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新作に向けて復習しよう!映画『ブレードランナー(1982)』ネタバレ&感想

地球に戻ったレプリカントを処分するために―――
ブレードランナー特捜班が創立された。

画像引用元:映画.com

本作は過去に鑑賞済みだったんですが、もはや内容がうろ覚え。

ハリソン・フォードが同一キャラクターを演じるという新作に、ライアン・ゴズリングが出ると聞いて「これは復習せねば!!」となりましたね~。ちなみに観たのはファイナルカットじゃない方のやつです。

いやはや、まさか30年越しに新作が観れるなんて、ファンは嬉しいんだろうな~

前回鑑賞した際のコメントも残っていたので載せたいと思います(*’ω’*)

【映画情報】

【原題】Blade Runner
【制作国】アメリカ
【監督】リドリー・スコット
【脚本】ハンプトン・ファンチャー、デヴィッド・ウェッブ・ピープルズ
【原作】 フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
【製作】マイケル・ディーリー
【製作総指揮】ハンプトン・ファンチャー、ブライアン・ケリー
【編集】テリー・ローリングス
【音楽】バンゲリス
【デザイン】シド・ミード
【出演([]内は役名)】

  • ハリソン・フォード[リック・デッカード]
  • ルトガー・ハウアー[ロイ・バティー]
  • ショーン・ヤング[レイチェル]
  • エドワード・ジェームズ・オルモス[ガフ]
  • ダリル・ハンナ[プリス]
  • ブライアン・ジェームズ[リオン・コワルスキー]
  • ジョアンナ・キャシディ[ゾーラ]
  • M・エメット・ウォルシュ[ブライアント]
  • ウィリアム・サンダーソン[J・F・セバスチャン]
  • ジョー・ターケル[エルドン・タイレル]
  • ジェームズ・ホン[ハンニバル・チュウ(眼球製作者)]
  • モーガン・ポール[ホールデン]

【公開日(日本)】1982年7月10日
【上映時間】116分
【配給】ワーナー・ブラザース
【次作】ブレード・ランナー2049
【IMDB】8.2/10.0  (およそ544,300人の評価)

【あらすじ】

2019年、惑星移住が可能になった未来。レプリカントと呼ばれる人造人間が謀反を起こし、地球に侵入。レプリカント専門の捜査官“ブレードランナー”のデッカードは追跡を開始する。一方、彼は製造元のタイレル社でレイチェルというレプリカントに会い、心を通わせていくが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.6/5.0

2015年(2年前に観た時)の感想

初めて!
ハリソン・フォードをカッコいいと思いました!!

こういう、ロボットにも人間の感情のようなものが芽生える系の話は割と好き。
ラストのロイの選択は、ロボットが人間をも超えるということを示唆しているように感じられて、切なくて感動する反面…怖くもある。この映画が作られた当時はAIが自我を持つということはSFの中だけのお話だったかもしれないけども、今は決して夢物語ではないもんね。
それにしても、この映画に出てくる独特な世界観はベイマックスの”サンフランソーキョー”に影響を与えてそう。

空飛ぶ車だけだね〜
なかなか現実にならないのは。

再鑑賞後の感想

うーん音楽と演技、独特の間がハードボイルド!

芸術的でハイセンスな衣装と背景!そして和洋折衷な不思議な世界観!

1980年代の最新テクノロジーがまさにここに!!!

しかし2年経ったらうろ覚えになってしまうという残念な映画!というよりは、私とは最終的に合わなかったという事なんでしょうね。

レプリカントという存在の人間性を描く作品なのですが、意外にも恋愛色が強いんですよね。そして、なぜかそういうストーリーだという事に気付くのにだいぶ時間がかかるという・・・。

この独特の間や演出傾向は、結構人を選ぶなぁ。と思います。

よだん。

それにしても、以前”攻殻のハリウッド実写映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』アニメ版との比較と感想”という記事を書いたときに、ゴーストインザシェルについて調べていたら驚く程多くの人が「ブレードランナーまんま」と書いていたんです。

GICを観たときは今作の事をすっかり忘れていたのですが、見返してみると、本当にまんまでしたね・・・。街並みといい。内容も。

ラストのアンドロイドに恋して逃避行をする、なんて展開も攻殻のアニメ版に全く同じような話がありましたもんね・・・。

でも仕方ないんです。攻殻機動隊も、ブレードランナーの原作である「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の影響を受けていますから。

ブレードランナーの新作ももう観て来ましたが、あれを観て「攻殻じゃん!」と言う人がいそうで(笑)ややこしい!

