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死にゆく島から恐竜を救え!映画『ジュラシック・ワールド:炎の王国』ネタバレ&感想

「人類は自ら招いた激変に見舞われるのです―――」

少し書くのが遅れてしまいましたが、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』観て来ましたー!!
前作のジュラシック・ワールドと同じ島、イスラ。ヌブラル島が舞台です。

恐竜たちによって破壊され人間に放棄されてから三年後のお話。

前作に引き続き我らが”スターロード”クリス・プラットが主人公を演じています。そそそして!!イアン・マルコム博士ことジェフ・ゴールドブラムがカムバックします!!!(前作にいたのはイルファーン・カーン)うれしいいいい

パンフはこんな感じ!

前作のA4サイズとは違って少し小さめ、正方形!表紙もレインボーのキラキラが全面に施されています。映画ライターの高橋諭治さんなどが寄稿しています。26Pで税抜き667円。まぁまぁお値段的にも普通?より少し寂しいかなぁ。このレベルの大作にしては・・・って感じがしますね。

【映画情報】

【原題】Jurassic World: Fallen Kingdom
【制作国】アメリカ
【監督】J.A.バヨナ
【脚本】デレク・コノリー、コリン・トレボロウ
【製作総指揮】コリン・トレボロウ、スティーヴン・スピルバーグ
【製作】パトリック・クローリー、ベレン・アティエンサ
【撮影】オスカル・ファウラ
【プロダクション・デザイン】アンディ・ニコルソン
【編集】ベルナ・ビラプラーナ
【衣装デザイン】サミー・シェルドン・ディファー
【音楽】マイケル・ジアッキノ
【字幕翻訳】戸田奈津子
【出演([]内は役名)】

  • クリス・プラット[オーウェン・グレイディ]
  • クレア・ディアリング[ブライス・ダラス・ハワード]
  • イーライ・ミルズ[レイフ・スポール]
  • フランクリン・ウェブ[ジャスティス・スミス]
  • ジア・ロドリゲス[ダニエラ・ピネダ]
  • エヴァーソル[トビー・ジョーンズ]
  • ケン・ウィートリー[テッド・レヴィン]
  • イアン・マルコム[ジェフ・ゴールドブラム]
  • ウー博士[B.D.ウォン]
  • アイリス[ジェラルディン・チャップリン]
  • ベンジャミン・ロックウッド[ジェームズ・クロムウェル]
  • メイジ―・ロックウッド[イザベラ・サーモン]

【公開日(日本)】2018年7月13日
【上映時間】128分
【配給】東宝東和
【映倫区分】G
【前作】憧れのテーマパークが再び!映画『ジュラシック・ワールド』感想&ネタバレ
【IMDB】6.5/10.0  (およそ113,500人の評価)

【あらすじ】

ハイブリッド恐竜のインドミナス・レックスとT-REXが激闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を有したイスラ・ヌブラル島に、火山の大噴火の兆候が表れ、恐竜たちの生死を自然に委ねるか、あるいは危険を冒してでも救い出すか、人間たちは判断を迫られていた。そんな中、恐竜行動学のエキスパートのオーウェンはテーマパークの運営責任者だったクレアとともに、恐竜たちを救うべく行動を開始するが、その矢先に島の火山で大噴火が発生する。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!)】

☆3.0/5.0

過去最大に泣けるシーン有り!!!

人間のエゴ、自然に生きていくということの大切さと残酷さ、描かれてますね~~~~~(何)

今回はパークとしての存在意義というよりは、

人間が意図的に生き返らせてしまった恐竜たちの存在意義そのもの

にスポットを当てています。

自然ではないものに、生きる権利はないのか?自然淘汰されるものは自然淘汰されるべきなのか?そこに人間的な感情が絡み合って、許容したい気持ちと許容したくない気持ちが戦う・・・。殺すのが人間なのか、生かすのが人間なのか。

