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切ない恋に隠された秘密。映画『イニシエーション・ラブ』ネタバレ&感想

最後の5分、全てが覆る。あなたは必ず2回見る―――

画像引用元:映画.com

松田翔太×前田敦子のピュアラブ!!!!!!・・・なのか?!

実は私はこの作品を小説版の方でオススメされていて、買ってからずーーーーーっと積んでいる間に映画化(笑)
「映画化されたんなら早く読まないとなぁ」と思いながらもここまで引き延ばしてしまいました(笑)

先日ようやく原作を読了して、「これは映像化無理なんじゃ?」と思い映画の方も観てみることに!!!

東宝さんの情報ページはこちら

公式サイトはもうリンク切れになっていたんですが、サイトアドレスが i love takkun .com だったのに笑ってしまいました(笑)

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】堤幸彦
【脚本】井上テテ
【原作】乾くるみ『イニシエーション・ラブ』
【ゼネラルプロデューサー】奥田誠治
【エグゼクティブプロデューサー】門屋大輔
【プロデューサー】飯沼伸之、畠山直人、小林美穂
【撮影】唐沢悟
【照明】木村匡博
【録音】鴇田満男
【美術】相馬直樹
【装飾】田中宏、山森悠子
【衣装デザイン】宮本まさ江
【ヘアメイクディレクション】池田真希
【編集】伊藤伸行
【音楽プロデューサー】茂木英興
【音楽】ガブリエル・ロベルト
【音響効果】大河原将
【VFXスーパーバイザー】定岡雅人
【助監督】白石達也
【記録】井手希美
【制作担当】篠宮隆浩
【出演([]内は役名)】

  • 松田翔太[鈴木]
  • 前田敦子[成岡繭子(マユ)]
  • 木村文乃[石丸美弥子]
  • 三浦貴大[海藤]
  • 前野朋哉[梵ちゃん]
  • 吉谷彩子[優子]
  • 松浦雅[ナツコ]
  • 八重樫琴美[和美]
  • 大西礼芳[ジュンコ]
  • 佐藤玲[まどか]
  • 山西惇[桑島課長]
  • 木梨憲武[静岡支店部長]
  • 手塚理美[石丸詩穂]
  • 片岡鶴太郎[石丸広輝]
  • 池上幸平[天童]
  • 森田甘路
  • 盛岡龍
  • 矢野聖人
  • 藤原季節

【公開日(日本)】2015年5月23日
【上映時間】110分
【配給】東宝
【映倫区分】G
【IMDB】7.1/10.0  (およそ600人の評価)

【あらすじ】

1980年代後半の静岡を舞台に、奥手で恋愛経験のない大学生・鈴木が、合コンで知り合った女性マユとの日々を通して変化していく姿を描く「Side-A」、就職先の会社で東京本社に転勤することになった鈴木がマユを置いて上京し、本社の同僚・美弥子との出会いで心が揺れる「Side-B」という2つの物語が並行しながら、原作とは異なるエンディングを迎える。【引用元:映画.com

【感想(結末のネタバレもしています!)】

☆3.2/5.0

げ、原作小説よりも面白い・・・!!(笑)

あまり邦画も観ない上に、原作小説と合わせて楽しむ作品が少ないんですが、基本的に「原作の方が面白いだろう」という先入観があるので、これには驚いた・・・。

以下・重大なネタバレをしています!(2度目の主張)

原作・映画どちらかを知ってる方のみ読み進めてください!


映像ならではの、トリックとして魅せる上手さ

今作の一番のキモは、前半パート(A)と後半パート(B)の”鈴木”が同一人物と見せかけて実は別人だったという部分。

更に、A→Bへと時間が流れているように見せかけて、実は前後している部分もある、ということ。

原作では細かな時系列の操作や、鈴木のプロフィールの些細な違いなど、しっかりと読み解けば分かるヒントはあるものの、同じ名字な上に、ヒロインのマユが二人を同じ「たっくん」というあだ名で呼ぶので、彼女が同時進行で二人の男性と交際しているという事実が巧みに隠されています。

と言ってもそれは”叙述トリック”という字の上での仕掛けならではのもの。

「(映画で)顔が出てしまえば別人だと分かるじゃん」と思ったからこそ、映像化は無理なのでは、と考えたんです。

しかし!!!

今作では、そんな心配も拭い去ってしまうような”映像ならではのトリック”にしっかりと切り替えられているんです!!!
パートAの鈴木(以下、鈴木A)は、原作とは違いおデブな設定。そして、マユがプレゼントしたナイキのスニーカーは、全く同じものをどちらの鈴木もプレゼントされている・・・。

「あの二人、全く似合ってなくない?」と周囲に小馬鹿にされたことをきっかけに、鈴木Aはマユに見合う男になろうとダイエットを決意!もらったスニーカーを履いて、ランニングを始める・・・!

この、鈴木Aが走るシーンに、同じ靴を履いた鈴木Bがランニングするシーンを繋げることで

~~か月後、たっくんはこんなにも痩せてイケメンになったのだった――

というナレーションがなくても、鑑賞者は勝手に

「あぁ、痩せたから松田翔太に役者が変わったのね」

と思い込む!!!!!
いやぁ、そんな方法が。と驚かされましたね。

しかも、しっっかりと観ていれば、マユの部屋に鈴木Aがプレゼントしたハードカバーの本を鈴木Bが見つけて「こんな高い本買ってんなよ!」とキレるシーンがあったり、マユが鈴木Aとのデートで着ていたワンピースを後々、鈴木Bとのデートで買ってもらう、というシーンがあったりして、伏線もバッチリ振り撒かれている!!

ネタばらしの分かりやすさ

映像化してもしっかりと騙されるように作られている上に、ラスト5分間でAパートとBパートを時系列順に並びかえてダイジェストで見せてくれるので「原作では少し弱いかな?」と感じたネタばらしの部分もすごく分かりやすくなっていました。

ダイジェストがないままだと、鈴木Bが誰も待っているわけもないホテルへ向かい、過去の自分達を走馬灯のように見ただけ・・・というシーンに思える人もいるかと思います。

しかし、ばっちりと二人を遭遇させ、その上でダイジェストを見せ、実は二人は別人でしたーーーーーー!と分かった上での

前田敦子の「・・・大丈夫ですか?あれ?たっくん?」という台詞!!!

彼女のあのキョトンとした顔!!!!!あの演技があって、原作よりはるかに「女は怖い」という部分を演出出来ていたのではないかな・・・と思うと、本当にお見事なラスト5分間でありました。
ネタを知っていてこれだけ楽しめるんだから、すごいよね。

前田のあっちゃんの演技について

『もらとりあむタマ子』で前田のあっちゃん出演作を初めて観て彼女の演技が大好きになっていたので、今回の若干あざとさ(笑)を感じるマユの演技も、ラスト5分で最高に恐ろしいものに昇華されていて、さすがだな、と思いました。

前田のあっちゃんの映画に失敗無し!(当社比)というかまだ二本しか観てないんですけども(笑)

ラストの改変部分について

原作と違うラスト。それは鈴木Bがマユに会いに行ってしまうという点。

これは映像トリックのネタばらしとして都合が良いから、わざわざ静岡までクリスマスに車を走らせたのであって、あくまで映画の都合ですよね。

この結果は物語としては、というか「イニシエーション・ラブ」というタイトルにもある通り鈴木Bにとってマユとの恋愛は”通過儀礼”でしかなかったんだと知る展開の深みがなくなってしまうので・・・微妙だった、かな、と。鈴木Bがマユのところに戻ってしまえば、どこにも「イニシエーション・ラブ」はなかった・・・って事になるし、一見微笑ましい鈴木Aとマユの恋愛も通過儀礼になってしまうのかな・・・というもの悲しさみたいなものが感じられなくなってしまいますもんね。

トリックやって驚かすのがメインな映画的には、大成功。だけど、物語的には少し微妙・・・そんな印象でした。

 

 


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孤独死を悼む人。映画『おみおくりの作法』ネタバレ&感想

人と出会い、死と向き合い、人生は輝きだす。

これも、映画館で観れて良かったと思える一本。

超高齢化社会に突入して、独居のご老人の増加に比例して、孤独死する人も非常に多くなっている日本では、かなり心に響く人が多い映画なのではないかと思う。

パンフレットはこんな感じ。

B5サイズくらいのコンパクトサイズ、22Pで税込み700円は少しだけお高め・・・。
ジョンが旅した場所が地図付きで載っていました!裏面はこう。

【映画情報】

【原題】Still Life
【制作国】イギリス、イタリア
【監督/脚本/製作】ウベルト・パゾリーニ
【製作】フェリックス・ヴォッセン、クリストファー・サイモン
【撮影監督】ステファーノ・ファリヴェーネ
【編集】トレイシー・グレンジャー、ガヴィン・バックリー
【音楽】レイチェル・ポートマン
【美術監督】リサ・マリー・ホール
【衣装】パム・ダウン
【キャスティング】スージー・フィギス
【ヘアメイク】エマ・スレイター
【出演([]内は役名)】

