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切り絵とレジンで【海月と鳥のブックマーカー】メイキング

どうもこんにちはー、ちびぞうです(*’ω’*)

前回の記事に引き続き、切り絵をレジンで閉じたブックマーカー(栞)のメイキングをしていきたいと思います!

完成品はいつもお世話になっている家族にプレゼント。その人の好きなモチーフやら何やらを盛り込みます。

今回は、前回の映画モチーフと違ってデザインは完全オリジナルということになりますね~。

では早速!

下絵を描く

表が黒、裏が城になっている切り絵用の紙を使います。

10cm×3.5cmの四角を定規で書きます。「クラゲは白抜き」のメモがありますね(笑)
白抜きする予定だったのか・・・

クラゲの頭?胴体?の部分を描いていきます。2桶います。

クラゲの糸のように長い足?紐?の先に、鳥を配置。

危うく写真を撮り忘れるところでした!ペンでなぞったら下絵は完成です!

ほとんど、四角の線を無視したデザインになってしまったのでふちの存在を四隅にちょっとだけ描きます。そしてそこと繋げるために月と星を付けたしました。

切り始める

切りやすいように、紙から絵を切り離します。

そして真ん中の方からふちへ向かって切っていきます。

大きい空白も一気に切り取るのではなく、切った部分が邪魔にならないように切り落としながら少しずつ切っていきます。

下のクラゲの形が見えてきました!

鳥の頭も見えてきましたね。

切り終わりました!

月と星、鳥がいるので、クラゲが飛ぶ空というイメージでしょうか。

細さが分かるように手に乗せて撮影。

レジンで紙と接着!

今回はこちらの不思議な紙を使います!

表面は少し紙自体のデザインが主張してくるので、切り絵の線が見辛くなるかな?と思い、裏面を使う事にしました。

こっちが裏面。

レジンをだらだらと垂らします!ハケで丁寧に伸ばして・・・

硬化!!!

今回は、反り対策として「ビニールで挟んで硬化する」という方法を取ってみました。

ビニールとレジンはくっつかないので、二枚のビニールで挟んで硬化しても固まった後で剥がすことができるんです。

重ねたビニールをテープで留めれば反りもある程度抑えられるし、何より少量のレジンでも全体に広げられるのでオススメ。
それからこれは切り絵に限ったことですが、前回の記事の時のように切り絵の細く切った先端がレジンから飛び出して表面がトゲトゲしてしまう・・・というのもビニールで押さえて固めることで防げるので良かったかな、と。

完成!

切り絵のサイズより一回り大きく台紙を切ってレジンで固めたので最終的に四隅をカット・・・したんですが、レジンが数ミリの厚みでも固まるとめちゃめちゃ硬くてカッターでも切り落とすのが大変です!!!

なので、レジンの厚みを考えると出来るだけ最初に完璧なサイズで作っておいた方がいいかな。

でも余りをカットすると端が綺麗になるので、一長一短かなぁとは思いますがー。難しいところ。

四隅も、触って痛くないようにハサミでカットして出来上がり。

紙×紙の温かみをレジンで閉じ込めることができました(*’ω’*)

 

 


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ハンドメイド レジンアクセ

スーパークリアレジン【スターターキット失敗したよ!】メイキング

こんにちは、ちびぞうです\(^ω^)/

今回はいつも作っているUVレジンとは違う

「スーパークリアレジン」

のスターターキットを使ってアクセサリーを作っていきます!

購入したものはこちら。愛知県の藤久株式会社さんのキットですね、お馴染みのTokaiさんで1,490円でした。

スーパークリアレジン(エポキシレジン)とは?

普段使っているUVレジンは、1液タイプ。買ってきたものをそのまま使いたい場所にたらし、紫外線を照射する専用ランプで15分程度(作品のサイズにもよりますが)で硬化させることができます。

非常に手軽で簡単!なんですね~。しかし、UVレジンは紫外線が届いていないと固まらない(薄い物でも裏側だと固まっていなかったり)ので、分厚く立体的なものを作るにはあまりオススメ出来ないようです。

今回使うスーパークリアレジン(エポキシレジン)というものは、二液混合型と呼ばれ「主液」「硬化液」の2液を混ぜ合わせて硬化させるものです。この混ぜ合わせる比率も商品によって異なりますが正確に測って丁寧に混ぜる必要があります。あとは適切な環境に置いて固まるのを待つだけなのですが・・・硬化時間はなんと25時間以上!

