咲良田の未来をかけた、最後の聖戦が始まる―――
はいどうもぉ、ちびぞう(@cbz_ewe)です。
前回の記事に引き続き、こちらの青春超能力映画の後篇について書いていきたいと思います。
今回の見どころはミッチーこと及川光博さんが後篇から登場するということでね、いかに前篇の面白く無さを底上げするか・・・ということなんですが(序盤から辛口全開)
というか今気付いたんですけども、こちらの原作はラノベでしかもアニメ化もされてるんですね。ラノベ原作に偏見はないんですけども、アニメ化されるようなラノベは実写化に向いていないのでは?という気持ちはうっすらとあります・・・。
【映画情報】
【制作国】日本
【監督/脚本】深川栄洋
【原作】河野裕 「サクラダリセット(角川スニーカー文庫)」
【企画】丸田順悟
【プロデューサー】春名慶、二木大介、青木裕子
【撮影】清久素延
【照明】三善章誉
【録音】小松将人
【美術】黒瀧きみえ
【スタイリスト】浜井貴子
【ヘアメイク】ワシダトモキ
【視覚効果】松本肇
【編集】坂東直哉
【音響効果】齋藤昌利
【主題歌】flumpool – “ラストコール”
【出演([]内は役名)】
- 野村周平[浅井ケイ]
- 黒島結菜[春埼美空]
- 平祐奈[相麻菫]
- 健太郎[中野智樹]
- 玉城ティナ[村瀬陽香]
- 恒松祐里[岡絵里]
- 岡本玲[宇川紗々音]
- 岩井拳士朗[坂上央介]
- 矢野優花[皆実未来]
- 奥仲麻琴[魔女(若い頃)]
- 吉沢悠[津島信太郎]
- 丸山智己[加賀谷]
- 中島亜梨沙[索引さん]
- 八木亜希子[浅井陽子]
- 及川光博[浦地正宗]
【公開日(日本)】2017年3月25日
【上映時間】103分
【配給】ショウゲート
【映倫区分】G
【IMDB】5.8/10.0 (およそ35人の評価)
【あらすじ】
住人の半数が特殊能力を持つ閉ざされた街・咲良田。芦原橋高校の奉仕クラブに所属する浅井ケイと春埼美空が2年前に死んだ同級生・相麻菫を再生させるべく奔走する一方、管理局内では強い権力を持つ対策室室長・浦地正宗が、街の未来を左右する計画を実行しようとしていた。その計画に相麻が関わっていたことを知ったケイと春埼は、仲間たちと共に計画を阻止するべく立ち上がるが……。【引用元:映画.com】
【感想(酷評というか・・・)】
☆1.0/5.0
前篇後篇に分けて公開するという割と大作をイメージさせる作りなわりには、前篇は3週目には終わっていたと言う大コケぶりで大変なことになっていましたね。
さて。後篇は果たして盛り返せたのか?
いや、盛り返せるはずはない
IMDbでも前篇の6点台から鑑賞数の半数が減り、人数が激減りすると点は上がりやすくなる(追いかけてるの熱心なファンだけだろうから)と思うのに5点台に下落・・・これは辛い。
もう感想書くのもしんどい
- 相変わらず物語に置いてきぼりされている点
- ミッチーを相手取った最終決戦がただの説得という地味さで、前篇のクライマックスの方がよっぽど緊迫していた感
- ミッチーの演技も怪演というほどでもなく浮いていてつらい
- 全体の演技もなんだか自然さがなくてつらい(元々ラノべってアニメに似合う台詞回しが多いと思うんですよ。だから現実だと違和感生まれること多々あり)
- 途中でいきなり主人公とハルキが両思いになって突然三角関係!みたいなシーンが出てくるけど違和感しかない
- 能力者の能力が暴発したら街中で爆発が起きると言うよく分からない流れ(爆発させときゃクライマックス感あると思ってる)
おおまかにいえばこんな感じです。
ぶっちゃけラストの方は、あまり頭に入って来なくて「え?どうなったっけ?」って感じだけど見返して理解しようという気がまず起きないというね・・・。
能力者を町から消し去りたい!というミッチーVS能力者がいるサクラダが好きという主人公
というのは分かりました。
そして、能力で悲劇が起きないようにしっかり管理していけばいいじゃん?俺がやるし!という主人公の案が最終的にミッチーを納得させた・・・
というのも分かりました。
なんで納得したのかとかいまいち分かっていませんが・・・
すごく思うのは、前後編にせずに前篇だけもう少し掘り下げてクオリティアップさせた方が良かったんじゃないかな・・・というところ。
未来視の能力を持った女性がサクラダの管理局で幽閉されながら仕事をしていて、しかし最期には愛する人のそばで死にたい・・・という想いを叶えるために能力者が力を合わせて管理局から脱出させる・・・というのはすごく良い話じゃないですか。
しかも、主人公はその作戦を成功させるためにその身を投じて死にますからね!一回ね!絶対に前篇のラストの方が後篇より盛り上がるよね!
まぁ言ってても仕方ないんですけどね!!
よし、こんな感じで勘弁してください。