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大富豪の孫が誘拐!?実話系映画『ゲティ家の身代金』ネタバレ&感想

彼女の戦う相手は誘拐犯、そして世界一の大富豪

ちびぞう母チョイスでレンタルした作品。どうも本当にあった誘拐事件の映画化らしいのですが、ちびぞうは全く事件の事に関しては知らず…。

監督は巨匠リドリー・スコット!『エイリアン』『ブレードランナー』『グラディエーター』などなど、史劇やSFが多い印象の監督。最近では『オデッセイ』などもありましたね。ちびぞうは十戒をテーマにした『エクソダス:神と王』が好きです!

主演はミシェル・ウィリアムズ、ウィリアム・プラマー、そしてマーク・ウォールバーグととっても渋オシャレなメンツ。本当は大富豪役はケヴィン・スペイシーだったそうなんですが、例のセクハラ発覚事件の炎上で降板してしまったんですよね。何とも言えない気持ちになります。

公式サイトはこちら

【映画情報】

【原題】All the Money in the World
【制作国】アメリカ
【監督】リドリー・スコット
【脚本】デビッド・スカルパ
【原作】ジョン・ピアソン
【製作】ダン・フリードキン、ブラッドリー・トーマス、クエンティン・カーティス、クリス・クラーク、リドリー・スコット
【撮影】ダリウス・ウォルスキー
【美術】アーサー・マックス
【衣装】ジャンティ・イェーツ
【編集】クレア・シンプソン
【音楽】ダニエル・ペンバートン
【出演([]内は役名)】

  • ミシェル・ウィリアムズ[アビゲイル(ゲイル)・ハリス]
  • クリストファー・プラマー[ジャン・ポール・ゲティ]
  • マーク・ウォールバーグ[フレッチャー・チェイス]
  • ロマン・デュリス[チンクアンタ]
  • ティモシー・ハットン[オズワルド・ヒンジ]
  • チャーリー・プラマー[ジャン・ポール・ゲティ3世]
  • アンドリュー・バカン[ジャン・ポール・ゲティ2世]

【公開日(日本)】2018年5月25日
【上映時間】133分
【配給】KADOKAWA
【映倫区分】R15
【IMDB】6.8/10.0  (およそ58,900人の評価)

【あらすじ】

73年、石油王として巨大な富を手に入れた実業家ジャン・ポール・ゲティの17歳の孫ポールが、イタリアのローマで誘拐され、母親ゲイルのもとに、1700万ドルという巨額の身代金を要求する電話がかかってくる。しかし、希代の富豪であると同時に守銭奴としても知られたゲティは、身代金の支払いを拒否。ゲイルは息子を救うため、世界一の大富豪であるゲティとも対立しながら、誘拐犯と対峙することになる。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレあり)】

2.1☆/5.0

もーーーーーーしわけない!!!けどちびぞう的には退屈でした・・・。うーーーんんんn

おおまかなあらすじ

1979年夜のローマ、娼婦街。

17歳という若さで娼婦を値踏みして歩く孫ポール(ゲティ三世)が、近付いてきた車に突然拉致されてしまう誘拐シーンから始まる。

彼の回想シーンで、世界でも歴史上でも一番の金持ちの祖父は一般人とゲティ家の人間は違う、と言っていたのを思い出す。

ジャン・ポール・ゲティ(クリストファー・プラマー)さんの「資産を数えられるようでは本物の富豪ではない」という名言も飛び出す。

時間は遡り、9年前へ。祖父(ゲティ氏)は父である息子にも興味がなかったらしい。(しかし息子が仕事をくれと言ったら一家を呼び寄せて仕事を世話してやるし、孫とも交流をちゃんと持つし、変わってるけど悪い人ではないのかな?良い父親ではなかったのかもしれないけど)

孫ポールの母であるゲイル(ミシェル・ウィリアムズ)のシーン。旦那が女と麻薬に溺れて浮気しまくりーーーー!!!そして離婚することになったけど、ゲイルは一切金銭の要求をせず子どもの監護権のみを要求したらしい。この離婚劇以降、父は跡継ぎの役目を果たしておらず、そのせいで孫ポールとゲティ氏の関係も疎遠になっていたらしい。

そして場面は現在へ戻る。ゲティ氏は1700万の身代金を要求する誘拐犯に対し、メディアの前で「孫は14人いて、身代金を払えば他の孫も誘拐される」とコメント。(確かに正論に思える。しかし、孫に見合う金額はと聞かれてゼロと答えるのはなぁ)

原油会社のOPEC?と取引しようとしているフレッチャー氏(元諜報員?)が登場。ゲイルは身代金を払って息子を助けてくれとゲティ氏に直談判しに会いに行く。

フレッチャー(マーク・ウォールバーグ)はゲティ氏に「ローマに行ってポールを取り戻せ」と指示される。ゲティ氏いわく、孫は全員愛しているがポールは特別に感じているらしい。会いに来ている母親に関しては「母親に人質交渉が出来るわけがないから放っておけ」と言う。

ゲティ家には世界中から「貴方の子どもを誘拐した」という手紙が届いている。1700万ドルという身代金に目がくらんで悪者が群がってきたようだ。

孫ポールの人となりも描かれる。彼はかつて学校に火をつけるなどして退学になっていた。誘拐犯はそんな彼に対し「お前は愛されていない」と言う。

孫ポールが実は自分で誘拐劇を仕立て上げようとしていた事がゲティ氏にバレてしまい、彼の信頼を失ってしまう(今回は自分で仕立てたものではなく本当の誘拐)ゲティ氏は孫ポールの調査を打ち止め。

更に、孫ポールは犯人の顔を見たという理由で撃たれる?(はっきり撃たれるシーンはない)

見つかった死体の確認をすると、それは大人の死体であり、孫ポールの死体ではないという事が分かる。死体を詳しく調べてみると、それは前科者の死体だった。その死体から誘拐犯の基地へたどり着くフレッチャー。しかしそこに孫ポールの姿はなかった。すでにポールは資産家に売り飛ばされていた。

孫ポールは監禁場所へ火をつけて脱出し、警察署へ向かう。ゲイルに電話をかけるも資産家が現れ電話を切られてしまう。

資産家に捕まった孫ポールは耳を切り落とされる。資産家はその耳を母親の元へ送りつけたりする。ゲイルはゲティ氏に身代金を支払わせるため画策、金もないのに勝手に身代金を支払うと発表。その動きが功を奏したのかゲティ氏が身代金を払う事に。

ポールは解放されたと連絡が来るが、警察の手が迫っていると知った資産家は解放したポールを殺せと指示。ポールが襲われそうになっているところをゲイルとフレッチャーが保護し、そのまま国外へ逃亡。無事、孫ポールは保護される。

ゲティ氏はおそらく老衰?で自慢のコレクション部屋で死亡。その後、ゲイルが跡取りとなる。

まとめ

このだいぶはしょった良く分からないあらすじを見てもらえれば分かると思うんですけども、ちびぞうは難しいところが何一つわかっていません(笑)

世界一の大富豪となるまでの富を築いたゲティ氏という人物の偉大さと人として足りていない部分の露出、母親の息子を助けるという堅い意思、金が絡み信頼関係を崩壊させたり、逆に誘拐犯との会話劇で語られた”ファミリー(仲間・家族)を大切にする”という言葉で描かれる家族ではない人との些細な絆。

こういう濃厚でさりげない、人間ドラマが交錯していく感じがすごくよくできていた脚本なのかなぁ、というのは分かりました。

しかしそれを面白さとして実感するほど深く物語に入り込めなかったというか・・・ちびぞうは退屈してしまったのでなんとも言えない感想になってしまいました。

本国では非常に評価されている作品だそうです!!!!ということでシメ!!

