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実写版映画『進撃の巨人 エンド オブ ザ ワールド(後編)』ネタバレ&感想

「もう、終わらせよう。君を待っていた」

炎上商法に釣られて劇場にまで足を運んでしまった前編の記憶・・・

そして、散々騒いだのだから後編もしっかり見届けようと、しっかり映画館で観てきましたよ!

パンフはこんな感じ

50P、税抜き667円。見開きページもあって意外にボリューミー。しかし前作はメタリックな装丁で豪華さがあったのに対し・・・ちょっぴり見劣りする出来栄え。

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】樋口真嗣
【脚本】渡辺雄介、町山智浩
【原作】諌山創
【製作】市川南、鈴木伸育
【特撮監督】尾上克郎
【音楽】鷺巣詩郎
【撮影】江原祥二(J.S.C)
【照明】杉本崇
【美術】清水剛
【録音・整音】中村淳
【録音】田中博信
【扮装統括】柘植伊佐夫
【特撮美術】三池敏夫
【特殊造形プロデューサー】西村善廣
【スタントコーディネーター】田淵景也
【編集】石田雄介
【テクニカルプロデューサー】大屋哲男
【VFXスーパーバイザー】佐藤敦紀、ツジノミナミ
【音響効果】柴崎憲治(J.S.A)
【主題歌】SEKAI NO OWARI – “SOS”
【劇中使用曲】Skeeter Davis – “The End of The World”
【出演([]内は役名)】

  • 三浦春馬[エレン]

  • 長谷川博己[シキシマ]

  • 水原希子[ミカサ]

  • 国村淳[クバル]

  • 本郷奏多[アルミン]

  • 三浦貴大[ジャン]

  • 桜庭ななみ[サシャ]

  • 松尾諭[サンナギ]

  • 石原さとみ[ハンジ]

  • ピエール瀧[ソウダ]

  • 草なぎ剛
  • 緒川たまき
  • KREVA

【公開日(日本)】2015年9月19日
【上映時間】88分
【配給】東宝
【映倫区分】PG12
【前作】実写版映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』ネタバレ&感想
【IMDB】4.8/10.0  (およそ3,200人の評価)

【あらすじ】

超大型巨人によって破壊された外壁の修復作戦に出発したエレンたち調査兵団は、巨人の襲撃によって窮地に陥る。エレンも深手を負った上に、仲間のアルミンをかばって巨人に飲み込まれてしまい、その場にいた誰もが絶望の淵に立たされる。しかしその時、謎の黒髪の巨人が現れ、他の巨人たちを駆逐しはじめる。【引用元:映画.com

【感想(酷評だよ!)】

☆1.0/5.0

あんなに興奮して書いた前編の感想を恥ずかしく思うくらいの拍子抜けが、そこにはありました。

観終わってからまず感想を書くまでにものすごく時間がかかった・・・。そして内容を忘れてしまった頃に慌てて「ああ書いておかなきゃ」と記録する。

そう、わりとどうでもいい部類の映画になってしまったんですよね。

前作を超えるほどのつまらなさが

あるなんて、きっと後編に向かう皆さんは予想出来ていなかったかもしれません・・・。

  • 前編の残念な部分が煮込まれて、全く解消されていない点
  • 伏線回収と物語の終結を急いだ結果、ものすごくありがちな話に
  • 見どころだった巨人同士のバトルなども見慣れてしまえば退屈感満載

しかもこの映画、88分しかないんですよ!

今どき、80分台の映画なんてB級ホラーくらいなもんです。
というかちびぞうの地雷映画の判断基準の中に「映画の長さ」というものもあって、

「90分超えを標準としてそこから短ければ短いほど危険」なんです(笑)

まぁホラー映画が好きなちびぞうの、ホラー映画の中の駄作を避けるための術(他にも”アルバトロスの配給作品は危険”とかもある)なので、過去の名作や別ジャンルでもそうなのかは分かりませんが。

大体、大作映画と言えば前後編わかれていたとしても、それぞれ100分越えが普通。
ダラダラと長ったらしいだけでは意味がないですが、あまりに短くても不安になります。

しかもその不安を解消してくれていませんからね!

物語のオチ

これはつまり巨人の正体。

この映画の中では、巨人は人類が創り出したものという事になっています。そして、政府によってわざと人々は壁の中に捕らえられ「安全」と引き換えに家畜のような生活をしている・・・
その腐った体制を打破しようとしたシキシマさんのクレイジーな思想と対立する主人公、そして体制の権化であるクバルさんの三つ巴の闘い。というものすごくありがちなネタ。

みんながみんな巨人だよ☆

というのはもう・・・お前もか!となります(笑)

更に尺の都合なのかなんなのか、シキシマさんが真っ白な部屋でネタバレ演説するという部分(爆笑ポイントでもあります/笑)

そういう大事な話は演説とか説明ではなくて演出や脚本で魅せてくれないとダメじゃないですか!?

