“未来はいらない、年金を返せ!”
どうもちびぞう(@cbz_ewe)です!
皆さん!!
マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、アラン・アーキンの三名が主演しているクライムコメディですよ!!!!
彼らの平均年齢はなんと82歳!!!
しかも全員オスカー俳優、大御所中の大御所です。マイケル・ケインは最近『キングスマン』にも出ていましたね!なんとなく悪役で目にすることが多い俳優さんです。
モーガン・フリーマンはもう知らぬ人はおらん!くらい有名なのではないでしょうか。ちびぞうはアラン・アーキンのファンなので(『リトル・ミス・サンシャイン』のおじいさん役で認識)借りて観ました!
【映画情報】
【原題】Going in Style
【制作国】アメリカ
【監督】ザック・ブラフ
【脚本】セオドア・メルフィ
【オリジナル脚本】マーティン・ブレスト
【製作】ドナルド・デ・ライン
【製作総指揮】トビー・エメリッヒ、サミュエル・J・ブラウン、マイケル・ディスコ、アンドリュー・ハース、ジョナサン・マッコイ、トニー・ビル、ブルース・バーマン
【撮影】ロドニー・チャーターズ
【美術】アン・ロス
【衣装】ゲイリー・ジョーンズ
【編集】マイロン・カースティン
【音楽】ロブ・シモンセン
【出演([]内は役名)】
- モーガン・フリーマン[ウィリー・デイビス]
- マイケル・ケイン[ジョー・ハーディング]
- アラン・アーキン[アルバート・ガードナー]
- アン=マーグレット[アニー・サントーリ]
- ピーター・セラフィノウィッツ[マーフィー]
- ジョン・オーティス[ヘスース]
- ジョーイ・キング[ブルックリン・ハーディング]
- クリストファー・ロイド[ミルトン・カップチャク]
- キーナン・トンプソン[キース・ショーンフェルド]
- マット・ディロン[アーロン・ヘイマー捜査官]
【公開日(日本)】2017年6月24日
【上映時間】96分
【配給】ワーナー・ブラザース
【映倫区分】PG12
【IMDB】6.6/10.0 (およそ55,540人の評価)
【あらすじ】
ウィリー、ジョー、アルの3人は平和な老後生活を送っていたが、40年以上勤めていた会社の合併によって大きく変わってしまう。突然の年金打ち切りで会社から見放され、銀行からも冷たくあしらわれてしまった彼らは、今までの生活を取り戻し、家族と幸せに暮らすため、まさかの銀行強盗という命がけの大勝負を決意する。【引用元:映画.com】
【感想(ネタバレもするよ!)】
☆3.0/5.0
年金もない、銀行も助けてくれない、家も差し押さえられてしまう。そんな最悪な時、運悪く銀行強盗の場面に遭遇してしまうジョー(マイケル・ケイン)。
その時、彼の脳裏にある作戦が閃いた!!!!!
「そうだ!年金分の金を銀行から強奪してやろう!!!」
普段から仲良くしている友人二人を誘って銀行強盗の計画を立てるジョー・・・!
まずは練習だ!近所のスーパーで万引きするぞ!!!
こんな感じの、けっこう軽いノリで老人3人が銀行強盗を計画するクライムコメディ。
原題の意味とは?
原題は”Going in Style”。「このスタイルでいこう」「かっこよくいこう」みたいな感じの雰囲気だと思うんですが、ちびぞう的には「これが俺たちのやり方(生き方)!」って感じの意味合いに取りました。
年を重ねて、「関節痛や痛風、帯状疱疹しか持つものがない・・・」としょぼくれた老後を送っていた3人がこの作品の中できらめきだすというか、おそらく最後になるであろう冒険を通して友情や愛、生き方を再発見するというか。それがよく表されてる原題ですよね!
はじめてのお使いをもじったこの邦題は・・・うーん。元々の意味合いを表現できてるかは別として、可愛らしくてドタバタする内容に対して嘘はついてなくて、日本人に馴染みあるし分かりやすくてこれはこれで良いと思います。
おじいちゃんたち本当に頑張ってる
スーパーで服の中に商品を次々と詰め込んでる場面とか、パッと見で服が膨らんでるのが分かるし、しかも逃亡用の車に置いてきた仲間がいなくなってるから仕方なく近場にいたおばあさんが乗ってた電動カートを奪ってそれで逃げようとするし(笑)そのカートのカゴの部分に乗せられて運ばれるアラン・アーキンとか(笑)
じーさんだからって万引きも注意だけで許されちゃうし(笑)
孫の写真が背景に入れられた腕時計をつけながら銀行強盗して、それが原因で見つかりそうになるヒヤヒヤな展開とか(笑)
大御所俳優さんたちが、本当にアホな事をしてる絵面が信じられないし面白いし可愛い!
この年になっても馬鹿が出来るというか役者という仕事に対して真摯というか、本当に尊敬できますよね。
まとめ
クスクス笑える場面もあれば、ウルッと感動できるところもある。
しかも、ジーサンズだけでなく周囲の人たちも巻き込んで幸せにしていく感じがいい。
クライムコメディだけどコメディだから誰も傷付けないし、とても気軽に観れるところもよき。
何気に伏線が張られていて「えっ!あの時の強盗ってこいつなの(笑)」みたいな忘れていた部分があとでちゃんと回収されたり、お約束をしっかりと守りつつしっかりと作られている、という感じ。
地味にしっかりアリバイ作りをしていたり、アリバイを証明するじいさんが既にボケてたりとブラックジョークも満載です!
ちびぞう的にはこれだけの役者さんがドタバタしているだけで十分楽しい!
本当に長生きして欲しいよ!!!!!(何の話)
画像引用元:映画.com