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ま行

ポケモンのハリウッド実写化!映画『名探偵ピカチュウ』ネタバレ&感想

「おかわりをくれ。濃いのを頼む。よろしくお嬢さん」

ポケモンがハリウッドで実写化!?と聞いたときは不安しかなかったんですが・・・、その後、ピカチュウの声優が『デッド・プール』でデップーを演じているライアン・レイノルズに決まり「ピカチュウの中身がおっさん!?」という宣伝をし始め、悔しくも興味を惹かれてしまったという・・・

しかし、「○○なのに中身がおっさん!?」というのは今までも『テッド』シリーズや『ボス・ベイビー』などで既出のネタなんですよね。。それをピカチュウでもやるのは馬鹿の一つ覚え感があったりなかったり。

まぁ「○○なのに中身がおっさん」というのは一つのジャンルを確立しつつあるのかもしれないってことかもしれない。

そういえばポケモンが海外で「ポケットモンスター」という名前ではなく「ポケモン」と略されたものが正式名称に採用されているのは「ポケットモンスター」という名前だと男性器の隠語だから的な話を聞いたのが懐かしい。以上脱線。

監督は『シャーク・テイル』『モンスターVSエイリアン』などドリームワークスの作品をいくつか手掛けているロブ・レターマン。
主演にはライアン・レイノルズ、『ジュラシック・ワールド 炎の王国』のジャスティス・スミスくん。

運よく字幕版も上映されていたので、近所の映画館に行きました!パンフはこんな感じ。

配給しているのは東宝さんですが、いつものディズニー仕様のパンフっぽい四角いデザイン。

26Pで税抜き760円は若干高めなイメージあるかな。しかし最後のページに「名探偵ピカチュウ」のポケモンカードがついていて、その分加算されてるのかもしれないですねー。(どうやらこのプロモカードがついているのは初版限定版だそうで!なるほど!)

映画情報

【原題】Pokemon Detective Pikachu
【制作国】アメリカ
【監督】ロブ・レターマン
【原作】任天堂ポケモンクリーチャーズ『名探偵ピカチュウ』/田尻智『ポケットモンスター』
【原案】ダン・ヘルナンデス、ベンジー・サミット、ニコール・パールマン
【脚本】ダン・ヘルナンデス、ベンジー・サミット、ロブ・レターマン、デレク・コノリー
【製作】メアリー・ペアレント、ケイル・ボイター、片上秀長、ドン・マッゴーワン
【製作総指揮】ジョー・カラッシオ・Jr.、アリ・メンデス、石原恒和、大久保賢司、宮原俊雄、ヒロ・マツオカ、コウジ・ウエダ
【撮影】ジョン・マシソン
【美術】ナイジェル・フェルプス
【衣装】スージー・ハーマン
【編集】マーク・サンガー、ジェームズ・トーマス
【音楽】ヘンリー・ジャックマン
【美術】磯見俊裕、塚本周作
【エンディング曲】HONEST BOYZ® – ELECTRICITY featuring Lil Uzi Vert
【出演([]内は役名/以降は吹き替え版)】

  • ジャスティス・スミス[ティム・グッドマン/竹内涼真]
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  • キャスリン・ニュートン[ルーシー・スティーヴンス/飯豊まりえ]
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  • 渡辺謙[ヒデ・ヨシダ警部補/本人による吹き替え]
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  • ビル・ナイ[ハワード・クリフォード/中博史]
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  • クリス・ギア[ロジャー・クリフォード/三木眞一郎]
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  • スキ・ウォーターハウス[ミス・ノーマン]
  • オマール・チャパーロ[セバスチャン/三宅健太]
  • リタ・オラ[アン・ローラン博士/林原めぐみ]
  • カラン・ソーニ[ジャック]
  • ライアン・レイノルズ[名探偵ピカチュウ(声)/大谷育江]
  • ジョゼット・サイモン[ティムの祖母]
  • ディプロ[DJ]
  • 竹内涼真[ポケモントレーナー]

