる印象があるからでしょうかね。

ツッコミどころが多い。とか、説明不足。とか。

ちびぞうは、この不明瞭な点に関しては曖昧なままでも十分想像で補完出来うるなと思いました。

脚本が好き

例えば、序盤でメアリ―が持つ数学に突出した才能を大人が見出す辺り。彼女が大人顔負けの頭脳を持っていることが発覚しますが、フランクの話す”入念に”という言葉の意味をメアリーは知りません。
「入念って?」
「知らないなら学校に行かなきゃね」
というやり取りがあるんですが、これはメアリーが突出しているのはある1点の才能の部分のみで、それ以外は普通の7歳の子どもと何ら変わらない、という事を示すシーンでもあります。

そして”普通な子どもとして普通の学校に通わせたい”というフランクの想いもここで見えてきます。たったこれだけのやり取りで分からせる!そういう会話のテクニックが多くみられる映画だと思いました。

群像劇でもある

パッと見は、姪っ子と叔父の家族の愛の物語であり、特別な才能を持っているがゆえに大好きな人と引き離されてしまう、という切なさが描かれているお涙頂戴な作品・・・なのですが。

実はこの作品、群像劇でもあると思うんです。

  • メアリ―の自殺した母親ダイアンの悲しい人生と、母親への想い
  • 数学に人生を捧げられなかった自分の選択を呪い、その全てを子ども、そして孫に託そうとする祖母イブリン
  • ギフテッド教育を受けたが”数10人”が辿り着ける天才の高みには辿り着けなかったフランクの想い
  • 数学の才能を持ち、普通の学校では生きにくさを感じているメアリー

主にこの家族の、それぞれの想いが交錯した群像劇なんですよね。
どの人にも人生があって、考え方があって、己のためであったり、誰かのためであったり、選択し、後悔し、何かを委ねたり、取り戻そうとしたりする。
そんな人間としてのあがく姿というのが彼らの関わりを通して見えてくる。

そこが面白かった・・・!!!

泣けたシーン

ちびぞう的に泣けたシーンは

  1. 祖父イブリンが裁判で「ダイアンの愛していた男性と無理やり引き離したこと」を理由に自殺の原因は貴方にあるのでは?と言うニュアンスで暗に責められ、己の主義主張(ダイアンが数学を愛していたこと、彼女が数学に徹することにどれだけの歴史的価値があるかなど)を熱弁する場面
  2. フランクに「離れたくない置いて行かないで約束したじゃない」と縋りつくメアリーの場面
  3. 実は難題の証明を達成していたダイアンがそれをフランクに託し、「母親の死後」に公表して欲しいと頼んだと気付かせる場面

この3つですかね。

1は、とにかく母親の狂信的なまでの数学への固執が悲しくて悲しくて。とても可哀そうな人にも見えるけど、でも言っている事が100%間違っているかといえばそうでもない・・・。自分でも自分のおかしさは理解していて、それでも認められない。そんな彼女の熱弁になんとも言えない気持ちになり、涙腺がやられましたね。

2はメアリーの名演技が涙を誘います。ほんとずるい。

3は、個人的に息を飲んだ名シーン!
「死後に公表してくれと頼まれた」
「ダイアンが死んだのは6年も前よ」
「彼女の死後じゃない」
この3つのセリフのやりとりだけで・・・見えてきます。ダイアンの真意、母親への想い、自殺の理由・・・ギフテッド教育の闇。そしてこのイブリンに対する復讐とも言える遺言は、母親の異常なまでの数学へのこだわりが前半で強く描かれれば描かれるほど、効いてくる演出になってるんです。
それが本当に上手だなぁと思いましたね。

まとめ

パンフレットで初めて知りましたが、特別な子ども達に受けさせる「ギフテッド教育」というものがあるんですね。

学校に適応できない子供は「普通ではない」ように見えて実は才能を持っている・・・。というのは親にとってとても大きな希望になりますよね。

だからと言って、本当に一般的な子どもたちの過ごす時間から切り離し、特別な教育を与えることだけが彼らのためになるのか?という疑問。本作はそこにスポットを当てた映画です。

そして、ただ単純に「子どものあるべき場所」というものを示しているだけでなく、「ギフテッド教育」で目覚ましい結果を残せなかった人もまた親になる、という教育が残した傷の連鎖のようなものも合わせて見せてくれるところがとっても興味深い作品。

普通に生きる、その人らしく生きる、そして何よりも「自分が楽しめる人生を歩む」事の大切さを教えてくれる。素晴らしいです。

クスッと笑える場面もあるし、笑って泣けてほっこりできる、

2017年では、上位3本に入る名作!