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画像引用元:映画.com

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全員死ぬか、一人殺すか。映画『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』ネタバレ&感想

彼は四つの悲劇を用意した―――

この独特なタイトルに惹かれ、更に主演がコリン・ファレルとちびぞうの好きなニコール・キッドマンと聞いて観るしかない!!!となった今作。
監督は最近『女王陛下のお気に入り』で第91回アカデミーの最多ノミネートとなる9ノミネートを達成、主演女優賞も獲ったヨルゴス・ランティモス。

彼はイギリスの大手一般新聞である「ザ・ガーディアン」紙にて”この世代のギリシャの映画監督の世代の中では最も才能のある人物”と評されています!

監督の作品は過去に『籠の中の乙女』『ロブスター』を鑑賞しました!どちらも世界観が独特で、ちょっと鬱蒼とした雰囲気が特徴的な作品です。ちびぞうはどちらも好き。どちらかと言えばロブスターの方が好き。(しかしこの映画を観る段階ではちびぞうではこの3作が同じ監督という認識はなかったのです・・・)

そういえば主演のコリン・ファレルはロブスターから引き続きの主演ですね!

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【映画情報】

【原題】 The Killing of a Sacred Deer
【制作国】イギリス・アイルランド
【監督】ヨルゴス・ランティモス
【脚本】ヨルゴス・ランティモス、エフティミス・フィリップ
【製作】エド・ギニー、ヨルゴス・ランティモス
【製作総指揮】アンドリュー・ロウ、ダニエル・バトセック、サム・ラベンダー、デビッド・コッシ、ニッキー・ハッティング、アミット・パンディヤ、アン・シーアン、ピーター・ワトソン、マリー=ガブリエル・スチュワート
【撮影】ティミオス・バカタキス
【美術】ジェイド・ヒーリー
【衣装】ナンシー・スタイナー
【編集】ヨルゴス・モブロプサリディス
【出演([]内は役名)】

  • コリン・ファレル[スティーブン]
    ニコール・キッドマン[アナ]
    バリー・コーガン[マーティン]
    ラフィー・キャシディ[キム]
    サニー・スリッチ[ボブ]
    アリシア・シルバーストーン[マーティンの母]
    ビル・キャンプ[マシュー]

【公開日(日本)】2018年3月3日
【上映時間】121分
【配給】 ファインフィルムズ
【映倫区分】PG12
【IMDB】7.0/10.0  (およそ87,000人の評価)

【あらすじ】

郊外の豪邸で暮らす心臓外科医スティーブンは、美しい妻や可愛い子どもたちに囲まれ順風満帆な人生を歩んでいるように見えた。しかし謎の少年マーティンを自宅に招き入れたことをきっかけに、子どもたちが突然歩けなくなったり目から血を流したりと、奇妙な出来事が続発する。やがてスティーブンは、容赦ない選択を迫られ……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレあり)】

☆2.3/5.0

うーん。正直なところちびぞうにはちょっと意味が良くわからなかった・・・。というのも今作の元ネタは古代ギリシャで上演されていたというエウリピデスの『アウリスのイピゲネイア』というギリシャ悲劇?神話?ということでね。造詣が浅すぎるちびぞうには全くピンと来ず!

なにそれおいしいの?レベルです。

良いなぁ、と思える部分は沢山あったんですけどもね!!!!!

おおまかなあらすじ

医療ミスで死なせてしまった患者の息子(マーティン)に贖罪のつもりで優しくしていた主人公(スティーブン)だったが、ある日彼を家に招き家族に紹介しはじめた辺りから不穏な空気が漂い出す。

娘キムはマーティンに惹かれ交際を始めるものの、冷たく振られてしまう。

息子ボブは急に下半身が麻痺してしまい歩けなくなり入院、しかしいくら病院で検査しても異常はみられない。心因的なものが原因では?と疑う夫婦。

マーティンに誘われ彼の家に行くとマーティンはまるで自分の母親と関係を持てと言わんばかりの行動を取る。不信感を持ったスティーブンはマーティンを拒絶するようになる。

そんなスティーブンにマーティンはしつこく会うよう求め、今息子に起きている異常は自分がもたらしたものだと暗示するような予言を告げる。その内容は

1、手足のマヒが起こる

2、食欲に対する拒絶が起きる

3、目から血を垂れ流す

4、最後には死に至る

と言った感じ。しかしにわかには信じられないスティーブン。

ボブに続きキムも歩けなくなり、二人は食事を取れなくなっていく。マーティンの予言通りになっていくと徐々に「彼の言っていたことは本当なのでは」と思い始めるスティーブン。

子ども達の体調が悪化し徐々に家庭は不安定になり、妻アナにマーティンの父親にした医療ミスと彼との密会を知られ夫婦関係も崩壊寸前。精神的に弱ったスティーブンはマーティンを自宅地下に拉致して拷問する。

するとマーティンは「家族の一人を自分の手で殺せ。さもないと全員死ぬことになる」「自分を殺した場合も同じように家族全員が死に、何もしなくても家族が死ぬ」と脅してくる。

少年の目的は父親の死に対する復讐だった様子。

始めは突拍子もなさすぎる少年の言葉を全く信じていなかったスティーブンだったが、次第に信じはじめ、家族のうち誰か一人を殺さなければこの事態は収まらないのでは?という空気に。

子ども達はどちらが優秀かのアピールを始め、妻は「子供はまた作ればいいじゃん」とか言い始める。

ボブの目から血が流れ出し、スティーブンはついに決意。
家族3人をソファに座らせ拘束し頭に袋をかぶせる、自分は帽子を目深にかぶり目隠しをしてくるくると回りながら銃を持つ。

そう、決められないので運に任せようとロシアンルーレットのように誰か一人を撃ち殺そう!という発想。

一発目と二発目はハズレ、三発目は息子ボブの心臓を打ち抜く。

後日、オープニングでスティーブンと密会していたカフェに向かうマーティン。そこにはスティーブンと娘キム、妻アナ。視線は交わすものの会話はしない両者。

家族三人が寂し気にカフェを後にする姿を目で追いかけるマーティンの場面で映画は終わる。

まとめ

不条理な復讐劇。しかしそこに現実味はなく、どこかファンタジーというかスーパーナチュラルなエッセンスが混じった物語。

この、現実の話だけど現実とは少し違った世界観の中で観客を翻弄するというのがこの監督の味なのかな。

ちびぞうは終盤のロシアンルーレットのシーンにハネケ監督の『ファニーゲーム』を思い出しましたね。意識はしてそう。不条理と言えばファニーゲーム、頭に布をかぶせたらファニーゲーム、というちびぞうの安直な連想ですけども(笑)

子ども達や妻が命乞いするところの身勝手さや自己愛も醜くて気分悪くなること間違いなし。そこらへん、ちびぞうは人間が生々しく憎らしく描かれていて好きです。

マーティンのキャラもね!ものすごく良い味を出してるのでぜひバリー・コーガンの全力サイコパス演技を堪能してください。何かとてつもなく異常な事をしているわけでもないのに、例えば「早口」だとか例えば「スパゲッティ食べてるだけ」だとかのシーンに異常さが滲んでいて末恐ろしいです。本当に。

メインは彼の復讐劇だけど、途中でマーティンがスティーブンを自分の母親と恋人関係?にしようと画策するシーンがあったことから「失った父親の存在」の部分をスティーブンで埋めようとしていた感じもありましたね。

スティーブンに拒絶されたことが物語を大きく動かしたきっかけでもあったしもしかしたら、スティーブンがマーティンの父親(母親の新しい旦那)となれば、誰も死なずに済む未来もあったのかもしれないなぁ・・・

でも決してその選択肢を彼が自分から出してくることがないんですよね。彼なりにスティーブンを慕う気持ちが生まれていたけど、本当の父にはなってもらえなかった。だってスティーブンはおそらく自分の罪悪感やらを埋めるため、自分のキャリアを守るためにマーティンに優しくしていただけだから。

もしかしたらそういう意味で裏切られてしまったという事に対する二重の復讐だったのかもしれませんね。

と、思ったけれども?

