”日本よ、これが映画だ”
っていうキャッチコピーが当時、相当に物議を醸していましたねー。ちびぞうはすごいキャッチコピーだと思いますこれ。色んな意味で人を惹きつけてる。
さてさて、アベンジャーズを復習しようのコーナーも、
- アイアンマン
- アイアンマン2
- インクレディブル・ハルク
- マイティ・ソー
- キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
の5本を経てようやくここに辿り着いた!!って感じですねー!
ついに全員そろってお祭りが始まるよ!!テンションアゲアゲで挑みましょう!!
ちなみに今作でフェイズ1(シーズン1みたいなもん)の最後のお話!ということになります!赤字にしている2本は今作と関りが深いので、マスト!な作品ですね。
ハルク役はエドワード・ノートンからマーク・ラファロに交代しています。個人的にはマーク・ラファロ大好きなので大満足(*’ω’*)
こちら↓もよろしければどうぞ!
【映画情報】
【原題】Marvel’s The Avengers
【制作国】アメリカ
【監督/脚本】ジョス・ウェドン
【原案】ザック・ペン、ジョス・ウェドン
【製作】ケビン・ファイギ
【製作総指揮】アラン・ファイン、アビ・アラド、ジョン・ファブロー、ルイス・デスポジート、パトリシア・ウィッチャー、スタン・リー
【撮影】シーマス・マッガーベイ
【美術】ジェームズ・チンランド
【衣装】アレクサンドラ・バーン
【編集】ジェフリー・フォード、リサ・ラセック
【音楽】アラン・シルベストリ
【主題歌】
【出演([]内は役名)】
- ロバート・ダウニー・Jr.[トニー・スターク/アイアンマン]
- クリス・エヴァンス[スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ]
- マーク・ラファロ[ブルース・バナー/ハルク]
- クリス・ヘムズワース[ソー]
- スカーレット・ヨハンソン[ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ]
- ジェレミー・レナ―[クリント・バートン/ホークアイ]
- サミュエル・L・ジャクソン[ニック・フューリー]
- トム・ヒドルストン[ロキ]
- クラーク・グレッグ[エージェント・コールソン]
- コビー・スマルダース[エージェント・マリア・ヒル]
- ステラン・スカルスガルド[エリック・セルヴィグ]
- グウィネス・パルトロウ[ペッパー・ポッツ]
- ポール・ベタニ―[ジャーヴィス(声)]
- ナタリー・ポートマン[ジェーン・フォスター(写真のみ)]
- イエジ―・スコリモフスキ[ゲオルギー・ルチコフ]
- スタン・リー[カメオ出演]
【公開日(日本)】2012年8月14日
【上映時間】144分
【配給】 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
【映倫区分】G
【MCU前作】キャップ誕生!映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』ネタバレ&感想
【MCU次作】アイアンマン3
【IMDB】8.1/10.0 (およそ1,091,350人の評価)
【あらすじ】
自ら開発したパワードスーツをまとったアイアンマンとして戦う、億万長者で天才発明家のトニー・スターク、70年間の眠りから覚めた伝説の戦士キャプテン・アメリカ、神の王の息子で神々の国アスガルドから追放されたソー、怒りにより巨人ハルクに変身する科学者ブルース・バナー、女スパイのブラック・ウィドウ、エリートエージェントで弓の達人ホークアイは、人類史上最大の敵の襲来に備えた「アベンジャーズ」として召集される。それぞれの戦いで心に傷を負っていた彼らは、チームとして戦うことを拒むが……。【引用元:映画.com】
【感想(結末までネタバレ!)】
☆3.5/5.0
ほんとに楽しいよ~~~~!!!!今作の見どころは主に
- バラバラな個性のヒーローたちが小競り合いしながらもまとまっていく
- 悪役に徹するのが楽しそうなロキたんがヤラれ役に転向!
- ホークアイのかっこいい出番がたっくさんあるよ!!!!!
この辺ですね!社長(アイアンマン)推しのちびぞう的にはキャップと対立を始める社長の小憎たらしさにも注目していただきたい!!!
おおまかなストーリー
コズミックキューブ(四次元キューブ”テッセラクト”)は70年前にキャップを捜索中のハワード・スタークが海の底から発見→シールドで保管していた。
マイティ・ソーのラストで次元のはざまに飛ばされたロキは異世界の軍チタウリの元にいた。
シールドの開発に関わるセドウィグ博士をロキが洗脳、セドウィグ博士はキューブを敵に渡す作戦に加担してしまう。
一方でロキはチタウリのお偉いさん(サノス)にマインドストーンと呼ばれるインフィニティストーンを先端に埋め込まれた杖をもらい、ロキの杖は強力なパワーと人の心を操る力を持つように!