どちらも同じように見えますが、アンドロイドは人間のように心を持つのか?その魂の在りかは?という点を元人間であり現アンドロイドになってしまった少佐視点と、人間だがレプリカント(アンドロイド)を殺す仕事をしているデッカード視点で描いている全く別の作品。当然ですけどね。

あっ、似てるな!と思う方はぜひぜひ両方の作品を見返していただきたい!

そして両方の作品の味をそれぞれ楽しんで頂きたい!

 

 

 


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美しすぎるスパイムービー!映画『アトミック・ブロンド』ネタバレ無し感想

騙す者を騙すのは、愉快だ。

シャーリーズ・セロンのアクション映画と言えば、かつて『イーオン・フラックス』で痛い目を見た経験があり、「今回もきっと駄目だろうな・・・」という気持ちがあって劇場の方ではスルーする予定だったんですが・・・

映画仲間の一人が「面白かった!」とオススメしてくれたので、「どれどれ」と観に行くことにしました。

パンフはこんな感じ。

画像だと分かりにくいんですが、人物以外の部分がメタル感のある光沢紙になっています。スタイリッシュ!!サイズは普通にA4ほど、人物相関図にネタバレがなく、出来ればこちらは鑑賞前に目を通しておくことをオススメしますね!

【映画情報】

【原題】Atomic Blonde
【制作国】アメリカ
【監督】デヴィッド・リーチ
【脚本】カート・ジョンスタット
【原作】アントニー・ジョンストン作、サム・ハート画「The Coldest City」(ONI PRESS)
【プロデューサー】シャーリーズ・セロン、A・J・ディックス、ベス・コノ、ケリー・マコーミック、エリック・ギター、ピーター・シュウェリン
【製作総指揮】ニック・マイヤー、マーク・シェイバーグ、ジョー・ノーズマック、スティーヴン・V・スキャヴェリ、イーサン・スミス、デヴィッド・ギロッド、カート・ジョンスタッド
【撮影監督】ジョナサン・セラ
【プロダクションデザイナー】デヴィッド・ジョイネマン
【編集】エリザベト・ロナルドスドッテイル
【衣装デザイナー】シンディ・エヴァンス
【音楽監修】ジョン・フーリアン
【作曲】タイラー・ベイツ
【出演([]内は役名)】

  • シャーリーズ・セロン[ローレン・ブロートン]

  • ジェームズ・マカヴォイ[デヴィッド・パーシヴァル]

  • エディ・マーサン[スパイグラス]

  • ジョン・グッドマン[エメット・カーツフェルド]

  • トビー・ジョーンズ[エリック・グレイ]

  • ジェームズ・フォークナー[C]
  • ローラン・モラー[アレキサンダー・ブレモヴィッチ]
  • ソフィア・ブテラ[デルフィーヌ・ラサール]

  • ビル・スカルスガルド[メルケル]
  • サム・ハーグレイブ[ジェームズ・ガスコイン]
  • ヨハネス・ヨハンソン[ユーリ・バクティン]
  • ティル・シュヴァイガー[時計屋]

【公開日(日本)】2017年10月20日
【上映時間】115分
【配給】KADOKAWA
【映倫区分】R15+
【IMDB】7.0/10.0  (およそ49,000人の評価)

【あらすじ】

冷戦末期、ベルリンの壁崩壊直前の1989年。西側に極秘情報を流そうとしていたMI6の捜査官が殺され、最高機密の極秘リストが紛失してしまう。リストの奪還と、裏切り者の二重スパイを見つけ出すよう命じられたMI6の諜報員ロレーン・ブロートンは、各国のスパイを相手にリストをめぐる争奪戦を繰り広げる。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.5/5.0

とにかくアクションがスタイリッシュ!

長回しのアクションにも注目!

なんと時間にして7分にも及ぶアクションシーンがあり、すべてワンカットで作られているのだから驚き!

カメラが途切れることのない長回しで緊張感が長続きし、その場の臨場感も凄まじいです。

更に、シャーリーズ・セロンの「ドゴッ!バギッ」という重い音の響くアクション!!