【公開日(日本)】1950年8月26日
【上映時間】88分
【配給】大映
【IMDB】8.3/10.0 (およそ134,000人の評価)

あらすじ

子どもの頃にポケモンが大好きだった青年ティムは、ポケモンにまつわる事件の捜査へ向かった父ハリーが家に戻らなかったことをきっかけに、ポケモンを遠ざけるように。ある日、ハリーの同僚だったヨシダ警部から、ハリーが事故で亡くなったとの知らせが入る。父の荷物を整理するため、人間とポケモンが共存する街ライムシティへ向かったティムは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す“名探偵ピカチュウ”と出会う。かつてハリーの相棒だったという名探偵ピカチュウは、ハリーがまだ生きていると確信しており……。【引用元:映画.com

感想

☆3.0/5.0

いやー思ったよりも結構、楽しめた!!観終わったあとに余韻わりと残りますしね!!

感想の前にちびぞうのポケモンの知識はいかほどか説明しときます。

まず子供の頃にポケモン緑か赤のどちらかを友達に借りて遊んで最初の街に辿り着く前にやめるという合わなさ加減でゲームの方は全然遊ばず、小学生の頃に集めてたポケモンカードも周りの男子らかかぶっていらなくなったものを貰ってた程度。

あとはテレビアニメの初期の頃に観てたくらいで…ポリゴンの回のポケモンショックとか懐いですね。その日はたまたま観てなかったけど。

あと最近はポケゴーもやってたけど金銀世代が増えた辺りで飽きてしまい。

一番好きなポケモンは猫が好きなのでペルシアン!!これもテレビアニメの影響ですね。

映画は『ミュウツーの逆襲』(今度フル3D版が公開されますね!!)を劇場で観て泣いたのと、あとなぜか成人してから友達に連れられて『ミュウと波導の勇者ルカリオ』を観に行きました。(こっちはルカリオがイケメンって事以外は全然内容を覚えてない…)

なので本当に、初期のアニメ知識だけなんだなーくらいの感覚で観に行きました!!!

おおまかなあらすじ

主人公(ティム)は母を11歳の時に亡くしおばあちゃんに育てられ、かつてはポケモントレーナーも目指していたほどのポケモン好きだったが現在はポケモンのパートナーも作らず孤独に保険屋で働いている。

疎遠になっていた父親の訃報を聞いて、彼が亡くなったライムシティへと向かう。ライムシティでは、ポケモンを使ったバトルなどは行われておらず、ジムやトレーナーという存在もない。事故をきっかけに車椅子になり、ポケモンの進化の様子に人類の希望を見てポケモンと共存しようと志した一人の男(ハワード・クリフォード)が作った街で、 人間とポケモンが1:1のパートナー関係を結んで生活していた。

ティムはまずヨシダ警部補の元へ行き、父親のアパートの鍵を貰う。父親の事故は残念だったと言われる。アパートへ向かうと新米記者のルーシーが現れ、探偵をしていた父親の死亡に不審な点があると言う。父親が事故死した日、遺伝子研究所で爆発事故があったらしい。父親(ハリー)の死の真相を突き止めたいとルーシーは言うが、ティムは軽く流す。

アパートの部屋で「R」と書かれた小瓶を見つけたティム。その小瓶から出てきた謎のガスによって、外にいたエイパムが突然凶暴化。襲われたところを助けてくれたのは、記憶を失くしたピカチュウだった。なぜか会話が出来る二人。ピカチュウは初めて会話が出来た人間に感動し、ティムに懐く。

二人はカフェで話し、ピカチュウがハリーの元パートナーだったこと、一部の記憶を失ったこと、ハリーはまだ生きていると信じているという話をして記憶を取り戻すためにもハリーを探そうとティムを説得する。説得に折れたティムはピカチュウと共に父親を探すことに。

