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ハリポタワールド再び!映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』感想

今度の魔法は、もっとすごい。

 

遂に来ましたねー。ハリポタ新シリーズです。

ちびぞうは青春時代にハリポタ原作を読んで大ハマりしていまして、このシリーズは本当に大好きなんです。映画の方は尺の関係上はしょられまくりなところが気にかかったりはしましたが…最終的には大満足でしたね!映画版ハリポタの感想もそのうち…書いていけたらなと思います!

…と書きつつも実はこの映画の原作にあたる「幻の動物とその生息地」は未見だったりします(苦笑)

ちなみにこの本はハリポタシリーズ一作目の賢者の石にも登場しているハリー達が学校で使っている教科書で、今作の主人公ニュート・スキャマンダーがこの作品の後に執筆したという本です。ハリポタファンはそれだけでもワクワクしちゃいますよね!

 

今作は原作者のローリングさんが脚本初挑戦だそうで…そこが吉と出るか凶と出るか、といった感じでしょうか。

さて!ポスターからも主人公ニュートがハッフルパフ寮の出身かなと想像を掻き立てられますねーーー(マフラーの色が寮カラー)

ということでいきましょう!まずはパンフレット!

見て下さいこの表紙!めっちゃ綺麗でワックワクしますね!!雰囲気バッチリです!

 

中もハリポタワールドらしい装飾で素敵でした。登場人物以外にも、魔法動物の紹介ページなんかもあります^^

値段は34ページで税抜き741円…まぁ、ふつうですかね。(笑)

監督のインタビューがあってローリングさんのインタビューがないのは少し気になりましたが…!それとラストのグッズ紹介ページがものすごいボリュームです(笑)アメコミとかグッズ展開している映画の最後にグッズのページがあるのは普通なんですけど、なんとファンタビは4ページも!ハリポタグッズもついでに紹介しているからでしょうかね…貪欲(笑)

 

【映画情報】

【原題】Fantastic Beasts and Where to Find Them
【制作国】イギリス
【監督】デヴィッド・イェーツ
【原作・脚本】J.K.ローリング
【音楽】ジェームズ・ニュートン・ハワード
【出演】エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、エズラ・ミラー、サマンサ・モートン、ジョン・ヴォイト、カルメン・イジョゴ、ロン・パールマン、コリン・ファレル
【公開日(日本)】2016年11月23日
【上映時間】133分
【配給】ワーナーブラザース
【IMDB】7.5/10.0

 

【あらすじ】

未知の幻獣を求めて世界中を周り、ニューヨークにたどり着いたニュート。ところが、魔法のトランクに詰め込んでいた魔法生物たちが逃げ出してしまい、魔法生物を禁じているアメリカ合衆国魔法議会のお尋ね者になってしまう。さらに、魔法の根絶を目論む秘密結社・新セーレム救世軍の暗躍で、事態は思わぬ方向へ転がっていく。【引用元:映画.com】

 

【感想】

☆3.8/5.0

本当に、ハリポタが終わってしまって寂しい思いをしていた私としては、またこの世界の話が見れる!というだけで嬉しくてワクワクが止まらないんです。そして、映画の内容も期待に外れず楽しめるものでした!今作は今までのハリポタシリーズよりも数十年前という設定なのでかつての主要メンバーは話に直接絡んでくることはないのですが、ところどころで「あ、聞いたことある!」と思える名前が出て来たりします。グリンデルバルドとかね…

◆圧巻の映像美と動物たちのCG

いやはや、当時のアメリカを見事に再現(しているかどうかは私は知る由もないがきっとしているであろう)した映像美、そして不思議だったり奇妙だったり美しかったりする魔法生物たち!!まるで本当に存在しているかのようなレベルでリアリティがあり、おかげで物語に没入してしまいます。特に、カモノハシをモデルにしたと言われているニフラー(宝石大好きで盗みまくってたあの子)は、客席から笑いが起こるほど可愛らしくて憎めないヤツでした(笑)

この右上の子。CMでもばっちり活躍していましたね!個人的に、ボウトラックルとニュートの「彼女と彼氏の痴話喧嘩か!」と思えるような掛け合いも好きでした(笑)掛け合いと言ってもニュートさんが一人で喋るだけなんですけどね(笑)

 

◆ハリポタシリーズとファンタビの違い

少し、毛色が違いますね。やっぱり。

主人公がハッフルパフ寮出身だと思えばハリポタファンはそれだけでニュートの性格を把握してしまうと思うんですが、彼は平和主義で争いは極力避けたいタイプ。自分の大好きな魔法生物以外の事にはあまり積極的に動けません。なので、そこがハリー達(いわゆるヒーロー気質のキャラクター)とは違うところ。