この記事を書くに辺り、ネットレビューを読んだりもしていたんですがシキシマさんがエレンの実の兄・・・?とかいうネタバレもありましたけど全く記憶に残っていません。

更にエンドロール後

全ての戦いを終えて、ようやく壁の向こう側の美しい世界を見た・・・!

と、思いきやエンドロール後の映像に「更に大きな巨悪の存在」を想像させるような「試験区画」の単語と彼らの戦いをモニターで見ていたであろう人物の存在が明らかに・・・!

いやぁ、これにはガッカリ。

物語のスケールダウンが言われる中で、「スケールそんなに小さくないのよ」と言いたげなオマケ映像ですけども、ぶっちゃけエンドロール後の映像を観るか観ないかって観客によってそれぞれお任せな部分じゃないですか?つまり、エンドロール後の映像は本編に数えられるような重要な事って含めちゃいけないんじゃないですか?と思うわけです。

なのに、物語の重点をそこに置いてしまったら「作品内で完結」を上手くさせているとは私は言い難いな・・・と感じました。本編88分しかないんだから(何度も言う)、どうせなら本編に盛り込ませれば良かったのに。

本当に、何もかもが残念でなりません。

唯一の1.0はシキシマさんに

長谷川博己さんのファンとして、彼のクレイジーなキレキャラ(残念なイケメン)っぷりを観れたというただただその点だけにおいて1.0を付けています!!!!(笑)

前作は彼のキャラクター性がよく分からず、「この人ほんとなんなの」という目で見てましたが・・・ここで彼の行動理由とかが語られて、良い感じにシキシマさんというキャラが立ち上がってきたな、という印象でした。

MOZUの劇場版もそうでしたけど、長谷川さんってなんでこうも変なキャラばっかり・・・(笑)でもそこが好き。

まとめ

今回は製作陣が色んな場所でいろんな話をしていたという部分で我々観る側も大きく振り回された・・・そんな作品だったと思います。

作り手は言い訳とかそういうの漏らさず、ただただ作ったものをみせてくれればそれでいいのに・・・とどうしても思ってしまいますね。

樋口監督、この後『シンゴジラ』で大成功!ほんと良かった。
長谷川さんも一緒に大成功!ほんと良かった。

失敗は成功の母!

 

 


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実写版映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(前編)』ネタバレ&感想

この世界は、残酷か。

よくぞこの作品を実写化したなぁ・・・というのが第一印象。

この映画を観た2015年の段階では、原作は12巻(エレン奪還作戦)まで、アニメとアニメ映画は観賞済という状況でした。

脚本に映画評論家の町山智浩さんが参加ということで、当時大変話題になりましたね~。

パンフレットはこんな感じ。

ちょっと分かりにくいですがメタリックな表紙の加工になっています。A4サイズっぽい大きさ。42ページで税抜き662円。まぁまぁなお値段。

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】樋口真嗣
【脚本】渡辺雄介、町山智浩
【原作】諌山創
【特撮監督】尾上克郎
【音楽】鷺巣詩郎
【撮影】江原祥二(J.S.C)
【照明】杉本崇
【美術】清水剛
【録音・整音】中村淳
【録音】田中博信
【扮装統括】柘植伊佐夫
【特撮美術】三池敏夫
【特殊造形プロデューサー】西村善廣
【スタントコーディネーター】田淵景也
【編集】石田雄介
【テクニカルプロデューサー】大屋哲男
【VFXスーパーバイザー】佐藤敦紀、ツジノミナミ
【音響効果】柴崎憲治(J.S.A)
【主題歌】SEKAI NO OWARI – “ANTI-HERO”
【出演([]内は役名)】

  • 三浦春馬[エレン]

  • 長谷川博己[シキシマ]

  • 水原希子[ミカサ]

  • 本郷奏多[アルミン]

  • 三浦貴大[ジャン]

  • 桜庭ななみ[サシャ]

  • 松尾諭[サンナギ]

  • 渡部秀[フクシ]

  • 水崎綾女[ヒアナ]

  • 武田梨奈[リル]

  • 国村淳[クバル]

  • 石原さとみ[ハンジ]

  • ピエール瀧[ソウダ]

【公開日(日本)】2015年8月1日
【上映時間】98分
【配給】東宝
【映倫区分】PG12
【次作】実写版映画『進撃の巨人 エンド オブ ザ ワールド(後編)』ネタバレ&感想
【IMDB】5.1/10.0  (およそ10,000人の評価)

