「それではだめ。私はあなたをダメにしてしまう」
昨日の記事から引き続き、『ディセンダント』の続編を観ましたー!!!!
今回から参加するフック船長の息子、ハリー役をしているトーマス・ドハティ君がチョイ脇役にも関わらずイケメンだな・・・?と思っていたら、今作のヒロイン、マルを演じるダヴ・キャメロンと恋仲になっているようですねー!かっこいいもんな!
他にも魅力的な若手俳優がたくさん見られる今作、この中で誰がハリウッドの大物になっていくのか、いかないのか、見守っていきたいところ!
【映画情報】
【原題】 Descendants 2
【制作国】アメリカ
【監督】ケニー・オルテガ
【製作総指揮】ケニー・オルテガ、サラ・パリオット、ジョーサン・マクギボン、ウェンディ・ジャフェット
【脚本】サラ・パリオット、ジョーサン・マクギボン
【音楽】デビッド・ローレンス
【振付】ケニー・オルテガ、トニー・テスタ
【主題歌】ダヴ・キャメロン、ソフィア・カーソン、キャメロン・ボイス、ブーブー・スチュワート – “Ways to Be Wicked”
【出演([]内は役名)】
- ダブ・キャメロン[マル]
- ソフィア・カーソン[イヴィ]
- ブーブー・スチュアート[ジェイ]
- キャメロン・ボイス[カルロス]
- ミッチェル・ホープ[ベン]
- チャイナ・アン・マックレーン[ウーマ]
- トーマス・ドハーティ[ハリー]
- アンナ・カスカート[ディジー]
- ディラン・プレイフェア[ギル]
- ダン・ペイン[ビースト]
- キーガン・コナー・トレイシー[ベル]
- ブレンナ・ダミーコ[ジェーン]
- メラニー・パクソン[フェアリー・ゴッド・マザー]
- ジェディダイア・グッドエイカー[チャド・チャーミング]
- サラ・ジェフリー[オードリー]
- ダイアン・ドーン[ロニー]
- ザッカリー・ギブソン[ダグ]
【放送日(日本)】2017年10月21日
【上映時間】111分
【前作】主役はヴィランズの子ども達!映画『ディセンダント』ネタバレ&感想
【IMDB】6.7/10.0 (およそ3,500人の評価)
【あらすじ】
マレフィセントの娘マルはビーストとベルの息子ベンと恋に落ちるが、王室入りのプレッシャーに耐えきれずロスト島へ帰ってしまう。ロスト島では、マルの宿敵であるアースラの娘ウーマが、マルの後釜におさまり子どもたちを支配していた。【引用元:映画.com】
【感想】
☆2.6/5.0
今作のストーリーラインとしてはなんと3つもあります!!!
一つは、オラドン国の王室のメンバー(ベン王の彼女なので)に招き入れられるマルさんのその後「善人だけど故郷の悪も恋しい!」なホームシック問題。
そして二つ目は、前回オラドンへ招待されなかったヴィランズの子ども達(ウーマ率いるギル、ハリー)が「何で私たちを招いてくれなかったのよ!!」と嫉妬して拗ねる問題。
最後の三つ目は、ちょい地味ですがムーランの娘ロニーが「女だって男の中で肩を並べて活躍したいのよ!」と女性の権利を叫ぶ問題。
この三つのテーマ?お話?が同時進行で進んでいきます。
いやぁ、今作も頭空っぽにして楽しめる作品だったー。
ディズニーキャラたちも前作より増えて、アースラの娘ウーマ、フック船長の息子ハリー、ガストンの息子ギルが新たに混ざり、親世代もアラジンやジャスミンが(後ろ姿だけですが)出てきたりもします。
相変わらずベンは真っすぐマルを愛してるし(キュンポイント)、3Dプリンターで魔法の杖の偽物を作ろうとする現代的な要素も増えて、笑えるシーンもたくさんありました。
個人的に
- カルロスがマルとイヴィに対して「二人だけの女子トークはうんざりだ!俺たちも仲間なんだから話し合いに混ぜろ!」と言うシーン(いざ女子トークに混ざってみると即座に答えが出て「じゃあやめろ」「はい、終了」と話を終わらせる無駄のない短絡さ大好き)と