  • エディ・マーサン[ジョン・メイ]

  • ジョアンヌ・フロガット[ケリー]

  • カレン・ドルーリー[メアリー]
  • アンドリュー・バカン[プラチェット氏]
  • キアラン・マッキンタイア[ジャンボ]
  • ニール・ディスーザ[シャクティ]
  • ポール・アンダーソン[ホームレスの男]
  • ティム・ポッター[ホームレスの男]

【公開日(日本)】2015年1月24日
【上映時間】91分
【配給】ビターズ・エンド
【IMDB】7.4/10.0  (およそ5,750人の評価)

【あらすじ】

ロンドンに暮らすジョン・メイは、孤独死した人を弔う民生係として働いてきたが、人員整理で解雇を言い渡され、自宅の真向かいに住むビリーの弔いが最後の案件になる。これまでも誠実に故人と向き合い、弔いをしてきたジョンだったが、最後の仕事にはいつも以上に熱心になり、故人を知る人を訪ね、葬儀に招く旅を経て、心の中に変化が生じていく。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.5/5.0

ロンドンの民生係、ジョン・メイ(エディ・マーサン)。
彼は身寄りなく孤独死した人達の遺品から遺族を探し、一人でも多く葬儀に参列してもらえるよう電話をかける。
しかし大体葬儀に参加するのは彼一人だけ。孤独に生きた彼らをたった一人でおみおくりする。
そんなある日、ジョン・メイのアパートの向かいに住む住人ビリーが孤独死する。仕事が遅いと上司にクビを宣告された彼は、最後の仕事にビリーの遺族を探す旅に出る…。

ジョン・メイとはどんな人?

  • イギリス、ロンドン、ケニントン地区の民生係
  • 勤続22年
  • おみおくりした人は数知れず
  • 妻子無し
  • 笑顔は苦手
  • クロスワードパズルが好き
  • 几帳面、部屋はいつも綺麗
  • 白衣をカバンに常備

ジョン・メイ流のおしごと

  • 亡くなった方の写真を見つけ出す
  • 故人の宗教を探し出す
  • その人に合った弔辞を書く
  • その葬儀にふさわしいBGMを選ぶ
  • 故人の知人を探し、葬儀に招待する
  • 葬儀に列席する

本当に静か

音楽も時々流れるピアノの音色くらいしかなく、とても静かな映画だった。まるでお葬式のような物悲しい静けさ。

淡々と流れる風景をただただ見つめる・・・そういう雰囲気の映画を得意としない人には退屈に思える部分も大きいかもしれない。

ジョン・メイという人の変化

最初は、主人公が故人をしっかり弔おうと奮闘する姿が遺族の心に何かを与える映画かと思ったけれど、それだけじゃなかった。ジョン・メイ自身も家族がないと知った時、この映画は主人公の“生前葬”なんだと思った。
孤独に死んだ人々を一人一人大切に思い弔って写真をアルバムに残す。まるで家族のように。故人に未来の自分の姿を重ね大切にすることで孤独な自分自身をも慰めていたんだろうな。すごくネガティブ。そう、とても几帳面で真面目な主人公だけど、ジョン・メイは最初とてもネガティブな思考の持ち主だと思った。

電車に乗る場面が何度か出てくるが、いつも彼は人のいない車内で進行方向と逆向きのシートに座っている。

しかし旅の終わりに大きな出会いをし、初めて彼は前向きのシートに座るのだ!この演出はきちんと観ていないと気付かないだろうしとてもささやかだけど、確実に彼の心境が前向きに変化した事を表していた。

驚きの結末

そして物語は…ジョン・メイの変化とは別の方向に意外性を見せて終わる。納得出来ない人も多いだろうし、ラストシーンをやりたいがための結末にも思えるけども、私個人としては彼が自分のために行っていた”生前葬”のつもりで観ていたのでとても綺麗にまとめたな、と思えた。

無駄だと言われた仕事での努力も、死んでしまった人達への想いも、全て報われたんだなぁきっと。
彼の後ろ向きな人生の中で輝ける瞬間を見出せたことにとても感動できた。

こんな職業があるんだなーと新聞記事を見て、そこから映画にしよう!と結びつける監督のセンス憧れる。どんな職業にも、ドラマが潜んでるんだもんなぁ。

 

 


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ショーン・コネリーの泥棒一家!映画『ファミリー・ビジネス』ネタバレ&感想

人は愛されていることを武器に何でも言えるのさ。

反対に誰かを愛せば――武器を渡すことになる

『恋愛小説家』が観たい。と言ってディスクまで出して来たら、母がおもむろに映画を再生したので「お、気が利くね」と思って観ていた。

あれ?あれれ?これ、恋愛小説家・・・?この人、ジャック・ニコルソンじゃなくない・・・?(笑)

私「ショーンコネリーじゃない・・・?これ」

母「そうだよ?」

私「何再生したの?」

母「”ファミリービジネス”

私「!?!??」

という非常にどうでも良い経緯で見始めた本作。どうやらBSで録画したものを再生したようです。

1990年というともう30年近く前の作品になるんですね・・・

【映画情報】

【原題】Family Business
【制作国】アメリカ
【監督】シドニー・ルメット
【脚本】 ヴィンセント・パトリック
【製作】 ローレンス・ゴードン
【製作総指揮】バート・ハリス、ジェニファー・オグデン
【撮影】 アンジェイ・バートコウィアク
【編集】アンドリュー・モンドシャイン
【音楽】 サイ・コールマン
【出演([]内は役名)】

  • ショーン・コネリー[ジェシー・マクマレン]
  • ダスティン・ホフマン[ヴィトー・マクマレン]
  • マシュー・ブロデリック[アダム・マクマレン]
  • ロザンナ・デ・ソート[エレイン]
  • ジャネット・キャロル[マージ]
  • ヴィクトリア・ジャクソン[クリスティーン]
  • デボラ・ラッシュ[ミッシェル・デンプシー]
  • ジミー・チュウ[B・D・ウォン]
  • ルイス・ガスマン[トーレス]

【公開日(日本)】1990年1月20日
【上映時間】110分
【配給】日本ヘラルド映画
【IMDB】5.7/10.0  (およそ10,300人の評価)

【あらすじ】

ニューヨークに暮らすジェシーは泥棒家業ひと筋に生きる男。その息子ビトーは結婚し、息子が生まれたことを機に泥棒を引退していた。ところがビトーの息子アダムは祖父のジェシーを秘かに尊敬し、新製品の強奪計画を提案。ビトーも父と息子を放っておくことができず、それに加わることに。父子、そして孫から成る泥棒チームは計画を実行に移すが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.6/5.0

泥棒一家に起きた悲劇というか喜劇というか。

一応ジャンル的にはコメディに入るらしく、内容は不適切なものを含んでいる(冒頭にそう出る)もののコミカルなタッチでクスりと出来るところも多い。

親子三代揃って一緒に網タイツをかぶり、じいちゃんととうさんがタイツを直し合ったりする場面が可愛くて、強盗中なのに微笑ましく思えてしまう(笑)

父と息子の確執のようなものが

全面的に描かれていて、特に

泥棒稼業に誇りすら持っていそうな破天荒な祖父(ジェシー)

に、育てられ小さいころから盗みの手伝いされて来たことに辟易し、ジェシーを反面教師にして肉を解体する工場でまっとうに勤めている父(ヴィト―)

に、育てられ非常に賢く、奨学金をもらって通った大学をあと少しで卒業というところでドロップアウトしてしまった孫(アダム)。(父よりも祖父を尊敬している)

という三代に渡る”子育て”、”父親としての在り方”が見え隠れする。

ヴィト―はジェシーを毛嫌いして、自分の息子はこんなに頭がよくなって奨学金まで貰った、自分の子育ては正しかった!と言うけれども、どうもアダムはそうは思っておらずヴィト―に腫れものに触るように育てられ、「一人の男として認めてもらった事がない」と言っていた。