【あらすじ】

100年以上前、突如現れた巨人たちに人類の大半が捕食され、文明は崩壊。生き延びた人々は巨大な壁を三重に築き、その中で暮らしていた。壁に守られた安寧とした生活に苛立ちを覚えるエレンは、まだ見ぬ外の世界を夢見ていたが、ある時、そんなエレンの目の前に人類の想定を超える超大型巨人が出現。壁の一部を破壊し、そこから巨人たちが町になだれ込んでくる。次々と巨人が人間を食らう地獄をからくも生き延びたエレンは、2年後、対巨人兵器の立体機動装置で武装した調査兵団の一員になっていた。調査兵団は壊された壁の修復作戦を決行するが……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレもあるよ!)】

☆2.0/5.0

わりと長い前置き

感想というか・・・なので全然飛ばしていただいて構いません(笑)

 

まず最初に。実写化に対する文句とかはもうどうでもいい
人気が出れば実写化するのが当たり前になってきているし(低迷し続ける日本映画界で、世界に注目してもらうにはMANGAの力に頼るしかない部分があるのは仕方ないしむしろOTAKU文化は武器にすべきと思う)、中には成功してるものあるしね!!!

今作が実写になると知ってからずっと敬遠していたんですが(予告編観ればキャラ改変は一目瞭然だし嫌な予感しかしてなかった)じわじわと届く前情報は
「海外で大絶賛!」
「試写会後、炎上。原作ファンぶち切れ」
「中には意外に高評価な人も」
と、二転三転!!

本当のところはどうなの?と気になりまくってしまい、気付けば町山さん(脚本を担当する一人で、映画評論家)のラジオを聴いていた・・・。

「この映画は絶対に勝ち目のない戦いに挑む話。だから作る側もそうじゃなきゃおかしい(つまり叩かれる覚悟の上で挑んでる)」

この言葉を聞いて、本当だよなぁうまくやったってどうせ叩かれるのにそこに挑むのはまさに進撃の巨人状態だよな・・・と妙に胸を打たれ「その心意気を観に行こう!たとえ原作と全く違ったとしても!!」と劇場での観賞を決めました。

前置き終わりようやく感想(辛口)

結論から言えば、大体が中途半端!!!

良かった点を悪かった点が遥かに上回り、面白さを消してしまっていました。

結局ガッカリさせられたし、人目に付くところ(ラジオ)でファンも多い評論家が自分の作品の評価を底上げするため誘導しているようにも思えてしまい、鑑賞前に聞いた町山さんの熱弁に引いてしまいすらした。(この人は出来あがったものを冷静に見れているのだろうか)
作り手も叩かれるの覚悟で命かけて挑んだって言うなら、原作と違いがあってもそれなりに観れるものになってなければカッコ悪いじゃないですか・・・。

結局これって炎上商法なんですよね。
メンバー全員違う名前にして、漫画とは全く違うものにしても良かったのに、中途半端に主要人物の名前を使ったのは、叩かれたくてやった、そんな風にしか・・・。
私、乗せられてしまった。そう思うしかない。

とりあえず、良かった点と悪かった点を箇条書きにしていきます!
(私も命かけて引かれる覚悟で本音書くよ!)

*良かったところ

  • 超大型巨人出現→巨人群襲い来る!シーンの地獄絵図っぷり。
    巨人の怖さは原作よりもアニメよりもこちらが圧倒的に上。最恐。あまりの恐ろしさに感動して涙が滲みさえした。これは期待出来るぞ!!そんな風に思えた序盤の神体験
  • リヴァイさんがいなかったところ
    進撃の巨人でおそらく最強の人気を誇るリヴァイさんは登場せず、代わりに長谷川博己さん演じる「シキシマ」というキャラがリヴァイさんのポジションのキャラとして登場しています。理由はどうあれ、実写化が難しいと判断したら潔くキャラを削除する。この姿勢いいよね。だってリヴァイさんほどの人気キャラ、誰かが演じるとか無理だと思う。絶対に叩かれますもん。
    むしろ全員削除しても良かったんですよ!!!

