俺はあの頃、復讐だけを考えていた―――
『バイオ・ハザード』や『ワイルド・スピード』シリーズのレティで知られている、ミシェル・ロドリゲスの主演作!!!ちびぞうの大好きな女優さんです!!
しかも!!まさかの!!
元男の女が主役!という奇想天外なお話です!!!
どういうこと???と思うかもしれませんが、かいつまんで内容を言えば
殺し屋やってたら襲われて、目が覚めたら性転換手術で女に改造されてたよー!
ってことらしいです。気になる人はレンタル屋にGO!
この監督の作品は一つも観た事がないんですけど、いつも男らしい作品を撮ってる方っぽいですねー。これの一つ前の『バレット』という作品はワイスピシリーズで大好きなハン役のサン・カンが出ているらしいので・・・観てみたいですね!!
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【映画情報】
【原題】The Assignment
【制作国】アメリカ
【監督】ウォルター・ヒル
【脚本/原案】ウォルター・ヒル、デニス・ハミル
【製作】サイード・ベン・サイード、ミヒェル・メルクト、ハーベイ・カーン
【撮影】ジェームズ・リストン
【美術】レネ・リード
【衣装】エレン・アンダーソン
【編集】フィリップ・ノーデン
【音楽】ラネイ・ショックニー、ジョルジオ・モロダー
【出演([]内は役名)】
- ミシェル・ロドリゲス[フランク・キッチン]
- トニー・シャルーブ[Dr.ガレン]
- アンソニー・ラパリア[オネスト・ジョン]
- ケイトリン・ジェラード[ジョニー]
- シガニー・ウィーバー[Dr.レイチェル・ジェーン]
【公開日(日本)】2018年1月6日
【上映時間】96分
【配給】ギャガ・プラス
【映倫区分】R15+
【IMDB】4/6/10.0 (およそ4,830人の評価)
【あらすじ】
銃撃戦によって意識を失った凄腕の殺し屋フランク・キッチンは、見知らぬベッドの上で目が覚める。全身に巻かれた包帯を取り去り、鏡を見たフランクは、自分の姿がまぎれもない女に変貌していたことに驚愕する。フランクは正体不明の女性医師によって性転換手術を強行されており、しかも、それが医師のフランクへの復讐を意味しているという。大切なものを奪われたフランクもまた、自身の姿を男から女に変えた者への復讐を開始する。【引用元:映画.com】
【感想(ネタバレするよ!)】
☆1.8/5.0
きっ・・・期待外れ!!!!!
うーんすいませんすいません、正直言って面白くないです!!!
これ、多分ロバート・ロドリゲス監督が撮った方が面白くなったんじゃない????ねぇ??そう思うよね???トレホさんも使ってさ・・・
この突拍子もないあらすじから想像するのは、若干下品な下ネタと、ブラックジョークが飛び交う超絶クールなアクション映画だと思うんですよ。あとエロ。
ロドリゲスの兄貴がガンガン口汚く台詞を飛ばしながらかっこよーーーーく戦う!!みたいな。
でもそういうんじゃないんですこれ・・・
比率がおかしいんです・・・
どちらかと言えばミシェル・ロドリゲスは看板役で、真の主役はシガニー・ウィーバー扮するDr.ジェーンかなって思うくらい、医師のシークエンスが多いんですよ。
こんなはずじゃなかったのにーーーーーってきっと誰しも思うはず。。。
そもそも、最初に出てくるフランク・キッチン(男)の部分もミシェル・ロドリゲスが演じてるんですよ(笑)その時点でもう、申し訳ないんですけど女性にしか見えないんですよ・・・。
最初から女性にしか見えなかったら、整形後の女の姿も映えないし、微妙ですよねぇ・・・。
えぇっ!このシーンもあなたか!と思ったのは私だけではないはず(笑)
男性バージョン↑
キャプテン・アメリカのムキムキになる前のシーンも本人が演じていてCGとか代役でヒョロヒョロにしてたみたいなんですけどあれも若干違和感ありましたよね。でもそんなもんじゃないです。違和感しかないっていうか、ミシェル・ロドリゲスにしか見えないですから。
ひー褒めるところがなくて残念!!
完璧な性転換手術なのに声も全く変わらないのも気になりますし・・・あと、なぜか
ロドリゲスさんに全く似合っていないブロンドのヅラ姿↓を披露されて、そこもファンとして辛かったですね・・・
ストーリーも・・・???
フランク・キッチンを性転換させた医師が色々と小難しいことを言ってるんですけど、結局は自分の弟を殺されたことの復讐してるだけじゃんと思ってしまうんですよね。
映画の構成的に「この話は実はこの医師の妄想で、フランク・キッチンなんて存在しないのでは?」みたいに思わせる(ミスリードさせる?)感じなんですけど、だったら何?と思ってしまうし、なんというか何もかもが上手く機能していない感じがするんですよ・・・。
フランクが女性になる前に関係を持った女性看護師とも、女性になった後も恋愛関係になるんですけど、そこの描かれ方も薄かったし、結局は彼女が裏切っていたせいでフランクは性転換された!という事実が分かってもただ別れるだけだし・・・
せっかく特殊な愛を育んだんだから、その後もなんやかんやあってよりを戻したりして欲しかったなーーー。と思うわけです。
ちびぞう的には、せっかく「元々は男だったのに性転換で女にされてしまった!」という滅茶苦茶な設定があるんだからそれを活かした場面(女になって困ったあるあるとか)がもっと沢山観たかったですね・・・。
まとめ
女医師の場面がすごく多めなので、ゴリゴリのアクションシーンもなければグロもエロも薄く、そのわりにストーリーも薄くてせっかくの設定が活かしきれてない感じが残念すぎました。
B級っぽく攻めるならばそれはそれでツッコミ満載にして逆に楽しくさせるとかもあると思うんですけど、ネタにもならない感じが悲しい・・・。
正直これは映画館で観なくて良かったです。
ロドリゲスファンの方だけレンタルしたらいいと思います!!