「君とキスしたことは後悔していない」
高校のころ『シザーハンズ』や『スリーピー・ホロウ』でファンになって以来、ジョニデ狂いだったちびぞうですが(頑張って英語でファンレターも書いたよ!返事はない!)、パイレーツの爆発的ヒットによりジョニーの知名度が上がると共に次第に心が冷めていき・・・(それでもPOTC1は劇場で7回観た)
不思議なものですね。「応援していた人が有名になると冷めてしまう心理」に名前はないんでしょうか(単にちびぞうの心が狭いだけ説)
近年のジョニーの映画は不作続きで・・・このツーリストのころはまだ劇場で追いかけよう!という気もあったんですけどね。『チャーリー・モルデカイ』辺りでだいぶガッカリしてしまいました。なんとか盛り返して欲しいところだけどなぁ。
昔からジョニーは「面白い作品に出よう」とか「俳優として成功しよう」みたいな気がなさそうなので、難しいなぁ~(稼ぐと言う意味では成功してるかもしれませんが、あんまり演技力を評価される人ではない)。
脱線した!!!
当時、「二大スター共演!!」のアオリで宣伝されていましたが、ちびぞうは特にアンジーが好きではないので・・・そこまで興奮した記憶もなく。確か、観てみたらポール・ベタニ―が出ていたので脳内で拍手喝采、二人が同じスクリーンに映っていることにニヤニヤしまくり「ジョニデとポールの共演!これが私的二大スターの共演だ!!」と思った記憶があります(笑)
パンフはこんな感じ
表紙がちょっと変わった紙質なんですよね、マットではなくザラついた感じというか。オシャレ。値段は30P税込み600円。中開きのページもあったり、舞台になったヴェネチアのスポットが紹介されてるページがGOOD!
【映画情報】
【原題】The Tourist
【制作国】アメリカ/フランス
【監督/脚色】フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
【脚色】クリストファー・マッカリー、ジュリアン・フェロウズ
【製作】グレアム・キング、ティム・ヘッディングトン、ロジャー・バーンバウム、ゲイリー・バーバー、ジョナサン・グリックマン
【製作総指揮】ロイド・フィリップス、バーマン・ナラフィ、オリヴィエ・クールソン、ロン・ハルバーン
【撮影監督】ジョン・シールASC,ACS
【プロダクションデザイン】ジョン・ハットマン
【編集】ジョー・ハッシングA.C.E、パトリシア・ロンメル
【衣装デザイナー】コリーン・アトウッド
【音楽】ジェームズ・ニュートン・ハワード
【出演([]内は役名)】
- アンジェリーナ・ジョリー[エリーズ・クリフトン・ワード]
- ジョニー・デップ[フランク・トゥーペロ]
- ポール・ベタニ―[ジョン・アチソン警部]
- ティモシー・ダルトン[ジョーンズ主任警部]
- スティーブン・バーコフ[レジナルド・ショー]
- ルーファス・シーウェル[英国人男性]
【公開日(日本)】2011年3月5日
【上映時間】103分
【配給】ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント
【映倫区分】G
【IMDB】6.0/10.0 (およそ195,000人の評価)
【あらすじ】
イタリアへ傷心旅行にやって来たアメリカ人のフランクは、ナゾの美女エリーズと運命的な出会いを果たす。しかし、彼女と恋に落ちたフランクは、いつしか巨大な陰謀に巻き込まれていく。【引用元:映画.com】
【感想(ネタバレするよ!)】
☆2.9/5.0
思ったよりは楽しめたかなー、という印象。
おおまかなストーリー
アレクサンダー・ピアースという国際指名手配されている金融犯罪者の男を捕まえるために、その恋人であるエリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)を監視するロンドン警察。ピアースは彼女に連絡を取り、「僕の体格によく似た男を見つけて話しかけ、彼を(警察に)僕だと思わせるんだ」と手紙を出す。エリーズは言われた通り、列車で冴えない旅行者フランク(ジョニデ)に声をかける。
フランクとエリーズは二人で過ごすうち、お互い惹かれあっていく。
ロンドン警察、パリ警察、そしてピアースに金を盗まれたギャングも追って来る。
エリーズはフランクに、彼をピアースに仕立て上げるために近付いたと告白するが、フランクは彼女と出会ったことを後悔していないと言う。しかしエリーズはフランクを逃がそうとする。
実はエリーズはロンドン警察庁の刑事だったが、ピアースを追ううちに彼を愛すようになってしまい、停職処分になっていたのだ。
ラスト、ピアースと思わしき男を逮捕するが、実はその男はピアースが手配した替え玉であった。冴えないツーリストと思われていたフランクこそがアレクサンダー・ピアース本人だった―――というどんでん返しを迎えてお話は終わる。
感想まとめ
思ったよりは楽しめたんですが、残念な点も多かった。
追っ手から逃げるシーンがやたらとチャチいこと、これはチャチいというより、ジョニーの逃げる姿がまんま「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック船長だったんですよねー。演じ分けして欲しかったなぁ・・・。
それから「ラストに大どんでん返し」と聞いていたので大体オチが読めてしまったこと、そしてジョニーが生粋のアメリカンだというイメージが強い私にとっては、今回の彼の役にはどうにも入り込めず、そこも残念だった。。
更に言えば日本人で「英国人と米国人の違い」に敏感に反応出来る人は少ないはず。この映画はやはりネイティブが観てより楽しめる仕様になっているな と感じました。
これが日本人の悲しいところ。
まぁでも普通にエンタメとして楽しめる映画なので、深い事はあまり考えない方がいいかも。
役者陣が好きでなければ、映画館でなくても良いかもしれない、そんな作品でした。まる。