*悪かったところ

  • キャラ設定の弱さ、中途半端さ
    序盤に主要メンバーの絆の深さが描かれていないため、静かにしなきゃダメって言われてるのに絶叫しちゃうほどキレたり、アルミンのために自分から巨人の口の中に突撃するエレンの心情や、後半、巨人の正体がエレンだという事に気付けるミカサなどなど・・・彼らの行動理由に全く理解が及ばない。
  • アニメ調演技の役者映画調演技の役者が入り混じってて全体の統一感にも欠けてる。
  • それからシキシマさんは一体何がしたい人なのか、読めない。
    女自慢して高みの見物して余裕っぷり見せてるけど貴方の凄さ全然伝わってきてません!!逆に噛ませ犬っぽさが出まくってる!「お邪魔したかな?」とか言いながらダイレクトにリンゴ投げてきてるじゃん!かまってちゃんか!もっと人類最強、というところを見せつけて欲しかったですね。
  • 立体起動装置が遅い(色んな意味で)
    飛ぶ速度が遅く感じてしまい爽快感ゼロ。これはアニメと比べてしまっているかも。あと使い出すのも遅い。絶望的な状況で勝ち目のない戦いに挑むんだから出し惜しみせず使わなきゃ何のための立体起動装置よ?ってなりませんか。ちゃんと「まだ使えない」理由とかが明示されてれば良かったんだけど。
  • エロシーンも中途半端
    伏線でもないなら特に描かなくても良いようなぬるい濡れ場を挟む時点でB級ホラーのお約束か!?と思うほど安っぽさが出てしまってる・・・。どうせやるなら死んだ彼氏の上に跨り腰降って喘ぐ女団員、くらいのエグさでお願いしますよ!!絶望の世界なんでしょ!ここ(私に)引くとこね!!
  • 巨人がただの人
    迫力満点だけど、大きな人にしか見えないんだよなぁ。顔、どうにか出来なかったのかなぁ。ああいう恐怖の集団って、ゾンビと同じで没個性していることがモンスターとしての魅力だと思う。たくさんいるけどどれも同じような感じで印象に残らない。無個性の不気味さ。それなのに、どうも見たことあるような顔してるやつもいて、恐怖感が削がれてしまう。巨人群に目立つ奴がいたら個性を持ってる巨人の異端さが際立たなくなってしまうしね。
  • 巨人に慣れたら次は眠さとの戦い
    良かったところを二か所しか挙げてないのでお分かりかと思いますが、巨人の怖さに慣れると後半とにかく退屈で・・・寝落ちしそうになるのをこらえるので必死でした。時間稼ぎをしているかのようなグダついた展開が多くて後半の巨人VS巨人のところでも完全覚醒には至らず・・・。多分、時間配分がおかしいのでは。前半、メイン三人の関係性を描く時間をもっと割いてくれてれば、ドラマとしても面白くなったかもしれないですね。

まとめ

序盤にかなり期待させられて興奮したせいで、観終わった後のガッカリ感も大きかったです。出来るだけ原作と切り離して観てみたつもりだったけどやっぱり難しい。

とりあえず、作り手が頑張ってるのはどこの国の映画でも同じはずなんだから、やっぱり作り手の苦労まで加味して面白さに影響が出てはいけないなと思いましたね。


後半のエンドオブザワールドについての鑑賞は・・・
今作では光る部分があった。し、圧倒されて涙を滲ませ感動した自分もいた。
まだ物語の途中なんだし、後編を観て評価がガラリと変わる可能性も否めない。結局劇場で観ちゃうかもしれない。と、悩んでいました。

結局劇場で観ました(笑)

後編についてもそのうち記事を上げると思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました!

 

 


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第四弾でついに完結!映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』ネタバレ&感想

僕たちは、人間の善意について賭けをしたんだ―――。

【画像引用元:映画.com】

遂にウシジマくんの物語も完結してしまいましたね!

山田孝之の新境地というか、本当にハマり役だったなぁと思います。

原作が今、最終章に突入しているっぽいので、ぜひ完結したら矛盾のないように映画版でももう一度やってほしいなーと思っている次第です!

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】山口雅俊
【原作】真鍋昌平『闇金ウシジマくん(ビッグコミックスピリッツ)』
【主題歌】Superfly – “Good-bye”
【イメージソング】Superfly – “天上天下唯我独尊”
【声の出演([]内は役名)】

  • 山田孝之[丑嶋馨]
  • 綾野剛[戌亥]
  • 永山絢斗[竹本優希]
  • 真飛聖[今井万里子]
  • 間宮祥太朗[鰐戸三蔵]
  • YOUNG DAIS[鰐戸二郎]
  • 最上もが[モネ]
  • 真野恵里菜[樫原あむ(新人ちゃん)]
  • 太賀[甲本]
  • 狩野見恭兵[丑嶋馨(14歳)]
  • 湊莉久[“レッド・ペガサス”の初美さん]
  • 天使もえ[財布を落とす女(あやめ)]
  • マキタスポーツ[村井]
  • 玉城ティナ[犀原茜(14歳)]
  • 六角精児[五万円借りに来る男]
  • モロ師岡[榊原]
  • 安藤政信[鰐戸一]
  • 八嶋智人[都陰亮介]
  • 高橋メアリージュン[犀原茜]
  • 崎本大海[高田]
  • やべきょうすけ[柄崎]

【公開日(日本)】2016年10月22日
【上映時間】130分
【映倫区分】PG12
【配給】S・D・P
【前作】豪華キャストで贈る第三弾!【闇金ウシジマくんPart3】ネタバレ&感想
【IMDB】6.3/10.0  (およそ30人の評価)

