こちらの記事は前回の『ミガカミカガミ』を実況プレイ6/エンディング・中編』ニコ生挑戦記から続いています!
ミガカミカガミの実況プレイに関してはひとまずこちらの記事で終わりのつもりです・・・が、最後まで読んで頂ければ分かると思うんですが、この後ももう少し、チラチラッと記事をあげることになるかもしれません。
その時はまた、よろしくお願いします( ´ސު`)
ではでは、化け物ナースが朽ちてしまった後からの続きですね!!
ネタバレしかないので注意しまくって下さい!
みかちゃんの手帳
化け物が朽ちた跡には、ナースの化け物に盗られていたみかちゃんの手帳が落ちており、その中にはみかちゃんの手紙が入っていました。
その表紙には池田さんの筆跡でメモが。
「わたしは、いけだ。いけだけいです。このびょうい・・・んでかんごし。してます。きょうは?おんなのこ。おんなのこが。ふたりきまししした。おんなのこ。ここに。ふたり。みかちゃん。なえちゃん。わたし、かんごごごし。どうして、ここにきたの?おんなのこふたり。ひとりは、まだいきてる。もうひとりは、もうしんでいる。ひとりはしんでいる。とみたくんみたいにしんでいる。とみたくん?とみたくんってだれ?富田くん?」
ここから先は発狂したようなめちゃくちゃな文字列に混ざって、”ここに来たらだめだ、わたしみたいになるからきちゃだめだ、来るな来るな”と必死に書かれていました。
最後に一言
「たすけて」
と。ありました。このメモは池田さんが化け物化して手帳をゲットしてから書かれたメモなんですね。あの時には少しだけ自我も残っていたんだなぁ。うーん切ない。もうこの辺りで私の涙腺がだいぶ緩んできてます。
「やっぱりみかは死んでいたの?」とまだまだ信じたくない様子の奈恵ちゃん。
手帳の中をめくってみると、みかちゃんのメモがありました。5日前の日付の物は
「明日は、奈恵姉ちゃんと、お出かけ。町まで行きます。楽しみ」
昨日の日付の物は
「私は、会いました。私は、ミガカミさまに会いました。私は、すべてを、ミガカミさまから聞きました。バスの事故で死んでしまったことを聞きました。。この空間は、死んだ生命の行くところらしいです。そこにいるということは、もう死んでしまったということ。わたしはもう、奈恵に会うことが、出来ないんだ。
でも。ミガカミ様はいいました。
”ううん、みかちゃん。まだ、方法はあるわ。あながたね、奈恵ちゃんをこっちの世界につれてくるの”
どうやってですか、と、私は聞きました。死んだ人間と生きている人間が、どうやっら会えるんですか、と。
”それはまかせて。私はね、この通り、あの世とこの世をつなぐ出入口をつくることができるの。そして、みかちゃんを奈恵ちゃんのところに送ってあげることができる。”
なえを。こっちの世界に、引っ張ってきたら、わたしは、また、なえと。なえ。奈恵。奈恵。奈恵。なえねえちゃん。ずっと・・・いっしょに・・・」
ここで、すでにみかちゃんは死んでいて、ミガカミ様の手伝いを受けてみかちゃんが奈恵ちゃんをこの”死んだ魂の来る世界”に引っ張り込んでいたことをようやく奈恵ちゃんも分かったようです。
このままでは、池田さんのように自分も死んでしまう、それは嫌だと逃げようとする奈恵ちゃん。すると場面は変わり、
何もない世界へ。
途中で落としてしまった手帳を拾うと、そこには昨日の日付でメモの続きがまだあるという事に気付きました。
「ミガカミ様は言いました
”じゃあそろそろ、みかちゃんを奈恵ちゃんのいるところに送るね。みかちゃん。覚悟はいい?きっと奈恵ちゃんを連れて来る途中で、たくさん悪霊に襲われるかもしれない。道のりは平坦ではないと思うのよ”
それでも、いいです。わたしは、ひとりぼっちはいやだから。なえねえちゃんがいなかったら、わたしは、ひとりぼっちだから。
ひとりぼっち。
ひとりぼっち。ひとりぼっち。ひとりぼっち。
わたし、なえねえちゃんといっしょになれるなら、なんでもします。
”そ。ならもう止めないよ。この空間で、奈恵ちゃんと二人で、永遠の時を共に過ごせるよう、頑張ってね。”」
メモはここまで。
もうね、切なさに泣きそうになりましたよ!!!
