金はすぐに消える。だが…家族の絆は、そう簡単にはなくならない。
シリーズ5作目、MEGA MAXです!!!
時系列的には、
1→×2→MAX→MEGA MAX→EURO MISSION→×3 TOKYO DRIFT→SKY MISSION→ICE BREAK
4本目に当たりますね~。東京の話が6と7の間に挟まってる、とだけ覚えていればあとは綺麗に並んでいます。
今作から新筋肉ハゲのドウェイン・ジョンソンが参加し、2でポール・ウォーカーの相方をしていた黒ハゲのタイリース・ギブソンが再出演、ハゲ度ましましです。
レティを失ったドムに新しい出会いもあります。
前作のオープニングでチラッと出てきたハンさんも今回はメインメンバーとして参加します!!!
【映画情報】
【原題】Fast Five
【制作国】アメリカ
【監督】ジャスティン・リン
【脚本】クリス・モーガン
【製作】ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、マイケル・フォトレル
【製作総指揮】ジャスティン・リン、アマンダ・ルイス、サマンサ・ビンセント
【キャラクター原案/創造】ゲイリー・スコット・トンプソン
【撮影】スティーブン・F・ウィンドン
【美術】ピーター・ウェンハム
【衣装】サーニャ・ミルコビック・ヘイズ
【編集】クリスチャン・ワグナー、ケリー・マツモト、フレッド・ラスキン
【音楽】ブライアン・タイラー
【出演([]内は役名)】
- ヴィン・ディーゼル[ドミニク・トレット]
- ポール・ウォーカー[ブライアン・オコナ―]
- ドウェイン・ジョンソン[ルーク・ホブス]
- ジョーダナ・ブリュースター[ミア・トレット]
- タイリース・ギブソン[ローマン・ピアース]
- クリス・”リュダクリス”・ブリッジス[テズ・パーカー]
- マット・シュルツ[ヴィンス]
- サン・カン[ハン・ソウルオー]
- ガル・ガドット[ジゼル・ヤシャール]
- ドン・オマール[リコ・サントス]
- テゴ・カルデロン[テゴ・レオ]
- エルザ・パタキ―[エレナ・ネベス]
- ヨアキム・デ・アルメイダ[レイエス]
【公開日(日本)】2011年10月1日
【上映時間】130分
【配給】東宝東和
【映倫区分】G
【前作】ファミリー再集結!映画『ワイルド・スピード MAX』ネタバレ&感想
【次作】レティ復活!映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』ネタバレ&感想
【IMDB】7.3/10.0 (およそ人313,000の評価)
【あらすじ】
前科者のドミニクと彼を脱獄させた元捜査官ブライアンは、張りめぐらされた捜査網をかいくぐり、ブラジルの裏社会で身を隠していた。2人は逃亡生活を終わらせて自由を得るため、裏社会を牛耳る黒幕から1億ドルを強奪する計画を立案。世界中から凄腕のドライバーを集める。【引用元:映画.com】
【感想(ネタバレしているよ!)】
☆2.6/5.0
恒例の、ちびぞう初鑑賞時の感想は以下。
ここまで来るとだいぶストーリーやアクションシーンのクオリティも併せて面白さが上がってくる!レースの比率よりも犯罪の比率が大きくなってきてまるで『オーシャンズ11』のよう!ついにニトロも空気化!
キャストの方も安定のメンバーに加え新たなハゲも参加してハゲ対ハゲのアツい戦いが繰り広げられる!
ドウェイン・ジョンソンがデカすぎてドムがあんまり貫禄なくなっちゃってるけど・・・まぁいいか。
ハンも・・・素敵です///いつも何か食べてる。
東京ドリフトを観た方はきっとハンを見るたびに、いつ3に繋がるのかとハラハラしだす頃ですね。
とりあえず今回はセーフ!!
