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生田斗真×広瀬すずの禁断ラブ♡映画『先生!、、、好きになっても良いですか?』ネタバレ&感想

”お前が未来に出会う災いは、お前がおろそかにした過去の報いだ”


先生! 、、、好きになってもいいですか? [DVD]

たまーーーーーに、こう、日本の少女漫画原作のラブ映画っていうのが観たくなるんですよね。ちびぞう(@cbz_ewe)です!!

最近のものだと『ピーチガール』とか観てましたね!というかこの記事の触りでも全く同じこと書いてて自分で笑ってしまった(笑)

山本美月がガングロギャルに!?映画『ピーチガール』ネタバレ&感想

今回は先生と生徒の恋愛映画ということで、近い時期にやっていた『ナラタージュ』とごっちゃごちゃになってしまうちびぞうです・・・。

今作も、先生と生徒の恋。キャストは先生役に生田斗真、教師に恋する女子高生役に、広瀬すずです。

公式サイトはこちら

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】三木孝浩
【脚本】岡田麿里
【原作】河原和音「先生!(集英社)」
【エグゼクティブプロデューサー】高橋雅美、平野隆
【プロデューサー】濱名一哉、幾野明子
【共同プロデューサー】田口生己、辻本珠子、山本礼二
【撮影】山田康介
【照明】木村匡博
【録音】矢野正人
【美術】花谷秀文
【装飾】西尾共未
【ヘアメイク】百瀬広美
【スタイリスト】望月恵
【音響効果】伊藤瑞樹
【編集】伊藤潤一
【主題歌】スピッツ -“歌ウサギ”
【出演([]内は役名)】

  • 生田斗真[伊藤貢作]
  • 広瀬すず[島田響]
  • 竜星涼[川合浩介]
  • 森川葵[千草恵]
  • 健太郎[藤岡勇輔]
  • 中村倫也[関矢正人]
  • 比嘉愛未[中島幸子]
  • 八木亜希子[島田遼子]
  • 森本レオ[羽柴晶一]

【公開日(日本)】2017年10月28日
【上映時間】113分
【配給】ワーナー・ブラザース
【映倫区分】G
【IMDB】6.0/10.0  (およそ300人の評価)

【あらすじ】

弓道部に所属する女子高生・島田響は、クールで生真面目だが実は生徒への愛に溢れる世界史教師・伊藤貢作に恋をする。生まれて初めて誰かを好きになった響は、伊藤に対し自分の気持ちを率直にぶつける。伊藤はそんな彼女に惹かれながらも、教師という立場から一歩を踏み出せずにいたが……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!)】

☆2.3/5.0

王道中の王道。という感じでした。

適度にキュンあり適度に悩みあり適度に山場があって適度にハッピーエンド。

無難に楽しめる作品ですが、あえて悪く言えば「驚きが何一つない展開」に若干退屈感を感じるかもしれませんね・・・。

役者陣がミスキャスト感

ちびぞうは原作の漫画を読んでいないのでこの役にこの人どうなの!?という違和感がある、という事ではなく、単純に生田斗真×広瀬すずの演技としての相性の問題があったのかなと・・・。

まず、広瀬すずの「先生大好き!!!」感があまり出てない。彼女はあんまりキャピキャピしてる女優さんではないというか、静かでミステリアスな雰囲気すら感じる演技が最近ハマってますよね(『三度目の殺人』『ラプラスの魔女』でも同じような演技をしていたと思います)先生を好きになったきっかけもボンヤリしているし、その気持ちの大きさみたいなものも伝わって来にくい感じがします。

それに加えて生田斗真の演技もまーーーーた、感情が見えない!!!
いつ彼女を好きになったのか????惹かれていく描写なんかあったのかな????
なので、ウェディングドレスの広瀬すずに近いの儀式をされて