【あらすじ】

ある日、ウシジマの中学時代の同級生・竹本優希がカウカウファイナンスに現れ、生活のための金を貸してほしいと言うが、ウシジマはその頼みを断る。金を借りられずに事務所を去った竹本は、住み込みで労働ができるという「純愛の家」に入居することになるが、「純愛の家」の実態は、入居者に過酷な労働を強いる貧困ビジネスだった。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.7/5.0

今回のお話は、原作漫画の「ヤミ金くん」が土台になっています。

ちょっと今回はツッコミどころが多かったかなぁ。

漫画の良さを潰す実写化問題

竹本という、ウシジマくんの旧知の友。彼はまるで聖人君子のように他人に善意を与えることで自らを滅ぼしていくというキャラクター。

もはや意地になっているのでは。

と思うほどに意固地に、他人のことばかりを優先して自分の人生は崩壊してもおかまいなし。

彼はウシジマくんとは対極の存在として描かれているんだと思いますが、あまりにも自己犠牲が過ぎて「いや現実にこんな人間いる??」と思ってしまうんですよね。そこが漫画だからこそ許されていたキャラクター、ということだったのかなと。

”人間の善意”についての賭けというテーマは非常に面白いので、出来れば漫画らしいキャラクターをもう少し現実に落とし込んで”竹本”というキャラに深みというか現実味を与えてほしかったですね。

(毎回ウシジマくんの話に現実味なんかないじゃないかというツッコミはさておき)

中学校時代のウシジマくんも良い味出してたんですが、少し活舌が気になってしまったかなぁ・・・。邦画はたまに何言ってるか聞き取りずらい時があるのが難点ですね。

みんながみんな近所に暮らしすぎだろ問題

映画を観ているとたまにあるんですが、

「こいつとこいつが友達だった、過去に因縁があった、同級生だった恋人だった」などなど・・・出てくるわ出てくるわ芋づる式に知り合いが!!!

どんだけ狭い町に住んでるんですかね?

と思ってしまって、そこも現実感がないところ。

主要キャラがほとんど全員幼馴染、みたいなのはもうちょっとなんとか変更してもらいたかったところ。

良かった点

なんだかんだ観ていて楽しい、という点と、

ウシジマくんが竹本について考えるシーン。

かなり長めに尺を取っていて、あまり感情表現をしないウシジマくんの後悔や行き場のない悲しみの気持ちを感じ取ることが出来ます。

ラストで甲本が財布を拾うシーンも泣ける!あれが、誰も見ていない場所で行われた善行だという演出も憎いですね。

竹本は踏んだり蹴ったりで何も良いことがなかったようにも見えますが、実は密かに報われていて・・・本当はウシジマくんの方が賭けに負けていた。そう思うとラストのウシジマくんの長めのシーンも切なさが増します。

ウシジマくんは決して良い人ではない(というか犯罪者)んですが、ダークヒーロー的なカッコよさがあって、そこにちょっとだけ憧れてしまうんですよね。

(エンドロール後に、これこれは犯罪です決して真似をしないように!と注意書きが出るのが面白い(笑))

彼がどうしてああいう仕事をするようになったのかという背景部分は原作でもまだ描かれていないので、そこも今後観れればいいなぁ。

そして、そのシーンもぜひ山田孝之に演じてほしいものです。

 

 


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真の信仰とは?映画『沈黙 ‐サイレンス‐』感想&ネタバレ

主はなぜこんなみじめな者まで愛せるのか?

画像引用元:映画.com

『ソーシャル・ネットワーク』、『アメイジング・スパイダーマン』、『ハクソーリッジ』なんかで活躍中のアンドリュー・ガーフィールド主演作!

スコセッシ監督の作品は難しくてとっつきにくい・・・という印象のある監督さん。今作は、日本でのキリシタン弾圧を書いた日本人作家の『沈黙』という作品が原作になっています。(読んではいませんが!)

私自身は特に信仰心などはないんですが、幼稚園と高校をカトリック系のところで過ごしたため、なんとなくキリスト教をテーマにした作品は身近に感じてしまうんですよね。

外国人の監督さんが日本で起きた宗教弾圧をテーマに、沢山の日本人俳優さんも起用されて、どんな作品になるんだろう?と興味津々で鑑賞しました。

【映画情報】

【原題】Silence
【制作国】アメリカ
【監督】マーティン・スコセッシ
【原作】遠藤周作『沈黙』
【脚本】ジェイ・コックス、マーティン・スコセッシ
【製作】マーティン・スコセッシ、エマ・ティリンガー・コスコフ、ランドール・エメット、バーバラ・デ・フィーナ、ガストン・パブロビッチ、アーウィン・ウィンクラー
【製作総指揮】デイル・A・ブラウン、マシュー・J・マレク、マニュ・ガルギ、ダン・カオ、ニールス・ジュール、チャド・A・ベルディ、ジャンニ・ヌナリ、レン・ブラバトニック、アビブ・ギラディ、ローレンス・ベンダー、スチュアート・フォード
【撮影】ロゴリゴ・プリエト
【美術】ダンテ・フェレッティ
【衣装】ダンテ・フェレッティ
【編集】セルマ・スクーンメイカー
【音楽】キム・アレン・クルーゲ、キャスリン・クルーゲ
【出演([]内は役名)】