最後にこれだけ

猫を救う人に悪い奴はいないよ!!!!!(笑)

 

 


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ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収④/攻略・レポPart6‐Last

どうも、ちびぞうです!

前回の記事(ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収④/攻略・レポPart6‐3)で、見事にベストエンディングまで辿り着くことが出来たんですが、実はまだ一つ、見ていないエンディングがあるんです・・・。

今までに見たのは、

  1. 二人の約束
  2. 消えた約束
  3. ―――
  4. 彼が守った約束
  5. 破られた約束、果たされた約束

この4つ。多分全部で5種類だと思うので、残るエンディングは3のみ!のはず!(笑)
しかも多分、グッドエンドは1だけしかないと思うので、3もバッドエンドなシナリオになるかと思います。

前回の記事の放送の時、残り時間が20分もあったので、ちょっとだけやってみました。

色々試してみた

  • 古ぼけた鍵をゲットした後、乳白色の欠片を清め、棺桶に入れるところまでやって、棺桶を運ばずに書庫に戻り左側の階段から助けを呼んでみる

夜光石を持っているので「ことりおばけ」ではなく子どもの霊が追ってくる

夜光石を須賀さんから受け取るかどうかの選択肢

受け取る

END4 彼が守った約束

 

くっ・・・(血涙)

ちびぞうの閃き

ここの本を見ていた時、ちびぞうは閃きました。

この、入り口正面の奥にある本棚。これは、調べると

――古めかしい物の中に、一冊の古い画集が置いてある。
――なんの情報もないと判断した須賀は素早く本を閉じて、棚の上に置いた。

と出るんですよね。

「なんの情報もないと判断した須賀は」

とあります。もし、これを読んだのがシオリちゃんであったなら・・・?

実は、この段階では須賀さんが先頭を歩いているんですが、棺桶を運ぶ辺りから、先頭を歩くのがシオリちゃんに切り替わるんです。

もし、その状態で画集を見に行ったなら、シオリちゃんにしか分からない情報を見つけてくれるのではないか・・・?

すなわちこれが最後の分岐ポイントになるのではないか・・・!?

と、思って試してみました。

ちびぞうの落胆

試してみた結果。

 

はい、ちがったー

 

須賀さんが先頭だった時と全く同じリアクションが出ました。ガッカリです。

そして・・・路頭に迷うちびぞう。

どこで分岐させれば最後のエンディングが見られるのか、分からない・・・!

放送終了までも3分切っている!!!枠を延長させるにしても、分岐ポイントが分からなければどうにもできない・・・

最後の光

さぁ終了しよう、というところでリスナーさんがとんでもないコメントをしてくれる!!!

「ベストヒントをあげよう」
工房で夜光石を取っていない場合選択肢は出ない」

!!!!!!

なぜこれに気付かなかったんでしょうか!!!

  • 夜光石を持つ→鍵を見つけて子どもと「ことりおばけ」を再会させる。
  • 夜光石を持たない→鍵を見つけて子どもと「ことりおばけ」を再会させる。

ここで分岐するじゃないですか!!!

つまり、最後に子どもたちが大量に「ことりおばけ」と白い子どもを襲ってきますよね。そこで夜光石の宝玉を渡すことで、子どもたちを蹴散らすことができた・・・。

しかし、もしそこで石がなければ・・・?

これです、多分END3に届く最後の分岐はここです。

いや、本当にありがたかった。

106コメさんにこの場を借りて感謝の言葉を。ありがとう!!!(笑)

 

・・・というわけで、もう一枠分ですね、そのうち放送したいと思います。

それで霧雨の記事も無事、終わりを迎えられると思います。

ではでは、また次の記事でお会いしましょう!
ここまで読んで頂きありがとうございました!