非情に残酷で切ない物語でした・・・・。

おおまかなストーリー

ジュラシック・パーク、ジュラシック・ワールドの舞台となった島が噴火の危機に見舞われる。そこで繁殖していた恐竜たちも死の危機に。

上院議員の特別議会では「恐竜たちは人間の手によって復活させられたクローンであり、本来、自然淘汰されたものは自然に任せるべき」と助けない方向で決定する。

しかしラプトルを手懐けていたオーウェンと、パーク責任者だったクレアは、パーク創設者のハモンド氏のパートナーだったロックウッド氏に呼ばれ、ロックウッド財団の代表であるイーライ・ミルズに「恐竜を保護する場所がある」と提案され、秘密裡に恐竜を保護しに行くことに。

火山の噴火から逃れながら、全種類を数頭ずつ保護することに成功するも、途中でミルズの意図は保護ではなく捕獲だといういう事が発覚。ブルーは撃たれて捕獲されてしまう。

島におきざりになったオーウェンたちは間一髪でミルズたちの船に乗り込む。救えなかった恐竜たちは無残にも炎と灰に飲まれて死んでゆく。

捕獲された恐竜たちはハモンド氏の自宅へと運ばれる。そこにはハモンド氏の娘に瓜二つという孫のメイジ―ちゃんもいる。ミルズはオークションの売人と組んで恐竜たちを金持ちに売りさばこうとしていた。更にウー博士と一緒に地下で新しいハイブリッド恐竜を作り出していた。

ミルズの悪事に気付いたメイジ―ちゃんはハモンド氏に報告するが、彼がミルズを諫めようとすると逆に殺されてしまう。命の危機を感じたメイジ―ちゃんはオーウェンたちと合流、恐竜を助けながら屋敷からの脱出を図る。

オーウェンたちが逃がした恐竜がオークション会場で大暴れ、観客は阿鼻叫喚になって逃げだす。そこにハイブリッド恐竜も解き放たれてピンチ!!

ブルーやT-レックスが応戦、なんとか倒す。ミルズもパクッされる。

施設内の機器が壊れてガスが恐竜たちの捕獲区域を満たしてしまう。ほっておけば死んでしまう、という状況で外へ逃がすボタンを押そうとするクレア。しかし外は人間の住む世界。「それを押したらもう後戻りできないぞ」とオーウェンに止められ、苦しみながらも押すのをやめるクレア。苦しむ恐竜たち。しかしそこでメイジ―ちゃんがボタンを押して、恐竜たちを逃がす。

彼女も実は、ハモンド氏が遺伝子操作で作り上げた母親のクローンだった。
クローンにも生きる権利はある、とメイジ―ちゃん。

オーウェンはブルーを保護しようと思ったが、見つめ合ったのちそれを断るようにブルーは闇へと消えていく・・・

そしてオープニングでも登場した議会でのマルコム博士の台詞で終わり。

もうめっちゃ泣ける!!!

恐竜たちがなすすべもなく死んでいく姿が可哀そうすぎる・・・。噴火する島に残されたブラキオサウルスの悲しい鳴き声・・・もうつらい・・・鼻水垂れまくり・・・

そして、最後の屋敷に閉じ込められた恐竜たちがガス室ばりに拷問されるシーンも悲しい。あそこでボタンを押したくなる気持ちもわかるけど・・・本当なら、自然淘汰されたはずの恐竜たちを人間が自分たちのエゴで勝手に復活させたものだから。噴火という自然災害によって死んでしまうならばそれも仕方ないことだって思うの、分かるんですよね。

主人公たちはそれを善意で救おうとして助けて、本来は噴火で死ぬはずだった恐竜たちを見殺しにしなきゃいけない・・・っていう場面だから余計に辛いじゃないですか。
結局、善意だろうがなんだろうが、自然の流れに逆らうことは良くない…ってことが言いたいのかなぁ。ちびぞうはあそこでボタンを押さなかったクレアは偉いと思いました。

逃がしても、たくさんの罪なき人たちが犠牲になってしまうしね・・・。

かつてないほど、恐竜の価値とか、人間の尊厳とか、善意について、エゴについて考えさせられる脚本になっていて・・・涙無しでは観れません!!