  • アンドリュー・ガーフィールド[セバスチャン・ロドリゴ]
  • アダム・ドライバー[フランシス・ガルペ]
  • 浅野忠信[通辞]
  • キアラン・ハインズ[ヴァリニャーノ]
  • リーアム・ニーソン[クリストバン・フェレイラ]
  • 窪塚洋介[キチジロー]
  • イッセー尾形[井上筑後守]
  • 塚本晋也[モキチ]
  • 小松菜奈[モニカ]
  • 加瀬亮[ジュアン]
  • 笈田ヨシ[イチゾウ]

【公開日(日本)】2017年1月21日
【上映時間】159分
【配給】KADOKAWA
【IMDB】7.2/10.0  (およそ62,000人の評価)

【あらすじ】

17世紀、キリスト教が禁じられた日本で棄教したとされる師の真相を確かめるため、日本を目指す若き宣教師のロドリゴとガルペ。2人は旅の途上のマカオで出会ったキチジローという日本人を案内役に、やがて長崎へとたどり着き、厳しい弾圧を受けながら自らの信仰心と向き合っていく。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.2/5.0

いやぁなかなかに考えさせられる作品でした。

当時のキリシタン弾圧が行われた日本側の事情というものを私は何も知らずに観たんですが、監督の言いたいことはなんとなく分かりました。

この作品の面白いところは、「別にどの宗教だっていいんじゃないか」という前提で「どこまで神を信じられるか」と説いているところだと思うんですよね。ただ単に、イエス万歳、キリスト教万歳!と言いたい作品ではなく、もっと大きな意味での「信仰とは」という部分に疑問を投げかけているんだと思います。

イエズス会の教えを信じ、「自分たちの師が棄教(自分の宗教を捨てること)したなんて信じられない、日本には自分たちの救いを待っている信者がたくさんいて、彼らを救わねばならない!」と長崎に渡る二人の宣教師。

しかし渡ってみれば自分たちの宗教は間違った形で日本に広がっており、自分たちがいるから殺されてしまう人々がいて、自分たちが棄教すれば救われる人々がいる。信仰を捨てることが信者を助けることになるという矛盾の中で苦しんでいても、神は何も言ってくれない。ただただ「沈黙」するのみ。その「沈黙」が何より恐ろしい、という主人公(ロドリゴ宣教師)の言葉は、なるほどなと思わさせられましたね。

他の映画でも時々、神を信じられなくなったという人が「あれだけの不幸が起きても神は救ってくれなかった。神など存在しないんだ」と言っている場面をよく見かける気がします。そういった理由で信仰を捨てる人はとても多そうだし、この映画では、そんな状況で主人公は神を信じ続けられるのか?という部分を何度も何度も試している気がしましたね。

特に、窪塚洋介扮するキチジローというキャラクターが興味深くて!

彼は、踏み絵を踏まず家族がみんな死んでいった中で自分一人だけ踏み、助かったという男なんですが、「自分は踏み絵を踏んだがずっと信仰を続けている、自分の罪に苦しんでいる。どうか許してください」と何度も何度も、告解に来る。そして何度も何度も踏み絵を踏む(笑)ロドリゴ宣教師の事も裏切るし、それでも何度も「赦してください」とやってくる。

もうね、悪魔かこいつはと思いましたね。宗教なんてこんなものだよ、と耳元でささやく悪魔のような存在。実際にロドリゴさんも「なんでこんなヤツまで神は許しちゃうの?」と言っちゃっているし(笑)

どこにでもいますけどね、「反省したんだ!今度こそギャンブルなんてやめるから金を貸してくれ!」とか言って同じ間違いを何度も繰り返す人。固い信仰心を根底から揺さぶる、良いキャラクターだったなキチジロー。人間の弱さの権化みたいな人でした。

勿論、まともな信者の人達も沢山いましたけどね!