ティムはルーシーを探して彼女の勤め先へ。するとそこでハワードの息子、ロジャー・クリフォードが大規模なポケモンパレードを週末に予定していることを知る。ルーシーからさらにポケモンを凶暴化させる「R」の情報を教えてもらい、ハリーが情報を仕入れたと思われる港へ向かう。

港にはバリヤードがいて、彼のパントマイムをなんとか読み解き違法なポケモンバトルを行っているラウンドハウスという場所の情報を得る。そこで、かつてピカチュウにバトルで負けたというトレーナー?とリザードンから再戦を挑まれる。が、ピカチュウは技の出し方を忘れていて戦えない。更にそこでRが大量にバラまかれ辺りは騒然!警察が介入し二人は捕まってしまう。

ヨシダ警部補にハリーの死について再捜査を依頼するが、事故の映像を見せられ「この事故で助かるはずがない」と一蹴されてしまう。

父親との関係について後悔するティムをピカチュウが励まし、二人は絆を深める。そこへサングラスの女、ミス・ノーマンがら現れ二人をハワード・クリフォードの元へ連れて行く。

ハワードは「R」という危険な物質についてハリーに依頼したのは自分だということ、そして研究所の事故の黒幕には自分の息子ロジャーが関わっているのではないかと語る。ハワードとロジャーの親子関係には確執があるらしい。

ハワードは二人に事故の映像を見せ、警察で見た時は隠蔽されていた部分を更に明らかにする。車を運転するハリーを攻撃して事故を起こし、更にハリーを連れ去ったのは伝説のポケモン、ミュウツーだった。その映像によってハリーが生きている事を確信した二人は、研究所での事故の新たな情報を手に入れたルーシーと相棒のコダックと共に廃墟と化した研究所へ侵入。そこでポケモンの進化の力を増長されるせるなどの実験が行われていた事を知る。

ティムたちが街に戻ろうとするとそこへ実験台だったゲッコウガたちが襲ってくる!逃げようと迷い混んだドダイトスの森でピカチュウは瀕死の重傷を追ってしまう。なんとか彼を回復させようとポケモンたちに頼むと、連れていかれた場所に現れたのはミュウツーだった。

ミュウツーはピカチュウを回復し「約束通り息子を連れてきたな」と言う。真相を語ろうとしたミュウツーをロジャーが現れ捕らえてしまう。

研究所の記録映像から、実験体とされていたミュウツーを解放したのは記憶を失う前のピカチュウだったということやミュウツーの発言からハリーを裏切っていたのは自分だと思い込むピカチュウ。今度はいつ裏切るか分からないとティムと決別する。

街ではいよいよパレードが始まろうとしていた。ハワードのところへ行き、事態を報告するティム。しかしそこでハワードの恐るべき計画を知る。

ハワードは息子ロジャーを拉致し、メタモンをロジャーに化けさせる事で「黒幕はロジャー」という演出をしていた!Rを製造したのも、ミュウツーを捕らえたのも、ミュウツーを逃したハリーを攻撃して事故を起こさせたのもハワードだった(事故映像でミュウツーが車を攻撃したように見えたが、実は攻撃しようとしたポケモンから守ろうとしただけだった)。

ハワードの目的は、Rを使ってミュウツーの体へ自分の意識を移し、ポケモンと一体になる事で人類を更なる進化へと導く事。ハワードはティムの目の前で装置を頭に装着し、ミュウツーとなる。

大量のRが仕込まれたパレードの風船を、ハワードの意識が入ったミュウツーが破壊していく。市民はRの散布により次々と倒れて消え、パートナーであるポケモンの中へ意識を入れられてしまう。

街でのラストバトル!ティムはメタモンと戦い、ピカチュウはミュウツーを止めようとする。ティムがハワードの頭に付けられていた転送装置を外すと、ミュウツーからハワードへと意識が戻り、ミュウツーの力で人々が助けられる。

戦いの後、研究所で自分を助けてくれたハリーとピカチュウに対し「人間には良い者もいると知った」と語るミュウツー。

事故の後、瀕死のハリーを助けるため一時的にハリーの意識をピカチュウへと移し(その時に記憶が一部失われた)息子を連れて来させると約束したミュウツー。

そう、ピカチュウの意識の正体はティムの父、ハリーだった!