とっても痛そう(笑)

銃だけではなく、肉弾戦で殴り合ったり、背負い投げしたり、家にあるあらゆるものを武器にして戦うなど、とってもスパイっぽい。

イーオン・フラックスの時よりも相当スタイリッシュでカッコいいです(笑)

ロレーン・ブロートンの魅力

それから、オシャレすぎるシャーリーズ・セロンのファッションにも注目。「スパイがこれでは目立ちすぎるのでは?」と思ったりもしますが、それも彼女の自信の現れのようで素敵ですね♪

80年代のデザインをハイセンスに凝縮したようですが、彼女のファッションを真似したい!!と思ってしまいました(笑)

レズビアンっぽい描写も、クールで無口な性格にピッタリ。格好良さを際立てていますねー。男性のゲイが描かれることは多くても、こういう大作映画でビアンが堂々と描かれるのは珍しい気がして、素敵な世界になったものだなぁ(*’ω’*)と・・・。

音楽もオシャレ!

超クールなサウンドトラックの応酬!この楽曲たちがオシャレな画面を更に引き立てます!

大好きなマンソン様の曲もありました!!パンフに曲名一覧が乗っていたので表にしておきます(*’ω’*)

Blue Monday 1988 New Order
Cat People(Putting Out Fire) David Bowie
Fight The Powor Public Enemy
Major Tom(Völlig Losgelöst) Peter Schilling
99 Luftballons Nena
Blue Monday HEALTH
Father Figure George Michael
Kack Zukunft Ausschlag
Der Kommissar After The Fire
As Time Goes By Michael Parnell
Cities In Dust Siouxsie And The Banshees
The Politics of Dancing Re-Flex
Voices Carry ‘Til Tuesday
Stigmata Marilyn Manson and Tyler Bates
Behind The Wheel Depeche Mode
I Ran(So far away) A Floks of Seagulls
99 Luftballons Kaleida
London Calling The Clash
Fastidious Horses Vladimir Vysotsky
Under Pressure Queen & David Bowie

まとめ

お話に関しては、事前に仲間に教わっていた通り、少し分かりづらい点がありました。特に最大のネタバレ部分を楽しめるかどうかは、人物相関図や組織の名前、誰がどこの組織に属しているかを把握しているかどうかにかかっていると思います。

それから、時代背景。

ベルリンの壁崩壊の時代のお話なので、その当時の事について少しでも頭に入れておくとより物語に入り込んで楽しむことが出来ると思います(*’ω’*)

まぁ、何も考えずに気楽に楽しめるアクション大作とは違うと思いますが、アクションの楽しさ、キャラクターの魅力、映像や音楽のハイセンスさを見るときっとファンも多いはず。

これはきっといつか続編が出るだろう・・・!と予測することが出来ます!

これから劇場で観るよという方はぜひパンフレットをお買い上げいただいて、人物相関図を軽く頭に入れてから観るのがオススメ。そこにネタバレはないので、安心して見れると思いますよ!

ちびぞうでした(*’ω’*)
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芸術家が見ている世界。映画『エゴン・シ―レ 死と乙女』感想&ネタバレ

愛の不毛の中で、誰ひとり幸せにはならなかった。

ただ数々の傑作だけが残った。

エゴン・シーレという画家については私は全く何も知らなかったんですが、とにかく『画家の伝記映画が好き』という理由だけで劇場へ足を運びました。

どうやらクリムトと交流があったり、ヒトラーさんが落ちた美術学校に受かったりしていた人らしいですね。

パンフはなんと売り切れ状態。仕方がないので都心に住む映画仲間に代わりに買ってきてもらいました(笑)

パンフはこんな感じ。18Pしかないのに税込み720円は少し高いですな!!それに、個人的にはチラシのこのデザイン(自室の壁に貼ってる)の方がオシャレで気に入ってるので、なぜこれをパンフの拍子にしなかったんだぁああああ・・・という若干の悲しみはあります(笑)

パンフの中身はエゴン・シーレの人生の年表や、発表した作品の数々等も載っていて非常に興味深かったです( ´ސު`)