塚本晋也さん演じるモキチなんて、鬼気迫っていて本当に素晴らしい演技でした。

まとめ

とても重くて苦しい映画でした。現代では考えられないほど理不尽な理由で沢山の人が処刑されていく場面が、これでもかと描かれています。とても観ていて辛いです。

だけど、宣教師ロドリゴと一緒に苦しみぬいた先に出会うフェレイラ神父の言葉、彼の生き様は「信仰を持ったまま人を自由にしてくれる」一種の光のようなもので、苦しんで映画を観るだけの価値があったと思わせてくれます。

自分の中で宗教とはビジネスである、というイメージがとても強いんですが。その反面、人々の心の支えになるとても不思議なものだなと感じています。

なんでだろう、結局こうしてキリスト教ネタの映画に惹かれてしまうのは、「何かを強く想い続ける人」に人としての強さを感じ憧れる部分があるからなのかもしれませんね。

ラストシーンで棺桶に入れられたキリスト像を見た時に、その強さを思い知ります。

とても、良い映画だったなぁ。

そして、支離滅裂な感想だなぁ・・・(笑)

 

 


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藤原竜也×有村架純『僕だけがいない街』ネタバレ&感想

だから戦う

前に進むため 生きるために

名作コミック、「僕だけがいない街」の実写映画化ですねー。もう最近、映画『22年目の告白』やドラマ『リバース』なんかでも見ていたもので、藤原竜也は本当にお腹いっぱいで・・・。

この作品は公開当時まだ原作の方が完結しておらず、更に原作が好きだったので実写化に不安がありました。なので劇場では観に行かず、この間テレビでやっていたものを録画、鑑賞しました。

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映画『ヒメアノ~ル』これぞ”ジャンルスイッチムービー!”ネタバレ&感想

「不満や不安がないと、生きていられないと思うよ。それをなくすことが原動力になって、毎日を頑張っているんじゃない?完璧に満足している奴なんて、いないと思う」

うーん濱田岳主演のラブコメかぁ・・・程度にしか予告では感じていなかったんですが、どうも、後半雰囲気がガラりと変わるらしい・・・?

原作は未読。今後も読む予定はありません!(理由はのちほど!)

結局劇場では観れず、レンタル一週間になっているのを発見したので借りて来ました。

地味に森田剛が楽しみでした。

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笑える学園コメディ!映画『帝一の國』原作との違いとは!ネタバレ&感想

井の中の蛙大海を知らず、されど――

 

元々、原作である漫画家の古屋先生のファンだったんですが、原作『帝一の國』は未チェック。公開が始まった頃にようやく漫画も買い始め、こ、これは面白い!!となり。七巻(ちょうど帝一が一年の時の生徒会長選挙)が終わった時点「次巻から登場する一年生は劇場版には一切登場しないと聞き、あと七巻分読み終わる前に終わってしまうまもしれない、このタイミングで観に行ってみよう!と劇場へ向かいました。

パンフはこんな感じ。邦画のパンフは左開きが多いイメージがありますね~~

キラッキラです!(笑)評議会の座席表が顔写真付きで載っていて、なんとなーくバトルロワイヤルを思い出させます(多分学園物のパンフだとありがちかも?)

『撮影日誌』というページもあり、2016年12月15日(木)~2017年2月7日のクランクアップまでの撮影や制作風景を写真付きで日誌にしてあって興味深い!あんまりこういうの載せてるパンフはないので楽しいですね~!

それから、何故かすごろくページとサイコロを組み立てて遊べるページもありました(笑)

中開きのページも含めて37Pで、667円+税でした。まぁまぁ豪華かも?

この超絶クオリティなコスプレ会場みたいなページ、笑えます。みんな仲良さそう~♪

この他にも人物紹介ページがきらびやかなので、また映画情報のところで一人一人載せていきたいと思います!

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豪華キャストで贈る第三弾!【闇金ウシジマくんPart3】ネタバレ&感想

「高ぇから、買うんだ。パッケージに価値があると、思い込むんだ」

【画像元:映画.com】

『ビッグコミックスピリッツ』で連載中の『闇金ウシジマくん』の実写映画第三弾ですね!!

私も原作をずっと追いかけてるので、2作目は少し微妙だったかな?と思いつつも観てしまいました・・・(笑)

今回は原作の『フリーエージェントくん』『中年会社員くん』のエピソードが元になっているようです。個人的にフリーエージェントくんのエピソードは楽しかった記憶があったので楽しみでした~。

【映画情報】

【制作国】日本
【監督/プロデュース】山口雅俊
【脚本】福間正浩、山口雅俊

【主題歌】Superfly – “心の鎧”

【出演([]内は役名)】

  • 山田孝之[丑嶋馨]
  • 綾野剛[戌亥]
  • 本郷奏多[沢村真司]
  • 白石麻衣[麻生りな]
  • 筧美和子[花蓮(花織)]
  • 最上もが[モネ]
  • マキタスポーツ[村井]
  • 山田裕貴[清栄真実]
  • 前野朋哉[しんこch.]
  • 矢野聖人[獏木]
  • 児嶋一哉[罰ゲームの債務者]
  • 藤森慎吾[加茂守]
  • 浜野謙太[天生翔]
  • 高橋メアリージュン[犀原茜]
  • 崎本大海[高田]
  • やべきょうすけ[柄崎]