 

 


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ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収④/攻略・レポPart6‐3

こんにちは、こんばんは!どうもちびぞうです。

前回(ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収④/攻略・レポPart6‐2)、引きもバッチリだったので皆さんが気になっているであろうエンディングの続きをレポしたいと思います!!

ストーリーのネタバレが含まれます!

特に今回はベストエンディングのネタバレになりますので、まだ見たくないよー><という方は戻って下さいね!!


「ことりおばけ」とその子どもであった「霊」が再会を果たし、「ことりおばけ」もようやく成仏出来るのかな・・・?と思ったところで謎のノイズが走る!!

一体何が起きるのか!!

行カセナイ 行カセナイ 行カセナイ ――――行カセナイ
オカアサン オカアサン オカアサン
――― 僕タチノ オカアサン ナノニ !!

そこへ現れたのは、今まで「ことりおばけ」が攫って殺していたであろう子どもたちの霊でした・・・。

ドコニモ イカセナイ ダッテ

  ――― 僕タチ ヲ 殺シタノハ

―― オカアサン デショ

シオリ「・・・そんな・・・だめ・・・」
須賀「――――――!!」

子どもたちの霊が、「ことりおばけ」と白い子どもの霊に襲い掛かります!!

須賀さんが子どもたちの霊を倒しに行きますが、そろそろ刀の効力もなくなって来たようです!!

シオリ「須賀くん!・・・刀が!・・・須賀くん、もう危ないよ!」

すると、白い子どもの声で「だいじょうぶ」と聞こえてきます。

―― きみの もっている その石が
きっと だいじな人を 守ってくれるよ
―― その石を ぼくに
ぼくに ちょうだい

須賀さんは石を渡したようです。

―― ありがとう
ありがとう
―― ぜんぶ ぜんぶ
もう だいじょうぶ

青い光を何度か放ち、画面は真っ白に。

―― ぜんぶ ぜんぶ
もう だいじょうぶ
―― だいじなひとは みんな 守ったよ
―― きみのつくった この石は きっと きみじしんだから
―― だからね きみはもう 許されたんだよ

シオリ「・・・消えた・・・」
須賀「・・・」
シオリ「・・・大丈夫だよ。きっと、あの子もお母さんもちゃんと一緒に居られるようになったはずだよ・・・」

涙を流す須賀さんに、シオリちゃんもにっこりです。

すると、奥の書庫から扉が開く音がして、望月巡査の声が聞こえてきます!

望月「――おい!誰も居ないか!?」
シオリ「この声!望月巡査だ!行こう!ここから出られるよ!」

下の道に出ようとしても、「早く、上の部屋に行かなきゃ」と出て出られません。なので、書庫に戻ります。

左手の階段を調べます。

――天井の出口が開かれている。

シオリ「望月巡査!私と須賀くんがここに居ます!」
佐久間「――お姉さん!?」
シオリ「・・・佐久間ちゃん!無事だったんだね!」
望月「――おい!お前たちは大丈夫か!?」
シオリ「望月巡査!私たちは無事です!あの、お願いです、ここから助けて下さい!」
望月「――わかった、少し待ってろ!今、登れるものを持ってくるから!」

そして暗転。場面は、資料館へ―――・・・

エピローグ

佐久間「お姉さん・・・よかった、本当に・・・っ。私、ごめんなさい・・・」
シオリ「・・・大丈夫だから、泣かないで?」
佐久間「・・・望月巡査が私の言うこと聞いてくれないから助けるのが遅くなったんだからね!私は大丈夫だから、先にお姉さんを助けようって言ってたのに!」
望月「それまでお前はずっと気絶していたんだぞ!これ以上ウロウロさせる訳にもいかんだろう!・・・まぁ、いい。おかげで全員救助できたんだしな。・・・しかし、あの森で起こったことはなんだ?俺は未だにさっぱり信じられんのだが・・・。それに、まさかあの場所がこの屋敷と繋がっているなんて思いもしなかったぞ。・・・とにかく、今回のことは適当に報告書に書くからみんな口裏は合わせてくれよ」
シオリ「・・・はい」
佐久間「・・・」
須賀「・・・」
望月「・・・よし。じゃあ、佐久間を家まで連れて帰るよ。また後日、調書をとると思うからその時は頼む。佐久間、早く行くぞ。親御さんが・・・心底心配して待ってるんだ」
佐久間「・・・」
望月「早くしなさい。・・・俺も一緒に謝ってやるから」
佐久間「・・・」