そしてアダムは、自分を男として認めてくれる祖父に傾倒していく・・・。

その内容というのが「一緒に泥棒しようぜ!」というものだから、普通の父と息子の物語としては決定的に倫理観がずれているのだけど、そこがまた笑いに繋がるのかな。

バカな親子たちだなぁ、という。

相手の為にすることと、相手が本当に望むことの差異

ヴィト―は、アダムのためにジェシーを売る(自分も自首する)ことで、警察に捕まった息子の刑を少しでも軽くしようとする。それは父親として当然の行動だと私たちの価値観からすると思うんだけど、実はそれはアダムにとっては正しい選択ではなかった。

相手を思ってすることが、本当に本人のためになるのかと言えばそうでもないよなぁ・・・と切なく思いながら観ていた。

親子を繋げる”死”

和解のタイミングは、わりとありがちな”祖父の死”を通じてやってくる。

初めてヴィト―はそこで父のありがたみを想い、息子への謝罪を向ける。

息子もようやく、不器用な父の愛を知る。

家族が祖父の死によって一つになる。

倫理的に色々おかしなことを言っていた映画だったけど、ジェシーが最後に容赦なく終身刑にも当たるような30年近い刑を下された事もきちんと「報いを受ける」結果になっていたし、それなりに話はしっかりしていたのかな。

コメディという点

家族モノとしてのドラマも多分に含まれている+サスペンスに毛の生えたような展開があったりもするので、何も考えず頭を空っぽにして観れる!!という感じの映画とは少し違うかな。

けど、時々クスッと出来るシーンはあります。

ジェシーが刑務所へ送られるトラックの中で威張ってるやつをボコボコにしたら、周りの囚人たちが口をそろえて「彼は転んだだけ」と言うところが大好き。

名優・ショーンコネリーの魅力

ダスティン・ホフマンと比べて立ってるシーンを見るとめちゃめちゃでかいんですよ!!

そのせいかものすごくプロポーションも良くて、高級なスーツを身に纏う姿がカッコいいったらないですね。胸毛を見せびらかしながら入浴するシーンもあって、60とは思えぬ色香を放っています(笑)

ショーン・コネリーは母が大好きな俳優さんで、私もわりと好きなんですが、2006年に引退宣言をしてからスクリーンで観る機会はなくなってしまったんですよね・・・。

彼のファンだという方はぜひ、古い作品も観漁って、彼の若い頃の魅力という物にも浸ってもらいたいなと思います!!

 

 

 


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ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収③/攻略・レポPart5‐Last

どうも~~~~ちびぞうです。

前回の記事(ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収②/攻略・レポPart5‐2)では、またもベストエンディングを取り逃がし、バッドを引いてしまいました・・・。

最初に見た、エンド5よりは良いと思いましたが・・・。正直、あの展開は泣きましたね。

さて、ニコ生の枠がまだ残っていたので、前回の記事でもあった分岐ポイント

  • 須賀さんから差し出された夜光石を受け取るかどうするか

というところからやり直し、ベストにはならないだろうけども別エンドが見れるかどうかやってみました!

またもネタバレ全開です、ご注意を!

今度は受け取ってみる

シオリ「これ・・・夜光石・・・?わ、私が持ってろってこと?(夜光石は・・・お守り・・・浄化の石だ)だめだよ・・・ねぇ、須賀君・・・これを私に渡して、君はどうするつもりなの?」

―― 美しく磨かれた夜光石が須賀の手の中で青白い光を放っている。

  • 受け取る
  • 受け取らない

ここからですね!!

受け取る、を選択。

シオリ「・・・どうしても、私が持ってなきゃいけないの?」

須賀「・・・」

シオリ「・・・わかった・・・そのかわり、向こうには行かないで。一緒に、この場所に居て」

須賀さん、少し辛そうな顔を見せます。

―― 夜光石を受け取った。

笑顔を見せる須賀さん。シオリちゃんに背中を向けます。

シオリ「・・・須賀、君・・・?」

部屋を走って出て行ってしまう須賀さん!!!

ちびぞう「ダメだぁーーーーーッ!!!!」

シオリ「須賀、君!待って!ダメ・・・ダメだよ・・・!」

須賀さんを追いかけて扉に駆け寄るシオリちゃん!しかし、

――扉が固定されて、開かない

シオリ「・・・嫌・・・嫌だ!やっぱり、こんなのダメだよ、須賀君!私に、夜光石を渡したまま、行くなんて!さっき、須賀君の刀はあと少しでダメになるって言ってたのに・・・!・・・助けを、助けを呼ばないと・・・。早く・・・、早く、早く、須賀君を助けないと!」

そして、階段の方へ助けを呼びに行くシオリちゃん・・・

エンディングスタート・・・

1週目で見たような赤黒い画面に変わっていきます・・・。

「ことりおばけ」ではなく、追って来ているのは子ども達の霊なので、「見つけた」の文字は出ませんでしたね。

そして、画面は真っ白になり、望月巡査の声が聞こえてきます。

―― ここにいるのか!

―― しっかりしろ!

―― 今、そこから出してやる!

―― ・・・ん?須賀君はどうしたんだ?

―― そうか・・・俺が見てきてやる。君は先にそこから上がりなさい。

―― ・・・いいから、上がるんだ!

エピローグ

・・・あの後、須賀君を探しに行ってくれた望月巡査だったが、須賀君の姿はどこにもなく・・・洞窟には、夜光石でできた刀が無残に折れた状態で残されていただけだった。その後――彼の捜索が村で行われたものの何故か、すぐに打ち切られてしまった。

村の非常な対応にひどく怒りを感じた私と望月巡査だったが・・・

――――その直後、彼は”発見”された。

「森で行方不明になった者で体が見つかるのは珍しいことだ」

葬儀の間、村の人間が囁いたその言葉を、私はいまだ鮮明に覚えている。

――何日経っても、彼が納まった小さな箱から離れない私に、ある日、佐久間ちゃんがこう言った。

「まだ、”ことりおばけ”はお姉さんを探してる」

「早く、この村から出て行って」

「捕まってしまう前に、遠くへ」

「そして、森で起こったことも、この村のこともぜんぶ、ぜんぶ、忘れて・・・」

「――お姉さんが持ってる、その夜光石はお姉さんを守ることを望んでいる」

「”ことりおばけ”の声も、その石の声も、私には両方聞こえるの・・・だから、お願い、その石の望みを・・・管理人の望みを叶えてあげて」

――私は、それから少しして家に帰った。もう、彼に会うことは叶わない。

そして、すべてを忘れないといけない。あの森の出来事も・・・村の事も・・・。そう、思う日々を・・・ただ過ごした。

・・・でも。

雨の日は、ふと。

あの森で聞いた、おぞましい声が耳を掠める時がある。

「おいで おいで おいで おいで」

――そんな時、私は須賀君から受け取った夜光石をギュッと握りしめて眠った。そうすると、声は不思議と遠のいていった。

――守られている。死してなお、須賀君は私を守っているのだ。

彼が残し、守り抜いた約束。それを感じる度に、私の心には重く冷たいものが容赦なく圧し掛かってくる。

彼の・・・何もかもを奪ってしまった。私は、一生 これを胸に抱き続けるのだろうか。これから先も、ずっと、終わることもなく。

――記憶に刻まれた 彼の 最後の姿と共に

ちびぞう「須賀さんごめんなさいぃいいい!!!」

『END4 彼が守った約束』

まとめ

えー今回は2つ、バッドエンドを回収しました。

一つは、二人とも助かるけども須賀さんの手によってシオリちゃんの記憶が全て失われてしまうという切なすぎるエンディング「消えた約束」。

もう一つは、須賀さんは亡くなり、シオリちゃんを夜光石の宝玉が守り続ける・・・というこれまた悲しすぎるエンディング「彼が守った約束」。

前回、反省点に書いた

  • 台座の謎が解けていない
  • 乳白色の欠片を使っていない
  • 子どもをことりおばけに会わせられていない

この3つをどうにもこうにも、クリアしないといけないんですよね。

須賀さんが子どもを消す、という選択肢をしないままシオリちゃんのところへたどり着けるようにもしたいんですが、なんだか難しそうな気配がします。

それ以前のストーリーに、分岐ポイントがあるのか?という点も踏まえつつ裏でコツコツプレイして、なんとか新シナリオを見れるよう頑張っていきたいと思います・・・。

おそらくエンディングは5つで全部だと思うので、残り二つ!

出来ればベストエンディングだけでなく、全てのエンディングを見るため頑張っていきますので、もうーーーー少し、お付き合いくださいませね!!