結局神話がベースなのでマーティン=神だよみたいな考察が正しいのでしょう!

ラストシーンとか見てもやっぱりどこかマーティンは傍観している存在のようにも見えますしね。

元ネタをよく知らないちびぞうは、神であるマーティンに翻弄されなんとも言えない気持ちになってディスクを取り出すことしかできないのでした・・・。

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画像引用元:映画.com

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Steamの謎解きゲーム【THE ROOM(ザ・ルーム)④‐2】攻略!

どもどもこんにちは、 ちびぞう(@cbz_ewe)です!

前回の記事↓

https://www.elephant-eats.jp/archives/8285

から引き続きチャプター4をレポって行きたいと思います!!

こちらの星座を表す歯車装置?が目のようなマークを示したところからですね。

三枚板をチェック!

三枚板の部分をレンズを通してチェックしてみます。すると、中に変化がありました。

板の奥で、天体が回転している様子が見えます。そこには例の記号も見えていますね。ただ、この状態だと天体の回転に干渉することができないため、記号の絵をそろえることができません。

左下にヒントが見えていますね!

このYっぽい形を前回もやったように4×3のボタンのところに打ち込んできたいと思います!

こんな感じですねー!打ち込んだら下のボタンを押します。すると、回転していた天体が止まりました!これで、先ほどのパズルが合わせられるようになります。

天体パズルを合わせる

方向を上下左右で動かして、この記号になる部分を探します。画面がパシャリと白くなれば成功!!レンズを外して見てみると、板にアイテムが現れます。

【大きい金のアミュレット】をゲット!!!!

金のアミュレットをはめる

これももう、すぐにどこにはめるのかわかりますね。

このテーブル上にある「大きく丸いインデント」ですね。ここにアミュレットをはめます。テーブルの真ん中に出て来ていた天体がしまわれます。元々あった金色に彫られた模様がまた戻ってきました。レンズを通して見てみます。

金のアミュレット部分が回る仕様になっており、回すと真ん中の矢印が描かれた円の部分も一緒に回ります。

アミュレットを回して真ん中の矢印を変える・・・とどうなるのか、というのは三枚板の方を覗いてみると分かります!

中に箱?のようなものが出現しています!!!!どうやら、真ん中の模様部分が回ると、中のこの石うすのようなものも回転するっぽい。

中央矢印の謎を解く

おそらくこの外側の矢印がある方向に板があり、板の外から見ると正面に来る部分、というのを示しているのだと思われます。

順番に矢印を外側の矢印に合わせる形で回していって、その都度板の中をチェックします。

2つ目の矢印を合わせてみると、こんな感じになりました。一番上の段の真ん中に赤い印が来ていますね。その次はこう。

一番下の段の両サイドに赤い印が来ていますね。

この赤丸の位置が、3×4のボタンの押す位置を示しているのでは?と思ったので、矢印を合わせては中を確認して、赤い印の通りにボタンを押して見ました。

こんな感じ!どうやら正解だったようです!やったね!!

ボタンの奥の六角形のマークが描かれている部分からアイテムが出てきました!

【ヌルエレメントを利用したエネルギー源】をゲット!!!!

まるでインフィニ〇〇〇トーンのような何か。これが無の元素ってやつですかね?ヌルエレメントのぬるとはnull、つまりゼロもしくは何もないという意味の単語。なので、おそらくこれが無の元素を利用したエネルギー源であり、ASさんが作ろうとしていた物と思われます・・・。

これをゲットすると、また星座を示した歯車の装置が動き出します。

何が変化したのだろう?とまたも板をチェック。

また絵合わせの図が見えています。この中をダブルクリックすると、画面が白く光り、レンズを外して見ると・・・

謎の空間に移動してきている!!!!!

石の絵合わせをする

レンズを通して真ん中の石を見ます。

そして、一段ずつ回せるので記号が完成するように回します。すると、石の上部が開いて、何かを置けるっぽい六角形の土台が出てきます。

ヌルエレメントを利用したエネルギー源を使う

そこに、ヌルエレメントを置きます。

こんな感じですねー。ヌルエレメントの装置は下に降りていき、元通りに蓋がしまります。蓋が閉まるとムービーが始まり、奥に扉のようなものが。

光輝く扉の奥に向かう…というところで

チャプター4クリアです!!!!

ぶっちゃけちびぞうはこれでエンディングを迎えられると思っていたんですが・・・チャプタークリアの画面には「ゲームを続ける」の文字が・・・

そう、まだゲームは終わっていなかったのです・・・

というところで今回はおしまいおしまい。また次回記事(チャプター5)でお会いしましょう。

ここまで読んで頂きありがとうございました!ちびぞうでした!!

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Steamの謎解きゲーム【THE ROOM(ザ・ルーム)④-1】攻略!

はいこんにちは、こんばんは。 ちびぞう(@cbz_ewe)です!
こちらのゲームもついに佳境!という感じですね~~~エンディングが近い!!

前回の記事に引き続き、レポっていきたいと思います。

https://www.elephant-eats.jp/archives/8245

箱がテーブルのような形になったチャプター4の最初のところからですねー!
さっそく見回してみますと、いかにも動かせそうな緑の玉?がありますのでそちらを触ってみます。

こちらを右側まで動かすと、上の丸い装置が回転を始め、グレーの円の部分が開いて奥からアイテムとASさんのメモが出て来ます。

【真鍮の巻き取りハンドル】をゲット!!!!

ASさんのメモも読んでみます。

8月15日

何かが間違っていた。私はたくさんの文字が連なる呪文に従った。アスタロトは現れなかった。

何の答えも得られなかった。さらなる疑問。

ビジョンは増加している。それは私のもとへと集まり、私は一か所に長い間留まれない。

それを視ようと試みたが、レンズにより目が傷付いてしまった。私は痛み止めを合成している。

この日誌をたどり、見つけた人へ:

私にはこれを叙述するだけの力がない。それを説明できる概念が人間の中には存在しないのだ。

今。この家は非常に大きい。

部屋が

    そ こ ら じ ゅ う に あ る 

7/7

大丈夫かな?メンタル逝ってしまわれたのかな??

と不安になる記述ですね・・・。なんだか急にホラー感がしてきました。とりあえず、彼はもうあんまり無事ではなさそうな感じがします。

真鍮の巻取りハンドルを使う

天板部分を調べていると、押すとひっくり返るパネルが発見できるのでそれをクリック。

裏側にハンドルを挿入できる四角い口がありますのでそこにアイテムを使います!!そしたら、時計回りにどんどん回していきます。

上に三つ重なった円の真ん中部分が回転していき描かれた模様がぴったりと噛み合うと、テーブルの端に板が三枚せりあがってきます。

しかしその板ではなく歯車のついた装置がクローズアップされるので、そっちを先にやりましょう!

右側の歯車が動き始めるので、ボタンを押す!すると絵が「剣」に変わります。

三枚板のパズルを解く

おそらく剣のマークを出すとあの板の部分が解けるようになるんでしょうね。

うーん見覚えのありまくるこのの柄。間違いなくレンズの出番です。
レンズで覗いてみると、奥に空間が広がっていて、真ん中には剣が刺さっています。まるでアーサー王伝説のようですね!(それがこの物語にどう関係しているのかとかの考察はできない)

見覚えのありまくる模様の欠片もあります。このままだとこの模様を合わせることが出来ないので、この奥の剣や石像の辺りをダブルクリックして画面をアップにしましょう。

画面を左右上下に動かすのにプラスして、剣が刺さっている土台の丸い部分が回転するのでそれも一緒に動かして紋章?を完成させましょう。

ちびぞうはこの画面をアップにするという発想がなく、ここでだいぶ時間を使ってしまいました( ^ω^)・・・

完成すると、板に剣が張り付いています!!!

【古代の短剣】をゲット!!!!!

