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アニゴジ三部作、完結。映画『GODZILLA 星を喰う者』ネタバレ&感想

その〈黄金〉は〈絶望〉すら焼き尽くす

観て来ましたーーーーもちろん、一作目、二作目と同じように劇場で。

たまたまTOHOさんのポイントが溜まってマンスリーフリーパスを持っていたのでラッキーなことに無料で鑑賞することが出来ました・・・!

今作でアニゴジも完結。一体どんなラストが待っているのでしょうか・・・!!

パンフはこんな感じ!!

前面キラキラ仕様、キングギドラとゴジラのバトルを背景にメトフィエスがハルオを抱きかかえているデザイン。46Pで税抜き926円。なんかちょっと高くなってない?

監督の一人である瀬下寛之監督と、大阪大学の教授である理論物理学者の橋本幸士さんの対談コラムが興味深かったです。

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】静野孔文、瀬下寛之
【ストーリー原案/脚本】虚淵玄
【シリーズ構成】虚淵玄、村井さだゆき
【製作】大田圭二
【エグゼクティブ・プロデューサー】古澤佳寛、高橋亜希人
【プロデューサー】吉澤隆
【音楽】
【声の出演([]内は役名)】

  • 宮野真守[ハルオ・サカキ]
  • 櫻井孝宏[メトフィエス]
  • 花澤香菜[ユウコ・タニ]
  • 杉田智和[マーティン・ラッザリ]
  • 梶裕貴[アダム・ビンデバルト]
  • 堀内賢雄[ウンベルト・モーリ]
  • 中井和哉[ハルエル・ドルド]
  • 山路和弘[エンダルフ]
  • 上田麗奈[マイナ]
  • 小澤亜李[ミアナ]
  • 山本兼平[タケシ・J・ハマモト]
  • 小野大輔[エリオット・リーランド]
  • 鈴村健一[アキラ・サカキ]
  • 早見沙織[ハルカ・サカキ]
  • 諏訪部順一[ムルエル・ガルグ]
  • 三宅健太[リルエル・ベルベ]
  • 堀越富三郎[ダイチ・タニ]
  • 柳田淳一[マルコ・ジオーネ]
  • 石谷春貴[ジョシュ・エマーソン]
  • 小松奈生子[管制官]
  • 洲崎綾[管制官]
  • 池田海咲[子供]
  • 浜崎奈々[子供]
  • 浜田洋平[兵士]
  • 佐々健太[兵士]
  • 岩澤俊樹[兵士]

【公開日(日本)】2018年11月9日
【上映時間】90分
【配給】 東宝映像事業部
【前作】『GODZILLA 決戦機動増殖都市』
【IMDB】4.9/10.0  (およそ2500人の評価)

【あらすじ】

武装要塞都市「メカゴラシティ」を起動させてゴジラ・アースに挑んだハルオたちだったが、その過程でガルグやベルベらビサイルドたちと人間たちとの間に亀裂が生じる。また、ハルオはゴジラ・アースに勝てる唯一のチャンスを捨ててしまい、かつてない敗北感に襲われる。その一方で、エクシフの大司教メトフィエスは、ある秘めた目的のため信者を増やしていた。やがてゴジラ・アースに太刀打ちできるものがいなくなった地球に、金色の閃光をまとった「ギドラ」が降臨する。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!)】

☆2.4/5.0

今回も読者様は過去二作も観てるってテイで書きたいと思います。

…えーとえーと………一作目のちびぞうの評価が3.7、二作目が3.5…そして今回が……えーと(笑)

明らかに評価がただ下がりしてるってことはこの時点でお分りいただけますね!!!!!

ネットで感想を見て回っていても賛否の否の方が圧倒的で、褒めているのは二割程度…といった感じでしょうか。

見事に予想的中

前作の『GODZILLA 決戦機動増殖都市』の感想記事の後半でちびぞうが書いていたことがほとんど大当たり。

アニゴジ三部作、二本目。映画『GODZILLA 決戦機動増殖都市』ネタバレ&感想

メトフィエスはやっぱり邪心崇拝だし、拝む相手はキングギドラだし、ハルオを利用してキングギドラを召喚しようとしていたし…。

さらに、この世界観で怪獣バトルなんてまともにするわけないんじゃ!という部分も大当たり。キングギドラという高次元の存在はブラックホールを通って地球にやってきて、向こうから勝手に干渉してくる…けど、こちらからはそれを認識することも出来ないしゴジラも攻撃できない。という超高次SFバトルが繰り広げられます。キングギドラの圧倒的強さを魅せる演出としては面白いなぁと思うんですけどね!!!

正直、ほとんどの展開が想像通りで…。もっと驚きを期待していたのに…。

THE櫻井孝宏劇場

櫻井孝宏が声優を務める神官メトフィエスの圧倒的台詞量がすごい!!!!!!

モノローグやら心の声やらテレパシーやらやら、あらゆる方法でメトフィエスが語りまくる!!!!観客すらも宗教勧誘しているのでは?というレベルでずっと喋ってるシーンが多い。内容も哲学的だったりカルト的だったり小難しいので、ここらで眠くなった人も多いのではないでしょうか。

メトフィエスの目的とは?

ちびぞうもしっかりとは理解していないのですが、つまりは「意識高く滅亡しよう!」みたいな感じなんですよね。

かつて高レベルの文明を築いたエクシフは、ギドラに自分たちの星を滅ぼされた。彼らには未来を見通すほどの科学力があったけども、滅亡は避けられなかった。

エクシフは悟る。文明の発達は星を痛めつけ、その結果ゴジラという怪獣が登場し、最後にギドラが全てを喰らおうと出現する。その流れが全て、星の運命であり、生命はその滅亡の先にこそ希望を見出す。高次元の存在であるギドラに身を委ね合一することで、滅亡の先の希望に導いてもらおうとする。

そのために全力で運命に抗い、ゴジラを倒し強く生きようとするハルオという強いリーダー的存在が必要で。彼を筆頭に人類をギドラ崇拝へ導こうとする。

ギドラ様万歳!人類、地球、ゴジラをまるごと供物に捧げるよ!

って感じですね。

なんとなく分かってたから、あやっぱそう?って感じですが。

結局どうなった?

ハルオは当然、そんな病んだ思考の宗教には屈しません。メトフィエスの説得を拒否!
マーティン博士やフツアの民の力でギドラを倒す方法を伝えられ、メトフィエスの右目に埋まったガルビトリウム(この目を通じてギドラの視界を見たりハルオと精神世界で会話したりしていた?)を破壊!

すると今までこちら側からは干渉出来なかったギドラの物理法則が乱れ、ゴジラの攻撃が効くように!!!!!見事ゴジラによってギドラは撃退され、メトフィエスはハルオの腕の中で死ぬ。

そして生き残った人類はフツアの民と一緒に原始的生活を始め、ハルオもマイナとの間に子供を作る。
しかしある日マーティン博士が脳死状態になっていたユウコの体内からナノメタルを抽出し、それを使って残っていたヴァルチャーを一機、起動させる。
これでまた文明を取り戻せると喜ぶマーティンに対し、ハルオは決意を固める。

「人類が文明を求める限り、また同じ運命の轍へと戻ってしまう」その危険なループを回避するため、ハルオはユウコを連れてヴァルチャーでゴジラに特攻、自滅する。

自殺にも見えるラストではありますが、ハルオはフツアの民がゴジラを憎んでいないからこそゴジラと共存し地球で暮らしていけると察したようで「ゴジラを憎んでいる最後の人間」である自分と、ナノメタルを体内に保有しているユウコ、そして最後に残ったヴァルチャーを一緒に滅ぼすことで「自らの手で」「あの瞬間の地球を守った」ということなのだと思います。

一緒に観に行った友人は「原発反対!原始生活万歳!って言いたいだけ」って言っていたんですが、ちびぞう的にはそんな単純な話ではなかったのかなーと。

途中の宗教的な内面を掘り下げていく脚本はわりかししつこいし、展開に対する驚きもあまりなくて3部作の中では一番ガッカリしてしまいましたが・・・このラストだけは腑に落ちるかな、と。

ギドラが紐

これは完全にちびぞうの好みの問題だと思うんですけど、ギドラのデザインね・・・デザインって言えるほど全身出てないしね・・・。ブラックホールからにゅるっと出てくるギドラがゴジラに襲い掛かるんですけど、どうにもこうにも「紐」にしか見えないっていう・・・。

高次元怪獣という設定がおそろし素晴らしかっただけに、なんとも残念でした・・・。(メトフィエスの目をやられただけで攻撃できるようになってしまうしなぁ)

まとめ

怪獣たちのバトルが見られる!!!!!と思って期待すると痛い目みますよ!