ミュウツーによって体と意識を取り戻したハリー。そして、父と再会することのできたティム。二人は絆を確かめ合い、ライムシティで共に暮らして行く事を選ぶ。

ビル・ナイ最高だよね。

だいたいのストーリの流れはこんな↑感じ。

もう、ビル・ナイが出てきた時点でちびぞうは大興奮だしこの人が黒幕だよなって分かっちゃうよねメタ読みしちゃうよね!!

てかもうビル・ナイの口から「ピカチュウ」や「ミュウツー」なんて言葉が聞けるなんて…!!すごいレア感!!

いやー、リアルで可愛らしいポケモンたちがたくさん出てきて、懐かしさ半端ない!!!ポケモン赤緑世代のおじさんたちも大喜びでしょう!!!

そのポケモンのCG感も、いかにも現実にいそうってレベルまでリアルに落とし込むわけじゃなく、ポケモンの元々のキャラデザインがしっかり生かされるレベルでギリギリまでリアルを追求したって感じがして良かったですね。

バリヤードが最高

ピカチュウが可愛いぃいい!!!!というところよりもちびぞう的にはバリヤードとパントマイムで交流?拷問?するシーンが最高に好きでした(笑)きっと他にもバリヤードが印象に残ったって人は多いはず!!

バリヤードというポケモンは名前くらいしか知らなかったのでパントマイムをしてる姿がすごく新鮮で…(笑)

身振り手振りでしか自分を表現しない(言葉を発さない)相手に対して取り調べをするって発想も面白いし、なんとかそのパントマイムの世界にティム達が合わせて行く事で情報を引き出すというバリヤードに寄り添った展開もイイ!

何もない空間のはずがバリヤードによる高度なパントマイムにより本当に目には見えない壁が出現するという状況、そして見えない壁に囲まれた部屋の中でバリヤードが見えない椅子に座り見えないワインを飲む…

ティムもパントマイムで見えないドアノブを回してガチャりと扉を開くと、バリヤードが「えっ!」て感じの反応するんですけどそれがまた最高。ティムのするパントマイムにバリヤードもしっかりと反応するところ笑いが止まらなかった!

正直あのシーンだけでも何度も見返したい(笑)

ピカチュウの正体は

わりと簡単に予想がついてしまいますが、ティムの父親ハリーなんですよねー。

ハリーがピカチュウの正体だって分かりにくくする目的かどうかは謎ですが、ライアン・レイノルズがピカチュウの声優をやってるのは多分本国でも日本でも周知なんですよね。

で、主人公のティムを演じるジャスティス・スミス君はパッと見黒人。そして写真でのみ登場するティムの母親はだーいぶ肌の色の濃い黒人。普通に考えたら父親も黒人?となる。

しかも劇中で出てくるハリーの事故当時の映像やらなんやらではスーツ着てるなーってくらいしか分からないし顔どころか肌の色も見えない程度にしか出てきません。

これでピカチュウの声がライアン・レイノルズだからと言って「ああ彼が父親かも」と思う人は少ないというか、そう思わせないためにわざとやったキャスティングなのかなーと思ったり。

ちびぞうはハワードの目的を知って彼がミュウツーの中に入り込んだあたりであーこれピカチュウの中身は父さんじゃん?と思い、だから中身はおっさんなのか!!と腑に落ちました。

でも同時に「中身はおっさん!」という宣伝文句自体が壮大なネタバレになっているという(笑)

そしてそのネタのための記憶喪失ってわりと無理やり感あるよねって

まとめ

でもまぁファミリー向けエンタメ映画ですし、原作の名探偵ピカチュウってゲームもどんな感じか分かりませんがちゃんとピカチュウが探偵してるし、何よりポケモン愛がすごく溢れてるなって感じたのであんまり深いことは考えたらダメなのかなと…。

(ミュウツーの存在に対する説明とかもう少し深掘りして欲しかったところではありますが…)

これを観に行く前に知人が「ポケモン好きなら観に行って楽しめるけどそうじゃなければオススメしないかも」的な事を言っていたんですが、ぶっちゃけそこまでポケモン詳しくなくても楽しめるし、良作ですよ!