資料館を出ていく望月巡査について行こうとした佐久間ちゃんが、一度戻ってきます。

佐久間「・・・言うの忘れてた、お姉さん。あの森、もう大丈夫だよ」
シオリ「え?」
佐久間「だって・・・気配も声も聞こえない。みんな綺麗に浄化したんだね。もう、お姉さんはここに来ても、いっそ、住んでも大丈夫だよ!ね?」

最後の疑問符は須賀さんに投げかけて、佐久間ちゃんも家へと帰っていきました。

須賀さんと二人残ったシオリちゃん。

シオリ「・・・須賀くん、私・・・。望月巡査の調書が終わったら家に帰るね?」
須賀「・・・」
シオリ「・・・それから、この館のことなんだけど、須賀くんの好きにしていいよ。私はもう、両親のことも記憶も元に戻ったし。佐久間ちゃんが言ってた通り、森は浄化されて「ことりおばけ」とのあの約束は無くなった。もう、須賀くんがここに縛られる必要はなくなったんだよ」
須賀「・・・」
シオリ「・・・沢山、迷惑かけてごめんなさい」
須賀「・・・」
シオリ「須賀くんの声を、元に戻してあげることが出来なかったけど・・・。ありがとう。――須賀くんの約束はこれで果たされたね」
須賀「・・・」
シオリ「とりあえず、今日はもう休もう。明日から相続の書類もどうにかしないといけないし、帰る準備もしなきゃいけないから」

そして帰ろうとするシオリちゃん。と、須賀さんが!

シオリちゃんに近づいてきます!

シオリ「・・・須賀くん?・・・?」
須賀「・・・」
須賀「・・・」
須賀「・・・・・・・・・」
須賀「・・・・」
須賀「・・・・・・・」
須賀「・・・・・・―――しぃ、ちゃん」

ちびぞう「(あまりの事にせき込む)」

シオリ「・・・・・・!・・・・・・須賀、くん。声が・・・・・・!」
須賀「・・・」
シオリ「・・・っ。・・・・・・なぁに、須賀くん。・・・・・・なぁに?」

そしてこの顔である。

こっちが照れるわ!!!!

須賀「(メモごそごそ)」

シオリ「・・・また、メモ!」

須賀【話したいことが たくさん ある】

シオリ「・・・うん。私も・・・。話したいことがたくさんあるよ、須賀くん」

出ました、タイトルバックです!

そしてスタッフロール。

頂きました!

『END1 二人の約束』

これぞおそらく、ベストエンディング!!やりましたね、皆さん!!(*´∀`*)
ちびぞうも大歓喜です。

さてさて、これで大団円・・・と、思いきや。
実はまだ回収していないエンディングが1つ、あるんですね。

次回記事で今パートはラストになるとは思いますが、実況自体はあと一回くらい行うつもりです。
なのでもーしばらくだけ、霧雨のレポ記事にお付き合い頂けると幸いです!ここまで読んで頂きありがとうございました!ちびぞうでした!

 

 


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ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収④/攻略・レポPart6‐2

どうもどうも、ちびぞうです!!!

前回の記事(ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収④/攻略・レポPart6‐1)では、新たなシナリオの発見に成功しました!これでようやく、ベストエンディングを迎えられそうな気がします!!\(^ω^)/

探索を続ける

この部屋の探索の続きからですね。

  • 上段の茶色い机が置いてある壁のメモ

――鬼に追いかけられし女は、やがて夜叉になりて。無事、夜叉を黄泉に還す童は、その欠片が足りぬ。ただ、鬼の手中に堕ちぬよう――ここは唯一の守りなり。
――ここは、それを逃がさぬ唯一の鎖なり。

  • 壁にかけられている面、左から順に

――鬼の面だ。
――女の面だ。
――夜叉の面だ。

この部屋はこれ以上は何もなさそうです。
壁に貼ってあるメモを読む限り、「ことりおばけ」を成仏させるためにあの白い子どもの霊もここに捕らえたままにしてある・・・と読み解けますね。
うーん、仕方がない事とは言え、少し切ないです。