パンフにも書いてありましたが「怪獣バトルはメインにしないように作ろう」と最初から決めていたようですし、そもそも「人間ドラマを描いて欲しい」と依頼されて始まった企画だったみたいです。

哲学だったり科学だったり、人類への警鐘だったりと深いメッセージをこれでもかとネチネチ語ってくるとても内面性の強い映画なので、人を選ぶ部分があるのは仕方ないかもしれませんね・・・。

シリーズトータルで考えると、怪獣に新しい意味を見出したり、今までと違った解釈で怪獣をリデザインし街にしてみたり次元の違う存在にしてみたりと新鮮で面白いゴジラ映画かなと、ちびぞうはけっこう好きなんですよね。

特に一作目のラストのゴジラの咆哮は素晴らしく、映画館で観て良かったなと思えたほど。

三作全て劇場でとは言いませんけども、一作目だけでもぜひ見て頂きたい。

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ささいな揉め事が社会を巻き込む法廷劇に。映画『判決、ふたつの希望』ネタバレ&感想

ただ、謝罪だけが欲しかった。

ポスターをひと目見た時から気になっていた今作!

ロングライドさん配給、監督はレバノン出身のジアド・ドゥエイリ。タラちゃん監督の『レザボア・ドッグス』『パルプ・フィクション』『ジャッキー・ブラウン』などのカメラアシスタントもしていたようです。

第90回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた作品です。ちなみにその年の同賞には、ミヒャエル・ハネケ監督の『ハッピーエンド』

ハネケ監督の描く『ハッピーエンド』とは。映画ネタバレ&感想

日本映画の『湯を沸かすほどの熱い愛』が出品されていましたね!

そして主演の一人、カメル・エル・バシャは第74回ベネチア国際映画祭 最優秀男優賞を受賞しています!

しかしこのレバノンという国は一体?ちびぞうは”レバノン”という国を良く知りません。FOXのミュージカルドラマgleeでブリトニーというキャラクターが作ったTシャツの文字を”レズビアン”と書こうとして”レバノン人”と間違えてしまったエピソードで知ってる程度しか知りません(笑)

なので少し調べてみました。

レバノンとはレバノン共和国のこと、中東にあり南にイスラエル、北から東にかけてはシリアと隣接しているようです。

宗教もイスラム教とキリスト教が同居しているようで・・・

こう聞いただけでとてもややこしそうな予感!!!

パンフレットはこんな感じ。

全26P、サイズはB5くらい。税抜き667円。監督と憲法学者の木村草太さんの対談や、映画の内容を紐解くための歴史的背景に関する記事、キーワード解説、レバノン現代史年表なども載っています。

ロングライドさんによる公式サイトはこちら

【映画情報】

【原題】قضية رقم ٢٣(洋題:The Insult)
【制作国】レバノン、フランス
【監督】ジアド・ドゥエイリ
【脚本】ジアド・ドゥエイリ、ジョエル・トゥーマ
【撮影】トマソ・フィオッリ
【編集】ドミニク・マルコンブ
【音楽】エリック・ヌブー
【出演([]内は役名)】

  • アデル・カラム[トニー・ハンナ]
  • カメル・エル・バシャ[ヤーセル・サラーメ]
  • リタ・ハーエク[シリーン・ハンナ]
  • クリスティーン・シュウェイリー[マナール・サラーメ]
  • カミール・サラーメ[ワジュディー・ワハビー弁護士]
  • ディアマンド・アブ・アッブード[ナディーン・ワハビー弁護士]

【公開日(日本)】2018年8月31日
【上映時間】113分
【配給】ロングライド
【映倫区分】G
【IMDB】7.7/10.0  (およそ11,013人の評価)

【あらすじ】

自宅アパートのバルコニーの溝が違法建築であると指摘されたトニーは修繕しようかという工事業者の現場監督であるヤーセルの申し出を断る。しかしヤーセルはバルコニーを勝手に修繕しようとし、トニーはそれを止めようと妨害、するとヤーセルはトニーに対して「クソ野郎」と暴言を吐く。
トニーは修繕会社に暴言について謝罪を求めるよう要求し、会社に指示されたヤーセルは謝罪に向かう。しかしそこでも二人の人種や政治的思想、宗教観念などが絡み、今度はトニーが吐いた暴言に対しヤーセルがトニーを殴る事態に。些細なことがきっかけで起きた諍いは、法廷劇へと発展していく。

【感想(ネタバレするよ!!)】

☆4.5/5.0

とっても好きですこの映画!!!!
2018年に観た映画の中でもTOP10には食い込むレベルで好きです!!!!!

正直、主人公二人の人生の過酷さや、人種問題、政治的問題、宗教観念などはちびぞうにとっては全くの未知の世界であり、共感できるような部分は何一つなく、登場人物たちの抱える苦悩を”そういう風に生きてる人もいるんだ”という感覚で受け止めることしか出来ません。
しかし、色んな難しい問題をそぎ落として「二人の男」という部分だけをクローズアップしても観ることの出来る本作は、「本来のテーマを本当の意味で理解することのできない観客」に対しても遠い国で起きている諍いが身近に感じられるように出来ているんです。ややこしい問題を理解してなくても、シンプルなプロットになじめる、そんなイメージ。

和解への伏線が好き

些細な諍いが裁判沙汰へと発展し、メディアや市民を巻き込んでの大騒動へと発展していくんですが、その裏側で主人公二人が和解していくまでの過程がさりげなく伏線としても描かれています。

工事の現場監督をするヤーセルと自動車の整備士?をするトニー。

二人は法廷でお互いの人生について知っていく過程で互いの苦しみについても理解していく。同じ傷を負ったある種の仲間意識のようなものも芽生えたかもしれません。そして、車のエンジンがかからず困っているヤーセルをトニーが手助けして車を直してやるシーンなどでも、少しずつ二人の心の距離が縮まっていくのが分かります。

決めてとなったのはトニーが弁護士にも話していなかった自分の過去を法廷で明らかにされたこと。

それを知ったヤーセルはトニーに会いに行き(かつてトニーが自分にしたように)トニーのタブーについて悪態をつき、そしてぶちぎれた彼に思い切り殴られる。そこでヤーセルは今までの事を全て謝罪する。

お互いに、お互いの痛みを抉り、罵倒し、これでお互い様、痛み分けだ。という感じですね。

こういう、二人の関係性が分かりやすく変化していく場面以外にも、観客だけに分かる伏線が用意されています。
かなり序盤の方でトニーが「中国製の製品」についてダメ出しをしているシーンがあるんですが、忘れたころにヤーセルも中国製品について言及するシーンがあるんです。その2つのシーンはバラバラで、お互いはそのことを知りませんが、観客だけが「もしかしてこの二人、職人として気が合うのでは」とうっすら思うことができます。

宗教や政治的思想やらを取っ払った時に残るのは、一人の男であること、職人であること、そして人間であること。その根本的な部分で二人は共鳴することが出来た。だからこそきっとお互いの痛みを受け入れるという選択肢も取れたのでしょう。