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

ちびぞうでした(*’ω’*)

 

 


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ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収②/攻略・レポPart5‐2

こんにちは、ちびぞうのゲームレポのお時間です。

名作フリーホラゲ『霧雨が降る森』のエンディング二つ目を見ていくところです。

ネタバレ全開になっておりますので、注意してください!

こちらの記事は前回の記事(ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収②/攻略・レポPart5‐1)から続いています(*’ω’*)

「ことりおばけ」が追いかけてこない

書庫に追いかけてくるはずの「ことりおばけ」が追って来ず、代わりに子どもたちの霊がやってくる、という場面ですね。

扉の方へ歩いていく須賀さんをシオリちゃんが呼び止めます。

シオリ「そっちはダメだよ!ことりおばけじゃなくても、あの子どもの霊が入ってきたのに!」

シオリちゃんに向かって、夜光石の宝玉を差し出す須賀さん。

分岐ポイント再び

シオリ「これ・・・夜光石・・・?わ、私が持ってろってこと?(夜光石は・・・お守り・・・浄化の石だ)だめだよ・・・ねぇ、須賀君・・・これを私に渡して、君はどうするつもりなの?」

―― 美しく磨かれた夜光石が須賀の手の中で青白い光を放っている。

  • 受け取る
  • 受け取らない

来ました・・・分岐ポイントです・・・。

「受け取らない」を選択

迷わず、「受け取らない」を選択。

シオリ「・・・これは、須賀君が持ってて・・・」

夜光石を突き返すシオリちゃん。厳しい顔をする須賀さん。

シオリ「私は・・・受け取らない・・・!これ以上、須賀君が犠牲になるのは嫌だ!この森は・・・私を呼んでる。だから須賀君が犠牲になる必要なんてないよ!・・・・・・ねぇ、須賀君。誰も居なくなったあの資料館で・・・何年も何年も住んでいたのは・・・どうして?私の正体を知ったとたんに、追い出そうとしたのは、どうして?でも、私が死んだ両親のことを知りたいと言ったら・・・置いてくれたのは、どうして?」

無言の須賀さんに、シオリちゃんは続けます。

シオリ「須賀君は・・・ずっと、ずっと・・・あの約束を守ろうとしてくれてたんだよね。私のために・・・違うかな・・・でも、もしそうだったら・・・お願いだから、やめてよ!もうあの約束はなかったことにして!私は・・・、私だって・・・!「須賀君」を守りたい!・・・だから・・・その石は須賀君が持っていて」

須賀【わかった。僕が石を持っておく。でも、僕が石を持って向こうへ行っている間、君はここに居て。必ず、戻ってくるから】

シオリ「・・・。・・・分かった。・・・私は、その間に助けを呼んでおくから、無茶だけはしないで。絶対に戻ってきて。――約束だからね」

笑顔を見せて、扉の向こうへ行ってしまう須賀さん。

シオリ「・・・須賀君」

須賀さんを追って扉の方へ行っても

「・・・ここに居るって、約束したから」

と表示されて、追いかけることは出来ません。

急いで助けを呼ばなきゃ!!!

ということで、左の階段の方へ向かいます。

エンディングスタート!

画面は暗転。見覚えのあるシーンですね・・・

助けて

誰か 誰か 誰か

お願い 私たちはここにいるんです

出れないんです

誰か 誰か 誰か

危ない目にあっています

お願い

誰か 見つけてください

すると画面が真っ白になって・・・

―― お姉さん、ここにいるの!?

佐久間ちゃんです!!!

佐久間「――お姉さん!やっぱり、ここだったんだ!」

シオリ「佐久間ちゃん!」

望月「――おい!大丈夫か!?」

シオリ「望月巡査も!あぁ、よかった!お願いです、ここから助けて下さい!」

望月「――わかった、少し待ってろ!今、登れるものを持ってくるから!」

シオリ「・・・良かった、これでここから出られる。・・・でも、須賀君はまだ・・・」

そこに、須賀さんが戻って来ます!!!!

やったぜ!!!!!

シオリ「・・・須賀君っ!あぁ、よかった、無事だった!あのね、佐久間ちゃんと望月巡査が私たちがここに居ることに気がついてくれたよ!」

驚いた顔をする須賀さん。

シオリ「もう、大丈夫だね・・・」

須賀「・・・」

シオリ「・・・須賀君?」

笑顔を見せてくれる須賀さん!!!

わぁああい(*’ω’*)

佐久間「――お姉さん、持って来たよー!」

望月「――お前たち、早くそこから上がるんだ!」

・・・あれ?ことりおばけにあの子どもを会わせられていませんね・・・?

エピローグ

あれから、私たちは無事にあの森と地下から出ることができた。

私を見た途端に佐久間ちゃんはわんわんと泣き出し、望月巡査はホッとしたように苦笑いを浮かべていた。

須賀君も少しは安心したのか、疲労の色を滲ませた表情で困ったように笑っていた。

私はというと、張り詰めていた緊張の糸が切れ、その場でぱったりと倒れてしまったことだけを覚えている。

――なんにせよ、あの森から出てこれて本当に良かったと思う。佐久間ちゃんも、須賀君も無事だった。私はそれが何よりも嬉しかった。

――その次の日。私は須賀君と佐久間ちゃんに帰るように強く言われた。

「”ことりおばけ”は、まだお姉さんを探してる」

深刻な顔でそう告げる佐久間ちゃんは、ひどく悲しげな表情をしていた。

「でも・・・」

私は少しだけ言い淀んだ。

――何故なら、私には気がかりがあったからだ。もちろんそれは、須賀君のことだった。過去の全てを思い出した私にとって、須賀君との約束は、とても大切なものだった。

――彼だけを、犠牲にして苦しませるわけにはいかない。そう思う私は、どうしても素直に帰るという判断ができないでいた。

・・・そんな私に、須賀君は少しだけ微笑んでそっと、メモを書いてくれた。

『森が落ち着いたら、また戻ってきたらいい。その時は、連絡するから』

――彼の綺麗な字で書かれたその言葉は、どこまでも真摯に見えた。

本当に?と私が問うと、彼は何度もコクコクと頷くものだから私はその話を飲むしかなくなった。

そして私は――――一度、帰ることを決めたのである。

場面が明るくなり、阿座河村の最寄りの電車の駅で二人佇むシオリちゃんと須賀さんが現れます。

シオリ「・・・じゃあ、一度、家に帰ってくるね。・・・本当は・・・須賀君だけがしんどいんじゃないかって思うと辛いけど・・・」

須賀「・・・」

シオリ「・・・わかったよ。佐久間ちゃんも、ああ言っていたし」

少し悲しげな須賀さん。

シオリ「でも、落ち着いたら絶対に連絡してね。私、まだきちんとお礼も出来てないし。本当にありがとう、須賀君。・・・私、あの約束を思い出せて良かった。・・・じゃあ、行くね。もうすぐ、電車が来る時間のはずだから」

電車に乗ろうとその場を去るシオリちゃんに、近付いていく須賀さん。

!?と思っていると・・・須賀さんは何かを見せます。

シオリ「あの時、須賀君が持ってた夜光石・・・?」

夜光石が輝きを増し始めます。キラキラッ

シオリ「え?待って、何?待って、待ってよ、須賀君!」

夜光石の輝きが、シオリちゃんの記憶を消していきます――・・・

シオリ「ねぇ、待って、待ってよ須賀君!私、もう、忘れたくなんか――――」

ちびぞう「忘れさせないでくれーーーーー!!!!」

暗転。

シオリちゃんのモノローグが始まります。

――電車の音が聞こえる。不思議に思った私は、目を覚ました。すると、何故か本当に電車に乗っていて、私は心底驚いてしまった。見知らぬ電車は、見知らぬ場所をただただ走っている。

――おかしい。私はこんな電車に乗った覚えはない。そもそも、どうして電車に乗っているんだろう。・・・記憶を探るが、何も覚えていなかった。とにかく私は、切符点検に回る車掌さんにこの電車は自分の家がある駅に止まるのかを聞いた。

すると、この電車は私の住む町からずいぶん遠くの線を走っているらしく、何度か乗換えをしないといけないようだった。

ますます、分けがわからなくて私は頭をひねる。だけども、結局何も思い出せなかった。・・・あぁ、とにかく、帰らなければ。家に帰ったら、とりあえず寝てしまおう。明日は、両親のお墓参りにも行かなくてはいけない。毎日のようにお墓参りをしていたはずなのに、どうしてか、しばらく行ってない気がした。

私は、この非日常な出来事から逃げるべく、とりとめのないことばかりを考えながら、乗換えの駅につくまで、流れる景色を眺め続けた。

――まるで、何か大切なものがすっぽり抜け落ちてしまっているようだ。決して忘れてはならない何かがあった気がする。

私はどこでそれを無くしてしまったのだろう。

・・・気がつけば、私の頬は涙で濡れていた。

~スタッフロール~

「END2 消えた約束」

やらかしたーーーーーー!!!!!