このメモを読んだ奈恵ちゃんは、死んだ魚のような目になってしまい、
「そうだ、これでいいんだ。みかのいないせかいにかえるひつようなんてないんだから。みかがいないならわたしもひとりぼっち。だから、えいえんにみかといっしょに・・・」
とった感じのことを言い始めてしまいます。
そして、ここでみかちゃん登場!!!
満を持しての再会です!!!
しかし、赤いノイズが画面に走るとともに、みかちゃんの姿は少しずつ化け物に・・・
彼女と話す奈恵ちゃんの姿もいつの間にか化け物のようになり
「ずっと、いっしょだよ」
と言い合って、暗転。
エピローグ
画面が暗いまま、あの病院のスタッフであろう人達の噂話が聞こえてきます。
「ねえねえ!ちょっとー!」
「何よ。今忙しいのに・・・」
「それどころじゃないのよー。聞いた?あのうわさ」
「・・・ああ、あの、いなくなっちゃったっていう、302号室の奈恵ちゃんのこと?」
「そう!ミガカミ様の神かくしにあったんじゃないかって、今そのうわさで持ちきりでねー」
「なんか・・・大げさなことね。私はただ、唐突にいなくなっちゃった・・・ってしか聞いていないけど」
「そうね。そうなんだけど・・・。でもね、それだけじゃないのよ?」
「まだ何かあるの?」
「そ。そもそも奈恵ちゃんって子、バスの事故で入院していたじゃない?それで、親友の女の子を一人、その事故で亡くしてたのよ。みかちゃんって言うんだけど。でも、奈恵ちゃんはその死を認められず、あたかもみかちゃんが生きているかのように振る舞って。ことあるごとに、『みか、お見舞いこないかな』って言ってたんだって。それでね?一週間前に、『みか、ジュース買いに行こ』って言って、病室を出たっきり・・・帰って来なくてね」
「でも、それじゃあ、病院を出てどっかに行ったんじゃ?」
「んーん。受付も見てないし、監視カメラにも写ってない。最後に目撃されたのは、あの、自販機のある・・・休憩スペースに入っていくところだったの」
「・・・。え、でも・・・。あの休憩スペース、窓も無いじゃない」
「そう!!だから怖いのよねー」
「へえー。それは初耳ね」
「しかも、さらに怖いことがあってね」
「え。何、よ」
「その日、何人かの先生とか入院されてる方が、・・・見ているのよ」
「見ている、って・・・?・・・・・・え、何を?」
「病院の中で・・・。そのバスの事故で亡くなったっていう・・・みかちゃんによく似た女の子を・・・」
「・・・!!!!!」
「もしかしたら、奈恵ちゃんはみかちゃんに釣れられて・・・いえ、連れられて・・・なんて噂がたってるのよ・・・」
「じゃあ、じゃあ、2人は今どこに・・・?」
「さあね。そうだ、もしかしたら、案外ミガカミ様の空間で仲良く暮らしてたりしてね」
BAD TRUE END
ズットいっしょ
このあと表示された一文に驚愕した私。
”5つのあかりが消えた時、読めるものを読め”
まとめと感想
ここで私は自分がいくつかミスってバッドエンドを引いてしまったんだなと確信。まぁ、他に出来ることを残したままだったのは気になったけど。
- 絵の具を鏡に使ってしまったこと
- 黒い本を読まなかったこと
- 埋まっていた栞をチェックしなかったこと
ここらへんは、少し前のセーブからやり直せばいいかなと思っていたんですが、最後の最後で表示されたヒントを見るに、かなり前からやり直す(もしくは2周目をやる)必要がありそうですね!さらに、あの時点で何かを読む、というのは、直後にデカいモンスターに襲われたのもあってかなり難しそうです(笑)
想像ですが、
- 2人は離れ離れになってしまうけれど、奈恵ちゃんを現実に帰してあげる(トゥルーグッドエンド)
- 2人は離れ離れで再会せず、別々に化け物となってあの世界をさまよい続ける(さらにバッドなエンディング)
とかが用意されてるような気がします。
正直このゲームがマルチエンディング(選択肢によってエンディングが変わる)とは思っていなかったので驚いていますが、ぜひとも他のエンディングも見てみたい!!とワクワクも同時にあります。
謎解きも適度に難しく、やり込めて、物語も切なくて、そして考察のしがいがある・・・とても楽しいゲームでした!!
また2周目以降も引き続き、別エンディングが見れたらレポートとして書いていきたいと思います。ではでは、ここまで長らくお付き合いくださった方、本当にありがとうございました!
新シリーズの『愛ころ』レポもよろしく願いします!!!