さて、一旦部屋を出ます。

ここの真ん中の水の張ってある箱を再び調べると、

  • 欠片を洗う
  • 何もしない

と選択肢が出ます。うーん、選択肢がやたら出てくるとそれも分岐ポイントなのかと不安になりますね・・・(笑)

一旦「何もしない」を選択し、上の方も探索してみます。

上には大きな入り口があり、上の方にキラキラと光るものが沢山あります。

――扉の上で、夜光石が光っている。

夜光石で守られている場所のようです。入ってみます。

こんな感じになっています。青い光を放っているものは、

――夜光石が入った灯篭だ。

先に進むとこんな感じ。

シオリ「・・・地面にびっしり、何か書いてある。・・・お経?何かを祀ってるの?」

地面の赤くなっている部分に何かお経のようなものが書いてあるようですね。これも子どもの霊を捕らえるためのものでしょうか。

その中央部分を調べると、

――桶が置いてある。

須賀「・・・」
シオリ「・・・もしかして、棺桶?」

その上にあるお地蔵様のようなものを調べると

――「外道」

と書いてあります。この場所の入り口に6体並んでいる地蔵?も調べてみると、左から順に

――「天道」
――「人間道」
――「修羅道」
――「畜生道」
――「餓鬼道」
――「地獄道」

とあります。これは多分、あの世にある六道のことですね。死ぬとこの6つをグルグルするという。「外道」はこの6つのどれでもない、外れたところにある魂、という意味なのだそうで。そのまま、この子の魂はあの世に行く事無くここに囚われている、ということなんでしょうね・・・。

欠片を洗ってみる

他は特にないようなので、一つ手前の場所に戻って「乳白色の欠片」を張ってある水の中で「洗ってみる」選択をしてみます。

シオリ「・・・もしかして欠片って、これのことかな」
須賀「・・・」

――小さな欠片を清めた。

再び、上の棺桶のある部屋に向かい、小さな欠片をそこに収めてみます。

――小さな欠片を、棺桶に戻しますか?

  • 戻す
  • 戻さない

また選択肢・・・辛い・・・

とりあえず「戻す」で。

シオリ「・・・じゃあ、入れるね」

部屋全体が白く光り、青白くなったところで例の白い子どもの霊が降りてきます!!!

―― あ り が と う
―― これで ぼくはやっとでられる
―― だから おねがい
―― ぼく を つれていって
―― だいすきな おかあさんに あわせて
―― きっと きっと きっと
―― おかあさんは ぼくをまってる

そして子どもの霊は消えてしまいました。

シオリ「・・・今の子、私知ってる。小さい頃に森で会ったことがある。・・・そっか、あの子はずっとここに居たんだ。お母さんに、会うために・・・」
須賀「・・・」

このイベントを見た後、再び棺桶を調べると

――棺桶を台座へ持っていきますか?

  • 持っていく
  • 持っていかない

また選択肢!!!

一応、念のためセーブをしておきます。

そして「持っていく」を選択。

シオリ「・・・持っていこう。確か、下の道に岩の台座があったはずだから。・・・かまわないよね?須賀君」
須賀「・・・」

須賀さんは何やら微妙そうな顔をしていましたが、とりあえず同意してくれた模様。

下の道の、石で出来た台座へ戻ります。

ここからは先頭をシオリちゃんが歩くようになります。

シオリ「・・・台座は、ここでいいんだよね?」

置きました!!棺桶を調べてみると・・・

――棺桶は静かに佇んでいる。

シオリ「・・・これで、いいのかな」

しかし特に何も起きる気配はありません(笑)困り果てるちびぞう。
とりあえずのセーブです(笑)

エンディングスタート!

書庫に戻る方がいいのかな?と思い上へ上がってみると・・・ガシャアアン!!と何やら音がして

何か来た!?画面が赤っぽくなっていきます!!

シオリ「・・・今の音・・・。もしかして、外の夜光石が割れたんじゃ・・・!」

須賀さんが音のした方に向かおうとします!

シオリ「! 須賀くん!」
須賀「・・・」

ここは任せろ!とばかりにキリっとした顔をする須賀さん。

「ことりおばけ」の登場です!!

可愛い 可愛い 私の子・・・
はよう はよう でておいで

須賀さんが立ち向かおうとする!

