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三つの映画系漫画『怒りの~』『私と彼女の~』『木根さん~』を比較してみた!

どうも!ちびぞうです!( ´ސު`)

他にも映画系の漫画はあるかもしれませんが、パパっと目に付いた3作品を比較してみました!

この三種類ですねー!

『怒りのロードショー』

『私と彼女のお泊まり映画』

『木根さんの1人でキネマ』

まずは、

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【後編】漫画『怒りのロードショー』あらすじ&感想

こちらの記事は前回の、【前編】漫画『怒りのロードショー』あらすじ&感想から続いています!ぜひともそちらから先に読んできてくだされ。

まずは人物紹介から!

主人公的立ち位置。映画愛に一番溢れ、マニアックな知識も一番多い印象。ただし、『タイタニック』のディカプリオにお熱な女子を嫌う傾向も。

シェリフの妹。小学生とは思えぬほどの映画の知識を持っている。お兄ちゃん(シェリフ)と仲良しで、よく映画のセリフを言い合って遊んでいる。名前の由来は『オズの魔法使い』から。

シェリフの友達。ゾンビ映画をこよなく愛す。ある程度、シェリフと同じ程度には映画に詳しい。

怖い映画が苦手。いつも大体中立の立場で、諍いが起きると「まぁまぁ、人それぞれじゃない」となだめる役目(笑)

映画好き、俳優好きと言いつつも好きな俳優の映画は1本か2本くらいしか観ていないいわゆるにわか勢。プリキュアと、幼女が好きでシェリフの妹、トトちゃんと会うのが楽しみ。でも、ついていけなくてもみんなと映画の話をするのが好き。地味に家の中では姉に罵倒されたり可哀想な一面も。

映画通ぶってるヤツ(評論家気取りで文化人気取りでカンヌ・ヌーベルヴァーグ・コーエン兄弟・タランティーノ・ミニシアターって言葉が大好きな人)が大嫌いで、自分こそが本物の映画好きだと疑わない嫌なヤツ。黒澤明監督を崇拝していて、現れるたびに嫌味を言ってくる。

いわゆるDQN(笑)特に映画が好きなわけでもないけれどなぜかシェリフたちの仲間に入ろうとしてくる。オススメした映画に何かとケチをつける。実はゾンビ映画が苦手で泣いて逃げ出すほど。

近所の小規模DVDレンタルショップの店長。過去に画家を目指していたとかなんとか・・・。過去の思い出に浸って切ない気持ちになることが多々ある。

非常に情熱的なDVDレンタルショップの店員。店長の暗い過去を洗い流してあげたりする優しさと明るさを持ち合わせている。もしかしたら今後、店長とのラブも予想されるかも・・・?


第五話「E.T.」

スピルバーグの『E.T.』が大好きなごんぞう。オススメするも、シェリフは「ごめん。今は観る気がしないんだ・・・」と断る。そこらへんの会話を聞いていた村山がスピルバーグ批判を始めてシェリフと喧嘩になる。

なんだかんだ、トトの説得も観てみると・・・数時間後、そこには号泣するシェリフの姿が。「早くごんぞうにこの気持ちを伝えたい!!」と学校へ急ぐ。具体的な会話の内容は描かれなかったが、『E.T.』について楽し気に語っている様子の二人の姿が遠めに描かれています。ほっこり。

第六話「素晴らしき哉、人生」

ナカトミさんと店長の働くDVDレンタルショップにまさみが現れます。ナカトミさんより年上の癖に「お兄ちゃんと呼んで!」と無茶ぶりするまさみ。まさに変態。まさみと入れ違いでごんぞうも現れます。観たかったマイナー映画がなくなってしまったと絶望するごんぞう。おすすめコーナーも作って張り切っていたのにと凹んでしまう店長。さらに村山も現れて、散々店長のオススメコーナーをこきおろしていく。店長がすっかり自信を無くしてしまったところにシェリフとトトが現れ、ここのオススメラインナップは素晴らしいね!とベタ褒め。