この演出がすごくさりげなくて、ちびぞうは大好きなんです。

ひとつだけ気になる

二人の弁護を担当した弁護士は親子だったんですが、彼らに対しても知識があれば楽しめたかもしれません。が、ちょっとあの設定は蛇足なように感じてしまったかな。親子の諍いを持って来られても・・・という感じがしてしまったんですよね。内戦を知らない世代である若い弁護士が相手だからということで独特な話運びになっていたのかもしれませんが、それなら別にただ若い弁護士にすればいいし親子である必要性はなかったような気もする。

そもそも親子で裁判で戦うって可能なんですかね。

ちょっとこの部分だけがノイズのように気になってしまった点でした。

まとめ

いがみ合うような関係性だったとしても、別の角度から触れ合えば分かり合える可能性が残っている、それこそがこの邦題にある「希望」なのかなと感じました。

正直泣けたし、すごく心に残った。

ある程度の事前知識はあった方がより物語について入り込めるとは思いますが、意外に何も知らなくても映画的楽しみを見出せる傑作だと思います。

おすすめ。

最近、中東の映画を観る機会が多くて、そこらへんの歴史や情勢などにも興味がうっすらと出てきました。

数時間、椅子に座って画面を見つめるだけで世界を知れるきっかけをもらえる。映画ってほんとすごい。

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賛否両論を呼ぶ鬱映画『ミリオンダラー・ベイビー』ネタバレ&感想

「愛に、打たれる。」

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どうもこんにちはこんばんは、ちびぞうです。

エロもグロもゴアもナンセンスもカルトも鬱映画も大体ヤバそうなジャンルは受け入れられるちびぞうではあるのですが、数少ない「鬱過ぎて辛くて観るのをやめた」映画の一つが今作品。

高校時代だったかな・・・観たの・・・。クリント・イーストウッド初体験にして枯れに対する苦手イメージを植え付けられてしまったんですよね。そもそも、おそらくもっと単純なボクシングのサクセスストーリーだと思い込んで観たところがあったのかもしれない。それがいけなかったのかもしれない。

でも後半の展開なんて観てみないことにはわかんないじゃないですかぁああああああああ

もう何年越しになるか分からないですが、知人に勧められて観ました。

ようやく、この映画のラストと向き合うことができます。

【映画情報】

【原題】Million Dollar Baby
【制作国】アメリカ
【監督】クリント・イーストウッド
【脚本】ポール・ハギス
【原作】F・X・トゥール(ジェリー・ボイド)『Rope Burns:Stories From the Corner』
【製作】クリント・イーストウッド、ポール・ハギス、トム・ローゼンバーグ、アルバート・S・ラディ
【撮影】トム・スターン
【美術】ヘンリー・バムステッド
【編集】ジョエル・コックス
【音楽】クリント・イーストウッド
【出演([]内は役名)】

  • クリント・イーストウッド[フランキー・ダン]
  • ヒラリー・スワンク[マギー・フィッツジェラルド]
  • モーガン・フリーマン[エディ・“スクラップ・アイアン”・デュプリス]
  • アンソニー・マッキー[ショーレル・ベリー]
  • ジェイ・バルチェル[デンジャー]
  • マイク・コルター[ビッグ・ウィリー]
  • ブライアン・F・オバーン[ホーヴァク神父]
  • マーゴ・マーティンデイル[アーリーン・フィッツジェラルド]
  • ネッド・アイゼンバーグ[サリー・メンドーサ]
  • ブルース・マックビッティ[ミッキー・マック]

【公開日(日本)】2005年5月28日
【上映時間】133分
【配給】 ムービーアイ、松竹
【映倫区分】 R15+
【IMDB】8.1/10.0  (およそ584,000人の評価)

【あらすじ】

ロサンゼルスの寂れたボクシングジムの門を叩いた田舎育ちのマギー。ジムのオーナー兼トレーナーのフランキーは彼女を拒んでいたが、彼女の真剣さに打たれ、彼女のトレーナーとなる。お互いに父娘の関係をなくしている2人は、激しいトレーニングの中で人間的に歩み寄っていく。【引用元:映画.com

 

【感想(ネタバレするよ!)】

☆3.5/5.0

やはり賛否両論の作品のようですね!!!!!

序盤と後半のストーリーの展開の意外さ、そして「尊厳死」や「安楽死」といったテーマについて政治・宗教的な観念から物議をかもしていたようです。

おおまかなストーリー

舞台はロサンゼルスのとある寂れたボクシングジム。有能な止血係からトレーナーとなり、ジムを経営していたフランキー・ダン(クリント・イーストウッド)の元へ、家族から愛を注がれず育った貧しいトレーラー暮らしのマギー・フィッツジェラルドが訪れる。

彼女はプロボクサーとして成功するためにダンにトレーナーになって欲しいと願うが、彼女が女性であることや32歳というボクサーとしては若くないということを理由にダンは断る。

しかしジムの雑用係でありダンの旧友でもある元ボクサーのエディが彼女の素質を見抜いたことや、毎日練習に励む彼女の努力に絆されてダンは彼女のトレーナーとなる。

マギーはダンに指導されどんどん強くなり、相手のトレーナーに金を渡さないと試合相手が見つからないほどに。イギリス・チャンピオンとのタイトルマッチを経ても勝ち続けるマギー。ダンはついにウェルター級のWBA女子チャンピオン、ビリー(青い熊という異名を持つ)との戦いを決める。しかし彼女は反則技を使う危険なボクサーとして有名だった。
試合はマギーが優勢だったが、試合後にビリーが放った反則パンチにより転倒、首を骨折したマギーは首から下が一切動かせない全身不随となってしまう。

親子のような絆を育んできたダンとマギー。ダンはマギーの本当の家族よりよっぽど彼女を深く愛していた。
自分が設定した試合でこうなってしまったことを深く後悔し自己嫌悪するダン。全身不随となった彼女を励ますが、彼女は回復の見込みのない自分の状態に絶望し、自殺未遂を繰り返すように。そして最終的にはダンに自分を安楽死させてくれと頼む。

最初はそんなことは出来ないと拒絶したダンだったが、悩んだ末、彼女にアドレナリンを過剰投与し姿を消す。

彼のジムでは旧友エディがダンの帰りを待つが、彼は帰ってこなかった。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は scdfghjuilu.jpg です

親子の愛の物語

「安楽死」や「尊厳死」の方が重いので目が行きがちだし、賛否を呼ぶのは仕方ないですよね。

でもそのテーマって結局は人の考え方に左右されるし、正しい正解なんてないじゃないですか。アメリカでも患者が自分の意思で治療を打ち切って欲しいと願えば病院側はそれを聞く義務があるようですし、逆にそう望んでいる患者に延命措置を強行すればそれが患者を苦しめていると判断されることもあるようで。

ちびぞうは、もちろんその時の状況にもよりけりですが本人の意思が全てであり、尊厳死や安楽死自体はタブーだと感じていないので、ここのテーマに多くの人の目が行きがちなのは少し寂しいかなと思いましたね。アメリカはキリスト教の影響がすごく大きいので仕方のない部分なのかもしれませんが。

実際はこの作品のもっと大きなテーマは「血縁のない家族」がいかにして作られていくかの過程であったり、彼らの絆の重さを感じるということにあるとちびぞうは感じています。

ダンの性格や、それがもたらしてきた今までの人生、娘との関係、その全てがラストシーンに帰結しており、大きな愛を表現しています。ちびぞうは単純にその家族愛の形に胸が熱くなりました!!

