以前、こちらのブログで感想を書きました『ニュー・シネマ・パラダイス』の「観ながらあらすじメモ」です。
感想の記事(故郷を離れた大人たちへ。映画『ニュー・シネマ・パラダイス』感想)と合わせてお楽しみください。
なお、ネタバレまで書いています。ご注意下さい!
青字は私の一口感想です。
オープニング。
シチリアの海から始まる映像と美しい音楽
30年帰らぬ息子に母親は何を伝えようとしているのか?
サルヴァトーレに電話つながるじゃん!!
アルフレードという人が亡くなったらしい。でもサルヴァトーレは知らない人だと嘘をつく。
嵐の夜。物思いにふけるサルヴァトーレ。
ここから回想シーンかな?
小さい頃の思い出
教会にて。お祈りの最中に鐘を鳴らすのを出来ず居眠りするトト。
アルフレード登場!!!
アルフレードは教会で映画をながす映写技師だった!!
ジャン・ギャバン主演 ジャン・ルノワール監督「どん底」を観る神父。
トトは帰れと言われたけどこっそりのぞき見る。
神父はキスシーンになると鐘を鳴らして、そのシーンに映写技師は紙を挟む(笑)
どうやら人々に見せる前に、NGシーンを削るため、神父が先に見てチェックしているようだ。
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来るなという映写技師の元に遊びに行くトト。
カットしたキスシーンのフィルムを欲しがるトト。
上映した後元に戻すからあげられないというアルフレード。
アルフレード「これは全部お前にやるが俺がこれらを保管する。さっさと家に帰れ!」
トト「ぼくのフィルムなのにあんたが保管するの?」
落ちているフィルムの端切れを勝手に持って帰って、台詞を読み上げて遊ぶトト。
<トトのパパはロシアに戦争に行ったまま帰ってこないらしい>
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学校で5×5がわからない子に答えを教えてあげるトト。しかし空振り(笑)
答えはクリスマス。
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教会での上映会
ジョン・ウェインの西部劇にに騒ぐ子供たち
ルキノ・ヴィスコンティ「揺れる大地」
出演 シチリアの漁民
子どもたち映画観ながら煙草吸ってる(笑)凄い時代だ
キスシーンをカットされて「もう20年もキスシーンを見てない」と怒る観客
チャップリン上映してる!!!
スターリン・・・時代背景を知らないといけないなぁ。。
上映会が終わり、牛乳を買わずにそのお金でこっそり映画に行ったことを待ち伏せていたママに叱られるトト。
ばしばし殴るママにアルフレードが「タダで入れてやった、金は映画感で落としたんだ」と50リラを母親に返す。いい人だ・・・
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教会の仕事で葬式に参列するトト
途中で仮病を使って倒れる!!!
そして通りがかるアルフレードの自転車に乗る。
もう映写室には行かないから友達になろうとトト
「友達は顔つきで選ぶ 敵は頭の良さで選ぶ お前はずる賢すぎる」
トトが家に帰ると妹が号泣している
妹が焼け死ぬところだったと激おこなママ
どうやらトトが取っておいたフィルムが焼けたらしい。
「もう映画館には入れないと誓って」とアルフレードに迫るママ。トトにパパはもういない、死んだんだと言われて辛そうなママ。
写す壁の穴にあしらわれたライオンの像が印象的。
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トトはアルフレードの奥さんからお弁当を預かって映写室に行く
”ひとりぼっちで辛い仕事だし、休みは聖金曜日だけ、クリスマスも働かなければならない”
アルフレードはこの仕事をトトに教えたくないと話す。
”同じ映画を仕方なく100本も観るし、夏は死ぬほど暑くなる
しかしお客が笑顔になるのがうれしい
お客の苦悩を消す仕事”
音楽がイタリアっぽいなぁ。 建物も素敵だなぁ
はしごを上って作業する人に靴紐を結ぶいたずらをする子供たち(笑)
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小学校の卒業試験に大人たちが!その中にアルフレードもいる!
トトの答えを見ようとするアルフレード(笑)
トトに答えを教わろうとするアルフレード(笑)
映写室の仕事を教えてくれと取引するトト(笑)
アルフレードに答えを渡して見事トトは仕事をゲット(笑)
クラスのペッピーノがドイツに越していく
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お父さん戦死してたーーーーーーーー
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群衆が映画を見せろとパラダイスに殺到する
”群衆は考えない 何をするかわからない”
”言葉ではなく目に見るものを信じよ”
アルフレードが「アブラカタブラ」といい、映写機の角度を変えてやると、広場の群衆にも映画が観えるように!!!みんな映画が大好きなんだなあ。
声も聞こえるようにスピーカーまで用意してやる。
ウィンクし合うトトとアルフレードが可愛い。
広場の群衆に半額の入場券を買わせようとする神父
しかし映写機が突然燃え出す!!!!!
アルフレードを救出するトト
この晩の事は大人になっても悪夢としてトトの心に刻まれているんだろうなぁ・・・
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映画館が燃えてなくなった、そしたらサッカーくじを当てたナポリ人が「ニュー・シネマ・パラダイス」を建てる
新しい映写室の仕事はトトがすることに!
(アルフレードはどうなったのか?)
キスシーンが流れて観客が拍手(笑)
映写室に、奥さんに連れられてアルフレードが現れる。サングラスをして杖を持っている。
「私の席はあるかね?」
アルフレードは火事でもう目が見えなくなってしまったのかな??
トト、青年期
他にするすべき仕事が待ってると言って顔に手を当てると、トトが大人に!