 

ベストエンディングに辿り着けないまま・・・次回記事へ続く、とさせていただきます。

主な反省点

  • 台座の謎が解けていない
  • 乳白色の欠片を使っていない
  • 子どもをことりおばけに会わせられていない

まだまだ先は長そうです・・・

 

 


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ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収②/攻略・レポPart5‐1

どうもこんにちはー!こんばんは、ちびぞうです!

前回(ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収/攻略・レポPart4‐Last)の記事ではエンド5を回収したところでしたね!

おそらく想像しうる最悪のエンディングでした(笑)

今回は、須賀さんが一人でいるセーブから始め、前回と違ったエンディングを回収していけるように頑張りたいと思います!!

奇麗な光る石を探す

ここから再スタート!

記事で言えばニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収/攻略・レポPart4‐2の途中から分岐する感じになります。この記事でも書いていますが、白い子どもの霊が

見 つ け て

ひしめく 無数の声 の 中に

飛び込む その前 に

君が 作った 奇麗な 光 る 石

君は どこに あるか 知ってる

きっと 大事な人を 助けてくれるよ

そして ・・・逢 わ せ て

お 母 さ ん に

と言っていました。

この、奇麗な光る石というのはおそらく夜光石の事でしょうね!それを探しに行きます!!

少し戻って、大きな橋が壊れていて村へ帰れなかった場所がありましたね。

その場所の橋の手前、左側に封鎖されて通れない崖沿いの道がありました。

この左側ですね。

調べてみると、

――「崖により、危険」という張り紙が貼られている。

と表示されます。

  • 奥に進む
  • 進まない

と選択肢が出るので、奥に進むを選びます。

細い崖沿いの道を左の方へ進みます。奥まで行くと、縄梯子が崖下へ向かって降ろされているので、降ります。

ちょっとした空間に出ました。

崖に穴が開いていて、中に入れそうです。パッと見た感じ、ここに他にアイテムはなさそうです。

中に入ってみると、そこはまさに秘密基地!!!

探索します。

  • 真ん中のテーブルに乗った花瓶

――綺麗な花だが、すこし萎れてきている。また今度、摘んでこないといけない。

  • 右端の棚

――鉱物の装飾、加工についての本ばかりの棚。また整理しなければいけない。

  • その左側に置いてあるオレンジの箱

――夜光石で作った加工品を入れている箱だ。

  • 左端、下の灰色の箱

――大事な加工道具だ。

  • その上の石の欠片のようなもの

――途中で失敗してしまった、夜光石の加工品。

  • 右側、オレンジの箱の上のツルハシ?

――ボロボロの採掘道具。また新しいものに買い替えなければならない。

  • ツルハシの上の石

――初めて手を加えた夜光石の石。しかしすぐに朽ちてしまった。

  • 奥、正面の作業台に置かれている石

――加工が施された夜光石。最近作ったものだ。

  • 持っていく
  • 持って行かない

!!!

【夜光石の宝玉】をゲット!!!

宝玉・・・これは強そうだ。おそらくこれが白い子どもが言っていた石ですよね!

  • 奥の壁に貼られた黄色いメモ

――夜光石の加工法についてのメモが貼ってある。まだ書き足さないといけないことが沢山ある。

  • 作業台の左手にある棚

――夜光石の加工道具が入っている。子どもの時から、少しずつ集めたものだ。

  • その棚の左下で淡く光る石

――夜光石の原石が光っている。最後に拾って来たものだ。

ここは以上ですね。

表示される文章からして、間違いなく須賀さんの秘密基地ですね、ここは。小さいころから加工道具を集め、夜光石の装飾品を作ってきたことが分かります。

花瓶にいけてある花がまだ枯れきっていないことから、最近までここで作業していたことがうかがい知れます。

さぁ!この宝玉とやらが、エンディングを変えるキーアイテムと成り得るのか!?

先へ進んでみたいと思います。

シオリちゃんを探しに行く・再

シオリちゃんを探しに行く前に、橋のところで一度セーブをしました。

4人の子どもの霊が道を塞いでいたところまで戻ります。

ここまでは・・・何も変化しない・・・。

この子を消す、を選択すると須賀さんがダークサイドに堕ちてしまう気がする・・・だから消したくない・・・。消さないままシオリちゃんの元までたどり着きたい・・・!

ここでちびぞうの考えるベストエンディングなんですが、あの白い子どもは多分、「ことりおばけ」がことりおばけになる前、普通の人間の女性だった時に身籠っていた子どもで、夫と共に殺されてしまった赤子というのが、あの白い子どもだと思うんですよ。

だからまず、その子と「ことりおばけ」を再会させてあげる。そして、「ことりおばけ」に須賀さんの声を返してもらう。さらに、生きてシオリちゃんと須賀さん、二人で村へ帰ってくる。この3つを果たしてこそのベストエンディングだと思うんです。

だから出来れば須賀さんの心は汚さないままで(子どもを消さないままで)いたい・・・・・・・・・・

しかし、他に進む道が見当たらない!!

本当はやりたくないですが、仕方ない。

セーブもしたし、ここで再び「この子を消す」の選択肢を選びます。

特にストーリーに変化は見られないまま、「無数の声がひしめく」場所の奥にも進みます。

シオリちゃんを発見!!!

ここから、シオリちゃんの三つ目の回想シーンが流れて、二人が再会します。

三叉路の下の道から人工洞窟に入り、梯子を使って反対側へ渡り、あの石の台座がある場所へ行きます。

ここに宝玉を置くに違いない!!!・・・と思っていたのですが?

置けない!!!

なぜ!!!!

あれ・・・?変化ないの・・・?と不安になっていると!!

エンディング二つ目突入

書庫で、読めるものは全て読み、左の階段のところで助けを呼ぶ、の場面ですね。

シオリちゃんが上に向かって助けを呼びます。

すると、ガシャァアアン!!と何かが壊れる音がして、声が聞こえ始めます。

シオリ「・・・その外の夜光石が壊れたんだ・・・っ。でも、この声は・・・きっとあの子どもみたいな霊だ・・・っ」

ここの声が、子どもたちの声に変わっています!!

前回プレイした時は、「ことりおばけ」の声が聞こえて来ていましたが、子どもたちの声になっています!!!

追いかけてきたものが、「ことりおばけ」から「こどもの霊」に変化したようです!!

ヤッタァ!!!

別エンディングへのルート侵入、成功です!!!

・・・ということで、ここから先は次記事にて書いていきたいと思います(笑)

毎度中途半端ですみません!ちびぞうでした!!(*’ω’*)

 

 


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危険に歪んだラブストーリー。映画『ピアニスト』ネタバレ&感想

「知的な顔でクソ同然の中身か」

出ましたー!

鬱な映画で検索すると必ず名前が上位に上がる、ミヒャエル・ハネケ監督の至極のラブストーリー!!(笑)

そして主演は、最近「ELLE」でも怪演を見せていたイザベル・ユペール!こじらせた中年女性を演じさせたら彼女の右に出るものはいません!!!