シオリ「・・・須賀君!戻って!――須賀くん!」

画面が白く光る!!!何が起きた!?と思うと・・・

白い子どもの霊も来たーーーーーー!!!!!

―― おかあさん
―― おかあさん
―― おかあさん
――
―― やっとあえたね、おかあさん

ぼうや・・・?わたしの ぼうや・・・?

ぼうやと再会した「ことりおばけ」の声が、おどろおどろしい物から、普通の女の人の声に変わっていきます・・・。浄化作業が進んでいるようです。

あぁ・・・あぁ・・・っ!ぼうや・・・ぼうや・・・っ!わたしのぼうや・・・っ!
可愛い 可愛い 私のぼうや・・・っ やっと やっと やっと

「ことりおばけ」の姿が一瞬弾けて、青白い姿に変わります。

やっと・・・見つけた
私の ぼうや・・・
苦しかったでしょう 辛かったでしょう
ごめんなさい ごめんなさいね・・・

―― おかあさん だいすきな おかあさん
―― いっしょにかえろうね これからずぅっと いっしょだよ

シオリ「・・・会えたんだね・・・。お母さんに・・・子どもに・・・」

シオリ「・・・今のうちに、行こう。きっと、「ことりおばけ」はもう大丈夫だよ」
須賀「・・・(にこ)」

あれ?須賀さんの声は?まぁいいかと思いつつ書庫に向かおうとします。

す、すると・・・!?

画面にノイズが走る!!!!!

!?何が起きた!?ベストエンディングじゃないの!?と戸惑うちびぞう。

このノイズ・・・すごく・・・怖いです・・・

 

と、いうところでですね!次回への引きも抜群!!というところで今回は終わりにしたいと思います!(笑)

ここまで読んで頂きありがとうございました!またお会いしましょうー!

ちびぞうでした(*´∀`*)

 

 


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ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収④/攻略・レポPart6‐1

こんばんは、どうもどうもちびぞうでーす(*^ω^*)

前回(ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収③/攻略・レポPart5‐Last)に引き続き、霧雨のベストエンディングをひたすら目指す記事です!

前回の終わりに、ちびぞうはかなり行き詰まっていました!なぜなら

シナリオの分岐ポイントがどこにあるのか分からないから!!

そして裏でちらちらと遊んでみて、ちびぞうは推理しました。

ちびぞうの推理

おそらく、乳白色の欠片を手に入れるまでの部分に分岐ポイントはないのではないか、とまずは考えました(そうしないともう果てしない。推理が果てしない)。

ポイントは、最後に入るこの部屋。

この部屋は、左側の階段のある場所で「助けを呼ぶ」という選択肢をしない限り、外に出ることが出来ます。

そして、ここを出た場所も

この石の台座があるところですね。ここも、外に出ることが出来ます。

しかし、その外は

この上の部分は、出ようとすると

――気味の悪い気配が漂っていて、出ることができない

と表示されます。そしてこの怪しげな鍵のかかった部屋。(↑の画像左側の部屋)

ここをもしかして開けるのではないか・・・?という点も気になるポイント。

つまり、最後の部屋から動ける範囲内で、何か出来ることがまだあるのではないか・・・?というのがちびぞうの推理。
左側の階段のところで「助けを呼ぶ、呼ばない」と選択肢が出るので、何かが出来るからこそ、選択肢を設けてあるのではないか・・・と考えたのです。

推理ポイントまとめ

  • 「助けを呼ばない」という選択肢の意味
  • その状態で動き回れる範囲があること
  • 鍵の開いていない部屋の存在

選んだセーブポイント

須賀さんが夜光石の宝玉を持って、シオリちゃんと再会し、人工洞窟の中に入る。

この時点からスタートしてみました!

そしてこの部屋。

ここで、何か出来ることがないか?と考え、ひたすらクリックをしてみたんです。
というか、慌てて文を呼んでると何回も間違えてクリックして同じ文章を何度も読んでしまうという現象、ありますよね?(笑)そんな偶然がもたらした、一筋の光を発見したのです・・・(笑)

遂に分岐ポイントを発見

全ての書物をいつものように読み終えたら、上にある茶色のデスク。ありますよね。
それの、椅子が置いてある方の本をクリックすると、こんな文章が出ていました。

――古い言葉が書かれており、読み解くのは難しい。
――ひっついていてページがめくれない。

シオリ「なんでこんなにベッタリひっついてるんだろう」

これは、血か何かがくっついていて読めなくなっているのであろう、と言っていましたが。

実は!!!