マルコム博士の復帰が嬉しい!!

本人もパンフレットでまたこの役が戻ってきて幸せだと語っていましたが、ファンのちびぞうもかなり嬉しいですよ!!!

マルコム博士好きだったから、また出て来てくれて大喜び。最初と最後の議会のシーンでしか登場しませんがそれでも十分な存在感を放っていてさすがのカリスマ性でした。

続編も一応予定があるみたいなので・・・またどこかで観たい。

 

最後に一言。

ついに人間のクローンまで作ってるやん・・・これ映画別物になるやん・・・

 


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ついにプテラノドン登場!!映画『ジュラシック・パークⅢ』ネタバレ&感想

恐竜の〈知力〉は人間を超えるのか・・・

こんにちはこんばんはちびぞうです!

ジュラシックシリーズおさらいのコーナー。前記事は以下。

あの名作恐竜映画の続編!『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』ネタバレ&感想

これで以前作られた三作はすべてクリア!です!今作では1で主演を務めたアラン・グラント博士(サム・ニール)が戻ってきます!!!更に更に、ちびぞうの好きなウィリアム・H・メイシーも登場!!(もう今の若い人にはERとか言っても分からないかもしれないけどシーズン1とかで外科部長の役をしていた人だよ・・・脱線)

更に更に更に、今作でやっと出ますよプテラノドンが!

【映画情報】

【原題】 Jurassic Park III
【制作国】アメリカ
【監督】ジョー・ジョンストン
【脚本】ピーター・バックマン、アレクサンダー・ペイン、ジム・テイラー
【原作】マイケル・クライトン
【製作】ラリー・J・フランコ、キャスリーン・ケネディ
【製作総指揮】スティーブン・スピルバーグ
【撮影】シェリー・ジョンソン
【編集】ロバート・ダルバ
【音楽】ドン・デイビス
【テーマ音楽】ジョン・ウィリアムズ
【出演([]内は役名)】

  • サム・ニール[アラン・グラント博士]
  • ティア・レオーニ[アマンダ・カービー]
  • ウィリアム・H・メイシー[ポール・カービー]
  • アレッサンドロ・ニボラ[ビリー・ブレナン]
  • マイケル・ジェッター[ユデスキー]
  • トレバー・モーガン[エリック・カービー]
  • ブルース・A・ヤング[ナッシュ]
  • ジョン・ディール[クーパー]
  • ローラ・ダーン[エリー]

【公開日(日本)】2001年8月4日
【上映時間】92分
【配給】UIP
【前作】あの名作恐竜映画の続編!『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』ネタバレ&感想
【次作】ジュラシック・ワールド
【IMDB】5.9/10.0  (およそ257,200人の評価)

【あらすじ】

パラセーリング中に遭難した少年を助けるため捜索チームがある島に向かった。しかし、そこはあの恐竜たちが棲息する島のすぐ近くだった。かつて、恐竜の島で恐怖の体験をしたグラント博士(S・ニール)。不本意ながらもチームに同行するハメになった彼の不安は案の定的中し、今までに見たこともない巨大で凶暴な恐竜と対峙することに……。【引用元:allcinema

【感想】

☆2.7/5.0

個人的にはこれが2かなって言ってもいいかなって感じ。

お子様の不自然さのない活躍とか、遺伝子操作されて新しく作られたスピノサウルスとか、博士と助手の人間模様とか、エンタメ要素もヒューマンドラマも深みも戻ってきたな!って感じで!