そういえばエンドロール後には「ミュウツーの逆襲」の3D版の予告が流れてました。

間違いなく名作です。

これを機にちびぞうはアニメ版の方も見返相当心に決めました(おそらく3Dの方は観ないけど)


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あ行

ついに完結!?『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』ネタバレなし感想

最強の、逆襲〈アベンジ〉へ―――

うううううううーーーーー!!!!!!ついに、ついにやってきてしまいました。去年の春に絶望させられ、そこから待ちに待って1年。ついに、ついに。アベンジャーズの今シーズンの幕引きです。

あーーーーーー本当に観るのが怖かった。

メタ情報として、キャップとソーと社長の役者はもうアベを引退だということを知っていたので、おそらくはそういった話の展開になるのであろう、と。
引退=キャラクターの死というわけではないということは分かっていましたが、とにかく怖かったんです。

それから、今作はサー・スタン・リーのカメオ出演が見られる最後の作品でもあり、そういう意味でも悲しかった。スタンリーが亡くなってから、今作で彼の姿を見るまでは御大は死んでいないことにしよう!とちびぞうの中で決めていましたからね・・・。

今回は東京で映画仲間とオフ会をしたので、仲間8人と仲良く一列になって鑑賞してきました。2D字幕での鑑賞です。

パンフはこんな感じ。当然のように通常版と特別版があり、特別版の方を買いました!

豪華なカバーがついていて、これを外すとこのブログのタイトル下に貼った画像のデザインが出てきます!全部で怒涛の78P、税抜き1,000円です!大台に乗ってしまいましたね~~~~。製作陣やキャストのインタビューに加え、アメコミライターの主水さん、光岡ミツ子さんなどのコラムが載っています。

やっぱりなんといってもアメコミ系のパンフはアートワークやコンセプトアートのページが素晴らしい。素晴らしすぎて目からナイアガラの滝ですよ。

ばちくそクールなシールもついている。

映画情報

【原題】Avengers: Endgame
【制作国】アメリカ
【監督】アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
【脚本】クリストファー・マルクス、スティーブン・マクフィーリー
【製作】ケヴィン・ファイギ
【製作総指揮】ルイス・デスポジート、ビクトリア・アロンソ、マイケル・グリロ、トリン・トラン、ジョン・ファブロー、ジェームズ・ガン、スタン・リー【共同製作】ミッチ・ベル、クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
【撮影】トレント・オパロック
【プロダクションデザイン】チャールズ・ウッド
【編集】ジェフリー・フォード、マシュー・シュミット
【衣装】ジュディアナ・マコフスキー
【視覚効果&アニメーション】インダストリアル・ライト&マジック
【視覚効果監修】ダン・デレウ
【ビジュアル開発主任】ライアン・メイナーディング
【音楽】アラン・シルヴェストリ
【音楽監修】デイヴ・ジョーダン
【キャスティング】サラ・ハリー・フィン

【出演([]内は役名)】

  • ロバート・ダウニー・Jr[アイアンマン/トニー・スターク]
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  • クリス・エヴァンス[キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース]
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  • マーク・ラファロ[ハルク/ブルース・バナー]
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  • クリス・ヘムズワース[ソー/ソー・オーディンソン]
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  • スカーレット・ヨハンソン[ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ]
  • ジェレミー・レナ―[ホークアイ/クリント・バートン]
  • ドン・チードル[ウォーマシン/ジェームズ・”ローディ”・ローズ]
  • ポール・ラッド[アントマン/スコット・ラング]
  • ブリ―・ラーソン[キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース]
  • カレン・ギラン[ネビュラ]
  • ダナイ・グリラ[オコエ]
  • ベネディクト・ウォン[ウォン]
  • ジョン・ファブロー[ハッピー・ホーガン]
  • ブラッドリー・クーパー[ロケット(声)]
  • グウィネス・パルトロー[ペッパー・ポッツ]
  • ジョシュ・ブローリン[サノス]