→関連「倫理観が崩壊する不条理スリラー。映画『エル ELLE』感想

対する相手役は、なかなかハリウッドではお見掛けすることの少ない、ブノワ・マジメルさん・・・。今作で一目惚れした俳優さんです。

そして最初に、「好きだと言えば人格が疑われそうな映画ばかり好きですいません」と平謝りしときます。

【映画情報】

【原題】La Pianiste
【制作国】フランス、オーストリア、ドイツ
【監督】ミヒャエル・ハネケ
【脚本】ミヒャエル・ハネケ
【原作】エルフリーデ・イェリネク
【製作】ファイト・ハイドゥシュカ
【製作総指揮】イボン・クレン、クリスティーヌ・ゴズラン、ミヒャエル・カッツ
【撮影】クリスティアン・ベルガー
【美術】クリストフ・カンター
【音楽】フランシス・ヘインズ
【出演([]内は役名)】

  • イザベル・ユペール[エリカ]
  • ブノワ・マジメル[ワルター]
  • アニー・ジラルド[エリカの母親]
  • ウド・ザメル[Dr.ジョージ]
  • アンナ・シガレビッチ[アンナ]

【公開日(日本)】2002年2月2日
【上映時間】132分
【映倫区分】R15+
【配給】日本ヘラルド
【IMDB】/10.0  (およそ人の評価)

【あらすじ】

エリカは、国立音楽院の厳格なピアノ教授。学生ワルターは彼女に恋して授業を受けるが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆4.3/5.0

びっくりするほどあらすじが短い!!!(笑)

引用させてもらうのも気が引けるほどの短さですな映画.comさん(笑)

簡単にあらすじを

主人公のエリカは処女をこじらせたような中年女性。母親からの過干渉される日々を経て、倒錯的な性癖?に目覚める。ピアノの教え子であるワルターに求愛され、彼にその倒錯的な欲求を満たしてもらおうとするが、拒絶されてしまい・・・

 

という感じの非常に危険な香りのする物語。倒錯的な欲求というのはいわゆるSMで言うところのマゾ趣味ですね。R15+だからここから先は大人だけ!(と言ってもそんなハードな感想書けません)

そして感想

行き遅れアラフォー女子とプルシェンコ似のケツアゴ美青年との年の差恋愛をアブノーマルかつヒステリックに描いたキュンキュンラブストーリー!!!(当社比)

↑つまり私にとってはこういう作品に見えているよ、という叫び。

オープニングのワンシーン挟みながらのクレジットがお洒落で惹きつけられる演出はさすがの一言。ピアノをガチで弾いてるキャスト陣の身を捧げた演技も本当に良い!

そして物語。
前半のエリカの、彼に対する「気持ちに素直になれないけどあからさまに嫉妬しちゃう、拒絶しつつも露骨にお洒落しちゃう」という少女さが不気味可愛い…。
そこに王子様のような紳士的で笑顔が煌めく彼の猛アタックよ……正直トイレでのキスシーンはキュンしすぎて叫び声を上げずにはいられませんでした。家で一人で観てて良かったと本当に思った。

主人公の狂気性

正直ドMなだけなら特殊な性癖を持ってるだけで全然病気と言うほどでもないじゃんという気持ちで観ていたけども、母親に気持ちをぶちまけるシーンで初めて彼女の”狂気”に気付いた。
抑圧され統制された生活を小さな頃から送ってきたんだろう。父親がいないことも原因の一つかもしれないけど、母親との歪んだ関係ってつくづく人格に問題を起こさせるなぁと悲しい気持ちになる。
(『ブラック・スワン』の主人公も似たような境遇だった。昇華の対象に人ではなくバレエを選んだという違いはあれど、ラストの余韻も似たような印象を受ける)

→関連「衝撃の映画体験!ナタリー・ポートマンの『ブラック・スワン』感想

惹かれあいながらもすれ違う二人

そして、惹かれ合いながらもすれ違う2人…。

ここからは勝手な解釈だけど、主人公はなんちゃってドMだったんだと思う。妄想はしていたけれど、問題はもっと別のところにあってそれに気付けないまま誤った方向に進んでしまったのかな、と。
そして彼の方はというと、実は隠されたSの素質を彼女によって見出されてしまったのではないか?このレビュー冒頭の台詞も彼の言葉の抜粋だけども、手紙を読んでからの彼の言動は仮にも愛した女性に対するものとは程遠い違和感を覚えた。元が紳士的?だし余計に。だからこそ戸惑い、突っぱねてみたり、押し入ってみたり、自分でもわからない感情に流されるままに行動してしまったんだろう。もちろん彼女の希望に沿いたいというのもあるかもしれない、だけどそれだけでは嫌悪したという言葉からは想像できない身の切り替え方をしてると思う。
そう考えると最後の演奏会で会った時の態度も頷ける気がする(これからうまくいけると思った?)。でも彼女の方は絶望している…っていう切なさ。

まとめ

もちろん私が書いてきたのは全て推測(というかほぼ妄想に近いですが)だから他の人と”解釈の相違”があってもそれはそれで良し!!

いわゆるスルメ系映画な気がするので、一度目と二度目でまた感想が違ってきそうな気がするのも楽しいですね。

ぶっちゃけこの作品を苦手に思う人の方が圧倒的に多いと思うので、決してオススメは出来ません。ちびぞうのパーソナル・ラブ映画といったところなので、注意が必要です。

だからこそ、この映画が好き!と言える人とは親友になれる・・・そんな作品です(笑)

 

それにしても「精神の黄昏」「シューベルトの譜面が持つ極端さ」などなど、うまいこと序盤に蒔いた伏線を咲かせて散らす、見事なハネケ節でありました。
大好き!!

 

 


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ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収/攻略・レポPart4‐Last

こんにちは、こんばんはーちびぞうです。

今回でエンディング回もラスト!になります。

前回(ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収/攻略・レポPart4‐4)書庫のような場所で誰か助けを呼んでみよう!というところからの続きになります!

助けを呼ぼう

シオリ「もしかしたら、望月さん達がいるかもしれないし助けを呼んでみよう」

誰か!誰か、居ませんか!

誰か居たら、お願い、返事して下さい!

誰か 誰か 誰か・・・

しかし誰からも反応はなく・・・

シオリ「・・・だ、大丈夫だよ、きっと・・・」

須賀「・・・」

シオリ「あのね、須賀君、そんあに思い詰めた顔、しなくていいよ。だってさ、須賀君は・・・今までずっと、あの霊から色んなものを守ってきたんだよね?だったら、大丈夫だよ。きっと今日も無事に帰れるよ」

須賀「・・・」

シオリ「大丈夫。須賀君が怖くて泣いたって・・・私も、須賀君を守るって約束したんだから」

励まされて、悲しそうに笑う須賀さん・・・。

シオリ「・・・よし、そうと決まれば、もっと大きな声を出さないと!」

そこで、何かが割れるような大きな音がして、画面がまた赤くなります!

シオリ「・・・あぁ・・・うそでしょ・・・入ってきたんだ・・・」

扉の方へ一人、向かう須賀さん。

シオリ「・・・須賀君!?」

シオリちゃんも追いかけます。

シオリ「・・・だ、ダメ・・・今、そっちに行っちゃダメ!」

シオリちゃんの静止を聞かず扉へ向かおうとする須賀さん。

追いかけるシオリちゃんに振り向いて、刀を振りかざします!

ザシュッ

えぇーーーーー!!!なぜそんなことをするダァーーーッ

シオリ「・・・須賀、君・・・?」

そして、何も言わず出て行ってしまう須賀さん。

シオリ「・・・須賀、君・・・待って・・・ダメ・・・ダメ・・・」

追いかけようとしますが、扉が固定されていて開きません。

このままではダメ、助けを呼ばないとと再び大きな声で助けを呼ぶシオリちゃん。画面はまっくらです。

助けて

 誰か 誰か 誰か

  お願い 私たちはここにいるんです

   出れないんです

誰か 誰か 誰か

  危ない目にあっています

       お願い

        誰か 見つけてください

え、まさかバッドエンド・・・?

わぁああああああ・・・

暗転、画面が明るくなると、望月さんの声が聞こえてきます。

―― ここにいるのか!

―― 今、そこから出してやる!

―― ・・・ん?須賀君はどうした?・・・おい、大丈夫か!?

エピローグ

あれから、私は望月巡査と佐久間ちゃんによって地下から助け出された直後、気を失った。

目覚めたときには、阿座河村から遠く離れた市内にある病院のベッドで寝ていた。

――何もかもが、現実ではないような気がして、混乱する私を病院はなかなか退院させてはくれなかった。恐らく、気が触れたのだと思われていたのだろう。退院出来た時には、すでに二週間近く過ぎていた。

――電話で聞いた望月巡査の話では、私と一緒に地下にいたはずの須賀君は未だに見つかっていないのだという。

・・・遺体・・・すらも。

「捜索はすぐに打ち切られた」

「すまない」

と、望月巡査は言った。

電話越しのその声は、怒りと戸惑いに震えていた。

最後に、電話を切る時。

横から望月巡査の電話を奪ったと思われる佐久間ちゃんの声がした。

「石が壊れて、”ことりおばけ”が外に出てこれるようになってしまった。だから絶対に、村に来てはだめ。二度と来ないで・・・!」

彼女の声は固く、真剣味を帯びていた。

だけど。私は。そこで電話を切ってしまった。

――声がするのだ。私を呼ぶ、声がするのだ。まるでそれは、私の頭の中を心の中を・・・蝕むように。

招く声が私の頭から離れない。

「おいで おいで おいで おいで おいで おいで おいで・・・」

私は、医師からもらった薬を放って ただ 声のする方へ 流れていく

もう自己の意志なのかすらも 分からない

どうしようもなく 声のする方へ

彼女の懇願も

彼の約束も 裏切って

あぁ 彼は今、どうしているのだろう

あの腕の中で 一人眠っているのだろうか

その腕の中に

私も抱かれることが出来たなら

そう思うだけで 私の胸は仄暗く 救いようのない暖かさに満たされる

さぁ 戻らなければ おぞましい あの場所へ

――今、私は電車に揺られ、

阿座河村に向かっている。

そしてまさかのスタッフロール。

END5 『破られた約束、果たされた約束』

まとめ

・・・ハァ。ため息がね、出てしまいましたね(笑)