やりました!剣をゲットです!!!もう刺すところはあそこしかないですね!!!真ん中の!!

古代の短剣を使う

では、この円卓?(あ、円卓なのかな?)の真ん中に剣を差しましょう!…の、前に、この剣をゲットした板をレンズに通してみておきます。すると!

右上に3×4のマス目と、その中に黒丸が6か所、青い文字で浮かんでいます。何かのヒントですね!!

さて、では剣をさします。

使うのはこちら。ここに剣を使うと、テーブルの真ん中から天体模型のようなものが出てきます。すいきんちかもくどってんかいめい!ってやつですね!

これはちょっとどうしたら良いのか分からない!!ということで先にさっきのヒントを使う場所を探します。
テーブルの端に3×4のボタンを発見!ヒントの通りにクリックしていきます。

全てクリックし、正解するとあおい面が全てひっくり返る仕様です。間違ったボタンを押すと前面赤色になってしまいます。正解のボタンを押したら、手前のボタンをクリック。すると、さきほど出てきた天体模型がくるくると回転を始めます。

そうすると、例の歯車の装置がまた動き始めますので、ボタンを押しにいきます。

この写真のように目のようなマークで止まったら、また何かしらの変化が起きます。

果たしてどんな変化が…!?というところで、今回の記事は終わりにしたいと思います。また次回の記事でお会いしましょう!ここまで読んでくださり、ありがとうございました!!

ちびぞうでした!!

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Steamの謎解きゲーム【THE ROOM(ザ・ルーム)③‐3】攻略!

どもどもどもどもたこパティエってそんなに美味しくなくない? ちびぞう(@cbz_ewe)です!
本日も引き続きTHE ROOMの攻略レポです!!前回の記事は以下↓

https://www.elephant-eats.jp/archives/8209

ではではやっていきましょう!チャプター3の続き、謎のメモリとボタンが現れたところですね!

メモリの下のボタンを押す

こちらの、まずは左のボタンを押します。このボタンを押すと上の装置の針が動き出します。どうやら時間制限を示しているようです!!!

右から動き出す針が左に行ってしまう前に、同じように開いている場所を探します。最初は右側に回して三つ目。そこも蓋が開いていてボタンが押せるようになっているので、押します。

そうすると、また針が動き出します!慌ててまた別の開いた蓋を探します。
次の場所にあるのはアイテムでした!!!

【真鍮の折りたたみ式の複数の鍵】をゲット!!!

今度は、最初の二つのボタンの右ぎ側のボタンを押します。すると同じように別の蓋が開くので急いでそこへ向かい、またボタンを押します。先ほどと同じように三つ目の蓋が開くとアイテムが入っていました。

【星型の地図。(チベットの地図ではないだろうか)】をゲット!!!

やりましたね!

チベットの地図をはめる。

早速この地図も地球儀にはめていきます!

しかし!はめても右下の角の蓋がひっくり返るだけで特にアイテムなどは出てきません。

真鍮の折りたたみ式の複数の鍵を使う

さきほどゲットしたアイテムを使っていきます。いかにも複雑な鍵をあてはめそうな側面があるのでそこに使います。

ここですね!ここをアップにした状態で鍵をインベントリで開いてみると、ガイドの白いラインが背景に出るので、鍵をその形に合わせます。


鍵をぴったり合わせたら一度インベントリを閉じます。

この状態にしたら、鍵穴にアイテムを使用。

【小さな反射装置】をゲット!!!

早速使っていきましょう!!

小さな反射装置をセットする

反射光線のための何らかの装置をセットしたところがありましたね、そこの左側にはめられるので、セットします!

すると、左側にも光が照射されました!光が箱に満ちていくのでそれを追いかけます!左側の壁っぽい蓋がパカッと開いていきます。

これはレンズを通してみていきましょう!!

レンズを通して見てみると、右から照射された光が入ってきているのがわかります。この四角い空間の端っこの下側、左側、上側の三か所に動かせるつまみがあるので、この光を反射させられる位置に動かします。

タブを動かして光を反射させる

反射させないといけないのはこの三つのタブだけではなく奥の空間にある反射装置も含めて九ヵ所あります。ちびぞうは適当にやっていたらなんか出来てしまったので、とりあえず画像を・・・(笑)

下のタブは真ん中より少し左へ動かして左側で反射させ、左側面のタブは光を受ける部分より下側に移動させ上側で反射、そして上側のタブも下側のタブとほぼ同じ場所に配置。反射させるのは右側ですね。そうするとおそらく9か所すべてを反射させて光を左側へ通すことができると思います!

光がまた伸びていくので辿っていくと、天板部分に小さなプラネタリウムを作るような装置が出てきます。そして部屋の中に星空を照らしてくれます!

めちゃくちゃ綺麗ですね!!!!!

この装置の真下の蓋が開いていてアイテムが出ていますので忘れずにゲットしましょう。

【妙な形の地図。(南アメリカの一部)】をゲット!!!

妙な形の地図を使う

いつもの地球儀にはめていきます。

すると、左下の蓋が回転します、が、またもアイテムは出てきません。

特に使えるアイテムももうないので、プラネタリウム状態にもなったことですし、天板に出て来ていた望遠鏡を覗くことにしました。

ビンゴ!!!!何かしらのヒントが出ています!!この4×4のマス目には見覚えがあったので・・・すぐにピンと来ました。

星マークのボタンを押そう

そう!ここですね!!ここのボタンを、さきほど望遠鏡で見た星の輝きと同じ位置で押していきます!

ビンゴ!!!!押すとこの下の部分が開いて、アイテムとASさんのメモがゲットできます。

【四角形の地図】をゲット!!!!

ASさんのメモも読んでいきます。

8月9日

同士はずっと正しかった!

なぜこんなにも私は盲目でいられたのか?

私は彼らのスクリプタス・ノクティ―操るためのエネルギー源がない呪文から一節を発見した。

そう、私ならエネルギー源がある!

今夜私はアスタロトを召喚する。バビロニア人はイシュタルと呼び、告発者と尋問者の王子で、あらゆる秘密を暴くことができる者を。

うまく結合できれば、無の元素に関するあらゆる知識が私のものとなるだろう。

私はかろうじて自制できる。

準備するものはとても多い。

6/7


この召喚術と自分のエネルギーを生贄?に結合させてアスタロト?(悪魔の一人らしいです)を召喚しようとしているみたいですね・・・なんだか不穏な空気しか感じませんが!!!ASさんは大丈夫なのでしょうか!!

最後の地図ピースをはめる

さて、四角形の地図ピースが残っているのでそれをはめます。

すると、この上の部分にレバー?のようなものが出てきます。

このレバーを下に引っ張ると、天板部分が大きく変化します。

四隅が開いていき、より円形に近い形のテーブルのような見た目になっていきました。

ここでチャプター3終了です!!!

なんだかだいぶ幻想的な感じになってきましたね!とても美しいです。

いや本当にこのゲームはグラフィックが美しいです。

さて、ではキリも良いのでここで今回のレポは終了したいと思います!ここまで読んでくださりありがとうございました!!!

いつも通り、Youtubeにアププした動画を貼り付けておきますのでそちらもぜひどうぞ!

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Steamの謎解きゲーム【THE ROOM(ザ・ルーム)③‐2】攻略!

どうもどうも、 ちびぞう(@cbz_ewe)です!

本日も前回の記事に引き続き、チャプター3の攻略レポを書いていきたいと思います!

https://www.elephant-eats.jp/archives/8156

青く輝くクリスタルを使う

前回手に入れたクリスタルを箱の下部にある凹みに置きます。こんな感じ。

すると、クリスタルが箱の中へとしまわれていきます。

クリスタルがしまわれると、今度はその上の部分から光が照射されはじめます。

下の丸い部分が回るので、左回りに回しましょう。照射している光がどんどん絞られていき、上の細い穴を通過して更にその上に到達!パカッと開いてアイテムが登場します。

【小さくて重いフライホイール(回転速度を調整するための部品)】をゲット!!!!
これはどこで使うものかすぐ分かりました!