【公開日(日本)】2019年4月26日
【上映時間】182分
【配給】ディズニー
【前作】キャプテン・マーベル
【次作】スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
【IMDB】9.0/10.0  (およそ244,000人の評価)

【あらすじ】

前作「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」で、宇宙最強の敵サノスに立ち向かうも、ヒーローたちを含めた全人類の半分を一瞬で消し去られてしまうという敗北を喫したアベンジャーズが、残されたメンバーたちで再結集し、サノスを倒して世界や仲間を救うため、史上最大の戦いに挑む姿を描く。【引用元:映画.com

【感想】

☆/5.0

まずはネタバレを無しにして、とにかく湧き上がる感想をつらつらと述べていきたいと思います。

近日中にもう一度観に行く予定なので、その後でネタバレも含んで冷静な気持ちで書いていきたい。

もーーー!!!最初から最後まで泣きっぱなしでしたよ!!!オープニングからエンドロールまで!!!何度泣いたことか!!!

このMCUシリーズで毎回チラッと顔出しをしていた原作者スタンリーのカメオ出演が今回で最後になる、寂しい、とか色々言ってたんですけどもぶっちゃけスタンリーどころじゃなかったぁあああごめんねえぇえええ!!!!!でもばっちりとそのシーンは目に収めましたよ!!!!

もう何から言っていいか分からない。ネタバレなしだと難しい。

脚本に関しては、ちびぞうにとってあんまりやって欲しくないなーと思うような展開があったのは確かですし、「冷静になったらツッコミどころも増えていくのでは??」と思う部分もありました。でも!!!でもね!!!やっぱりこう言いたい。

お疲れ様でした。と。

ハリポタの最終章を観終わった時とすごく近い気持ちです。とにかく、この10年間(ちびぞうはアイアンマンの1から劇場で追ってるわけではなくておそらく2012年の『アベンジャーズ』からなので厳密に言えば7年間)、製作陣や監督、キャストの皆さんにお疲れ様でしたと、楽しませてくれてありがとうとそう声を大にして言いたいんです。

こんなに熱い気持ちを持って追いかけられるシリーズというのはちびぞうにとって初めての映画体験だったし、『アイアンマン』で「私がアイアンマンだ」と社長が言ったその瞬間からずっと社長のファンだったちびぞうとしてはもうね………泣くしかないんですよ。

込み上げてくる熱い気持ちを涙と鼻水に替えて垂れ流すしかできないんですよ。

本当に最高でした。感動オブザ・ワールドでした。

キャラクターの強さのバランスを考えて適度に強キャラを弱体化させつつみんながみんなしっかりと見せ場を持って活躍できるようにしていた。

今までの伏線も拾いながらこれだけ沢山のキャラクターのストーリーをなんとかまとめきってくれた、そしてそれぞれが己の納得いく形でエンドを迎えたと感じています。良かった。でも悲しい気持ちはずっときっとこれからも続くんだろうなぁ。

このアベンジャーズのシリーズは「フェイズ」という区切りでも分けられていて、今作のエンドゲームでフェイズ3が終了。そして次回作のスパイダーマンからフェイズ4が始まる、という流れになっています。つまりまだアベンジャーズ自体は続いていくんです!!

しかし今作で大きな流れが一つ終わり、色んなエピソードがまとめられ、キャラクターたちもそれぞれのストーリーを完結させて次へ進むという形。実質ここから先、どのキャラが続投するのかも分からないし(スパイディとフューリーさんは確実ですが)、もう見られないキャラもいるでしょう。

アイアンマンを筆頭としたアベンジャーズ・エンドゲーム までのインフィニティ・ウォーは完結として観て、次からの作品は全くの別物として考えていく方が、すっきりと観ていけるかもしれませんね。

スタンリー、そしてルッソ兄弟ありがとう!