シールドのエージェント・ホークアイも洗脳され、ロキと共に去ってしまう。
長官は「現時点で戦争になった」と言い、頓挫していたアベンジャーズ計画を再始動!メンバーを集める指示を出す。
コールソンはナターシャにハルクを呼んでくるように言う。
長官はキャップに作戦に参加するように促す。
社長はスタークタワーというアークリアクターを動力源にした高層ビルを建てていた。
ステルス仕様で消えられる巨大な船に、ナターシャ、社長、キャップ、ハルクが集合。
地上で暴れるロキを協力して捕まえようとするが、途中でソーが現れてロキを連れて行ってしまう。ソーは父オーディンに協力してもらって地球に来たらしい。兄としてロキを説得しようとしているとそこにアイアンマンが乱入。ソーとバトルがぼっ発するもキャップが途中で止めに入る。
大人しく船に捕まるロキ。ソーも船にやってくる。
シールドが極秘裏にキューブのパワーを使った武器を開発していたという事が発覚し、揉めまくるメンバーたち。(長官は”マイティ・ソー”でデストロイヤーがやってきた件で、地球でも武器を用意せざるをならなくなったと語っていた)
ブラックウィドウは巧みな話術でロキの目的がハルクだという事を引き出す。それも含め、ロキはアベンジャーズを内部崩壊させるのが目的だった。
船にホークアイが乗った敵船が近付き、攻撃を仕掛けてくる。爆発に巻き込まれたバナー博士がハルク化してナターシャを襲う!そこをソーが入ってきて助ける!ハルクは敵機に飛び移りそのまま船外へ・・・
キャップとアイアンマンは力を合わせて船の破損個所を直す!
ロキはソーを騙して檻から入れ違いで出る。ロキはコールソンを殺し、ソーの檻を船から落下させる。
ナターシャはホークアイを倒して捕まえ、洗脳から解く。
コールソンの死によってバラバラだったメンバーが団結し、最終決戦へ!
スタークタワーの原動力であるアークリアクターのパワーを利用し、異世界からチタウリの軍を地球へ呼び寄せる扉を開くセルヴィグ博士。
次々に押し寄せるチタウリ軍と、異世界のバケモノを力を合わせて倒すアベンジャーズ。
ロキをハルクがメッタメタにし、ロキの杖でナターシャが扉を閉めようとする。しかし、政府は核ミサイルを発射。
アイアンマンがミサイルを掴み一緒に異世界の扉をくぐる。ミサイルはチタウリ軍の本部?を爆破。その爆風に乗って扉が閉まるギリギリで地球へ戻ってくるアイアンマン。
全ての戦いが終わり、最後はロキとキューブをソーがアスガルドへ連れ帰る。
チタウリ軍を率いていたのはサノスだったー!というところで映画が終わる。
エンドロール後は、社長が空にできた穴から戻ってきたあとに言っていた「シャワルマで有名な店がある、一度食べてみたい」という台詞のお店に、アベンジャーズ全員で行って食べているシーンが観れます(笑)
全員へとへとに疲れ切っていて喋る気力もない・・・(笑)
とにかく掛け合いが楽しい
メンバーがいかにして一つになっていくか?という過程を楽しむのが本作の一番の見どころ。
- バナー博士が言った「ホーキング博士と同じくらい頭が良い」というたとえ話を理解できないキャップ
- 「もうこれ以上驚くことはないよ」と10ドル賭けたキャップがシールドの船に驚いて長官に10ドル払う場面
- 社長に「トナカイ野郎」と言われるロキたん
- 初めて会ったソーに「シェイクスピアの劇か?母親のたれ布を無断で着用?」とおちょくる社長。それに対して「鉄の男よ」と返して電撃をお見舞いするソー
- ロキを悪く言われてソーが「言葉に気をつけろ。彼はアスガルドの者、俺の弟だ」と言うが「彼は2日で80人殺した」と言われて「養子だ」と返す
- 社長がふざけてバナー博士に電気を流し「変身しないのか?」と言っているのを見ておこになったキャップ。怒られて「親父が話してた奴だ。凍らせとけば良かった」と言う。
- 洗脳されたことを申し訳なく思っているホークアイに、「私たちは魔法に対する訓練を受けていない(から気にするなの意)」と言うナターシャ
- ロキと何気ない会話で時間を稼ぐ社長がアベンジャーズのメンバーを「神様もどき」「生きた伝説のスーパーソルジャー」「怒りを抑えられない男」「暗殺者二人」と表現
- ラストバトルに駆けつけたハルクにキャップが「今なら怒って良い」と言うと「僕には秘密がある。いつも、怒ってる」と答えてハルク化!