フライホイールを使う

ここです!ここにはめこむとホイールがくるくると回り出し、奥のゴールドの取っ手が手前に倒れて引き出しを開くことが出来るようになります!

引き出しの中にはアイテムがあるのでとりあえずゲット。そしてこの引き出しの底板の部分に四角い切り込みが入っているのでそこをクリックすると引き出しの中に隠されていた子引き出しが出現します!

【反射光線のための何らかの装置】
【六角形の地図】

をゲット!!!!

六角形の地図①をはめる

箱の壁面にある、地球儀の中に六角形のピースがハマるようになっている部分がありますのでそこにはめます。


ピッタリ!するとこの地球儀の右上の角の窓のようになっている部分がクルッと回転して裏側からアイテムが出てきます。

【挿入口が四角形の真鍮の巻取りハンドル】をゲット!!!!

さっそく使っていきましょう!

真鍮の巻取りハンドルを使う

放射線状に開きそうな感じの場所がありましたね!円形の!そこの右上にちょうど四角い穴が開いているのでそこにハンドルをスッと入れます。

ハンドルを回すと、オシャレな装飾の蓋が回りながら開いていきます。しかし!!その奥には・・・

木の板????木の板しかない!!

困りましたね。こんな時はレンズ!困った時のレンッズ!!!!

レンズを通して見ると・・・中に何か奥行きのある空間があるように見えます。そしてその中にミニチュアっぽい建物も見えます。これすごくかわいい!!

そして、いつもの例の図形を完成させろといわんばかりに線がバラバラになって散らばっています。

例の図のパズルを完成させる

覗き込んでみるとちょうど中央あたりに丸い装置があり、これも回るようになっています。回すと上のバラバラになった線が一緒になって動くので、覗く角度と回した時の絵の様子を見つつ完成までもっていきます。

こんな感じですね!ぴったり完成させられると、画面が白く光ります。
レンズを外して見てみると、さきほどは木の板しかなかった場所に何やら四角いアイテムが出て来ていました。

【難解な木の箱】をゲット!!!!

難解そうですが、開いてみるととてもシンプルな作りになっていました(笑)
まずはアイテムインベントリから箱を調べてみます。

箱を回転させて全体を確認してみると、裏側に何か仕掛けがあるようです。

この白い十字の部分は回せるので、四隅の三角にぴったり繋がるように回します。するとパカッと音がして、反対側の面が開きます。

こんな感じ。この形はものすごく見覚えがあります。そう!!ここ!!

難解な箱を使う

先ほどパカッとさせた箱を↑の部分へはめると、天板部分が開いて望遠鏡が出てきます。

覗いてみると、”何回か折って広げた紙”みたいな図?が見えます。

今のところヒントになっているのかどうなのかもサッパリなので、とりあえず他に進むことにします。

反射光線のための何らかの装置を使う

アイテムインベントリに置きっぱなしにしておいた装置を使う場所を探します。

何かをはめるためっぽいくぼみを発見!クリスタルを使って照射した部分ですね!ここに装置をはめてみます!

使えました!!!すると光が装置を伝って右側へと流れていきます。箱の側面に張り巡らされた丸い白い石が順番に点灯していきます。それを追いかけていくと・・・

天板部分のはしっこが点灯!その下の梁?の先のような部分がパカッと開きます。

何やら二つのボタンと、目盛?の装置が見えていますね。ボタンを押すと針が右から左にゆっくりと動き出すのですが、これがどういう意味なのかサッパリ分からない…!!!

と、いうところで今回は締めたいと思います!

また続きを次回記事にレポしていきまーす!ここまで読んで頂きありがとうございました!ちびぞうでした!!

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た行

父と一緒にオリンピックを目指す!インド映画『ダンガル きっと、つよくなる』ネタバレ&感想

人類史上最も熱い、パパの愛と野望。

本当は映画館で観たかったんですけども機会を逃してしまったため、DVD鑑賞となりました…。

『きっと、うまくいく』『P.K.』のアーミル・カーンが主演と、製作にも関わっているようです。

”きっとうまくいく”の監督&主演再タッグ!映画『PK』感想

今作は、インドの元アマチュアレスリング選手マハヴィル・シン・フォーガットとその娘たちフォーガット姉妹を元ネタとした伝記映画!なので実話ベース!ということですね!

GAGAさんの公式サイトはこちら

トップページにいきなり松岡修造の写真が表示されるのは笑ってしまった。確かに熱い映画ですからね!!!

【映画情報】

【原題】Dangal
【制作国】インド
【監督】ニテーシュ・ティワーリー
【脚本】 ニテーシュ・ティワーリー、ピユス・グプタ、シュレヤース・ジャイン
ニキール・メハロトラ
【製作】 アーミル・カーン、キラン・ラオ、シッダールト・ロイ・カプール
【撮影】サタジット・パンデ
【編集】 バッル・サルジャ
【音楽】プリータム・チャクラボルティー
【出演([]内は役名)】

  • アーミル・カーン[マハヴィル]
  • サークシー・タンワル[ダーヤ]
  • ファーティマー・サナー[ギータ(青年期)]
  • サニヤー・マルホートラ[バビータ(青年期)]
  • ザイラー・ワシーム[ギータ(幼年期)]
  • スハーニー・バトナーガル[バビータ(幼年期)]
  • ギリシュ・クルカーニー[プラモド]
  • ヴィヴァン・バテナ[ハーキンダー]
  • アパルシャクティ・クラーナー[オムカル]
  • シシル・シャルマ[国立スポーツ・アカデミー会長]
  • カームヴィーア・チョーダリー[フォーガットの父]

【公開日(日本)】2018年4月6日
【上映時間】140分
【配給】ディズニー、ギャガ
【映倫区分】G
【IMDB】8.5/10.0  (およそ117,500人の評価)

【あらすじ】

レスリングを愛する男。生活のため選手の道を諦めた彼は、いつか自分の息子を金メダリストにすることを夢見ながら道場で若手の指導に励む日々を送っていた。しかし生まれたのは4人連続で女の子。意気消沈した男は道場からも遠ざかってしまうが、ある日ケンカで男の子を打ち負かした長女と次女の格闘センスに希望を見出し、コーチとして2人を鍛えはじめる。町中の笑いものになっても意に介さず突き進もうとする父と、そんな父にささやかな抵抗を続ける娘たちだったが……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレあり)】

☆3.1/5.0

面白かった!アーミル・カーン扮する父親像が最初はなんとも自己中な男!!という感じを受けたんだけども、話が進むうちに不器用ながらも真っ直ぐに娘たちを愛する姿勢が見えてきて、そんな父を愛さずにはいられない娘たちの気持ちにも胸が熱くなりました。

大まかなストーリー

ハリアーナ州 バラリ

元国代表のレスリング選手、マハヴィル。金メダルが獲れなかった彼は息子にその夢を託したかったが生まれた赤ちゃんは四人全員女の子で夢を諦めざるを得なかった。
ある日、娘二人が近所の男の子をぼこぼこにしたという喧嘩が起きる。それをきっかけに父は「この子たち強いのでは???」と気付き、娘二人をレスラーにしようと決意!