「うぉおおおこの店は絶対に潰さないぞぉおお」と意気込む店長(笑)

第七話「ホーム・アローン」

「ホーム・アローンは何度観ても面白いなぁ」と自宅で映画観賞を楽しむトト。シェリフは用事で出かけてしまいます。その時、「世の中には悪い奴もいるんだし、ごんぞうやヒデキなら上げてもいいけど」と言い残していきます。そこへ、ロリコン変態のまさみが登場。家に上げてくれないかと頼むまさみに、シェリフの言いつけを思い出し、自分一人の家にはどうしてもまさみをあげたくないトト。

「ホーム・アローンのように知恵を絞って行動するんだ!」

と「今から玄関前の草むしりをしてきて!」とお願いするトト(笑)

しかし、玄関前には思った以上に草がなく、すぐに「じゃああがってもいいかな?」とあがろうとするまさみ。そこで、困り果てたトトは最終手段として

「帰って・・・」とド直球で言う(笑)

かなしげに帰るまさみ。しかし、途中でシェリフに会って再び戻ってくる。気まずそうにするまさみに、笑顔でトトは「どうぞあがってください」と言う。ほっこり(笑)

第八話「つよく、やさしく、美しく」

プリキュア大好きなまさみのオタクの一面を、まさみの姉に罵倒されるシーンから始まる。彼はなかなか姉に厳しく扱われている様子。

一方、学校でもオタク仲間に「なんでシェリフ達なんかとつるんでいるの?」と聞かれたり、村山に「プリキュアは偽善クソアニメだ」とアニメ全般を否定されてしまう。そこに、シェリフが現れ「お前の尊敬している黒澤明監督もジブリアニメが大好きなんだぞ」と言われうろたえる村上。

結局、どんな映画が好きだってことよりも、こいつらと一緒にいることが好きなんだなぁと気付いてほっこりするまさみ。いい話だった。

プリキュア談義も面白くて、私はあまり観ないけど少し興味が湧いた(笑)

第九話「ニュー・シネマ・パラダイス」

レンタルDVDショップの店長と、店員のナカトミさんをクローズアップしたお話。高台で酔拳からの鶴の構えをするナカトミさんを発見する店長。そこから二人の雑談が始まる、過去は良かったなぁどうのこうのと語る店長に対し

「その話、面白くないです」

と言い切るナカトミさん。懐古に浸り、昔の方が楽しかったみたいで不愉快になった様子のナカトミさん。

「私といてもつまらないですか?私といる時が一番楽しいって言ってくれないと不愉快です!

と宣言するナカトミさん。うろたえてそのまま復唱する店長(笑)じゃあとりあえず、DVDでも観に行きますか!とレンタルショップ店へ。そこでは、いつものように村上とシェリフの言い合いが勃発する・・・。きっかけは、まさみの「店長、何かオススメはありますか?」という一言。ここで店長は『ニュー・シネマ・パラダイス』をオススメする。しかし、そこで村上が辛口で反論。ここからは引用します。

村山「うっわ~~~・・・ニュー・シネマ・パラダイスかよ・・・。それを自慢気に紹介する人間にはなりたくないな」

トト「え・・なに・・あの人・・・」

村山「『ニュー・シネマ・パラダイス』って・・・にわか映画通どもの大好きな「にわか映画だろぉ~~~」。『ニュー・シネマ・パラダイス』を好きって言うのは「自分は全然映画を知らないにわかのファッションバカです」って自己紹介してるようなもんだ。恥を知れ」

村山「『ニュー・シネマ・パラダイス』とかヒッチコックの『めまい』とか『タクシードライバー』とか、そういう「にわか映画」を好きって言ってるにわか映画通ほど恥ずかしいものはないよなぁ」