やっぱりバッドエンドかぁー。しかもエンディングが少なくとも5つあるという事が分かってガックリです・・・。コンプリート大変だぁ・・・。

須賀さんのあの分かりやすい分岐点でもう少しあがいておくべきだったなぁと思いながらも、まぁこれはこれでね、一つの物語の終焉を見れたということで、良かったかなと思います。

なぜ須賀さんが最後ああいう行動に出たかの真相は謎ですし(おそらくシオリちゃんを守るため?)「ことりおばけ」誕生に隠された悲劇の真相もハッキリしないままでしたね。

それからおそらく「ことりおばけ」の殺された子どもであるあの”白い子どもの霊”ね。あの子と「ことりおばけ」を再会させてあげる、その上で須賀さんの声もね、取り戻す。そして二人で仲良く生きて村に帰る・・・と。多分これが一番のグッドエンドだと思われますね。

まだ使っていない謎のアイテム「乳白色のかけら」というのの使い道も分かってないですし、まだまだ謎はいっぱいなのでね、また、ニコ生の方で、分岐点もしくは新たに一から始める形でプレイしていきたいと思います。

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

最後に、youtubeの方に上げたこのレポート分の動画も貼っておきますー。内容は完全に重複していますが、よければそちらも観に来てください♪

 

 


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ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収/攻略・レポPart4‐4

どうも、こんにちはこんばんは!ちびぞうです。

前回(ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収/攻略・レポPart4‐3)で全ての回想シーンを見て、記憶を取り戻してしまったシオリちゃん。

その続きからレポしていきたいと思います!

再会、そして

シオリ「・・・私は、”約束”をした。あの霧雨の森の中で・・・。そのことを、お母さんもお父さんもおじいちゃんも、ひどく悲しんで。私を”約束”から遠ざけるために引っ越しをすることになったんだ・・・。私の記憶を、夜光石で消して・・・。阿座河村のことも、私の本当の家のことも・・・――――須賀君のことも!思い出した・・・思い出しちゃったよ・・・。私、守られてたんだ・・・みんなに守られてたんだ・・・。おじいちゃん・・・お父さん・・・お母さん・・・。ありがとう・・・ごめんなさい・・・。須賀君・・・。早く・・・早く戻らないと・・・。きっと、須賀くんは今も一人で私を助けようとしている・・・」

そして。

目を覚ますシオリちゃん。記憶が全て戻り、須賀さんとの感動の再会です!!

シオリ「・・・ごめんね・・・心配かけちゃったね。全部・・・全部、思い出したよ・・・須賀”君”。」

シオリちゃんの言葉に、涙を流す須賀さん!!

シオリ「・・・相変わらず泣き虫だなぁ、須賀君は」

須賀【約束、思い出したんだね】

シオリ「・・・うん」

須賀【早く 森を 出よう 大丈夫 帰れる】

シオリ「・・・須賀君・・・」

ようやく、長かったイベントが終わり、操作出来るようになりました!!

須賀さんがパーティに加わっていまーす!イエェーイ!

エンディング回収へ

セーブをして、話を進めます。

ここまではね、昔仲良かった子が須賀さんで、二人で約束をしてしまったということと、その代償として須賀さんが声を失ったのかな?その約束を夜光石の力によってシオリちゃんは忘れさせられてたのかな、というところまで全てですね、ちびぞうの予想通り!という感じですね。

おそらく「ことりおばけ」の方も、実は人間の方が悪さをしていたのではないか?といった予想が出来ますが・・・まだそれ以上はわかりませんね。

二人パーティになって、森から脱出すべく進んでいきます!

(道筋は壊れた大橋へ戻るルート)

途中、何度か須賀さんと会話をします。

シオリ「・・・須賀君。もし、この森から抜け出したとして・・・須賀君の声はどうなるの?須賀君の声、どうにかして戻らないかな・・・」

須賀【気にしないで】

シオリ「・・・」

シオリ「・・・なに?」

須賀【お守りは?】

シオリ「あっ、あれは・・・。実は、この森の中で、変なのに遭遇するたびにパリーンってなって・・・全部砕けちゃったんだ・・・。ごめん、せっかく渡してくれたのに」

須賀【そのためのお守りだから】

シオリ「・・・そういえば、その須賀君の刀・・・わずかに光ってる気がするけど、それも夜光石でできてるの?・・・須賀君が作ったの?・・・もしかして、あのネックレスも?すごいね、須賀君・・・昔言ってた通りになってる」

ここで一瞬須賀さんが照れた顔をするんですけどめっちゃ可愛いですよ(笑)

須賀【夜光石にも 限度がある。刀は あと少し。先を急ぐ】

ほんとね、逃げてる途中で筆談してる暇なんかないですよ!!(笑)

すると突然、須賀さんがその場にへたりこんでしまう!!

シオリ「須賀君!?・・・苦しいの?喉が・・・?私のせいだ・・・。早く、ここから抜け出さないと須賀君まで・・・」

画面が赤く点滅!来ました!ヤツが!

―― 逃がさない 逃がさない 逃ガサナイ

サッと立ち上がる須賀さん。

シオリ「須賀君・・・大丈夫・・・?」

―― 見ーツケタ

   可愛イ 可愛イ 私ノ子

三差路の道まで二人で逃げます!

シオリ「・・・須賀君っ。確か、この道の下に屋敷の井戸につながってる地下道があったよ!」

人工洞窟を目指して下の道へ。しかしそこの夜光石も、朽ちかけてきていました。

人工洞窟から、井戸の下まで向かいます。

しかし!!!!

雨で増水して、進めなくなっています。暗いし奥まで泳ぐのは無茶だということで、仕方なく別の道を探すことに。

ここでようやくあの梯子を使う場面が!!(笑)

洞窟の途中にあった部屋に木製の梯子がありましたね。それを須賀さんの刀で外して、持って行きます。

人工洞窟の向こう側へ、梯子をかけて渡ります。

二つある扉の上側は鍵がかかっていて入れないので、下の部屋に入ります。

途中、石で作られた台座がありますがとりあえず上へ向かいます。

シオリ「どうしてこんな地下に、いくつも扉があるんだろう」

須賀「・・・」

上の扉に入ると、古い書庫?のような場所に出ました。探索してみます。

  • 本棚右床に落ちている本

――埃をかぶった古い書物が置いてある

  • 本棚右床に散乱している紙

――走り書きがしてあるメモ張だ。

「聖人面とはまさにこのことである。おぞましい行為は、森の奥 そしてこの地下堂に」

――字が乱暴で読むことができない

  • 下にある壺の前に落ちている紙

――走り書きがしてあるメモ張だ。

「霧雨の森の奥。愛憎渦巻く魂の巣窟。それを作り出したのは誰だ。ただ、村を欺いたのは我々に他ならない」

  • その上に落ちている本

――古い言葉が書かれており、読み解くのは難しい。

  • 本棚

――古い書物が並んでいる。

  • 机の上のノート(右)

――べったりとはりついていて剥がれない

机の上のノート(左)

――古い文献や、メモが置いてある。

「遠い昔、我らの先祖様は夜光石をある男から受け取った。なぜ、その男の行為に先祖様が同意したのだろうか。もしかすると騙されていたのかもしれない。・・・何故ならその男は、恋焦がれた”一人の女”を陥れる、それだけの為に、村の人々を騙したのだ。それは、ただただ愛欲のままに。それは恐ろしく、屈折した愛に違いない。愛された女は、夫も子も腹の子も殺され、牢獄でただの慰みものとして一生を終えたという。愛憎が込められたその石を 守護として我らが祭ることのどこが神聖なものか。私はこの闇の奥を見た。あの場所をあのように施したのは、一体どの代の先祖様なのだろうか。汚れは、あの場所にはない。ただ、何もしない私こそが 汚らわしいのかもしれない。――恐ろしいのだ。なにもかもが」

――続きはグシャグシャと乱雑に書き殴られており 読むことは不可能だ。

  • 左の出口らしき場所

――うっすらと、上から光が洩れている。

シオリ「・・・この地下道、向こうの道は確か屋敷の井戸に繋がってた・・・もしかすると、ここも屋敷に繋がってるかも!」

須賀「!」

シオリ「でも、かなり上の方にあるね・・・棚でも届かないかもしれない・・・声を出して助けを呼ぶしかない、か」

  • 助けを呼ぶ
  • 呼ばない

いやー、ここで呼ばないという選択肢はないでしょう・・・。ということで、呼ぶことにします。

物語も佳境っぽいですね!!果たして誰か気付いてくれるのでしょうか!?