お疲れ様でした!!!!!!!

アイアンマン最高!!!!!!!!


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か行

バラの細胞と一体化!?平成ゴジラ一発目!映画『ゴジラVSビオランテ』ネタバレ&感想

勝った方が人類最大の敵になる

『シン・ゴジラ』や『アニゴジ』でゴジラ熱が上がってきたちびぞう。地元のミニシアターで「平成ゴジラ特集」をやっていたので古い作品にも興味が湧き、観に行きました!!!!

今作は1989年の作品なので、平成ゴジラと呼ばれているものの第一弾!ということになります。しかし、日本映画のゴジラシリーズでは17作目であり、前作の1984年の『ゴジラ』から直接繋がっている続編になりますので注意が必要です!!

古い作品なので当然パンフはなし。看板はこんな感じでした!

【映画情報】

【制作国】日本
【監督/脚本】大森一樹
【特技監督】川北紘一
【原案】小林晋一郎
【製作】田中友幸
【プロデューサー】富山省吾
【絵コンテ】杉田篤彦、鈴木典孝、破李拳竜
【デザインワークス】松原裕志、創一機、福地仁、西川伸司、横山宏、ヤン・チュン
【撮影】加藤雄大
【美術】育野重一
【編集】池田美千子
【音楽プロデューサー】岩瀬政雄
【ゴジラ・テーマ曲】伊福部昭
【音楽】すぎやまこういち
【出演([]内は役名)】

  • 三田村邦彦[桐島一人]
  • 田中好子[大河内明日香]
  • 高橋幸治[白神源壱郎]
  • 金田龍之介[大河内誠剛]
  • 高嶋政伸[黒木翔]
  • 峰岸徹[権藤吾郎]
  • 小高恵美[三枝未希]
  • 沢口靖子[白神英理加]
  • 久我美子[大和田圭子]
  • 永島敏行[山本精一]
  • マンジョット・ベディ[SSS9]
  • 上田耕一[山地統幕議長]
  • 中田博久[小山防衛庁長官]
  • 佐々木勝彦[科学技術研究部長]
  • 松川裕美[ニュースキャスター]
  • 相楽晴子[ニュースキャスター]
  • デーモン閣下[デーモン小暮]

【公開日(日本)】1989年12月16日
【上映時間】105分
【配給】東宝
【映倫区分】
【前作】ゴジラ(1984)
【次作】ゴジラVSキングギドラ
【IMDB】6.6/10.0  (およそ4,125人の評価)

【あらすじ】

1984年、ゴジラが新宿を襲撃した際、その被災現場からゴジラ細胞(G細胞)を密かに盗み出した者がいた。中東サラジア国のエージェントである。その国では遺伝子工学の権威・白神博士がG細胞の研究を行っていたのだ。だが“バイオ・メジャー”と名乗る集団に研究所は破壊され、博士は一人娘の英理加を失ってしまう。一方、ゴジラ襲来から5年後の現在、幼い子供たちがゴジラ復活を予言するような夢を見続けている事が判明する。超能力者である三枝未希も三原山の火口の中で息づいているゴジラの存在を確認。ゴジラ対策のために設置された国土庁G対策センターの権藤も近づく危険を感じていた。対ゴジラの手段として抗核バクテリア(ANEB)を研究していた桐島は、日本に戻っていた白神博士に協力を要請する。だが博士はANEBの研究の他にも、生命力の強いG細胞を使って娘の英理加の遺伝子をバラと融合させていた。そしてG細胞の経済価値を狙って暗躍する“バイオ・メジャー”によって三原山が爆破されてしまう。火口からは5年の沈黙を破ってゴジラが姿を見せた。一方、博士が作り上げた新生命体は芦ノ湖で巨大なバラの怪物–ビオランテ–となって出現。自衛隊の対ゴジラ兵器・スーパーX2の攻撃すら退けたゴジラはビオランテと対峙する。同じ細胞を持った二匹の怪獣による戦いはゴジラの圧倒的優位に終わったが、燃え盛るビオランテは次なる進化の段階に入っていたのだ。海路を通り、大阪に上陸したゴジラに権藤は捨て身の覚悟でANEBを使用するが、ゴジラの体温があまりにも低いためANEBがうまく作用していない。若狭原発を目指すゴジラに対し、人工的に雷雨を起こすサンダー・コントロール・システムが使用された。これで瞬時に体温を上げさせ、ANEBを活性化させようというのだ。作戦はうまく行くかに見えたがゴジラの猛威はやはり想像を絶していた。その時、空から光り輝く胞子が降り注いだかと思うと、地中より最終進化を遂げたビオランテが出現。ゴジラとその分身による、大地を揺るがす大激闘が始まった!