「モ・クシュラ」という言葉

wikiさんには

「 モ・クシュラ」は「おまえは私の鼓動だ(My pulse)」を意味するゲール語の親愛表現であり、『A chúisle mo chroí』(ああ、私の心臓の鼓動よ)の短縮形である。

とありまして、つまりは「お前は私の全てだ」という最上級の愛を伝える言葉なんですねぇ~~~~。

ほんと、イーストウッドさんはこういうとこある!ロマンチックというか!ダンディ極めてるというか!ちびぞうは彼の映画は数えるほどしか観た事がありませんが、なんとなく彼のナルシズムとかロマンチストなところを感じていましてね。
今回のこのモクシュラという言葉をマギーの異名にしたり、安楽死させる直前まで意味を教えなかったりと、かなりロマンチック…。しかしかなりジーンとくる演出なんですよそれが!!

この言葉、言いたくなりますね。無駄に言いたくなります。素敵です。

ダンという愛情表現が苦手で不器用な男がゲール語で愛を…うーんずるい。あざとさすら感じるけど感動しちゃう。悔しい。

助演のモーガン・フリーマンも素晴らしい

元ボクサーで夢破れたエディの役をモーガン・フリーマンが演じています。

彼は37歳まで戦い、最後の試合で片目の視力を失ってしまいますが、その試合前に止められなかったことをダンはずっと悔やんでいました。

このエディという存在がまたダンの過去への後悔や自己嫌悪を後押しする良いキャラクターなんですよね。ラストシーンのダンの選択への伏線の一つにもなっている。

そしてエディ自身が夢を追う事を諦めていないという希望のある対照的なキャラで、彼がジムで見出した若者が一度は夢破れ出ていくものの、後々戻ってくるシーンとか最高です。地味に感動するしちびぞうのすごく好きな場面です。

まとめ

昔は、あまりにも意外な展開でマギーの状況がどんどん悪くなってくるのがつらく、最後まで観ることが出来ずに途中で止めてしまいましたが。

今回はきちんと最後まで観ることができました!これでまた苦手を一つ克服!

というか、ちゃんと観るべきだったのかなぁ、でもどうなんだろうなぁ。過去のちびぞうは、結末を受け入れられなかったかもしれませんし、また違った感想を持ったかもしれませんね。

それはそれで面白いなぁ。人は時間を経て変化していくものですし、過去に良くなかったと思う作品でも、しばらくしてまた見返してみるというのも面白いですね。感想が変化することで自分の変化にも気付けるかもしれないし。

今のちびぞうは今作をとてもいい映画・・・とは言いにくいんですけども、心に残る名作だし面白いなと感じました。前評判とかで観るのが怖くなっている人とかにもぜひ、一度観てもらいたい作品です!

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モノクロの映像美!映画『羅生門』ネタバレなし感想

むせかえる真夏の草いきれの中で繰り展げられる 盗賊と美女とその夫の、息詰まるような愛慾絵巻。

こちらも以前(もはや去年)に書いたぎふアジア映画祭で鑑賞した作品。

『第40回/ぎふアジア映画祭』行って来たよレポ!

実は先日アププした『天国と地獄』よりも先に観た、初めての黒澤明監督作品だったりします。

法改正させた誘拐劇!映画『天国と地獄』ネタバレ&感想

今作は黒澤明監督が海外で評価される一端を担った作品。日本では評価されず、海外に出して賞賛されその評価に持ち上げられる形で日本でも注目を浴びたといういわゆる逆輸入の作品というのは有名ですね。

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】黒澤明
【原作】芥川龍之介『藪の中』『羅生門』
【製作】箕浦甚吾
本木荘二郎
【撮影】宮川一夫
【録音】大谷巖
【美術】松山崇
【照明】岡本健一
【編集】西田重雄
【助監督】加藤泰
【記録】野上照代
【音楽】早坂文雄
【出演([]内は役名)】

  • 三船敏郎[多襄丸]
  • 京マチ子[真砂]
  • 森雅之[金沢武弘]
  • 志村喬[杣(そま)売り]
  • 千秋実[旅法師]
  • 上田吉二郎[下人]
  • 本間文子[巫女]
  • 加東大介[放免]

【公開日(日本)】年月日
【上映時間】分
【配給】
【映倫区分】
【前作】
【次作】
【IMDB】8.3/10.0  (およそ134,000人の評価)

【あらすじ】

平安時代、都にほど近い山中で貴族女性が山賊に襲われ、供回りの侍が殺された。やがて盗賊は捕われ裁判となるが、山賊と貴族女性の言い分は真っ向から対立する。検非違使は巫女の口寄せによって侍の霊を呼び出し証言を得ようとする、それもまた二人の言い分とは異なっていた……。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.5/5.0

本間文子さん扮する巫女の口寄せシーンの役者さんの覇気というか目力というか、とにかく力強くて圧倒!

三船敏郎の演技も素晴らしいのですが、ちびぞう個人としては京マチ子をはじめ女性陣の圧を感じる演技合戦が特に素晴らしく感じました。

モノクロの映像と風に舞う布!世界観がエモい!スクリーンの奥の出来事なのにまるですぐそばにあって触れられそうな圧倒的存在感と言いますか!すごかった。

ちびぞうは芥川龍之介の羅生門と言えば小学校の頃国語の教科書で読んだ事があり、小汚い老婆が羅生門で追い剥ぎに遭うという恐ろしい話だ、という認識があったのですが、観れども観れども小汚い老婆が出てこない!!!!あれ?羅生門って芥川龍之介の羅生門を原作にしているのではないの…?と思っているとだいぶ気が散ってしまったのですが。

観終わってから調べてみると、今作は芥川龍之介の『藪の中』の方をストーリーの軸としているようです。

そりゃ婆さん出てこないわけだわ!!!!!!

ちびぞうは文学少女だったわけでもなく、文学女なわけでもありませんので、当然のように藪の中は読んだことがありません。それ故の混乱でした。中途半端な原作知識が映画を観る邪魔をしてしまったのです。残念すぎる。

今作は、3人の人物が一つの事象についてそれぞれの角度から違った真相を語り、どれが本当の話なのか分からない…!というのが面白さのメインとなるテーマ。

今回のぎふアジア映画祭では元々の味わいを堪能して欲しい、ということでわざと古く画面も荒く音も聞き取り辛いものを上映したそうで、当時の味わいはこれか…!と思う反面セリフがやはり聞き取りにくいところが多々あり、またちびぞうの地頭の問題もあってストーリーがよく分からないまま流れていってしまいました…。

味わいとの兼ね合い、難しい。

ちびぞうの働く映画館もフィルム上映をしていてたまに古すぎてフィルムが途中で切れてしまうのですが『そこがいいんだ!フィルムが切れなきゃ映画じゃない!』とおっしゃるお客様もいるので世の中いろんな需要があるんだなぁと脱線しながら締めたいと思います(笑)

まとめ

こちらの映画はやはり映像美、そして古い映画ならではの画面のザラザラ感と鬼気迫る役者陣の顔の演技、そしてそれが映えるモノクロを楽しむ映画だと思います。

キャッチコピーにあるような【愛慾絵巻】は描かれていませんでしたが、藪の中でむせかえる真夏は感じることができました。

機会がある方はぜひ、発掘してみてはいかがでしょうか。

ここまで読んでいただきありがとうございました!ちびぞうでした!

 

 

 

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ついに完結!?『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』ネタバレなし感想

最強の、逆襲〈アベンジ〉へ―――

うううううううーーーーー!!!!!!ついに、ついにやってきてしまいました。去年の春に絶望させられ、そこから待ちに待って1年。ついに、ついに。アベンジャーズの今シーズンの幕引きです。

あーーーーーー本当に観るのが怖かった。

メタ情報として、キャップとソーと社長の役者はもうアベを引退だということを知っていたので、おそらくはそういった話の展開になるのであろう、と。
引退=キャラクターの死というわけではないということは分かっていましたが、とにかく怖かったんです。

それから、今作はサー・スタン・リーのカメオ出演が見られる最後の作品でもあり、そういう意味でも悲しかった。スタンリーが亡くなってから、今作で彼の姿を見るまでは御大は死んでいないことにしよう!とちびぞうの中で決めていましたからね・・・。

今回は東京で映画仲間とオフ会をしたので、仲間8人と仲良く一列になって鑑賞してきました。2D字幕での鑑賞です。

パンフはこんな感じ。当然のように通常版と特別版があり、特別版の方を買いました!

