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この少女は悪魔か、それとも。映画『フェブラリィ 消えた少女の行方』ネタバレ&感想

金曜日に迎えが来れば帰れる。だけど遅すぎる、なぜならもう死んだから―――。

なぜかこちらもゲオさんで大量に面陳されていた作品。先行レンタルってやつですね。

主演のエマ・ロバーツと言えばジュリア・ロバーツの姪っ子ちゃんということで有名。

最近では『スクリーム・クイーンズ』でも主演をしていましたね~。

なんとなく他に借りる作品もなかったので手に取ってみたちびぞうでした。前知識ゼロでの鑑賞です!

ちなみに副題は以前は「悪霊館」と付いていたようなんですが、今は「消えた少女のゆくえ」となっているみたいです。

海外版のポスターもタイトルが変わっているっぽいんですよね。何の都合だったんでしょうか。

【映画情報】

【原題】 February
【制作国】カナダ/アメリカ
【監督/脚本】オズ・パーキンス
【製作】ロブ・パリス、エイドリアン・ビッドル、ブライアン・ベルティノ、ロバート・メンジーズ、アルフォンス・ゴサイン
【製作総指揮】ヘンリー・ウィンタースターン、ピーター・グレアム、スティーブ・ヘイズ
【撮影】ジェリー・カークウッド
【衣装】ジェニファー・ストラウド
【音楽】エルビス・パーキンス
【出演([]内は役名)】

  • エマ・ロバーツ[ジョアン]
  • キーナン・シプカ[キャサリン]
  • ルーシー・ボーイントン[ローズ]
  • ローレン・ホリー[リンダ]
  • ジェームズ・レマー[ビル]
  • グレッグ・エルワンド[ブライアン神父]
  • エレナ・クラウツ[ミズ・プレスコット]
  • ヘザー・トッド・ミッチェル[ミセスドレイク]
  • ピーター・ジェイムス・ホーワース[ミスターゴードン]

【公開日(日本)】2017年11月5日
【上映時間】93分
【配給】ファインフィルムズ
【IMDB】5.8/10.0  (およそ8,840人の評価)

【あらすじ】

全寮制の学校で学ぶローズとキャサリンは冬休みを実家で過ごす予定だったが、迎えに来るはずの両親がなぜか現われず、2人きりで学校に取り残されることに。やがて校内で恐ろしい幻影が現われるなど奇妙な現象が相次ぎ、2人は追い詰められていく。さらに、謎めいた女性ジョアンが、ある目的のためにやって来て……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレしてるよ!)】

☆1.2/5.0

えーと・・・こ、これはつまらないとハッキリ言ってしまって良いのでしょうか・・・。

ぶっちゃけて言えばオカルトホラーでした。いわゆる悪魔モノ、悪魔払いモノ、エクソシスト系です。劇中でおもいきし悪魔が「サタンを讃えよ!」と言ってきます。この世界観に乗れない人は辛い。

ちびぞうは辛かった。

おおまかなストーリー

舞台はブランフォード高校という全寮制のカトリック系の高校。

冬休みを実家で過ごすため両親が向かえに来るはずが、キャサリンの両親はなぜか現れない。

彼氏とデートをするために両親に向かえに来てもらう日をわざと遅らせて伝えたローズと一緒に、数人のシスターとしばらく学校で暮らすことに。

そしてなぜかかかってきた電話(どうも両親をすでに殺しているっぽい感じ)から悪魔に乗り移られたキャサリンが、シスターとローズを殺す。

キャサリンは後に神父によって悪魔を払われ精神科病院?に入れられることになるが、9年後に脱走。彼女はジョアンと名乗り別人?になりすましていた。

ジョアンがバスターミナルで一人でいたところを拾ってくれた親切な夫婦が、実は過去に殺したローズの両親だということが発覚。車中で二人を殺し、生首をスーツケースに入れてブランフォード高校へと戻るジョアン。しかし、そこに求めていたものがなかったのかなんなのか不明だが、悲しみに暮れて泣き出してしまう。

というところで映画が終わります。

めんどくさい構成

実はストーリーだけを後から説明すれば上記のような感じになるんですけども、実際はこんなに分かりやすくないです。

というのも、この映画、過去のキャサリンの場面と9年後のジョアンの場面を交互に描いている。しかも、キャサリンとジョアンでは演じている役者も違うし名前も違うので、最初観客はこの二人が同一人物だということは分からない仕様になっています。

しかし、そんな時間や人物のトリックだとかがあったとしても、別にその謎が解かれたところで「えぇ!?なんという衝撃!?これはどんでん返ったぜぇ」とはならないんですよねぇ・・・

そして何故か三章構成になっていて、「ローズ」「ジョアン」「キャサリン」と名前がタイトルバックされるのもなんとなく鼻につく演出です…(;;)

まとめ

ちびぞうはなんと1.5倍速で鑑賞してしまいました。

後半やってくるえげつない殺害シーンとかがおぞましい、といった感想もあるようですが、ちびぞう的にはそこまでの流れが退屈過ぎて「ほう」といった感じでしたね。

何よりも悪魔払いのシーンがものすごくあっさり。神父さんがこの体から出ていけー!というと素直に出て行ってしまう悪魔さん。そのあっさり感と彼女の行動のおぞましさがなんともミスマッチ。

もしかしたら、悪魔に憑かれたあとの少女がどう育ったのかみたいなところに想像を及ばせる作品だったのかもしれませんが(悪魔が抜けたあとも殺人を繰り返してしまう、それから最後の涙は悪魔がもうそこにはいないというカナシミからだったのか…などなど)、そこまで深く考えようという気にもあまりなりませんでした…。

エマ・ロバーツ含め主演の女優さんたち三名がとにかく美しくて、そこは◎です(*´∀`*)

なんとなく生首をスーツケースでcarryingしたくなった人のためにアマゾンのランキング一位だったスーツケースを置いておきますね・・・。

 

 

 


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