「魔が差してキスしちゃった感」がすっごい・・・。

もしあそこのシーンに行くまでに生田斗真の気持ちもきちんと見えていたら、そんなに違和感もなかったと思うんですけどね。その後の、教師や保護者の人達を相手に気持ちを話すシーンももっと盛り上がった気もする。
生田斗真って別に感情消す演技ばっかりじゃないし(最近だと『彼らが本気で編むときは、』とかありましたね)、今回は本当に相性の問題だったのかなぁ、と。

個人的には、『ナラタージュ』の先生役を生田斗真で観たかったなぁ・・・。

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代わりに脇役のアツさは空振り感

先生が生徒にキスしてる写真がSNS上に流出したら相当な騒ぎになりますよね。多分ね。

そんな状態で「逃げんなよ!!」みたいに怒りに行く主人公のクラスメイトの川合浩介くん・・・。いや、正直異動だけで済んだって相当良い方だと思うんですけど・・・。
というか大人としての責任を取る事と、広瀬すずとの恋愛を今後どうするかは全くの別物だと思うんですけどそこらへんごっちゃごちゃ感。

せっかく、弓道部仲間の藤岡勇輔くんも告白したけど、あんまり広瀬すずを悩ませるような存在にはなれなかった・・・。ちびぞうはヒロインとヒーローに横恋慕するキャラってすごく好きなので、彼の存在感がどうにも薄かったのも残念だったなぁ。もうちょっとヒロインを悩ませて欲しかった!!!

まとめ

すーーーごく無難にキュンキュンできる王道中の王道、最後もしっかり卒業を待ってから結ばれるというとっても綺麗なハッピーエンド。

だからこそ、何かが物足りない・・・・とちびぞうは思ってしまうんですけど、でも普通に楽しめる恋愛映画だと思います!!!

というかコレ系はあんまり観ないから他と比べようがないけど、でも多分結構面白い方だと・・・思う!なので失敗することは決してないと思います!そこは安心して頂けるでしょう!!多分!(多分)

 

 


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画像引用元:映画.com

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山本美月がガングロギャルに!?映画『ピーチガール』ネタバレ&感想

「桃の花が咲くのは、三年後!」

たまーーーーーに、こういう少女漫画系というか、キュンキュン系の青春ラブストーリーを観たくなるんですよねーーーー。

これ系であんまり大当たり!と思うような作品はあんまりないんですが…『orange-オレンジ-』は面白かったし好き!

今作は映画仲間が原作のピーチガールのファンだったということで話題にしていて、ちょっと自分も観てみようかなという気に。

ちなみにちびぞうは原作は未読です。

公式サイトはこちら

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】神徳幸治
【脚本】山岡潤平
【原作】上田美和『ピーチガール(講談社)』
【製作プロデューサー】清家優輝
【製作総指揮】大角正
【撮影】小松高志
【照明】蒔苗友一郎
【録音】石貝洋
【美術】磯田典宏
【編集】下田悠
【音楽】蔦谷好位置
【主題歌】Carly Rae Jepsen – ”Call Me Maybe”
【出演([]内は役名)】

  • 山本美月[安達もも]
  • 伊野尾慧[岡安浬(カイリ)]
  • 真剣佑[東寺ヶ森 一矢]
  • 永野芽郁[柏木沙絵]
  • 本仮屋ユイカ[安芸操]
  • 水上剣星[星岡安涼]
  • 升毅[岡安崇史]
  • 菊池桃子[安達桜子]

【公開日(日本)】2017年5月20日
【上映時間】116分
【配給】松竹
【映倫区分】G
【IMDB】6.5/10.0  (およそ160人の評価)

【あらすじ】

女子高生・安達ももは、純粋でマジメな性格にもかかわらず、ギャル風な外見のせいで、周囲から誤解されて悩んでいた。ももの欲しがるものを手に入れるためには手段を選ばない友達の柏木沙絵は、ももが一途に思いを寄せる硬派でシャイなとーじを横取りすべく、ももにさまざまな罠をかけていく。そんなもものピンチを救った学校一のモテ男・カイリは、ももの一番の理解者として、次第にももに好意を寄せはじめる。とーじとカイリ、まったくタイプの異なる2人の間で、ももの気持ちが揺れていく。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレもしてるよ!)】

☆2.5/5.0

二人の魅力的な男子の間で揺れる…というスタンダードな少女漫画設定のお話。

ざ、残念だけども話的には面白いとは言いにくい…これは原作ファンなら嘆いてしまうのでは?と原作は読んでなくても安易に想像できる感じでした…。

ストーリー運び、キャラ設定が雑い!