シェリフ「ひどい偏見だな・・・」

ヒデキ「そんなこと言ってたらどの映画も好きって言えなくなるよ」

ごんぞう「やれやれあいかわらず偉そうな奴だぜ」

村山「は?なに善人ぶってる偽善者ども。オマエらも『タイタニック』が好きなデブの女をバカにしてただろーが

四人「うっ!!!!」

トト「え・・・そうなの?シェリフお兄ちゃん・・・」

シェリフ「いやちがうんだよ!『タイタニック』は実際に起きた事故でたくさんの人が亡くなった悲しいパニック映画なのにさ。ディカプリオかっこいいとかあんな恋愛したいとかしか言わないからさ・・・!!」

トト「だって『タイタニック』はただのパニック映画じゃなくてイケメン恋愛映画でしょ?そういう感想をもつ人も普通にいるでしょ

シェリフ「うっ・・・」

トト「シェリフお兄ちゃんが『タイタニック』の恋愛部分がキライなだけじゃない

シェリフ「(ガクッ)うう・・・ごめんなさい・・・」

村山「いやシェリフ、お前は正しい。『タイタニック』を見てあんな恋愛したいとか言ってる女はバカに見えるよなぁ!!それにシェリフ・・・お前は『コマンド―』ではしゃいでるにわかシュワファンが許せないとも言っていたな。わかるよ。にわかシュワファンが「コマンド―コマンド―」ってウザいよなぁ。お前はオレと同じだよ。善人ぶるのはやめてオレ達は正直になろうぜ」

シェリフ「いや・・・オレはもう『タイタニック』好きの女子をバカにしない!!『コマンド―』が好きなだけのシュワファンもシュワ仲間だ!!」

村山「偽善者が!!!・・・ではこれで失礼する

まさみ「正直なのはいいけど村山は映画の悪口ばかりなのがなぁ・・・」

トト「シェリフお兄ちゃん・・・」

シェリフ「トト・・・よく考えたらオレもセガール好きだけどセガールの映画を半分も見てないにわかセガールファンだしな・・・反省したよ」

まさみ「じゃあオレもにわかシュワファンだから『コマンド―』と『ターミネーター2』以外のシュワ映画は見なくていいんだな」

シェリフ「え・・・シュワが好きなら他のシュワ映画もたくさん見てシュワを応援しなきゃダメだろ――っ!!シュワリズム宣言!!!

というオチ(笑)

場面は変わってラスト。スマホを片手に、頑張ってナカトミさんを映画に誘おうと奮闘する店長の場面で終わり。

 


それぞれ、出て来た映画の名前も多く、話もわりとごちゃごちゃしてるので私個人のコメントは挟むことが出来ませんでしたが、大体はこんな感じでした。

最後の話はものすごく考えさせられるものがあったなぁ。

映画好き仲間で話していると出てくる、あるあるというか。みんながみんな、どの映画をどの視点で楽しむかは人それぞれなのに、それが許せなかったり、知識度でまるで自分の方が上!と優越感を得たりする人もいたりして、「映画好き」というただそれだけをシンプルにクローズアップしても、実はものすごく奥深いな・・・と。

長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方いましたら、ありがとうございました!!

 

 


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【前編】漫画『怒りのロードショー』あらすじ&感想

どうも!ちびぞうです!!( ´ސު`)

くだらない、タメにならない、映画愛に溢れたムダ話の数々。

これが映画バカの青春だ!!

映画に関連する漫画のご紹介、その3!!!その名も

怒りのロードショー

著者はマクレーンさん、新都社「月刊コミックニート」KADOKAWA「ComicWalker」にて連載中だそうです。

この作品もWEB漫画から人気が出て発行された作品だそうですね!