アルフレードも歳をとってる!でも、映画の画面がボケてきたことはわかる!(なぜ分かるかは教えてくれない)
映画がカラーになってる!
もうキスシーンも規制されない
銃撃シーンで心臓発作を起こした観客の席に花が(笑)
フィルムも焼けない素材に変わった!
時代は大きく変化していく。しかし、時代の変化はいつも遅い。(火事の前であれば良かったのに)
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大人になったトトはビデオカメラを回す
駅から出てきた女の子(エレナ)を撮影する
学校で彼女の落とし物を拾ってあげるトト(笑)
駅で見かけた女の子の話をアルフレードにしてあげるトト
「それは恋だよ。蒼い目は一番手ごわい」
ジョン・ウェインの台詞を自分の言葉として伝えて笑い合う二人
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エレナを見つけて話しかけるも「いい天気だね」としか言えない(嵐なのに(笑))
王女と兵士の話を聞かせるアルフレード。
”100日の間、昼も夜も私のバルコニーの下にいてくれたら、私はあなたのものになります”
そう言われ、バルコニーの下で100日待ち続けた兵士の話。
徐々に弱っていく兵士、涙をふく力もない
しかし99日目に兵士は立ち去ってしまった・・・
最後の日に何故?答えはわからない・・・
トト「いつも答えをくれるね」
アルフレード「お前を喜ばせるためだ」
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映画館で涙する人達
映画のセリフを覚えるくらい熱中して観るおじさん(笑)泣きながら(笑)
遠くにあるボロボロの映画館とフィルムを交換するために自転車で走るバイト・・・大変そう
トトが、遠くの映画館でも映画を上映出来るように前半後半を区切ってフィルムを途中で交換するようにしたらしい。
しかし後半のフィルムがなかなか届かず、30分も待たされてる!と怒る観客
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教会
告解室に現れたエレナを見つけて何かを思いつくトト
神父の代わりに告解室に入るトト(笑)
神父を引き留めてくれるアルフレード
エレナに告白するトト
「あなたは良い人だわ、でも愛してないの」
「仕事が終わったら毎晩君の家の下で待つ」
カレンダーに毎日×を刻みながら、兵士の話のように、エレナの部屋の窓の下で待つトト。
大晦日のカウントダウンがはじまる
トトは期待するが、窓は開かない
切ないぃいいいいいいいい!!!!
恋破れて映写室へ帰り、映画を流しながらカレンダーを引き裂くトト
と、そこへエレナが現れる!!!!!!!!!!キスをして両想いになる二人
ひょおおおおおおおおおおお
なんというロマンチックなキスシーンなの。涙が出るわ
フィルムが空周りして観客が怒り出す(これはトトの中で映画よりも大切な物が出来たって意味なのかな?)
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エレナとのデートの途中で車が壊れて立ち往生
そこにエレナのパパ登場
川沿い(橋の上?)での上映シーン!
その裏でエレナからの悲しい手紙を読むトト
大学が遠くなり、あまり会えなくなるという。
離れてしまうまでの、僅かな逢瀬を楽しむ二人
トト、戦争へ
ローマで入隊することになったトト
朝五時のバスで行くわと言っていたがエレナは来ない
入隊。
彼女は引っ越して行先もわからなくなってしまった、手紙もあて先不明で返ってくる。
戦争を終えて戻ってくるトト
街は閑散としている
アルフレードに会いに行くトト
彼は家からも出ず人にも会わなくなっていた
海を見たいと海岸沿いを散歩する二人
街を出ていくことを進めるアルフレード
「お前は若くて前途洋々だ。私は老いぼれだ。もうお前とは話さない。ローマへ行け、お前の噂話を聞きたい」
恋も友も失って悲しむトト
トトの旅立ち
旅立つトトに、もうここへは帰ってくるなと言うアルフレード
「郷愁に惑わされるな、私たちの事は忘れろ
自分のすることを愛せ
子どもの時、映写室を愛したように」
神父も遅れて走ってきて、トトの旅立ちを見送る
回想シーンが終わり、現在へ
現在、ジャンカルド
飛行機に乗って故郷へと戻ってきたトト!
老いた母親と再会
飛行機で一時間の距離なのに30年帰ってこなかったトトに、昔の部屋を見せるママ
アルフレードの葬式に参列するトト
六年前に古い映画館は閉館になっていた
テレビやビデオのせいで映画を観る人が減ったらしい。
土曜日に壊されてニューシネマパラダイスは駐車場になってしまうらしい
トトは呼び戻してはいけないとアルフレードは言っていたらしい
閉館になった映画館に訪れるトト
思った以上に小さい映画館だったと感じる。
ライオン・・・
自分が撮ったエレナの映像・・・
「ずっと村に帰るのが怖かった」と語るトト
「お前の生活はあっちよ、この村にあるのはまぼろしだけ」とママ
切ない・・・
というかトトがプレイボーイに成長してしまっていた・・・エレナ以上の人には出会えてないんだろうな・・・。
取り壊されてしまう映画館をみんなで見つめる
”俺の広場おじさん”は健在(笑)でも浮浪者のよう
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アルフレードがトトに残したというフィルムを渡される。
再生してみると、当時切り取られていたキスシーンの映像ばかりを繋げたものだった
これがトトが子供の頃に愛した映画そのもの、そしてアルフレードの変わらない友情を示していると思った。
アルフレードの残した”映画”を見ながら、涙ぐみ、笑顔を溢すトト。
END
くそーーーーーーー泣けたーーーーー!!!ラストシーン最高。
あらすじメモなので読みにくい部分もあったと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!