マルコム博士の浮ついたキャラ設定が闇に葬られていたり、ヒロインサラが大暴れする2と比べると全体的に良かったと思います。

おおまかなストーリー

若干allcinemaさんのあらすじは冒頭の入り方が省略されているんですよね・・・(引用しといてその言い方)

劇中では前作から6,7年くらい経っています。

2と同じソルナ島が舞台で、もう放置されてだいぶ経っています。地元の人達もこの島には恐竜がいるって把握していて近付かないような状態。

そこにパラセーリング?を楽しむ親子が事故で島に落ちてしまう的なオープニングが。

そして場面は変わり、一作目の主役だったアラン・グラント博士がエリーと結婚して息子が出来て幸せな家庭を築いていた・・・と見せかけて!!旦那は別にいたー!という意味の分からないミスリードにウキウキガッカリさせられます。

エリーの息子には恐竜おじちゃんと呼ばれている博士(笑)

今もラプトルの研究をしていて、彼らが共鳴腔と呼ばれる器官を使って仲間と会話しているんじゃないか?という話が出ます。

そこに登場する金持ち夫婦ーーー!!結婚の記念にソルナ島の上をチャーター機で飛ぼうとしていて、そのガイドとしてついてきて欲しいという話を持ち掛けてきます。研究資金を言い値で出そうと言われて、博士は渋々島へと行くことに・・・

しかしこの夫婦、金持ちだとかは全くの嘘。実はオープニングで飛んでいた親子は奥さんの方の前の旦那さんとその間に出来た息子らしく、二人の捜索をするのに嘘をついて博士をつれてきた・・・というオチ。
なので当然飛行機は島の上を飛ぶだけではなく降り立ちます。

そして一行はインジェン社が遺伝子操作で新しく作ったというスピノサウルスに襲われて何人かパクパクされつつ、親子を探します。残念ながら島に降りて来た時に父親だけパラシュートから降りることが出来ず死亡、息子は無事に二か月ほど生き延びていました・・・!(本当にすごい)

探索中に博士の助手はラプトルの卵を盗み、そのせいでラプトルたちから追われることに。
その事実を知った博士は「お前はこの島を作った奴らとなんら変わりない」と言い放ち、幻滅します。しかし助手は命をかけて子どものピンチを救い、「奴らとは違う!」というところを見せつけて死亡・・・

と、見せかけて実は生きて戻ってくる。

夫婦と、息子が無事に合流し、浜辺へ向かおうと船で川下りをしている最中も恐竜に襲われる!携帯を使って一瞬だけエリーに連絡。”サイトB”という単語だけですべてを察してくれたエリーが助けを呼んでくれて無事救出される。

良かったところ!

伏線が多くてそれをきちんと回収しているんですよね。

序盤の恐竜おじちゃんって呼ばれてる子どもも最後にエリーに電話する時に登場してハラハラの手助けをしてくれますし、助手の幸運のリュックのエピソードだったり、3Dプリンターで作った共鳴腔をラストの方で実際に使ってみたり。
それから失くした携帯電話が恐竜の腹の中にあったー!というのがちょっと笑えるエピソードになっていて、そこから連絡するためにフンを漁ろう!って流れになるのも面白かったですね(笑)毎回このシリーズは恐竜のフンを探る場面があるような・・・

あと毎回あると言えば、恐竜に襲われてピンチ!の時に別の恐竜が出てきてバトルになり、そのおかげで主人公たちは逃げおおせる・・・というのももう様式美っぽくなっている・・・(笑)

今回は子どもエリックの生存能力の高さも良かったし、ラプトルの頭の良さもすごくフューチャーされてて良かったですね。金網の隙間を見つけてそこから襲おうとしたり、仲間と会話して連携したりとか、襲った人間を少しだけ痛めつけて生きたままにしておいてそいつを餌にして別の人間をおびきだすとか・・・半端ない賢さを見せてくれています。

マルコム博士の名前も出てくる!
今作ではマルコム博士は登場しませんが、エリックが彼の本を読んだと名前を出します。若干馬鹿にされてるっぽいですけどもそこもマルコム博士らしい・・・。
ちびぞうはシリーズ通してマルコム博士が大好きなので彼が少しでも存在してるっぽい演出があってすごくうれしくなりました(笑)

それから最後に、2でも最後にチラッとしか登場しなかったプテラノドンがほとんどラプトルの次くらいに出張ってきます。こうやってシリーズごとに新しい恐竜がじわじわ登場してくるのも良いですね~

まとめ

1の次に3が面白い!!!

そしてこのラプトルの賢さが『ジュラシック・ワールド』へと繋がってゆく・・・!