ご本人による公式サイトは【こちら】

 

ストーリー

※こちらのお話は2014年春~2016年夏のお話だそうです。

男子高校生4人+αの面々が映画について色々とアツく語っていく・・・それだけです(笑)

全体的にマニア向けな内容っぽい雰囲気が漂っています。

登場人物

主人公的立ち位置。映画愛に一番溢れ、マニアックな知識も一番多い印象。ただし、『タイタニック』のディカプリオにお熱な女子を嫌う傾向も。

シェリフの妹。小学生とは思えぬほどの映画の知識を持っている。お兄ちゃん(シェリフ)と仲良しで、よく映画のセリフを言い合って遊んでいる。名前の由来は『オズの魔法使い』から。

シェリフの友達。ゾンビ映画をこよなく愛す。ある程度、シェリフと同じ程度には映画に詳しい。

怖い映画が苦手。いつも大体中立の立場で、諍いが起きると「まぁまぁ、人それぞれじゃない」となだめる役目(笑)

映画好き、俳優好きと言いつつも好きな俳優の映画は1本か2本くらいしか観ていないいわゆるにわか勢。プリキュアと、幼女が好きでシェリフの妹、トトちゃんと会うのが楽しみ。でも、ついていけなくてもみんなと映画の話をするのが好き。地味に家の中では姉に罵倒されたり可哀想な一面も。

映画通ぶってるヤツ(評論家気取りで文化人気取りでカンヌ・ヌーベルヴァーグ・コーエン兄弟・タランティーノ・ミニシアターって言葉が大好きな人)が大嫌いで、自分こそが本物の映画好きだと疑わない嫌なヤツ。黒澤明監督を崇拝していて、現れるたびに嫌味を言ってくる。

いわゆるDQN(笑)特に映画が好きなわけでもないけれどなぜかシェリフたちの仲間に入ろうとしてくる。オススメした映画に何かとケチをつける。実はゾンビ映画が苦手で泣いて逃げ出すほど。

近所の小規模DVDレンタルショップの店長。過去に画家を目指していたとかなんとか・・・。過去の思い出に浸って切ない気持ちになることが多々ある。

非常に情熱的なDVDレンタルショップの店員。店長の暗い過去を洗い流してあげたりする優しさと明るさを持ち合わせている。もしかしたら今後、店長とのラブも予想されるかも・・・?

第一話「キャラクター」

タイタニックのディカプリオがカッコいいと話すおデブ女子高生たちを冷めて見つつ、パイレーツオブキャラクターのジャック・スパロウから話が始まり、あの映画にはこの主演がぴったりだったと話が展開していく。

シュワちゃんのファンだと言うまさみが実はシュワちゃんの映画を少ししか観ていない事が発覚。『コマンド―』を観てないくせにシュワ好きと名乗れるのか!!と激怒するシェリフ。

そこから、途中で村山が乱入し、コマンド―批判が始まりシェリフと喧嘩になる。ヒデキがまぁまぁとその場を収め、何故かまさみが「人は結局・・・分かり合うことなんて出来ないんだな・・・」とまとめて終了(笑)

第二話「ゾンビ」

まさみが登校中のごんぞうをゾンビのように襲い掛かる場面から始まる。そこからごんぞうのゾンビ語りが始まるが(走るゾンビが好きじゃない等)、ここでまたまさみが大してゾンビ映画を観ていない事が発覚。まさみは走るゾンビが好き、ごんぞうは走らないゾンビが好き、そこに七時間しか寝ていなくて眠そうなシェリフが登場(笑)

そろそろ走らないと遅刻だよ!!と焦るヒデキ。まさみにシェリフがしがみついてまさにゾンビ化(笑)二人一緒に遅刻というオチ。

第三話「クラトゥ バラダ ニクトゥー」

シェリフの妹、小学生のトトちゃん初登場!!「クラトゥ バラダ ニクトゥー」という『地球が制止する日』に登場する呪文をなんとか覚えようと必死なシェリフ。その流れで、一度観た映画も内容を忘れてしまえば観てない事になるのでは・・・という葛藤にかられる。そして、一度観たものも観に行こうとおててつないでレンタル屋に向かうシェリフとトト。本当に仲が良くてこの二人にはほのぼのしますねー!

