「物語が完結しないからこそ、ヒーローが進化するんだ」
ちびぞうの父が定年してから始めた映画コレクション(今では七千本以上の映画がある)、通称”PAPAYA”の中にたまたま、ムービープラスで放送されたこちらのドキュメンタリーが『アベンジャーズ』の後に録画されていまして。
ウホこれはなんという幸運と思いつつ観ました!!!!!
このドキュメンタリーが放送されたのは2014年なので、少なくとも
- アイアンマン(2008/9/27)
- アイアンマン2(2010/6/11)
- インクレディブル・ハルク(2008/8/1)
- マイティ・ソー(2011/7/2)
- キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011/10/14)
- アベンジャーズ(2012/8/14)
- アイアンマン3(2013/4/26)
- マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014/2/1)
- キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014/4/19)
これらの映画については語られている可能性がありますので未見の作品があったら注意が必要ですね!
【映画情報】
【原題】Marvel Studios: Assembling a Universe
【制作国】アメリカ
【エグゼクティブ・プロデューサー】DAVE BUSHORE
【プロデューサー】BRAD BARUH
【COプロデューサー】ALEXIA NECOECHEA, CORINNA VISTAN, JASON HILLHOUSE
【編集】MEGHAN LEON, ADAM GALLAGHER, MICHAEL FALLAVOLLITA
【ナレーション】MEGHAN LEON, JASON HILLHOUSE
【アナウンサー】ジェフ・マクネイル
【音楽】ブライアン・タイラー
【出演】
- ロバート・ダウニー・Jr.
- スカーレット・ヨハンソン
- サミュエル・L・ジャクソン
- グウィネス・パルトロウ
- クラーク・グレッグ
- クリス・ヘムズワース
- クリス・エヴァンス
- トム・ヒドルストン
- ジェレミー・レナ―
- マーク・ラファロ
- ドミニク・クーパー
- ロバート・レッドフォード
- アンソニー・マッキー
- クリス・プラット
- ボビー・モイニハン
- トム・モレロ
- ケヴィン・ファイギ
- アラン・ファイン
- ジェフ・ブーシェ
- ジョー・カザーダ
- ダン・バックレー
- ジェレミー・ラッチャム
- ジョン・ファブロー
- ジョス・ウェドン
- スティーブン・ブルサード
- ルイス・デスポジート
- ルイス・レテリエ
- アクセル・アロンソ
- ケネス・ブラナ―
- クレイグ・カイル
- ジョー・ジョンストン
- クリス・ハードウィック
- シェーン・ブラック
- アラン・タイラー
- ブラッド・ウィンダーバウム
【公開日(アメリカ)】2014年3月18日
【上映時間】44分
【放送】アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー(ABC)
【IMDB】7.8/10.0 (およそ800人の評価)
【あらすじ】
サンディエゴ『コミコン2006』にて、マーベルのヒーロー達が一堂に会する「クロスオーバー」作品の計画が示唆された。アイアンマンことロバート・ダウニー・Jr.を始め、スカーレット・ヨハンソンやサミュエル・L・ジャクソンら豪華出演陣、そして製作陣のインタビュー映像、スクリーンテストの様子など、『アベンジャーズ』がいかにして成功したか、そして今後の作品にどう繋がったいくかの製作秘話が語られるドキュメンタリー。
【感想】
☆‐/5.0
「私がアイアンマンだ」
トニー・スタークの言葉で壮大な物語は始まった。
”ユニバース”という一つの世界に、各作品の英雄(ヒーロー)や悪党(ヴィラン)を共存させる構想だ。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)はどんなふうに始まったのか?
『アイアンマン』の成功から『マイティ・ソー』、『キャプテン・アメリカ』へと続き、この三本から『アベンジャーズ』へとどう繋げていくのか?
そして『アイアンマン3』フェイズ2へ、集まったキャラクターをどう個別の作品に還していくか。
などなどが製作陣や豪華キャストのインタビューで語られています。
序盤で語られた製作秘話をちょろっと紹介すると・・・
- 人気ヒーローが使えないという状況の中で、新たな作品を作ることに。題材が山ほどある中で、どのヒーローを選ぶかがポイントだった。
まずは二本、見せ所の多い「ハルク」と内容とコンセプトの良い「アイアンマン」が作られることになった。 - 『アイアンマン』はスタジオ初の自主製作作品で、借金をして作った。失敗したら倒産の可能性もあった
- 最初は30人の脚本家に断られたらしい!粘り強く「60年の歴史を持つマーベルの代表作だ」と依頼を続けたが、断られ続けた。
- トニー役がロバート・ダウニー・Jr.に決まり原作ファンも大絶賛。MCUへの参加はロバートにとっては過去の罪への償いでもあった。
というのも、ロバートは過去に薬物依存に苦しんでいたんですよね。原作コミックのアイアンマンことトニーも、アルコール依存症を抱えているキャラクターだったので、そういう共通性でもファンは興味を示したのかな。 - グウィネス・パルトロウがジョン・ファブロー監督の元を初めて訪れた時、立派な役者が集まったという感動に彼は泣いてしまった。すると集まったスタッフもみんな泣き出した。「これから凄いものを作るんだ」という雰囲気があった。
- ニック・フューリー役はサミュエルの事務所に売り込まれて決まった。かつてニック・フューリーの役はコミックでは白人だったがある時から黒人に変わった。それが、サミュエルをモデルにしているとすぐに彼は分かったらしい。
- 『アイアンマン』の撮影終了後、一週間だけ休み『インクレディブル・ハルク』の撮影に入った。
などなど。
その他、スクリーンテストの様子もチラりと見れたり(*’ω’*)
フィル・コールソンやエージェント・カーター、マンダリンのその後などにスポットを当てた『マーベル・ワンショット』というビデオ短編シリーズ(MCU作品のブルーレイに収録されているらしいよ!)と、ドラマについての紹介やインタビューもありますよーーーー!
まとめ
映画?というかテレビ番組的なものだと思うので今回は点数はつけてません。
ちびぞうは「アイアンマンは人間の心の闇を反映しつつ、乗り越えられるという希望を与えてくれる」とグウィネス・パルトロウが語っていたところで、まさにそう!!そこが良いの!!と大興奮していました(笑)恋人であるペッパー役のグウィネスがアイアンマンを深く理解してるって知れるのも嬉しいですね!!
『マーベル・ワンショット』は未チェックというかこのドキュメンタリーで初めて存在を知ったので驚き・・・ブルーレイそんなに観る機会がないので(;;)DVDにも付けてくれよう(;;)となりました。
ドラマはタイトルが出なかったけど多分『エージェント・オブ・シールド』のことかな。こちらも全くチェックしていなかったので機会があれば観たい・・・。
MCUで活躍中の俳優さんたちも総出演でインタビューに答えていますし、ファンには堪らないドキュメンタリーでした(*’ω’*)