豪華なカバーがついていて、これを外すとこのブログのタイトル下に貼った画像のデザインが出てきます!全部で怒涛の78P、税抜き1,000円です!大台に乗ってしまいましたね~~~~。製作陣やキャストのインタビューに加え、アメコミライターの主水さん、光岡ミツ子さんなどのコラムが載っています。

やっぱりなんといってもアメコミ系のパンフはアートワークやコンセプトアートのページが素晴らしい。素晴らしすぎて目からナイアガラの滝ですよ。

ばちくそクールなシールもついている。

映画情報

【原題】Avengers: Endgame
【制作国】アメリカ
【監督】アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
【脚本】クリストファー・マルクス、スティーブン・マクフィーリー
【製作】ケヴィン・ファイギ
【製作総指揮】ルイス・デスポジート、ビクトリア・アロンソ、マイケル・グリロ、トリン・トラン、ジョン・ファブロー、ジェームズ・ガン、スタン・リー【共同製作】ミッチ・ベル、クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
【撮影】トレント・オパロック
【プロダクションデザイン】チャールズ・ウッド
【編集】ジェフリー・フォード、マシュー・シュミット
【衣装】ジュディアナ・マコフスキー
【視覚効果&アニメーション】インダストリアル・ライト&マジック
【視覚効果監修】ダン・デレウ
【ビジュアル開発主任】ライアン・メイナーディング
【音楽】アラン・シルヴェストリ
【音楽監修】デイヴ・ジョーダン
【キャスティング】サラ・ハリー・フィン

【出演([]内は役名)】

  • ロバート・ダウニー・Jr[アイアンマン/トニー・スターク]
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は IMG_0194-1.jpg です
  • クリス・エヴァンス[キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース]
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は IMG_0193-1.jpg です
  • マーク・ラファロ[ハルク/ブルース・バナー]
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  • クリス・ヘムズワース[ソー/ソー・オーディンソン]
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  • スカーレット・ヨハンソン[ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ]
  • ジェレミー・レナ―[ホークアイ/クリント・バートン]
  • ドン・チードル[ウォーマシン/ジェームズ・”ローディ”・ローズ]
  • ポール・ラッド[アントマン/スコット・ラング]
  • ブリ―・ラーソン[キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース]
  • カレン・ギラン[ネビュラ]
  • ダナイ・グリラ[オコエ]
  • ベネディクト・ウォン[ウォン]
  • ジョン・ファブロー[ハッピー・ホーガン]
  • ブラッドリー・クーパー[ロケット(声)]
  • グウィネス・パルトロー[ペッパー・ポッツ]
  • ジョシュ・ブローリン[サノス]

【公開日(日本)】2019年4月26日
【上映時間】182分
【配給】ディズニー
【前作】キャプテン・マーベル
【次作】スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
【IMDB】9.0/10.0  (およそ244,000人の評価)

【あらすじ】

前作「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」で、宇宙最強の敵サノスに立ち向かうも、ヒーローたちを含めた全人類の半分を一瞬で消し去られてしまうという敗北を喫したアベンジャーズが、残されたメンバーたちで再結集し、サノスを倒して世界や仲間を救うため、史上最大の戦いに挑む姿を描く。【引用元:映画.com

【感想】

☆/5.0

まずはネタバレを無しにして、とにかく湧き上がる感想をつらつらと述べていきたいと思います。

近日中にもう一度観に行く予定なので、その後でネタバレも含んで冷静な気持ちで書いていきたい。

もーーー!!!最初から最後まで泣きっぱなしでしたよ!!!オープニングからエンドロールまで!!!何度泣いたことか!!!

このMCUシリーズで毎回チラッと顔出しをしていた原作者スタンリーのカメオ出演が今回で最後になる、寂しい、とか色々言ってたんですけどもぶっちゃけスタンリーどころじゃなかったぁあああごめんねえぇえええ!!!!!でもばっちりとそのシーンは目に収めましたよ!!!!

もう何から言っていいか分からない。ネタバレなしだと難しい。

脚本に関しては、ちびぞうにとってあんまりやって欲しくないなーと思うような展開があったのは確かですし、「冷静になったらツッコミどころも増えていくのでは??」と思う部分もありました。でも!!!でもね!!!やっぱりこう言いたい。

お疲れ様でした。と。

ハリポタの最終章を観終わった時とすごく近い気持ちです。とにかく、この10年間(ちびぞうはアイアンマンの1から劇場で追ってるわけではなくておそらく2012年の『アベンジャーズ』からなので厳密に言えば7年間)、製作陣や監督、キャストの皆さんにお疲れ様でしたと、楽しませてくれてありがとうとそう声を大にして言いたいんです。

こんなに熱い気持ちを持って追いかけられるシリーズというのはちびぞうにとって初めての映画体験だったし、『アイアンマン』で「私がアイアンマンだ」と社長が言ったその瞬間からずっと社長のファンだったちびぞうとしてはもうね………泣くしかないんですよ。

込み上げてくる熱い気持ちを涙と鼻水に替えて垂れ流すしかできないんですよ。

本当に最高でした。感動オブザ・ワールドでした。

キャラクターの強さのバランスを考えて適度に強キャラを弱体化させつつみんながみんなしっかりと見せ場を持って活躍できるようにしていた。

今までの伏線も拾いながらこれだけ沢山のキャラクターのストーリーをなんとかまとめきってくれた、そしてそれぞれが己の納得いく形でエンドを迎えたと感じています。良かった。でも悲しい気持ちはずっときっとこれからも続くんだろうなぁ。

このアベンジャーズのシリーズは「フェイズ」という区切りでも分けられていて、今作のエンドゲームでフェイズ3が終了。そして次回作のスパイダーマンからフェイズ4が始まる、という流れになっています。つまりまだアベンジャーズ自体は続いていくんです!!

しかし今作で大きな流れが一つ終わり、色んなエピソードがまとめられ、キャラクターたちもそれぞれのストーリーを完結させて次へ進むという形。実質ここから先、どのキャラが続投するのかも分からないし(スパイディとフューリーさんは確実ですが)、もう見られないキャラもいるでしょう。

アイアンマンを筆頭としたアベンジャーズ・エンドゲーム までのインフィニティ・ウォーは完結として観て、次からの作品は全くの別物として考えていく方が、すっきりと観ていけるかもしれませんね。

スタンリー、そしてルッソ兄弟ありがとう!

お疲れ様でした!!!!!!!

アイアンマン最高!!!!!!!!


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Steamの謎解きゲーム【THE ROOM(ザ・ルーム)⑤‐4/last】攻略!

どうも、こんにちはこんばんはーちびぞう(@cbz_ewe)です! !!!

THE ROOM攻略も佳境!動画もラストのものをアププしたばかりです!このまま一気にラストまで駆け抜けたい!!

前回の記事はこちら↓

3桁の数字を入力したところからですね~。

箱の側面から板がせり出してきます。レンズを通して見てみると奥にルービックキューブのようなものが見えています。

この左上と右下に「何かのためのソケット」がついているので、アイテムが足りないようです。しばらく考えて見ても分からなかったのでヒントをぽちり・・・。すると

「ピアノが演奏をし始めて、そして終了した。ピアノは何かされるのを待っているようだ」

と表示されます。そうでしたね!!!!ピアノを放置していましたね!!!というわけで

ピアノの謎を解く

ピアノのところに戻ります。

ピアノの鍵盤の下に出ているボタンを押すと、ピアノが「シソミソシ」と演奏を始めます。演奏が終わったら、同じようにピアノの鍵盤をクリックしていきます。すると、次の演奏が始まります。次は「ソ#レド#レソ」です。シャープの部分は黒鍵です。最後に、「シソシソシ」を弾きます。

すると!!!右上の蓋が開いて!