ジュラシック・ワールドのシリーズはそれだけ観ても十分に楽しめる内容ですが、ちゃんとシリーズ愛があるというか、細かなところに過去作へのオマージュが沢山練り込まれてますから、旧作3本もしっかり観ておくとより世界観が楽しめると思うのでオススメです!(*’ω’*)

 

 


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画像引用元:IMDb

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あの名作恐竜映画の続編!『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』ネタバレ&感想

そして何かが生き残った・・・

どうもこんにちは、こんばんは。ちびぞうです。

ちょっと間が開いてしまいましたがジュラシックシリーズのおさらいの続きをしていきたいと思います~。

今作は、前作では助演だったイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)を主演に迎え、なんとヒロインには若かりし頃のジュリアン・ムーア!豪華ですね~

今回も漏れなく子供のキャラクターが登場します。どんな感じに活躍するのかが楽しみですね~

【映画情報】

【原題】The Lost World: Jurassic Park
【制作国】アメリカ
【監督】スティーブン・スピルバーグ
【脚本】デビッド・コープ
【原作】マイケル・クライトン
【製作】ジェラルド・R・モーレン、コリン・ウィルソン
【エグゼクティブプロデューサー】キャスリーン・ケネディ
【撮影】ヤヌス・カミンスキー
【美術】リック・カーター
【音楽】ジョン・ウィリアムズ
【編集】マイケル・カーン
【衣装デザイン】スー・ムーア
【視覚効果】インダストリアル・ライト・アンド・マジック
【字幕】菊地浩司
【古生物学コンサルタント】ジャック・ホーナー
【出演([]内は役名)】

  • ジェフ・ゴールドブラム[イアン・マルコム博士]
  • ジュリアン・ムーア[サラ・ハーディング]
  • ピート・ポスルスウェイト[ローランド・テンボー]
  • アーリス・ハワード[ピーター・ラドロー]
  • リチャード・アッテンボロー[ジョン・ハモンド]
  • ビンス・ボーン[ニック・ヴァン・オーウェン]
  • バネッサ・リー・チェスター[ケリー・カーティス]
  • ピーター・ストーメア[ディエター・スターク]
  • ハーヴェイ・ジェイソン[アジャイ・シドゥ]
  • リチャード・シフ[エディ―・カー]
  • トーマス・エフ・ダフィ[Dr. ロバート・バーク]

【公開日(日本)】1997年7月12日
【上映時間】129分
【配給】UIP
【映倫区分】
【前作】あの恐竜シリーズはここから始まった!映画『ジュラシック・パーク』ネタバレ&感想
【次作】ジュラシック・パークⅢ
【IMDB】6.5/10.0  (およそ325,400人の評価)

【あらすじ】

コスタリカの沖合いに浮かぶ離れ小島、ロス・シンコ・ムエルタス。そこは“サイトB”と呼ばれる、<ジュラシック・パーク計画>において恐竜をクローン生産させるための拠点だった。ところがハモンドの会社は倒産寸前で、この危機を救おうと甥のルドローは恐竜を生け捕り、見せ物にする計画を発表する。マルコム

はハモンドに探検隊のリーダーを依頼されたが、一度は断った。だが恋人の恐竜学者サラがすでに出発したことを知り、慌てて彼も“サイトB”へ向かうのだが……。【引用元:allcinema