ちびぞうがニヤっとしたのだけでもこんなに!!
仲違いを狙っていたロキの杖の影響もあったかもしれませんが、とにかくみんな最初は仲が悪い!小競り合いも含め、楽しい掛け合いがたっぷりあるので、ぜひ見逃さないようにしてください!
バトルシーンが最高!
ホークアイの弓の技術の凄さとか、カッコよさがすごくよくわかる!というのと、みんなそれぞれの個性を活かした戦い方をしていたり、強すぎるハルクとソーは一旦退場させられたり(笑)と、都合に合わせた脚本づくりも上手だと思います。
それと、敵との戦いだけでなく、例えばアイアンマンVSキャップの盾、だとかソーの電撃VSアイアンマン、ムジョルニアVSキャップの盾、ソーVSハルク、ブラックウィドウVSホークアイなどなど!!!仲間内でもけっこーーーーーやりあってるんですよ!!
こういう力の試し合いのようなものが見られるのも、初めてメンバーが集まる今作の大きな見どころの一つですよね!!!
ロキたんの悪役の見納め
2日で80人も殺したり、おっさんの目を抉ったり、みんな大好きコールソンを殺したりと悪行の限りを尽くしています。しかもとっても楽しそうです(笑)
しかし、彼は最後にハルクにぼろ雑巾のようにビッタンビッタンと振り回されボコボコにされて「あ、大物ぶってるけど小物だねそしてヘタレだね」とキャラの方向性が決定づけられてしまうんですよねー。なので、ここから先のロキたんは「お兄ちゃん大好きだけど精神不安定なツンデレ」としての才能を開花していきます。一応、ソーの続編でもまだいろいろと悪さしてますが、全然悪者っぽくないです。(ちびぞうはそこが大好き)
ダークワールドの方を観てから今作を観ると、あまりロキの悪役っぷりがしっくりこないかもしれませんね。悪役としての見納めなので、そこにも注目してあげて欲しい。
気になるところ
ホークアイ、ブラックウィドウに関しては単発作品も出ていませんので過去が詳しく描かれていませんが、今回は少しだけナターシャについて語られましたね。
おそらくスパイとして暗躍していたナターシャに目を付けたシールドがホークアイを派遣。しかしそこでホークアイを殺さなかった・・・から、彼に借りがある、というような話をしていました。
ついでに「ドレイコフの娘」「病院の火災」などのキーワードが出てきましたね。これは後々何かに絡んでくるかも。
それとコールソンさんの死については、初回鑑賞時も思いましたが、ちょっと長官のやり方が汚いんだよなぁ~~~~。コールソンさんは敵わないと知りつつロキに戦いを挑む。そして殺される。死ぬ前に「彼らがまとまるのはきっかけが必要だ」と言う。つまり、アベンジャーズのメンバーが一致団結するきっかけになるために自殺したようなもんなんですよね。
切ないシーンだけど、もうちょっと他に方法なかったのか・・・!と思うところもある。
しかも長官は「コールソンは君のアンティークカードにサインしてもらうことも出来なかった」と血だらけのカードをキャップに見せるけど、それはコールソンさんのロッカーに入っていたのをさも死んだ時に持ってたように長官が演出したんですよね!!!
この事実は何度考えてもドン引きですわ。コールソンのセリフがあるからまだ許せるけど、それがなかったら完全に彼の死を利用してるし、限度が過ぎてるよね・・・。
まとめ!
多少気になる部分もありますが、深いことはあまり考えてはいけないお祭り映画なので、本当に気楽に観て楽しんで頂ければな!と思います!
今作から観て、メンバーのそれぞれの映画に興味を持った!という人もいるみたいなので、今作からいきなり見てみる!というのも手ですね(*’ω’*)
シリーズ的には今回でフェイズ1が終了。フェイズ2は『アイアンマン3』がオープニングを飾ります。
お話も直結しているので、続けてぜひアイアンマン3も楽しんでください!!!
以上、ちびぞうでした!