【金属のハンドル】をゲット!!!

これはおそらくさっきの板のところにあった二つのソケットにはめ込むアイテムだと思われます。さきほどの板のところに戻ります。

キューブを回そう!

ハンドルをはめます。左上のハンドルを回すと奥のキューブが縦回転、右下のハンドルを回すと横回転する仕様になっています。

このキューブはこの板の裏面とリンクしているので、キューブにある凹んだ面を裏側に出てくるように回していきます。

凹んだ部分が裏面に出てくると、外にはみ出している四角がスライドしてそこに収められるようになります。四隅の白い四角が全てキューブに収まるように裏面のキューブを操作していきましょう!

四つ全てを収めるとムービーが始まり、裏面にアイテムが出てきます。

【赤い宝石のついた金属プレート】をゲット!!!!!

赤い宝石を使う

赤い宝石をゲットするとムービーになり、先ほどまで出ていた板は箱の中にしまわれ、今度はまた別の板が二枚出てきます。

一枚は真ん中に大きな丸いガラスがはめこまれていて、もう片方はチョコの箱のようにダイヤ型のプレートがいくつか並んでいます。

その間に、赤い宝石のついた金属プレートをはめる場所があるのではめます。

丸いガラス窓に模様を作ろう

ガラス窓をレンズで覗いてみると、未完成っぽい模様が漂っているのが見えます。

赤色以外にも三つ、宝石をはめられる場所があるので、まずはそれをゲットしなきゃいけないようです。

もう一つの板の所も見てみます。

こちらはミニパズルになっていて、開いている場所に茶色いプレートを移動させ、青、緑、黄色のそれぞれの宝石を一番下の穴が開いている場所まで移動させます。倉庫番みたいな感じのミニゲームですね。

一番下の部分はアナがあいているので、そこまで宝石のプレートを移動させられれば、裏側から宝石をゲットすることができます。これはわりと簡単でした!

【青の宝石】【黄色の宝石】【緑の宝石】をゲット!!!!

宝石をゲットしたら、赤い宝石をはめた場所に残りの三つも入れていきます。これは何度も取り外してやり直すことができるようです。

まずは適当に四つ全部はめてみます。

時計回りに、赤、青、黄色、緑とはめていきます。レンズを通して出来ているか確認します。

ぐっちゃぐちゃになっていました(笑)

左上に描いてある模様と同じ形にするのが正解っぽいです。赤い宝石はもう動かせないので、そこと合うように一つずつ宝石をはめてレンズで確認しながら模様を作っていきます。

できました!!正解は時計回りで赤、緑、青、黄色の並びでした。

正解すると、板がしまわれていき、箱の上部の蓋が開きます。

パカーッと開くと中はオルゴールのようになっています。

オルゴールの謎を解く

外側からブルーの丸い球が出てくるので、中心にある穴に入るように盤面を回して線の上を走らせます。

球が真ん中まで入ると、中心部分が青い柱のように光り出します。そしたらレンズで覗きます。

いかにも模様を作って下さい!って感じの不完全な模様が見えているので、角度を色々変えてみながら正解を探します。外側の風景も注意深く観察していると、マークの見本が浮かんでいるので、そこにぴったりと重ね合わせます。

するとフラッシュ!して明るくなり、二つ目の青い球が盤面に登場!!

さきほどと同じように盤を回しながら中心の穴にスライドして移動させていきます。

真ん中の穴に球がしまわれると、再び青い宝石が登場、光を放ち始めます。レンズを通して見ると、さっきよりも複雑な未完成のマークが現れます。今度は画面の角度だけでなく、マークそのものをいじってある程度形を作らないと、外側に合わせるべき模様が登場しません!ので注意!

さきほどと同じようにマークを重ねると、ムービーが始まります。

ついにエンディング!

レンズを通した画面のまま、カメラは箱の外側へ。

赤字でたくさんのマークが浮かんだり、レンズにひびが入ったりしたあと、ASさんかな?と思われるシルクハットの男性の影がうっすらと見えます。

一瞬で男性の影は消え、レンズは粉々に割れてしまいます。

そして、その割れた画面の奥に見えるゲート?のようなものを映して、エンドです!

GAME COMPLETE

君はやり遂げた!
どうかうろたえないでほしいのだが、きっとさらに厳しい試練が訪れる。
君はさらに長い旅の第一歩を踏み出した。

君が立たされた苦境に隠された真実を包み隠さず言おう:後戻りは不可能だ。
我々みんなが。今のところ、君は私と同じくらい捕らわれている。

全霊を捧げて進んでほしい、わが友よ。よりたくさんの部屋が待ち構えているのだ。

と、いうことでしたー!!!!!

ようやく、THE ROOMクリアです!!!やったね!!ぱちぱち!!

アププした動画も貼り付けておきますーーーーーー。

物語は結局どういうものだったのか分からないまま終わってしまったので、2とか3をやっていかないと分からないよ、ということなのでしょうか?しかしこのゲームは脱出ゲーなので、元々ストーリーはあってないようなものだったのかもしれません。

ニコ生での配信中にリスナーさんが全てのシリーズをやって欲しい、とコメントを頂きましたが・・・今のところこのシリーズの続きをやる予定はありません!><

ほかにも頂いたゲームがあるのでそれをやらないと・・・というのもありますし、スチームの3Dゲームはちびぞうのパソコンのスペック的に厳しいな・・・と思うところがあるからです。

いつかその辺の問題もクリアしたら、続編もやっていきたいですね!

トータルで見て、とてもボリューミーで謎解き好きとしては大満足!とても楽しかったです!ここまで見守ってくれ、記事を読んでくれた皆様!ありがとうございましたーーーー!!!

まだ次のゲームは未定ですが、そのうちまた何かしら配信していこうと思っているのでよろしくお願いします!!それでは!ちびぞうでした!!

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た行

法改正させた誘拐劇!映画『天国と地獄』ネタバレ&感想

こちらは以前レポ↓を書いた、ぎふアジア映画祭で鑑賞した作品です。どうも!ちびぞうです!

『第40回/ぎふアジア映画祭』行って来たよレポ!

何気に黒澤明監督の作品は、『羅生門』に引き続き2本目!ちびぞうはミーハーですから、名作と言われる作品や巨匠の古い作品などは観てなかったりするものも多いのです・・・。

誘拐犯に対する刑の軽さについての憤りをぶつけたという作品でもあるということにも注目したいですね。

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】黒澤明
【脚本】 黒澤明、菊島隆三、久板栄二郎、小国英雄
【原作】エド・マクベイン『キングの身代金』
【製作】田中友幸、菊島隆三
【撮影】中井朝一、斉藤孝雄
【美術】佐藤勝
【録音】矢野口文雄
【照明】森弘充
【整音】下永尚
【監督助手】森谷司郎
【現像】 ヌタ・ラボラトリー
【製作担当者】根津博
【音楽】佐藤勝
【出演([]内は役名)】

  • 三船敏郎[権藤金吾]
  • 香川京子[権藤伶子]
  • 仲代達矢[戸倉警部]
  • 木村功[荒井刑事]
  • 山崎努[竹内銀次郎]
  • 三橋達也[河西]
  • 佐田豊[青木]
  • 石山健二郎[田口部長刑事]
  • 加藤武[中尾刑事]
  • 田崎潤[ナショナル・シューズ宣伝担当重役・神谷]
  • 中村伸郎[ナショナル・シューズデザイン担当重役・石丸]
  • 島津雅彦[青木の息子・進一]
  • 江木俊夫[権藤の息子・純]