(親というのは絶大な強制力があるなぁ)

彼女たちを強くするために男の子と闘わせたり、たんぱく質が必要だとパパ自ら鶏を料理したりする。

(宗教的な問題があって台所は使わせてもらえないとか細かい演出でも文化を知れる)

娘たちが自分に逆らったら彼女たちの髪をショートに切ってしまう!さすがにそれはやりすぎ!と感じた娘ズはボイコットを決行、しかしたった一日サボっただけで結婚式の場ではたかれる(なぜか甥っ子が)

「あんな父親いらない」と友達に愚痴をこぼすギータ。しかし既婚の娘に「普通の娘は料理と掃除を覚えさせられ家事を押し付けられて14歳になったら顔も知らない男のところへ厄介払いするかのように嫁入りさせられる。あなたの父親は、娘をちゃんと見て将来のことを考えてる良い父親よ」と言われ娘ズは心を入れ替え、レスリングの練習に本気で取り組むようになる。

甥っ子にも勝てるようになったので姉のギータが大会に出ることに。最初は女だという理由で大会側に断られたが、大会側が「待てよ?人が沢山集まれば一人2ルピー選手が何カ月か食っていけるし」という理由で考え直し、客寄せパンダ的な意味で出場が許される。

ギータは負けてしまうが、良い試合をしたという事で特別賞を受賞!優勝賞金より高い賞金をもらう。

(ここら辺の、馬鹿にしてた観客がどんどん魅了されていく演出がイイ!)

どんどん強くなって様々な村で優勝していくギータ。全国大会でも優勝。次は国際大会に出るため、全寮制かな?のスポーツ大学的な学校に入るのがならわし?らしくそこで父と離れ離れになる。

学校で新しい友達を作り自由を満喫し、コーチから「今までの父親の教えは全て忘れろ」と言われどんどん変わっていくギータ。女の子らしく髪を伸ばし実家に里帰りし、彼女の変化に憤慨した父親と喧嘩をし、最後は試合をして父を打ち負かす。

「弱くなったのは父親の方!」そこで父とギータとの間に溝が生まれてしまう。

しかしそんなギータを見た妹のバビータは「私は父を信じ」と反発、ギータを非難し姉妹でも口論してしまう。
学校へ戻ったギータは国際大会に出場。しかし初戦敗退を繰り返してしまう。

そうこうしているうちに妹バビータも強くなり、同じ学校へ入学。

ギータは父親と電話をし、お互い泣きながら和解。
そこから再び姉妹そろって父親に師事してもらうため学校に内緒で朝5時から練習をし、減量しろという学校のコーチの指示にも背いてコッソリ体重を増やしたりする。

しかしその内緒の練習がクラスメイトに見つかり、学校側にチクられてギータたちは退学の危機に。父親の決死の説得で学校側は退学こそさせなかったものの、父親は学校への出入りを禁じられ、姉妹は外出禁止になってしまう。
そんな状況でも諦めない姉妹。自分たちの試合ビデオを父親に送り、受け取った父親は映画館を貸し切ってそのビデオをチェック。「何分何秒のここがこうだからこうしろ」と電話で指導する。

いざ国際大会に再挑戦!コーチとは真逆の指導をする父親は観客席からギータに指示を飛ばす。父親の指示を信じたギータは初戦を勝ち抜く。

しかしコーチがそれを良く思っていない様子。

二戦目に金メダルに一番近いナイジェリアの選手を倒す!次は過去にギータが二度負けてるオーストラリア選手との戦い。

「明日の相手はオーストラリアじゃない。女を下に見る全ての人間との戦いだ」

と父親はギータを勇気づける。

オーストラリア戦の試合当日、コーチが裏で手を引き父親を騙して会場内の物置小屋のような場所に閉じ込め観戦できない状態にしてしまう!
父親の姿が観客席に見えず不安に襲われるギータ。しかしその時、小さい頃父親の厳しい訓練の中で川に落とされたときの事を思い出す。

「お前の窮地を救えない時もある。自分で乗り越えろ」

そう言った父親の言葉を思い出し、ギータは自分を奮い立たせる。
厳しい戦いのラストの5秒間で5点の大技を決めたギータ。金メダルを獲る!!その場にいない父親にも会場内に響く国歌が聞こえギータが優勝したと伝わる!

優勝したギータにマスコミが集まる!これは自分の手柄だと主張するコーチ。
そこへ父がようやく職員に気付いてもらえて監禁状態から解放され、記者たちに囲まれるギータの元へ駆けつける!

ギータは勝利は父親のおかげですと言い、父親はギータに

「お前は俺の誇りだ」

と声をかける。

まとめ

いやー感動しました。特にラストの演出いいですね。父親がいないという場面で自らを奮い立たせるギータは一人の女性として自立を果たしたように見えました。しかしその心の中にはしっかり父親という基盤があるのを忘れていない。

父への感謝と愛を持って父の夢を一緒に追いかけ叶えたギータ。

父親からもしっかりとその努力と実力を認められ、嬉しかったことでしょう。

エンドロールでは元ネタとなったフォーガット姉妹の写真なども見れますよ!

ギータはその後、2012年3月のオリンピック・アジア予選55kg級で優勝し、ロンドン大会にも出場。インドの女子選手として初めて、オリンピック出場を果たしインドの女の子に「女の子でもオリンピックに出れるんだ!」という希望を与えたそうです。

右端がギータ・フォーガット選手!【日本レスリング協会公式サイトより引用】

そういえば全く関係ない話ですが、序盤の方で出てきた、女の子は若くして家事を強要され10代の半ばごろには望んでいない結婚をさせられてしまうという話がありましたね。それを聞いて最近観た『ソニータ』を思い出しました。

https://www.elephant-eats.jp/archives/7781

こちらもイスラムの強制婚のようなしきたりに苦しむ女の子のドキュメンタリーです。興味ある方はぜひそちらもチェックしてみてください。


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画像引用元:映画.com


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Steamさ行

Steamの謎解きゲーム【THE ROOM(ザ・ルーム)③‐1】攻略!

どうもどうもー!!!ちびぞう(@cbz_ewe)です

やーーーーーっと長かったチャプター2が終わりましてチャプター3に入ることができました!!ので引き続き攻略レポを書いていきたいと思います!

前回の記事はこちら↓

Steamの謎解きゲーム【THE ROOM(ザ・ルーム)②-5】攻略!

新しい箱はこんな感じの見た目です!

8角形の箱。デザインもだいぶエキゾチックな感じになってきた感じがありますね!

まずは全体を一周してから、何か怪しい部分がないのか探していってみます…。

(ちなみに前チャプターでゲットした屋敷の写真は引き継いで持っています)

タリスマンを外す!

実はここ、レンズを通して外観を眺めてみると一箇所だけ指紋?のような感じで光っている部分に気付けるっぽいですね。

まずはこちら。外面柱部の下の方にある、タリスマンのロゴをアップ。

タリスマンとは確かこの箱?金庫?を作った会社の名前でしたよね。

これは左にスライドさせられる仕組みになっているので、スライドして奥にあるスイッチを触れるようにします。そしたら、奥のスイッチを下にズラす。

すると、その右側の長方形の蓋が

パカッと開きます。

中に入っている

【天板に仕掛けのある箱】をゲット!!!

そして左奥に入っている紙もゲットします。

7月15日
無の元素に関する私の研究は続いている。その根源の性質を考えると、それはどういうわけか私の魂に深く結びついているのだといっそう確信させられた。
その特性は明らかになりつつある。どこからか莫大なエネルギーを得ている。私はその経路となる装置を作製して収束させてはみたものの、これ以上の実験を恐れている。
私にはそれを制御するための理解が足りないのだ。

という内容ですね。相変わらず難しいです、とても。

天板に仕掛けのある箱を開けてみる

天板の丸くなっているところが回る仕様になっています。

左側にある丸い玉を線の上を滑らせて、右側に移動させる目的のパズルになっています。

まず、左真ん中のラインから丸の中を通して、左下へと移動させます。

 

そしたら次に、円の中のくの字になっているラインを合わせて丸の中に玉を移動させます。

これをあとは右側のラインに繋がるように回せばOK!

ラインが繋がったら、右に玉を出してあげましょう。

すると下の引き出しが開く!!

【普通の鍵】をゲット!!!

