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バラの細胞と一体化!?平成ゴジラ一発目!映画『ゴジラVSビオランテ』ネタバレ&感想

勝った方が人類最大の敵になる

『シン・ゴジラ』や『アニゴジ』でゴジラ熱が上がってきたちびぞう。地元のミニシアターで「平成ゴジラ特集」をやっていたので古い作品にも興味が湧き、観に行きました!!!!

今作は1989年の作品なので、平成ゴジラと呼ばれているものの第一弾!ということになります。しかし、日本映画のゴジラシリーズでは17作目であり、前作の1984年の『ゴジラ』から直接繋がっている続編になりますので注意が必要です!!

古い作品なので当然パンフはなし。看板はこんな感じでした!

【映画情報】

【制作国】日本
【監督/脚本】大森一樹
【特技監督】川北紘一
【原案】小林晋一郎
【製作】田中友幸
【プロデューサー】富山省吾
【絵コンテ】杉田篤彦、鈴木典孝、破李拳竜
【デザインワークス】松原裕志、創一機、福地仁、西川伸司、横山宏、ヤン・チュン
【撮影】加藤雄大
【美術】育野重一
【編集】池田美千子
【音楽プロデューサー】岩瀬政雄
【ゴジラ・テーマ曲】伊福部昭
【音楽】すぎやまこういち
【出演([]内は役名)】

  • 三田村邦彦[桐島一人]
  • 田中好子[大河内明日香]
  • 高橋幸治[白神源壱郎]
  • 金田龍之介[大河内誠剛]
  • 高嶋政伸[黒木翔]
  • 峰岸徹[権藤吾郎]
  • 小高恵美[三枝未希]
  • 沢口靖子[白神英理加]
  • 久我美子[大和田圭子]
  • 永島敏行[山本精一]
  • マンジョット・ベディ[SSS9]
  • 上田耕一[山地統幕議長]
  • 中田博久[小山防衛庁長官]
  • 佐々木勝彦[科学技術研究部長]
  • 松川裕美[ニュースキャスター]
  • 相楽晴子[ニュースキャスター]
  • デーモン閣下[デーモン小暮]

【公開日(日本)】1989年12月16日
【上映時間】105分
【配給】東宝
【映倫区分】
【前作】ゴジラ(1984)
【次作】ゴジラVSキングギドラ
【IMDB】6.6/10.0  (およそ4,125人の評価)

【あらすじ】

1984年、ゴジラが新宿を襲撃した際、その被災現場からゴジラ細胞(G細胞)を密かに盗み出した者がいた。中東サラジア国のエージェントである。その国では遺伝子工学の権威・白神博士がG細胞の研究を行っていたのだ。だが“バイオ・メジャー”と名乗る集団に研究所は破壊され、博士は一人娘の英理加を失ってしまう。一方、ゴジラ襲来から5年後の現在、幼い子供たちがゴジラ復活を予言するような夢を見続けている事が判明する。超能力者である三枝未希も三原山の火口の中で息づいているゴジラの存在を確認。ゴジラ対策のために設置された国土庁G対策センターの権藤も近づく危険を感じていた。対ゴジラの手段として抗核バクテリア(ANEB)を研究していた桐島は、日本に戻っていた白神博士に協力を要請する。だが博士はANEBの研究の他にも、生命力の強いG細胞を使って娘の英理加の遺伝子をバラと融合させていた。そしてG細胞の経済価値を狙って暗躍する“バイオ・メジャー”によって三原山が爆破されてしまう。火口からは5年の沈黙を破ってゴジラが姿を見せた。一方、博士が作り上げた新生命体は芦ノ湖で巨大なバラの怪物–ビオランテ–となって出現。自衛隊の対ゴジラ兵器・スーパーX2の攻撃すら退けたゴジラはビオランテと対峙する。同じ細胞を持った二匹の怪獣による戦いはゴジラの圧倒的優位に終わったが、燃え盛るビオランテは次なる進化の段階に入っていたのだ。海路を通り、大阪に上陸したゴジラに権藤は捨て身の覚悟でANEBを使用するが、ゴジラの体温があまりにも低いためANEBがうまく作用していない。若狭原発を目指すゴジラに対し、人工的に雷雨を起こすサンダー・コントロール・システムが使用された。これで瞬時に体温を上げさせ、ANEBを活性化させようというのだ。作戦はうまく行くかに見えたがゴジラの猛威はやはり想像を絶していた。その時、空から光り輝く胞子が降り注いだかと思うと、地中より最終進化を遂げたビオランテが出現。ゴジラとその分身による、大地を揺るがす大激闘が始まった!

【感想(ネタバレするよ!)】

☆2.1/5.0

wikiさんも映画.comさんもあらすじが詳しすぎてちびぞうがネタバレしなくてもってくらい細かく書かれてますね!!!だから特に私が書く必要もないかな!!

ちなみに続編という事なので、新宿が襲撃された!!ってとこから始まります。

続編の『ゴジラ』は観てなかったんですが、そんなに困るほどでもなかったかなー。

登場怪獣紹介

まずはメインのゴジラ

体長は80メートル、体重は5万トン!

そして今作のゴジラの敵となるビオランテ

名前の由来は北欧神話に登場する植物の精霊だとか。

白神博士が亡き娘(沢口靖子)のDNAとゴジラ細胞をバラの花に植え付けて作り出した怪獣。

体長は85メートル、体重は6万~10万トン。足が生えて動き出すまでは巨大なバラをたたえた見た目がなかなか神秘的で好きです。動き出すと怪獣感増えるけど!

感想まとめ

そーーーーーんなには面白くなかったです。残念。

ちょいちょい出てくる外国人のキャラクターがなんとも言えない雰囲気をかもしだしているというか・・・ちょっと特徴的ですね。

「沢口靖子を観たいと思って来た!」って話してたお客さんがいたんですけど、沢口靖子はビオランテとなるために最初の方で死んでしまいあとは最後のシーンでしか出てこないので残念だっただろうな・・・と思いました(笑)

何が起きてもあんまり驚いたりしないし、自分の責任なのにそんな雰囲気をまるで出さない白神博士のキャラクターに疑問いっぱいでした。

そもそもビオランテとの対決もけっこう焦らされていてなかなか始まらないし・・・

最後もなぜかビオランテが昇天?夜の闇にふんわりと消えていく感じで去っていくし(多分沢口靖子の心が残っていたからだと思うんですが)、ゴジラも戦い終わって海に消えていく・・・って感じでモヤモヤ。

やっぱり時代が古いせいか、ゴジラが破壊するシーンも物足りないんですよね。街の中を破壊するシーンは模型の中を歩くしかなくなるんで必然的に海の中を歩くしかなく、そのせいで海の中を徘徊するシーンが無駄に長くなってる気がします(海の中なら比較対象がなく、あまり大きさが気にならない)

観ていて特に辛いなーと思ったのは音楽・・・。

ドラクエシリーズの楽曲で有名なすぎやまこういち御大が担当しているのですが・・・残念ながらそんなに良いとは思えず。同じ曲の繰り返しが非常に多くて、耳にしつこく感じてしまったんですよね。

105分というそこまで長い作品ではないんですけども、だいぶ中だるみしているというか退屈に感じる時間が長かったように思います。

 

 

この次の週には『ゴジラVSデストロイア』を観ているので、次回記事はそちらの感想を掻書きます!!!!!

ちびぞうでした!!!

 

 


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画像参照元:IMDB