結局色々話すうちに、トトに「クラトゥ?」と聞かれ続きが思い出せなく苦悩するシェリフ(笑)

Episode Ⅳ「ジャー・ジャー・ビンクス」

スター・ウォーズの新たに仲間になるジャー・ジャー・ビンクスがウザいよねって話しているところでDQNのザコ助が登場。なぜか仲間に入れてくれよぉ、とシェリフの家に行くことに。オススメする映画全てにケチをつけるザコ助にバカでも観れる映画・・・と『ドーン・オブ・ザ・デッド』を観せてみるシェリフ。しかし意外にもざこ助はホラー映画が苦手で、泣きながら裸足で家を飛び出してしまう。裸足にガラスが刺さっていてぇ~、いてぇ~、というオチ(笑)

 


さて、長くなって来てしまったのでここで前編・後編として分けさせて頂きたいと思います!!あまりの情報量に私がコメントを挟むと大変な長さになってしまうのであえてストーリーの紹介のみさせていただきましたー!

明日に後編をアップ予定ですのでお楽しみに!!( ´ސު`)

 


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【後編】漫画『木根さんの一人でキネマ/1巻』あらすじ&感想

どうも!ちびぞうです!やっと後編ですねー!

こちらの記事は前回の、【中編】漫画『木根さんの一人でキネマ/1巻』あらすじ&感想から続いています!

第5話と、第6話で一巻が終了となります!

ではでは、木根さんと佐藤さんのドタバタ同居キネマコメディ開幕開幕~~(*´ω`*)

あらすじのあとに紫文字で書いているのが私のコメントです^^

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【中編】漫画『木根さんの一人でキネマ/1巻』あらすじ&感想

こちらの記事は、【前編】漫画『木根さんの一人でキネマ/1巻』あらすじ&感想の続き、中編になります~( ´ސު`)

さてでは、次は3話と4話ですね!!

今回から、

熱い映画好きということを隠して外では完璧なキャリアウーマンに擬態している木根さんと

普段あまり映画を観ない、穏和で物静かな、ドンパチするだけのアクション映画を超生真面目に分析しまくる真面目タイプな佐藤さん(旧姓水城さん)との

ドダバタ同居キネマコメディ

開幕です!!

あらすじの後に紫文字で書いてある文が私の感想になります!

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【前編】漫画『木根さんの一人でキネマ/1巻』あらすじ&感想

映画愛、ほんとは1人哀。

木根さんのキネマコメディ、開始!

映画に関連する漫画のご紹介、その2!!!その名も

『木根さんの一人でキネマ/第1巻』

作者はアサイさん、白泉社のジェットコミックスから発売されています。

税抜き600円。

あらすじの後に紫色で書かれてるのが私のその映画についてのミニ感想です。

全部で6話と少なめなのですが、『私と彼女の~』よりも一話分の内容が濃いので今回は、前編ということで1話~3話まで書いていきます。と、思いましたが思ったよりも長くなってしまうので1話と2話だけで前編・中編・後編の構成にさせてください><。

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漫画『私と彼女のお泊まり映画/1巻』あらすじ&感想(後編)

こちらの記事は、漫画『私と彼女のお泊まり映画/1巻』あらすじ&感想(前編)の後編になります~( ´ސު`)

さてでは、次は6話~10話ですね。

可愛くて天真爛漫な小春ちゃんと、

クールビューティな麻由美ちゃんの、

ほっこりまったりお泊まり映画会の続きです( ´ސު`)

第6話:ムトゥ 踊るマハラジャ

食材が切れたのでコンビニて良いかと聞くと「一緒にスーパーへ行く踊り」を踊りながら近づいて来る小春ちゃん。どうやらさきほど観たインド映画『ムトゥ 踊るマハラジャ』に影響されてしまったようです。麻由美ちゃんの「(インド映画は)類を見ないね」という感想に笑いました(笑)

スーパー内でも身振り手振り怪しいダンスを踊る小春ちゃん(笑)

なぜ食材が切れていたのか聞くと、最近バンドメンバーが家に来るから、と答える麻由美ちゃん。最後に怪しげなダンスを踊りながら「これは”一番の親友は私ですけどね”の踊り」と言う小春ちゃん(笑)可愛い(笑)