普通の鍵を使う

普通の鍵て(笑)

使える場所に見覚えがあったので探します。こちらのダイアル錠のようなものの左側の鍵穴ですね!その名も「普通の鍵穴」。ぴったりじゃないすか。

ここに普通の鍵を使うことにより、右側のダイアル錠のようなものが回せるようになります。

しかし!ここの鍵の解き方が分からない!!ので、いったん別の謎解きへ向かいます(笑)

虫眼鏡の形の謎解きをする

なんと形容して良いか分からなかったので、虫眼鏡の形の謎解きと銘打っています(笑)

先ほどのダイアル錠の左の方へ一面動いたところにあるこちらの謎解き。

右下の持ち手ぽい部分は金具が上下にスライドさせられる仕組みになってみます。

ここで、レンズを使います!

すると、円周沿い?にぐるぐる回せる金具が見えるようになります!こちらはまず、右下の出っ張り部分の金具を下へスライドさせておきます。次に、左側の金具の真横にぴったりくるように回し、金具を左へスライドさせます。

こんな感じですね。(めっちゃ説明が難しい・・・)

そしたら左側の装置を右下の出っ張り部分まで運んで右下にスライドさせて落とします。

最後に、右側の金具の横に回して、金具を右にスライドさせれば完成!

真ん中に何もなくなりますね!レンズを外してみてみると・・・

こんな感じで四角い窪みが出て来ました!

まぁこれだけではこれも何をするアレなのか分からないので・・・

ダイアル錠を解錠しよう!

さきほど詰まっていたダイアル錠前を開けていきます!ヒント見ました!(笑)

ここの鍵は、以前解いた金庫の鍵と同じ仕組みで、正解にダイアルを合わせると端のギミックが外側に広がる的な仕組みになっています。なので、端のギミックが反応しなくなったら反対に回すんだなーって感じで何度か間違えながら正解を探っていきましょう。

左に5メモリ分回す、次は右周りに戻って4メモリ進ませ、そしたらまた左周りに戻し真下まで回す。最後は右回しに戻して右下最後のメモリまで。

これで、ダイアル錠が下にスライドして開くはずです!

開きました!奥からは「紙切れを挟むためのフレームだ。レンズがついている」と表示されています。

と!ここで!取っておいたあの写真を挟むわけですねーーーーー。

写真をフレームに挟む

写真を使ってみると、ぴったり!

このままこの赤いレンズをのぞき込んでも何も起きませんので、緑のレンズに通してから赤の方を覗いてみましょう。

すると、この家の中にズームインしていき部屋の中にある箱の金庫が開いていく・・・というちょっとホラーチックなムービーが流れたあとで画面に

「SIGIL」

と表示されます。

ついでに、この装置の下の受け口にアイテムが落ちてきています。

【小さな四角形の糸巻き】をゲット!!!

糸巻きをはめこむ

このアイテムは裏側に四角い凸がついているので、四角の窪みにはめるんだなーというのが見ればすぐ分かる感じになっています(笑)

さきほどやった虫眼鏡っぽい謎解きの中心部分に四角い窪みが出て来てたのでそこに使ってみます。

はまりました!!!すると、右下の宝箱っぽい装飾の箱の蓋が開いていきます。

SIGILを作る

いかにも「SIGIL」と作れって感じのダイアルが並んでいるので、一文字ずつ回してSIGILの文字列を作ります!

成功!!下の引き出しが開きました!!

いつものメモと、アイテムが入っています!

【青く発光するクリスタル】をゲット!!!!!

メモの内容はこんな感じ。

”7月29日
新たな発見が私の心を揺さぶった。

無の元素の屈折特性を調べるため、私は無からレンズを作りだした。それを身につけるのは困難であると同時に疲れるもので、私に不可解なビジョンを見せた。
ビジョンはさらに濃くなり私を地球の奥深くへと誘った。
私は北の塔に研究を移すことにした。
もうワインセラーへ行くことはできない。”

家主は北の塔に行ってしまったんですね。どんどんおかしくなって行っているのかな、ってくらいのことしか分かりませんが・・・。というか、北の塔というのがここなのか、それとも元々ここにいて北の塔に行ったのか・・・謎は深まるばかりです。

と、いうわけで今回はここら辺で!

YouTubeにアププしたやつも貼り付けておきますねー!!!

読んで頂きありがとうございました!!

 

 


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Steamさ行

Steamの謎解きゲーム【THE ROOM(ザ・ルーム)②-5】攻略!

こんにちは、ちびぞう(@cbz_ewe)です!!絶賛開け続けている箱の謎解きの続きをやっていきたいと思います!前回の記事はこちら!!

Steamの謎解きゲーム【THE ROOM(ザ・ルーム)②-4】攻略!

こちらの細長い銅管を見つけたところからスタートですね!!

細長い銅管をチェックする!

アイテムインベントリを開いてゲットした銅管を見てみます。

上の蓋を上に引き抜くと…

【小さな鍵のような物】をゲット!!

まだ何か丸めた紙のようなものが入っているようなので、それも引き抜きます。

スススッとな~

【古ぼけた写真】をゲット!!!

表面はこんな感じ。

洋館を外から見たような写真ですねぇ?もしかしたらこの謎解きをしている家の外観なのでしょうか!!

裏面をチェックしてみると

『REV 6:05』と文字が書かれています。何のヒントになるんでしょう!!

小さな鍵のようなものを使う!

写真のヒントはまだ使わないっぽいので、先に小さな鍵が仕える場所を探します!

歯車の装置の反対側の面に使えそうな場所がありました!

小さな鍵のようなものを使って蓋を開けます。

開きましたー!

この丸い部分は回るようですが、何も起きません。

このままでは何がなんやら分からないので、レンズを通して見てみます。

立体パズルを解く

レンズを通して見てみるとこんな画面になります。

この上の丸はその場でくるくる回り、下の箱は左右にスライドします。更にこの画面を覗く角度も変えることが出来るので、三か所を変化させて

この下に描かれているマークを作る、という仕組みになっています。

全体を左側から見るような角度にして、上の丸を回し、最後に下の四角をスライドさせるとやりやすいかと思われます!!

出来ましたー!!

レンズを外して見てみると、新しいアイテムが出て来ています!

【小さな銀の盾】をゲット!!!

おや?盾と言えば何か思い当たる節がありますね…

小さな銀の盾を使う!

この箱の上の方に並んでいた騎士っぽい人たちの中に、何も持っていない人がいたような気がしたのでそこに使えるかどうか見てみます。

この黄金の騎士に盾を持たせてみます。

持ちました!すると騎士がゆっくりと回って後ろを向きます。

背中には、サファイアっぽい宝石を付けています!!

【宝石用の原石】をゲット!!!

「バイオハザードの初期シリーズで出てきそうな宝石」とコメントがあって懐かしさ爆発しました(笑)

ちなみにこの宝石そのものはインベントリで見てみても特に何もできそうな感じはありません。

宝石用の原石を使う

辺りを見回してみると、いかにも宝石をはめられそうな場所がありました。

歯車の装置の前面部分、銅管をゲットした下の部分ですね。

穴が開いているのでそこをクリックしてみると

「正確に語るのは難しい。しかしここにあるべき何かが失われているのは確かだ」

と表示されます。

ここに、さきほどゲットした宝石をはめこんでみます。

はまりました!すると、その真上の”中心に星マークがあしらわれた丸いダイアルが回るようになります!!

ダイアルを合わせる

例によってこのままでは~~~~なので、レンズを通して見てみます。

やはりな!!!という感じで時計の長針と短針が表示されました!!

ここで思い出されるのはあの写真の裏側に書かれていた「6:05」の文字!というわけでこのダイアルを回して針を移動させ、6時5分に合わせていきます。

こんな感じ。すると、この仕掛けがしまわれていって…

第三の鍵が開く!!!

ガパァ~~~ッと箱が開いて、またも!!!

(この箱開けの旅はいつ終わるのだ…)

というところで、チャプタークリアです!!!

やったぜ!!!ここまで読んで頂きありがとうございました!

