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世界一有名なうさぎの初・映画化!『ピーターラビット』ネタバレ&感想

ケンカするほど、好きになる。

観て来ましたー!!!ちびぞう(@cbz_ewe)です!

世界一有名なうさぎ、「ピーターラビット」初の実写映画です!

主演には『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』『スター・ウォーズ』新章のドーナル・グリーソン!ちびぞうはハリポタのロンのお兄さんビル役で知った好きな俳優さんです。最近だと『バリー・シール/アメリカをはめた男』にも出演していましたね~!

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監督は『ANNIE/アニー』のウィル・グラック。

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実はこの映画、最初に公開された予告編が日本版と海外版ではだいぶ内容が違うって話題になってたんですよね~。海外版だとけっこうブラックジョークが効いてるというか、エグそうな内容が見え隠れするというか。原作のピーターラビットの絵本は読んだことがないんですが、なんとなくのイメージは持っていました。でもそれとは全く印象が違う!!

そこにちびぞうは興味を惹かれたんですが、それが評判にはどう影響しているんでしょうかね。

日本版予告↓(正直これだけだと内容サッパリですね・・・)

海外版↓

パンフレットはこんな感じ。

21cm×15cmの小さめサイズ。ターコイズブルーにボタニカルな植物柄があしらわれてタイトルが金の箔押しされているオシャレ!!なデザイン。34Pで税抜き667円。
ちょっとボリューム少なめですかね~~~
ピータラビットの豆知識のページが楽しい!

【映画情報】

【原題】Peter Rabbit
【制作国】アメリカ、オーストラリア、イギリス
【監督】ウィル・グラック
【原案&脚本】ロブ・ライバー、ウィル・グラック
【原作】ビアトリクス・ポター「ピーターラビット」
【製作】ウィル・グラック、ザレー・ナルバンディアン
【製作総指揮】ダグ・ベルグラッド、ジョディ・ヒルデブランド、キャサリン・ビショップ、スーザン・ボルゾーバー、エマ・トッピング、ロブ・ライバー、ジェイソン・ラスト、ジョナサン・フルゾンスキ
【撮影】ピーター・メンジース・Jr.
【プロダクション・デザイン】ロジャー・フォード
【編集】クリスチャン・ガザル、ジョナサン・タピン
【出演([]内は役名)】

  • ジェームズ・コーデン(千葉雄大)[ピーターラビット]
  • ドーナル・グリーソン(浅沼晋太郎)[トーマス・マクレガー/ジェレミー・フィッシャー]
  • ローズ・バーン(渋谷はるか)[ビア]
  • マーゴット・ロビー(清水理沙)[フロプシー/語り手]
  • エリザベス・デビッキ(木下紗華)[モプシー]
  • デイジー・リドリー(下田レイ)[カトンテール]
  • シーア(堀越真己)[ティギーおばさん]
  • コリン・ムーディ(吉田ウーロン太)[ベンジャミン・バニー]
  • ローズ・バーン(雨蘭咲木子)[ジマイマ・パドルダック]
  • サム・ニール(糸博)[マクレガーおじさん/トミー・ブロック]
  • フェイサル・バッジ(青山穣)[ミスター・トッド]

【公開日(日本)】2018年5月18日
【上映時間】95分
【配給】ソニー・ピクチャーズエンタテイメント
【映倫区分】G
【IMDB】6.6/10.0  (およそ13,900人の評価)

【あらすじ】

たくさんの仲間に囲まれ、画家のビアという優しい親友もいるウサギのピーター。ある日、ビアのお隣さんとして大都会のロンドンから潔癖症のマグレガーが引っ越してくる。マグレガーの登場により、ピーターの幸せな生活は一変。動物たちを追い払いたいマグレガーとピーターの争いは日に日にエスカレートしていき、ビアをめぐる恋心も絡んで事態は大騒動に発展していく。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレするよ!)】

☆3.0/5.0

まぁまぁ、面白い!

あとうさぎ(というか動物たち)が凄く可愛い!!!