インド映画って大きく分けると北のヒンディー語圏のヒンディー映画と、南のタミル語圏のタミル映画とに分けられます。この踊るマハラジャはまさにタミルを代表する作品で、派手な踊りと歌が印象的です。かつて日本でインド映画ブームが起きた時の火付け役がこの作品だったようですね。

(私は観てないですが(笑))

『きっと、うまくいく』を筆頭にしたヒンディー映画は比較的歌も踊りも少なくて、地味な作風のものも多いのでそちらが大好きな私ですが、そろそろタミル映画にも手を出したいところ。本当に踊り出すほど楽しいのかな?(笑)

第7話:トレマーズ

観終わったとたん、床の下を気にし始める二人(笑)小春ちゃんなんてテーブルの上に乗ってまで床下を警戒しています(笑)

しかしそれは『トレマーズ』を観たからえいきょうされたというわけではなく、家の中にGが出たから!!ペットボトルの下半分を切ってうまいことGに被せ、上の口から殺虫剤を注入する・・・という方法で退治した小春ちゃん。普段はクールビューティな麻由美ちゃんですが、どうにもゴキブリが苦手なところが可愛らしい(笑)


巨大生物が地下から・・・というSF?もんすたー?パニック?ですよね?(観たこともないしあまり興味もなかった)1990年の公開・・・なるほど、けっこう古い。主演が若かりし頃のケヴィン・ベーコンさんなので少し興味が湧いてきました。

というかこの二人の映画のチョイスが毎回バラエティに富んでですごい(笑)

そして今回の話があまりに映画の内容に触れてなくて笑ってしまいます(笑)一応、地下の巨大生物「グラボイズ」は視覚器官が退化してる代わりに地面からの振動で察知する・・・というところから、2人が動きを止め静かに敵(G)の動きを探ろうとしていた・・・ということなのかな(笑)

第8話:ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

観終わって号泣モードな小春ちゃん。相変わらず麻由美ちゃんの方はクールな無表情。私だって感動したよ!と麻由美ちゃんが語り出すと「え?それは違うでしょ?」と小春ちゃんが反論をし始め、そこから解釈の違いで喧嘩に発展。

空気が悪くなりかけるけど、すぐに仲直り。映画を観るのと同じくらい感想を言ったり意見を交わし合うことが好きだな、と名言で〆る麻由美ちゃん。


確かこの映画はアメリカの同時テロ事件を受けてのお話でしたよね。実話ではなかったような・・・。心温まるストーリーで泣ける、という噂は聞きますが未見です。なんとなーーーーく避けてたんですけども、今度観てみようかなぁ。

麻由美ちゃんの最後の意見は私も大賛成。昔、映画の感想の食い違いで喧嘩に発展したことがあったのを思い出して懐かしくなりました(笑)あるあるですよね(笑)

第9話:ドーン・オブ・ザ・デッド

珍しく買い物に出ている二人。どうやら麻由美ちゃんのバンドがライブをするらしく、そのバンドの時に着るTシャツが欲しいってことで、小春ちゃんがお付き添い。ショッピングモールと言えば、こないだ観た「ドーン・オブ・ザ・デッド」が~とゾンビトークに。

逃げるのも無理だし、かといって生きたまま食べられるのもキツい。それなら楽に感染してゾンビになっちゃうのが一番じゃないかという話になり、麻由美ちゃんが「それならどっちかが感染したら意識があるうちに片方に唾液をあげようよ」と提案、それって、と小春ちゃんが続けようとしたところでバンド仲間と遭遇!行ってきなよと気遣った小春ちゃんがぽつんと寂しそうに見てるところで終わり。


出たーゾンビ映画の金字塔、『ゾンビ』のリメイク版。走るゾンビが登場する衝撃作ですね。私の記憶では『28日後・・・』が走るゾンビの最初の作品だと思うんですが、バタリアンの方が先と言う人もいますね。しかしザック・スナイダー監督だったんですね、これ!普通に面白いと思います。でも私もやっぱりゾンビは走るべきでない!派です。群衆で個性が埋没しているゾンビの恐ろしさはあのゆっくりとした動きだからこそだと思います!!!!