【感想(ネタバレもするよ!)】

☆2.5/5.0

けっこう酷評されているっぽい本作ですけども、やっぱり前作が名作すぎてファンのおめめもだいぶ上を向いていたんでしょうねーーーー。

私的には、ジュリアン・ムーア扮するヒロインのキャラが微妙だな・・・と思った以外はまぁまぁ普通に楽しめました。

おおまかなストーリー

今回の舞台はコスタリカ沖のサイトBと呼ばれるソルナ島。

島でバカンスを楽しむ金持ち一家の娘が襲われしまうシーンから始まる。

前作の四年後という設定で、この島は前作の島とは違う島なんですけども、どうも前作のパークを作る時に恐竜を繁殖させるために利用していたのがこの島だったらしい。

パークが壊滅状態になってから、恐竜を自然に返していたらしい。

四年前のパークの事故によって会社が傾きかけて、サイトBで一儲けしようとする輩がいるらしくハモンド氏はそれを止めたいと思っている。(甥っ子もサンディエゴでパークを開こうと画策している)
オープニングの金持ちの娘が襲われた事故のせいで島の存在が世間の目に触れるのは間もなく。島を守るには世論の応援がいるし、そのためにはナマの記録が必要だということで、マルコム博士に島の調査の依頼をする。

マルコム博士は恐竜の恐ろしさも知っているし断るつもりだったが恋人サラが島へ入ってしまったと知り、調査隊ではなく救助隊として島へ向かう事にする。

ドキュメンタリー作家、野外装備専門家、古物学者、マルコム博士。そしてうっかり船に忍び込んだ元妻との娘ケリーも加わって、また島にやってきた恐竜を捕獲しようとする奴らとの敵対もあったりなかったりしてドタバタする。

T-レックスの赤ちゃんを捕獲したことでT-レックスに母性があると証明されるくだりがあったり、町に運び込まれたT-レックスが大暴れしたり、なんとか船で島へ帰したり・・・

そんな感じでした。(雑)

良かったところ!

物語のまとめが雑になってしまった(笑)一応、観ながら全部の流れはメモってたんですけども力尽きてしまいましたね・・・。

良かった点。個人的には

  • マルコム博士がまた足を痛めてる!

ってところが好きでした(笑)1の時も博士は足を痛めていて役立たずだったんですよね(笑)そして今回も足を痛めているという(笑)一緒に観ていた母が「この人足が長いからやられちゃうんだね」的なことを言っていて妙に納得(笑)

あとはまぁ恐竜が良かった・・・。

  • ラプトルはやっぱり頭がイイ!

小屋に逃げ込んだ人間を襲おうと、地面を掘り出すシーンなんかは「か、賢い・・・!」と恐ろしくなりましたね。さすが、人間と同じように地球を支配したかもしれないほどの知力を持っているだけあります。

  • 敵が大して恐竜の名前を言えない演出

恐竜を捕獲しようとしていた人たちは、博士たちや1の子ども達と違って全く恐竜の名前を憶えていないし、正しく読むことも出来ない。そこに恐竜に対する愛のなさとか興味のなさが演出されていて、金のためだけにやっているって感じが敵らしくて出て良かったですね。

ツッコミどころも多い!

ヒロインに対するアレコレなんですけども、おま俺って感じで書いて(描いて?)くださっている素敵ブログさんがあったのでご紹介しておきますね(笑)

ジュラシックパーク史上もっとも悪質なヒロイン・サラに発狂するブログ(まめきちまめこ様)

個人的には、子ども達の活躍が嬉しかった1と比べて、今作のマルコム博士の娘ケリーちゃんの活躍はジェッキーチェンばりに鉄棒スキルとキックスキルを結合させてラプトルに鋭い蹴りをぶち込むという・・・ちょっと無理げな活躍だったので笑ってしまいました。

活躍って肉弾戦かよ!!!っていう。

まとめ

ツッコミどころは満載とはいえ、まだまだ恐竜が出てくるぞ~の演出は面白いですしドキハラもあるので全然楽しいです!

これ、まだ3もありますからね。ここで息切れせずに続いていきましょう。

(ただもう3はスピルバーグ監督じゃないんだよな・・・そこだけが不安)

 

 


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あの恐竜シリーズはここから始まった!映画『ジュラシック・パーク』ネタバレ&感想

6500万年を翔けた夢とアドベンチャー!

ジュラシック・ワールドの2が公開ということでね、ちびぞうは過去作を観てるのか観ていないのか曖昧な感じだったのでこの機会に全ておさらいしましたー!

ジュラシックの記念すべき一作目!