ハンが参加して大喜びなんだけど、今作でもジゼル相手に「東京でも行こうか」と言ってるんですよね…。でも大丈夫、まだ次回もハンはいます。まだ東京行かないです。
おおまかなストーリー
前回、終身刑になったドムをブライアン率いるファミリーが脱獄させるシーンから始まります。MAX→MEGA MAXは完全に地繋ぎになっているので、今作からもう単品で楽しむのは難しくなってきますね。
アメリカに犯罪者を引き渡す条約を結んでいないブラジルで、ドムだけでなくブライアンもミアも暮らしています。
レティが命懸けでドムがアメリカに帰れるように頑張ったのに…と思うとなんとも皮肉な状態。
1で登場したブライアンの恋敵ヴィンスもブラジルで妻子と共に暮らしていて、今作は彼が仕事を持ってきてくれます。
車を盗むため、列車を襲うという見た目にも規模的にも派手な犯罪をするファミリー!しかし、ヴィンスの仲間の裏切りによって、ブラジルで一番権力を持つ悪徳事業家レイエスに目をつけられることに。
今回の敵はこのレイエスさん。ミアがブライアンの子どもを身籠ったので、二人が犯罪から足を洗い家族で静かに暮らすお金を確保するため、レイエスの持つ一億ドルという資産を盗んでやろう!というのが最終的な目的になります。
アメリカからドム達を追って、ホブスとその部下エレナの捜査官もやってきて、計画成功の為に有能な仲間もわんさか呼び寄せられ、ファミリーは8.9人に増えます。
ここに、ハンやジゼルやローマン・ピアースやテズなどが参加。非常ににぎやか。
まず彼らはレイエスの資産をちょっとずつ狙い、盗むのではなく燃やして挑発。
彼が資産を守るため一か所に集めるように誘導する作戦でした。しかし、警察とも癒着があるレイエスは、なんと自分のお金を警察署に集めて保管させる。
ここの警察署の監視カメラに映らないよう、ヘアピンカーブを猛スピードで走ろうとトライするファミリー。ここでジゼルのドライブテクニックに惚れるハン。
結局、そんな速度で走れる車もテクニックもないよってことで透明になれる車(警察車両)を使おうという話になる。
次に、警察署内へ侵入した後、金庫を開ける作戦を立てるため、同じ金庫をハンが入手。
しかし作戦はホブスによって失敗、連行。道中、レイエスに捜査官もろとも奇襲を受け、部下を殺されてしまったホブスと一時休戦、同じ敵と戦うために共闘関係に。
最後は正面から警察署へ突っ込み(侵入とかではなく文字通り壁をぶちやぶる)、金庫を車にくくりつけて無理やり金庫ごと逃走。
レイエスを倒したら、ホブスがレイエスにとどめをさして「24時間だけやろう。明日になったらお前たちを追う」とお情けしてくれて二人は金庫を置いて逃走。
しかし結局はホブスの目も華麗に欺いて(高架下で空の金庫と交換するという荒業をしていた)見事現金一億ドルを手に入れてめでたしめでたし。
途中で亡くなったヴィンスの子ども(ドミニクから名付けたというニコくん)の元へ、大金も届けられる。
ワイスピがややこしくなる人のための記憶ポイント
- レティ以外のメンバーが大集合!
- ミアが妊娠、ブライアンがそろそろ「足を洗うか」って気持ちになり始めるよ!
- 今作から筋肉ハゲのホブスさんが参加するよ!
- ハンとジゼルがカップルになるよ!
- ドムが新恋人のエレナとくっつくよ!
こんなところですねー。金庫の強奪シーンも派手派手なので、そこも記憶に残ると言えば残る。
全体的にツッコミ要素が
まず、FBIを装ってやってきたローマンを疑うことなく荷物を受け取る警察がちょっとアホすぎるよね、ってところ。中身の確認くらいせぇ!
それから清掃員に扮装して侵入したのは良いけど、いくら「清掃中」のフダを出していてもトイレの壁をゴリゴリ削っていたら流石に気付かれるでしょ!?と思う。
しかもあんなに一生懸命ヘアピンカーブを猛スピードで曲がろうと練習したり車を用意していたのに
結局、正面突破ですか!?
というね。
繊細な仕事はあまりせず、力技でゴリゴリやってしまうところは「まぁ盗みよりアクションがメインだし」と言いたげ…(笑)まぁスパイムービーじゃないんで良いんですけどぉ。
個人的にいまかいまかとハンの活躍を待っていたんですが、彼がしたことと言えばジゼルを口説いたことと、金庫を用意したことと、ラスト付近のアクションシーンで追いかけてくる敵の車を一台倒したところ、だけですね・・・!(見えてないところで仕事してるとは思うけど)レイエスの手のひらの指紋を取ってくるという大切な仕事も、ジゼルに奪われてしまったしな…
車を倒したとこでハンの警官コスプレが見れるのはイイ
前作のオープニングではカッコいいバック運転を見せてくれたのに、今作ではあまりにも活躍シーンが少ない!!!!!本当に残念でした!!!
ハンの話に逸れたけど、最後のドムがエレナと手をつないでやってくるところも、結構唐突でしたね…
まとめ
吹き替え版で観たんですが、エレナ役の武井咲の演技が酷すぎてゲッソリしてしまいました。
ドムの恋人になる重要な役なのに、あの棒読みは酷いです。本当に!
しかも一緒にいるホブスさんの声優が小山力也(ジャック・バウアー)なので、掛け合いシーンの熱量の差がすんごいんですよ・・・。なんでこれ誰も途中で止めなかったんだろ・・・。
絶対に字幕の方が良いよ。
と声を大にして言っておきます。