というところで、次回へ続く!をさせていただきたいと思います。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!(*’ω’*)

 

 


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ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収/攻略・レポPart4‐3

はいどうもー!ちびぞうでっす!\(^_^)/

前回(ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収/攻略・レポPart4‐2)非常にいいところで終わっていましたところからの続き!でございまーす!

シオリちゃんの記憶を取り戻す旅、最終章ですね。

最後の記憶

村の大人たち?と思われる人たちの会話が聞こえてきます。

――おい、聞いたか。今朝から**ん家の息子がいなくなったらしいぞ。

――**ん家っていえば・・・ついこの間、父親を亡くしたばかりだろう?

――あぁ。たしか母親も前に亡くなっているそうなんだが・・・息子まで居なくなるなんて。とにかく、村中で探しているんだが、見つからないんだ。

――この雨だ。早く見つけないと、大事になるぞ。

――そうだな。雨の日は、大人も森には入らない。もし、その子が森に入ったりでもしていたら・・・。もう、見つからない。

森の入り口に立っているシオリちゃん。

シオリ(・・・**くん。・・・きっと、**くんは・・・おかあさんを さがしにいったんだ。・・・あめだから、おとなも もりに はいらない。・・・わたしが いかなきゃ。**くんに やくそく したもん)

そして、森へと入っていきます。

例の橋。まだ壊れてはいませんね。

シオリ「**くーん! どこにいるのー?」

この橋を渡った先で(プレイヤーが)知る、衝撃の真実

シオリ「・・・・・・あっちにも道がある?」

き、気付かなかったー!!!ここかー!!!

シオリ「・・・くらいし、せまいし、おちちゃいそうで すすめないなぁ・・・」

端を渡って左に道を発見したシオリちゃんですが、どうやら今はこの先にはすすめないようです。

これは初見殺し。(笑)

上に進んでいくシオリちゃん。

まだ夜光石が働いていますね!

また現れました!白い子ども!この子はもしかすると、須賀さんにヒントっぽいことを教えてくれた子どもと同じ子なのでしょうか?

探しもの ?

シオリ「・・・うん。おとこのこ、をさがしてるんだ」

知ってるよ 見たよ

奥に行ったんだ

お母さんを探しに行ったんだ

いいなぁ いいなぁ

シオリ「ほんとう?だいじょうぶかな **くん だいじょうぶかな」

勇気をもって 救って

大好きなら 大好きなら 大好きなら

いいなぁ いいなぁ いいなぁ

ぼくも会えたらなぁ

助けて あげられるかなぁ

そう言い残して、白い子どもは消えて行きました。

この子は、もしかすると「良い霊」というやつかな?もしかしたらこの子が会いたいと言っているのは「ことりおばけ」のことなのかもしれませんね。

先へ進むシオリちゃん。

三差路の下の道は切り株?があって進めません。右へ行こうとすると、「ことりおばけ」の声が聞こえてきます。

シオリ「・・・なに・・・?いまのこえ・・・。**くん・・・**くん・・・!」

場面は暗転。

シオリ「**くーん!どこ!?どこにいるのー!?ねぇ おねがい!へんじしてよぉー!かえってから、おこられても、わたしが いっしょに あやまってあげるからー!**くーん!・・・・・・**くーん!」

呼びかけながら先へ進むと、Z字の道へ出ました。

シオリ「・・・ここ?どこ・・・?**くーん! へんじしてよー!たすけにきたよー!ねぇ、いっしょにかえろうよぉ・・・!」

そのままZ字の道を右下へと進みます。

場面は変わって、今度は**くんの場面!

男の子「・・・おかあ、さん・・・おかあさん・・・。おかあさん・・・おかあさん・・・おかあさん・・・おかあさん・・・。・・・いない・・・いないんだ・・・。そうだ・・・そうだよ・・・。かえろう・・・きっと・・・しぃちゃんが しんぱいしてる・・・」

そこへことりおばけがやってきます。

呼ンダ・・・?坊ヤ

後ずさる男の子。ピンチ!!

・・・・・・あぁ なんだろう オマエは嫌な匂いがする

・・・夜光石の匂い

キモチガワルイ キモチガワルイ アノ男ノ匂イ

でも・・・

わたしの坊やになれば・・・

愛シテ アゲラレル カモシレナイ

噛ンデ 砕イテ グチャグチャ ニシテ

オ腹ノ 中ニ 戻シテアゲル

男の子「・・・いや・・・いやだ・・・」

・・・・・・憎クテ、可愛イ 坊ヤ

――――約束ヲ

   ――――――契 リ マショウ

シオリ「・・・このこえ・・・。・・・だめ。・・・だめ、**くんが・・・!」

シオリちゃんが急いで駆け付ける!!

シオリ「**くん!!」

男の子「・・・しぃちゃん・・・っ!」

シオリ「はやく にげよう!」

―――― 約束 カラハ

 逃ガサナイ !!

男の子を襲おうとする「ことりおばけ」の前に、シオリちゃんが滑り込む!!

男の子「――・・・しぃちゃん・・・?」

シオリ「・・・おねがい・・・**くん を たすけて・・・」

―――――― 約束 カラハ

  逃ゲル コトハ デキナイ

シオリ「・・・おねがい!わたしは**くんと やくそくをしてるの・・・。**くんを 守るって・・・!」

――――――逃ガサナイ

シオリ「じゃあ、じゃあ・・・!わたしが やくそく するよ!」

男の子「ダメ・・・!しぃちゃん・・・ダメ・・・!」

シオリ「だって・・・こんなの かなしすぎるよ・・・。ひとりになって、さみしかったんだよね・・・でもだからって、**くん が居なくなるなんて――そんなの いやだ!私は、**くんを―――

――すがくん を まもるって やくそく したんだもん!

須賀「・・・しぃちゃん・・・」

―――― ジャア、アナタ ト 約束 ネ

可愛イ 可愛イ 私ノ 子ドモ

須賀「・・・まって・・・。・・・ぼくが・・・やくそくするから・・・しぃちゃんと・・・やくそく・・・しないで・・・」

シオリ「すがくん・・・!?・・・そんなのダメ!」

須賀「・・・しぃちゃん・・・ありがとう・・・でも ぼく・・・」

モウ 代エラレ ナイ

私ハ オマエヨリ ソノ子 ガ 欲シイ

須賀「なら・・・なんでもするから・・・しぃちゃん を いますぐ つれていかないで!」

約束 シテアゲル・・・

ソノカワリ オマエニ 代償 ヲ

オマエノ ソノ体カラ 代償 ヲ

オマエノ 腕ハ 足ハ 頭ハ 体ハ

私ノ 嫌イ ナ 匂イ ニ 似テ イル

ナラ――――――オマエノ 払ウ 代償 ハ

 ――――オマエ ノ 唇カラ洩レル 囁キ 響キ ノ 全テ

約束ハ 果タサレル

 ――――――オマエ達 ハ 逃ゲラレナイ!

そして画面は真っ赤に染まり、しばらくすると誰かの声が聞こえてきます。

――――あぁ、なんてことだ。

まさかお前が”約束”をしてしまうなんて。

ただ良かった・・・あの子のおかげでお前は生きて帰ってきた・・・

さぁ・・・この石を見て じっと 見て

あなたは忘れないといけないの

あの”約束”も この村のことも

―― それしかあの”約束”から逃れる望みはないの・・・

最後に お礼を言って

・・・ダメよ!嫌がらないでシオリ!

―― 全部、忘れなさい

『しぃちゃん やくそく

しぃちゃん は ぼくが まもるよ』

ここで、最後の回想シーンは終わり、場面はシオリちゃんへ。

二人の関係、そして真相が明かされましたね。この事実に一体シオリちゃんは何を思うのか?

続きはまたの記事で!ではでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!

ちびぞうでした(*´∀`*)

 

 


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