そして、今までのハリポタの

「イェーイ魔法が楽しいぜ!!!ガンガン使うぜ!見せちゃうぜ」

と大騒ぎするノリとはうって変わってノーマジとマジ(普通の人間と魔法使い)の間の確執のようなものにスポットを当てている作品です。現実で言うところの人種問題みたいなものですね。今回ニュートの持っている魔法生物だらけの鞄と、パン屋を開きたい普通の人間ジェイコブの持っていたパンだらけの鞄を取り違えてしまうところから物語は始まります。そこで人間(ジェイコブ)との接点が生まれる。そしてジェイコブとニュートの友情や、クイニーとの恋愛を通して、異なった人間同士でも歩み寄れる…という部分が描かれているのだと思います。

後半の雨のシーン。泣いた人も多いのではないでしょうか。綺麗でしたよね…私もホロりときました(笑)

最後にもう一つ。気になったのが闇落ちする魔法使いのスターウォーズ感(笑)

オプスキュラスという設定は、ハリポタシリーズでは名言されていないですが…ダンブルドアの妹アリアナがそうだったのでしょうか?考察しているブログがあったのでそちら紹介しておきます

【「ファンタスティックビースト」がハリーポッターシリーズに繋がっていくという考察】

若い魔法使いが精神的あるいは肉体的な抑圧・虐待を受け内に秘めた魔法力がダークサイドに堕ち、暴力的な力を制御出来ないままに放出、周りの人々を傷付けてしまう…これがオプスキュラス化ですね。こうなった魔法使いは長くは生きられないのだそう。ここの展開でも思ったのですが、ハリポタよりもだいぶ扱うテーマが重いな、と。

ハリーはハリーでおじさん達にかなりの虐待を受けていたとは思うんですが、あまり重さを感じさせなかったですよね。そこらへんもファンタビとの毛色の違いですかね。

◆ローリングさんの脚本はどうなの?

正直、そんな重いテーマをしっかり描き切れているかと言われるとそうでもないですし、伝えたいことが色々とバラけてわかりにくくなっている感じはしましたね。逆にエンタメに徹底しているかと聞かれるとそうでもないですしね…テンポが悪く途中ダラけてしまう部分も気になりました。出来れば原作はローリングさんで脚本は普通の脚本家さんにお願いしてほしい…と思いつつも、脚本家としても大成してもらいしたい…という気持ちもあります(笑)

◆最後に一つだけどうしても言いたい!

エンドクレジットにも名前が載っておらず、パンフレットにももちろん名前はありません。シークレットゲストなんでしょうね!!

wiki見たら普通に書いてあったのでもう言っちゃいます。

ジョニー・デップさん!!私はガッカリしたよーーーーーーーー…!!

この配役は誰が考えたのか分かりませんが…今後非常に重要になってくる役どころにジョニデを配置するなんて…

パイレーツのジャック・スパロウとかアリスのマッドハッタ―とか濃い役やり過ぎてて、一人だけハリポタの世界観から浮いちゃってますよ!

好きな人は喜んだかもしれないんですけど、私もかつて大ファンだったので一瞬うぉお!?となりましたけども。いやいやでもでも、正直ジョニーは役の濃さに助けられているばかりで肝心の演技力の方がちょっと最近は特に………うーん、なんですよね(笑)

(映画『ツーリスト』のジョニーの逃走姿がまんまジャック・スパロウのそれだったので私はその時もガッカリしたのです(笑))

 

◆まとめ

ハリポタファンでない人は→→あまり期待はせず、頭の中を空っぽにして主に映像や魔法生物を見たり、人間ジェイコブの恋模様を応援したりして楽しもう!

ハリポタファンの人は→→出てくる登場人物がどうハリポタの世界と繋がっているか考察したり、ニュート・スキャマンダーの活躍を生暖かく見守ろう!元カノ(かどうかはわからないけど)の名字がレストレンジだったりするところも気になりますね!

 

◆最後に

この記事書くのにファンタビ公式サイトも見ていたんですけどめっちゃ楽しいです(笑)地図とかあるんですよ!ものすごく時間を吸われます。

良ければ興味ある方は遊びに行ってみてください(笑) 音楽が流れるのでそこだけ注意です。

【ファンタビ公式サイトへ遊びにゆく→】

 

 

 


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