【公開日(日本)】1963年3月1日
【上映時間】143分
【配給】東宝
【IMDB】8.4/10.0  (およそ23,500人の評価)

【あらすじ】

製靴会社の専務権藤の息子と間違えられて、運転手の息子が誘拐された。要求された身代金は三千万円。苦悩の末、権藤は運転手のために全財産を投げ出して三千万円を犯人に受け渡し、無事子供を救出する。非凡な知能犯の真の目的とは。【引用元:映画.com】

【感想(ネタバレするよ)】

☆3.5/5.0

純粋に面白い!ということと、純粋にすごい!ということをまず感じましたね。

143分という時間は結構長いじゃないですか。しかしその長さを感じさせない緊迫感の連続。誘拐劇が起き、誘拐された親側の葛藤も、警察の仕事っぷりも、かなり細部まで描かれた推理劇の構成がお見事!といった感じでした。

犯人からの電話を分析するシーンも面白かったですし、犯人が家を覗き見ていたということから、高台にある被害者宅の周辺のどの一体に犯人が潜んでいるのかという目星をつける捜査も楽しかった。
最初に犯人が富豪の息子ではなく、その富豪の運転手の息子を誤って誘拐されてしまったという点もストーリーとしてとても二転三転して面白かったですね。

自分の息子であれば迷わず身代金を払おうとしたけども、運転手の子どもなら払わない!と言ったり、しかしやはりそこで良心との葛藤があり払おうとしたり・・・そこにナショナルシューズという会社の権力争いなどが絡んできて話はどんどん複雑絡んで大きくなっていきます。

更に、あの頃の日本にあんな乱れた場所が!?と思うほど薬に乱れた人々の描かれ方。あれもびっくりでしたね。

誘拐犯に狙われる富豪役を三船敏郎が演じています。彼の演技、そして纏った雰囲気が素晴らしく、三船敏郎のおかげで物語に引き込まれたと言っても過言ではない!

そしてちびぞうが一番気に入ったのは誘拐犯役の山崎努。当然だけどわっかい!!!!最近、木村拓哉と二宮和也W主演の『検察側の罪人』などでも見かけたので余計に若い!!!と思いました(笑)

彼は貧しいインターンで、富豪の暮らしを一方的に羨み妬んで犯行に至ったということらしいのですが、特に深い彼の気持ちや生い立ちなどは語られません。

この犯人の私刑が確定したのち、三船敏郎がラストで格子越しに対面するシーンがあるのですが、このシーンが一番印象的で素晴らしいシーンでした。見つめ合った二人の間に漂う空気というか。山崎努の発狂、二人の間におろされるシャッター。

富豪の人生は天国、自分の人生は地獄と語った山崎努のセリフが映画を終わったあとも強烈な余韻として残りました。

いやーこれが巨匠の映画。そして名優たちの演技。それを引き出す演出。

どれも素晴らしかった。

こういう古い作品で面白い!楽しい!と感じる時、ちびぞうはいつも同じことを思うんですが「この映画が公開された当初にリアルタイムで観たかった」・・・と今回も思いましたね。

きっと忘れられない映画体験になったことでしょう。

 

今作が公開された当初、現実でも誘拐事件が多発し、国会でも問題視され刑法改正されたというエピソードもこの映画が世間に与えた影響の大きさを物語っていますね。

今の邦画界でそこまで影響を与える映画があるか?と思うとやはりないと思うんです。そういう意味でもこの映画は、すごかった。

 

 

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Steamさ行

Steamの謎解きゲーム【THE ROOM(ザ・ルーム)⑤‐3】攻略!

こんにちは、こんばんは!どうもどうも ちびぞう(@cbz_ewe)です!

ようやくたどり着いたエピローグ・チャプター!前回の記事に続いてレポを書いていきたいと思います!!

https://www.elephant-eats.jp/archives/8384

ピアノが出て来てそれを動かすためのコインを探そう!・・・という場面ですけども、その前に!!先に謎解きします!

記号の謎を解こう!

こちらの、テーブルのへりの部分にある謎ですね。

この右側の三つの丸が描かれているタブ?は左へスライドさせられる仕組みになっています。


おなじくテーブルのへりに同じマークが描かれている場所があります、そこがヒントになっています。この丸の数が同じものを示すようにタブを動かしましょう。

三つのタブを正解に合わせると、左下に引き出しが出現!コインが出て来ます!!

【コイン】をゲット!!!!

コインを使おう

早速、ゲットしたコインをピアノに使っていきます!

鍵盤の下の所にコインを入れるソケットがありますのでそこに入れます。すると、ピアノは自分で鍵盤を押し音を奏でます。ソケットがあった場所にはボタンが出現します。

自動演奏っぽくピアノが鳴るんですが、いまいち何をしたら良いのか分からないのでいったんここは離れます!

ここのこのタブの部分、下に下げるとどうなるのか?というのが分からないので、このタブを下に下げ、

金網?を下に下げてから鍵を左下に回してみます。

上の部分に鍵が出て来ました!!

【鍵】をゲット!!!!

鍵を使う

この鍵は箱のサイドにある小さな鍵穴にはまります。

鍵を使って回すと、左右に開いていきます。中はこんな感じ。

いかにも例の星形ソケットと連動してそうな感じのものが出て来ました。

この真ん中にマークが出ている場所はクリックすると横にスライドし、他の模様に切り替わる仕組みになっています。上と左下と右下にある三角形のうち、左下のみが金色になっていますが、これは星形の鍵が今現在、左下に向いているということを意味しています。

星形のソケットを上向きに回してみます。

表示が変わりました。ここのマークはクリックしても変わりません。このマーク自体がヒントになっていて、左下に星形の鍵を回した時はこのマークにしろ!とういう意味のようです。

この表示どおりに星形の鍵を左下に合わせて、マークをはしごのマークにします。

同じように、今度は右下に星形の鍵を合わせて火星人っぽいマークにします。

成功!

左右の黒い四角の部分の蓋?が下に下がっていきます!

右下に合わせていた星形のソケットを上に戻します。

ボタンが現れました!押してみます。

右上に数字入力をする場所が出現。そして何やら新しい装置がせり出してきます。

4本の綺麗な棒ですね。一番左は固定されていて、右三つは下のレバーを引くとくるくる回転する仕様になっています。

レンズを通して見てみます。

何やら模様が浮かび上がってきました!これは横から見ると繋がって見えそうな感じ!三つのレバーを駆使して柄合わせをしていくと・・・?


3桁の数字が出て来ました!573!

これをさきほどの入力する場所に打ち込みます!!!いぇーい正解!

と、いうところで今回は短いですが終わっていきたいと思います。

ここまでの動画も貼っておきますのでぜひご覧ください!

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Steamさ行

Steamの謎解きゲーム【THE ROOM(ザ・ルーム)⑤‐2】攻略!

どうもぉ、 ちびぞう(@cbz_ewe)です! !!!

チャプター5の続きをレポっていきます!前回の記事は↓

https://www.elephant-eats.jp/archives/8361

金属の球を調べる

前回のラストで手に入れたこちらのアイテムをインベントリ内で調べます!

何かがおかしい気がする、とコメントがありましたね。

この真ん中の線でパカッと開きそうな気配。上の方を見てみるとこんな風になっていてスライドして動かせます。

スライドさせて円形の模様が真ん中にくるようにスライドさせると、カチッと動きが止まります。そしたらその円形の模様を押します。

開きました!!!

中は機械仕掛けの装置がカシャカシャ動いています。

【小さな歯車】をゲット!!!!

このアイテムを取ったら、もうこの球は用なしっぽいですね。画面を閉じたらインベントリから消えます。

小さな歯車を使う

早速使っていきましょう!前回、三角マークの歯車を使ったところの上の部分ですね!