例えばカイリがももちゃんを好きになったきっかけが、”浜に打ち上げられていたカイリにももちゃんが人工呼吸をした”という突拍子もないものだし、実際にそんなエピソードがあったのかどうかの真相も劇中では語られません…。

そしてラストでその浜辺でのキスシーンを再現するかのようにカイリが溺れるシーンがあるんですけども、その流れもとっても無理やり!!
ももちゃんからもらったストラップを落として慌てていたらどこからともなくDQNがやってきて「これ君の?返して欲しいか~?」とストラップを仲間内で投げ合ってカイリをおちょくるという雑な絡み方をしてきて、そのままストラップを海へぽーい!→探すためにカイリが海へ入る→溺れる という流れ。

今どきいい年したおっさん達が、いくらチンピラとはいえ高校生相手にあんなつまんないことするもんなのかな…

 

それと「学校一の小悪魔」と称されるさえちゃんも酷かったなー。
カイリともものキスシーンをSNSに流したりとか、仲間の男にももちゃんを誘拐させてラブホに連れ込ませるとか、その隙にももちゃんの香水とウィッグを使って暗闇でトウジを雑に誘惑したり(しかもすぐにバレる(笑))と…もう小悪魔というか「悪魔そのもの」って感じ。なのに、ももちゃんはみんなが自分を見た目で判断して誰も寄って来なかったときに学校で初めて話しかけてくれた友達だから、と彼女の悪行のほとんどを許してしまう(許しているように見える)んですよねーーー…。いやいや、いくら最初の友達だとしても、許しちゃいけないこと散々されてますよ…。

こんな感じでツッコミ満載な上に、

トウジが急にももちゃんに別れを告げるのはさえちゃんからももちゃんを守るためだったりだとか、チャラくてウザいと見せかけて実は誠実で良い奴だったカイリ選んでももちゃんと最終的にはくっつくんだろうなって感じのこととか、そのカイリは実は兄貴の彼女に恋をしていたのかなー、そしてひと悶着かなーというところも。

全部読めてしまう…

ありがちな話もキャラの魅力や演出方法で様式美として楽しむことも出来るようになると思うんですが、この映画はほとんどが雑で、駄目でしたね…

だけどごめん!ハマってしまった!

ひとえに、伊野尾慧くん扮するカイリのキャラクターが魅力で、完全にやられてしまいました。

もう最初はあまりにも女顔でオネェキャラにしか見えなかったんですけども、あの鼻声の腹立つ演技が癖になってしまいましたね…。

ウザがらみされても許してしまいたくなる隠れた誠実さにも惹かれるし、うーんこれがギャップ萌えというものか…という感じでした。

「元気をくれた人」

という一文が予告編で出るんですけど、本当にぴったり。

カイリが落ち込んだももちゃんを一生懸命励まそうとしてるシーンはジーンと来ます。

劇中で彼が着てる服もオシャレで可愛いしね。夢に向かってひたむきに頑張るカイリくん、可愛いですよ!!!

まとめ

いい歳こいて青春ラブものの登場人物にうつつをぬかしているちびぞうは、連続二回、この映画をレンタルしてしまいました(笑)

話もひどい、ほとんどのキャラも酷い、演出も恥ずかしい!

だけど伊野尾くんは良い味してます。彼のファンは必見ですよね。

逆に言えばちびぞう的に褒めるポイントはそこしかない!のでやはり注意が必要です。

期待値は上げずに、気軽に観てください(笑)

 

 


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