ちなみに私のオススメゾンビ映画は『アンデッド』というB級作で知名度も評価もそんなに高くないんですが、私はこれかなり好きです。普通のゾンビ映画とは少しだけ方向性が違うというか。ゾンビ好きで観てないって人には、面白さの保証は出来ませんがぜひ一度観ていただきたい(笑)

第10話:幸せのレシピ

一週間ぶりに麻由美ちゃんの部屋に訪れた小春ちゃん。久々に来てみると漫画やらの本棚が一つ増えています。「急に本とかが増えたのは皆が置いて行ったせいだよ」と説明を受けてまた地味に嫉妬していそうな小春ちゃん。昔(高校時代)は”孤高の巨乳”と裏で呼ばれ(その事実を麻由美ちゃんは知らなかったらしい)、人を寄せ付けないオーラを放っていたのに、今じゃすっかり変わったよね。と拗ね気味な小春ちゃん。

クールビューティな麻由美ちゃんに似合うと思って借りた今回の『幸せのレシピ』。本来ならこういう系の映画は大好きなはずの小春ちゃんですが、「べつにキャサリン・ゼタ=ジョーンズも変わる必要なくない?変わって新たに見つけた人生が幸せとは限らなくないか」と珍しく否定的な意見を言っています。拗ねている事に気付いた麻由美ちゃんは「私が変われたのは小春に出会ったからだよ」と一言。小春ちゃんがほっこりして、終わり。

一巻最終話は短かったですが、やっぱりほっこりする終わり方でした(笑)


キャサリン・ゼタ=ジョーンズの映画は最近観ていないんですよねぇ。どうもお料理系の映画はどれも同じような感じがしてしまって・・・、あと私があまり食に興味がない、というのもあるのでなかなか食指が伸びないんですが。この第10話を観て少し興味が出てきました。助演に私の好きなアーロン・エッカートも出ているので、そのうち観てみたいと思います!フィルマークスで早速クリップだ!(笑)

最後に

女性版ブロマンス(百合的)な雰囲気漂う世界観について行けない人はついていけないかもしれないですね~。そういうのが平気な人はほっこり出来るかもしれません。

というか、私が結構観てない映画も取り上げているので、せっかくの機会ですしここで出て来る映画もちゃんと観て感想を上げていきたいなぁとおもいました!

第二巻はまだ発売されていないようですが、そちらも出たら感想を上げていきたいと思います。

ではでは、長くなりましたが前編後編続けて読んで頂いた方、ありがとうございました!!

ちびぞうでした( ´ސު`)

 

 

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漫画『私と彼女のお泊まり映画/1巻』あらすじ&感想(前編)

ふたりで観ると、映画はもっと楽しい。

こんにちは、こんばんは、おはようございます。ちびぞうです( ´ސު`)

今回は、映画に関する漫画で気になる物を見つけたのでその大筋と感想を書いていきたいと思います!

ご紹介するのはこちら!

『私と彼女のお泊まり映画』第1巻。

作者は安田剛助さん、新潮社のバンチコミックスから発行中です。

税抜き520円。

元々はウェブコミックサイト『くらげバンチ』で連載しており、こちらはなんと登録無料で読むのも無料という・・・私も今調べて初めて知ったんですが、衝撃でした。

主に新人育成をメインに作品を掲載しているサイトらしく、人気の作品についてはこうして書籍化もされているようです。

(ただ全話が読めるわけではなく、一巻に収録されている1話~10話の中で、くらげバンチさんで読めるのは5話までのようです)

あらすじの後に紫色で書かれてるのが私のその映画についてのミニ感想です。

今回は前編ということで、1話~5話まで書いていきます。