- ラスト付近でタコ化するウーマとドラゴン化するマルにぶち切れたベンが『美女と野獣』の野獣ばりの雄叫びを上げるシーンは
とにかく大声上げて大爆笑してしまいました(笑)
正直、あそこでもしベンが野獣化したら最高に面白いのにと思ったんですけど、野獣が野獣になったのは魔女の呪いのせいなのでベンには無理でした(笑)でも野獣化見たかった(笑)
あとは、島に帰ってしまったマルを追ってロスト島に乗り込んだベンが周囲から浮きまくっているシーンだとか、留守にしていたイヴィにダグが「ごきげん(七人の小人)の息子と浮気したのか!」と迫るシーン、そしてそんな彼に「おとぼけさんね」とキスするイヴィが可愛すぎて、お気に入りです。
前作は超えられない、どころか
物語については単純明快!なので深く考えなくても観られたのが前作の良さ。
今作は、ちょっと後半に問題がありました。
ジェーンをダンスに誘いたいのに誘えないカルロスが”真実しか話せなくなるキャンディ”を間違って飼い犬に食べさせてしまったことで、その犬が人の言葉を喋れるようになるというアクシデントが発生。しかしそれは後半、ウーマを「魔法の杖は本物だ」と騙すための伏線になっていました。
それから、ロスト島からオラドンに戻る時に魔法の書を落としていったことで、ベンがマルを恋人として(妃として?)王室に迎え入れる大事な儀式で突然ウーマが恋人として登場したり(魔法の書を利用してベンに魔法を使っていた)、脚本的に「おっ?」と思うトリッキーさがありました。
ここまでは、ちょっぴり面白い。だけど、最後のウーマとの戦いの落としどころが微妙なんです。前述したベンの咆哮シーンのあと、二人の戦いはなぜか終わる(笑)
多分、ベンの説得がウーマに届いた?ように見える・・・けど、ぶっちゃけそれで納まるとは思えないんだよなぁ・・・だいぶ、無理やりまとめた感がありましたね。
しかも続編がある!多分!
なんと、最後に去っていったウーマが「これで終わると思うなよ」的な捨て台詞を吐いて映画が終了!!!
エーッ
やっぱり全く解決してなかったですNE★
前作はIMDBでも一万人くらいが評価をしていたんですが、今作は4000人にも満たない人数に減ってしまっていました・・・本国のサイトなのに・・・半分以下><
ちょっとこれでは、3作目(がもし実現したとして)を日本で観るのは難しいかも?しれませんね。
ちびぞう的には『ハイスクール・ミュージカル』のようにシリーズごとに盛り上がって、「ザ・ムービー」が作られる感じになるといいなーと思っていたんですけどね。
最後に歌紹介を
ウーマの歌がかっこよかったなー。
カットされたっぽいんですが、おそらくここのシーンでギルとハリーのキスシーン(!?)があったらしい(笑)どういう関係性なのか・・・。
あとラストの、水浸しの船の上でみんなで踊るところは良かったですねー!
『雨に唄えば』のこのシーンを彷彿とさせます。
ついでに、↑をちびぞうの大好きな『Glee/グリー』でカバーされていたシーンも貼っておきますね! グウィネス・パルトロウも歌っているよ!!!
Umbrellaとのマッシュアップですがとにかくカッコいい・・・。
ディセンダント2 サウンドトラック
サントラもありますとも!!!
まとめ
結局、感想から離れてしまいましたが(笑)
ツッコミどころも多いストーリーですが、歌とダンスのシーンは前作よりも増えて、剣による殺陣シーンなんかも増えて、色々トライしてる感がすごいです。
前作が気に入った!という人はぜひこっちも観てディセンダントを応援しよう!
せっかくならもっとたくさんのディズニーキャラたちを実写で見たいしね!
あ!!!忘れてましたが散々焦らされたマルとベンのキスシーンがありましたよ!!!!
画像引用元:映画.com