ふたりで観ると、映画はもっと楽しい。
こんにちは、こんばんは、おはようございます。ちびぞうです( ´ސު`)
今回は、映画に関する漫画で気になる物を見つけたのでその大筋と感想を書いていきたいと思います!
ご紹介するのはこちら!
『私と彼女のお泊まり映画』第1巻。
作者は安田剛助さん、新潮社のバンチコミックスから発行中です。
税抜き520円。
元々はウェブコミックサイト『くらげバンチ』で連載しており、こちらはなんと登録無料で読むのも無料という・・・私も今調べて初めて知ったんですが、衝撃でした。
主に新人育成をメインに作品を掲載しているサイトらしく、人気の作品についてはこうして書籍化もされているようです。
(ただ全話が読めるわけではなく、一巻に収録されている1話~10話の中で、くらげバンチさんで読めるのは5話までのようです)
あらすじの後に紫色で書かれてるのが私のその映画についてのミニ感想です。
今回は前編ということで、1話~5話まで書いていきます。
ストーリー
高校の頃からの友達だった女の子2人が、毎週末の金曜日に映画を観てご飯を食べ感想を言い合ったり観た映画に影響されたりとまったり過ごす。そしてお泊まり。
それだけです(笑)
なんだか女性同士の友情を少し通り越したような・・・女性版ブロマンスな雰囲気の漂う作品です。(分かる人には”百合”で伝わるだろうけどそこまでは行ってない感じ)
1話ごとの終わりにそれぞれが☆がいくつかと、どんな感想だったかを手書きで書いているページが載っています。
登場人物は主に女子大生二人だけ!
◆佐藤小春(サトウ コハル)ちゃん/感情豊かで笑ったり泣いたり怯えたり忙しい。基本的に麻由美ちゃんが大好きな様子。大学は入ってから始めたバンドの仲間に嫉妬したりもする。映画は基本的に彼女がチョイスしている。
◆黒澤麻由美(クロサワ マユミ)ちゃん/高校では非常に友人が少なかったが、小春ちゃんに出会ってからバンドを始めてみたりと外交的にも。基本的に無表情で感情を表に出さないため何を考えているのか分かりにくい。映画は基本的に彼女の家で観ている。
第1話:マッドマックス 怒りのデスロード
いつもなら面白いと反応をくれる麻由美ちゃんが、特に反応を示さなかったため「面白い映画を選ばないと捨てられる」という小春ちゃん。
しかし、さりげにギターを持ってかき鳴らそうとしたり、ポージングして写メを撮ったり、スキンヘッドにしてみたいと思っているのを麻由美ちゃんに見透かされたりする(笑)
(ウォーボーイではなくフュリオサに憧れたらしい(笑))
「小春が選ぶ映画は外れがないよ。いつも楽しみにしてるんだから次もよろしくね」と言われて安心して泣いてしまう小春ちゃん(笑)
『マッドマックス 怒りのデスロード』は私も大好きな作品です!!!特にウォーボーイの中の一人ニュークス推しです!!!(笑)中の人(ニコラス・ホルト)も大好き。
内容は特になくて、行って帰ってくるだけのストーリーなのにあそこまで熱くなれるって、本当にすごい(笑)爆音上映とか行きたかったなぁ。
そういえばフュリオサが主人公のスピンオフが出るだとか出ないだとかって噂が少し前にありましたがどうだったんでしょうね?調べてみても2015年の検討中、という記事しか見つからないので話が進んでいないのかもしれません。残念だなぁ。
一応マッドマックスシリーズは全部観たんですが、怒デス以外はけっこうツッコミどころが多くてしんどかった記憶が・・・そのうちここのブログでもちゃんとした感想記事を上げたいですね~!
第2話:インサイドヘッド
「ごめんね、今週の映画は誰も死なないんだ」と言う小春ちゃんの一言から始まります(笑)わりと麻由美ちゃんは激しめのアクションとかが好みっぽい。
だけど、観終わると小春ちゃんは号泣。「感動した。親元を離れた今、観れて良かった」とコメント。なのになんで泣かないの!?と不満げな小春ちゃん。しかし、お風呂に入るねと小春ちゃんがいなくなると、実家のお母さんに電話をかける麻由美ちゃん。それをこっそり覗いてニヤニヤな小春ちゃん。
ピクサーでディズニーな3Dアニメーション映画ですね!