複雑なデザイン(何度も固めたい場合)を実現させようとするとかなり時間が必要になります。しかし、UVレジンと違って立体的で分厚い物も綺麗に固める事が出来るので、作品の多様性はこちらの方が高いようです。

以下に、キットの取説に載っていた特徴等をまとめました。

使用条件

◆湿度:70%以下

 

◆室温度:18℃以上 (推奨温度25~30℃)

◆硬化液の混合比精度:±5%以内

特徴

◆主液と硬化液を2:1で混ぜ合わせ注型すれば、約25~30時間(室温25~30℃の場合)で透明な硬化物が得られます。

 

◆一定方向に混ぜると気泡が残りません。

注意点

◆硬化時間:季節や天気、また作業条件によっては約25~30時間で硬化しない場合があります。また、硬化物の大きさが小さい場合や厚みが薄い物の場合、完全硬化に時間がかかります。使用する素材が金属の場合は、溶剤の発熱が奪われ硬化に時間がかかることがあります。

◆硬化不良:湿度が非常に高い場合は、表面が磨りガラス状に曇る事があります。塗布した時に樹脂の表面と内部での温度差で、樹脂の収縮により硬化の遅い側にしわが発生することがあります。指で触って固まっていると感じても、内部まで全体的に硬化が終わっていない場合がありますのでご注意ください。擦ったり、拭いたりすると傷になったり、曇ってしまうことがあります。

 

◆色落ち:本製品をお使いの際に、化学反応で封入物が色落ちする場合があります。

かなり繊細な印象がありますね。硬化液と主液の量が多い程早く固まるようなので、やはり薄くて小さいアクセサリー作りではかなり時間がかかってしまいそうです。

内容物と準備するもの

硬化液と主液がこちら。

今回は最初から2:1の割合で入っているみたいなので、測る必要なく主液に硬化液を流し込むだけで作れます。

流し込むシリコンモールドがこちら。

中に入れるフィルムやグリッター、ボールチェーン、四つ葉のクローバーのパーツもあります。

固めたら、付ける革ひも。

それ以外に用意するものは、ハサミやつまようじ、ニッパー。

一応、エプロンや手袋もと記載がありますが特にそういった物は無しで作りました。

各パーツの準備をしたら液を混ぜる

まずはパーツの準備。

フィルムパーツは全て、ハサミを使い出来る限り、柄のぎりぎりをなぞるようにカットしました。

ボールチェーンを底に入れ、余った部分を切ります(※ここの工程を見逃してやっていなかった)。

そして、パーツを裏向きに配置してデザインのイメージを固めます。(底部分が正面になる)

液を混ぜて樹脂を作ります。

硬化液が残ってしまうと上手く固まらないらしいので、残らないようにしっかりと入れる。

一定方向へ一分ほど混ぜます。泡立たないようにゆっくり、底に固まらないように意識しながら、多めに2分ほど混ぜました。

混ぜ合わせてから20分以内に使用して下さい!と書いてあるのでいそいそと本体作りします。

本体をつくる!

シリコンモールドに液を半分ほど静かに流し込み、イメージしたデザインに沿うようにパーツを入れていきます。(底に沈んでいきます)

キットの完成図に沿う必要はないみたいなので、パーツを好きに選んで入れてみました。

正面から見た物を想像して裏向きに入れていくというのはなかなか難しいですね><

ほこりの被らなさそうな場所へ移し、いざ、30時間硬化させます!

~30時間後~

おおおおおおおおっ!!!固まって、いる・・・?

NO! 固まっていない!!

シリコンモールドからはがそうとすると、フチの部分がビョーンと伸びてしまいます(´;ω;`)蜂蜜ばりの粘度です・・・

なぜ・・・時間が足りないの・・・?

 

気を取り直して、更に一日置いてみました★

ジャーン!裏面です!表面はこんな感じ!

ワオ!なかなか可愛い出来栄えじゃないですか!!

 

しかし固まっていない!!!(;Д;)

 

二日も置いたのに・・・なぜ・・・

混ぜ方が悪かったの・・・?

 

表面はそこそこ硬化していて、なんとかモールドから取り外す事が出来ましたが、紐を通す上部はかなり柔らかく、裏面のフチは触るとやっぱりニョーンと指にくっついてきます(´;ω;`)

ペタペタするよぉ

更に、最後に乗せたフィルムシートが斜めになっていたのか横から見ると

ナナメっていますね!!!(笑)最初の方でボールチェーンをサイズに合わせて切る工程も抜かしていたのでそこも歪んでしまっています(笑)

みなさん説明書はしっかり読みましょうね!!(´ω`;)b

 

苦し紛れに

ゲル状になっている部分をUVレジンで覆い、ランプで固めるという無茶な方法を思いつきました(笑)

しかし、ゲル状になったエポキシレジンが硬化の時にUVレジンの外側にぷっくりと出て来てしまう(笑)

しかもこのぷっくりした部分がまたニチャアとなります

ので、全く応急処置になりません!!(笑)

しかもこの二種類って一緒に使って良かったのかな・・・そんな記事は全く見かけないのでやらない方が良さそうです(笑)

まとめ

抜いた後のシリコンモールドは、今後別の作品に利用できそうですね(´ω`*)

最後に、革ひもと飾りパーツを通して完成★です!!!

実はベタベタなんですが可愛らしい見栄えに出来ましたね!!

敗因としては、混ぜ方が足りなかったかな?という点。

このスーパークリアレジン(エポキシレジン)というものは混ぜる比率も混ぜ方も物によって違うなどなかなかシビア、硬化の環境によって完成時間も全く読めない、更に製品によって出来栄えがかなり左右される・・・という点で、初心者にはあまり優しくないレジンかもしれませんね。

本格的にやってみようと検討される方は色んな種類のものを作り比べてみて、ご自分に合ったエポキシレジンを見つけてみてください★

残念なメイキングになってしまいましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました!

 

 


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