ここまでの動画をYouTubeに上げてるのでそちらの方もぜひどうぞ!

引き続き、レポ記事も書いていきたいと思います!!

ではでは、ちびぞうでした~~。

 

 


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あ行

死なせたくない一心で。ドキュメンタリー映画『いのちの深呼吸 上映&トークショー』感想

この願いは”いまを生きる”わたしたちの希望―――

どうもどうも、ちびぞうです。

こちらの映画は去年の10月21日に、地元のCINEXさんで岐阜新聞映画部の方と行っているコラボ企画イベント的な上映会&トークショーで鑑賞してきましたぁあ!

トークショーに登壇したのは本作品の主人公でもあります根本一徹さん!!

映画のあとにはサイン会(握手付き)も行っていて、ちびぞうもちゃっかり握手させてもらってきました!!!(笑)

…こんなテンションで幕開けしてしまいましたが、とっても重たく真摯で熱い内容の映画となっておりますのでご注意ください。

パンフレットはこのような感じ。

表紙にサイン頂いています。合掌。

著名人のコメント、自殺大国ニッポンの現状を調べた統計や、脳科学者の茂木健一郎さん、精神科医の斎藤環先生などの寄稿があり、映画のパンフレットというよりは「日本人の自殺」に知ることのできる参考資料といった感じ。14Pと頼りないページ数ですが、内容はとても充実しているなと感じました。(お値段書いてない&忘れてしまったので未記載ですいません)

【映画情報】

【原題】 The Departure
【制作国】アメリカ
【監督/製作】ラナ・ウィルソン
【製作総指揮】サリー・ジョー・ファイファー、リリー・ハートレイ、マイク・ラーナー、ダイアン・L・マックス、レジーナ・K・スカリー、ジェフリー・タラント
【共同プロデューサー】エリ・ヨコヤマ
【共同エグゼクティブ・プロデューサー】クレア・シルバーマン
【撮影】エミリー・トッパー
【編集】デビッド・ティーグ
【オリジナル音楽】ネイサン・ミシェル
【挿入曲】クリスチャン・フェネス、坂本龍一
【製作】Drifting Cloud Productions,Roast Beef Productions
【共同製作】ITVS
【製作協力】Artemis Rising Foundation
【出演([]内は役名)】

  • 根本一徹

【公開日(日本)】2018年9月8日
【上映時間】87分
【配給】パンドラ
【IMDB】7.1/10.0  (およそ120人の評価)

【あらすじ】

岐阜県大禅寺で住職を務める根本一徹のもとには、全国の自殺志願者からのメールや電話が昼夜を問わず届く。追いつめられ、誰にも頼ることができないSOSの声を受け、根本は彼らのもとを駆けつけるが、何か特別なことをするわけでもない。ただ話に耳を傾け、彼らとともに食事を摂り、さりげなく寄り添う。そんな根本の存在に安堵した自殺志願者は、少しずつ生きる気力を取り戻していく。実は根本自身にも、身近な人を自殺で亡くした過去があった。そして心臓に病を抱える根本にとって、大量のメールや電話に対応するには心身ともに限界にきていたが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.2/5.0

邦画なのかな?と思ったら監督は外国人!

監督のラナ・ウィルソンは2013年にニューヨークで根本一徹さんの記事を読み、彼の活動に興味を持ったそうです。そして根本さんの行っている自殺志願者向けのワークショップに参加するなど、外側からだけでなく内側からも体験してみるアプローチをしています。

この映画では「人と人のつながり」を描いており、つながりこそが人生に生きる価値を与えるものだとコメントしています。

第三者・傍観者としてではなく当事者の目線で作ろうとしている監督の真摯さも、根本さんに共通する部分だなと思ったりしました。

 

この作品をドキュメンタリー映画として面白いかどうかで考えるのは難しいですね。重いテーマを扱ったドキュメンタリー映画はほかにもありますが、テーマやその主人公として描かれる人物の魅力や強さに圧倒されるものばかりで、もはや”映画”として観れているのかどうかも怪しい。例えば演出方法がーとか構成がーとか色々と言えることもあるのかもしれませんは、ちびぞうは情けないことにそういう面での映画の知識などに乏しく…結局は今回もこのテーマについてどう思うのか、という部分に触れるのみになってしまいそうです。

根本一徹という人物

音楽が好きで、バンド経験もあり、僧侶になった今でも時折クラブに赴いて体を揺らしている。悩める人が助けを乞えばバイクに乗って深夜でも駆けつける。そんなファンキーな一面を持つ根本さんは、岐阜県関市の大善寺の住職。

彼は「旅立ち」というワークショップを自殺志願者のために開いており、その内容は自分にとって大切なものを書き出させ、それを少しずつ取捨選択して捨てさせる。そしてそれが全てなくなった時「これが死です」と告げ、「死んでしまうとはどういうことか」を想像させる・疑似体験させるというもの。実際に横になり、顔に白い布をかぶせて死体のように過ごす場面も劇中でありました。

そのワークショップ以外の活動は、自分の連絡先を公開し日夜問わず連絡してくる自殺志願者の電話やメールに応え、必要であれば直接会いに行く…というもの。

そしてひたすら彼らの話を聞き、受容して、励ます。根気よく、何度も何度も。

彼のこの熱意は、叔父と、高校時代の友人が自殺で亡くなっているところからきているらしい。「なぜ死を選んだのか」と悩み続け、「もう誰も死なせたくない」と強く願う。この願いそのものが、住職の活動に直結しているのだと感じました。

まとめ

ネガティブな感情を常に抱いている人や、人生に対して後ろ向きだったり、大きなトラウマを抱えて苦しんでいる人たちに寄り添って、励まし、彼らの人生を上向かせてあげようと思うことは、わりと多くの人が思う事なのかもしれません。

だけどそれを行動に起こすこと、実際にやってみること、最後まで寄り添い続けることは、とても難しいんです。なぜかと言うと、よほど強い精神力を持った人でなければ自分も疲弊してしまうし、削れてしまうし、共倒れてしまうから。誰だって自分の人生を一番に考えなければいけないし、そうやってマイナス方向に引っ張られてしまうような相手とは関わりたくないと思ってしまうものです。それが非人道的だとか優しくないとかそういうことではなく、生き物はすべて、自己防衛本能というものがあるからある意味それが当たり前というか。

実際、根本さんも無茶をしすぎて体調を崩してしまわれていますし…、自己防衛すべきなのは根本さんだよ!!(でもここまで献身的になれるからこそ偉大になれるのか…)

しかしこの映画を観ていて時々感じたのは、彼自体もどこか病んでいて、「人を死から救う事に囚われすぎているのでは」ということ。自らを犠牲にして人の為に行うのは素晴らしいけれど、その目的が素晴らしいから霞んでいるだけで「己の体や人生を大切にできない」という部分において自殺志願者と共通するものを感じてしまう。

そうやって根本さんが体を病むほどに負担を背負うのは、同じように自殺志願者の心に寄り添おうとする人が他にいないからなのかもしれませんけども。

ちびぞうが最初に言ったように、心を病んだ人に付き添うのは大変なこと。でももしかしたら、根本さんのように活動する人が増えて、みんなが少しずつ誰かの心を分け合うように背負えたら、引きずられて共倒れしてしまう、なんてこともなくなっていくのかもしれませんね。

 

映画を観たあとで、根本さんのお話を聞きましたがとても努力を積んできた人なんだなぁ、と思いましたね。真似できない。映画を観てるだけでは分からないようなお話(自殺志願者が立ち直って元気に生活している話とかとても嬉しい報告的なもの)も聞けて、根本さん自身のことも知れて、その人のことをよく知らないままに(映画の中だけの情報で)色々思うのは早計だなーと。

最後は、人の為に生きられる人にちびぞうもなりたいなぁ。と思いつつ、握手させて頂きました。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

 


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画像引用元:映画.com