これ面白かったなぁ。まず感情をキャラクター化しようっていう発想が面白いですよね。ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの5人がライリーという女の子の頭の中で彼女を幸せにしようと奮闘する。だけど、カナシミだけはなかなかうまく仕事が出来ず・・・私なんていらないんだ、と落ち込んでしまう。
観ていると分かるんですが、全ての感情には必ず必要な理由があって存在している。カナシミだけはライリーの為になるようなことは何一つないように見えてしまうんですが、終盤でカナシミの必要性に気付いたらきっと、涙してしまうはず!
第3話:呪怨(劇場版)
麻由美ちゃんの無表情を今日こそは崩してやろうとホラー映画を選ぶ小春ちゃん。しかし自分が怖くなって泣きついてくる小春ちゃんに麻由美ちゃんが仕方なく一緒のベッドで眠るかと提案。「怖い白い顔も全部メイクだと分かっているんだけどでもそういう問題ではなく怖い!」という小春ちゃんの手を握ってあげる麻由美ちゃん。
と、その時カサカサと素早く壁を走る黒光りする生き物を発見!いつも無表情な麻由美ちゃんの恐怖の表情が見れた小春ちゃんでした。
伽椰子と俊雄のアレね!知ってる!!(笑)
ジャパニーズホラーはほっとんど観てないのでなんとも言えませんが、外国のホラーでも笑う人間だし『着信アリ』とかでも笑ってしまったので、多分呪怨も笑ってしまうかも・・・。あまりにも有名な作品だし、今度観てみようかなぁ。あと『貞子VS伽椰子』も気になってるし予習として(笑)
第4話:プリティ・ウーマン
すっかり魅了されジュリア・ロバーツに憧れまくってしまう小春ちゃん。その半面で「道歩いててもリチャード・ギアに声何てかけられないし、結局は見た目だよね!」と卑屈なことを言い出す(笑)ちなみに麻由美ちゃんの感想は「いかにも金曜ロードショーでやってそう」でした(笑)
夕飯をコンビニで買い、お金を出そうとする小春ちゃんにきっちり半分出そうとする麻由美ちゃん。「お金の事で揉めてこの会がなくなったら嫌だから」という理由を聞いて、「私にはリチャード・ギアはいないけど麻由美がいるんだ」とほっこりする小春ちゃん。
こういう恋愛映画(しかも少し古めなもの)はほとんどノーマークなちびぞうです!!!
言えることがほとんどない!!ただあの映画のジャケット
これの首から下の部分はリチャード・ギアとジュリア・ロバーツの体ではないという小ネタなら知ってます(笑)プロポーションだったり身長だったりの関係で、顔だけを合成するための体のモデルさんっているらしいですよ(今はCGが発達してるのでいるかはわからないけども)
これも有名作だし、一度は観ておかないとなぁ・・・
第5話:グランド・イリュージョン
今回は「頭を使う映画が観たかった」という理由で麻由美ちゃんがチョイス。”このトリックに騙されるな”というキャッチコピーに対して「ユージュアル・サスペクツもオーシャンズ11もシックス・センスも途中で気付いたし映画で騙された事ない」と豪語する小春ちゃん。
しかし観終わったあとの反応はどうにも黒幕は分からなかった模様(笑)
分からなかったんじゃん!とツッコむ麻由美ちゃんに「なら見破るから嘘ついてみて!」と言うが台詞が棒読み過ぎて全く嘘が付けない麻由美ちゃん。
えーと。『ソーシャル・ネットワーク』でFacebookの創始者マーク・ザッカーバーグを演じた事で一躍有名になったジェシー・アイゼンバーグの主演作ですね。
オープニングのトランプのマジックが凄かった事は記憶してます。ハイ。
2の方が、面白いです。ハイ。(笑)
そういえばものすごくどうでも良い話なんですが。もう何年前かも忘れたような頃に深夜のテレビでオススメの映画について語るコーナーがやっていて、その時たまたま『ユージュアル・サスペクツ』について出演者が話してたんですが、なんとその出演者の一人が「誰々が黒幕なんですよね~」とかほざきやがったのです!!!(言葉が汚らしい)そのネタバレが驚愕過ぎて、いつか黒幕の事を忘れたら『ユージュアル・サスペクツ』を観ようと心に決めているんですが多分死ぬまで忘れられないとおもいます。ゆるすまじ