主演には最近、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』や『トレインミッション』などにも出演しているサム・ニール!助演には『ザ・フライ』でハエ男を演じたジェフ・ゴールドブラム

90年代の最先端のSFXがものすごい!それから、このシリーズでは毎回子どもが活躍するところも注目です!

【映画情報】

【原題】Jurassic Park
【制作国】アメリカ
【監督】スティーブン・スピルバーグ
【脚本】マイケル・クライトン、デビッド・コープ
【原案】マイケル・クライトン
【製作】キャスリーン・ケネディ、ジェラルド・R・モーレン
【撮影】ディーン・カンディ
【美術】リック・カーター
【編集】マイケル・カーン、スタン・ウィンストン、デニス・ミューレン、フィル・ティペット、マイケル・ランティエリ
【音楽】ジョン・ウィリアムズ
【字幕】戸田奈津子
【出演([]内は役名)】

  • サム・ニール[アラン・グラント]
  • ローラ・ダーン[エリー・サトラー]
  • ジェフ・ゴールドブラム[イアン・マルコム]
  • リチャード・アッテンボロー[ジョン・ハモンド]
  • アリアナ・リチャーズ[レックス]
  • ジョセフ・マッゼロ[ティム]

【公開日(日本)】1993年7月17日
【上映時間】127分
【配給】UIP
【映倫区分】
【次作】ロストワールド/ジュラシック・パーク
【IMDB】8.1/10.0  (およそ738,400人の評価)

【あらすじ】

大富豪ジョン・ハモンドの招待で、古生物学者グラントとサトラー、そして数学者マルコムが南米コスタリカの沖合いに浮かぶ島を訪れた。そこは太古の琥珀に閉じ込められたDNAから遺伝子工学によって蘇った恐竜たちが生息する究極のアミューズメント・パークだったのだ。だがオープンを控えたその“ジュラシック・パーク”に次々とトラブルが襲いかかる。嵐の迫る中、ついに檻から解き放たれた恐竜たちは一斉に人間に牙を剥き始めた。【引用元:allcinema

【感想(ネタバレもするよ!)】

☆3.8/5.0

いやーー面白かった!!

もしかしたら過去に観た記憶があったのはテレビで流れていたのをチラ見してた程度で、しっかりと最初から最後まで観ていたわけではなかったのかもしれませんーー。

おおまかなストーリー

コスタリカの西に位置するヌブラル島が舞台。

ハモンドさんというお金持ちのおじーさんが作ったジュラシックパークで檻に入った恐竜にスタッフが食べられちゃう事故が起きて、その事故が原因でオープンできないかもという危機に陥り、主人公を含めた3人の学者を呼んで島を見てもらい「このパークは大丈夫!」というお墨付きをもらおうとしたのが物語の始まり。

ちなみに恐竜は、琥珀の中に閉じ込められていた蚊が吸っていた血からカエルなどのDNAを補って復活させたクローン。

島で雇われていた技術者のデブが悪者と手を組んでいて、恐竜のDNAを盗むために警備システムをオフにしてしまう。そして高圧電流の網なども破られるわ暴風雨が来るわで恐竜も逃げ出して島はパニックの阿鼻叫喚に!!

ちなみにパーク内の恐竜は全てメスで、博士たちが孵化させるもの以外は繁殖出来ない仕様になってたハズなんですが「生命は繁殖する道を探し出す」というマルコム博士の言葉通り、恐竜たちはメスのみだとオスに変化するというカエルの遺伝子を使って繁殖できるように進化していた!!

3人の学者に遊びに来ていたハモンド氏の孫2人が加わって、襲い来るラプトルからなんとか逃げる、逃げる、逃げる。

そしてハッカーの知識もあるレックスが最後にパークのセキュリティを復帰させる!

ラストバトルでは2匹のラプトルに襲われてピンチ!!な時にT-レックスさんが乱入してくれて事なきを得る!という感じでした。

無事、助けが来て帰るシーンで終了。

好きなところまとめ!