あとネタバレするよ!!!って書いたけどもネタバレというほどのストーリーは特になし(笑)

ピーターラビットと新しくやってきた隣人のマクレガーとのいざこざ大戦争、そしてピーターラビットの友人であり母親のような存在でもあったビアとマクレガーの恋模様、ビアとマクレガーに嫉妬したピーターの大暴走!という感じですね。主に。

キャラがはっちゃけてて楽しい!

ストーリーはふつーーーーーーーーなんですけど、とにかくキャラクター達の個性的でコミカルな掛け合いが楽しい。

それから、ブラックジョークもモリモリで、やりたい放題な戦争っぷりが容赦なくて楽しい。

ネズミ捕獲用の仕掛けで手を挟まれたり、電気が仕掛けられたドアノブ触って吹っ飛んだり、アレルギーであるブラックベリーを食べさせられたりと散々な扱いをされているマクレガー(ドーナル・グリーソン)が本当に悲惨!!なんですけどすごくコミカルな演技で笑えます
(ブラックベリーを使ったアナフィラキシーショックの描写はアレルギー患者から猛抗議を受けて製作側が謝罪したというアレなシーンです・・・という説明だけでライン越えちゃってる感は伝わると思う)

このマクレガーの演技はCGの動物相手に大暴れしているので、ほぼ一人芝居なんですよね(笑)
ハエが主人公のインド映画『マッキー』でも敵役がCGのハエ相手に大暴れの一人芝居をしているので、なんとなく思い出しました(笑)
そう考えると本当に役者ってすごい。

大戦争の最後にはダイナマイトを使った爆破シーンがあったりして、本当にやりたい放題です。

なんだろう、『ホームアローン』シリーズに似てます。
人間に対する痛めつけ方がハンパないけど、実際に骨が折れたり血が出たり死人が出たりするようなことはないっていう。

メタ的な描写のギャグも

メタ的な、というのはつまり、劇中のキャラクターが「これは映画だよ」と分かってて発言したりすることなんですが(『デッドプール』も観客に話しかけてきたりしますよね)、冒頭から鳥たちがミュージカル映画かのように歌い出し、彼らにピーターがぶつかって歌をやめさせ

「これはそういう映画じゃないんで」

ってナレーションが入ったりするんですよ(笑)

それから、ウサギたちを殺そうとしていたと知ったビアと破局したマクレガーを反省したピーターが説得しにロンドンに行き、彼と一緒に故郷へ帰るシーンも、

「大体こういう映画ではここらへんは上手くいくって決まってるんで、ハイライトだけご覧ください」

とかいってロンドンから戻るシーンをダイジェストで映されるのも笑えました。

鹿はヘッドライトに固まる

思い切り脱線して雑学的な豆知識が増えた話なんですが。

劇中で鹿のキャラクターが車のライトに照らされて道の真ん中で「まぶしぃ・・・」と言いながら固まってしまうという場面が2回くらいありました。すごい笑ったんですけど、これって実際の鹿の習性なのかなーと思い調べてみました。

こちらのDEER INFOさんで興味深い記事がありました。
鹿と車の衝突事故を防ぐ運転方法4つのコツ
(世の中には色んなサイトさんがあるなぁ・・・)

本当に固まってしまう鹿が多いようで。
ファンタジーで吹っ飛んだ世界観のようで、ちゃんと実際の動物の特性はしっかり押さえてる・・・!という感じっぽいですね(笑)

脱線終わり。

まとめ

今までピーターラビットに持っていたほのぼのとしたイメージが崩壊させられるやりたい放題さが、熱心な原作ファンの方々には憤慨の元になるかもしれませんし、おふざけのやりすぎ感に拒絶反応が出る人も中にはいるでしょう。

ちびぞうはなんとなくブラックでエグい内容を予想して「決してかわいいだけではないトリッキーな映画だ」と思って観に行ったのでそんなに気になりませんでしたが、冒頭で紹介した日本版のほのぼの予告だけを観て劇場に向かった人はドびっくりしてしまうかもしれませんねー。(ラブストーリーの部分もそんなにないし)

全体を通して考えると、無理して劇場で観なくてもいいかな~という感じにまとまりましたが、あのうさぎたちの踊ったり歌ったりキャッキャッウフフする可愛いシーンは本当に楽しいので、「可愛い!!」と思ったひとは損しないと思います。

 

 


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