【映画情報】

【原題】EGON SCHIELE – TOD UND MADCHEN / 英題:EGON – DEATH AND THE MAIDEN
【制作国】オーストラリア・ルクセンブルク
【監督】ディーター・ベルナ―
【脚本】ヒルデ・ベルガー、ディーター・ベルガー
【原作】ヒルデ・ベルガ―
【製作】フランツ・ノヴォトニー、アレクサンダー・グレール、バディ・ミンク、アレクサンダー・ドゥムライヒャー・イヴァンチャヌ
【音楽】アンドレ・ジェジュク
【撮影】カーステン・ヒーレ
【出演([]内は役名)】

  • ノア・サーベトラ[エゴン・シーレ]
  • マレシ・リーグナー[ゲルティ・シーレ]
  • ヴァレリー・パハナー[バリ・ノイツィル]
  • ラリサ・エメ・ブライトバッハ[モア・マンドゥ]
  • マリー・ユンク[エディット・ハルムス]
  • エリーザベト・ウムラウフト[アデーレ・ハルムス]
  • トーマス・シューベルト[アントン・ベシュカ]
  • ダニエル・シュトレーサー[ドム・オーゼン]
  • コーネリウス・オボンヤ[グスタフ・クリムト]

【公開日(日本)】2017年1月28日
【上映時間】109分
【配給】アルバトロス・フィルム
【映倫区分】R15+

【IMDB】6.6/10.0  (およそ300人の評価)

【あらすじ&解説】

20世紀初頭に活躍し、28歳の若さで早逝した異端の天才画家エゴン・シーレの半生を描いた伝記ドラマ。数多くのモデルと浮名を流すなど、スキャンダラスな逸話も多いシーレにとって、特に大きな存在となった2人の女性との濃密な日々が描かれる。1910年、美術アカデミーを退学したシーレは画家仲間と「新芸術集団」を結成し、妹ゲルティの裸体画で頭角を現す。ゲルティも16歳でヌードモデルを務め、敬愛する兄を献身的に支え続けた。グスタフ・クリムトから17歳のモデル、ヴァリを紹介されたシーレは、彼女と同棲を開始。幼児性愛者などと世間から誹謗中傷を浴びながらも、シーレはヴァリをモデルに数々の作品を発表。シーレが時代の寵児ともてはやされる中、第1次世界大戦が勃発。シーレとヴァリは時代の波に翻弄されることとなる。【引用元:映画.com】

【感想&ネタバレ】

☆3.8/5.0

アルバトロス・フィルムだったんだ!!(笑)

アルバトロスといえば知る人ぞ知るB級映画ばかりを輩出している配給会社でありまして・・・おもにB級ホラーとかが多いんですよね。たまにまともな作品もあったり、名作もあったりします『アメリ』とか!!

でもほとんどの作品が駄作だったりするので驚きです。けっこう面白いなと感じたので(笑)

画家の映画に弱い

主にモディリアーニの作品ばかりなんですが、結構観ています。やっぱり天才というか・・・才能のある芸術家という方々は、凡人にはない変わった感性があったりするので、だからこそ人生が波乱万丈になったりするんですよね。その波乱万丈な人生や独特の感性が創り出す作品を覗き見れる感じが、画家の伝記映画の面白さですね。

何が起きてこの作品が生まれたんだ、ということが分かると、絵画に対する見方も変わってきたりします。

エゴン・シーレという画家

エゴン・シーレという画家は、昔から幼い妹の裸を描くことにこだわったりしていたせいで幼児性愛者と疑われ裁判にかけられたり、その都度ミューズ(女神という意味合いですが、つまりは「彼女を描きたい!」とハマったりする相手(女性)ってことですね)と浮名を流したりと・・・あまり女性から見ていてよろしくない人生(笑)を送っていた画家さんだったかもしれませんね。彼の場合はその女性を愛していたというよりは、”女体を描くこと”に憑りつかれていた感じだったと思うので・・・。ミューズとして選ばれた女性は次々捨てられて行ってしまう形になってしまうのがなんとも言い難い・・・。私は別にその絵に対する情熱や姿勢に嫌悪感は感じないですが、許せない!と感じる女性陣は多いかもしれませんね。