【感想(ネタバレするよ!)】

☆2.1/5.0

wikiさんも映画.comさんもあらすじが詳しすぎてちびぞうがネタバレしなくてもってくらい細かく書かれてますね!!!だから特に私が書く必要もないかな!!

ちなみに続編という事なので、新宿が襲撃された!!ってとこから始まります。

続編の『ゴジラ』は観てなかったんですが、そんなに困るほどでもなかったかなー。

登場怪獣紹介

まずはメインのゴジラ

体長は80メートル、体重は5万トン!

そして今作のゴジラの敵となるビオランテ

名前の由来は北欧神話に登場する植物の精霊だとか。

白神博士が亡き娘(沢口靖子)のDNAとゴジラ細胞をバラの花に植え付けて作り出した怪獣。

体長は85メートル、体重は6万~10万トン。足が生えて動き出すまでは巨大なバラをたたえた見た目がなかなか神秘的で好きです。動き出すと怪獣感増えるけど!

感想まとめ

そーーーーーんなには面白くなかったです。残念。

ちょいちょい出てくる外国人のキャラクターがなんとも言えない雰囲気をかもしだしているというか・・・ちょっと特徴的ですね。

「沢口靖子を観たいと思って来た!」って話してたお客さんがいたんですけど、沢口靖子はビオランテとなるために最初の方で死んでしまいあとは最後のシーンでしか出てこないので残念だっただろうな・・・と思いました(笑)

何が起きてもあんまり驚いたりしないし、自分の責任なのにそんな雰囲気をまるで出さない白神博士のキャラクターに疑問いっぱいでした。

そもそもビオランテとの対決もけっこう焦らされていてなかなか始まらないし・・・

最後もなぜかビオランテが昇天?夜の闇にふんわりと消えていく感じで去っていくし(多分沢口靖子の心が残っていたからだと思うんですが)、ゴジラも戦い終わって海に消えていく・・・って感じでモヤモヤ。

やっぱり時代が古いせいか、ゴジラが破壊するシーンも物足りないんですよね。街の中を破壊するシーンは模型の中を歩くしかなくなるんで必然的に海の中を歩くしかなく、そのせいで海の中を徘徊するシーンが無駄に長くなってる気がします(海の中なら比較対象がなく、あまり大きさが気にならない)

観ていて特に辛いなーと思ったのは音楽・・・。

ドラクエシリーズの楽曲で有名なすぎやまこういち御大が担当しているのですが・・・残念ながらそんなに良いとは思えず。同じ曲の繰り返しが非常に多くて、耳にしつこく感じてしまったんですよね。

105分というそこまで長い作品ではないんですけども、だいぶ中だるみしているというか退屈に感じる時間が長かったように思います。

 

 

この次の週には『ゴジラVSデストロイア』を観ているので、次回記事はそちらの感想を掻書きます!!!!!

ちびぞうでした!!!

 

 


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画像参照元:IMDB