歯車をはめて、右側のボタンを押します。△の歯車の時と同じですが、今度は上側の枠?が右へ移動していきます。

枠が両方なくなると、テーブルサイドの引き出しっぽいところに取っ手が出現します。

引っ張ると引き出しが開きました!中には、「古い色褪せたタロットカード」と鍵が入っていました。

【奇妙な形の鍵】をゲット!!!!!!

このタロットカードはアイテムでもないし、特に何かのヒントになっているわけではないようです。

奇妙な形の鍵を使う

箱の側面部分に「星形のソケット」と表示される星形のくぼみがあるので、そこに奇妙な鍵を使います。

するとムービーが始まります。中の歯車装置が動き出した!!って感じのムービーです。スチームパンク感がすごいかっこいいです。

この鍵を右下の三角に合わせると、上の楽譜が描かれた部分がするすると動き、タブが出てきます。いかにも下に下げられそうな感じなので、下げます。

下げると、今度はこの鍵より右側へとカメラ視点が移動します。その先にも楽譜が描かれていて動く四角い部分があります。それの上半分に透けた蓋がついていたのですが、先ほどのタブを下ろすことで下に下がります。

これはもっかいさっきのタブを上に上げて、この蓋も上に動かしておきます。そして、星型の鍵を左下の三角に合わせる形で左に回します。

すると、中の装置が動き、何かのアイテムが左から右へと通り過ぎていくのが見えるのでそれを確認したら先ほどの蓋のところへ向かいます。

さっき通り過ぎたアイテムが取れるようになっています!

【金属プレート】をゲット!!!!

金属プレートを使う

今度はまたテーブルのへりの部分に使えるところを探します。二つ穴が開いている金の金具があるのでそこに使います。

差し込んで回すと、左右に開いて中からピアノが出てきます!

んんんんんんんもうめちゃくちゃオシャレ!!!!!なんなのこのゲームかっこいい!!!!!

で、えーとここで思い出すのは前回の記事で見つけたASさんのメモですね。あのメモの右上に鍵盤のイラストとバツ印が書かれていました。それを参考に弾いてみます。

シとファかな?を押します。すると、中の機械が見える感じで正面の壁?が開きます。

鍵盤の手前には円形のソケットが出て来ていますが、これを調べると「コインを入れるためのソケットのようだ」と表示されます。

ウーンまだコインを持っていない!!!!!ということで、今回はここで終わりたいと思います。次記事ではコインを探すところからですね。

それでは、今回も読んで頂きありがとうございました!!!

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Steamの謎解きゲーム【THE ROOM(ザ・ルーム)⑤‐1】攻略!

どうもー、 ちびぞう(@cbz_ewe)です!

チャプター5開始です!!おそらくこのチャプターが最終章になるかと思います!

前回の記事はこちら↓

https://www.elephant-eats.jp/archives/8311

新たな場所!

「この場所はなんだ・・・?」という主人公のコメントもチラッと出ますが、何か箱の中に入ってしまったかのような歯車が周囲に見えるスチームパンクレトロな空間に到着。今回のチャプターはこの場所が舞台なようです。

このテーブルごと仕掛けがあって、テーブルの上に置いてある箱とも連動している様子。

さら~っと周りを見てから、ASさんのメモを読んでみます!

奇妙な動きの感覚。

回っているでもなく、落ちているでもなく。

私は自分自身が入り口をくぐったことを感じ。

ビジョンは消滅した。

ひょっとするとあれは私をこの場所へと送り込むだけのために機能していたのではないか?

通路は私の後ろで閉ざされた。しかし前方への道が開かれる。

何かが私を誘い込む。

君と一緒にいられるなら、

私が手順に沿って案内するのだが、

君が来ないことを祈っている。

君が単なる私の夢であることを祈っている。

もう日付すら書いてくれなくなってしまいましたね。というか今更来ないことを祈られても!?!?全然手遅れですけど!?!?って感じもしつつ・・・まぁ仕方ないので引き続き謎を解いていきましょう!!!

ちなみに、このメモには右上に何かのヒントがあるっぽいのでそれもしっかりチェックします。

さて、では引き続き探索。テーブルの上には【ヌルエレメントを記したメモ】があったりします。

下半分が破り取られていますね。これも何かのヒント??レンズを通して見ても特に何もありません。

一周して見てみるといかにも下に下がりそうな仕掛けを発見!早速下げてみます。

下げてみると、右側から三つの装置がずるっと出てきました。

それぞれの下部分に「・」「・・」「・・・」といった数字を表している?点が施されています。この数字順に記号を押す??現時点ではまだ分かりません!

ので、また別のところを見ていきます。またテーブルのサイドの部分に動かせそうな装置を発見しました!!!

いかにも下に下げてくれと言わんばかりのタブですね。下げます。

すると、下の部分の蓋が右にスライドして開いていきます。中はこんな感じ。

右側の二つのボタンが、左側の歯車のスイッチになっているようで、押すとそれぞれが回転しますが「歯車がなくなっているようだ・・・」と表示されるのでこちらも今はまだ何も出来ません・・・。

手形を回そう!

大体の装置を確認したら、今度はレンズを通して見てみます。すると、テーブルの上に一か所、何か青く光っている部分があります。クローズアップしてみると、何から回せる円形の仕掛けがあるようで。

よーく見ると手形っぽいかな?というのが分かります。なので、手形の形になるように回して見ます。手の形にすると、円形の部分が上にせりあがって来ます。見辛いのですが、右側から回り込んで見てみるとスライドできるタブが見えます。

シュッとスライドすると引き出しのような部分が出てきてそこから歯車が出てきます。

【小さな歯車】をゲット!!!!!

この歯車、中心部分が三角形になっていますので、先ほど歯車が足りないと言われたところの下側にはめにいきます。

小さな歯車を使う

歯車をはめてみたら、右側のボタンをぽちり。歯車が回り始めます。

左側の骨組みのような装置の下側だけが列車のように右の方へすーーーーーっと移動していきます。

この装置が右側へ行くと、左側の丸いボタンのようなものがたくさんついた謎解きが解けるようになります。

ボタンの謎解きをしよう!

赤丸で囲んだ丸いやつが、自由に動かせるようになります。

太陽のようなギザギザのボタンが六個並んでいます。どうやら、これらに接する道を通過させると、このボタンが裏返る仕組みのようです。全てのボタンが裏返るように、右下から動かしていきましょう!

ちなみにちびぞうは「上→左→上→左→上→右→下→右→下→左→下→左→上→左→上」で全てを裏返すことに成功しました!

全てをひっくり返すと、新たな道ができるのでそこに進みます。すると黒い留め金が右へくるっと動きます。それと連動しているっぽい左側の蓋を留めている黒い留め金も右へくるっと動きます。

右下にも白い留め金が出てきているので、それも同じようにしろということでしょうね!一度留め金の場所まで到達すると、全てのボタンがまたひっくり返ってしまう上に動かせるボタンも初期位置に戻ってしまいます。もう一度最初からスタートです。今度は右下に戻るような形で全てのボタンをひっくり返さないといけないのでちょっと難しめ。

「上→左→上→左→上→右→下→右→下→左(突き当りまでまっすぐ)→上→右→右→下→左→下→右→上→上→左→左→下→右→右→下」

でいけました!(分かりにくくてすいません!)おそらく他にも正解するルートはあるかと思います。

じゃーん!左上の蓋が開きました!いかにも下におろすっぽいスイッチが出てきたので下げてみます。

テーブルの円形の部分がせりあがってきて、アイテムが登場しました!!!

【金属の球…何かがおかしい気がする】をゲット!!!!

と、いうことで今回はここまで!!!!1次回このおかしな鉄の球を調べていきたいと思います!!!

ここまで読んで頂きありがとうございました!ちびぞうでした!!

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