生涯で一番惚れ込んだミューズ

恋人であり、人生で一番のミューズであるヴァレリーと出会うも、兵役をきっかけに離れ離れになってしまう。愛し合っていたはずなのに、戦地に連れて行く女性が必要(絵のモデルにする為に)だという理由だけでエゴンは別の愛してもいない女性と結婚してしまうんです。これにはヴァレリーも激怒。(それは怒るよねと私も思いますよさすがに)

ここが二人の分かれ道になってしまった・・・。それでも、エゴンの中での最高のミューズは彼女だけだったと、描かれた”死と乙女”というタイトルの絵画を観ると分かります。異常に切ないです。

何かにとりつかれた様に創作にいそしんでしまう人というのは、時として相手の人間を人間扱い出来ない事が多々ありますね・・・。だからこそ、人々に評価される作品が描けるのかもしれませんが。なんだか、悪魔と契約して特殊な才能を授かったようにも思えます。

まとめ

正直、誰一人幸せにはなりません。エゴン・シーレという画家が成功を掴んだ裏側にいた沢山のミューズ達の苦しみがあった事が分かるだけです。

それから、死と乙女というタイトルに込められた意味を最後に知ると、切なくて涙が止まらなくなるでしょう。

芸術家の人生は本当に、事実は小説より奇なりといいますか・・・面白いです。

クリムトという有名な画家もチラッとゲスト出演レベルで出て来るので、絵画などに興味がある方にはオススメですね!!

 

 


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ベルギー発のファンタジックコメディ!映画『神様メール』ネタバレ&感想

「飛べるのになぜ公園から出ない?」

「”あなたこそなぜ?”って」

神様から「あなたの余命はうん年です」ってメールが届いちゃってどうしよう!っていうお話ですねー。

カトリーヌ・ドヌーブがゴリラとベッドインとかなかなか挑戦的なシーンがめいっぱいの本作です。カンヌを始め様々な映画の賞に輝き、海外では高く評価されているみたいですね!

原題は「新・新約聖書」、思ったよりも宗教色が強い哲学的なメッセージも含まれていますが、そこまで深く考えて観なくて良い一面もある不思議な作品(笑)

劇場で観られなかったので、DVDで鑑賞しました。

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エマ・ワトソン主演!映画『美女と野獣』実写版のネタバレ&感想

自由がないのに、幸せになれる・・・?

 

1991年に作られたウォルト・ディズニーのアニメーション映画の実写化です。

いまだかつて、こんなに嬉しい実写化があったでしょうか!!?

いや、ない!!!!!

配給も製作もディズニーご本家なんですよ!!!この映画の情報が解禁されてから、本当にワクワクと待ちわびていました。

プレミアム吹き替え版というものもあったようですが、当然のように字幕版で鑑賞♪

パンフはこんな感じ

うっつくしいいい!遠目でもそれと分かる青と黄色のコントラストが印象的。この表紙だけでも再現度の高さがうかがい知れます。

そういえば同じディズニーでも実写版はあの四角いデザインじゃないんですね~。全部で40ページもあるのに(中開きのページもある)、税抜き667円。これはかなり豪華です。

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衝撃の映画体験!ナタリー・ポートマンの『ブラック・スワン』感想

I JUST WANT TO BE PERFECT.

私にとって忘れられない映画体験。間違いなく2011年1番の衝撃作でした。

 

パンフはこんな感じ。

余計な手入れのないシンプルで洗練されたデザイン^^

現役バレエダンサーや舞踏評論家のコラムも載っていて写真も豊富な30ページ!

これで税込600円とは…お得でした。

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『ダゲレオタイプの女』感想/黒沢清ミーツ仏映画!

その撮影は永遠の命を与える愛。

 

役所広司さん主演のサイコサスペンス『CURE』や浅野忠信、深津絵里主演の『岸辺の旅』などで有名な、黒沢清監督の最新作!なんと舞台はフランスです・・・!

 

一般の劇場公開とは少し遅れて近所のミニシアターにもこの作品がやってきましたので、嬉々として観に行ってまいりました。

ちなみに私は黒沢清監督のテレビシリーズ『贖罪』のファンです^^

パンフレットはこんな感じ。

まるで絵画のよう!!!サテン?生地のドレスがフランス人女優コンスタンス・ルソーの美しさを引き立てていますね。

ページ数はおよそ22ページほど。定価700円。厚みはあまりないですがミニシアター系の映画ですと大体どれもこんな感じですね。