  • 開始直後、弁護士の人が話しながら歩いててズルッてコケるシーン。
  • 化石掘りのシーンが楽しそう!
  • 恐竜は鳥に進化したという説(そもそもラプトルという名前が猛禽、という意味)が、エンディングに効いてくる演出
  • どうやって恐竜を蘇らせたかをアニメーションで見せてくれるアトラクションで、そのアニメに登場する遺伝子を模したっぽいキャラクターが可愛い
  • パーク内を見るツアーがスタートしてもなかなか恐竜の姿が見えないところが良い
  • 基本的にCGもすごいし人形もすごくよく出来てる!!
  • マルコム博士のブイブイ言わせてる感じ好き。「将来の離婚相手を探してる」ってセリフが最高。
  • 恐竜が近付いてくる時、地響きが聞こえてくる前にコップの水や水たまりに波紋が広がる
  • さっきまでいた山羊が消えた!と思ったら上から肉塊が降ってくる
  • 車の外から中を覗くT-レックスの瞳孔だけが動くシーン細かい。そこからの本気咆哮がかっこいい。
  • 弁護士がトイレに逃げ込んだら建物の壁全部壊されて便器に座ってる弁護士だけ丸見えになってパクーされる
  • 姉弟の姉の方の名前がレックス(恐竜から取ったのかな?)
  • 悪いデブが可愛い恐竜だと舐めてかかったディロフォサウルス(エリマキトカゲみたいなやつ)に殺されるシーン
  • 蚤の市でサーカスを作ったハモンドじいさんの「本物を作りたかった」という切ない話からの、「恐竜を管理すること自体が間違い、人の命より重い夢なんてない!」と説教される場面
  • ラプトル二頭と姉弟が厨房で戦うシーンも鏡を使ったトリックで騙したり楽しい
  • 子どもたちがそれぞれの能力を使ってピンチを切り抜ける

まとめ

結構たくさん羅列してしまいましたが、まとめて言えば

演出が最高!!!

ってことなんですよね!

直接見せて怖がらせたり、突然出てきてビビらせるとかそういう感じではなく、あえて姿は見せない、残虐なシーンは隠す、そしてジワジワと確実に「何か恐ろしいものが近付いてくる」という感覚を増大させていく…。

この見せない演出だったり、すごく上手だなぁと思いました。アイディアがたくさん詰まっていて、恐竜に襲われるよ!という一言で言えばとてもシンプルに収まってしまう事の連続でも、どのシーンも飽きが来なくて新鮮に楽しめる。

グロイシーンもうまいこと隠されているのでお子様もそんなにショックを受けないだろうし、大人から子どもまで万人が楽しめる、本当に良い映画だと思います!!

ちびぞうは、ブイブイ言わせてそうだったのに足を怪我して役立たずになったマルコム博士が大好きなので、ぜひ続編にも出てきて欲しい!!と思っています!!

 

 


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画像引用元:映画.com

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憧れのテーマパークが再び!映画『ジュラシック・ワールド』感想&ネタバレ

あのテーマパークが、ついにオープンする。

ジュラシックシリーズは正直チラッとしか観た記憶がなく・・・どの作品をどれくらい観たかとかが定かではないんですよね(笑)もしかしたら一作もまともに観た事がないかもしれません(笑)

『炎の王国』に合わせて全作おさらいしてまいりました!!どうも!ちびぞうです!

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ついにプテラノドン登場!!映画『ジュラシック・パークⅢ』ネタバレ&感想

ちびぞうが恐竜の中で一番怖いなぁと思っているのは「ディフォロサウルス」という名前のわりと小さめで可愛い体をしているのにも関わらず、突然エリマキトカゲのようになって毒を吐いて来るヤツです。デカいの一体に襲われるよりも、ああいう系に囲まれる方が怖い(笑)

パンフレットはこんな感じ。

いたってノーマルな縦長A4サイズ。写真ではわかりにくいですが、恐竜マークとタイトル部分はエンボス加工がしてあって浮き出ています!34Pで税抜き667円。まぁまぁ普通ですかね。

キャラクター紹介以外にも、恐竜たちの紹介なんかも載っているので恐竜好きには興味深いと思います!!(笑)