これをもう一度クリックすると・・・

――ひっついていてページがめくれない。

シオリ「うーん。無理やりめくったら破けちゃいそう・・・」

なんと!?新たなコメントが出る!!!!!!!

そして、三度目のクリックをすると・・・

――ひっついていてページがめくれない。

ここはコメントは出ませんが、今まで出なかった須賀さんの顔アイコンが出ます。

更に!!!四回目!

――ひっついていてページがめくれない。

シオリ「・・・うーん。・・・気になるね。もう、めくっちゃおうか?」

  • ページをめくる
  • めくらない

出ましたー!!!選択肢です!!!

そして遂に!!!

――ページをめくると、くり抜かれたような窪みがあった。
――窪みには鍵が入っている。
――古ぼけた鍵を手に入れた。

【古ぼけた鍵】をゲット!!!!!

やりましたーーーーーー!!!!!やっと変化したー!!!

現在、持ち物には

  • 乳白色の欠片
  • 夜光石の宝玉
  • 古ぼけた鍵

の3つがあります。

この鍵はやはりあの部屋のものでしょう!!ということで、一旦外に出て鍵のかかっていた部屋に向かいます。

ここの左側の部屋ですね。

新たなシナリオ

鍵を使って中に入っていると、結構広めの通路?のような場所に出ました。

調べられるものは真ん中の箱のようなものだけ。

水が張ってある。
水は入れ替えられている様子はないのに、不思議ととても清らかだ。

左に部屋があるので、入ってみます。

ちょっと異様な感じの部屋ですね。探索してみます。

  • 入ってすぐ右の白い四角いヤツ

――行燈がある。

  • 入って正面の本棚

――古めかしい物の中に、一冊の古い画集が置いてある。
――なんの情報もないと判断した須賀は素早く本を閉じて、棚の上に置いた。

  • その下に並ぶ桶

――空の桶だ。

  • 階段を上がって一番左の本棚

――色褪せた一冊の本が置いてある。
――女を救うには、清めた亡骸を入れた棺桶を台座に捧ぐ必要がある。
――しかし、あの棺桶の中身は不完全であり持ち出すことはできない。
――恐らく、我が先祖が罪の意識に駆られ、唯一残した希望なのだろう。
――全てを狂気のままに壊した鬼のような男に、女が食らい尽くされないように。
――ただ、足りない亡骸を見つけ、清め、棺桶に収めない限り、希望が昇華されることはない。
――たった、これっぽっちの欠片だというのに。

シオリ「・・・欠片って」

  • その右隣の本棚

――古い文献や、資料について書かれている紙が置かれている。

  • 読む
  • 読まない

当然ここは読みます!

――昔の阿座河村の内部構造について事細かに調べ上げたもののようだ。
――村が行っていた自治について、血生臭い内容が記されている。
――家の主が犯した罪は、その家族をもって償わなくてはいけない。
――子は刑に処されるか、売買される。女は老婆になり捨てられるまで、身をもって村に尽くさなければならない。
――しかし牢獄は森の奥深くにあったため、そこに留置される女の相手はほぼ男であることから、推測される償いはあまりにも無残である。
――この私刑は、森が封鎖されるまで続いた。森を禁忌の場所とした女も、そういった経緯で捕らわれた者なのだろうか。
――私は、我が先祖のことを調べる際に、他者の妻に狂った男を記した先祖の書を見つけるに至った。そこから考察するに、伝承とされる女の罪は、濡れ衣であったのではないかと推測する。

やっぱりね~、そういうことですよね~。

つまり、昔から村で行われていた家族の連帯責任の刑を利用して、初代おがみさんは女を陥れ夫も子どもも殺し、自分の物としようとしたと。そしてその女が「ことりおばけ」に変貌してしまい、子どもを攫うようになった・・・と。これが恐らく阿座河村に伝わる伝承の真相ですね。

まだ部屋の探索の途中ですが、そろそろ次回記事へ続く!とさせていただきたいと思いますー!

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。ちびぞうでした!

 

 


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