【公開日(日本)】2016年9月22日
【上映時間】131分
【配給】S・D・P
【映倫区分】PG12

【IMDB】5.7/10.0  (およそ15人の評価)

【あらすじ】

派遣の仕事で食いつなぐ沢村真司はある日、街で撮影中のタレントの麻生りなを見かけ、社会の格差を実感する。ネット長者の天生翔が主宰する「誰でも稼げる」というセミナーに半信半疑で参加した真司は、人生の一発逆転を狙った億単位のマネーゲームに巻き込まれていく。一方、妻がいながらキャバクラに通うサラリーマンの加茂守は、美人キャバ嬢を落とそうと躍起になっていたが……。【引用元:映画.com】

【感想】

☆2.8/5.0

個人的に『フリーエージェントくん』編は好きなエピソードなので観れて嬉しい!!

やっぱり山田孝之はハマり役!

この映画のシリーズは、原作からの改変があまり好きでなくて、例えばウシジマ社長が

「ウサギをこよなく愛してる」「オムライスにはケチャップかけまくる」

とかっていう愛らしい設定が省かれてるのがいつも残念に思うんですよねぇ。

それでも、山田孝之以外にここまで社長を演じられる人はいないんじゃないかなってくらいイメージぴったりなので、彼見たさでこのシリーズを追いかけてると言っても過言ではないです!!

オリラジの藤森さんが凄い。

実際は、期待していたフリーエージェントくんの本郷奏多くんよりも、オリラジの藤森さんがかなりイイ演技をしていました(笑)

本当に、何も生き甲斐がなさそうで、いつも背中には哀愁が漂ってそうで、目の前の利益にしか目がいかず、キャバクラ通いに会社の金を横領したりとどうしようもないクズなんですが(もちろんその制裁もしっかりと受ける)。どんどんボコボコになっていく姿が滑稽でもあり、哀しくもあり・・・本当に良い演技をするなぁと思いました。

普段のチャラ男のイメージも手伝ったかな?(笑)

ほんとピッタリ(笑)

そして天上翔!!!

『フリーエージェントくん』編のキモになるのはこの人。実際、どこぞの「一カ月で1億円稼ぎました!」みたいなポスターを電車内で見かけた人も多いと思うんですが、天上翔というキャラクターはその人本人がモデルになっています(笑)

よく描けたよなぁ・・・(笑)ウシジマくんのお話にリアリティがあるのは、きっときちんと下調べをしているからなんでしょうね。

そしてこの天上さんの役をやっているのは浜野謙太さん!通称ハマケンですね。多分一度は顔を見た事があるはず。俳優でもありミュージシャンでもあるオールマイティな方です。

私はこの人が大好きでーーーーーー。まさかウシジマくんでしかも天上翔の役で見れるとは。嬉しかった(笑)

この天上翔という人はいわゆる”情報商材”というもので詐欺を働いて(私のように1時間でウン百万稼ぎたければ参加費100万のセミナーに参加してね☆彡とかいうやつ)大金を稼いだ人物で、最終的にはもちろん痛い目を見る形になるわけですが(笑)

本当に、その傲慢っぷりから、最後のやられっぷりまで似合いまくる(笑)この人が画面に出て来るだけで笑えます(笑)

原作ではもっと太ってる人なので、わざわざスーツの襟を詰めまくって首をなくしているところがイイ(笑)

まとめ

直後に公開された『闇金ウシジマくん The Final』のための伏線の部分も多く、ストーリー的に謎が残されたまま終わったりもするので、これ単品で見るとわけがわからないかもしれませんね。(一応両方のエピソードはきちんと完結する)

原作ファンとしては決して面白い!!!と絶賛できるような感じではないんですが、どうしようもないどん底だなと思っても希望が残っていたり、笑えてしまうシーンがあったりして、なんとなく追いかけてしまう、そんな不思議な作品です。

出来ればテレビシリーズと一緒に映画もPart1から順を追って観ていくと良いかもしれませんね!

 

 


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パンフはこんな感じです。いたって普通のスタンダードな縦長デザイン。

26Pで税抜き667円。うーん少し、ページ数が少ないような気も。

しかし!当時の事故の説明が詳しく載っていたり、難しい用語の説明やディープウォーターホライズンと呼ばれていた石油掘削施設に関する記述もあって、映画だけでなく事件についても知れるところが良かったです( ´ސު`)

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確か私、どれか劇場で観たんですけどね・・・パンフがないです。当時はまだ買ってなかったのかな。